魚眼でスナップする

週末、子どもたちと公園へ行き、LUMIX GX7MK3とSAMYANG 7.5mm 1:3.5 UMC Fish-eye MFTでスナップしてみました。

歪みの効果をどう使うかが鍵

魚眼レンズ、周辺になるほど、盛大に直線が歪むので、その使い勝手は一筋縄でいかない。単調な絵になりがちとも言われますが、そんなレンズだからこそ、歪みをどう活かすか? 何処に直線を持ってくるかとか、色々考えさせられます。
特に、アングル、アイレベルの撮影は単調になりがちで、少しローアングルから撮るとか、思いっきりハイアングルで仰ぐとか、そういう撮り方が楽しいです。
こういうのって、一般的なレンズでの撮影でも活かされるわけで、いわばトレーニングとしても魚眼レンズ、1本あると便利です。
幸いM4/3は、OLYMPUSのフィッシュアイボディーキャップレンズや、この撮影でも使っているSAMYANGのような安価な魚眼もあるので、入りやすい世界でもあります。

晴れた日の魚眼レンズ、スナップだと空が入ります。なにせ超広角ですから。この日はもう少し雲があれば、更に印象的な絵になったのになーと思うけど、スカッと晴れた空もそれはそれで。

寄って遠近感を強調する

魚眼レンズの場合、寄ることで特に遠近感と背景の歪みを強調して、印象的に撮ることも出来ます。
SAMYANGの7.5mmの場合、最短撮影距離はわずか0.09m = 9cmとかなり寄ることも可能です。

寄って撮ると、魚眼のような超広角でも、絞り開放だと背景がボケます。ただ、ぼかしすぎると、ちょっと不自然な感じもありますね。適度に絞ったほうが良いかな?

とにかく、色々考えて撮るのも楽しい魚眼レンズ。個人的には、PanasonicのLUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5も手に入れてみたいな、と思ってます。出物があれば、ですかね。