別に今まで外でやったこともないのですが、今時の子供達はハロウィンを楽しみにしているようです。
子供らも仮装しました。
鬼滅の刃、流行っていますからねぇ。息子は「冨岡義勇」、娘は「栗花落カナヲ」なのかな?
長いタイトルのお酒です(笑)。先日、豊島屋酒造の直売店で購入したお酒の1つです。
豊島屋酒造にある直売店でのみ販売しているお酒です。
仕込みNo.23、2019年に仕込みをして、この秋に火入れ加水せずに販売、ひやおろし的な感じ? 生とありますが、1回火入れすらしていないのかな? これ、直売所の方に聞けばよかったな…。
香りは芳醇とまで行かないものの、フレッシュで華やか系ではなく、熟成し落ち着いた吟香。透明な瓶から見える酒の色は、黄色みがかっています。
口に含むと、まず米の甘みが芳醇に広がります。メロンを思わせる甘み、濃厚一歩手前ですかね。しつこくないギリギリの線を行っています。酸味は少なめで、後味の余韻に少し感じる程度、そして熟成を感じるどっしり感が最後にありますが、総じて芳醇でありながらもバランス良く仕上がっています。
人気の屋守(おくのかみ)シリーズのフレッシュさよりは、少し濃厚芳醇路線ではありますが、濃厚でありながらもしつこくなく、屋守らしい飲みやすさも兼ね備えている感じです。
こうなると、看板にもあったNEON GREENも気になる所。柔らかな甘味とあり、こちらのほうが甘みとしては落ち着いた感じなのかな?
貴醸酒のRAINBOWも気になっていますし、これはまた買いに行かねば、なんて思っております。
昨日、娘7歳の七五三の撮影をしてきました。
なにぶんプライベートな撮影ゆえ、顔の写っていないカットのみの公開です。
D850にAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR、スピードライトはもう13年落ちのSB-900。かなり使い込んでいるので、年末には発光管したいです。まだ受付してる?
息子は七五三には早いですが、ついでに着付けしました。
普段しない格好で、時間もかかるので、中々良い表情を引き出すのが難しい。娘も3歳のときは外撮影、やっぱり途中で嫌になってしまって、表情が怒った感じになってしまいましたが、今回も同様でした…。
ここがプロと素人の違いか…。が、最終的に小道具の扇子等持たせたら、そこで興味津々となって表情が柔らかくなりました。
扇子で覆ったカットのみの掲載ですが、この辺りから、やっと表情が良くなりまして、バシバシ撮影しました。
レンズもAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dの絞り開放のみで。やはりポートレートには最適なレンズですね。
これで娘は子供の大きな行事はおしまい。
今年は運動会もイベント事はすべて中止となってしまいましたが、家族でできることくらいはちゃんとやってあげようと。
雨降らなくてよかったな~
何度か書いていますけどね。改めて良いレンズなんですよ。AI Nikkor 50mm f/1.2S。
ふとこのレンズで撮りたくなる。そんな不思議な魅力があります。何より質感が最高に良い。ねっとりとしたフォーカスリング、カチッと決まる絞りリング。古き良きニッコール。
D850なら、レンズスペックを登録すれば、絞りリングに連動してf値も伝達され、Exifにも記録。これはZシリーズのマウントアダプタFTZにはないですからね。
上の作例は、絞り開放f1.2で撮影。絞り開放では球面収差の影響でふわっとした描写になりますが、きちんと等倍で観察すると、ピント面の心はきちんと出ていて、中心部は意外と解像力があることがわかります。背景をやや遠くにすると、少しグルグルボケみたいに感じますがそこまで癖は強くありません。
よくこのレンズはクセ玉と呼ばれたりしますが、個人的には、この時代の大口径レンズとしては、このくらいはごく普通というか、むしろそこまで癖は強いとは思いません。最近のデジタル用に設計された、絞り開放から球面収差が少なくカリカリの解像力、一気にボケる、といった特性のレンズに慣れていると、クセ玉に感じるかもしれませんが。
そして、40年前の設計のレンズにも関わらず、絞り開放からコントラストがしっかり出ています。私の所有のAI 50mm f/1.2Sは、最後期製造のものと思われ、コーティングは90年代に改良されたスーパーインテグレーテッドコーティングになっています。もちろん、コーティングだけがコントラストを決めるわけではないですが。
遠景を絞り開放で撮る、ってことはあまりない状況ですが、あえて撮ってみました。前ボケもかなり柔らかい描写ですね。さすがに収差だらけな感じです。
コントラストも出ていないように見えますが、実は元の写真はかなりコントラストが出ていて、RAW現像時に「フラット」に設定しています。「フラット」ではコントラストがかなり浅くなるので、普段あまり使いませんが、ここでは黒く潰れたと思われていた部分も、しっかり諧調が出ていることが見て取れます。
軸上色収差が少し発生していたので、RAW現像時に除去しています。
流石に周辺は少し解像力は落ちていますが、中央部分はなかなか良いですね。
絞り開放が大口径レンズの魅力ですが、絞ればこの通り、カリッとして現代のレンズと遜色ない描写です。ボケは少し固めかな?
ピクチャーコントロールをダウンロードしてきた「ASTIA」で仕上げてみました。あっさり目の発色、ちょっとリアルなASTIAと違う気がしますが(本物のフィルムのASTIAはもう少し発色します)、曇天の雰囲気が出ていますかね。こんなに被写体(中央)が離れていても、背景がボケます。
個人的には、新しいNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sと描写比較してみたいですね。その前にZマウントのカメラを買わないとですが。
埼玉県秩父市には、現在3つの酒蔵がありまして、江戸時代中期から続く老舗の武甲酒造「武甲正宗」と矢尾本店「秩父錦」、そして創業自体は前者よりもさらに古い藤崎摠兵衛商店が、「長瀞蔵」ブランドを2015年に立ち上げ、創業地埼玉県寄居町から秩父に蔵を移転しました。
ということで、現在3つの酒蔵とブランドがある秩父のお土産コーナーで見つけたゼリーがこちら。
それぞれのお酒を入れたゼリーだそうです。ただし、日本酒だけでなく葡萄酒も入っているようで、ゼリーらしく味を整えるためでしょうか。
ゼリーだけど、日本酒を使っているので、アルコール度数2度だそうで、食べた後車の運転は控えるように、だそうです。
ちゃんとブランドによって味が異なります。純粋にそれぞれのお酒そのものの味ではないので、酒の味という過去のゼリーの味になってしまいますが、武甲正宗は古典的な日本酒らしいアミノ酸を感じる甘さと余韻、長瀞蔵は甘さ控えめでスッキリした味わい、秩父錦は甘さはあるけどスッと切れる口当たりの良さ、といったところかな。
たまには、こういう甘味もいいですね。
先月、中玉のバルサム切れによる曇りが発覚し、Nikonで修理を行った、AI AF Nikkor 20mm f/2.8D、この所天気が悪くて試写できていなかったけど、昨日、やっと試写できたので、結果のご報告を。
レンズは全交換となり、RoHS対応の最新版となりました。つまり、AF Nikkor 20mm f/2.8Dの最終形態です。MF時代からバルサム切れによる曇りが発生しやすい中玉の改善がなされている…と信じていますが、さて10年20年後にどうなっているか?
このレンズ、1984年に発売されたMFレンズ、AI Nikkor 20mm f/2.8S時代から同じ光学系を採用しています。
その描写は、卒ない、といいますか、もちろんいまどきの最新広角レンズのように、絞り開放から周辺まで解像する、とは行かないものの、開放でも中心は十分解像力があり、周辺も収差はあるけど、それなりにピントの芯は出ている、ただコントラストが古いレンズなりかな、なんて思っていました。特に逆光では、コントラスト低下が大きいなと思っていました、修理前は。
まずは無限遠での各絞りの描写。うん、問題ありませんね。絞っても、中心の解像力は大きくは変化しません。カリカリに切れる解像力はないですが、f8~f11で安定して全域で解像します。ただし、もちろんですが、最新のレンズのようにカリカリには解像しません。
そんな方には、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDをおすすめします。
MTFで比較すると、中心部分については、解像力、コントラストとも両者に大きな違いはないですね、周辺は流石に差が出ますが。
絞り開放では、周辺減光が大きいレンズです。ただ、これは広角レンズ全般に言えるので、欠点ではないですし、むしろそうした特性を生かした作画も良いでしょう。デジタルなら、周辺減光はヴィネットコントロールでどうにでもなりますし。
光学設計が1980年代のレンズなので、特性的には解像力を得るなら、f8~11までしっかりと絞っての撮影をおすすめします。
一方、絞り開放時の周辺減光も魅力で、そんな撮影の場合、周辺のコントラストや解像力なんてのは二の次ですからね。
最近、画質優先でサイズが大きなレンズが増えている中、このレンズは広角にも関わらず、わずか270gと軽量コンパクト、バッグにもう1本として忍ばせておける位のサイズなので、24-70mmにプラスアルファで持っていける魅力があります。
最近、少し中古価格も上がってきていますね。中古の場合は、レンズ中玉の曇りはよく確認することをおすすめします。ほんの薄っすらだと、カメラ店でも見逃される場合もありますので。
先日14日、Nikon Z 6IIとZ 7IIが発表されました。
名称にIIというローマ数字が語尾に付き、SONYやCanonと同様に(CanonはMark○という名称)、メインのモデルナンバーは固定して、ローマ数字を更新するという方針にしたようです。
これまでNikonはモデルナンバーを変えるというやり方でしたが、モデルの位置づけがわかりづらうという面もあったので、わかりやすくなったと思います。
さて、Z 7II、初代Z 7のネガを潰してきた正常進化モデル、と言っていいでしょう。かつてのNikon D800/D800EがD810にモデルチェンジしたときのように、大きな変化はないけど、しっかりとネガを潰した、そんな印象を受けます。
Nikonは宣伝が下手と言われますが、どうも一眼レフのAF化以降の風潮ですが、スペックだけで判断する人も多く、そうなるとこのマイナーチェンジに見えるモデルチェンジ、あまり響かないという人もいるでしょう。
ですが、Z 7IIは、バッファもやっとD850に追いつき、一部設定では追い越しています。そして価格も思ったより抑えられていて、何しろZ 7発売当時の約39万円より少し低い、約36万円に設定されています。
参考としてCanon EOS R5も載せていますが、流石にスペックは超一流です。ただ、価格もワンランク上の45万円オーバーの機種ですから、実際にはZ 7IIより少し上の機種、と見ると、Z 7IIは価格なりに健闘していると言えます。
ただ、ここには比較対象として載せませんでしたが、同価格帯のSONY α7R IVにまだ追いつけていない部分が多いのも事実ではありますが…。
Z 6やZ 7がFWアップで大幅に機能更新したように、II型になってNikonでは初めて?画像処理エンジンがDual化されて、単純に並列処理は倍になったわけですから、少し控えめなスペックアップも、実はまだFWアップでの余力を残しているように見えます。
例えば、2021年のFWアップで対応予定のBlackMagic RAW対応は、SONYもCanonも現時点では非対応であり、Z 7IIが唯一で、これを心待ちにしている動画ユーザーも多いと聞きます。
今年はCOVID-19の影響で収入も減ってしまい、予約をしてすぐに購入、というわけには行かないですが、現在サブ機のD810がシャッターカウント20万回を超えているので、オーバーホールか、Z 7IIに買い替えか、という感じなので、
Nikon D850 | Nikon Z 7 | Nikon Z 7II | Canon EOS R5 | |
---|---|---|---|---|
イメージセンサ | 4575万画素裏面照射CMOS | 4575万画素裏面照射CMOS | 4575万画素裏面照射CMOS | 4500万画素CMOS デュアルピクセルAF |
ローパスフィルタ | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 |
画像処理エンジン | EXPEED 5 | EXPEED 6 | Dual EXPEED6 | DIGIC X |
基本感度 | ISO64-25600 | ISO64-25600 | ISO64-25600 | ISO100-51200 |
拡張感度 | ISO32-102400 | ISO32-102400 | ISO32-102400 | ISO50-102400 |
回折補正 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
連写速度 | 7コマ/秒 9コマ/秒(MB-D18+EN-EL18b使用時) | 5コマ/秒(14bit RAW時) 5.5コマ/秒(12bit RAW時) 9コマ/秒(拡張:12bit RAW時) | 5コマ/秒(14bit RAW時) 5.5コマ/秒(12bit RAW時) 10コマ/秒(拡張:12bit RAW時) | 12コマ/秒(メカシャッター時) 20コマ/秒(電子シャッター時) |
測光方式 | 180kピクセルRGB | 撮像素子によるTTL測光 | 撮像素子によるTTL測光 | 撮像素子によるTTL測光(384分割) |
AF方式 | TTL位相差 マルチCAM20K LV時コントラストAF | ハイブリッドAF (像面位相差/コントラスト) | ハイブリッドAF (像面位相差/コントラスト) | デュアルピクセルCMOS AF |
AF測距点 | 153点(クロス99点) -4~20EV | 493点 -2~19EV (ローライトAF時:-4~19EV F2.0レンズ ) | 493点 -3~19EV (ローライトAF時:-4~19EV F2.0レンズ ) | 1053点 5940ポジション -6~20EV(F1.2レンズ) |
AF対応F値 | F8(15点) | F22 | ||
瞳検出 | 非対応(ライブビュー時顔認識対応) | 静止画対応(最新FW) | 静止画/動画対応 | 静止画/動画対応 |
動物検出 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
ボディ内手ブレ補正 | 非対応 | 5軸補正5段 | 5軸補正5段 | 5軸補正8段 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒(Mモード時900秒まで可) | 1/8000~30秒 |
フラッシュ同調 シャッター速度 | 1/250秒以下 | 1/200秒以下 | 1/200秒以下 | 1/200秒以下(メカシャッター時) 1/250秒(電子先幕シャッター時) |
ボタンイルミネーション | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
液晶モニタ | 3.2型/236万ドット | 3.2型/210万ドット | 3.2型/210万ドット | 3.2型/210万ドット |
ファインダ | 光学式 視野率約100% 0.75倍 | 0.5型369万ドット液晶 0.8倍 | 0.5型369万ドット液晶 0.8倍(リフレッシュレート向上?) | 0.5型576万ドット液晶 (60/119.88fps) 0.76倍 |
シャッター耐久 | 20万回 | 20万回 | 20万回? | 50万回 |
動画 | 4K UHD/30p・FHD/120p | 4K UHD/30p・FHD/120p | 4K UHD/60p・FHD/120p ※4K60pは画面の93%にクロップ | 8K(DCI/UHD)/30p・4K(DCI/UHD)/120p |
Log | 非対応 | N-Log | N-Log | C-Log C-Log3 |
RAW動画 | 非対応 | 4K 12bit対応(有償) ※Atomos対応 | 4K 12bit対応(有償) ※Atomos/BlackMagic対応(FWupで後日対応) | 8K 12bit対応 |
HDR動画 | 非対応 | 非対応 | HLG対応 | PQ対応 |
動画電子手振れ補正 | FHDのみ対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
記録媒体 | XQD/SDXC(UHS-II) ダブルスロット ※CFexpress対応予定 | XQDまたはCFexpress シングルスロット | CFexpress/SDXC(UHS-II) ダブルスロット | CFexpress/SDXC(UHS-II) ダブルスロット |
Wi-Fi | 802.11b/g | 802.11b/g/n/a/ac 5G帯対応 | 802.11b/g/n/a/ac 5G帯対応 | 802.11b/g/n/a/ac 5G帯対応 |
Bluetooth | Ver4.1 | Ver4.2 | Ver5.0 | |
USB | 3.0((Micro-B) | 3.2Gen1x1(Type-C) PD充電対応 | 3.2Gen1x1(Type-C) PD充電/給電対応 | 3.2Gen2x1(Type-C) PD充電/給電対応 |
外部マイク | ステレオミニ | ステレオミニ | ステレオミニ | ステレオミニ |
内蔵マイク | ステレオ | ステレオ | ステレオ | モノラル |
撮影可能コマ数 | 約1840コマ(EN-EL15a使用時/CIPA準拠) | 約330コマ(ファインダ撮影時/CIPA準拠) | 約380コマ(ファインダ撮影時/パワーセーブモード有効/CIPA準拠 | 約320コマ(ファインダ60fps撮影時/CIPA準拠) 約202コマ(ファインダ120fps撮影時/CIPA準拠) |
連続撮影枚数 | 51コマ (14bitロスレス圧縮RAW) | 23コマ(12bitロスレス圧縮RAW) | 63コマ (14bitロスレス圧縮RAW | 87コマ (RAW/UHS-II使用時) |
質量(本体のみ) | 915g | 585g | 615g | 650g |
発売年月 | 2017年9月 | 2018年9月 | 2020年12月 | 2020年7月 |
初値 | 約36万円 | 約39万円 | 約36万円 | 約46万円 |
スペックで比較しても、Z 7IIは大分良くなったと思いますね。未だ14bit RAWと12bit RAWでスペックに差が出ているのは解せませんが、FWアップに期待するとしましょう。
楽天のニコンダイレクトだと価格は高いですが、3年保証、ポイントアップ、ピークデザインのストラップ付きだそうです。
明治のアポロといえば、1969年(昭和44年)から販売されているロングセラーのチョコ菓子ですが、何年か前から「手づくりアポロ」なんてのも販売されているんですね。
チューブに入ったチョコを湯煎して、型に流し込んで作るようです。
意外と型がちっちゃいです、って普通のアポロもこれくらいの大きさか。
型に入れたら冷蔵庫で冷やすだけ。
残念ながら、パパの口には入りませんでした?
Amazonだと8箱からです。そんなに大量に食べないか(笑) 子供の集まりなんかで配るのも良いかもですね。ただし、その場ですぐ食べられないのが難点です。
ちなみに、「作ろうきのこの山」もあります。
残念ながら、「掘っちゃえたけのこの里」はありませんでした…
秋に飲む春のお酒。
長瀞蔵の期間限定販売品、さくらほのかです。
赤色酵母を使用しているため、赤くなるとのこと。酒米は長瀞蔵ブランドで一貫して用いている、埼玉県産「さけ武蔵」。
元々は濁りで期間限定販売している「さくらにごり」を上槽(醪を濾したもの)したものです。ちなみに「さくらにごり」のワンカップも調達しているので、後で比較しようと思います。
精米歩合60%、アルコール度数は8度とかなり低く、コンセプトからして女性に飲みやすいお酒を狙ったものでしょう。妻が試飲して選びました。
甘さは、案外少なめ、いや甘いのですが、これの前に飲んでいた同じ長瀞蔵の「純米無濾過の仕込み17号」のほうが、飯米を使用している分濃厚な甘さでしたが、こちらは酒米を使用しているので、現実的な甘さと言っていいのかな、ほのかな甘さで、そのあとぐっとベリー系の酸味を感じます。甘酸っぱい感じですね。酸っぱさもことさら酸味を強調させず、いいバランスを保っています。
製造が今年3月ですが、この時期はCOVID-19の影響がじわじわ迫ってきていて、その後の4~6月は外出自粛の時期だったためか、恐らくまだ取扱店が少ない長瀞蔵、販売に苦労したのでしょうね。買ったのは9月末でしたが、限定品がまだ買えたわけですから。
10月は、日本酒ではひやおろしの時期。ひやおろしは気温と酒の温度が同じくらいになることに出荷と言われていますが、近年は温暖化に伴い、秋の暑くも寒くもない気温、という期間が短く、ひやおろしの定義も変わりつつあるようです。ひやおろしをしない酒蔵も多いです。
長瀞蔵ブランドになる以前、「白扇」の時代はひやおろしを出していたようですが、長瀞蔵は現在ひやおろしは出していないようです。
ということで、次は新酒の時期かな? 紅葉が見頃になる頃に、長瀞に行きたいですね。混みそうですが…
最近、子供ら図書館に行くようになりまして。今年小学生になった娘、本を読むのが好きで、隔週で図書館通いするようになりました。うん、エライエライ。
元々自分も読書は嫌いではなく、学生のことは毎週図書館に通っていました。インターネット回線を引くまでは(笑
そう、20世紀末、インターネットをやるようになってから、ぐんと読書機会が減ってしまいました…。
社会人になってからも、ゆっくり本を読むより、出かけるとかネットするほうがメインとなりましたね。スカパーに入って映画見たりとか。
でも、久しぶりに図書館に行くと、あれもこれも読みたいな、という気持ちが強くなります。これは、例え電子書籍が充実したとして、サブスク配信があったとしても、やっぱり目に飛び込んでくる情報量の多さは、実体を伴う書店や図書館とは比較にならないですね。
ってことで、例えばサブスク配信があったとしても、そもそも目に止めないかも知れない本、図書館だと読もうって気になります。無料で(税金ですけどね)本が読めるのですから、使わない手はないわけです。
ってことで本題。最近、巨匠写真家の1人、土門拳の本ばかり借りて読んでいます。なかなか読む時間がとれなくって。いやはや、常人には出来ないですわ。時代背景を考慮しても。
自分の写真は、「記録して残すこと」が主体であって、「リアリズム写真」だの「絶対非演出の絶対スナップ」といったことは意識していないけど、よく対比される木村伊兵衛より個人的には好き。木村伊兵衛が感性と技能の天才だとしたら、土門拳は感性と綿密さの両立、1つの被写体をとことんまで突き詰めるというのが共感するところですね。
こういう本を読むと、自分の撮影の意識付けになるかな、と思って最近読んでる次第。漫然と写真撮っていることが多いのでね。
たまには読書いいですよ。読書の秋ですし。
残念ながら、この本は絶版書。古本でどうぞ。
図書館、絶版の古い所蔵も読める、というのは魅力の1つでしょう。サブスクの時代、電子書籍だと、配信終了すればそれでおしまい。将来に渡ってその電子書籍が残らないわけです。デジタル化は劣化しない一方、簡単に消えてもしまいます。写真と同じ。難しい問題ですね。