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入間基地ランウェイウォーク2024に行ってきた

入間基地航空祭はここ何年か毎年行っているものの(2023年度は中止)、ランウェイウォークにはずっと縁がなく、抽選ということもあって、毎回落選(笑

ところが今年は自衛隊70周年記念だからなのか、初の試みとして、抽選なしの一般開放となったため、家族で行ってきました。天気もずっと雨予報だったのが奇跡的に晴れ予報になり、結果的に素晴らしい青空の下、退役間近のC-1やYS-11を拝むことが出来ました。

ランウェイウォークは10時半スタートでしたが、先に駐機されていた機体をじっくり眺めてきました。

YS-11EA/EB

戦後初の国産旅客機として開発されたYS-11ですが、軍用機として採用されたほうが世界的に信頼を誇示できる、との観点から自衛隊でも採用されました。民間機としては90年代から2000年代に引退していきましたが、民間機扱いではない軍用機扱いの自衛隊機としては、法的にTCAS(空中衝突防止装置)義務付けられていないため、更に長く運用されており、現在航空自衛隊では最後のYS-11EA/EBが全6機、電子作戦群にて運用されています。
いずれも通称「スーパーYS」仕様で、エンジンとプロペラを改装しています。

レドームがないEA型は162,163号機が留め置かれていましたが、2機ともプロペラは外された状態で、ビニールでカバーされていました。
これがこのまま退役する直前なのか、あるいは整備中なのかは不明ですが、公式文書に令和6年度中に電子支援機YS-11EAの用途廃止が明記されていることから、このままフライトすることなく退役する可能性が高そうです。とは言え、まだ令和6年度10ヶ月近く残っているため、11月の航空祭に向けて、最後の整備を行っている!? ただ、割と前から飛んでいないようなので、事実上の用廃かもしれませんが。

一方、レドームがある電波情報収集機のYS-11EB型は、後継機のRC-2の数が揃うまでは現役でいるのかなと思っています。写真を見ても哀愁漂うEA型と違って現役感がありますね。

あまりに空がステキだったので、何枚も撮影してしまいました(笑

C-1/EC-1

輸送機であるC-1と、それをベースに改造された電子戦訓練機EC-1ですが、こちらも引退間近で、少なくともEC-1は令和6年度中に退役することが決まっています。また、030号機もIRANから3年経過するのが本年中のため、間もなく退役するのではないかと言われています。
この日030号機は、これが最後と思われる北宇都宮駐屯地の航空祭に出向いていたようです。
したがってこの日の入間基地では、EC-1(021号機)と002号機、C-1最終生産機の031号機がありました。最後の花道としての展示なのかなと個人的に思いました。
特に002号機は子どもの綱引き大会に駆り出されていましたが、やや塗装が薄くなっている気がして、まだ2023年のIRANから1年とは言え、そろそろ退役なのかもしれませんね。

それにしても、上に書いたYS-11EA/EBも、EC-1も、かつては機密度が高い機体として、航空祭などのイベントでも立入エリアから相当離れた場所に留め置かれていましたが、それも今は昔、といった感じですね。個人的にその特徴的な機種のレドームから「カモノハシ」と称されるEC-1をこの距離で見られたことは、素直に感動しました。
退役したら、ぜひ雑誌なんかで内部写真を掲載してほしいな、難しいかな?

ランウェイウォーク

息子が疲れてしまって、ランウェイウォーク自体は自分が少しだけやってきました。

天気が良かったけど結構暑くなったな。でもこの時期だから、まだ風が吹けば涼しさも感じますね。
普段歩けない場所を歩くのは爽快ですね。

C-2輸送機もすっかり自衛隊の主役となりました。こちらはもう少しで生産予定数が終了しつつあるようですが、なかなか海外への売却も決まらず、このまま生産終了に向かうのか? サイズ的には輸送機としては運用しやすいと思われますが、なかなかその国々の事情に合わせるのは難しいのかも。なにせ今まで自衛隊に特化して作ってきたので。
今後の成功を祈りたいですね。

ということで、フライトはないけど、ゆっくり見学できるのも良いですね。入場も手荷物検査なく、激混みではなくスムーズに入場できました。
さて来年はどういった開催になるかな?

沼津海浜訓練場でLCACの上陸訓練を見てきた

写真編集が全く出来ていないので、今回は2枚のみですが、沼津海浜訓練場で海上自衛隊のLCAC(エアクッション揚陸艇)の上陸訓練を見てきました。

訓練場の場所や訓練日は公開されています。あえてここには書きませんが、訓練日は事前に公式発表されるので、お調べください。

年に数回程度の訓練ですが、今回はちょうど台風1号が接近していたため天候は雨。うちからは近くはないだけに、何度も行くか辞めようか迷ったけど、午後に雨が止む予報となったため、それを信じて賭けに出ました。

早朝は雨。海を眺めていたら、何度か来ている方がいらっしゃいまして、上陸地点や進入禁止区域などを教えていただきました。ありがとうございます。
LCAC上陸前には自衛隊の方々が浜辺の清掃や入場禁止禁止区域の旗を立てていました。

早朝、上陸手前でエアクッションを停止。この状態でも浮かぶのね(当たり前か…

初めて知ったけど、エアクッション部のエアを送らずしぼんだ状態でも海上に浮くんですね。って当たり前か、エンジン止まって沈んだら危ないもんね。

そしてこのあと何度も上陸訓練を繰り返しましたが(その写真は後日)、一瞬晴れ間が出たタイミングで写真が撮れました!

13時、この瞬間だけ晴れ間が出ました!

曇天でも割と映えるLCACでしたが、やっぱり晴れた時の写真は素直に良いですね。

ということで、その他の写真は後日公開します。

息子のサッカー撮影中のAF設定

息子のサッカーの試合を撮り始めて4ヶ月、戦闘機と違って被写体が入り乱れるスポーツ撮影に四苦八苦しています。

オートエリアAFで撮影

戦闘機は、はっきり言って被写体認識なんてのはなくてもちゃんと撮れます。今でも戦闘機撮影界隈で一眼レフが多いのも、AFは一眼レフの専用の位相差センサ、しかも大抵の機種はクロスセンサを積んでいるので、被写体さえセンサエリア内にあれば、十分問題なくAFが食いつきます。

サッカーのような団体スポーツの場合は、選手が前後に入り乱れるし、ランダムに動くから、なかなか難しいですね。戦闘機は単純にスピードが速いけど、ある程度動きに予想はつきますが、団体スポーツはそうはいかないですね。

上の1枚は試しにオートエリアAFで撮影したもの。基本的にオートエリアの場合は、初動では手前の被写体にAFを合わせに行く傾向にありますが、横切りへの応答を5の鈍感に設定しています。また被写体の動きはここではランダムとしていますが、この被写体の動きは前後方向の動きの速度が大きく変化するかしないかで設定を切り替えると良いようです

オートエリアだと、AF動作を一旦止めて再びAFさせると、手前の被写体を優先的に拾ってしまいます。
サッカーだとこの設定はやっぱりダメかな。

Nikon Z 9では、推奨設定ガイド(スポーツAF編)というマニュアルが有り、これによるとサッカーは以下の設定が推奨されています。

意外にも横切りへの対応が2と敏感側なんですね。そして被写体はの動きはスムーズ、ダイナミックAF(S)やワイドエリアAF(C1)が推奨されています。
どうもこれは報道向けの設定な感じですかね。主要被写体は画面の一定のエリアにあって、そこにAFポイントを合わせておくような感じですね。
ただ、私はまだまだスポーツ撮影は苦手なのと、息子を主体で撮りたいので、結局3Dトラッキングを多用しています

Nikonでは一眼レフのD3/D300の時代から多分割測光センサで大まかに被写体を検出する3Dトラッキングがありますが、ミラーレスになってイメージセンサで捉え続けられるため、やっと被写体検出精度が上がって、3Dトラッキングが使えるようになってきました。こうして前後に被写体が入っても、ある程度問題なく補足し続けてくれるし、横切り応答は鈍感に設定しているので、すぐに前後の被写体にピントが持っていかれることはありません。あとは適宜親指AFでAFを意図的に止めたりすることで、ピントが持っていかれることを不正ではいます。ただ、似たような色のユニフォームを着た選手が入り乱れると、結構フォーカスが持っていかれたりするんですよね。
被写体検出とは言え、誰を補足するか、ではなく形状を補足しているので、似たような形状が入り乱れると、そっちにフォーカスポイントを持っていかれることもしばしば。とは言え、今自分の中では3Dトラッキングが一番使いやすいですね。

Nikon Z 9の欠点としては、像面位相差AFがイマイチで、コントラストAFを主体とするウォブリング(AFが前後に行ったり来たりする)の挙動がまま多いこと。この辺り、改善の余地はまだまだ多いです。

CanonがEOS R1で個人を識別しての完全な被写体認識を搭載してくるようなので、そうなると横切りなどでAFが持っていかれることは少なくなるでしょうね。まだまだAFは進化しそうですが、とりあえずは手持ちの道具で出来る範囲での工夫は必要。道具に踊らされていたらいつまでも撮れないですから。

【厚木基地】24/5/2の記録

もう2週間前ですね。GW中に撮影した厚木基地の様子です。
ここ何年か、GW休み中は厚木基地でのんびり撮影するのが習慣になっています。年に1回の習慣(笑)

哨戒機は24時間365日任務にあたっていますし、米軍にはGWは関係ありません。つまり、撮りっぱぐれはないんですよね。ただし、こんな時期には米軍の艦載機が来ることもありません。あくまで平常運転の様子です。

まずは哨戒任務で上がったと思われるP-1(5510)。まだP-3Cも多いとは言え、着実にP-1哨戒機は増えつつあります。
P-1については、アメリカ製のP-8と比較され、一部のアンチ自衛隊評論家などからは先進性に劣るという評価も聞かれますが、こういうのは次第に改善されるはずで、少なくともP-3Cよりは確実に性能向上していることでしょう。
機体操縦系統に世界初のフライ・バイ・ライト(光ファイバによる通信)が採用されていて、このあたりは野心的な設計と言えるでしょう。

後は平常運転の米海軍機です。

1枚目のMH-60R(168119)はよく見るとヘルファイアミサイルを搭載していますね。

あーP-3C来ないかなと思っていたら、降りてきました。願いは叶った!

P-3C(5076)もだんだん数を減らしていますが、101機生産された機体のうちの3割程度はまだ現役です。76号機は1991年前後に就役した機体なので、もう数年は飛ぶのかな? それにしてもエンジンのスモーク、目立ちますね。

そしてP-1(5513)も降りてきました。

着実に数は増えつつありますね。70機程度生産の予定で、すでに予算形状では50機近くに達していますが、今後調達数が減らされる可能性があり、一部は無人機で代替する話も出ています。ただ、単純な海上にいる船を確認するだけの哨戒でもないため、やはり有人のP-1の調達は不可欠なんじゃないかなと、個人的には思っています。

輸出の話は、現時点で成功はしていませんが、販売価格を抑えるために初期生産の中古機を売って、新造機で代替、なんて手もあるんじゃないいかなと思ったり。

この後は、このP-3CとP-1のタッチアンドゴーまつりでした。
ま、哨戒機なので派手なフライトはないですが、背景の空や建物、駐機された機体などを絡めて、ロクヨン望遠レンズのリハビリ撮影がてら、シャッターを切りました。ま

そして新たに哨戒任務に出かけるP-1(5511)とタッチアンドゴーを終えて着陸したP-3CとP-1の2機を見届けて、のんびり撮影は終了。

途中、X(旧Twitter)のフォロワーさんともお会いでき、撮影機材のEOS R7RF 200-800mmの軽さに驚き、といった具合で交流もできたので、今回ののんびり撮影は満足でした。

次は上がりも撮りたいな~


もし自分がCanonユーザーだったら、間違いなく購入候補に挙がるであろうCanonのRF200-800mm F6.3-9 IS USM、いやはやフルサイズズームで800mmクラスの衝撃、あの軽さもかなりのインパクトです。暗いレンズですが、日中のこうした撮影なら問題ないでしょう。
Canonユーザーなら絶対オススメの1本。フォロワーさんの写真を見る限り、解像力もなかなかでした。

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サッカーだんだん上手くなってきたなぁ

息子がサッカーを始めて数ヶ月、だんだん上手くなってきたなぁと。
練習試合を見ていて、動きが良くなってきたのがわかります。もちろん、一番うまいこと比べるとまだまだ差はあるけど。

撮り方も横一列だけではなく、前後に被写体を入れて立体感を出すようにとか、工夫してるけど、難しいですね。
以前よりボールを持っている時間も長くなりました。あとは周りをもっと見て予測して動けたら…ってのはもうちょっと経験を積まないとだね。

一礼して終了です。

お疲れ様でした!

練馬駐屯地創設73周年記念行事 本番当日も行ってきました

土曜日の事前公開は招待者とネットの抽選で当選した人のみの入場でしたが、日曜日の本番は野外体験喫食に当選したので、家族で行ってきました。
子どもの習い事が午前にあったので、それが終わってから、11時半頃に入場。
ちょうどその時間帯に展示をやっていましたね。基本は前日の事前公開と同じですが、今回は既に多くの観客がいたので、写真撮影は二の次と思っていましたが、航空祭のように激混みではないので、人の間を後ろから望遠レンズで抜いて撮影できました。観客席からではなかったけど、前日と別アングルで見れて、これはこれで良かった。それに、前日を見ていれば、どんな動きをするかはわかりますしね。

どうせ遅い時間に行ったらまともに写真撮れないし、土曜日にいい絵が撮れたしね、と思いつつ、曇天だった土曜と違って日曜日は久しぶりの晴れだったので、望遠レンズも持って行きましたが、正解でした! やっぱり晴れていると良いですね。そしてこのアングルがむしろ客席より良いかも、と思ったり。

残念ながら、16式機動戦闘車の発砲炎はこの日は撮影ポジションの関係で撮れず。ここは前日の一般観客席から撮るのが良かったですね。招待者席はむしろ近すぎるのと太陽の方向から、写真撮影と考えると撮りづらいかもしれませんね。

この場所からは演習エリアから出た車両が戻っていく際に通過する道路沿いだったので、こんな隊員の笑顔の写真も撮れました。
自分が写っている!と思った自衛隊員の方はコメント欄で是非ご連絡ください。写真提供します。

来年行けたら、このポジションで撮りたいな、と思いました。もちろん演目によって変わるかもですけど。
こんなに桜をバックに撮れたので満足です。

そしてさすが本番、事前公開では来なかった来賓も多くいらっしゃいましたが…

都知事も来ていたんですね。
この日は各地で駐屯地の記念行事が開催されていたため、来賓もバラけると思っていましたが(ヒゲの隊長さんは別のところに行っていたみたいですし)。

さて、この日のメインは家族で野外体験喫食と屋台など祭りとして楽しむ、でした。
その話はまた。

練馬駐屯地創設73周年記念行事 事前公開に行ってきた

6年ぶりに練馬駐屯地の記念行事(駐屯地祭)に行ってきました。今回、本日(2024年4月7日)の本番の前の事前公開の抽選に当選したので行ってきました。

事前公開なので混んでいなくて、ゆっくり堪能できました。雨がちな天気で心配でしたが、雨に降られることもなく、桜も良い感じに咲いていたので、桜とのコラボ写真も撮影できました。

まずは自衛官候補生の入隊式からスタート。

続いて東部方面隊の部隊紹介。
昔はこの手の紹介は装備品がただ走るだけでしたが、最近は紹介も工夫をこらしていて分かりやすかったです。

こちらは人質を取ったテロリストの制圧デモ。

この展示では、ほとんどの隊員はキャップや鉄帽を被っていないんですね。

ドローンを使用した93式近距離地対空誘導弾のデモ。こういうのも以前はなかったですね。93式登場当時、ドローンを攻撃する想定はなかったと思いますが、このような小さな目標も可視光/赤外画像誘導でしっかり補足できるようです。
ただ、この後展示されていた93式の隊員さん曰く「元々ヘリコプターなどの対航空機を想定している。あくまで個人的見解だが、このような安価なドローンに対して1発100万円以上するミサイルを発射するのは費用対効果としてどうなんだろうかと思うが、発射するしないは指揮官の判断」とのこと。実際には対空機関砲、あるいはECMなど電子的攻撃手段を用いるのが現実的な気はしますね。

最近も能登半島の震災、先日も台湾で震災がありましたが、以前はこういう展示なかったよなぁと思うのがこちら。

水を使わない移動トイレカー。自己完結性の高い組織である自衛隊は、この手の装備もあるんですね。
能登半島の地震では、道路自体が寸断され、この手の車両がすぐに入れなかったのは痛いですね。

こういう二輪を操る隊員は、プライベートでも好きな人は多そうですね。

そしてお待ちかね、87式偵察警戒車16式機動戦闘車のデモ。

今回発砲炎(もちろん空砲ですよ)が撮れて満足です。ああ、もう生で見ることは叶わないと思うけど、以下のカメラで富士総合火力演習を撮りたかったな~。
そしてUH-1Jヘリ、近い! 鉄条網の素早い展開。残念ながら戦車は練馬駐屯地から撤収したそうですが、16式機動戦闘車はじめ、展示自体が迫真があり満足でした。

もう一般公開は恐らくやらない富士総合火力演習に変わり、全国各地のこうした駐屯地の記念行事が盛り上がってくれると良いですね。

さて本日はというと…、カレー食べにまた行ってきます(笑

Nikon Z 9 FW C:Ver.5.00とオートキャプチャー[飛行機]

2023年6月のVer4.00以来となる、Nikon Z 9のファームウェア(以下FW)の大型アップデート、C:Ver.5.00が先日発表されました。

大型アップデートだけに、更新内容は多岐にわたっています。

■ 静止画撮影関連

  • [静止画撮影メニュー]>[オートキャプチャー]に以下の機能追加と変更を行いました。
  • 撮影開始日時と撮影時間を事前指定できる予約機能の追加
  • 撮像範囲に[DX(24×16)]を追加
  • 被写体検出対象に[飛行機]を追加
  • カメラのマニュアルフォーカス設定に対応
  • 設定画面の表示と項目名の一部変更
  • [詳細条件:距離]で設定できる範囲を拡張
  • [ハイスピードフレームキャプチャー+]にレリーズモード[C15]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]>[高周波フリッカー低減]に周波数設定モードを追加し、周波数のプリセットを設定できるようにしました。
  • [ピクチャーコントロール]に[リッチトーンポートレート]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]に[人物印象調整]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]に[美肌効果]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]にノイズ低減処理の種類を選ぶ[高感度ノイズ処理モード]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]>[画質モード設定]>[画質モード(HSFC)]に[ハイスピードフレームキャプチャ-+]撮影時の画質を設定する機能を追加しました。
  • ライブビュー拡大表示の倍率を、最大 400% まで拡大できるようにしました。
  • Profoto A10 の LED 定常光を AF 補助光として使用可能になりました。
    ※ Profoto A10 ファームウェアのバージョンアップが必要です。詳細は Profoto 社 Web ページをご参照ください。

    ■ 動画撮影関連
  • [動画撮影メニュー]>[オートキャプチャー]に以下の機能追加と変更を行いました。
  • 撮影開始日時と撮影時間を事前指定できる予約機能の追加
  • 撮像範囲に[DX]を追加
  • 被写体検出対象に[飛行機]を追加
  • カメラのマニュアルフォーカス設定に対応
  • 設定画面の表示と項目名の一部変更
  • [詳細条件:距離]で設定できる範囲を拡張
  • ピクチャーコントロールに[リッチトーンポートレート]を追加しました。
  • [動画撮影メニュー]に[人物印象調整]を追加しました。
  • [動画撮影メニュー]に[美肌効果]を追加しました。
  • [動画撮影メニュー]>[ハイレゾズーム]に以下の機能の追加および変更をしました。
  • ハイレゾズーム有効時にピントが合った時の表示の色の変更
  • サブセレクターでの操作
  • ライブビュー拡大表示の倍率を、最大 400% まで拡大できるようにしました。

    ■ 再生関連
  • 動画再生時のiメニュー項目に[再生の速度]を追加しました。
  • 再生時のiメニュー[画像編集]に[画像編集機能のカスタマイズ]を追加しました。
  • [再生メニュー]に[縦横位置情報の記録]を追加しました。
  • [再生メニュー]>[グループ再生の設定]に[自動連続再生の設定]を追加しました。
  • 画像送り中にカメラの姿勢変化を検出時、画像送り中は操作を継続するよう変更しました。
  • 動画再生時に、現在の再生速度を 1 コマ表示モードの画面上に表示するよう変更しました。
  • RAW 画像再生時の i メニュー[画像編集]>[リサイズ]に[4608 x 3072;14.2M]を追加しました。

    ■ 操作関連
  • 以下の[カスタムメニュー]に割り当て可能なボタン、割り当てられる機能を追加しました。
  • f1 および g1[iメニューのカスタマイズ]
  • f2[カスタムボタンの機能(撮影)]と g2[カスタムボタンの機能]
  • f3[カスタムボタンの機能(再生)]
    ※ [ピント位置優先(顔検出)]は、f3[カスタムボタンの機能(再生)]>[メインコマンドダイヤル]または[サブコマンドダイヤル]>[画像送り時の拡大位置]で設定可能です。
    ※ f3[カスタムボタンの機能(再生)]>[メインコマンドダイヤル]または[サブコマンドダイヤル]>[画像送り]の設定が、拡大再生中の画像送りにも適用されるようになりました。
    ※ モニターモードの切り替え機能をプロテクト/ Fn4 ボタン、及び音声ボタンに割り当てることが可能になりました。
  • 静止画モードと動画モード各々で撮影モードを設定可能にしました。
    ※ ファームウェアのバージョンアップ直後は、撮影メニュー[A]~[D]の撮影モードがすべて P に設定されています。
  • [カスタムメニュー]>a11[フォーカスポイント表示]に[フォーカスポイントの太さ]を追加しました。
  • [カスタムメニュー]>a14[MF時の絞り解放Lv]を追加しました。
  • [カスタムメニュー]>d19 と g17 に[半押し拡大解除(MF)]を追加しました。
  • 撮影機能の呼び出し(ホールド)中に露出補正とホワイトバランスの設定の変更が可能になりました。
  • [セットアップメニュー]の[カード初期化(フォーマット)]で物理フォーマットの手順を変更しました。

    ■ 表示関連
  • 動画撮影モード時、メモリーカード高温の注意表示の表示位置を変更しました。

    ■ ネットワーク関連
  • ATOMOS AirGlu BT と接続時、接続が切断したとき、または接続が不安定なときに警告表示を行うようにしました。
  • スマートフォンとの無線接続方法として[Wi-Fi接続(ステーションモード)]を追加しました。
  • [ネットワークメニュー]>[FTPサーバーと接続]でポート番号を指定できるようになりました。
  • [ネットワークメニュー]>[FTPサーバーと接続]>[オプション]に[送信時の HEIF 変換]を追加しました。
    ※ 変換後の HEIF 画像はメモリーカードには保存されません。
  • リモートグリップ MC-N10 と ATOMOS AirGlu BT の併用が可能になりました。
  • IP アドレスを自動取得後、自動取得を OFF にしても取得したアドレスを保持するよう対応しました。
  • TCP / IP 編集画面にて、自動取得したゲートウェイ / DNS サーバーのアドレスを表示するよう対応しました。
  • 送信時に画像ファイルがリネームされた場合、画像ファイル名と音声ファイル名を一致させるよう対応しました。

    ■ その他
  • [AF エリアモード]が[3D- トラッキング]に設定され、かつ人物が大きく写っている場合、AF エリアの近くに瞳の検出枠があるときは、AF エリアに近い瞳を優先してピントを合わせるようにしました。
  • [静止画撮影メニュー]>[静止画フリッカー低減]を[ON]に設定した場合、シャッターをきるときに撮影画面が一瞬暗くなりますが、暗くなる時間を短縮しました。
  • [カスタムメニュー]>d12[赤色画面表示]で、[表示モード1]或いは[表示モード2]に設定しているときの RGB ヒストグラム表示を見やすくしました。
  • [セットアップメニュー]>[ファームウェアバージョン]に GNSS モジュールの ファームウェア「G」も表示するよう対応しました。
  • GNSS モジュールのファームウェアバージョンアップが可能になりました。
    ※ ファームウェア「G」が 0.17 の場合はすでに改善済みのため、2 回目のバージョンアップは必要ありません。
    ※ バージョンアップ手順は【GNSS モジュールのファームウェアバージョンアップについて】をご参照ください。
  • GNSS モジュールのファームウェアを更新しました。
  • 特定の(準天頂衛星「みちびき」(QZSS)を捕捉できる)地域で使用する場合に、捕捉する性能を改善しました。
  • 以下の不具合を修正しました。
  • [AF エリアモード]を[ワイドエリア AF(S)]、[ワイドエリア AF(L)]、[ワイドエリア AF(C1)]、[ワイドエリア AF(C2)]のいずれかに設定していると、被写体を検出している時にセットアップメニューの[AF 微調節の設定]で設定した微調節量が反映されない。
  • [再生メニュー]>[グループ再生の設定]>[サブセレクターで先頭画像表示]を ON にした状態で連続撮影後、メモリーカードアクセスランプが点灯している状態で再生画面に切り替えてサブセレクターを操作すると、意図した動作にならない。
  • 連写やフォーカスシフト撮影を行った際に露出が正しくない場合がある。
  • シャッタースピードを[Bulb]に設定したとき、シャッターボタンを押しても撮影されない場合がある。
  • 飛行機の撮影を繰り返していると、正しい位置で被写体が検出されない場合がある。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/516.html

今回は今までのメジャーアップデートと比較すると、大きな改良や改善、機能追加はないですね。Z 8など他の機種に先行搭載されていた機能が追加されたりしましたが、オートキャプチャーでは新たに被写体検出に「飛行機」が追加されたのが個人的に嬉しい部分です。

FWのアップデートは、今回GNSS(衛星測位システム)も含まれていますが、最初のアップデートはFWのみで、同じファイルを消さずにもう一度バージョンアップすると、GNSSのFWアップデートが開始されます。これ1回でやってくれないのかな? ちょっと分かりづらいです。

さて、まずはオートキャプチャーに「被写体検出対象に[飛行機]を追加」とあるので、練馬区光が丘清掃工場の煙突と飛行機のコラボを狙います。

バッテリだけでは持たないので、USBより外部給電

ベランダフォト無人撮影で最初に撮れた被写体はこれだ!

?????

なんと飛行機ではなく飛行するカラスだった! シャッタースピードが遅いのでブレているけど、ちゃんとピントは来ているっぽい。
こんな感じで、無人で写真が撮れるので、ネイチャーフォトに良いかも?

航空機の場合、この辺りを飛行するのはヘリコプターや厚木・横田・入間基地の航空機なので、それが映ると有り難いのですが…。
この焦点距離だと飛行機は小さすぎるかもですね。逆に鳥が写ってしまいますね。とにかくいろいろ試してみたいと思います。

息子のサッカー、上手になってきたね

息子のサッカー、光が丘公園での練習だったので、一緒に行って写真もちょこちょこ撮影。
今回はチーム内の練習と試合だったけど、チーム内での試合は結構ボールを回せるようになってきたなぁ。もちろんもっと上手い子に比べると、まだまだ全然お遊びレベルだけど。

途中から曇天になったけど、こういう状況だと時々Nikon Z 9のAFが一周迷うことが。暗いズームレンズとは言え、日中の明るさ程度ならもう少し食らいついてほしいな。
とは言え、3DトラッキングのAFはこうした撮影では楽でいいです。横切りへの食いつきは鈍感側に設定しているのだけど、もっと鈍感であってほしいことも。
それでも被写体の動きをスムーズからランダムに設定し直してみたら、だいぶ良くなりました。そろそろ飛行機とは別に、サッカー用のカスタムセッティングをしないとですね。


↓何だかんだで良い望遠ズームレンズですよ。AFも速いし、Nikon Zマウントの最適解でしょうね。

【注意!】望遠レンズで太陽光を撮っちゃ駄目よ

やらかしてしまったらデータがバグってしまった写真です。

謎の丸が撮れた!

くるまのニュース的に言うなら、謎の丸が撮れてしまった!となりますが、もちろんこの状況ではおわかりでしょう、太陽が入ったことにより、イメージセンサが飽和しすぎた結果です。

↓こんな感じです。

実はある程度狙って撮っていました。太陽と戦闘機がピタッと一致したら面白いと思って試した結果です。

現像で露出を落としてみたら、よりわかりやすい太陽によるの飽和状態

センサが飽和するとこんな状態になるのか…

レンズはAF-S 600mm f/4Gに1.4倍テレコンのTC-14EIIIを装着、焦点距離850mmでの撮影。望遠なので太陽も大きく撮れてしまいます。
とても危ない状態です。センサが焼けてしまう危険性があります。
ただ、この時はこの1コマのみで一瞬のことなので、センサは無事でした。この後の撮影では問題なく撮れました。今も問題なく撮影できますが、もう少し露光時間が長かったらと思うとゾッとしますね。

とりあえずセンサにダメージはなかった模様

太陽光には注意しましょう、特にミラーレスの場合

カメラの説明書にも、「太陽光にレンズを向けないよう注意しましょう」なんて書かれていますが、実際太陽光を、特に望遠レンズとなると入射する光の割合が大きくなるため、一眼レフなら光学ファインダを通して目そのものが危険ですし、ミラーレスならEVFの性能以上明るくならないため目は大丈夫でも、カメラ側の目であるイメージセンサが焼けてしまうリスクがあります。

夕陽のように、日中より地上を照らす太陽光の入射角が大きくなって、明るさが日中より落ちたとしても、状況によっては目やイメージセンサにダメージを与える可能性があります。

夕陽でも太陽光の撮影は注意が必要

上の写真は、タイムラプス用に定点インターバル撮影していますが、この撮影には一眼レフのNikon D810を使用しています。
一眼レフの場合、シャッターが降りている時以外は、原理的にイメージセンサには光が当たらない仕組みですが(なにせ仕組みはフィルムカメラののフィルムをイメージセンサに置き換えたものですから)、ミラーレス機の場合は、撮影していなくても一部の機種を除き、常時レンズを通した光はイメージセンサに導かれています。つまり、このような定点撮影の際は、センサに太陽光が露光し続けるため、状況によってはセンサ焼けの可能性が高いです。例えシャッターを閉じていても、シャッター幕そのものが焼ける可能性もあります。
もちろん一眼レフでも露出センサなどにダメージを与える可能性もあります。
エモい写真が撮れると思って太陽光を撮影し続けるのは、それなりにリスクが有ると思ったほうが良いですね。みなさんも太陽を撮る時は最新の注意を払いましょう。