OLYMPUS フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980でスナップ

Panasonic LUMIX GX7MK3に買い替えて、表題のレンズのみ、まだ試していなかったので、スナップがてらテストしてみました。

OLYMPUSのボディーキャップレンズは、準広角レンズのBCL-1580もあり、かつてPEN E-P5を買ったときの付属品として付いてきたのですが、割りと普通に映るレンズで、あまり面白みがなく手放してしまいましたが、その後買った魚眼のBCL-0980は、SAMYANGの魚眼を買った後も、常時バッグに入れて、いつでも魚眼撮影できるようにしています。かさばらないですからね。

F8.0という固定絞りの魚眼なので、ほぼパンフォーカスで使えます。近接撮影のみ、フォーカスを0.2mにセットすることが出来ます。ただ、元々がF8.0という暗いレンズなので、被写界深度が深くて、どの辺りでこのフォーカス切り替えをセットすればよいかは結構悩みどころで、近づけても0.2m付近でないと、割とフォーカスを外してしまう印象があります。
カメラのフォーカスピーキングは正直あてになりませんし、拡大表示じてもわかりづらくって。

あまり寄れるレンズではありません、被写体のような花より、もう少し大きな被写体を寄って撮るのには良いかもです。
2枚目の花は、言われなければ魚眼レンズとはわからない感じですね。割と解像力もあるのに驚いています。これはGX7MK2やPEN-E-P5の時よりも解像力が高いと感じるので、やはりGX7MK3は2000万画素センサと新しい画像処理エンジンの差が出ている気がします。

その代わり、このレンズ、案外動画撮影に威力を発揮します。4Kくらいの解像力なら問題なく使えて、魚眼と言ってもそれほど歪まないので、パンフォーカスの動画をとるのにも便利です。動画の場合、下手にAFが動くより、こうした暗いレンズでパンフォーカスで撮れたほうが、スナップ動画には好都合だったりします。
今回はプライベートな動画しか撮っていないので載せませんが、今度機会があったときに、4Kスナップ動画を撮ってみたいと思います。