11年前の今日、じゃなくて1日早いですが、2009年8月31日の富士総合火力演習の写真を、今回アップしてみます。人生では、確か3回目くらいの撮影だったような?
2020年の総火演は、COVID-19の影響で、時期も5月に、そして一般観客無しでのLIVE配信となりましたが、確かに早朝から並んで、まともに見れないシート席で、雨や気温を心配しながら見るよりは、自宅から、普段絶対見られないアングルから見られるライブ配信、今後主流になりそうですね。
ただ、撮影好きとしては、やっぱり生で見て、撮影したいというのはありますけどね。今の機材で撮影したいな。
この時は、地べたのシート席、かつかなり後方だったので、地上の車両はまともに撮ることが出来ず(今見返すと、必ず人がかぶっている…)、ヘリとか航空機がメインになってしまったな。当然、戦車の発砲炎なんかも撮れなくって、そもそも戦車自体がまともに撮れなかったな。
富士の裾野にある演習場は、さすが山の天気、といった具合に、行ったことのある人ならご存知でしょうが、とにかく天候の変わりやすい場所です。
この日は早朝から演習開始当初については晴れていましたが、一気に雲が来たかと思うと、霧も発生。
空挺が始まった11時には霧が濃く、それでもちゃんと目標地点に降りてくる空挺隊員に、痛く感動したものです。
後半はヘリの撮影ばかりになってしまいました。もうこの当時、AH-64Dアパッチ・ロングボウが飛んでいましたね。
そして、AH-1Sコブラの後継機はまだ決まらず。
11年前ともなると、一昔前ですが、写真に写っているヘリも車両も、多くは現役なんですね。もちろん、16式機動戦闘車や19式装輪自走りゅう弾砲など、その間に登場しましたが、やや近代化に遅れているのが実情ですね。
COVID-19で新しい生活が始まっていますが、来年以降、こうした自衛隊のイベントがどこまで開催されるのか、また延期となった東京五輪が果たして開催できるのか(個人的には厳しいと見ています)、そしてイベントの見せ方をどう変えていくのか、その辺りが気になるところです。
総火演は、ここのところの夏の猛暑を考えると、今年と同様、5月開催が理想に思うし、観客も大幅に減らしての開催が理想なのかな、と個人的に思うところです。見るだけなら、配信のほうがよく見れますしね。