【百里基地】2009年5月18日の記録

人間、40歳を過ぎると、10年一昔だなぁと感じますね。ほんの10年違えば、その時代の常識と今の常識は結構違うし、街の風景だって変わってきます。

13年前の百里基地、2009年はまだ茨城空港を建設中で、百里基地の機体は、今ではあまり使いませんが、この時代はウェストの滑走路をメインで使用していました。なので、今みたいに超望遠レンズがなくても、D300とAF-S 80-200mm f/2.8Dにテレコン、と言う構成で割りと問題なく撮影できました。
上がりも降りも結構目の前で見られたし、撮影スポットも今より多かったですね。
写真では工事車両も写っていますね。

この当時はまだ栃木在住で、戦闘機撮影は時々行く、と言う感じでした。なにせ、まだ百里基地へ行くための高速道路が開通していなかったので、下道で3時間以上かけていったものです。独身時代だから出来たことですね。

305SQの通称「梅組」も健在、そしてこの年、302SQのファントムが沖縄から百里へ移動してきたのです。これが嬉しかったですね。憧れのオジロファントムが目の前で見られるようになったのですから。
501SQも健在でガンガン飛んでいました。

今見ると、実に様々な部隊と機体が飛んでいた時代ですね。ファントムの退役が近くなってきた2018年辺りから、ギャラリーがものすごく増えましたが、この時代が一番写真撮影には良かった時代かもしれませんね。
まだデジタルの撮影機材は発展途上でしたが、D300も実に良い仕事をしてくれました。今見ると、やや線が太い描写とか、色味が気になりますけどね。

年内に販売される? NIKKOR Z 600mm f/4 Sの噂

先日、Nikon Rumersに投稿された、NIKKOR Z 600mm f/4発売に関するの噂。

Nikon Rumersによれば、

The upcoming Nikon NIKKOR Z 600mm f/4 lens is rumored to have a built-in teleconverter similar to the NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S lens ($13,997) – most likely 1.4x, which will make the lens be equivalent to 840mm f/5.6. The new 600 will be extremely sharp and expensive. I was told that the new Nikkor Z 600mm lens with the teleconverter will be sharper than the current NIKKOR AF-S 800mm f/5.6E FL ED VR lens ($16,297) and even charper than the recent NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S lens ($6497). The official announcement is rumored for late 2022 but that can easily slide to early 2023.

https://nikonrumors.com/2022/05/16/nikon-nikkor-z-600mm-f-4-lens-rumors.aspx/

これによれば、NIKKOR Z 600mmには、既に発売されているNIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sと同様に1.4倍のテレコンバーターを内蔵し、FマウントのAF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VRよりもシャープであるとのこと。また先ごろ発売されたNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sよりもさらに”charper”になるとのこと。

“charper”って何よ?

恐らく誤植と思いますが、スペル的には“cheaper”(安価)と書きたかったのか、それとも“sharper”(よりシャープ)と書きたかったのか。

前の文章からすると、”new Nikkor Z 600mm lens with the teleconverter will be sharper than the current NIKKOR AF-S 800mm f/5.6E FL ED VR lens”と書いているので、個人的にはZ 800mmよりシャープだよ、と言いたいのかなと思っています。

f/4でテレコン内蔵なら、恐らく200万円近い価格になるはず

個人的に、Z 800mmよりも”cheap”なら嬉しいですが、Z 800mm f/6.3はPFレンズ(位相フレネルレンズ)を採用し、小型軽量化しつつ、Fマウントよりは若干暗くなった結果、100万円を切る戦略的価格が話題となって、このような高価なレンズにも関わらず、相対的にFマウントの800mmより安価になっていることから、かなり人気のレンズとなっています。

ただ、600mm f/4クラスのレンズは、主にスポーツやネイチャー撮影のフォトグラファーも使うレンズゆえ、安価であるよりも妥協のない性能が求められるため、恐らくZ 800mm f/6.3よりも効果になることが予想されます。

仮にPFレンズを採用したレンズであれば、Z 800mm f/6.3より安価になるでしょう(そして開放f値もf/4よりは暗くなるはず)。
ですが、恐らくこのレンズはZ 400mm f/2.8と同じラインの、ハイスペックなレンズとなることが予想されます。
AFモータも、STM(ステッピングモータ)ではなくVCM(ボイスコイルモータ)を採用すると思われます。

これらを総合的に判断すると、”NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S”(あくまで名称は予想ですが)は、Z 400mm f/2.8に近い200万円程度の価格となることが予想されます。
現行のFマウントのAF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VRが162万円強の価格であること(ちなみにAF-S 400mm f/2.8Eは165万円強で更に高価)を考慮すると、そのくらいに価格になるのは必至でしょう。

400mmは安価なPFレンズも販売予定?


NikonのHPのロードマップを見ると、2023年までに発売予定のレンズの中には、400mm f/2.8とは別に、もう1つ400mmの単焦点レンズが設定されています。

https://www.nikon-image.com/products/nikkor/common2/pdf/nikkor_z_lineup.pdf より一部抜粋

個人的には、PFレンズで発売するなら、Fマウントと同様に500mmが良いな、と思っていますし、欲を言うなら600mmのPF版も欲しいですね。
恐らく、PF化したとしても、今手持ちの1世代前のAF-S 600mm f/4G ED VRよりは画質も良くなっているはずです。
望遠ズームでは、200-600mmも予定されているので、やっとZマウントも望遠系が充実しだしてきた感じですかね。

いずれにしろ、発表が楽しみです。

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

GWに栃木県の島崎酒造で買ってきたお酒シリーズ(?)
こちらはどうくつ酒蔵で購入したお酒です。HPにも情報はないので、どうくつ酒蔵専売のお酒なのかな?

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

このお酒、東力士ブランドでも屈指の情報の少なさ(笑)
どうくつ熟成は、島崎酒造のウリの1つで、「熟露枯」は同社の熟成酒イチオシのお酒ですが。この「どうくつ熟成酒」は東力士ブランドで、しかもHPには掲載されていません。どの程度熟成させたのかな?

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

ラベルも情報は少なく、酒米は非公開、アルコール度数は15~16度未満と僅かに控えめ、精米歩合60%とあるのみです。
ま、スペックで酒の味は決まりません。早速開けてみましょう。

熟露枯よりは薄い色だけど黄色みがかっている

上立ち香はやや控えめ。常温で口に含むと、ふわっと甘みが広がるけど、あくまで穏やかです。熟成酒らしいカラメルのような甘さは、熟露枯シリーズほどではないため、ある意味クセは少なめで飲みやすいですね。熟成期間は熟露枯シリーズほどは長くとっていないということでしょうね。甘みの後に程よい酸味と苦味が広がります。余韻はそこそこ続くほうかな?
熟成酒、と言う響きからすると、もう少し熟成感がほしい気もしますが、あくまでも一定期間洞窟で熟成させたお酒、と言う位置づけでしょう。

通販でも買えないお酒のようなので、ぜひ栃木県の那須烏山方面へお越しの際は、島崎酒造のどうくつ酒蔵へ寄ってみてはいかがでしょうか?

【北宇都宮駐屯地開設37周年記念行事】2010年5月16日の記録

2022年度の北宇都宮駐屯地開設49周年記念行事は、2020年、21年に続き、今回も一般公開を中止し、規模を縮小して行われたようです。

2022年は、日本国内のコロナウイルス感染が落ち着いてきたことから、少しずつ駐屯地祭や航空祭と言った自衛隊関連イベントが再開され始めているものの、規模の縮小や一般公開中止、あるいは事前抽選といった感じで、まだまだコロナ禍以前の同様にはいかないようですね。
航空祭も、有料観客席を設ける、無料では望遠レンズのサイズ制限を設けるなど、これからの開催は、以前とは状況が変わってきそうですね。

記念行事や航空祭、観艦式や観閲式は、実施する自衛隊側も、通常訓練の妨げになっているということもあり、コロナ禍を機会に、もう以前と同じようには行われないのかもしれませんね。
とは言え、やっぱりたまにはイベントに行きたいな、何て思いますね。

今回は、2010年に北宇都宮駐屯地で開催された、開設37周年記念行事の写真を再現像してみました。
今では退役してしまった、LR-1OH-6Dも、この時代はまだ現役でした。ゲスト機として、海自のSH-60Jや、この記念行事の後の10月には退役したYS-11T-A、空自のC-1やU-125、この時代まだ旧塗装だったUH-60J、栃木県警や米海軍のSH-60Fも来ていました。
当時は宇都宮に住んでいたので、近場の記念行事は、気軽に行けてよかったですね。
2023年は一般公開されると良いですね。

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

栃木県は島崎酒造のどうくつ酒蔵で購入したお酒です。

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

山廃仕込みの純米酒を、令和2年に仕込み、上槽したものを、タンクにて240日貯蔵の後、瓶詰めしてどうくつ酒蔵で貯蔵したお酒「熟露枯(うろこ)」です。
どうくつ酒蔵の平均気温は10℃、真夏で16℃、真冬で4℃とのこと。この季節による温度変化が複雑な熟成を形成させるとのことです。

貯蔵期間は1年半程度ですかね。

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

酒米は非公開。酵母はAZ-5、初めて聞く酵母ですが、島崎酒造のオリジナル? 原酒なので、アルコール度数は17~18度と少し高め。日本酒度も+2.5と少し辛口か。出荷時期で変わるようですね。

保管温度は10℃以下が理想、ということで、今回は冷蔵庫で保管からの開栓です。

熟成酒らしい茶色がかった黄色

熟成期間は1年半程度とそれほど長くはないですが、色味はいかにも熟成酒、冷えた状態ですが、上立ち香からも、カラメルっぽい熟成酒らしい香りを感じます。

口に含むと…冷酒ですが、しっかりとした味わい。もっと長い熟成期間のお酒ほどではなく、長期熟成酒と一般のお酒の中間、と言う当たり前のことですが、ライトな熟成酒ということでは、熟成酒入門にピッタリ。これを飲んで熟成酒が好きかそうでないか、と言う基準になりそうです。
スペック上の日本酒度は少し高めですが、ことさら辛さを感じさせず、熟成酒ならではの円熟した甘味と酸味に、程よく辛さが出ている程度なので、熟成酒というジャンルの中では、かなり飲みやすい部類でしょう。

温度が高くなるにつれ、甘みが濃厚になりますが、濃すぎると言うほどではなく、バランスの良さを保っています。

この熟露枯シリーズの大吟醸ビンテージも1本買ってみたので、今度はその比較もしてみたいですね。

Nikon Z 9に旧型のNissin Air 1が使えるか試した

Nikon Z 9用のアクセサリは、概ねNikon Fマウント時代のものが使用可能です。
そのうちスピードライトについては、ちょっと古い純正のSB-900、サード製ではNissin Di866 MarkIISIGMA EF-610 DG SUPERが問題なくTTL調光できることを確認しています。

では旧製品のワイヤレスコマンダーのNissin Air 1は使えるかな?というのが今回のお題です。
せっかくなので、ワイヤレスコマンダーを使う状況でもある、マクロ撮影を行ってみました。

ベローズのPB-4にEL-NIKKOR 80mm F5.6を引っ張り出してきました。
まずベローズの方ですが、Z-F変換のマウントアダプタのFTZ IIを装着し、中間リングのPK-12を挟めば、問題なく使えました。
ただし、Z 9は縦側の寸法が大きいため、バッテリ室の部分が当たらないよう、ベローズのマウント側はレールの後ろ側にセットしておきます。

そして、旧型のワイヤレスコマンダーNissin Air 1、問題なく使えましたね。この手の撮影ではマニュアル発行し調整が基本です。マニュアル発光での光量調整も問題ないようです。
受信側は、Nissin Air R、フラッシュはNissin Di866 MarkIIの組み合わせです。受信機が1個しかないので、そのうちもう1個は増やそうと思っています。
せっかくなので、お花を撮ってみました。

難しい…。色々角度や距離を変えてみましたが、難しいですね。
一方、ミラーレスとベローズの組み合わせはなかなか勝手がよく、特にZ 9はスターライトビューがあるので、f16に絞っても、プレビュー画面上で明るく見えるのが有り難いですね。

たまにはこういう撮影も楽しいものですね。

JBL Professional 104-BT-Y3をPCデスクに設置してレビュー

昨日の記事で書いたJBL Professional 104-BT-Y3ですが、メインPCに横置きにセッティングしてみたので、レビューしたいと思います。

JBL Professional 104-BT-Y3を横置きにセッティングしてみました

まさにモニタースピーカー

ヒビノのHPにあるスペック表です。

アンプ内臓のアクティブスピーカーですが、Class D、いわゆるデジタルアンプを搭載し、この筐体ながら、出力30W+30Wと強力です。
一般に、家庭で使う場合は、結構大きめの音量で鳴らしても、平均出力は1Wに満たないと言われているので、十分な出力を持っているといえます。このあたりはモニタースピーカーらしいですね。

また前回の記事にも書いたように、バランス伝送可能なTRSフォーン入力を備えていて、ミキサーのような音楽制作機器との接続にも配慮されています。DTMに最適なスピーカーでしょう。

Bluetoothは、対応コーデックがSBCとAACのみなのは残念ですが、このスピーカーにとってBluetoothは、あくまでおまけです。
実際、スマホとBluetooth接続し、Amazon Prime Music HDでハイレゾ音源を再生してみましたが、直接接続と比べて、明らかに音質が劣るのを感じさせるのも、本スピーカーがモニタースピーカーである由縁ですね。そのくらいはっきりと違いが出ます。
できれば、RCAライン接続、本領を発揮させるならバランス接続がおすすめです。

まさにモニタースピーカーを書いたように、はっきりと音質の善し悪しがわかるスピーカーです。
もう残酷なくらいに、音質の良い音源とそうでない音源の差ががはっきり出ます。
邦楽界で屈指の音質に拘る山下達郎氏の音楽を再生してみると、それはもう生き生きと再生できます。
それに対して、うーん、となるアーティストの音源は、このスピーカーで聞くとがっかりします。明らかに音が悪いんだもの。スピーカーのせいではなく、音源の音質が悪いと、本当にがっかりな音になります。

一般向けの音楽再生用オーディオは、ある程度音に化粧をしています。そのため、音質が悪い音源も、それなりに聞こえてしまうのですが、モニタースピーカーは、観賞用というよりは、あくまで制作用として音と向き合うためのものですから、化粧無しで良し悪しがはっきりしなくてはなりません。
このため、このようなスピーカーを音楽鑑賞用で使う場合、必ずしも良いとは限らない面もあります。が、こういう音が好きな人もいるでしょうし、ワタシもこれはこういうもの、とわかって使うので、結局人それぞれです。
ヘッドフォンなら、昔からの音楽業界標準であるSONYのMDR-CD900STみたいなものですね。

同軸2WAYで点音源となる

前回記事にも書いたように、同軸2WAYという、この価格帯では珍しく凝ったユニットを搭載。
同じJBLでも、例えばベストセラーのControl 1でも、2WAY方式で独立したウーファーとツイーター(もちろんこれが一般的な構成)のため、デスクトップで使いようなニアフィールドモニターには不向きだったりします。これはウーファーとツイーターが離れている故、ある程度スピーカーから離れないと、低音と高音が別々の場所から聞こえてしまうから。
同軸であれば、同じ中心軸から全音域の音が聞こえるため(これが同軸と言われる所以)、音の定位が極めて良いのが特徴です。

リアにあるバスレフポートもよく効いているのか、低音もごく低いところまでは出ませんが、量感はまずまず良いです。

オーディオでよくある表現である、ワイドレンジ感を強調することもありませんが、レンジが狭いわけではなく、あくまでソースに忠実に再現します。
広がりという面では、あまり感じられないです。例えばクラシック、ムソルグスキーの展覧会の絵を聴いてみたところ、まるでマイクの立ち位置にいるかのように聞こえます。

しかし音そのものは良いですね。鋭い音も、この価格のスピーカーとしては耳に突き刺さるくらい先鋭に鳴らします。良くも悪くもモニタ0スピーカーらしい。

ジャズでは、My Funny ValentineのMiles Davis Quintetでが演奏したものは、1956年でまだモノラル収録ですが、スピーカーの定位を判断するにはピッタリ。音がスピーカーの間にしっかりと定位します。スピーカーユニットの左右からではなく、中央から聞こえるということは、点音源で定位が極めて高い証拠です。トランペットの音色が目の前に出てきます。

ワタシが勝手にライブアルバムの最高峰の1つ、と思っている、「陽水ライヴ・もどり道」では、ステレオ音源ながら、若かりし頃の井上陽水のヴォーカルとギターは中央に定位し、残響と観客の拍手と歓声のみが左右に広がります。音質も素晴らしく、特にリマスタリングされてからはさらに鮮明な音になりました。眼の前が小さなライブ会場かのように感じます。このスピーカーの定位の良さが引き立ちます。

どの楽曲を聴いても言えるのは、ソースの良し悪しがはっきりわかってしまうこと本当にひどい音源だと、聞くに堪えないです(苦笑
案外一般の音楽鑑賞用スピーカーより、こうしたモニターで聴いたほうが、オーディオの世界にどっぷりハマってしまえる気がしますね。

使い勝手は良好、ミキサーと組み合わせるのも良いかな

TRSフォーン入力が搭載されていることからも、業務用とも意図したスピーカーではありますが、ライン入力やBluetoothを搭載してることから、一般家庭用も意図しているスピーカーです。多くのユーザーが使うであろうRCA端子のライン入力ですが、相手機器により音量差はあるのは当然として、接続機器によってはやや音量が小さめです。
手持ちの機材では、Amazonのタブレット、Fire HD 10は、ボリューム最大でも、イヤホン出力からの接続では、やや音量が低めでした。
iPadでは問題なさそう。このあたりは少し注意が必要です。

理想は、ミキサーを介して接続でしょうね。小型のミキサーもあるので、例えばBEHRINGERやYAMAHAなどの小型のミキサーあたりと組み合わせるのも良さそうです。最近はUSB内蔵ミキサーもあり、PCとの親和性も高いです。というより、PCのアナログ出力の限界を感じてしまうので、PCと組み合わせるなら、USB内蔵ミキサーが良いでしょうね。

 

USB+アナログのライン入力のみであれば、比較的安価に買えますね。ミキサーを経由することで、機器によって出力がまちまちなライン出力を増幅できるので、104-BT-Y3のようなスピーカーで実用的な音量+アルファで使うことが出来ます。

ちなみにワタシが使っているのは、もう二十年近く前に、どこかの電気屋の閉店セールでわずか1000円で買った、オーディオテクニカのAT-PMX5Pです。

未だ売っていることに驚愕しますが、こういう長く売る製品って、枯れていてメーカーもコンスタントに利益が出せる有料商品ですね。こちら自分は安くかったので、これが欲しかったというわけではありませんが、この機種の特徴として、この値段で上下にレバーを動かすことができるフェーダーを搭載していること(BEHRINGERの同価格帯の製品は音量調整が回転式つまみ)で、音量調整がしやすいことでしょう。
バッテリで動かすこともでき、バランス入力はないけれど、ラインやマイクを4ch入力可能です。
104-BT-Y3は内部でミキシングして同時に鳴らすことは可能ですが、個別に音量調整は出来ないので、こうしたミキサーがあれば、PCとその他機器を同時接続して、個別に音量調整も可能です。

横置きにはダイソーのスマホスタンドを流用

JBL Professional 104-BT-Y3ですが、PC用スピーカーとして使うにはやや大きめです。特にデスクトップPCだと、27インチ横長のディスプレイの横に置くと、かなり場所を取ります。
ワタシのPCラックは、社会人になった頃に買った、二十年モノなので、当時は17インチCRTとPC本体を設置していましたが、今や27インチ4Kディスプレイになり、ディスプレイだけでいっぱいに大きさ。ここに、更に古い30年もののSONYのアクティブスピーカー、BeSIDE DOGA SRS-D3を置いていました。しかしこれもだいぶ古いので、これを入れ替えることにして、トップの写真のように横置きに設置しました。

104-BT-Y3には専用スタンドはないため、100円ショップで代用できるものがないか探したところ、スマホスタンドが流用できそうと思って買ってきたところ、良い具合に横置き可能でした。

この商品、両サイドのネジを強く締めれば、その形状を維持できるので、写真のような状態にして横置きしました。オーディオ特性的にはアレかもしれませんが、とりあえずはこれで良いかな、と思っています。

これも専用品ではありませんが、流用するには良さそうです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

★Nail Labo(ネイルラボ) ハンドピーススタンド
価格:682円(税込、送料別) (2022/5/14時点)


気に入ったので、PCのスピーカとして、今後使っていきたいと思います。

ワタシはオーディオが趣味なので、これをメインスピーカーとするわけではありませんが、正直なところ、この音質なら一般用途としても十分良いものです。

以前、PC用として一時的にBOSEのアクティブスピーカーも入れたことがありましたが(現在は販売終了)、所詮はテスクトップ用のスピーカーで、音は人工的に感じてしまい、すぐに手放しました。
しかし、このJBL Professional 104-BT-Y3は間違いなくオーディオ用としても十分優れていますし、モニタースピーカーとして十分に使えるものです。ピュアオーディオ用としても遜色ないです。

先ごろONKYOの倒産が報じられましたが、既に家電売場でかつてのようにミニコンポが各メーカー勢ぞろいして売られている時代ではないです。が、イヤホンやヘッドフォンだけでなく、たまにスピーカーでも聴きたい、と言った使い方にはぴったりです。
そしてソースの良し悪しに気づき、ミキサーやUSB-DACが欲しくなることでしょう(笑

なお、エージングはそれなりに時間がかかりますね。本領を発揮するのは、2週間程度ガンガン鳴らし込んで、ようやく音の硬さがとれて、特に高音域のなり方がスムーズになった気がします。くれぐれも、音質の良い音源をお聴きください。(ハイレゾ音源だから音質の良い音源ではないことにご注意を)
また、小さなボリュームより、ある程度大きい音で鳴らすほうが、より真価を発揮するタイプですね。

スピーカーが当たった! JBL Professional 104-BT-Y3

3月に、Twitterでこんなキャンペーンがありました。

https://twitter.com/speaker_radio/status/1509364867043627017
現在はキャンペーンは終了しています

民放ラジオ99局”スピーカーでラジオを聴こう”のキャンペーンで、JBL Professionalのスピーカー、104-BT-Y3が当たるということで、応募したところ、見事当選しました!

そして5月頭に商品が届きました。

コンシューマー向けのJBLではなく業務用ブランドでの取扱製品

この商品は、アメリカのスピーカーブランドJBLの製品ですが、民生用のJBLではなく、業務用オーディオを取り扱うJBL Professionalブランドでの販売となっていて、実際、JBLの日本語のHPを見ても、この製品は掲載されていません。
国内では、業務用オーディオの販売代理店であるヒビノが取り扱っている商品となります。
しかしJBLって、ハーマンインターナショナルの取り扱いでしたが、そのハーマンインターナショナルは今や韓国SAMSUNGの傘下になっているのですね。

ともあれ、JBLのスピーカーは初めてです。ワクワクしますね! JBLといえば、昔からスタジオモニターシリーズが有名で、オーディオファンからも4312シリーズは愛されていますが、このスピーカースタジオモニターのサブモニタースピーカー、あるいはPCオーディオのモニタースピーカーとして使われることが想定されているようです。

一般的なRCA入力以外に、TRS(バランス対応フォーン)入力にも対応

ミキサーなどで使われる、バランス伝送対応のTRSフォーン入力があることからも、プロ用途にも使われることを想定している他、Bluetoothにも対応することで、一般ユーザーにも配慮されています。
いわば、プロ用途としても、ホーム用途としても、どちらにも対応できるということです。

入力系統が豊富な上に、ALLでは全入力をミキシングして再生可能

入力はBluetooth他、全面にあるAUX端子、背面のRCAピン、TRSフォーンの4系統もあり、さらにALLを選択すると、その4系統すべてをミキシングして再生が可能です。

片側に入力とコントロール、アンプを搭載し、もう片側はアンプからの出力を受けるだけのスピーカー、という構成です。

フルレンジユニットではなく、2WAY同軸(COAXIAL)構成

スピーカー自体は、一見よくあるフルレンジユニットと思いきや、ウーファー(低音域用)の中心にツィーター(高音域用)を配置している、いわゆる同軸タイプという凝った構成です。この値段のスピーカーでは珍しいですね。

取りあえずエージングがてら、iPadを繋いでAmazon Prime Musicを聴いています。
まだエージングは済んでいませんが、いかにもモニタースピーカらしい音です。余計な付帯音がなくストレートに鳴っている印象。空間を広げるようなサウンドではないので、音楽鑑賞というよりも、音の正確性を問うような聞き方になります。
こういう音は好き嫌いはありそうです。民生用オーディオは、多少なりとも個性を持たせて、音に広がりや残響を感じさせますが、このスピーカーはストレートに表現しますね。

音質はもう少しエージングしてから、改めて確認してみたいと思います。
あと、思ったより大きいので、PCスピーカーとするには設置場所など工夫しなければなりません。そのあたりも含めて、週末にセッティングをしてみようと思います。

【島崎酒造】東力士 純米吟醸生原酒 山田錦W酵母仕込 無濾過おりがすみ

GWに行ってきた、栃木県の島崎酒造で買ってきたお酒です。

【島崎酒造】東力士 純米吟醸生原酒 山田錦W酵母仕込 無濾過おりがすみ

ラベルにあるように、酒米の定番である「山田錦」を使っていますが、2種類の酵母を使ったW酵母仕込、というのが最大の特徴です。

【島崎酒造】東力士 純米吟醸生原酒 山田錦W酵母仕込 無濾過おりがすみ

山田錦を精米歩合55%とした純米吟醸ですが、酵母は2種類を使用しています。

M-310は、後述の小川酵母を突然変異させたもので、ラベルにある通り華やかな香りとまろやかな味わいが特徴ということです。小川酵母を開発した明利酒類の所在地である茨城県水戸市の水戸のM、310は水戸市の郵便番号から取ったものだそうです。

小川酵母は、いわゆる協会系10号とも言われている酵母で、明利酒類の元副社長だった小川博士が開発した酵母であることから、明利小川酵母、あるいは小川酵母と呼ばれているものです。ラベルにあるように、りんごや洋梨のような上品で穏やかな香り…だそうです。

その他のスペックとしては、アルコール度数17~18度、酸度1.4、日本酒度は-3となっています。

淡黄色で澱は案外少ない

開戦して注ぐと、上立ち香は確かに華やかな香りです。この手の華やか系のお酒は久々ですね。
冷酒でいただきましたが、口に含むと、たしかに洋梨を連想させるまろやかな甘味と酸味です。角がないですね。そして、華やかな乖離から連想させるほど、甘味も強くはなく、まろやかさが基調となっています。続いて果実らしい酸味を伴い、後味は少し辛さも出て、スーッと消えていく感じです。
上品な甘みですね。ぐっと前に出る感じではなく、ふんわりと洋梨の甘みが持続しつつ、辛さも程々にあるため、呑み飽きないです。
冷酒がおすすめのようですが、少し常温に近くなった辺りが、個人的にバランスが取れていると思いました。

生原酒なので、アルコール度数はわずかに高めですが、辛すぎず、とにかく上品さが際立ちました。
なかなかのお酒です。あまり時間はかけず、開栓後は早めのほうが良さそうです。数日経過後は辛さが前に出てきたので、バランスとしては、開栓直後から2,3日までが良さそうですね。

第3回 ヘイワールド‼昭和平成クラシックカーフェスティバル2022に行ってきた2

1回では載せきれないほど写真を撮ってきたので、その2ということで。

国産勢、昭和に混じって平成1桁車も旧車に仲間入りする時代になりました。シビックのEG6は欲しかったなぁ。と言うか今でも欲しいのですが、なかなか良い個体はなくなってきましたね。この個体は内装も良好でした。

外国車も多いですが、外国車はこだわって乗っている方が多いので、旧車も比較的見かけますが、ここに来ているクルマはどれもオーナーさんのこだわりがありますね。
それにしても、初代セリカのガルウイング、内装まで手を入れているのはすごいですね。

個人的に刺さるクルマは、30系のグロリア、しかもターボです。今回別ブースで販売していた当時のカタログも手に入れました。
あと、なにげに大衆車の旧車と言うのも刺さりますね。たくさん販売されたのに、現存する個体は少なかったりします。

旧車でも国産の50年代とか外国車はあまり詳しくないですが、昨年度放送していたテレビ番組で見かけたダットサンブルーバードも展示されていて、しかもこの台数です。自走してくるわけですから、恐れ入ります。
あと、モーガンの3ホイーラーもかっこよいですね。こんなクラシックなスタイルながら、80年間作り続けられ、実はつい最近生産終了したということ。この個体は新しそうです。WebCGにも載っているモーガンと同じカラーですね。

とにかく見ていて飽きないですね。
この日は150台ほど集結したようで、一般駐車場にも参加していないけど旧車で来ている方もちらほら見かけました。皆さん仲間に会いに来たり、情報収集しているみたいです。

さて個人的には、30/31系セドグロや、初代レジェンド(しかもマイナー後にあったV6ウイングターボ狙い)が、現実的に乗ってみたい旧車で、特に初代レジェンドのウイングターボが欲しいのですが、超マイナー車なので、そうそう出てこないですね。

ということで、カタログを買って帰りましたが、この手のイベントはまた行きたいですね。