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アダプターリングBR-2AとBR-5+ AF Nikkor 20mm f/2.8Dで撮影倍率3.4倍のマクロ撮影をしてみた

NikonはDタイプレンズやMFレンズを販売終了にした際に、多くのレンズアクセサリ類も販売終了になってしまいました。
その中で数少ない現行品(2022年6月執筆時点)がアダプターリングBR-2Aです。これは通称リバースアダプタとも呼ばれ、レンズをカメラに逆付けするためのアダプタです。

そして、販売終了してしまったBR-5リングは、BR-2Aリングにフィルタ径62mmのレンズを取り付けるアダプタになります。

リバースリング? ナニソレ? ナンノコッチャ?となる前に、写真でご紹介しましょう。

アダプターリングBR-2AとBR-5 AF Nikkor 20mm f/2.8D

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dも、多くのアクセサリと一緒に販売終了となっているレンズです。この3つを使って遊んでみます。特にBR-5リングは、手持ちのレンズではこのレンズのためだけに持っているようなもので、こういう遊びのために、未だにAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dを修理してまで使っています

まずはBR-5リングを、AF Nikkor 20mmのフィルタ枠に取り付けます。と言うのも、BR-2Aリングは、フィルタ径52mmのレンズを直接取り付けできますが、AF Nikkor 20mmのフィルタ径は62mmなので、直接取り付けできません。そこで、BR-5リングを使うことで、フィルタ径を52mmに変換しします。
52mmに変換したら、BR-2Aをねじ込みます。すると、レンズの前玉にFマウントができるわけです。
このBR-2Aは、精巧で美しい墨入れ刻印が入っているにも関わらず、定価はたったの2,200円です。多くの接写用アクセサリが廃番になる中、このアクセサリだけ作り続ける理由もないので、恐らくは在庫限りなのだと思っています。ですから、買うなら今のうちです

BR-2Aリングは、先にレンズに付けるよりも、ボディ側に装着したほうが取り付けしやすいです。
実際にリバースしてレンズを取り付けた写真が右上です。本来マウント側になる後玉が前を向いているのがわかります。
さてこんなことをするメリットって何なのでしょう?

広角レンズをリバースして取り付けるとマクロ撮影が可能となる

そういうことなのです。レンズをリバースして取り付けると、等倍を超えるようなマクロ撮影が可能となります。特に広角レンズになればなるほど、撮影倍率は上がります。
AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの場合、リバースすることで、一般的なマクロレンズの等倍(1倍)を超える、3.4倍もの倍率で撮影可能となるのです。

リバースして蕾を撮影。ワーキングディスタンスもそれなりに稼げる。

まずAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dをそのまま装着して、最短撮影距離25cmで撮影してみました。この時の撮影倍率は0.12倍です。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの通常撮影の最短撮影距離ではこんな感じ

広角レンズゆえ、寄ったところで限界がありますね。主体が何だかよくわからない写真です。

次に、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮影してみました。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで等倍撮影

等倍だと、いきなりここまで接写できるようになりました。一般にはこれでも十分接写できていますが、人間欲張りなもので、更に寄って撮影してみたくなるものです。
ここで広角レンズをリバースして撮影した写真をお見せしましょう。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf11

どうでしょう? ここまで接写が可能となります。撮影倍率3.4倍は伊達じゃないですね。
なお、ここまで接写すると、絞り開放では被写界深度が浅くなりすぎるため、上の写真はf11に絞っています。一眼レフでは、光学ファインダ上ではかなり真っ暗になりますが、ライブビューではピント合わせできるくらいには明るく表示できます。もちろんミラーレスなら、何ら問題なく見えるでしょう。
この撮影では、スピードライトも用いていますが、かなり離した場所の横からワイヤレス発光させています。
ここではそうしていませんが、背景を暗くして被写体だけを明るくするには、シャッタースピードを上げて絞り込むのが良いでしょう。

こういった撮影は、絞りリングで絞り設定ができるからこそで、Gタイプ以降の絞りリングレスのレンズでは、絞り設定ができなくなりました。
もっとも、Gタイプレンズであれば、絞り連動レバーがマウント側に残されているので、市販のGタイプ用レンズアダプタを噛ませて、絞りを設定する、あるいはレバーを手で動かして絞りを設定することもできなくはないです。
完全電子マウント化したEタイプレンズやミラーレス用の多くのレンズでは、機械的な絞り設定ができなくなったため、こうしたリバース遊びは事実上できません(絞りを制御できないだけで、撮影自体はできなくはないけど)。

どんなに電子化されても、1,2本はこうしたマニュアル、あるいはAFでも古いレンズがあれば、色々遊べるので、興味があればぜひ。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf22

上は更に絞り込んだf22で、それでもこれだけ被写界深度は浅いのです。これは自然光のみで撮ってみました。

中間リングを使ったマクロ撮影も気軽にできますが、広角レンズをリバースさせる、と言うのも一つの手法です。

BR-2Aリングの豆知識

中古で型番末尾にAがつかないBR-2があります。現行のBR-2Aの違いは、前者が電子接点のないMF一眼レフ用(というよりBR-2発売当時はそれが当たり前でした)となっているのに対し、BR-2Aは電子接点を持つ一眼レフ用(電子接点のない一眼レフでも使用可能)となっています。
古いBR-2を電子接点を持つ一眼レフ(AF一眼レフ全般及びF-601M)に装着すると、電子接点と干渉し破損につながる可能性があるため、必ずBR-2Aを使用してください。

また、FTZ/FTZ IIとBR-2Aの装着は可能なので、一眼レフだけでなく、Zマウントミラーレス、あるいは他社製ミラーレスにFマウントアダプタ経由でも使用可能です。

以下は、BR-2Aリングを使用してリバース取付した場合の、Fマウントニッコールレンズの撮影倍率となります。
なお、BR-2A単体の場合、フィルタ径は52mmのレンズ、BR-5リング併用の場合はフィルタ径62mmのレンズが対応します。
18mm以下の広角レンズ、およびGタイプ、Eタイプレンズは非対応となります。
実際には、取付さえ何とかすればできなくはないですが、あまり実用的ではないでしょう。

下記の表を見ると、リバース取付で最も撮影倍率が高いのは、AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/SとAI Nikkor 20mm f/2.8Sの3.4倍となります。いずれもAFかMFかの違いはありますが、基本的に同じ光学系のレンズです。
また、ズームレンズの広角の方が、同じ焦点距離の単焦点レンズより高倍率になることが多いようです。
こういったリバース取付のマクロ遊びをするなら、高倍率撮影を楽しめる、Nikkor 20mm f/2.8が最適と言えますね。

レンズ名BR-5リング
併用
撮影倍率
AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/S3.4X
AI AF Nikkor 24mm f/2.8D/S 2.5X
AI AF Nikkor 28mm f/2.8D/S 2.0X
AI AF Nikkor 35mm f/2D/S 1.4X
AI AF Nikkor 50mm f/1.4D/S 1/1.1X
AI AF Nikkor 50mm f/1.8S(New) 1/1.4X
AI AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8S1.2X
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D/S1/1.2X
AI AF Zoom-Nikkor 24-50mm f/3.3-4.5D/S3.0-1.0X
AI AF Zoom-Nikkor 28-70mm f/3.5-4.5D/S 2.2-1/5.6X
AI AF Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S(New)3.0-1/27.5X
AI AF Zoom-Nikkor 28-105mm f/3.5-4.5D(IF)2.8-1/1.8X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/3.3-4.5S(New) 2.1-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-80mm f/4-5.6D 1.5-1/1.4X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/2.8D/S2.3-1/1.9X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5D(IF) 1.8-1/33.62X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S(New)2.2-31.7X
AI Nikkor 20mm f/2.8S3.4X
AI Nikkor 24mm f/2S 2.6X
AI Nikkor 24mm f/2.8S 2.5X
AI Nikkor 28mm f/2S 2.2X
AI Nikkor 28mm f/2.8S 2.1X
AI Nikkor 35mm f/1.4S 1.8X
AI Nikkor 35mm f/2S 1.6X
AI Nikkor 35mm f/2.8S 1.5X
PC-Nikkor 35mm f/2.8 1.6X
AI Nikkor 50mm f/1.2S 1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.4S 1/1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.8S 1/2X
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S 1/1.1X
AI Noct Nikkor 58mm f/1.2S 1/1.2X
AI Zoom-Nikkor 25-70mm f/3.3-4.5S 2.1-1/6.1X
AI Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S2.9-1/35.8X
AI Zooom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6X
AI Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S2.2-1/14.9X
AI Zoom-Nikkor 35-200mm f/3.5-4.5S2.2-1/∞X
BR-2A取付時の各レンズの撮影倍率表

さて、この撮影倍率は、BR-2Aリング単体使用の場合ですが、中間リングやベローズを介すことで、さらなる高倍率撮影も可能です。
それについてはまた機会を見て試してみたいと思います。

Nikon Z 9に旧型のNissin Air 1が使えるか試した

Nikon Z 9用のアクセサリは、概ねNikon Fマウント時代のものが使用可能です。
そのうちスピードライトについては、ちょっと古い純正のSB-900、サード製ではNissin Di866 MarkIISIGMA EF-610 DG SUPERが問題なくTTL調光できることを確認しています。

では旧製品のワイヤレスコマンダーのNissin Air 1は使えるかな?というのが今回のお題です。
せっかくなので、ワイヤレスコマンダーを使う状況でもある、マクロ撮影を行ってみました。

ベローズのPB-4にEL-NIKKOR 80mm F5.6を引っ張り出してきました。
まずベローズの方ですが、Z-F変換のマウントアダプタのFTZ IIを装着し、中間リングのPK-12を挟めば、問題なく使えました。
ただし、Z 9は縦側の寸法が大きいため、バッテリ室の部分が当たらないよう、ベローズのマウント側はレールの後ろ側にセットしておきます。

そして、旧型のワイヤレスコマンダーNissin Air 1、問題なく使えましたね。この手の撮影ではマニュアル発行し調整が基本です。マニュアル発光での光量調整も問題ないようです。
受信側は、Nissin Air R、フラッシュはNissin Di866 MarkIIの組み合わせです。受信機が1個しかないので、そのうちもう1個は増やそうと思っています。
せっかくなので、お花を撮ってみました。

難しい…。色々角度や距離を変えてみましたが、難しいですね。
一方、ミラーレスとベローズの組み合わせはなかなか勝手がよく、特にZ 9はスターライトビューがあるので、f16に絞っても、プレビュー画面上で明るく見えるのが有り難いですね。

たまにはこういう撮影も楽しいものですね。

Amazonで買ったPeak Design アンカーリンクスAL-4の本物と偽物を比較してみた

先月、Amazonで買ったPeak DesignのアンカーリンクスAL-4が、流通経路や届いた商品が偽物の疑いを持っていたものの、それをそのままNikon D850に取り付けて撮影を行っていたところ、撮影中にアンカーの紐が抜けてしまうというハプニングが発生しました。

これ、取り付けて初日だったのですよね。レンズは少し重めのAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR(2,300g)だったのですが、カメラと合わせて4kg程度。ちょうど撮影の為カメラを構えた際に、ストラップが引っ張られて抜けてしまいました。
ツイートでは切れた!と書きましたが、よく見ると抜けているんですよ。
これをもって、やっぱり偽物だった、と確信するとともに、こんな怪しいものを、怪しいとわかっていながら使ってしまった反省を踏まえ、記事にまとめてみることにしました。
そして、今度こそ本物を、ということで、Amazonで「発売元:Amazon」となっているものを改めて購入しました。

注意!AmazonではマーケットプレイスとAmazon販売の商品が混在している

AmazonでPeak DesignアンカーリンクスAL-4を検索すると、2022年5月6日朝の時点では、このような表示となります。

Amazonでは販売元Amazonとマーケットプレイスの中で一番価格の安いショップが表示される

45%引き、というなかなかな値引きですが、Amazonの場合、Amazon自体が品を仕入れて販売する場合と、マーケットプレイスとして販売する場を提供し、実際にはAmazonではなくマーケットプレイスに出品した業者が販売する場合があります。
その中でも、マーケットプレイスの業者がAmazon倉庫に在庫を持っていて、そこから発送する場合と、マーケットプレイス業者が独自ルートで発送する場合があります。チャイナの業者で小物類なんかの販売は、直接中国から発送されるので、後者のケースとなりますね。
さて、上の赤枠に注目。この日は、「PD shop11」という業者表示されました。ちなみに私が買った業者は「ピークスペシャル」となっていて、購入時は”ピーク”だけ見て公式と誤認してポチってしまいましたが、発送に時間がかかるとか、よくよく考えると怪しいよね~と思いつつ、興味本位もあってそのままキャンセルせずにいました。

ちなみにAmazonや他のマーケットプレイスの業者も出品していました。

Amazonや他の業者の販売

販売元AmazonもPeak Designの正規販売店の1つですから、ここで購入すれば、正規品が届くはずですし、保証も受けられます。実際、銀一のHPっを見ると、Peak Designの日本国内正規取扱店としてAmazonも書かれています

ということで、今回はAmazon primeと表示のある発売元:Amazonとなっているものを再購入しました。

発売元:AmazonのPDアンカーリンクスが届いた

Amazonが販売するものなので、倉庫在庫があればすぐに発送されます。実際、4日に注文して5日には届きました。

箱の質感は、正直なところ大きく変わらないです。違いとしては、偽物は一番下が「TM and ® 2018 Peak Design」となっているのに対し、本物は「TM and ® 2020 Peak Design」となっているところでしょうか。
アンカーリンククスは、2018年6月にバージョンアップし、現在も販売している最新バージョンのV4となりましたが、このときのパッケージのままなのかな?
ご丁寧にシールも貼っていますが、これも貼っている位置が違うだけで、本物との見分けがつかないですね。

写真で比較する、本物と偽物のPDアンカーリンクス

アンカーの比較

まず偽物は、品者と比較して細くてコシがなくふにゃふにゃです。本物の方は、ワイヤーにダイニーマという超強力超高分子量ポリエチレン(UHMwPE) 繊維を使用しています。これは、細くとも束になることで、金属ワイヤーよりもずっと強度の高い材質です。引張強度も相当強く、本物のアンカーリンクスAL-4は、90kgもの耐荷重があります。これは、標準的な日本人成人男性がぶら下がったとしても切れないというものです。
写真左では、撮影中に抜けてしまったものと、帰ってきてから手で引っ張って抜けた偽物ですが、これはワイヤーの耐荷重以前に、構造的にワイヤーが刺さっているだけの粗悪品ということになります。

手で引っ張ったら簡単に抜けてしまった、移動中に抜けなくて本当に良かったね…

また、下の写真を見ると、本物はアンカーの表面に艶が多いですが、偽物は艶が少なめです。

本物は艶が多めでアンカーのワイヤーも太め

偽物のワイヤーをカットして断面を見てみました。

カラフルなワイヤーが中に入っているけど…

本物は、摩耗度合いがわかるように3層構造となっていて、それぞれに色がついていますが、この偽物はカラフルなワイヤーが中にはいっていて、ダイニーマというより、ただのナイロンワイヤに見えますね。もちろん、ナイロンも耐荷重性は高いものもありますが、いずれにしろ本物ではなさそうです。

ストラップ側(アンカーハウジング)も、よく見ると品物と偽物では違う

ストラップを取り付ける側、アンカーハウジングも比較してみました。

ぱっと見では違いが分かりづらいです。
しかしこちらは逆に写真で見るとよくわかりますね。
アンカーハウジングの中にある金属プレートの形状がまず違います。本物は、緩やかなアール(カーブ)がついていて、アンカーの付け外しがスムーズですが、本物は付け外しが固めです。偽物はプレートのアールが小さく滑らかではありません。光の反射具合で違いがわかりますね。

そして偽物はプラスチック部分のバリも出ています。
よくよく観察していくと、このアンカーハウジングの方が本物と偽物の違いがわかりやすいですね。

ただ、初めて買ったものが偽物だと、こんなものだなと思ってしまいますね。
自分の場合は、初めて買ったものがニコンダイレクトのオリジナルモデルのアンカーリンクスでしたので、これは正規品ですし、今回それを持っていたからこそ比較できたのが良かったですね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ND オリジナル peak design アンカーリンクス AL-4
価格:3300円(税込、送料別) (2022/5/6時点)


正規品アンカーリンクスも古いバージョンはアンカーが細い

Peak Designの公式HPには、アンカーリンクスの各バージョンの比較が掲載されています。

これを見る限り、今回偽物、と思われるアンカーは、V3の回収品の横流しでは、という推測もできましたが、手で引っ張って簡単に抜けてしまう時点で、V3ですらないと判断しました。V3はワイヤー部分が細く、内部にダイニーマを使っているものの、摩耗により切れてしまうトラブルが発生したとのことです。それでも、実際にトラブルが発生したのは、17,000人に1人に割合だったそうなので、横流し品のV3だとしても、そんなに簡単に抜けてしまうことは考えられないです。

ということで、今回、Amazonのマーケットプレイスの中華業者「ピークスペシャル」で購入したものは偽物、と個人的に判断させていただきました。

機会があれば、引張試験機で本物と偽物のアンカーの引張強さ試験をしてみたいですね。

Amazon自体は正規代理店、問題は審査がゆるいマーケットプレイスにある

今回の問題は、【国内正規品】と書いているにも関わらず、価格が安いと言うだけで、検索をかけると一番はじめにマーケットプレイスのお店が発売元になってしまうことです。

元々Amazonは以前からマーケットプレイスの販売店での偽物商品が多く、トラブルになっています。
マーケットプレイス業者は数が多く、Amazonはあくまで販売する場を提供しているだけなのですが、発売元が違うだけで、正規品か偽物かが分かれて販売されているのは問題でしょう。
ただ、クレームを入れたところで、Amazonはどうせ対処しないでしょうし、マーケットプレイス業者も名前を変えてどんどん売っているので、いたちごっこです。

もう消費者としては、信用のあるお店で買うしかないかと思います。国内では、銀一がPeak Designの正規代理店となっていて、銀一から直接、または正規取扱店から買うしかありません。が、正規取扱店としては、Amazonも含まれています。Amazonには、ぜひ正規品は自社流通のみ取り扱かって欲しいところです。

偽物?旧版? Peak Design アンカーリンクスAL-4を再び買ってみたが…

以前、Nikon Directオリジナルカラー(標準が赤の対してイエローになっている)のPeak DesignのアンカーリンクスAL-4を購入しました。

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ND オリジナル peak design アンカーリンクス AL-4
価格:3300円(税込、送料別) (2022/4/27時点)


これが、カメラバッグに入れて運ぶ際に、ストラップを外せてかさばらないのが気に入って、今度はAmazonで買ってみました。

なんだか安くなっていて、3月末に注文しましたが、中国国内で滞留していたようで、予定より少し遅れて、先日到着しました。
しかし疑念が…

お前、配送元がおかしいぜ

配送元、Fromは「XIONGWEN WEN」と、どう見てもチャイニーズの個人名。検索すると、あちらの俳優さんの名前がヒットしました。
電話番号「8618928943683」を検索すると、そもそもPeak Designとは関係のない商品が届いているっぽい。

住所はここでした。

ようわからん…

でもって商品も疑念が。

なんだかちょっと雑な気がします。ただ、比較しないと、こんなものかー、という感じです。
ただ、バリがあったりと疑念はあります。

v4と書かれているが、左のNikon Direct正規品とアンカーの太さと質感が違う

最大の疑念は、アンカーの太さが明らかに違うこと、質感も違うことです。
曲げてみても、Nikon Directで買った正規品は太くてコシがありますが、Amazonで買ったものはコシがあまりなく、少し細い。これは手で触ると明らかに違いがわかります。
パッケージには、最新版のv4と書かれていますが、たとえ正規品でもv3以前の商品ではないかと思います。

Amazonでは今も割引販売されていますが、正規品を買うなら、Amazon以外が無難ですね。そして値引き品は怪しいということです。


※2022年5月5日追記:疑念は見事に悪い方向に当たりました

この件は、別途まとめて記事にしたいと思います。→偽物と判定し、記事にしました

充電が終わらない充電器MH-33 新品交換されました

Nikon Z 9付属の充電器MH-33ですが、購入時から、充電がいつまでも終わらない、という不具合がありました。

症状としては、バッテリーEN-EL18dを、Z 9付属の充電器MH-33とPD給電の本体充電アダプターEH-7Pを使って充電しても、50%→80%→100%と残量表示だ点滅し、最終的に点灯となって充電完了する、はずなのですが、いつまでも100%で点滅状態のままとなっていました。

ちなみに同じ症状の方がいらっしゃるようです。

どのバッテリを入れても充電完了にならない

手持ちのバッテリは、Z 9付属のEN-EL18dと予備の購入したもう1本、およびD850のMB-D18用に購入したEN-EL18bが3本。
このどれを充電しても、充電完了の点灯表示となったのはわずか1回のみでした。それ以外は何を充電しても同じ結果です。
ただし、数時間経過していれば充電自体は終わっているようで、それをカメラに入れると残量は100%となっています。

充電自体はできていますが、100%で点灯のまま終わらないのは怖いので(Li-ionバッテリは過充電で発火の危険性あり)、重い腰を上げてNikonに連絡しました。買ってから3ヶ月以上経過してるんですけどね。

サポートから、端子の清掃をお願いされましたが、それはもうやっています。ということで、MH-33を修理センターに送付してくださいとの連絡がありました。
ということで、3月末に修理センターへMH-33を発送しました。発送は保証期間内ですが、元払いなんですね。

なお、本体充電アダプターEH-7Pの発送は特に言われなかったので、発送していません。これがあれば、充電器がなくても、Z 9本体に直接取り付けてバッテリ充電が可能です。この辺り、仕様的にも助かりますね。

新品に交換へ

そして、ニコンの修理センターより電話連絡があり、症状を確認できたので、新品に交換します。交換なのでシリアルナンバーが変わります、とのことでした
恐らく、既に同様の不具合がいくつかあったからだろうか、比較的スムーズに新品交換となりました。
Nikonで過去に多くのデジカメを購入しましたが、このような充電不具合は初めてです。

そして新品となって戻ってきました。

Made in Chinaです。だからというわけでもないですが、なんだか不具合を目の当たりにすると、品質管理大丈夫かな…と思ってしまいます。フラッグシップ機の充電器ですしね。

届いたMH-33の製造は2021年9月

シリアルナンバーですが、上から2桁目が製造年の末尾で2021年を示し、3桁目の9が9月製造を示します。ここは16進数表示なので、例えば10月製造だとAとなるようです。
末尾の数字から見ても、補修用部品として初期ロットの製造と思われます。
まだバッテリが十分残っているので充電は行っていませんが、問題が解消されていると良いのですが。


まもなくZ 9の大幅アップデートのFW Ver2.00が公開されるので、FWアップデートしたら色々試してみたいと思います。特に低照度時のAFが改善されているようなので、比較テストしてみたいと思っています。

JJC Japanから頂いたKIWI fotosのリモートスイッチ

先日、AF-S 200-500mm用にJJCのレンズポーチを購入しレビューしたら、JJC JapanさんよりTwitterフォローされまして、プレゼントキャンペーンに応募したら、見事当選しました。

当選しました!

そしてDMを頂き、しばらくして商品が届きました。Amazonから届いたから、あれ何か買ったっけ?と思ったら、当選商品でした。

JJCブランドじゃないの? JJCがKIWI fotosの製品を扱っているということかな? 今はチャイナブランドの商品は多岐にわたっているので、この辺の事情はよくわかりませんが、どちらのブランドもAmazonだけでなく、ヨドバシカメラやエツミなども扱っているので、そこそこ名が通っていますね。

さて、DMには特に使っているカメラのメーカーなどは聞かれていませんが、多分プロフを見たのでしょうね、私がNikonユーザーということで、リモートレリーズのNikon用が送られてきました。
しかも、10ピンターミナルを使う、MC-30の互換品のようですね。Nikonはミドルクラス以上のFマウント機に、RS-232C通信の10ピンターミナルを備えて、アクセサリを接続できるようにしていましたが、近年はUSB接続が一般的になって、これまでのNikon Zシリーズでは、古い10ピンターミナルはなくなっていていましたが、Z 9で復活しています。過去のアクセサリと互換性を持たせているのはすごいですが、シリアル通信をわざわざサポートしているのは興味深いですね。今や、スマホやPCなどでもレリーズはできますし。

学生時代に買って、四半世紀愛用している、NikonのリモートレリーズのMC-30を並べてみました。年季が入っていますね。このアクセサリがAFフィルムカメラから、最新のZ 9まで使えてしまうのが面白いですね。
MC-30は、現在は型式がMC-30Aとなって販売されていますが、形状は基本的に変わっていません。半押しと全押しのストロークが長めにとってあり、わかりやすいです。
対して、KIWI fotosのリモートスイッチ(英語表記はCALBE SWITCH)は、シャッターボタンに剛性感がなく、ややグネグネとしていて、半押しまでのストロークは浅いです。全押ししたときも、やはりグニャッとした剛性感があまりない感触です。ここは値段の差が一番出るところでしょうか。
シャッターボタンをを押したまま上にスライドさせると、ボタン押しの状態のままホールドされるので、Bulb撮影に重宝します。ちなみに、MC-30/MC-30Aにも同様の機能がありますが、このHOLD機構については、KIWI fotosのほうが片手でできるので使いやすいです。

Nikon Z 9は伝統のシリアル通信の10ピンターミナルが復活

Z 9に取り付けてみました。純正品と違い、10ピンターミナルの向きを示す指針がないので、挿し込みづらいのが難点でしょうか。
ちゃんと問題なくZ 9でも使えました。恐らく私の手持ちのフィルム機F100やF90Xでも使えるでしょうね。

最近は、スマホや専用のワイヤレスリモコンからレリーズ可能となり、だんだんこの手のワイヤードのリモートレリーズの出番は減ってきましたが、やっぱりスマホレリーズと違ってレスポンスが良いので、あると便利なアイテムではありますね。特にBulb撮影では重宝します。
ありがたく使わせていただきます。JJC Japanさん、ありがとうございました。

今更ながら、Peak Design アンカーリンクス AL-4を買ってみた

買ったのは先月になりますが、Nikon DirectでPeak Designのアンカーリンクス AL-4を購入しました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ND オリジナル peak design アンカーリンクス AL-4
価格:3300円(税込、送料別) (2022/4/1時点)


この商品自体はだいぶ前からあり、カメラユーザーならご存じの方も多いと思いますが、カメラのストラップ、収納時や用途によっては結構かさばって邪魔だな、と思うこともあります。
ただ、通常はカメラにガッチリ取り付けているので、取り外しは用意ではありません。
このアンカーリンクスを使えば、ストラップの取り外しや取り付けが容易になるので、例えば三脚に取り付けた際はストラップを外す、持ち運び時に取り付ける、といったことが簡単に行なえます。

初期のモデルでは、紐の部分がちぎれてカメラが落下するという事故も起きていて、そういうリスクを考えると、イマイチ買う気になれなかったのですが、現行のモデルはその辺りが改善されているようです。
耐荷重は90kg以上あるということで、通常の仕様であればまず切れる心配はなさそうですが、やはり使用に伴い劣化もするので、商品としては予備のアンカーも付属しています。

Nikon Directオリジナルモデルのカラーはイエロー

通常品のアンカーリンクスは赤なのに対し、Nikon Directオリジナルではイエローとなっています。Nikonのイメージカラーですね。
色がイエローなだけで、特段Nikonと書かれているわけでもないので、個人的には好きですね。デカデカとロゴが入るのは苦手ですし。

Peak Designオリジナルのストラップ付きのモデルもありますが、こちらはストラップは好みのものを取付可能です。
お気に入りのPorterとNikonのコラボのストラップを取り付け、Z 9にまずは着けてみました。
これは便利! 三脚にカメラを付けた時のストラップが邪魔だなと思っていたので、着脱が容易になってよいですね。
反面、これをつけることでストラップが長くなってしまいます。Porterのストラップは伸縮式なのですが、一番縮めても、ストラップとしてはちょっと長めになっているなぁ。
それでも使い勝手が良くなったので、トータルで良しとしましょう。

気に入ったので、D850用にも発注しました。こちらはPeak Designオリジナルにしました。

しかも安くなっている! 届くのは遅いけど、急ぎでもないので、しばらく待ちですね。

AF-S 200-500mm用にレンズケースJJC DLP-7IIを買ってみた

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRを、AF-S 600mm f/4G用のカメラバッグのサイドに取り付けるために、レンズケースを買ってみました。


たまたま楽天で割引していたので、買ってみました。何種類かあるサイズのうち、上から2番めに大きいサイズです。
内寸144 x 316mmということで、AF-S 200-500mm以外に、Tamronの150-600mmクラスにも適合するようです。

発注してからしばらくして、チャイナポストで届きました。Amazonだと、その時の在庫状況によりますが、執筆時点では国内在庫があるので、もう少し早く届くかも?

ものは結構しっかりしていて、ペナペナという感じは一切なく、衝撃からしっかり守ってくれそうです。純正のレンズポーチた薄っぺらな袋なので、こんなペラペラな袋ならむしろ、付属しなくていいという程度のものなので、他のレンズとともに持ち出す機会が多い場合は、この手のレンズポーチはあったほうが良さそうですね。

AF-S 200-500mmにはギリギリサイズかも

サード製、しかもチャイナブランドなので、ちゃんと入るかな…と思ったら入らない! じつは、三脚座にアルカスイスプレート取り付けており、またレンズキャップ代わりのレンズハットも装着していたので、これらを装着したままでは入りませんでした。
アルカスイスプレート、レンズハットともに外した状態で入りました。

寸法ギリギリでしたね…。もしも、レンズハットや三脚座にプレート装着のままで収納したい場合は、ワンサイズ上のケースを使うほうが無難かもしれません。
ケースを絞るストラップも上下2箇所にあり、これを使ってカメラバッグのサイドベルトに取り付けも可能です。汎用性も高いですね。
別途、肩がけできるベルトも付属していました。

Loweproのレンズトレッカー 600 AW IIIにとりつけてみました。

しっかりととりつけできました。ベルト2本で締め付け出来るので、隙間無く取り付けできています。
これで、AF-S 600mmとAF-S 200-500mm、Z 24-200mmの3本に、ボディ2台(Z 9とD850)、テレコン、バッテリ類を入れて運べます。が、重量がものすごいです。バッグの重量も含めると15kgはあるんじゃないかな…。何かの訓練か…。無謀ですね。
今年航空祭があるとしたら、カート併用しないと、夕方まで体力持たないかも。

なぜPanasonicはレンズ名ではなく分かりづらい型式名のみの表記をするのだろうか?

これは先日、Panasonicのマイクロフォーサーズ用レンズのファームウェアアップデートがあったときに感じたことです。

https://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/download/ より引用

さて皆さん、これだけで何のレンズなのかわかりますか?
私にはさっぱりわかりませんでした。熱心なLUMIXファンならわかるのかもしれませんが。数字は何となくレンズの焦点距離を示すものだな、と言うのはわからないでもないですが、ぱっと見てすぐに分からないですね、正直。
こういうところなんですよ、PanasonicのLUMIXシリーズのだめなところ。カメラ自体は非常に操作性がよく、写りだって良いのに、サポート系が全くだめ、ユーザーのことを考えていない。
レンズの型式だけでなく、レンズ名も書いてほしいです。本当にただそれだけのことなんですよね。

ちなみに、2022年3月1日に発表された、マイクロフォーサーズ用レンズのファームウェアアップデートは、主にGH5M2GH6に対応させるためのものでした。
私の手持ちのレンズだと、H-X015ことLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.のファームウェアがVer1.1となり、アップデート内容は以下の通りです。

  • ハイフレームレート動画200.00p設定時の、シャッターボタン半押し、またはAF-ONボタンによるAF動作に対応しました。
    対応カメラ:DC-GH6(2022年3月1日時点)
  • [フォーカスリング制御]機能に対応しました。(対応カメラ使用時)
  • AF性能の向上
    記録フレームレート24p(24.00p/23.98p)設定時のAF追従性を向上させました。
    対応カメラ:DC-GH6/DC-GH5M2(2022年3月1日時点)

というわけで、LUMIX GX7MK3ユーザーにはどれも関係がないことですね。一応、バージョンアップしてみました。

ファームウェアアップデート、まずバッテリ残量がフルでないと受け付けません。残量表示のうち1目盛りでも減っていたらアップデートできません。ちょうど1目盛り減っていた状態でしたが、バッテリを充電してからの実施となりました。
LUMIXの場合は、アップデートファイルをメモリカードに入れて、再生ボタンを押すとバージョンアップ出来るようです。

ユーザー目線というなら、サポートページや純正ソフトの改善を

今年の頭に日経に載った、PanasonicのLUMIXシリーズのシェア低下のニュース。同じマイクロフォーサーズ陣営のOM SYSTEM(旧OLYMPUS)よりも大幅にシェア低下しています。
個人的に、OLYMPUS時代のPEN E-P5でマイクロフォーサーズを導入、その後動画も撮りたくて、動画画質が良かったPanasonicのLUMIX GX7MK2を長く愛用、後継のGX7MK3が生産終了と聞いて慌てて買い替えましたが、今やGX7シリーズのようなコンパクトで高性能なマイクロフォーサーズ機がLUMIXシリーズではなくなってしまいました。

Panasonicは今はライカなどとLアライアンスによるフルサイズ機も出していますが、こちらもシェアはかなり低く、頑なにコントラストAF飲みを使ってきているのも、動体撮影派に響かない一員と思われます。実際、コントラストAFだけだと、AF合焦サインは出ているけどピンぼけとか、合っているフォーカスが突如すっぽ抜けるといった経験もしており、高い値段を出して買うカメラとして、不完全な部分があると言わざるを得ないのですよね。

純正ソフトも、何故かカメラの機種でソフトのバージョンを分けたり(普通はどこのメーカーも1種類もしくは2種類のソフトでほぼすべての機種をサポートしている)、そのソフトがまったくもって使い物にならなかったりと、カメラボディやレンズは良いのに、サポートがまったくもってダメ、というのも、シェア低下要素の1つでしょう。

かつて動画といえばLUMIXでしたが、今やどこのメーカーも動画にも力を入れていて、LUMIXの優位性もそこまでありませんし、Youtuberなど動画配信に活路を見出すのも、何だか戦略としては拙いかなと。高いカメラで動画配信する必要性って、そこまでないでしょう?

まずは、像面位相差やマルチピクセルAFなど、AFの改善は必至ですし、純正ソフトも大幅に改善すべきでしょうね。純正ソフトがダメなら、もうソフトメーカーに丸投げでも良いでしょう。
カメラの操作系とか結構好きなので、もうひと踏ん張りしてほしいですね。Panasonicという巨大企業からしたら、カメラ部門なんて小さな部署に過ぎないのかもしれませんが。

大きなレンズキャップの着脱が面倒なので、OP/TECH HOOD HAT XXLを買ってみた

SIGMA 150-600mm Sportsはレンズキャップではなく、大型単焦点望遠レンズと同様の、レンズカバーが付属していました。
かぶせるだけなので、とても簡単で使い勝手もよいのですが、NikonのAF-S 200-500mm f/5.6Eは、レンズキャップ式です。
フィルタ径95mmなので、キャップも大きく、収納に困ります。

ということで、汎用のフードハットを買ってみました。

OP/TECH オプテック フードハット XXL ブラック 8001272

パッケージの写真にあるように、フードに直接かぶせることで、レンズキャップ代わりにします。レンズの前玉に物をぶつけるとかしない限り、こういうフードハットのほうが合理的に感じます。
特に望遠レンズほど、フードも深いので、キャップよりもフードハットのほうが格段に便利です。

サイズは10種類以上あり、AF-S 200-500mmのフードは、概ね13~14cm程度の直径ですから、サイズはXXLが適合します。XXLの場合、Amazonの情報では、「対応サイズ:Φ12.7-14.6cm」とあります。

実際に装着してみると…

フードが正・逆付けどちらの状態でも、フードハットを取付可能です。便利です。
最初から純正で採用してほしいですね。

AF-S 200-500mmは、Nikonにしては珍しく、描写性能やAF、手ブレ補正などは手を抜かず、外装や三脚座のコストダウンして価格を抑えたレンズです。なので、どうしても、もう少し高価な望遠レンズと比べると、改善して欲しいポイントは結構あります。
三脚座もネジ穴1つで、アルカスイスにも非対応、長さも短く、これも改善したいところ。