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【4ヶ月使ったレビュー】NIKKOR Z 180-600mmは航空機やスポーツ撮影に適した入門望遠レンズ

2023年8月31日に発売され、事前予約で真っ先に手に入れたNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR導入

タイトルに結論を最初に書いてしまいましたが、この数か月の望遠撮影では、Fマウント単焦点望遠レンズAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR(以下ロクヨンG)と共に、このNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRで撮影をしてきました。荷物を減らしたい撮影状況でも、Z 180-600mmは活躍しています。
そもそもAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRは、気軽に持ち出せる重量サイズのレンズではないので、Z 180-600mmの出番の方が多くなっています。

私の戦闘機・航空機撮影のメインレンズは、現在もあくまで単焦点レンズのロクヨンGですが、ネイティブなZマウントの最新レンズであるNIKKOR Z 180-600mmがどの程度航空機撮影が可能か、また画質やAFの速さはどうか、簡単に比較していこうと思います。
また、息子がサッカーを始めて、試合を撮る機会も出てきたので、サッカー撮影についても書こうと思います。
このレンズの撮影はほぼ動態メインとなっているため、静態撮影中心の方と少し評価が違うかもしれない事をご了承ください。
野鳥撮影も行わないため、被写体との距離は離れた場面が多いです。

●サイズ・重量・操作性

全長は315mmとやや長め。縮めた状態のAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRよりも48mm長いため、カメラバッグは選ばなければなりません。

180-600mm用にレンズケースNikon CL-L2を購入しました

ただインナーズームなのでズーミングに係わらずレンズが伸びないのが特徴です。
伸びるズームの場合、重心変化が大きい、レンズに埃が入りやすいといったデメリットがある反面、ズームの広角側ではレンズ全長が短くなるため、持ち運びの点では有利です。
ズームで伸びないのは、個人的にはメリットが大きいと思い、特に望遠域での重心変化は、ブレの発生具合にも影響してくるので、大きなメリットです。
ズームリングの回転角度は70度と小さいため、、AF-S 200-500mmより高倍率になったにも関わらず、ズームリングを持ち直すことなくズームの端から端まで移動でき、素早いズーミングが可能です。
かつて使っていたSIGMAの150-600mm Sportsは、伸びるズームを生かして直進ズームのように使うことが可能で、これはこれで便利でしたが、ズーミングしたときの重心移動が厄介でした。そもそもレンズ重量も2,860gと割と重かったですし。
またAF-S 200-500mmはズームの回転角が160度近くあり、素早いズーミングに難ありでした。
それと比べると、Z 180-600mmは小さな回転角と、リングのトルク変動もほぼなくスムーズなので、使い勝手は良好です。

Z 180-600mmは重量も2,140gと比較的軽量。ただこれを軽量ととるか、重いととるかは人それぞれ。私は何せ5,060gの重量級なロクヨンGを使っているため、それからしたらずっと持っていられるくらい軽量に感じます。少なくとも長時間手持ち撮影も苦にならないレベルです。
これが初めての超望遠ズームという人には重く感じるでしょう。ただ、これより軽いとなると、フルサイズならNIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sと言ったやや暗めの単焦点か、M4/3など小さなフォーマットのカメラ&レンズを使うしかないでしょう。
600mmという焦点距離は、それなりの覚悟は必要なレンズです。買っても扱いきれずに手放す割合が高いのも、この手の超望遠レンズだったりします。

操作性は、まず本体スイッチとボタンは必要最小限で、フォーカのA/M切替とフォーカスリミッター、そしてL-Fn1ボタンがあります。
手振れ補正の切替はボディ側のメニューからの設定で、私は手持ち撮影が殆どで、ほぼSportsモードしか使わないので、本体側の切り替えスイッチが無くても困らないです。
L-Fn1ボタンにはAFロックやAF ONなど、あらゆる機能が割り当てられますが、私はロクヨンGと同じ、フォーカス位置呼び出しを割り当てています。
万一フォーカスを大外ししても、無限遠手前位にフォーカスが来るように設定しているので、このボタン1つでもあるかないかは大違いです。AF-S 200-500mmやSIGMA 150-600mm SportsにはFnボタンはありません。

マルチコントロールリングは、デフォルトのフォーカスリングの設定で使っています。
息子のサッカーの試合では、選手が入り乱れた場合に、息子以外にフォーカスが持っていかれることがあったため、コントロールリングを併用しフォーカスを時々MFとして使いましたが、概ねリ回転角に対しリニアにフォーカスは追従します。使い勝手はAF-SやSIGMAのHSMのリアルタイムMFと大きく変わらない印象でした。

ほぼAFで問題ないけど、とっさのMF操作も概ね良好

ズームリングのすぐ手前にコントロールリングがあるので、ほぼ持ち替えせずにフォーカスリングからコントロールリングに手を伸ばせるので、さっとMF出来るのも良いですね。

使い勝手については、トータルで満足です。

●解像力

まず画質で一番わかりやすいのが解像力です。
Zマウントレンズは、安価なものも含めて、解像力不足を感じることはほぼなく、特に画面周辺ではFマウントの同クラスのレンズと比較しても、安定した解像力を提供してくれます。
Zマウントでは高倍率ズームのNIKKOR Z 24-200mmでも従来の高倍率ズームのネガを感じさせないくらい、画面の隅々までしっかりと解像します。
レンズは望遠になるほど、光学設計上後玉(一番カメラ側についているレンズ)も撮像面から離れるため、一眼レフとミラーレスでの差は少ないと言われています。
しかし、実際にはZマウントの180-600mmは、Fマウントの同クラスのレンズであるAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRを確実に越える画質を提供してくれました。
元々FマウントのAF-S NIKKOR 200-500mmも比較的良好な解像力でしたが、Z 180-600mmは全焦点距離でさらに一皮むけた印象です。
少なくとも、AF-S 200-500mmや、Tamron, SIGMAの150-600mmクラスからの買い替えでは、解像力は確実に向上します。
各種収差の少なさも、解像力に貢献しているでしょう。

航空機のディテールもよく出ています

中心付近は、どの焦点距離でも絞り開放から解像力は高いです。画面隅は比較するとやや低下する傾向はあるもの、一眼レフのレンズと比較するとその差は大きくはなく、
安定しています。1段絞れば周辺解像力も向上しますが、私はほぼ絞り開放でしか使っていませんが、画質低下は殆ど感じられないので、安心して絞り開放から使えます。
SIGMAは600mm付近は少しだけ絞ったほうが良好、AF-S 200-500mmは開放から問題なく使えるも、少し絞ったほうが良くなりました。それと比較しても、Z 180-600mmは航空機撮影ではほぼ絞り開放で問題なかったです。

実のところ、解像力だけの話をすると、条件にもよりますが古い単焦点のロクヨンGにかなり迫っていると思いました。ほんとうに技術の発達にはビックリです。
もちろん、しっかりブレなく撮れた場合は、古くても単焦点のロクヨンGの方が圧倒的にしっかりと解像するものの、その差は以前の望遠ズームよりも縮まってきていると言えます。
条件によって、と書いたのは、やはり被写体との距離や明るさ、コントラストの条件の変化が大きくあっても、古くても単焦点レンズの方が安定性は抜群に高いです。そこは明確にズームと単焦点レンズの差が出るところです。特に最短撮影距離付近では、Z 180-600mmはやや画面隅の解像力が低下する傾向は感じます
なので、このZ 180-600mmは単焦点望遠よりは各種条件での安定性(解像力だけでなくボケ味など総合力)は一歩引くものの、日中なら殆どの場面では十分な高画質を発揮できるレンズと言えます。
望遠レンズに於いて、画面の隅までカリカリに描写させる場面は少ないと思いますが、遠景の風景などは、2段絞ると、隅々まで解像力が上がります。

●ボケ味

味、と表現するように、好みの分かれる部分です。
f値の大きなズームレンズだけに、広角側でのボケはやや中途半端です。
また、背景の距離と被写体によっては、ややボケがざわつくこともありますが、それでもAF-S 200-500mmと比較しても、背景ボケは滑らかに感じました。

後ボケは悪くない
ズームと考えれば後ボケは素直

後ボケと前ボケ、前ボケのほうがざわつく印象はあります。

前ボケは少しざわつく印象

ただ、一般に後ボケのほうが重視されることは多いので、この手のズームではこんなものかな、という感じですね。決してうるさいボケというところまではならないです。

単焦点には敵わないものの、この価格帯の望遠ズームとしては大きな欠点はなく、良好です。
望遠側で口径食が少し発生するようですが、玉ボケを気にするような撮影をしなければ、特段欠点にはならないでしょう。

●倍率色収差・軸上色収差・球面収差

いずれの項目も全く気にする必要はなく、RAW現像で倍率色収差のチェックを外しても、色収差は気になりません。軸上色収差も実写では全く気にならないですね。
最短撮影距離付近で、やや球面収差による影響があるような…気がしないでもないです。最短撮影距離付近では
解像力低下を感じるのは、球面収差の影響かもしれませんが、あからさまに目立つほどの球面収差ではないかと思います。

●湾曲収差

糸巻き歪みは補正を外すとあるようですが、大きくはないため、補正をした所で画質に影響は感じられません。
常時補正で良いでしょう。
コマ収差は、そのような撮影シチュエーションがないため未評価です。

●AF速度

NIKKOR Z 180-600mmはAFモータにSTM(ステッピングモータ)を使用しています。
STMはパルス波による電流のON/OFFに高速に繰り返すこと(これをスイッチングと言います)でモータを回転させます。1パルスごとの回転角が決まっているため、パルスの発生回数で回転角を正確に出すことができ、またパルスを発生させる間隔を変化させることで、ゆっくり回すことも速く回すことも可能です。速度制御しやすく、エンコーダのような角度センサを別途用いる必要がなく、回転角度が正確という特徴があります。また静粛性も高く、ほぼ無音です。
半面、DCモータや超音波モータと比較してトルクがやや低めという欠点もあります。
このため、従来は比較的小型なレンズや、安価なレンズに用いられてきました。

航空祭のフォーメーションからのブレイク、こういうのは全く問題なくAF追従

Nikonでは、現状Zマウントレンズでは殆どがSTMを採用していて、高価な超望遠レンズの一部のみが、SSVCM(ボイスコイルモータ=リニアモータ)を採用しています。
NIKKOR Z 100-400mmは、ややAFが遅め、と言われていました。
本レンズに関しては、爆速ではないものの、超音波モータのAF-S 200-500mm比較しても速いと感じられるレベルです。超音波モータだから何でも爆速というわけではなく、結局のところ超音波モータでもレンズによって採用されるモータが変わりますし、f値にもよりますし、STMだからとかリニアモーターだからとか、一概に言えないです。
さすがに同じAF-Sでも、AF-S 600mm f/4G(ロクヨンG)の方がスパっとキレのある速さですが、Z 180-600mmもこのクラスのレンズとしては健闘しているほうでしょう。

A/Bを焚いての離陸も問題なし

ただし、コントラストが低い被写体で、時々AF速度低下を感じます。スーではなく、じわーといった感じに遅くなることがあります。
これはレンズのせいというよりは、カメラ側の問題でしょうね。Nikon Zの像面位相差AFは、少しでも暗いとあまり機能せず、コントラストAFに依存する傾向がありますが、自衛隊車両のようなカーキ系の車両のようにコントラストが低いと、さらにAFが合わなくなる場面が何度かありました。
この辺りは、レンズよりむしろカメラ側の改善を望むところです。

雨天では迷彩の99式自走榴弾砲より手前の雨粒にフォーカスが合うことも→素早くMF操作して撮影

戦闘機が十分追えるので、旅客機や大型軍用機程度の速度は何ら問題なく撮影出来ます。

大型機なら80年代のAF機とレンズでもAFで追えますからね

息子のサッカー撮影は、まだ小学校低学年なのでスピードはさほどではないですが、少なくともAFの遅さは感じず、3Dトラッキングでしっかり追いかけられていて、フォーカスが追い付かないことはないですね。

息子が始めたばかりのサッカーでもZ 180-600mmは大活躍!

このクラスのレンズとしては十分速いと言えます。モータの種類だけでなく、フォーカス群のメカ構成やカメラボディ側の性能で、AF速度は変わりますので、STMだから遅いという先入観は持たないほうが良いですね。

●総評

ポートレイトや風景、野鳥撮影では評価が変わるかもしれませんが、少なくとも私が良く撮る動態撮影の航空機、そして息子のサッカー撮影に於いては、なかなかのパフォーマンスで、このクラスの望遠レンズとしてコストパフォーマンスが高いレンズと言えます。
Nikon Zユーザーの超望遠レンズ入門として、広くお勧めできるレンズです。そしてさらに重箱の隅をつつきたくなったら、単焦点レンズの世界へどうぞ!
執筆時点(24年1月)でもまだ品薄なのが残念なところです。


↓専用ケースではありませんが、ボディを装着したままピッタリ入りますよ

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航空自衛隊百里基地「雄飛園」のVADS

昨年の航空自衛隊百里基地航空祭で基地内開放された際に、雄飛園に展示されていた機体と共に、VADSも展示されていました。
ちょっと前まで、航空祭で動作展示していた兵器です。

退役し雄飛園に展示されているM167 VADS


航空自衛隊の各基地に配備されていた防空兵器で、M61 20mm機関砲と射撃管制レーダー、TVカメラをセットした、最も初歩的な防空兵器2021年までに全てのVADSが退役しました

20mm対空機関砲については、防衛所要上の重要度が低下したことを踏まえ、令和2年度に運用停止を決定した。令和3年度中に176式全ての用途廃止を実行し、要員27名の配置換えを行った。

https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2022/sy0407/35.pdf

老朽化、そして基地防空のために射程の短い機関砲は能力不足と判断されたようです。
ただ、近年ドローンによる攻撃も想定され、安価なドローンに対してミサイルによる対処は、費用対効果の面で不利です。そういった観点では、VADSのように安価な兵器も活用できる場面はありそうですが、ウクライナ紛争のように、陸続きの隣同士が戦っているのと違い、日本は島国なので、ドローンによる攻撃、というのはテロくらいでしか想定されていないのかもしれませんが。

展示されているのはVADS-1改で、日本で改良されたタイプです。光学照準用のTVカメラを搭載していますが、搭載されているレンズはFUJINON-TV・Z 25-350mm f3.5 C14X25で、業務用テレビカメラ用の高倍率ズームレンズですね。センササイズは2/3型を想定しているものかな?
古いレンズなので情報はほぼありませんが、台湾のサイトでM4/3カメラにこのレンズを取り付けて撮影している記事がありましたが、焦点距離によってケラレがあるので、やはりM4/3用よりはセンササイズが小さい2/3型のテレビカメラ用ですね。対空射撃に使うため、望遠側はかなりの超望遠となります。

雄飛園の展示機。F-1戦闘機とRF-4E偵察機の迷彩塗装は、現役時代とかけ離れた塗り絵状態なのが残念です。まあ色々事情があるのでしょう。

こうした機体の維持、塗装費用も結構高額なのはわかります、がやっぱりこれはなぁ…

【中島みゆき】Singles リマスターBlu-spec CD2

1987年に発売された、中島みゆきのベストアルバム、Singlesが37年の時を経てリマスタリングされ、Blu-spec CD2(通常のCDプレーヤーやPCで再生可能です)として発売されました。
私もオリジナルを大昔に中古で買って持っていましたが、今回リマスター盤となるため、新たに購入しました。

【中島みゆき】Singles リマスターBlu-spec CD2

Singlesの収録曲は、中島みゆきのデビュー曲の1975年発表の「アザミ嬢のララバイ」から、1986年の「やまねこ」までの20枚のシングル曲のA面とB面を収録したアルバムで、古い曲から新しい曲へと言う曲順で収録されることの多いベストアルバムが多い中、このアルバムは曲順ごとに古くなっていきます。

楽曲が70年代位から80年代で、かつオリジナル自体も80年代にCDで発売されたため、オリジナル盤はアナログレコードからCD経とメディアが変化する中で発売されました。
80年代は、現代の目で見ると、デジタル音源の技術が未熟でした。
特に80年代のCDは、ピークレベルまで収録されておらず音圧が低い物が多く、このCDのオリジナル盤も、ご多分に漏れず音圧が低く、音の鮮度もいまいちです。特にアナログレコードで発売されていたものと比較しても、この当時よく言われていた「デジタルは音が硬い」を地で行く印象でした。

90年代以降になると、逆にJ-POPはデジタル音響処理が発達した弊害で、コンプレッサーで音をぎゅうぎゅうに圧縮し、ほとんどピークレベルに近いくらいまで音圧を上げた収録がされるようになり、これはこれで良くなかったのですが。

今回、リマスターされるにあたり、このあたりは随分緩和されていますね。まだ1枚目しか聴いていませんが、Blu-spec CD2を活かしているかは別として、極端に楽曲の印象を変えずに鮮度を上げている印象です。

オリジナル盤を持っている方は、ぜひこのリマスター盤との比較をしてみてください。中島みゆきはサブスク配信が少なく、まして今流行のハイレゾ化もほぼないため、CDで買うしかありません。個人的には、中島みゆきはサブスクでなくCDやレコードで聴きたいですね。

ということで、ファンは是非ご購入を!

【小澤酒造】澤乃井 純米生原酒 しぼりたて R5BY

正月休みに奥多摩で撮影した帰りに買ってきたお酒です。

【小澤酒造】澤乃井 純米生原酒 しぼりたて R5BY

奥多摩に撮影に行った日は、まだ小澤酒造の直売所が正月休みで営業していなかったんですよね…。ですが、小澤酒造のすぐ隣りにある福島屋酒店が営業していたので、そこで澤乃井を買ってきました。酒のあてに、奥多摩名物のわさび漬けも。

今回買ったのは、R05BYの純米生原酒の新酒です。

【小澤酒造】澤乃井 純米生原酒 しぼりたて R5BY

荒々しいらしいです。ラベルにはありませんが、酵母は協会901号酵母を使用とのこと。その他は精米歩合65%、日本酒度は出荷ロットによりますが、0~+2とのことです。

わずかに澱がらみで色もやや濃い目

上立ち香は爽やかな米の甘みを感じます。口に含むと…あれ、思ったよりは荒々しくない…。フレッシュで瑞々しさがありますが、甘味は控えめ? いや、後からじわじわと米の旨味と甘みが来ます。酸味もほどほどですが、フルーツに例えられるほどではなく、ある意味昔ながらの正当な日本酒感があります。余韻は
そして何となくですが、木桶っぽい感触も感じます。小澤酒造では、木桶での仕込みを行う酒もありますが、こちらは特段書かれていないので、通常のタンクでの仕込みとは思いますが、何となく木桶らしさを感じるのは不思議ですね。
ラベルに荒々しいと書いてあるから、もっと刺激の強そうな感触を想像しましたが、案外落ち着きがありました。これだから日本酒は飲んでみないとわからないです。

わさび漬けの数の子入り、これをあてに永遠に飲んでいられます(笑

酒店にお酒とともに売っていたわさび漬けも頂きます。こちらは数の子入り。これがまあ酒に合うのなんのw これをあてに、永遠に飲んでいられます。奥多摩に行った際はぜひ澤乃井とともにわさび漬けですね。


娘のリクエストでホロライブプロダクション期間限定ショップに行ってきた

娘が以前から行きたいと言っていた、東京駅の東京キャラクターストリートに期間限定で出店しているホロライブのショップ、週末行けるのはもう最後ということで、一緒に行ってきました。

https://hololive.hololivepro.com/events/tokyocs/

ちいかわらんどは入場制限が入るほど大行列で、どこのショップも混んでいましたね。ホロライブも、たまたま入ったときはすんなり入れましたが、後半わんさか客入りしていました。

娘はグッズを大人買いしていました(笑) まあめったにお金を使うこともないので、たまにはいいか。

そして、仕方なくついてきた息子の方はというと…
レゴショップを見つけて貼り付いていました(笑

ポラロイドのレゴもあるのか! おっさんホイホイですね。

それにしても東京駅の混み様と、中の迷路具合は相変わらずでしたね。たまに来るのはいいけど。

息子初のサッカー試合本番を観戦してきた

自分は球技が苦手だったので、野球もサッカーもからっきしダメでしたが、息子はどうもその血を引き継がずに、幼少からのスイミングとは別に、サッカーを始めました。
まだ初めて2ヶ月ですが、試合があるということで、河川敷のサッカー場へ送迎、観戦してきました。

今回はNikon Z 9 + NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRで撮影

カメラは、バッテリに余裕があるNikon Z 9にしました。やっぱりZ 8と比べてグリップが大きいので使いやすいんですよね。
まだサッカーの撮影は慣れないですね。選手が入り乱れるので、自分の子を追いかけるとか、特定選手に合わせたい場合は、3Dトラッキングが便利かなと思い、今のところそれを使っています。ただ、動きが速いと結構トラッキングが外れてしまうことも多いです。親指AFも併用し、試行錯誤しています。

まだ小学1年生なので、動きはそこまで速くないので、練習と思いつつ撮影して応援。始めて2ヶ月の割に、息子も割りと動きは良いですね。まるで昔からやってきたかのように見えますが、あくまで見えるだけです(笑
後は技術が身についてくれば、ボーツを相手に奪われずに攻められそうです。
試合は残念ながら惨敗。どうしてもまだ1年生、ゴチャっと固まってしまいますね。ディフェンスもオフェンスもごった煮になって、相手チームにボール奪われて、ゴールがら空きなので入れられちゃう。
集団競技はなかなか難しいですね。

この後息子のサッカー用のスポーツメガネを買いに行きましたが、結構良いお値段…。まあ楽しいと思ってやっているから、そのくらいは仕方ないですけどね。


スポーツメガネ、ゴーグルですね。レンズも注文品となります。ホント、目が悪いと色々です。

Nikon Z 9もZ 8も性能はほぼ同じ。ですが望遠レンズを多用する撮影なら、グリップのしやすさからZ 9をおすすめします。カードスロットもCFeのダブルですし、バッテリのもちが良いです。

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日原鍾乳洞を動画で撮ってみた

絶景の渓谷にある日原鍾乳洞、高低差の大きい鍾乳洞内を動画でも撮ってみました。
狭い場所もあれば、ちょっとしたホールのように広い場所もあり。自然に出来たのだからすごいですね。

鍾乳洞内の証明は比較的明るめだとは思いますが、流石に感度が上がってしまい、ノイズが多いですね。
こういう場所では、明るめの広角単焦点レンズが欲しくなります。

しかし動画は難しいな…。

ASUS ROG Zephyrus G14 GA401IU-R9G1660TWQのメインメモリを16GBから40GBに増設してみた

サブPC兼妻が仕事で使うPCとして導入したASUS ROG Zephyrus G14 GA401IU-R9G1660TWQも、導入から2年以上経過しました。
当初、特段ゲームをしないのにGPU搭載とかどうかなと思っていましたが、AdobeのLightroomを導入したり、出先でもちょこっとした動画編集をDavinci Resolveで行ったりしていると、旧型とは言え、GPU搭載しててよかったな、と感じでいます。
近年はCPUだけでなくGPUの処理を重視するソフトも多いですしね。
あと4年は使いたいのと、さすがにメインメモリが16GBだと、LightroomとPhotoshop+ブラウザの起動でメモリもいっぱいいっぱいになることも多いため、最大限に増やすことに。

LightroomとPhotoshopにブラウザを立ち上げると16GBのメモリもいっぱいいっぱいです

仕様として、GA401UIはオンボード8GB+スロット8GBというメモリ構成で、これ以上は公式には増やせないことになっています。
ただ、検索していると、GA401UIでスロットのメモリを8GBから32GB DDR4 3200に改装して認識させている記事を見つけました。
この構成では、オンボード8GB+スロットの8GBの領域まではデュアルチャンネルメモリとして作動し、それ以上はシングルチャンネルで作動することになります。
シングルチャンネルだと、メモリの読み書きはその分遅くなりますが、容量には代えられません。

ということで、買ってみました。ノート用のDDR4 3200 32GBメモリです。値段は正月のAmazonタイムセールとは言え9千円を切っているのですから、ずいぶんお安くなりました。

Team ノートPC用メモリ SO-DIMM DDR4 3200MHz PC4-25600 32GB

メモリの交換は、PCを裏返して十数カ所のネジを外し、裏蓋を外しての交換となります。比較的簡単に交換可能です。乾燥している時期なので、静電気に気を付けましょう。

裏返してネジを外し、裏蓋を外すだけです

このPCの良いところは、裏蓋が全部外れるので、メンテナンスがしやすいところですね。

ファンが埃だらけなので、まずは清掃

最近起動しているとファンがビュンビュン回ってうるさかったのですが、結構埃がついていますね。せっかくなので清掃しておきました。ノートPCは薄く作っているため、埃が溜まりやすく、故障の原因に繋がります。定期清掃がおすすめです。

メモリスロットはマザーボード中央のシートの下にあります

ASUS ROG Zephyrus G14シリーズはメインメモリのうち8GBはオンボード、もう8GBはわざわざ取外し可能なスロットを設けているということで、スロットにメモリを入れない8GBモデルも販売していました。今ならゲーミングノートPCは最低16GBといったところで、オンボードでも16GBになっているようですね。

メモリはDDR4 3200(PC4-25600)で、今回買った32GBでも1万円しないのは時代ですね。PCのメインメモリは多いに越したことはないです。
メモリの着け外しは簡単ですね。さすがに32GBもなると、基板上のチップも多くなっていますね。

裏蓋を閉じて、ネジをしっかり締めて、起動してみました。この瞬間だけは簡単な作業でもドキドキです。昔はメモリ相性が厳しくて、チップによっては起動しないとかフリーズ多発とかありましたが、DDR2世代からは少なくなりましたね。それでも初期不良、静電破壊とか、トラブルがないわけではないですが…

しっかりと40GB(8GB+32GB)で認識されました

問題なく起動し、メインメモリも実装40GBとして認識されました。

PhotoshopとLightroomとブラウザを起動してもメモリに余裕がある

40GBのメモリがあると、Photoshop、Litroom Classic、ブラウザを起動していても、空き容量に余裕がありますね。さらに動画編集用のDavinci Resolveを起動しても、問題ありませんでした。4年近く前のマシンながら、まだまだ十分戦えそうです、何と戦うかは知りませんが(笑
そして、ファンの埃を除去したからなのか、メモリに余裕ができたらなのか、あんなにビュンビュン回っていたファンが随分静かになりました。回っても高速全開で回らないです。定期的な清掃は重要ですね。

なお、現在購入先のAmazonではTEAM製のDDR4 32GB は在庫切れとなっているようです。他のブランドでも9千円程度ですから、メモリは増設をおすすめします。

【菊の里酒造】大那 Sparkling 純米吟醸

昨年末、栃木のいつものお店で買ってきたお酒です。せっかく栃木に来たので、地元の酒を買いました。

【菊の里酒造】大那 Sparkling 純米吟醸

出た!吹き出し系(笑) 瓶内二次発酵のスパークリングです。栓にガス抜き穴はないタイプなので、要注意ですね。

酒米は瓶には書かれていませんが、色々な酒屋のサイトを見ると、栃木県産ひとごこちのようです。ただし、2023BYもそれを使っているかは不明です。
精米歩合55%の純米吟醸。アルコール度数は14%と僅かに低め。
さて瓶内二次発酵なので、酵母が生きているお酒です。ゆっくりと開栓すると、シュワシュワとガスが抜けていきます。吹き出すほどではないですが、泡が上がってきたら栓を一旦締め、落ち着いたらまたゆっくり栓を開ける、これを何度か繰り返しました。
強烈な吹き出し系ではなかったです。が、これは発酵具合によるので、油断は禁物。
シュワシュワによって溜まっていた澱は自然に撹拌されました。

シュワシュワで雪が降っています(笑

細かい澱が絡むと、そこは雪景色のよう。いや違うかw
上立ち香は葡萄系の爽やかな甘そうな感じ。口に含むと…おや、割とさっぱりしていて、甘み、酸味、辛さ、苦味と程よくバランス、どれも強くはなく、炭酸の爽快感がありますね。いわゆるドライな感じ、ではあるけど、ほんのり甘みはあるので、辛すぎるということはないです。切れはあるけど、割と余韻は残り、ゆっくり引いていく感じですね。

大那、久しぶりでしたが、いいですね。そう、最近、新規開拓をしていて、大那は買っていなかったけど、栃木のお酒、どこもいいんですわ。もっと積極的に飲まないと。

大那 純米吟醸 スパークリング [720ml] [菊の里酒造] [栃木]

2024年の初飛行機撮りは成田でした FLYING HONUも見られたよ!

2024年1月5日。実は百里基地に行ったのですが…動きなし。
個人的統計によると、1月5日に訓練開始で飛ぶ確率は1/4くらいかな? 2023年は飛行始めが1月4日だったらしいです。5日も飛んでいました。

午後になっても動きなしなので、昼食してそららでお買い物の後、成田に向かいました。いつもの流れですね。無難にさくらの山公園です。
まだ正月休みの人も多いとあって、飛行機を眺める人達で賑わっていました。

しかしまぁ…無線垂れ流しおじさんとか、次は何が来るとかずーっと大声で叫んでいるおじさんとか、なかなかのカオスですね😅

そんな中見られてよかったのが、クロネコヤマトの機体と4発機ですね。

そしてFLYING HONUのオレンジ(通称La”ラー”)が降りるとのこと。おお、さすが大きい!

総2階建ての機体だけに、結構ずんぐりした印象ですね。世界的に4発機はコストの面から減少傾向にあり、A380も10年程度で生産終了してしまったため、今後20年で4初来を見る機会はどんどん減ってしまいそうです。B747もどんどん姿を消していて、見るなら今のうちですね。