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NETGEAR ReadyNAS214のACアダプタが壊れたので代替品を買ってみた

先日、我が家にあるNAS(NETGEARのReadyNAS)2台のうち、写真のバックアップ用の1台(ReadyNAS 214)がネットワーク上から見えていない事を確認しました。
本体を見ていると、電源が消えています。
電源ケーブルは刺さっているし、抜けている様子もなし。しかし電源ボタンを押しても、うんともすんとも反応しません。

壊れた!?

買ってまだ3年ちょっとなんですけど… NETGEAR ReadyNAS 214

このNASは3年ちょっと前に買って、2か月前に3年保証も切れています。NETGEAR自体が、NAS事業から撤退してしまい、外部インターネットからNASにアクセスできるReadyCloudサービスも終了してしまったため、そろそろ古いほうのNASは他メーカーにリプレースしようかと思っていた矢先でした。
ただ、NASもこだわると結構よいお値段だけに、そうそうポンポン買い替えられないのも事実。

ふと気づいたのが、壊れたNASのACアダプタ、LEDは点灯するけど妙に暗い。一方、もう1台の稼働しているNAS(ReadyNAS 104)のACアダプタのLEDはかなり明るいんですよね。
もしかして、ACアダプタの不具合!?
ということで、稼働しているNASのACアダプタを借用して、壊れたと思われるNASに接続すると…

こいつ、動くぞ!

つまり壊れたのはACアダプタです。最初はNETGEARのサイトでACアダプタを購入できるか確認しようとしたのですが、あまりにサイトの作りがめちゃくちゃで…サポートを委託会社にしたようですが、リンクがあっちに飛んだりこっちに飛んだり、一向に問い合わせができない! これは改悪としか言いようがない。
そこで型番(CAM090121)から代替品を検索してみました。
怪しいサイトしか出てきません…。1件だけAmazonでありましたが、やや高め。

その中で、そこそこ安価なサイトを発見。
ただサイトが怪しい。どう見ても日本人じゃなさそうな人の文面だし、サイトの作りも詐欺サイトにありそうな雰囲気。

https://www.low-price.jp/netgear-cam090121-notebook-adapter-60327.html


ここはノートPCの互換ACアダプタやバッテリを売っているサイトのようですが、このACアダプタはノートPC用ではありません。とはいえ、スペック的に壊れたACアダプタと同じ形状の端子と出力です。
怪しさ満点ですが、PayPalが使えるので、向こうはカード番号を直接抜き取ることができないのと、万一商品が届かなかった場合、PayPal側へ異議申し立てすることも出来ます。

値段も送料込みで4900円と安価です。いうことで、ポチって見ました。

ちゃんと発送されたけど…

注文を入れた翌日には発送された模様。翻訳ソフトを使ったであろう怪しげな文面でしたが、注文受付メールと、荷物の追跡番号も届きました。

もちろん発送は中国からです

ところが、順調に日本まで届いた後から一向に配達されない。これは何かあったのか?
そこで注文受付メールを見返すと、どうやら住所が途中で切れてしまって、マンションの部屋番号が切れていました。
購入先のlow-price.jpにメールしたところ(どうせ日本語は怪しいと思ったので英文で出しました)、英文で日本国内の配達を行うSAGAWAの伝票番号を教えてくれまして、そこから佐川に連絡、やはり部屋番号が欠けていて配達できなかった模様(知らない携帯番号からの着信履歴があったのは多分佐川だろうな…)。
部屋番号を伝えてやっと届きました。

トラブルがなければ1週間かからず届いたね

届いた商品は、案外ちゃんとしていました。

ちゃんとNASも電源が入りました。

NASも起動できました

ということで、low-price.jp、ちゃんと商品が届きました。メーカーの販売が終了したノートPCバッテリも扱っています。ただバッテリは色々リスクもあるので自己責任ですけど。
ACアダプタならまあそこまで変なものはないと思います。
とにかくNASを買い替えなくて済んでよかった~

保証交換申請していたHDD、1ヶ月かかってようやく届いた

去年の年末、NAS用に買ったHDDのうちの1台(WD101EFAX)が認識されなくなり、買ったばかりだったので保証交換(RMA)に出しました

ところが発送後、年末だったからか、特に音沙汰なく時は過ぎました。ウェスタンディジタルのRMAでは、日本国内の指定倉庫に発送後、故障品は海外に発送され(このHDDの場合はマレーシア)、そこから保証交換用のHDDを発送する仕組みになっています。
うーん、個別にこんな事するより、日本なら日本国内で完結してほしいのですが、世界各国に交換拠点を置くわけにも行かないのでしょうね。

そして1月12日、実に3週間以上経過して、ようやく「受領したRMA」ということで、HDDが海外拠点に到着したようです。

WDのHPからRMAに登録して指定場所へ発送

COVID-19の影響なのか、年末に発送したからなのか、以前よりも受領確認が遅かったように思います。

そしてその2日後に、発送連絡が入りました。

保証交換のHDDの発送情報が送られてきた

そして昨日、HDDを受領しました。

きちんと税関を通して日本に輸入されたことがわかります。戻ってきはHDDは、箱から浮かせるようパッケージされていました。
HDD自体は、バルク品を買ったような、銀色の静電気防止の袋に入っていました。
また、以前同じWDの4TB RedのHDDをRMAに出したときは、帰ってきた商品は赤ラベルからモノクロラベルの保証交換用?製品になっていましたが、今回は中身のHDDも購入したHDDと同じラベルでした。

正真正銘の新品HDD、電源オン時間は0でした

保証交換で送られるHDD、必ずしも新品ではなく、リファービッシュ品(初期不良品などの修理品)の場合もあると聞きますが、今回は新品のようで、使用時間も0でした。
また、シリアルナンバーから補償状況を確認したところ、きちんと製造から3年保証があることを示しており、2023年12月までは保証期間のようです。

とりあえず、これでやっとNASのHDDは10TB x4台のRAID5体制が整いました。これで3,4年は行けるかな?

NASを入れ替えたので、HDDも10TBを導入してみた

先日、NASをNETGEARのReadyNAS214に入れ替えしましたが、HDD(WD Red 4TB x4)もそろそろ数年経過して老朽化しリプレースの時期だったので、Amazonのタイムセールでお安くなっていた、NAS用HDDのWD Redシリーズ、WD101EFAXを2台購入しました。

今は結構な価格ですが、タイムセールで¥22,800円でした。タイムセールバンザイです。2台買うとこの価格差も大きいですから。
本当は4ベイのNASなので4台買いたいところですが、さすがに懐が…。次のタイムセールに期待です。なので今回は2台のみ交換で、10TB x2と4TB x2の構成になります。

NAS用HDDは、最近は東芝やSeagateからも発売されていますが、WDのほうが安かったもので。
ロットによってはNAS用なのにクラッシュ報告も多いRedシリーズですが、さて今回の10TBはどうかな?

HDD入れ替えは、ReadyNAS稼働中のままでOKで、古いのを抜いて、新しいHDDを差し込むだけです。

但し注意していただきたいのは、入れ替えは1台ずつということ。
4ベイのNASで、4台のHDDでRAID5を構築している場合、入れ替えは1台ずつ行い、RAIDの再構築が完了してからもう1台の入れ替えを行うことです。

RAID5の場合、複数のHDDのうち、1台のみのクラッシュに対して復旧可能です。HDDの入れ替えも、やっていることはHDDのクラッシュに対する復元作業となるため、復元作業途中でもう1台も取り外ししてしまうと、環境構築失敗となって、データも飛んでしまうのでご注意を。

ちなみにRAID6であれば、4台中2台のクラッシュまで対応できますが、その分データ復旧に使うパリティ領域でHDDを専有するため、全体として使える容量が減ってしまいます。この辺りは各々の考え方次第ですかね。

ちなみに、ReadyNAS214で、4TBから10TBにHDD交換し環境再構築にかかった時間は、1台当たりおよそ1日。旧ReadyNAS104では3日くらいかかったので、やはりCPUやメモリの増強に対する進化はありますね。

NETGEAR ReadyNAS 214 RN21400を導入

今から6年前、最初のReadyNAS102を導入しました。年式的に、中身のHDDと共に、そろそろリプレースの時期となってきたため、新たに表題のReadNAS 214を導入しました。

NETGEARのHPを見ると、生産完了となっていて、後継製品は、執筆時点ではなさそうです。となると、今後はNETGEARは、NAS製品は、Windows Server搭載の高級品だけにしていくのか、はたまたNASをやめてしまうのか、定かではありませんが、NASといえばQNAPの製品が主流で、NETGEAR的には、価格の低いHOME/SOHO向けの製品にはあまり旨味がないと判断したのかな?

ともあれ、投げ売り価格なので、コスパは高そうです。QNAPほど高機能ではないにしろ、単にネットワークストレージと考えれば、不足はないですね。

スペック的にも、今使っている、ReadyNAS102と104がメモリ512MBでCPUがARM V7デュアルコアと、導入当時でもスペック的にはあまり高くなかったですが、さすがに4年前の製品とは言え、ReadyNAS214は、メモリ2GB、CPUはARM Cortex A15 クアッドコア 1.4GHzと相応に強化されています。

動画のトランスコードとか、仮想OSを立てるとかしなければ、まあ十分と言えますかね。

HDD入れ替えだけでOK…とはならず

とりあえず、HDDを4ベイの旧ReadyNAS104から全て移植。同じReadyNASでOSも一緒なので、そのまま使える?という記事もありましたが、私の環境ではどうもうまく行かなかったので、全てフォーマットして、1から環境構築しました。

RAID5で運用するので、RAID環境の構築、ReadyNAS104だと、4TB x4で2,3日かかっていたのが、ReadyNAS214だと、1日程度で終了。この辺りは、さすがにスペックが反映されている感じですね。また、管理画面で操作しつつ、データの読み書きをしても、速度にもたつきが少なく感じます。

ReadyNAS214の環境構築とデータコピーが終了したら、サブのNASをReadyNAS104とし、一番古いReadyNAS102は、6年間使ったWD Red 3TBのHDDと共に引退ですね。

WDのNAS用HDD Redの3TBは、なんだかんだで6年間、24時間かどうしっぱなしでクラッシュせず使えてきました。
ReadyNAS104で使っている4TBのほうが、1台クラッシュしてたりしますが(保証期間内で無償交換できた)。

さて、さすがに4TBのHDDも、2016年導入(無償交換したHDD1台だけは2018年製)で、そろそろ老朽化もしてきていると考え、少しずつ入れ替えることにします。まもなく代替品が届く予定です。