とある学校の文化祭に行ってきた

あえて文章としてはどこかと書かないけど、写真を見れば分かる人はわかる、とある学校の文化祭に行ってきました。
娘の志望校なんですわ。ああ、もう受験とか考える年令になってしまったのね。
どんな様子か、そもそも通えるか、どの通学ルートを使うのかを見るためでもあります。

都立の中高一貫校なので、規模が大きい上に敷地も広い! まるで地方の学校みたいです。なんなら自分の函館の母校より広いんですからびっくりです。

写真は、個人情報が多分に含まれるので、あまり掲載できませんが、さすが、レベルの高さをうかがい知れました。自分等が子供の頃とは大違い、まして地方との差を感じさせますね。
高校の方の展示はさすがレベルが高かったけど、中学も本当にこれ中学生?と思えるくらいの資料の出来栄え。こうした生徒がやがて社会人になると、我々オッサン世代の出る幕はなさそうです(笑

娘は漫画研究部が気になったようですが、これは高校生からみたいですね。自分も入っていた放送局(放送部)はないようです。

そして、通学ルートはバスか電車かの1択、いずれも通学片道数十分といったところで、チャリンコで15分かからない通勤をしている自分からすると、かなり遠いのは否めないですが、こればかりは仕方ないですね。バスのほうが安いけど、早速行きは渋滞で30分遅れの洗礼を受けました。渋滞を気にしたくない、本数が多くて楽なのはやっぱり電車ですね。
地方は地方で車送迎という選択肢もあるんですが、そうなると親も大変で。

ま、後は競争倍率数倍を勝ち抜けるかですけどね。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

夏休みの帰省の函館で買ってきたビール。
一時期、地ビールは規制緩和でたくさん醸造所ができたものの、国産大手の味に慣れていた消費者からあまり受け入れられず、撤退した業者も多かったですが、こうした食文化も熟してきたのか、最近はまた地ビールが増えてきている印象。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

函館は観光地故に、こうした地ビールも比較的売りやすいでしょうね。
今回買ったのはアルト(ALT)で、ドイツ西部のデュッセルドルフ地方を発祥とする上面発酵ビールです。近年の製法では下面発酵(ラガービール)が多いそうですが、この上面発酵は比較的高めの温度で発酵し、酵母が上に浮いてくるために上面発酵と呼ばれているそうです。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

カナダの麦芽を使っているそうで。アルトビールはタンクで熟成中に、酵母の下にあるビールに圧力がかかることでゆっくりと炭酸が溶け込んでいくことで、まろやかな味わいになるのだとか。

濃いめの赤銅色でにごりあり

要冷蔵なので冷やした状態ですが、適温はある程度温度を上げたほうが良いそうです。
香りはフルーティさよりもややビターな感じがありますね。口に含むと、これはコクが結構あるタイプですね。ホップの苦み渋みが割とありますね。
温度が上がると、ああこれが本来の目指した味なんだなと。甘みが出てきて、やや強かった苦味や渋味とのバランスが良くなりました。
アルトビールはやはり温度を上げて飲むビールですね。色々調べると、小さめのグラスで飲むのが良いそうです。

ビールは…国産大手を飲む限りは単純だけど、本場の製法でいろいろな種類と飲み方を知ると、本当に奥が深いですね。


いろいろ試したくなるのが地ビール。ちょっとお高いですけど、特別なひとときに。

ビックカメラでZマウントレンズを色々試した雑感

ここ最近カメラ屋や電気屋にあまり行けていなかったので、商品を試すなんてのができていなかったけど、先日久しぶりにZマウントレンズ、色々触ってきました。

Zマウントレンズをお試ししてきた

所詮短時間ですし、背面液晶のプレビューなので細かいところまではわからないけど、ここ1,2年発売されたレンズは全く試せていなかったので、良い機会でした。

NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

標準ズームレンズが異常なほどにラインナップされているNIKKOR Zですが、TamronのOEMと言われているNIKKOR Z 28-75mm f/2.8、S-Lineではないですが、評判は悪くないですね。
展示機のNikon Z 8に取り付けてみましたが、軽い! f/2.8ズームとは思えない565gの軽量さは、Fマウントの同クラスの半分近くです。

Zマウントレンズは、S-Lineでなくとも解像力はどのレンズも安定して高いのはもちろんですが、S-Lineとの差は球面収差の出方なのかなと思わせます。
AFのスピードはまあまあで、やっぱりS-Lineよりは球面収差が多めなのかな、ただ解像感を損なうものではなく、ボケのが距離と撮影距離で傾向がちょっと変わる印象はありますね。

レンズを触った質感的には、やっぱり価格が大きく違うNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sよりも安っぽい感じはあるので、仕事や屋外の厳しい条件でガンガン使う用途よりは街角スナップ向け、あるいは動画向けで、初めてf/2.8通しのズームを買うのなら良さそうなレンズですね。

広角が一昔前のような28mmからスタートをどう考えるかによるレンズですね。

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NIKKOR Z 70-180mm f/2.8

実はAI AF Zoom Micro Nikkor ED 70~180mm F4.5~F5.6Dの代替になるのではないかと思わせるのがこのレンズで、ちょっと注目しています。
というのもNIKKOR Z 70-180mm f/2.8の撮影倍率は70mmで0.48倍、これはZoom Micro Nikkorの70mmでの撮影倍率0.31倍を上回るんですよね。逆に180mm域はZoom Micro Nikkorは0.75倍と逆転し、Micro Nikkorの面目を保っています。

まずやっぱり軽さ、これは大きいです。Zoom Micro Nikkorよりも軽量(795g)かつ明るい、もちろんNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの半分近い重量で大幅に軽いレンズ、コンパクトでまるでf/2.8通しの中望遠ズームには思えないですね。

撮影した感じは、とにかく軽いので望遠ながらスナップにも使えそうな印象、AFスピードは速くもなく遅くもなくでしたが、やはり完璧なボケ味と解像力の両立を図ったNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sと比較すると、やはりボケ味にすこし線の太さを感じます。繊細さは当然値段が倍以上するS-Lineが上回りますね。

このレンズはMicro Zoom Nikkorの代替と考えれば、割と納得できる価格と思います。近接の描写も悪くない感じでした。S-Lineのほう仕事レンズ、こちらはスナップレンズですね。

レンズに手ぶれ補正は入っていませんが、200mmまでならNikon Zのフルサイズ機であればボディ内手ぶれ補正があり、想像以上に効きは良いです。Z 8の5段分でもちゃんと補正されている印象で、一昔前の一眼レフ+手ぶれ補正内蔵レンズよりもしっかり効いている印象があります。
残念ながら現時点でZマウントのAPS-Cボディにはボディ内手ぶれ補正が入った機種がないため、そういった機種ではお勧めしませんが、フルサイズ機ならこのレンズはおすすめですね。
スナップなら重たいS-Lineを持ち出すより、このレンズがぴったりでしょう。

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sは次狙っているレンズです。
学生時代に買ったTamron SP AF 90mm F2.8 Macro (Model172E:通称タムキュー)を四半世紀使っていて、画質は今でも不満はありません。
当時新品がニーキュッパと、カメラのキタムラでお安くなっていたのを購入。
ただ、この時代のTamronらしく質感は安っぽく、最近外装がヤレて来た感があるのと、ZマウントではAFが使えないのです。
Tamronは事実上最後の一眼レフ用のタムキューとなったModel F017を最後に、ミラーレス一眼用は販売しておらず、その動向が気になるところで、個人的にはタムキューのZマウント版が出てくれるなら欲しいなと思っていました。最後のModel F017とその1つ前のF004は、AFの超音波モータや基板の修理部品が部品供給元の生産打ち切りで一部不具合が修理不能となっていて、中古でも手を出しづらいです。オークションでAF不良の同レンズが割と出回っていることから、不具合もそれなりにあるんだと思っています。

タムキューが出ない以上、S-Lineレンズとしては比較的安価な本レンズはかなり気になるのですが、1点だけ、ポートレートの被写体距離と背景によっては、口径食と非点収差の影響でボケがグルグルボケになってしまうという特性もあるようです。

狭い店内で試しただけでは、このグルグルボケは再現できませんでした。そしてさすがS-Line、とろけるボケとピント面のなだらかさは格別でした。
AFは速くもなく遅くもなく、手振れ補正(VR)の効きはかなり良いですね。
ということで次の購入候補ですね。まあ、まだしばらく先ですが。とにかく触れてよかったです。

そしてやっぱり気になるZ 30

サイズ感が良いのよねZ 30

以前ニコンプラザ新宿で触って、割とお気に入りだったZ 30、再び触ってみましたが、やっぱり良いな。小気味よいシャッターとサイズ感。
AFは2世代くらい前感は拭えませんが、じゃあこの手のカメラで激しい動体撮影するか?と問われると、それはないですよね。スナップには必要十分だったりもします。
SNSではヤレ被写体認識の精度がどうのこうのとか書かれていたりもしますが、みんながみんな動体撮影するわけでもないし、何が何でも最新のAFでないと写真が撮れないわけでもないですし。
もう少しだけスリムになってくれたら、M4/3のLUMIX GX7MK3とほとんどボディサイズは変わらないんですよね。
レンズはDX 17mmと標準ズームがあればいいかなあといった感じなので、GX7MK3がだめになったら、検討したいですね。

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短時間のお試しでしたが、通販の時代であっても実店舗で触って確認できるという良さは何物にも代えがたいですね。自分で確かめてみるのは大事です。

【やまね酒造】やまねのどぶろ(令和6年8月製造)

埼玉県飯能市の山奥にあるやまね酒造、新政酒造で修行をした若林氏が創業した酒造です。小さな酒造で、現時点では日本酒製造の免許がないため、主にどぶろくなど「その他の醸造酒」を販売しています。

2021年よりお酒の販売を開始し、当時直売所で購入させていただきました。

瓶で販売するどぶろくは、ガス抜きの穴が空いている関係上通販ができないため、苦肉の策ということで冷凍バージョンも販売していました。
うちはYamaroも妻もどぶろく好きなので、いつでも買いたいのですが、何せやまね酒造は飯能市の山奥、車で1時間半近くかかります。なかなか購入が難しいのです。

ところがこんな書き込みがありました。

飯田酒店、志木市、ここなら買いに行ける距離だ! ということで、雨が降ったり晴れたりの微妙な天気の中ですが、妻と一緒に買いに行ってきました。

やまね酒造の若林氏の熱いトーク、そして飯田酒店も初めてでしたが、各種お酒のラインアップが豊富で、かつ店主も熱心に説明してくださいました。
飯田酒店もリピート決定だな!

さて買ってきたどぶろく、早速飲みました。

【やまね酒造】やまねのどぶろ(令和6年8月製造)

やまね酒造のどぶろくは、試行錯誤されているようで、最近は酵母を新政酒造で使われているのと同様に協会6号を使用し、木桶で仕込んでいます。

2021年に飲んだどぶろくはアルコール度数が6度でしたが、今回は3度とかなり抑えられていますね。

プチプチ微発泡

香りは仄かに木桶の香りがしますが、以前のものより木桶感は落ち着いた印象。ここは好みが分かれるところですが、このくらいが丁度良いかも。
口に含むと、まずプチプチとした発泡感、柔らかな口当たり、甘みは思ったより控えめで、旨味と苦みがまろやかに訪れます。
微発泡と米の粒の大きさが絶妙で、柔らかさが際立ちます。
濃厚な甘みのものが多いどぶろくですが、今回は甘さはやや抑え気味で大人な味わいです。アルコール度数が低いので、スイスイと飲めますね。その分アタックは弱め。
個人的に、アルコール度数はもう少しあっても良いかなと思うけど、これはこれで。

試行錯誤の末に、木桶と6号酵母仕込にたどり着いたそうで、今後の更なる発展に期待です。
そしていつか日本酒製造が出来ると良いなと思いました。がんばってくださいね!


やまね酒造代表のの若林氏、とにかく多才で、やまねの保護研究活動をはじめ、民泊にBBQ場もやっていますし、体がいくつあるんだというくらい活動されています。
現在、お酒は通販で買えませんが、今後も注目の酒蔵です。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

夏休みに函館で買ってきたお酒です。普通に地元のスーパーに売っているんです。さすが地元! ちゃんと冷蔵コーナーで売っているお酒。こういうのが大切ですね。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

今北海道の酒蔵がアツイ! 温暖化で北海道で酒米が多く作られるようになって、酒蔵も増えました。箱舘醸造もまだ若い酒蔵ですが、良いお酒を作っていますね。
本州でも取り扱う酒屋さんが増えてきたのは良いことです。
今回は折角なので別誂(べつあつらえ)の純米吟醸、磨き四割五分(精米歩合45%)を買ってみました。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

酒米は北海道七飯町(函館の隣の町です)産の「きたしずく」、箱舘醸造も名前は箱舘(函館の旧表記)ですが、隣の七飯町の酒蔵です。
ちなみに、現時点で箱舘醸造の郷宝ブランドを含めた日本酒全て、要冷蔵商品となっています。生酒か火入れかの表記はありませんが、恐らく火入れしていたとしても極力抑えめなんでしょうね。

薄黄色でガス感はない

開栓すると、上立ち香は仄かな吟醸香で、いわゆる柑橘系とかではないですね。
口に含むと…なんてまろやかなんだ! こんなにまろやかなお酒はそうそうないぞ。ふわっとライチを思わせる甘みがまず広がるけど、このあたりがまろやかでふわっと上品に押し寄せます。酸味は弱め、あとから旨味、苦みが来ますが、これもまろやかで、余韻もスーッと綺麗に引いていきます。この感覚は他にあまりなく、びっくりしています。
本当に上品なお酒ですよ。いつまでも口の中で転がしたくなる味わいです。
他の郷宝とも一味違う感触ですね。これは飲み比べも楽しそうだ。

郷宝、函館土産として持ち帰るにはクール便が必至ではあるものの、ぜひお土産にもどうぞ。何なら暑い夏ならチョコレート系のお土産も溶けやすいので、一緒にクール便で!


通販でも扱うお店が増えてきました。ぜひ一度お試しください。