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ニコンプラザ東京で3種類のNIKKOR Z 35mmを試してみた

週末土曜日、久しぶりにニコンプラザ東京に行ってきました。じっくりレンズを試せますからね。

試したかったのは、新しいNIKKOR Z 35mm f/1.2 Sです。何せ、これの光学設計者は50mm f/1.2 Sと同じ方のようですからね。
そして普段使っているf/1.8 Sとの比較もできました。

サイズ感がほぼ同じf/1.4とf/1.8 S、その倍近い全長のf/1.2 S

同じ35mmが3種類も! Nikon Zマウントで最初に発売されたf/1.8 S、その後f/1.4とさらに明るいのにコンパクトなレンズが登場(ただし非S Lineレンズ)、そして今回NIKKOR史上もっとも明るい35mm f/1.2 Sが発売されました。

では試してみましょう。後ボケと前ボケを比較してみました。いずれも各レンズの絞り開放です。手持ち撮影なので厳密な同じ構図ではないのはご容赦ください。

NIKKOR Z 35mm f/1.2 S

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

NIKKOR Z 35mm f/1.4

それぞれの特徴や個性がよく出ていると思いますね。

まずf/1.2 Sですが、大きく太いレンズながら、その大きさよりは重量を感じませんでした。とはいえ重量は1,060gもあり、これはf1.8 Sの370gの3倍近い重量です。普段持ちするには大きく重いレンズではあります。それだけに撮影に持ち出すには相応の気合は必要でしょう。
しかしの描写は圧巻で、前ボケも後ボケも見事です。35mmでここまでボケを出せるとは! 特に前ボケの柔らかさと非点収差のなさが見事です

次にf1.8 Sですが、3本の中で最もボケ量は少ない(当たり前)ですが、ボケの質感そのものは悪くないですね。2018年のZマウントカメラとともに発売された最も古いZマウントレンズではありますが、その描写力は健在です。そしてこの3本の中で重量や大きさ、価格と描、最もバランスが良いレンズであることも確認できました。f/1.2 Sはこのレンズの3.5倍もの価格です。f/1.2のインパクトは大きいですが、その価格差と大きさを考えると、このf/1.8 S配膳魅力のあるレンズだと思いますね。

最後にf/1.4です。このレンズのみ特に描写にこだわったS-Lineレンズではないので、名称末尾に「S」が入りません。ただf/1.4のは魅力でしょう。f/1.8 Sよりも少し安価なのも、どちらを買うか迷われている方も多いでしょうね。ただ、S-Lineではないので、例えばレンズにAF/MF切り替えスイッチすらなく、質感もS-Lineレンズより劣りますね。
ボケ量はf/1.4らしいのですが、そのボケの質がS-Line2本とは明らかに異なります。球面収差や非点収差による影響が見られ、ボケ方はやや古いレンズを思わせますね。特に写真右の前ボケが、非点収差によるものと思われるぐるぐるボケの傾向が見られますね。また、ライトの光のフチに色づきも見られます。
とはいえ、解像力そのものは良いですし、一眼レフ時代の基準だったら、まあこんなもんでしょうと言われるでしょうね。多分、一眼レフ用で最も明るい35mmだったAI Nikkor 35mm f/1.4Sよりもトータルでの描写は上でしょう。なのにAFで安いのだからびっくりですね。

この3本試せてよかったです。f/1.2 Sにあこがれを抱きますが、やはり普段使いしやすいのはf/1.8 Sだと再認識した次第でもあります。でもこの35mm f/1.2 Sはいつか欲しいし、50mm f/1.2 Sとも迷うところです。今となっては50mm f/1.2 Sの値段も決して高くないですからね。


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無償版Davinci Resolveで動画のゴミを目立たなくする

先週の入間基地一般公開ですが、カメラは2台、Nikon Z9Z8を持って行ったのですが、NIKKOR Z 24-200mmを着けたZ8で動画とスチル撮影を行いました。
最近Z9ばかり使っていたので、久しぶりにZ8も持ち出したのですが、大失敗だったのが、ゴミがセンサに多く付着していたこと。
事前にテスト撮影を怠った自分が悪いのですが…

大失敗!動画にゴミがたくさん入ってしまった…

スチルはLightroom ClassicでもNikon純正のNX Studioでもゴミ取り機能があるので何とかなりますが、問題は動画です。
動画のゴミ取りって簡単じゃないよねぇ、実はDavinci ResolveにはResolveFXにダストバスターなどの埃除去機能もありますが、これらは有償版でのみ使用可能となっています。

では無償版ではどうすればいいか、1つは周辺の画像をコピーする方法で、Photoshopなどの画像編集ソフトで言うところのスタンプツールのようなものです。
以下のブログに詳しく書かれています。

https://ue4player1.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
https://vook.vc/n/644

ただ、この方法は動画に動きが少ない場合や、周辺の色の変化が少ないシチュエーションに限られます。
私が使ったのはぼかしツールであるブラー(ガウス)です。

カラータブからFXエフェクトを選択すると表示される

まずはシリアルノードを追加します。次に9. ResolveFX ブラーからブラー(ガウス) をドロップします。

シリアルノード03にブラー(ガウス)をドロップして割当る
割り当てただけでは画面全体にブラー(ガウス)が適用されてしまう

このままだと画面全体がガウスぼかしになってしまうので、ウインドウから「円形」のボタンを押します。


すると、円形で囲われた部分のみにブラー(ガウス)が適用されます。
あとはこのサークルをゴミの場所に移動させ、サイズを調整します。

サークルをゴミの写っているところへ移動させ、サイズを調整する

この円形は1箇所だけでなく、何個でも追加できるので、今回は特に目立つ4箇所にこのブラー(ガウス)を割り当てました。

4箇所にブラー(ガウス)を割り当ててみました

今回は複数個所ゴミが写り込んでしまいましたが、幸いどこも背景がちょうど雲り空になっている部分がほとんどだったので、ぼかしがあまり気にならない範疇でした。
一瞬被写体(ここではC-1輸送機)がかぶってしまう場面では、その部分がぼやけてしまいますが、一瞬なのであまり気にならないですかね。
ぼかしも強すぎると弊害があるので、今回はわずかに映り込みがわかるかな、程度のぼかしにとどめておきました。
ゴミは基本イメージセンサの手振れ補正で多少動く程度で、同じ場所にずっと存在するため、編集としては場所をしてあげるだけで、モザイク処理のように人が動くとそれに追従、ということをさせる必要がないです。
これである程度ごまかせたようです。また、今回はすべてのカットで同じ場所にゴミが映り込んでいるので、ここで作成したブラー(ガウス)を割り当てたシリアルノードは他のカットにも採用しました

各カット1つ1つに同じブラー(ガウス)を割り当てるには、最初に作成したブラー(ガウス)のりシリアルノードを「共有ノードとして保存」することで、他のカットにも簡単に割り当てられます。

作ったシリアルノードを他のカットに割り当てるには共有ノードとして保存を選択する

共有ノードを作成したら、適当に名前を割り当てられるので、あとは他のカットにもこのノードを追加するだけです。これはカラーグレーディングなどにも応用できます。

作ったノードは「ブラーガウス埃除去」と命名して他のカットにもコピー

これを出力させた結果が、先日アップした動画になります。

やり方はいろいろあると思いますが、動画の状況によっては、こうした無料でもできる機能で何とかなる、というお話でした。
ああ、でもやっぱりいつかは有償版にしたいなぁ。

次回撮影時には、事前にセンサの状態を確認するようにし、本当に気を付けなければ…


話は変わりますが、Nikonがついに公式HPでNikon Zシリーズの半角スペースを無くし、全てZの後の数字との間のスペースを全機種で削除しました。
例えばNikon Z 9→Nikon Z9になっています。

Nikon Z6IIIではデビュー当初からスペースが入っていなかったので、ここから変更するようにしたのでしょうけど、従来機種も表記変更したようですね。
思えばなぜ半角スペースを入れていたのかが不明ですが、今回見直したのはネット検索でも検索しづらいなどのあったのでしょうね。

Nikonは過去にもFマウントレンズのカタログ表記を何度か変えたりしていて、あまりポリシーがないのか、分かりづらいから変えようと思ったのかわかりませんが、ちょっといい加減な気がしないでもないですね。

90年代のレンズが2000年代になって表記が変わったなんてのもありましたね。F値もF2.8がf/2.8になったり。こっちが気をつけて書いていると公式のほうがブレブレだった。
名前はきちんとポリシーと命名規則を設けたほうが良いと思いますが、FマウントではMicro-NikkorだったのがNIKKOR MCと余計分かりづらくなったりもしていて、何がなんだか。

なお、ブログのタグのNikon Z 9やZ 8は、ここで半角スペースなしに変えてしまうと、別のものとしてカテゴライズされるので、あえてそのままにしておきます。
数十年後、半角があるかないか論争にならないかしら(笑

【Cantine Pirovano】Petaloso Demi Sec White Sparkling ペタローソ・ドゥミ・セック ホワイト・スパークリング

ワイン系はどうもタイトルが長すぎていかんな(笑
ということで珍しくスパークリングワイン。ワインは好きですが、知識がまったくないのと種類が尋常じゃなく多いので、普段飲んででもあまり紹介はしないんですけどね。
これは甘い系でもスッキリして飲みやすかったので。

【Cantine Pirovano】Petaloso Demi Sec White Sparkling ペタローソ・ドゥミ・セック ホワイト・スパークリング

日本酒は専門店で買いますが、ワインはだいたい買うのはKALDIです。全国どこにでもあるし、品揃えも庶民価格の中でと厳選してあるし。
妻が普段スパークリングは甘いのが好みで、これと同じ銘柄のもっと甘いのもあったのですが、こちらはやや甘口。これなら甘すぎず自分も行けるかな、と思い買ってみました。

【Cantine Pirovano】Petaloso Demi Sec White Sparkling ペタローソ・ドゥミ・セック ホワイト・スパークリング

スパークリングの白は辛口が多いですが、やや甘口ってのは案外あるようでないです。だいたい辛口かやや辛口、次に甘口が多い印象ですが、どうでしょう? ワインに詳しくないのでわかりませんが。

黄金色が美味しそう

注ぐと香りは洋梨を思わせる爽やかな瑞々しい甘みを感じさせます。
口に含むと、甘口だけどそこまで甘味は強くはなく、さっぱり系ですね。酸味は薄め、タンニンの渋みはほぼ感じません。ふわっと広がる甘み、そしてさっと引きも良いです。口当たりが良く飲みやすくて、それなりにワインらしいアタックもあり。フルーティですが、それが強すぎないのが良いです。
この値段の甘口スパークリングでかなり好きかも。甘いだけのスパークリングはそれなりにあれど、ここまで後に引かない甘口はなかなか良いですね。

KALDIで買えるので、ぜひお店を覗いてみてくださいね。

TOPEAKのラックにRedlite® Auraを取り付けてみた

TOPEAK Redlite® Aura

通勤兼撮影用に持つ運搬車として活躍中のクロスバイク、KhodaaBloomのRAIL DISK EX LIMITEDですが、夜間走行の安全性を考えて…というかリアに搭載しているラック(荷台)のリアにせっかくリフレクターやテールライト取付可能となっているため、テールライトを取り付けてみました。

他メーカー含めいろいろ出ていて、最近はUSB充電がトレンドですが、使用時間などを考えると安価なボタン電池のモデルで十分かなと思い、ラックに取り付け適合されているRedkite® Auraにしてみました。

電池はCR2032を2個使用で、点灯60時間、点滅120時間使用可能

ラックへの取付はねじ1本で出来ますが、ドライバーを入れづらいので、できればラックと同時に購入して先にラックに取り付けたほうが取り付けはしやすいですね。

点滅と点灯を選べて、点滅なら120時間、点灯で60時間持つそうです。
自分の使い方だと、夜の通勤や親子スイミングの帰り道で、せいぜい1日15分程度しか点灯(点滅で使っていますが)しないので、計算上は1年半程度使えることになります。
USB充電モデルより使用時間も長いし、点灯させなくてもリフレクターとして機能するし、電池交換頻度は自分の使い方では多くなさそうなので、安価なこれで十分かなと思いました。
またこのモデルは安価ですが、真横からでも視認できるのが特徴です。実用的ですね。輝度は十分かなと思っています。
リフレクターになるタイプゆえに、やや面積が大きく、特段スタイリッシュでもないですが、出っ張りが少なくテールライトとしての機能は問題ないでしょう。

特段高価でもないクロスバイクですが、カスタマイズで少しずつ仕上がってきて愛着も出てきますね。
次はレンズバッグを簡単に搭載する方法を考え中です。せっかくラックがTOPEAKのクイックトラックMTX2.0対応なので、これを活用するか、あるいはパニアバッグのようにサイド取り付けできるような金具を作るかですかね。


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入間基地一般開放 25/3/8 C-1 & EC-1 FOREVER

先日土曜日、息子と2人で入間基地一般開放に行ってきました。

入間基地の北門にて

この時期のこうしたイベントは初めて? C-1輸送機とEC-1電子戦訓練機は今年度で退役となるため、最後に一般公開でスペシャルマーキングした機体をお披露目したわけですが、毎年11月3日の入間航空祭とは別に、こうした機会を設けてくれるのは嬉しいですね。

雪も少しちらつく天気で寒かった~。

息子が撮った写真、カメラはCOOLPIX W100で、画質はそれなりだけど、わりかしよく撮れていますね。
かなり混んでいたので、自分は引きの画で。

今回は建物2階からも撮れました。このアングルもよいですね~

そしてXで募集していた写真がまさかタイル絵みたいに使われているとは! なかなかのアイディアですね。

この日はかなり寒くて、息子は早々に寒い寒いと。なので、あまりこれと言った写真は撮れていないです。こういうときは1人のほうが動きやすいですね。

C-1とEC-1はこの日は地上滑走(ハイスピードタキシー)のみで飛ぶ予定はありませんでしたが、それとは関係なくC-2輸送機が飛来し、そして飛んでいきました。そういやHPに予定入っていましたね。

新旧コラボで撮れました。

数少ない撮影時点で現役機の030号機は、格納庫の扉を開いていました。C-2輸送機に比べると小さいですね。
この日は昨年の入間航空祭のフライトをもって退役した031号機や、YS-11EA/EBも展示されていましたが、息子がもう寒がっていて連れ回すのもかわいそうなので、撮影はできなかったです。まあ去年散々見たので。YS-11EBはもうしばらくは飛ぶでしょうし。

そしていよいよハイスピードタキシー。ここは観客も多くて写真はまともに撮れなさそうだったので、動画で撮りました。

腕が辛いので一脚を使ったけど、観客越しなので高さが足りず、腕がつるぅ~。ちょっとブレブレフレーミングはご容赦ください。

最後に放水シャワーを浴びて…

上の写真は動画切り出しです。感無量ですね~。

この並びを見られただけで満足です。
この後入間太鼓の展示もありましたが、もう息子が寒くてブルブルしているので先に失礼させていただきました。
お会いした皆様、お疲れ様でした。そして入間基地の皆様、ありがとうございました。
もう002号機が上がることはないのかな? ここのところ忙しく、飛ぶ姿を見られなかったのは残念ですが、機会があればなぁ…

マンホールはC-2輸送機だ!

C-1輸送機よ永遠なれ

これから入間基地に行ってきます。

C-1輸送機も半世紀以上を経て、いよいよ今月が現役機ラストです。

2014年の入間航空祭より

同時期に導入されたF-4EJファントムII戦闘機よりもさらに長く運用されてきましたが、もうその勇姿を見る機会も残り少なくなりました。
今日は天気が心配なのと、予定の関係で最後まではいられないけど、楽しんできたいと思います。

天気! どうか崩れないで!

今更ながら、Nissin MG8000のアウトレット品を買ってみた

Nissinの元祖マシンガンストロボであるMG8000、現行品のMG80Proの先代にあたるモデルのアウトレット品を購入しました。

Nissin Di866 MarkII(左)とアウトレット購入のMG8000


アウトレット品と言ってもほぼ新品と差し支えない場合もありますが、これに関しては保証なしの実質中古ですね。外装も傷があり、使った形跡のあるものです。恐らくデモ用なんかで使われていたものでしょうね。

杉並区高円寺にあるNissinの本社の即売会にて買ってきました。

通常より割引率の高い新品と、保証なしのアウトレット品の2種類で、本当は電波式ワイヤレスコマンダーNASを内蔵したMG80 Proが欲しいのですが、これのNikon用は今回販売がなかったのは残念。どうやらNikon用は在庫がなくなり、販売終了のようです。MG80 Proも2017年発売なので、そろそろ次のモデルが出るのかな?

MG8000は2012年から2015年まで販売されていたかなり古いモデルです。実は当時新品で検討していた時期がありましたが、買おうと思った頃にはもう販売終了でした。販売期間が短かったのは、生産用部材が入手困難になってしまったからだそうですね。
ただ、それから10年後にまだアウトレットとして残っているとは…あまり売れなかったのかな?

同時期の製品であるDi866 MarkIIを持っていて、背面にカラー液晶を備えており、操作系など使い勝手はほぼDi866 MarkIIとMG8000は一緒です。
Nikon純正と同様の赤外線ワイヤレス増灯にも対応しています。なので赤外線ワイヤレスに対応したNikon純正スピードライトやボディ(内蔵スピードライトのD810など)とも混在して使用可能です。
個人的に一番使い慣れた操作系ストロボでもあるので、安心なんですよね。加えて、純正並とはいかないまでも、i-TTL準拠で比較的TTL調光も安定しているのもNissinのよいところです。

2つ並べてみました。

MG8000のほうが発光部が大きいのがわかります。ヒートシンクも着いています。代わりにキャッチライトパネルやワイドパネルが内蔵されていないですね。
まだ20代30代の頃だったら、友人の結婚式撮影でガンガン発光していたので重宝したでしょうけど(純正のSB-900は当時すぐオーバーヒートして大変だった…)、今は皆結婚し、自分の子供も大きくなって室内撮影の機会は減りました。
それでもストロボは今でもよく使いますし、たくさん持っていたほうがそれぞれの発光管の寿命も伸ばせるので良いかなと。

カメラ側はNikon純正のSB-800として認識しているようです。これはDi866 MarkIIも同様ですね。

NX StudioではSB-800と表示される

実際使った限りは、使い勝手はDi866 MarkIIとほぼ一緒ですね。

せっかくなので、MG8000、Di866 MarkII、純正のNikon SB-900をバウンス撮影して発色比較しました。ばらつきも考慮して各4枚ずつ撮影。

Nissin MG8000

Nissin Di866 MarkII

Nikon SB-900

ボディはNikon D850、i-TTL-BL調光で、ISO感度オート、オートホワイトバランス、絞りはf8固定で連続4枚撮影です。
面白いことに、室内で条件は同じなのに、撮る毎にISO感度が変わります。ただ、露出自体はどのストロボもばらつきはないですが。

色味に関しては3機種とも、4枚撮ると微妙な変化はあります。オートホワイトバランスのケルビン値が撮影毎に微妙に変化しているからですね。このあたりは室内照明のフリッカーの影響もあるのかな?
MG8000は全体としてわずかに青っぽいがしないでもないですが、全体としてはどれも優秀かなと思います。
某有名チャイナストロボは、機種ごとにかなり色温度が違うので混在して使うと苦労する、なんて話も聞きますが、少なくともNissinは色温度に関しては優秀かなと。あとは新しい世代のストロボを導入した際に色味がどう違うかは見たいですね。
MG8000は実質中古なので、ある程度発光管の劣化が進んでいるとは思いますが、もうヘビーユースの機会はなさそうなので、これはこれで普段使いしたいと思います。

ちなみに、古いのでメーカーとしては動作確認していないものの、Nikon Z 8など現行のミラーレス一眼でも、Nissin Di866 MarkIIやMG8000は問題なく動作しました。

あともう1つ買いまして。

現行品のワイヤレスレシーバーAir R

ワイヤレスレシーバーのAir R、Nikon用が超絶お安いので買いました。現行品なんですけどね、デモ機だったのかな?
元々1つは持っていたので、これで2灯ワイヤレス発光出来ますね。


Nikon用現行で購入できるのはMG60ですね。こちらはNissin独自の電波式ワイヤレスNASのレシーバー内蔵です。コマンダーも内蔵するMG80 Pro、後継機出るのかな?

BRONICA用NIKKOR-O 50mm F2.8用のフードをゲット!

先日松屋銀座の世界の中古カメラ市で、もう何年もずっと探していたものをついに発見!

本当に何年も探していたので、まさかあるとは思わなかったです。

中古なので状態は相応に傷がありますが、そんなことは気にしない! ありそうでないのがBRONICAの純正フードで、なにせレンズは手に入ってもフードは当時別売、今はレンズを買うと安価なレンズ以外は当たり前のように付属するフードも、この時代は基本的に別売りでした。
特に広角系のフードはかさばるのと、今どきのレンズのようにバヨネット式ではなく、フィルタねじ込み式または被せ式が多く、あまりフードを重視していなかったのかな?

写真のBRONICA用NIKKOR- 50mm F2.8用のフードは被せ式で、横にあるネジを締めることでレンズに固定します。もちろんネジが直接レンズ筐体に当たるのではないので、簡単に傷はつかないようにはなっています。

このフードもNikonが製造していたのかはわかりませんが、表面は縮緬塗装になっていて、Nikonの80~90年代の上級レンズを思わせる仕上げです。これはレンズ自体は縮緬塗装ではないため、フードとレンズの質感はちょっと違う感じにはなるけど、それはそれで。

NIKKOR-O 50mm F2.8はフィルタ径が77mmですが、同じ50mmでもNIKKOR-H 50mm F3.5の場合は82mmとフィルタ系が大きいため、純正レンズフードは両者で互換性はありませんので、もし購入される際は気をつけてくださいね。

BRONICAのアクセサリ類はあまり見かけないため、見つけたら即入手ですね。
では装着前後を比較してみましょう。

フードなしでもカッコいい
フードが付くととたんに大きなカメラに

いや~、さすが広角用の角形だけあって、取り付けるととたんに大きさが強調されますね。ない方がスッキリ感はありますが、取り付けるとシネカメラのようなプロっぽさが出てきますね。
ただ客観的に見ると、やはりレンズの先端にこのような大きなフードが付くと威圧感があるのと、何よりかなりの大きさでかさばるのが難点です。

レンズの太さに対してフードが大きい

かなり大きいフードなので、遮光効果としては高そうですが、使っている人が少ない、よって中古流通量も少ないのも何となく納得は出来ます。
純正にこだわらない人なら、汎用のねじ込み式フードが良いでしょうね。

天ぷらは外で食べるに限る

この週末は、C-1輸送機002号機が小牧基地に飛んだり、横田基地ではF-35がハイレートかましたり、CP+もまだ見たいところがたくさんあったのですが、確定申告をやっていまして、ちょこっとお買い物に出かけた以外は自宅で入力作業でした。

晴れて確定申告も終えたので、行きつけの小料理屋に家族で行ってきました。
お刺身や煮魚もいただきましたが、天ぷらが絶品。これを食べてしまうと、もう天ぷらはここで食べるに限るな~と思うくらいに。
家じゃまずこんなうまく作れないので。

お通しから豪華ですね。
息子が楽しみにしているんですよこのお店、小学2年生で(笑)渋いでしょ。
彼はお気に入りの穴子の天ぷらはおかわりして、シメにハマグリの天ぷらまでおかわりして、満足だったようです。
娘は小学生なりに、かぼちゃとさつまいもの天ぷらが好きだったようです。

たまには贅沢ということで!

MDメディア生産終了に思う、懐かしいMDの記憶

3月が始まりましたが、2月末に見かけたこのニュース。

2025年1月23日に、SONYより4種類のメディアの生産終了が発表されました

>弊社は2025年2月をもちまして、ブルーレイディスクメディア、録音用ミニディスク、記録用MDデータ、ミニDVカセット 全モデルの生産を終了させていただくことになりました。なお、後継機種はございません。

このニュースに関しては、まだ売っていたのか、ディスクメディアの終焉だ、といった反応が見られました。
ただこの中でブルーレイディスクメディアは、競合他社が生産しており、SONY自体まだ2機種のブルーレイレコーダーが販売されているため、あくまでSONYとしてメディアの販売を終了するということです。汎用メディアですからね。

個人的に、これらのメディアすべて使った経験がありますが、中でも普及率が低かったMDデータ(MD DATA)が2025年時点まで販売されていたことに驚きました。

たぶんほとんどの人は知らないでしょうね、音楽用とは別にMD DATAと言うメディアが存在していることに

MDデータは、録音用MDの拡張規格として登場しました。録音用MDの技術を踏襲しつつ、データ記録用に防塵性能を高めたカートリッジを採用した140MBのデータディスクでした。この記事が詳しいです

この記事内にあるMDデータを使用するYAMAHAのマルチトラックレコーダー(MTR)のMD4は、私が高校の放送局員(ほかの学校でいう放送部に委員活動も含めていたため放送局だった)の時に予算をもらって導入しました。

MD DATAを使用する4チャンネルマルチトラックレコーダー YAMAHA MD4 (1996年)



当時はまだTASCAMのカセットテープの4トラックMTRを使っていたため、この機材導入でMD DATAを使った音質の劣化を最小限にできるようになり、ラジオ番組作りや文化祭など各種イベント用の楽曲編集に重宝したものです。
なお、このMTRでは音楽MDを使った場合はマルチトラック(4トラック)レコーディングは出来ないですが、2トラックレコーディングは出来ました。
今でもMD4の説明書がダウンロードできるのはさすがYAMAHAです。
https://jp.yamaha.com/files/download/other_assets/6/323166/MD4J.pdf

残念ながらMD DATAはこういった用途以外にあまり普及せず、PCの記録メディアとしても先行するMO、そしてのちに一般化したCD-Rに勝てず、Hi-MDのデータ用であるMD DATA2も登場しましたが、普及することなく消えてしまいました。

MDは一般人が使えるようになった最初のデジタルディスク録音メディア

最後まで生産されていたSONYの音楽用MD 80分

今ではPCで当たり前に高度な音楽編集ができるようになりましたが、90年代前半はまだ録音メディアはテープ主体、テープはランダムアクセスができないですし、アナログカセットはダビングするたびに目に見えて音質が劣化しました。

2008年頃購入したカセットテープ、当時はハードオフのジャンクで投げ売りでしたが、今やこのテープはいい値段で取引されていますね


PCを用いたレコーディングは既に一部のプロは行っていましたが、一般大衆にはまだなじみの薄いものでした。
というのも、90年代はまだPCのHDDは容量が小さく高価でした。CD-ROMが650MB(のちに700MB)の容量だったのに対して、Windows95が出た当時のPCのHDDは420MBや850MBで、多くて1.2GB程度、まだCDに匹敵する音源の扱いがデータ容量的にもサウンドボード的にも難しかった時代です。HDDの空き容量は音楽CD1枚分もない時代で、HDDに録音なんてのはまだ一般的ではなかったのです。
なので録音と言えばアナログのカセットテープが一般的、DAT(ディジタルオーディオテープ)はプロやオーディオマニアが使っていましたが、高価ゆえに一般に普及はしていませんでした。

DATメディア
DATの録音用テープ あの花王も実はメディアを販売していたんですよ

それがMDの登場により、テープメディアと違って不要部分のカットや曲順の変更、消去が容易に行えるようになりました。一般に(というよりも日本で)普及した最初のデジタル録音メディアとなりました。
MDの編集能力は高く、単純にCDをダビングするだけではなく、生の音声を録音して不要部分をカットしたりといった編集を行う放送の番組作りにはとても重宝しました。
実際、プロの世界でも業務用MDデッキを使ってFM番組を作成しているところもあったくらいです。

MDはATRACというデジタル音声圧縮技術を使用することで、CDよりも小さなディスクに最大74分(のちに80分)録音可能なメディアで、磁界変調ダイレクトオーバーライト方式により、録音時はレーザーにより高温化させてメディアの磁力を消去したところに磁気ヘッドでN/S極の磁気をかけることにより記録、再生時はレーザーをディスクに当てて、N/S極磁界の向きが変わることによる光の反射の向きの微妙な変化を0と1のデジタル信号に置き換えていました。

CD-Rより保存性もよく、日本ではカセットテープに代わるものとして、MDは90年代は結構普及しました。
しかし、のちにCD-Rが低価格化し、PCの普及でCD-Rが気軽に使えるようになると、CDからのダビング用途としてのMDが少しずつ浸食され始め、持ち歩き再生用途としてもiPodが発売されると、徐々にMDは売れなくなっていきます。MD生みの親であるSONYが先にMDレコーダーの生産を完了(2013年)、最後まで作っていたのはTEAC/TASCAMで、それも2022年で販売終了となりました。

●音楽メディアの終焉

こんな記事も見かけました。おおむね同意する内容ですね。
ただ、MDが消えた考察の1つはちょっと違うんじゃないかな、と思う部分もあります。

1つ目は、カセットのような「アナログの良さ」がないこと。

アナログの良さがないから、というのは後付けの理由でしかないと思いますね。MDはカセットテープよりメディアもデッキも製造ハードルがはるかに高く、生産されなくなれば自然消滅してしまいます。そしてMDは、日本と欧州の一部では普及したが、それ以外の海外ではカセットやCD-Rのほうが主流で、これは記事にある通りで同意します。
そもそもMDを扱うハード自体の販売数が圧倒的にカセットテープより少ないんですよ。故障率もカセットデッキよりMDデッキのほうが高かったので、中古の残存も少ない。
MDは光磁気記録を採用しているため、レーザーでディスクを磁気を失うキュリー温度まで上昇させてから磁気ヘッドで記録していたため、構造上ピックアップの負荷が高いのと、メディア小さいゆえに精密でした。
また、MDはポータブルレコーダーが据え置きデッキより普及していたため、どうしても耐久的に難しい部分もあったと思います。

SONYより少し安くよく売れたSHARP MD-MS100

当時はラジカセやミニコンポにCDの光出力があり、そこからポータブルMDレコーダーに録音する、という使い方が浸透していました。のちにラジカセやミニコンポにも組み込まれるようになりましたが、上の写真のSHARPのポータブルMDレコーダーは、OEMでKENWOODやDENONなどからも販売されていて、私の周りはこの機種のユーザーが多かった印象。
カーオーディオもMD対応機が出ていましたね。

MD再生できるカーオーディオ、昔はYamaroもドマーニ~アコード2代に渡ってつけていましたねぇ Carozzeria MEH-P5000 (上)

カセットテープは2000年代前半には既に斜陽メディアとなり、大手メーカーが次々に生産撤退していました。
しかしながら、元々カセットテープはオープンライセンスであることから、残ったメーカーや第三国のメーカーで細々と生産が続き、すでに高音質のメタルテープはロストテクノロジーとなり販売されていませんが、歴史の長いノーマルポジションのテープは今でも売られています。
日本のブランドだとmaxellが現在も販売しています

かつてあったドルビーノイズリダクションや高度なメカ制御など何もないシンプルなデッキが細々と生産されている、だからこそ今でも録音再生環境が残っていて、それが比較的安価に手に入るのが、消えずに残る要因でしょう。

唯一の据え置き型Wデッキ、TEAC W-1200(S)は、往年のTEACのカセットデッキからするとスペックはもう見る姿もありませんが、現在も新品で買えるカセットデッキです。
ワウ・フラッター0.25%って、ドルビーBノイズリダクションすらないなんて…昔のミニコンポのデッキでももう少し良かったです。本当にロストテクノロジーなんですね。

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メタルテープに代表される高品質な録音メディアとしてはとっくに終焉を迎えていますが、細々な需要が支えているのが現状でしょう。そして最盛期から技術力は低下したけど、オープンメディアとしてデッキやテープが製造されている、そこに若者が逆に新鮮さを、昔使っていたおじさんおばさんが懐かしさを覚える、それが現状のカセットテープです。最近ミュージックテープも復活してきていますね。

長い歴史で継続生産されてきたことと、世界中で使われたことが、生き延びている要因です。同じことはレコードにも言えますね。デジタルメディアとしてはサブスクが浸透したことで、CDが次第に消えて行っています。
CDも光学ピックアップなどが製造されなくなれば、時代にハードが収束し、読み取りできない環境が今後増えてくるでしょう。
もはやPCにも光学ドライブが標準搭載されなくなった現在、CDを再生する環境がない人も増えてきています。MDよりははるかにハードが普及していたので、近い将来消えることはあり得ませんが、やがてそんな時が来るかもしれません。

なぜMDはあっさり消えていったのか?

MDは90年代結構普及した割に、あっさり使われなくなった理由は、一般人にとってはCDのダビング用途としての使われ方がメインで、その後CD-Rが普及し、何倍速かで読み込みと書き込みができるようになると、基本的にCDの再生し、それをリアルタイムで録音するMDは時間がかかってしまうので、CD-Rの便利さに敵わなくなってしまいました。加えてCD-Rなら多くのCDプレーヤーで再生可能です。
さらにPCのHDD容量が次第に増えてきて、取り込んだ多くの楽曲データを格納できる程度になり、iPodの登場でメモリーメディアで再生できるようになると、ポータブル再生機はメディアそのものをとっかえひっかえするより内蔵メモリに取り込んだほうが便利だし持ち運びも楽になりました。この時点でMDは一般用途としての役目は終えてしまいました。2000年代半ばのことですね。
iPodに代表されるDAP(ディジタルオーディオプレーヤー)はメモリ容量も増え、それがスマホにとって代わり、ついにはネット配信も始まり、サブスクで音楽を聴くことが一般化した時代に、もはやMDの生きる余地もなくなりました。
こうして録音専用メディアは終焉を迎えたわけです。
MDはランダムアクセスに優れ編集が便利…といっても、FMラジオからエアチェックして音楽を録音していた時代だったらありがたい機能(音楽だけ残したいときにDJの音声を消したりとかできる)は、CDレンタルが出来るようになった全盛時代にはもうほとんどの人がやらなくなっていましたし。

カセットテープが流行っているのは、過去の大量の資産が残っているから、大手はほぼ撤退したがテープやデッキが細々と生産され続けていた、そして最初からスマホで育ってきた若者にとって新鮮なガジェットとして認知されたからでしょうね。

そんな私もMDが大好きで、SONYの初代ポータブルレコーダーのMD WALKMAN MZ-1から、再生専用のMD WALKMANにデッキ2台と買いましたが、現在では全て売却し、友人からの貰い物のMD WALKMANが1台静かに眠っているだけになりました(多分もう動かないでしょう)。
ただ、MDメディアのほとんどが、CDからのダビングで、ごく一部にFMラジオから録音したものがある程度なので、案外困らないんですよね。今やサブスクで聞けるものも多いですし。こういうのも、MDがあっさり消えた要因なんでしょうね。

過去にこんな記事も書きましたので、合わせてご覧いただければと思います。