【山梨】藪の湯 元湯 S旅館

年始の初撮影に行ってきた山梨の写真を、ボチボチアップしていこうと思います。

今回は、メインの撮影地の近くにたまたまあった物件です。

実はここに来る前に、Googleストリートビューでたまたま見つけました。

ストリートビュー2014年の画像はこんな感じでした

ストリートビューでは、看板の名前はS旅館(写真ではあえて名前は消しませんが)となっています。
調べると、ここはかなり歴史の古い温泉(鉱泉)旅館だったようです。古くより胃腸の病気に効く温泉とされており、明治2年に、この旅館名ともなった鈴木治左右衛門氏が旅館を建造し、永らくS旅館として経営されていたようです。インターネットに引っかかるくらいまでは経営されていたようですが、2014年9月のストリートビューを見ると、旅館への道路には車止めが置かれており、この時点では営業を停止していたようです。
車でないと現代人はまず行かないような山梨の奥地にありますが、江戸時代や明治時代の車のない時代に出来た由緒ある温泉旅館だったので、大昔は胃腸に効くとされる名湯に、長い距離を歩いてでも行ったのでしょうね。

2014年当時は既に廃業していたのかもしれませんが、その後「藪の湯 元湯」までの名称はそのままに、「S旅館」から「Mの里」に名前を変えて、温泉として営業していたようです。

ここに来るまでにも、「Mの里」の看板がいくつか出ていました。しかし、2023年初頭、売物件と貼られていることから、現在は営業を行っていないようです。
予約はもうできないものの、今でも楽天トラベルには紹介ページは残っていました。
これを見ると、入湯には事前予約が必要だったようです。藪の湯は鉱泉で、元湯の温度は13℃程度とかなり低いようで、沸かさなければならないようです。
いろいろな訪問記を見る限り、「Mの里」時代も入湯者は多くなかったようで、予約なく訪問すると、ボイラーで沸かすのに時間がかかったようなので、常時ボイラーで沸かすほどの客足ではなかったことが伺えます。

山梨に3年住んだ身としては、この場所はその時住んでいたところから車で30分程度で行けてしまうので、実は当時もこのあたりを散策したことがあったと思いますが、ここの存在は当然知りませんでした。山梨は山奥の秘湯が非常に多いのですが、当時はあまり興味がなかったもので…。

「S旅館」当時の送迎バスが残されていました。21世紀初頭はまだ営業していたと思われるS旅館でしたが、営業中でもだいぶ前からこのマイクロバスは使われていなかったようです。
来る人の多くは自家用車だったと思われ、客が多かった頃は車を持っていない客のために、最寄り駅まで送迎を行っていたのでしょうね。
トヨタの初代コースターで、1969年から82年まで生産されていた車両です。
車検証は旧タイプ、12ヶ月点検シールは、61と書かれているのがわかりました。つまり昭和61年(1986年)まで有効ということで、廃車歴は37年程度でしょうか。昭和の終わりには既にこの送迎バスは使われなくなったようです。

旅館に近づいてみましたが、隣にはオーナーのご自宅と思われる建物があり、現役そうな車も見えたため、これ以上の立ち入りは行いませんでした。
売物件ということで、今でも鉱泉は健在と思われ、歴史の古い温泉(鉱泉)ということで、また復活の時が来るかもしれませんね。

令和5年 第1空挺団降下訓練始め

7年ぶりに参戦してきました。陸上自衛隊習志野演習場で行われた、年始めの降下訓練初めを見てきました。
あまりに久しぶりでしたが、今回ご一緒に参戦された仲間によい場所を確保していただきまして、7年前よりしっかりと見ることが出来ました。
感謝申し上げます。

写真は主要なものをダイジェストで。
後はボチボチ編集していきたいと思います。

今年は日米以外に、イギリスとオーストラリアも参加し、国際色を増してきました。自衛隊も米軍以外とも連携を重視していくということでしょう。

おまけ

74式戦車を洗車

みんな何撮ってるのかなと思ったら、このダジャレネタを撮りたかったんですね(笑

【本坊酒造】マルス穂坂ワイナリーに行ってみた

先日の山梨撮影に帰りに寄ったワイナリーです。

中央道韮崎からちょっと上がった場所にあります。
2017年に出来た新しいワイナリーです。20年前山梨に住んでいたので、ぶどうの栽培に適した気候と傾斜地が多い山梨、ワイナリーはたくさんありますが、ここは新しいので、訪れるのは初めてです。

富士山がよく見える素晴らしい景色です。
本坊酒造自体は、ワインだけではなく様々な種類の酒類を製造販売しているようですね。県内の笛吹市石和町にもワイナリーを構えているので、ワイン造りは初めて、という感じでもないようですね。

直売所に有料試飲スペースもあります。中はおしゃれですが、建物の入り口が道路側とは反対にあるため、開店しているのかいないのか、分かりづらいのが難点でしょうか。
せっかくなのでワインの福袋を購入しました。

ブドウ畑の向こうに見える富士山

東京の我が家からも遠方に見える富士山、流石に山梨県内からだと近くて大きく見えますね。

マルスワインと七賢

山梨銘醸の七賢の日本酒と、マルスワインの濁りを残したワイン。飲んだら印象を書いてみたいと思います。

【百里基地】2023年1月5日の記録

2023年の百里基地の飛行始めは、どうやら1月4日だったようです。去年は5日に行って空振りでした。毎年、いつ飛行始めかわからないですね。

ということで自分にとっては今年の百里基地撮り始めです。まあ、あまり期待せず行ってきました。
まず午前。完全に読みを間違えました。
無風、かつSKYMARKがR/W03上がりだったので、3SQのF-2も03上がりと思っていたら、まさかの21上がり。結局上がりは撮れず。仕方ないので折りを撮影。
AF-S 600mmにx1.4テレコンで。

天気は良いのですけどね…。つまらない絵でした。あと、テレコン装着時、絵によってピントが緩い感じもあります。そうでないかっちり解像している絵もあるので、単純にテレコンで画質が低下したというよりは、テレコン&FTZ IIというコンバーターを2つ挟んでいることによる嵌合精度の問題な気もしますが…

午後、たった1機のF-2B (23-8112) のみのフライト。退役までガンガン飛んでいた301SQのF-4EJ改と比較すると、3SQはあまり活発に飛ばない気もしますが、機体のやりくりの話なのか。何だかんだ、枯れた技術のF-4ファントムは稼働率が良かっただけなのか?

何度かタッチアンドゴーののち着陸。ドラッグシュートを回収して終了。この日の撮影も終了でした。
午後は風が強かったせいか、ランウェイ上も陽炎の影響がなく撮れましたが、
今回、ここまでの撮影は600mmにテレコンで850mm相当で撮影しましたが、850mmともなると、なかなかファインダにぴしっと納めるのが難しいですね。

帰ろうとお片付けしていたら、SKYMARKがR/W03Lから上がる様子。

眼の前で180度転回する際に、コパイロット(副操縦士)よりお手振りいただきました! ありがとうございます。

帰り、夕陽がきれいなのでパシャリ。

日没直前の霞ヶ浦

霞ヶ浦、風が強いので波が立っていますね。無風なら、きれいに反射する夕陽が湖面に入ったんだけどな~。

ということで、冬休み終了です。

【山梨銘醸】山梨で撮影後立ち寄った「七賢」の酒蔵

正月休み後半は撮影に出かけました。今回、妻も仕事がお休みなので、またとないチャンスと思い、山梨へ撮影に出かけてきました。

山梨県の廃ホテル

去年は撮影できていなかった廃墟、今年はNikon Z 9にて撮影に挑みました。ミラーレス機、ローアングルも撮りやすくてよいですね。
三脚の使用が難しかったため手持ち遺影ですが、IBIS(ボディ内蔵手ぶれ補正)搭載なのも助かりました。
一眼レフで使っていたAF-S 16-35mm f/4G ED VRは、手ぶれ補正内臓広角レンズでしたが、公称2.5EVの補正しかできなかったので、Z 9とNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの組合せは、この撮影でとても良い仕事をしてくれました。
こちらの写真は後日編集してまとめてアップします。

白州の酒造

今回、中央道が思いの外空いていて、予定より早く撮影地に到着、撮影も予定より早く終えたため、以前から行きたかった酒造へ立ち寄ることに。
実はYamaro、20代前半は就職の関係で山梨県に住んでおりまして、今回訪れた七賢の「山梨銘醸」は、以前住んでいたところから車で30分かからない場所でした。
なので、存在自体は知っていたし、何度かその前も通ったことはあれど、当時はまだ日本酒にあまり興味がなく、一度も行ったことがありませんでした。

創業は寛延3年(1750年)という山梨でも老舗の酒蔵です。そして、中はとてもおしゃれです。直売所だけではなく、酒蔵の見学ツアーなどもでき(今回は時間の都合でツアーは申し込みませんでしたが)、お土産や蔵元が作った革製品など、色々置かれていました。

どうです? とてもきれいな酒蔵です。ああっ、なんで今まで来なかったんだろう? また今度山梨旅行する機会があれば、家族で行きたいですね。

酒蔵の隣には、山梨銘醸が経営する賢直営レストラン「臺眠」も併設されていて、食事も楽しめます。ということで、お昼はここで食べてきました。
美味しかったです。ただ、子供向けのものはない感じですね。

もちろん、お酒も買ってきましたので、後日ご紹介したいと思います。

さいたま水族館と羽生水郷公園に行ってきた

年末年始は栃木の妻実家に帰省してのんびりしていたので、3日は家族でお出かけしてきました。

一昨年の夏に初めていきましたが、子供にはちょうどよい規模の淡水魚の水族館です。本格的な水族館だと、混んでいるし料金高い。
ここは埼玉の県営なので、大人でも入場料500円。リーズナブルです。羽生水郷公園の敷地内にあって、公園なら子供たちも遊べるしね。

鯉に餌やり。ここの鯉は餌の食いつきが悪い…。みんなあげてるからかしら? 牛久大仏の鯉なんかものすごい食いつきだったけどね。

淡水魚の水族館は一見地味だけど、割と可愛いのが多いですね。うなぎとかかわいいよ。
おっさんおばさん世代には懐かしいウーパールーパーも。正式名称は「アホロートル」あるいは「メキシコサラマンダー」だそうです。日本だと圧倒的にウーパールーパーの名称で通っていますね。つぶらな瞳です。

ここに展示されている生息魚の多くは、職員が採取したものだそうです。海無し県だけに、淡水魚の展示も工夫をこらしていますね。

水族館のあとは公園で遊んでいました。
水郷公園というだけあって、池がたくさんって、水鳥もいて、広場や遊具もあるので、子供を遊ばせるのにはちょうどよいですね。
凧揚げしている家族もいました。最近は凧揚げできる場所が少ないですから、希少ですね。

ということで、都内からも高速で1時間強程度で行ける埼玉県羽生水郷公園で1日楽しみましたとさ。

【逸見酒造】真稜 至(いたる)純米生原酒 R4BY

今年も順調に酒ブログ化していますが、”書きたいことを書きたいときに”がコンセプトの当ブログをよろしくお願いいたします。
その時のマイブームを書いているだけですので(笑)

ということで、今回のお酒は昨年末に飲んだお酒です。各タイミングを逃して今紹介します。

【逸見酒造】真稜 至(いたる)純米生原酒 R4BY

米どころでもある新潟は、大小様々な酒造がありますが、今回買ったお酒は小さな蔵元のお酒です。初めて買ったブランドですね。
逸見酒造(”いつみ”ではなく”へんみ”と読むようです)、佐渡のお酒です。

ラベルはシンプルです。情報も精米歩合60%(吟醸とは名乗っていない)、アルコール度数17度は原酒らしいですね。
酒米は、ラベルにはありませんが、五百万石とのことです。
こういう情報の少ないお酒はワクワクしますね。購入した酒屋の情報はありますが、やっぱり自分の舌で確かめないと。

ほんのり淡黄色、微発泡

このお酒、栓が日本酒では少数派の回転式です。ただ、この方が栓が飛ぶ事故がないので好みなんですけどね。開栓時に少しシュッと音がして、ガス感あり。
冷酒でいただきました。上立ち香は爽やかなバナナの香り。口に含むと、お~、芳醇で旨味が膨らむ感じですね。わずかにプチプチ感あり。
甘みが大きく膨らむというよりも、酸味・苦味・甘みが織りなす複雑な旨味を主体としています。辛口方面ですが、甘みもしっかりありますね。バナナと例えたのは、甘みの中にも苦味や酸味が織りなす感覚が、少し若いバナナの味に似ています。でも後味はどっしり感がありますね。

いやいいお酒ですよ。まだまだ知らないお酒、たくさんありますね。新潟ももう十数年行っていないけど、行く機会があれば~。関東からだと遠いよね。

【清水清三郎商店】作 新酒 2022BY 純米大吟醸 ZAKU NOUVEAU

昨年購入しておいたお酒です。今年の正月はこれを飲もうと、わざわざ妻の実家まで持ってきました。

【清水清三郎商店】作 新酒 2022BY 純米大吟醸 ZAKU NOUVEAU

お気に入りの三重のお酒「作(ZAKU)」の2022年新酒です。なかなか手にはらないお酒ですが、あるところにはあって、それでも入荷して2,3日で売れてしまう、ということで、入荷日を狙って買ってきました。

【清水清三郎商店】作 新酒 2022BY 純米大吟醸 ZAKU NOUVEAU

酒米は非公開。精米歩合50%の純米大吟醸。ラベルに書いてあることが、スペックの全てです。もちろん作(ZAKU)の作成方針通り、火入れ酒となっています。冷蔵保管しなくて良い(ただし冷暗所保管推奨)ので、このあたり気楽で良いのです。

※妻実家で口開けして、いつも撮ってる注いだ後の写真を忘れてしまったので、後日追加します。

上立ち香は、華やかでいかにも若々しい新酒の吟醸香。
常温(とは言え栃木の冬の玄関で保管していたので、それなりに冷えていますが)で口に含むと…お、メロンのような瑞々しい濃すぎない甘みと酸味、苦味も少々。そして後味は何ら癖がなくスーッと引いていく。同社の定常販売されている作シリーズよりはややあっさり目ではありますが、ちゃんと作らしさが出ていますね。
フレッシュだけど、Impressionシリーズのような酸味と微発泡感のある華やかな生酒感とは違い、もう少し落ち着きのある味わいです。でも飲むとちゃんと作らしい個性があります。
お正月に相応しいお酒ですね。ゆっくり、いつまでも飲んでいたいお酒です。

2023年 スタートです

明けましておめでとうございます。
2023年も当サイトをよろしくお願いいたします。

写真は昨年12月、タイムラプス用にインターバル撮影していた際に、偶然写った鳥さんと日没直後の富士山です。

昨年末は、フィルムのスキャンをして過ごしていました。

昨年秋に行った榎本牧場で撮影。
BRONICA S2に、お気に入りのレンズNIKKOR-O 50mm F2.8、フィルムはVelvia50(RVP50)で撮影。
フィルムもかなり高くなってきましたね。

今年もネタをボチボチ提供できればと思います。