EIZO ColorEdge CS2740の遮光フードを着けてみた

EIZO ColorEdge CS2740は、カラーマネジメントディスプレイに必須の遮光フードは別売りとなっています。
これまで使っていた、NEC LCD2690WUXiも別売りでしたが、最近はBENQやDELLも標準装備してきているので、ぜひともフードくらいは標準で付けてほしいものです。使わない人も多いからなのでしょうけど…。

というわけで、別売りフードのCH2700を購入しました。やっぱりないと、照明の光が多少は入ってきてしまうのでね。

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NECのフードは、分割組立式で、組立が結構面倒でしたが、CH2700は一体型の折りたたみ式なので、組立る必要がないのは楽ですね。

取り付けはマグネット式になっていて、ディスプレイのベゼルに磁石でくっつくタイプとなり、確かに取り付けも楽です。

遮光フードCH2700を取り付けたCS2740


欠点として、キャリブレーションセンサを通す穴が一切なく、キャリブレーション時はフードを外すか、浮かせて配線を通すかのいずれかとなります。NECはちゃんと上に蓋があって、センサを通せました。最もNECのフードは爪で取り付けるタイプで、簡単に取り外しができないですが。
この辺り、高価なフードなのだから、せめて蓋は欲しかったです。
また、フードの深さも、NECより浅く感じるのと、内側の反射防止のスポンジが、将来的に加水分解してきそうに感じます。NECはベルベットで、12年経過後も特に明確に劣化は感じません。

というわけで、遮光フードについては少し不満です。別売りなのだから、もう少ししっかりしたものにして欲しいですね。