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【北宇都宮駐屯地開設37周年記念行事】2010年5月16日の記録

2022年度の北宇都宮駐屯地開設49周年記念行事は、2020年、21年に続き、今回も一般公開を中止し、規模を縮小して行われたようです。

2022年は、日本国内のコロナウイルス感染が落ち着いてきたことから、少しずつ駐屯地祭や航空祭と言った自衛隊関連イベントが再開され始めているものの、規模の縮小や一般公開中止、あるいは事前抽選といった感じで、まだまだコロナ禍以前の同様にはいかないようですね。
航空祭も、有料観客席を設ける、無料では望遠レンズのサイズ制限を設けるなど、これからの開催は、以前とは状況が変わってきそうですね。

記念行事や航空祭、観艦式や観閲式は、実施する自衛隊側も、通常訓練の妨げになっているということもあり、コロナ禍を機会に、もう以前と同じようには行われないのかもしれませんね。
とは言え、やっぱりたまにはイベントに行きたいな、何て思いますね。

今回は、2010年に北宇都宮駐屯地で開催された、開設37周年記念行事の写真を再現像してみました。
今では退役してしまった、LR-1OH-6Dも、この時代はまだ現役でした。ゲスト機として、海自のSH-60Jや、この記念行事の後の10月には退役したYS-11T-A、空自のC-1やU-125、この時代まだ旧塗装だったUH-60J、栃木県警や米海軍のSH-60Fも来ていました。
当時は宇都宮に住んでいたので、近場の記念行事は、気軽に行けてよかったですね。
2023年は一般公開されると良いですね。

今から15年前に手に入れたAI AF-S Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D (IF)

15年前の今日シリーズ!?

どうやら、AI AF-S Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D (IF)を手に入れた日でした。

まだ自分の中ではフィルム全盛期で、デジカメはCOOLPIX5400を使っていた時代です。メインカメラはF90X。
この年の暮にD300を手に入れるまでは、F90Xでガンガン撮っていましたね。

それにしても、今見てもこの縮緬塗装の外装は高級感がありました。Nikonの90年代の中上級レンズは、この仕上げでしたね。
スレに弱いのが難点だったのか、2000年代に入ると、縮緬塗装ではなくなってしまいました。

初めて手に入れたAF-S(超音波モータ内蔵)レンズだったので、ついに買ったぞ~!と嬉しかった記憶が。
このレンズは中古でしたが、三脚座欠品で安くなっていて、三脚座を別途購入しても、一般中古より安いので購入しました。

描写もなかなか良く、この後2011年にこのレンズを下取りして手に入れ、未だ使っているAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIと比較しても、遜色ないというか、ボケ味についてはコチラのレンズのほうが好みでした。

初期のAF-Sレンズにありがちな、キーキーというAF泣きが時々発生していましたが、このレンズを下取りに出した時のお店のチェックでは、たまたま発生せず、思ったより高値で引き取ってもらえた記憶があります。

使用期間は4年ほどでしたが、このレンズを手に入れてから、望遠撮影も少しずつ増えていき、特にこの年(2007年)の年末にD300を手に入れてからは、飛行機も撮るようになりました。

写真は2007年6月に行われた、北宇都宮駐屯地祭から。
このレンズを持ち出すようになってから、手ブレ補正も欲しいなと痛感するように。既に2003年にはAF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)が発売されていましたが、残念ながらこの当時使っていたF90Xは、手ブレ補正レンズに非対応(撮影は可能だけど手ブレ補正が動かない)だったので、画質はむしろ上と言われていた旧型のAI AF-S Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D (IF)を手にれたわけです。

時代は変わり、ZマウントのNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sも登場しているので、なかなか悩みどころですが、まだFマウントも使っているので、入手11年のVRIIにはもう少し頑張ってもらおうと思います。

【百里基地】21年12月16日の記録1 COWBOY見参!

米軍再編に係る岩国飛行場から百里基地への訓練移転(共同訓練)、という名目で、12月13日(月)~17日(金)に、百里基地に岩国の米海兵隊第12海兵航空群のF/A-18戦闘機が百里基地に展開しました。
実際には、その前の週から展開していたようですね。

個人的に、12月に入って仕事が忙しくなり、残業も続いていて、当ブログも毎日更新できていなかったりします(基本毎日書きたいところですが、お休みすることもあります)。
とはいえ、せっかくの機会ですから、仕事も何とか休みをとって、16日に行ってきました。

基地周辺は、例によって航空祭家のような感じでしたね。夜中に出発したのに、ギャラリーの多いことなんの。
この日はほぼ無風でしたが、事前の天気予報確認で、03R上がりになると予想。結果的に予想通りでしたね。

1stの上がりは、まずは3SQのF-2からでした。

続いて、救難のロクマルが上がり、そして海兵隊の”COWBOY”ホーネットが上がりました。久しぶりに見るレガシーホーネット! ベタベタからの上がりなので、この撮影ポジションからは弾薬庫からいきなり現れて上がっていくので、なかなか難しい!
ただ、捻ったのは最後の1機だけ、隊長機含めた3機はまっすぐ上がっていきました。う~ん、残念。

続いて撮影ポジション移動。

やはり先に3SQのF-2が降りて、続いてCOWBOYでした。

ところで、COWBOYの機体、ているに機種名と機体番号が入っていますが、F/A-18Aだったり、F/A-18A++だったり、F/A-18C+と、結構バラバラですね。
そして何よりびっくりしたのは、未だにA型が飛んでいるということ。とっくの昔に退役したと思っていたのですが、調べるとA型もC型仕様に改修されていて、そういう機体はA+、更に近代改修された機体はA++といった名称が与えられているようです。
C型が飛び始めたのが1987年辺りからなので、今回のCOWBOYの機体は、どれも80年代の機体ということになります。
米軍や海兵隊も予算が厳しいようですが、自衛隊だけでなく米海兵隊も、こうした古い機体を使い続ける状況なんですね。

では撮影ポジションを移動します。
ほぼ無風ですが、午後はランチェン(滑走路変更)になると見込んでいましたが、当たりました。天気予報では昼前くらいから風向きが変わる予報でした。21L上がりでした。

午後はCOWBOYの1機だけが上がりました。すこーしだけ低い上がりでしたが、噂に聞いているよりは大人しめ。続いて3SQの上がり。一部捻ったけど遠目。ここからは仕方ないですね。

あれ、COWBOY2機だけ上がって終わり? いえいえ、この後に続きます。

ここでブログ編集の時間ぎてです。明日に続きます。

【2021年11月27日】陸上自衛隊観閲式の要人輸送ヘリ

前回、2018年の観閲式の写真をアップしましたが、2021年の観閲式は、周知の通り、一般非公開でYoutubeによる配信のみとなりました。
観閲会場も、従来の朝霞訓練場は、オリンピック会場の射撃競技が行われていたために、現在も片付けの最中とのことで、別会場でした。

今回は、受閲部隊も航空機の参加はなかったわけですが、岸田内閣総理大臣は要人輸送ヘリのEC 225LPで観閲会場に向かいましたので、その姿を我家のベランダから捉えることが出来ました。

600mmレンズに1.4倍テレコンで更にDXフォーマットにクロップ、上の3枚はトリミングしてこのサイズです。
遠いよね…。そして気温は低くても、晴れているので、陽炎の影響で画像は鮮明ではないですね。2枚目の写真で、何とかシリアルナンバーが確認できました。

さらにもう1機飛来。基本的に、要人輸送ヘリは全部で3機存在しますが、そのうちの2機で運用します。1機は予備機です。このどちらに岸田内閣総理大臣が乗っていたかは、写真からは判別できません。
シリアルナンバーも…多分JG-1024かな? 陽炎の影響が大きくて、画質は良くないですね。

観閲式自体は、装備品は静態点時のみで機動展示もなかったので、非常にシンプルでした。
大規模な展示は、自衛隊側の訓練負担も大きく、コロナ禍を期に、そして自衛隊の任務も幅が広がっていることから、こういうシンプルな観閲式が通常になっていくのかな?

【2018年10月14日】陸上自衛隊観閲式

2021年11月27日、陸上自衛隊観閲式が朝霞駐屯地で、一般非公開にて実施されました。

令和3年度自衛隊記念日観閲式


2019年より猛威を振るうCOVID-19、日本国内ではやっと最近感染者が減少しましたが、海外ではまた感染者が増えているとの報道もあり、今年の自衛隊のイベントも、多くが中止や非公開となりました。
今回の観閲式も、Youtubeによるライブ配信となりましたが、今後もこういう形式での配信公開が通常になっていきそうですね。

さて、ここでは、2018年に陸上自衛隊朝霞駐屯地で開催された観閲式の様子をアップします。
この年は、事前公開と本番、両方とも見ることが出来ました。今回は、旧ブログではアップしていましたが、こちらのブログにて、本番の写真を再アップします。安倍総理大臣の時代でした。
この日の朝は雨でしたが、観閲式が始まる頃には止んで、何とか天候は持ち直しました。中々貴重な体験でした。

独フリゲート「バイエルン」を見に東京国際クルーズターミナルに行ってきた

何だか横田基地にアレが飛んできているみたいですが、6日土曜は妻がお仕事、子供を見なければならないので、横田は難しい。
ということで、子供らを連れて5日に東京に入港した、ドイツ海軍のブランデンブルク級フリゲート「バイエルン」(F217)を見に、東京国際クルーズターミナルに行ってきました。

以前は、こうした海外の艦艇は晴海旅客ターミナルで受け入れていましたが、東京国際クルーズターミナルの開設に伴い、晴海旅客ターミナルは廃止が決定され、近い将来解体が予定されています。ただ、普通に開いてはいるみたいですけどね、解体の話はどうなっているんだろう?

東京国際クルーズターミナル、お台場の船の科学館隣に出来ていまして、行くのは初めて。車で直接乗り付けられて、それほど広くないですが、駐車場も併設されています。

晴海埠頭は、レインボーブリッジをくぐれない大型客船が増えてきたことから、レインボーブリッジ手前にあるお台場に旅客ターミナルを作ったようですね。

ただし、写真撮影的には、船が接岸している場所は、昼過ぎはちょうど逆光なんですよね…。
対岸は貨物ターミナルなどで、一般人は入れませんから、順光を狙うなら午前中か。あるいは午後海上から見るかのどちらかですね。

「バイエルン」は、ブランデンブルク級フリゲートの3番艦として、1996年に就役した艦艇。艦齢は25年なので、ベテラン艦ですね。
ホストシップの護衛艦「さみだれ」も2000年就役なので、世代的には同じ艦艇になります。
両者とも、初めてシースパロー短SAMの発射機をVLS(垂直発射機)化した艦艇で、同じOTO76mm単装速射砲を搭載しています。
船体は「さみだれ」のほうが一回り大きく余裕がありますね。

対艦ミサイルは、日本語のWikipediaではエグゾセとなっていますが、ドイツ語のWikipediaではハープーンとなっており、外観上もエグゾセではなくハープーンですねこの台座。ドイツ語のWikipediaによれば、2015年に運用終了のためハープーンに改装されたようです。

また、RIM-116 RAMは、アメリカと独の共同開発なので、独の艦艇に広く用いられています。最近は海上自衛隊も搭載し始めていますね。

ヘリコプターは、欧州ではおなじみのリンクスで、小型なので船体の比較的小さなブランデンブルク級も2機搭載しています。
より大きな、今回のホストシップでもある護衛艦「さみだれ」は、機体もリンクスより大きいSH-60J/Kなので、通常は1機搭載です。

ドイツらしいなと思ったのは、リンクスが理路整然と並べられ、機体の塗装も美しいことでしょうか。この辺りは、お国柄が出ますね。

ブランデンブルク級の船体も、独らしく乾舷が高い重厚なイメージです。
ただ、やや船体の大きさに余裕はないように見え、シースパロー短SAMのVLSは船体に収められなかったために艦橋前の高い位置にあるため、前方視界が悪そうに見えるのと、重心が高くなりそうな感じです。
レーダー類は欧州の標準的な構成ですね。

元々、中国も訪問する予定だった「バイエルン」ですが、中国側から入港拒否されています。そもそもドイツの艦艇がインド洋や太平洋方面、日本に来るもの20年ぶりです。
元々、左派政党のメルケルと中国共産党は蜜月とも言われていて、ドイツも今は中国向けの自動車生産が主力です。地理的に中国とドイツは離れていて、戦略的にはお互い利害関係はなし。
一方で開かれたアジア太平洋、航行の自由作戦は、イギリスやフランスなど欧州も参加しているため、そちらの顔を立てなければならず、どっちつかずの印象です。
エネルギー政策も、化石燃料と原発依存をなくしていくと言いつつ、いざとなれば周辺国に依存する、特にロシアとエネルギー政策で連携もしていたりと、八方美人なんですよね。

それはともかく、純粋にドイツ艦艇を近くで見られたのは良かったです。

【2016年10月13日】陸上自衛隊観閲式予行

5年前の今頃、初めて陸上自衛隊の観閲式に行ってきました。ただし予行ですが。
陸上自衛隊の朝霞駐屯地は、我が家からそれほど遠くないので、自転車で行きましたね。

予行なので、お偉いさんの代理が、役名をぶら下げて実施していました。
とは言え、ちゃんと車両や航空機も出てきますし、初めてだったので、撮影すると言うよりはその雰囲気を掴む、と言う感じでした。
曇っていて、航空機は逆光気味なのが残念でしたが、割と航空機も見れたので良かったかなと。

自衛隊では、観閲式を、陸海空毎年持ち回りで実施していましたが、東京オリンピック2020の開催やコロナ禍の影響で、その開催の順番や、開催そのものが不透明です。

2020年は航空観閲式を入間基地で無観客で実施し、ライブ配信となりました。今年は陸上自衛隊の番でしたが、オリンピックもあったので、そもそもやらないようですね。
2022年は海上自衛隊の観艦式となっていますが、実施方法については検討中のようです。
コロナ禍が終わったとしても、今後の観閲式は、自衛隊の負担が大きいことから、規模縮小やライブ配信が中心となりそうですね。実際に、富士総合火力演習は、既に去年も今年も、無観客のライブ配信でした。
今後はライブ配信が増えそうですが、やっぱり生で観たいですね。さてどうなるやら。

【百里基地】2010年7月25日の航空祭

蔵出し写真シリーズ(シリーズ?)、今回は今から11年前の2010年7月25日に開催された百里基地航空祭から。

当時、百里基地は今ほど通っていなくて、タイミングが合えば撮影に行っていた、という程度でした。したがって腕も全然、どう撮っていいのかよくわからないニワカ状態(今も大差ないw)。

近年は11月~12月に開催されている百里基地航空祭、この時代はまだ真夏に航空祭がありましたね、道は大渋滞でしたが、基地内の空き地に車を停めることが出来きました。
とにかく暑かった、という印象。そして湿度も高くて、写真を見ると、モヤッとした絵が多いですね。
そしてブルーインパルス、百里基地だとエンプロ地区からは、午後は逆光になってしまうんですよね。

まだF-15Jの305SQがいた時代ですし、302SQのファントムも、まだまだ数が多かった時代です。救難も、まだ黄色と白の時代でした。

当時のカメラはNikon D300、レンズはAF-S 80-200mmに2倍テレコン、画質は2倍テレコンだと、ちょっとシャープネスとコントラストに欠ける印象ですね。それでもD300の1200万画素だから、まだ見られると言った感じですけど。

たまにはテレ(望遠)ワーク

リアルなお仕事の方は、現物に触らなければならないために、最近テレワークとはすっかりご無沙汰。同じように、望遠レンズの方のテレ(望遠)ワークも最近ご無沙汰です。
仕事が忙しいのもあるけど、天気も微妙なので、戦闘機撮影もずっとやっていません。

そんな中、朝出勤前に、ヘリの音がしたので、外を見てみると、陸上自衛隊のAH-1Sコブラが3機飛んでる!

慌てて望遠レンズをセット。久しぶりのSIGMA 150-600mmの出番でした。

Luminarで編集したらやりすぎた…

ちょっとコントラストのない絵になったので、Luminar3でいじってみたら、やりすぎました…。
何事もほどほどに。

2013年5月26日の北宇都宮駐屯地祭から

ちょうど8年前、というわけではないですが、今から8年前の北宇都宮駐屯地祭の写真。

宇都宮に住んでいたときは、行きやすかった北宇都宮駐屯地祭も、この時既に東京に転勤した後。かつ妻が妊娠中でしたので、妻の栃木の実家に行って、その足で駐屯地祭に出かけました。

OH-6Dを使った「スカイホーネット」の飛行展示も、この次の2014年の展示をもってラストとなりました。

アパッチもOH-1も飛んでいて、かつOH-6Dの後継の練習ヘリのTH-480Bもフライトするなど、この年は新旧混在で陸自の各種ヘリが見られました。

今は、陸自のヘリ部隊、OH-1はエンジントラブルで復帰に時間がかかっているし、アパッチは墜落事故があり活動が鈍化しているように感じます。
そして2021年度は、UH-1Jの後継のUH-2が導入され始めますが、陸自のヘリ部隊は、機体の老朽化と新型機の導入遅れやトラブル、オスプレイに予算を持っていかれているなど、色々問題が多いですからね。OH-2は陸自の働き馬となる、導入数の多くなると思われる機体ですから、遅延なく導入出来るといいですね。