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コールマンのアウトドアワゴンを買ってみた

最近よく大きな公園に行くのと、買い物で荷物運びに使っているベビーカーがガタガタになってきて、もうベビーも居ないので、そろそろ廃棄しようということになり、その大体として買ったのがこちら。

コールマン アウトドアワゴン

ええ、この手の大きい公園やらキャンプ場なんかでよく見かけるやつです。ド定番の赤。なぜなら、この色が一番安いから。

Amazonでもこれだけ価格差があります(執筆当時)。なので、見かけるのはやっぱり赤が多いですかね。3割近く価格差があるのだもの(笑)

大きいのでたくさん載せられる!

ストライダーも入るくらい大きい

いやぁ、予想以上に大きいです。これ、都内マンションだと、エレベーターのサイズによっては結構厳しいかも?
うちのマンションだと、これをエレベーターに入れて、家族以外に人が乗ってくると、ちょっと狭いかも…。
戸建て住まいなら、ぜんぜん大丈夫なんですけどね。

あと、ワゴン自体の重量がそこそこあるので、車に載せるのは、女性だと少し大変かも? 畳むのも、サイズが大きいので割としんどい…。とまあ、大きいなりの欠点もありますね。それでいうと、片手で畳めるベビーカーってよく出来ていますね。

たくさん載せられる(100kgまで可能)ので、調子にのって載せすぎると、引っ張るのは大変なのでご注意を。登り坂は結構重いし、下り坂は注意が必要です。
タイヤはそこそこ大きい(他メーカーではもっと大きいのもありますが)ので、未舗装の道の上や芝の上も、問題なく進めます。
もっと路面の悪いところでは、タイヤの大きいモデルが適していると思いますが、逆に舗装路では大きいタイヤは抵抗のもなるので、その辺りどういう場所で使うかも考慮したほうが良さそうですね。
コールマンが多く使われているのは、値段もそこそこで、使い勝手も中庸と行ったところなのでしょうね。

畳めばコンパクト!

この手のワゴンのよく出来ているところ。畳めばちょっとした場所に置けるくらいにコンパクトです。

あんなに大きなワゴンが、ここまでコンパクトに畳めます。中敷きを収納できるカバーが付いていて、そのカバーを付けた状態で引っ張ることもできるので(カバーが外れないように留めることができる)、買い物で持っていく時も便利そうです。
うちは、今住んでいるマンション駐車場にミニバン用の空きがないので、車を使う場合は少し離れた駐車場まで行く必要があり、これは地味ながら便利ですね。


都内アパート・マンションぐらしには少し大きめなので、注意は必要ですが、非常に便利ですね。遊び道具やテントなんかを載せて移動するのは本当に便利。個人的にも、大きめのカメラバッグや三脚も積めるのは利点ですね。

マンション暮らしなら、もう少しコンパクト、かつ荷室の背が高い山善のワゴンという選択肢もありそうです。

いずれにしろ、これで大きな公園に行くのも、色々遊び道具を持っていけそうです。

D850用にCFexpressカードを買ってみたのでXQD, SDと連写比較してみた

先日、Nikon D5, D850, D500がCFexpressカードに対応するなど改善したファームウェア(F/W)を発表して、早速手持ちのD850のF/Wをしました。

当初から使っているLexarのXQDカードは、それ1枚しか持っていなくて、予備のない状況でした。
ダブルスロットのD850は、メインで使っているXQDの128GBがなくなったとしても、シームレスにSD(手持ちはSanDisk Extreme Pro UHS-II 128GB)に書き込みできるため、この2枚のカードが埋まってしまうという経験はなく、普段はXQDも128GB目いっぱいに撮ることもなかったのですが、やはり予備は欲しいなぁと。
というのも、連写時のバッファ開放(≒メディアへの書き込み速度)は、明らかにXQDのほうが速いからです。先日も百里基地で撮影していて、久しぶりにXQDが満杯になって、SDに切り替わったのですが、バッファ開放の遅いこと…。
Nikon D4, D5, D6がXQDダブルスロット(D5, D6はCFexpressにも対応)となっているのも、プロ機だけにメディアの差があってはならない、ということなのでしょうね。

メディアはPROGRADEを買ってみました

さて、せっかくCFexpressに対応したので、メディアを買ってみることに。ちょうど、見計らったと思われるタイミングで、PROGRADEがセール販売を実施(現在は終了)したので、PROGRADEのGOLD 128GBを買ってみることに。
ただ、128GBは在庫処分だったようで、私がセールで買った後に品切れとなり、現在はAmazonではラインアップされていません。

現状、PROGRADEのメディアは、Amazonでは256GB以上のラインアップとなっています。

アップグレードなら256GBもよいのですが、3万円超えは高い…。ここ3年、高速フラッシュメモリは、容量に対しての価格があまり下がっていない印象ですね。

PROGRADEは、旧Lexarの副社長とエンジニアが立ち上げた若い会社ですが、元Lexarの関係者だけに、品質的な部分も問題はないでしょう。

書き込み速度が550MB/sと遅くて良いなら(それでもXQDより少し速い)、安いSUNEASTのメディアもあります。ただし、現時点でNikonのカメラでの動作確認はされていないようなので、人柱覚悟ですね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サンイースト SUNEAST ULTIMATE PRO CFexpress SE-CFXB128C1550 (128GB)
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CFexpress対応になったから速く書き込めるわけではない

Nikon D5, D500は2016年、D850は2017年発売で、いずれも3,4年以上経過しています。CFexpressが出回りだしたのは、これより後なので、XQDとCFexpress Type Bカードが同じ形状でPCIe接続だとしても、それだけで互換性があるわけではありません。

XQDはPCIeでもGen1(PCIe1.0)またはGen2(PCIe2.0)接続なのに対し、CFexpressはGen3(PCIe3.0)に対応しています。また書き込みコントローラーの言語は、XQDか独自規格なのに対し、CFexpressはPCのM.2 SSDでおなじみのNVMeを採用しています。
言語の部分は、読み書きコントローラーのファームウェアアップデートで解決できたとして(デジカメWatchのこの記事が詳しい)、物理的なPCIe接続はアップデート出来ないため、当初XQD専用として発売されたカメラは、例えCFexpress対応しても、XQDのPCIe2.0(1レーン)では、最大の読み書き速度は500MB/sまでとなるため、速度アップは期待できないということになります。

ちなみに、CFexpressのPCIe3.0は、2レーンで2000MB/sとなり、現在発売されているCFexpressカードの多くが読み込み1700MB/s前後、書き込み1200~1500MB/sとしていることから、PCIe3.0の2レーン対応のハードであれば、これらのカードの性能を存分に発揮できると思われます。
もっとも、スチル撮影だけなら、ここまでの速度は必要とされず、メインは4K60pや8K動画書き込み、RAW動画書き込みといった用途で生かされるでしょう。

つまり、D5やD500, D850のように、当初XQDのみとして採用されたカメラは、内部接続はPCIe2.0なので、CFexpressになったとしても、カードの性能は最大限には発揮できないことになります。

連写時バッファ開放を比較

左からPROGRADE CFe GOLD 128GB, Lexar XQD2.0 128GB, SanDisk Extreme Pro SDXC UHS-II 128GB

ここにD850用のメディア3枚があります。いずれも128GBです。CFe以外は2017年にD850の導入に合わせて買ったものです。

まず、CFexpressカードをフォーマットしてみます。

ファームウェアアップデート後も、カードスロット名称はXQDのままとなっています。肩液晶の表記がXQDなので、あえて名称を変えなかったのかな?
問題なくフォーマットできました。速度も勝手も、XQDと差はありません。

それでは、連写による比較です。
普段使っている、RAWの14bitロスレス圧縮と、12bit圧縮で比較してみました。動画はD810で撮っています。

あれれ? どのカードも大差ないですね。実際の撮影では、XQDとSDカードでは、バッファ開放の速度が結構違うと感じていましたが(当然XQDのほうがバッファ開放は速い)、このテストでは大差ないという結果に。
設定も、普段使っている設定のままなのですが。

言えることは、やはり12bit圧縮は連写が長くできる、ということですね。実際、カタログスペックでもそうなっています。
そして、CFexpressだからといって、バッファ開放が速い、ということでもありませんでした。
D5, D500, D850では、あくまでCFexpressは読み書きできるだけで、XQDより速くなることはない、と言えるでしょう。

ただ、ではCFexpressカードが無駄かというとそうではなく、今後はCFexpressが中級機以上のカメラでは主流になりそうですから、今あえてXQDカードを買う必要はないのかな、とも言えます。


おまけ、XQDカードリーダーでCFexpressは読めるか?

上にも書いたように、コントローラーの言語がXQDとCFexpressで異なるため、ファームウェアアップデートでもない限りは、形状が同じでも使用できません。XQDの読み書き言語が日本語、CFexpressが英語だとしたら、お互い会話できないのと一緒です。

試しに、手持ちのXQD/UHS-II SDカードリーダーの、SONY MRW-E90にCFexpressカードを挿入してみました。

XQDカードリーダーでCFexpressカードは認識しない

一瞬、アクセスランプが赤く光りましたが、その後は消灯のままで、カードがないときと同じ状態でした。

このカードリーダーがアップデートでCFexpressに対応することは、恐らくないでしょうし、カードの性能を活かせない以上、メリットもありません。

カメラ側の書き込み速度は向上しなくても、PCへの取り込み速度はCFexpressカードリーダーを使えばカードの性能を活かせる(ただし、書き込み先がHDDだとそこがボトルネックになる可能性あり)可能性は高いです。

SONYのMRW-G1なら、XQDとCFexpress Type B両方に対応します。今後はこういったカードリーダーが必要ですね。

PROGRADEのリーダーはCFexpress/SD UHS-II両対応です。ただし、XQDは読めないのが難点。すべて対応となると、面倒なのでしょうね。

【百里基地】20/12/1の記録4

今回でラストです。Yamaroにとってはファントムの見納めとなります。
ハイスピードタキシーを行うようです。ハイスピードタキシーは、エンジン出力を上げ加速し、飛び上がらず減速します。ファントムのように、一般的に戦闘機には逆噴射機構はないため(トーネードやJ37ヴィゲンのように装着した例もありますが)、ファントムだとドラッグシュートで減速、F-15だとエアブレーキで減速ですね。

355号機、395号機に続き、スペマの436号機もタキシング開始し、まずは355号機からスタート。

355号機のハイスピードタキシーは、動画で撮ってみました。

F-4EJ改 (57-8355) ハイスピードタキシー

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRで、手持ちで動画を撮る! 腕が!腕が厳しい! 本気で動画撮る人は、3m近く足が伸びるGITZOのGT5563GS辺りを使っているのでしょうけど、こちとら手持ちです。腕がつるかと思いました(笑
最初からちょっと斜めになっているし、後半グダグダなのは腕がつりそうだから(笑
雰囲気をお楽しみいただければ。

ハイスピードタキシーは、動画のほうが良いなぁと思いました。写真だとちょっと映えないね(笑
スペマ436号機が動かない…先に上がっていたF-2が降りてきたから、それ待ちでした。

そして動き出す436号機。アラハンからは、ディテールを楽しむのが精一杯ですが、ちょうど順光になるので、個人的には436号機の素晴らしい塗装を楽しめる、最後の機会となりました。

ありがとうファントム! そして301SQの皆様、お疲れさまです! これにて、個人的に動くファントムの撮り納めとなりました。

最後に、3SQのF-2の降りを見て、今年の百里基地撮影は終了となりました。
ここでは少しシャッター速度を落として、流し撮りを。ま、流すってほどは落としていないですけど…。

さて、ナイトまでは居られないので帰ろうかな、と思った15時過ぎに、陸自のチヌークが降りてきました。

CH-47JA (52960)

実は、この撮影の前の週から、既に2機の陸自チヌークが展開していて、何だろうと思ったら、もしかしたらピットファイヤー訓練のためだったのかな?

陸上自衛隊と共同訓練だったようです。

というわけで、今年の百里基地撮影は、今度こそ終了。
COVID-19に翻弄された1年でしたが、来年はある程度収まってくれることを祈りつつ、撮り納めとなります。
301SQのラストフライトは、仕事がもう休めなさそうなので、他の皆様の写真に期待したいと思います。

【百里基地】20/12/1の記録2

これがYamaroにとって、飛んでいるファントム最後の撮影。が、ちょっと撮影ポジションを誤ったかも。ついでにレンズのテレコンも外したほうが良かったかも。
もう後の祭りですが、とにかくラストはラスト、ということで。

COVID-19のせいで、本当ならいろいろな場所でお披露目するはずだった青スペマファントム、実は今回飛んでいるところを見たのが初めて。そして最後に。

上手く撮れなかった…。この撮影はほとんど記録的意味合いですね。

動き出すF-4EJ改 (07-8436)

青スペマ(スペシャルマーキング)ファントム、タキシング開始。この日、黄色は飛びませんでしたが、去年散々撮ったのと、青が動くのを初めて見れた、というだけで満足してしまった。

先にノーマル塗装2機が上がりますが…

355号機と395号機のフォーメーションテイクオフ。600mm(ロクヨン)にx1.4テレコンで850mm、長すぎた…
テレコンなしで良かったですね。

続いてスペマ436号機テイクオフ。

12時過ぎ、順光になるかなと思っていった場所が、まだ微妙に逆光気味。そう、12月の光線状態を見誤りました。これなら、上がりを午前中の場所で撮ったほうが良かったか? まあどちらが良いか微妙かな?
ひねりを向こう側で撮りたかったな…

スペマのお腹にも、Phantom Foreverを確認。なのでセンタータンクレスなのね。

うーん、やっぱりテレコン外すべきだった…。

スペマタッチダウン。少し光線状態は良くなったかな。でもレンズが長すぎた。失敗したなぁ…。

続いて355号機、395号機がフォーメーションでタッチダウン!
ここでもレンズが長すぎて、切り取りが中途半端に。こういうときはズームのほうが便利ですね。
ただ、ズームできないからこその単焦点の絵の切り取り方、というのはあるので、難しいところ。

とにかく、これが自分に撮って、飛んでいる姿を見たラストとなりました。消化不良なところもあったけど、泣いても笑ってもラストはラストです。
とにかくこの日、休みを取れたのが良かったです。

続く…

Nikon D5, D850, D500 CFexpressカード対応F/W

表題の通り、Nikon D5, D850, D500のCFexpressカードに対応するファームウェアを発表しました。

やっと発表されたCFexpressカード対応F/W

CFexpress対応の発表が2019年2月だったので、実に1年10ヶ月近くも経過しての対応となりました。

CFexpress Type Bカードは、規格上、従来のXQDカードの約2倍の転送速度に対応しています。

XQDは、PCIexpress Gen1または2で、Gen2では1レーン500MB/s(XQD対応カメラはほとんどが1レーンと思われます)、2レーン1000MB/sです。
CFexpressはGen3に対応し、2レーンで2000MB/sとなっています。規格上8レーンまで対応するので、今後のさらなる高速化が期待できるわけです。

ただし、Nikon D5, D850, D500登場時は、まだCFexpress企画は策定中の段階だったので、カメラ側もGen3には非対応です。
よって、F/WアップデートでCFexpress対応になったとしても、書き込み速度はXQDカードとほぼ変わらないことには留意しましょう。

形状的にXQDとCFexpress Type Bカードが同じなのは、互換性に留意した結果でしょうね。CFastを一時期採用していたCanonのカメラは、残念ながらこうした互換性の恩恵は受けられない事になりましたが、CFastは産業用機器にも採用されているため、カードがすぐに無くなることはないでしょう。


さっそくD850もアップデートしてみました。

ちなみにD850の場合、アップデート内容はCFexpress対応以外にも、多くの修正が入っているようです。

[1]CFexpress カード(Type B)に対応しました。
※詳細は、ニコンの各地域・国のサポートページを参照してください。

[2]カスタムメニューのb6[中央部重点測光範囲]の初期値をφ8mmからφ12mmに変更しました。

[3]以下の現象を修正致しました。
 -非CPUレンズを装着し、[セットアップメニュー]の[レンズ情報手動設定]にて焦点距離と開放絞り値を登録して、[静止画撮影メニュー]の[サイレント撮影(静止画Lv)]にて[する(モード2)]を選択した場合、レンズの絞り環を開放絞り値に合わせても、レンズの種類によっては画像モニター上のF値表示および撮影したExif情報のF値が正しく表示されない。
 -動画ライブビュー時に外部レコーダーへHDMI出力した際、カメラの画像モニターの音声レベルインジケーターと外部レコーダーの音声レベルインジケーターのRとLの表示が逆の動きとなっている。
 -サイレント撮影時に、以下の条件をすべて満たす時に、画面の一部が暗くなる場合がある。
  ▹[静止画撮影メニュー]>[サイレント撮影(静止画Lv)]>[する(モード1)]
  ▹レリーズモード:低速連続撮影(CL)
  ▹[カスタムメニュー]>d1[低速連続撮影速度]>[2コマ/秒]
 -VRレンズ装着時に、以下の条件をすべて満たす時にカメラが作動しない。
  ▹静止画ライブビュー撮影
  ▹シャッタースピード:1.3秒以上
  ▹[静止画撮影メニュー]>[長秒時ノイズ低減]>[する]
  ▹[静止画撮影メニュー]>[HDR(ハイダイナミックレンジ)]>[HDRモード]>[する(連続)]もしくは[する(1回)]
  ▹レンズのVR(手ブレ補正)スイッチ:ON

発売から3,4年経過したカメラが、大幅アップデートしてくれるのはありがたいですね。

【百里基地】20/12/1の記録1

F-4EJファントムII440号機のラストフライトの後は、平常運転の百里基地の写真を。

といってもこの日、F-2も主役だと言わんばかりに、AGG(空対地射爆撃訓練)を実施しました。

AGG(空対地射爆撃訓練)で急角度で新入するF-2A

F-2のAGGは久しぶりに撮ったけど、今まであまり良く撮れたことがなかった…だけに、今回スッキリと晴れて順光で撮影できて、かなり満足でした。

この撮影ではロクヨン(AF-S 600mm f/4G)にx1.4テレコン(TC-14EII)を装着して、850mmでの撮影でしたが、上の写真の2枚めはノートリミング、ほかも少しだけトリミングで、こんな感じで撮影できました。

やっぱりF-2の場合は、ファントムより機体が小さいだけあって、600mmでは少し足りないな、という印象。その代わり撮影難易度も上がり、ファインダからロストすることもしばしば…。もっと腕を鍛えないと(技術と腕力ともに)。

とにかく、久々に青空の下で撮影できて、大満足でした。
続く…

さらばシシマル! 百里基地から安息の地へ

12月に入り、いよいよラストまで1ヶ月を切った301SQのファントム。

2020年12月1日、世界で5000機以上生産されたF-4ファントムIIで、世界で最後に生産されたファントムが、三菱重工がライセンス生産し、航空自衛隊に納入した17-8440(440号機)となります。

F-4EJファントムII戦闘機は、航空自衛隊では140機導入され、最初に納入されたのは、アメリカ製の機体で301号機(飛行開発実験団所属)と302号機(退役後、百里基地に展示中)で、1971年(昭和46年)導入、そして最終生産機となった440号機は1981年(昭和56年)に導入された機体です。

1980年に入ると、航空自衛隊にも現在も主力のF-15Jイーグルが導入され始め、ファントムは早くも旧式となりましたが、多くの機体は改修され、F-4EJ改として活躍しました。
その後も、後から登場した国産のF-1支援戦闘機が先に退役後も、長く航空自衛隊の戦闘機として運用、西側では運用各国が続々と退役されている中、2020年まで運用されることとなりました。

そのファントムの最も新しい機体がこの日、最後のフライトを迎えることになりました。航空自衛隊浜松基地の浜松広報館「エアーパーク」で展示される予定となっており、そのために移動するのです。

逆光ですみません。午前中は逆光になってしまいます。しかし、この瞬間を見たく、あえてここで撮りました。飛んだ時の写真は、他の方がたくさん撮ってくれているはず。

そしてJ79エンジンが咆哮し、いよいよ最後のTKOFへ。

コパイが向こう側の隊員に手を降って、テイクオフ。A/Bを炊いて、あっという間に飛んでいきました。

シシマルの愛称で親しまれた440号機は、来年以降、浜松で展示されますので、見に行きたいと思います。

この瞬間に立ち会えて、本当に良かったです。

おみたま一人旅

何しに行ったかは、お察しください(笑
結局、目的のものは撮れなかったけど、周りの人とお話したり、お買い物したり、それなりに充実していたかな?

ススキの季節です

暇だったので、ススキなんかを撮っていました。これはD3400で撮りましたが、ピントが見づらい以外は、特に不満はないですね。

これが飛んだのが、収穫といえば収穫。百里基地には珍しく、前日から居たようで。

茨城空港03L降りのSKYMARK。COVID-19の影響で、春秋航空など海外線は年内いっぱい運休、恐らく年始もこのまま運休は継続でしょうね。というわけで、今は国内線唯一のSKYMARKしか来ません。これでは空港も商売上がったりでしょう。

600mmレンズだと、手前滑走路の旅客機は長すぎですかね。

空のえき そ・ら・らで遅めに昼食とってお買い物したり。
帰りに、霞ヶ浦沿いのハス田の水面に映る空があまりにきれいだったので、車を停めて撮影。

日没直前

お昼くらいは風が強かったのですが、夕方になって風が止まりました。
水面がピタッと静寂に包まれたときに撮りました。

半日没

Nikon D3400にAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRでの撮影。逆光でもフレアやゴーストは極めて少ない。1本1万円しないレンズなのに、素晴らしい写りです。
でも、このシチュエーション、広角レンズもちょっと欲しくなってきますね。AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRも、安くて評判の良い広角ズームです。ちょっと検討したいですね。



18-55mmはキットレンズだったりもしますので、中古で安く流れていますが、新品アウトレットでも1万円ちょっとです。

10-20mmは、安いのによく写ると評判なのか、最安値(執筆時点)のAmazonは納期が少しかかるようです。こちらは中古でも人気なのか、値落ちが低いので、新品を買うのが吉ですね。

空気が澄んできたので”テレ”ワーク

乾燥して空気が澄んでくる季節。今までは霞んで見えなくなっていた遠方もよく見える時期になってきました。
そして、17時台後半ともなると、もう日没後で真っ暗です。

そんな中、久しぶりに自宅から”テレ”ワークしてみました。

ANAの…B777-200?

真っ暗なので、機種の判別が困難。かろうじて尾翼のライトからANAであることが分かる程度で、レジ番号も判読できず。FlightRaderを見ていたので、確かB777-200だったような? くらいにしか記憶にないです。

ちなみに、今回はAF-S 600mm f/4G ED VRにテレコン無しで、クロップして撮影。テレコン付きだと暗闇にAFは厳しいので。最近のミラーレスなら、問題ないのでしょうかね?
D850の最高感度、ISO25600から2段増感での撮影。面白いことに、2段増感、という表現をしているため、実質ISO102400なのですが、RAW現像からのJPG変換で、ExifにはISO感度が表記されないようです。Nikon D850は、標準感度はISO25600までで、それ以上はHi1.0、Hi2.0と言ったように、あくまで常用最高感度から増感という表現になるからですね。
とは言え、RAW現像すると、ダイナミックレンジは狭いですが、案外ノイズ感は少なく、ぼんやりと機影は確認できます。肉眼ですら、ほとんど機体の形が識別できないので、今どきのカメラはすごいですね。最新のD6やEOS 1DX MarkIII、α7SIIIなら、更に感度をあげられるので、機影も確認できるのかな?

どこまで機体を追えるか?

さらに機体をどこまで終えるのか試してみた

もはや機体の主翼灯しか見えない状況ですが、追えるところまで追ってみました。
遠方に見えるビルは、方角からして新宿区ですかね? 特に写真右から2番目のビルは特徴的なライティングなので、どこのビルかわかりそうです。さて飛行機はどこにいるでしょう?









赤丸内の2つのライトがANAの主翼灯

正解は赤丸の部分でした。ここまで来ると、RAW現像で感度を最大限まで上げてみても、機影の輪郭も何も出ませんでしたが、紛れもなく先程のANAでございます。

余談ですが、どこかでNikon純正のCapture NX-Dよりも、Capture One 20 Express for Nikonのほうが、ノイズ除去が優れているといった書き込みを目にしたので試してみたのですが…

うーん、個人的には、Capture NX-Dのほうが好みというか、ディテールを損なわずに除去できている気がします。このシチュエーションでは。Capture One 20 Expressは無料ソフトですから、有料のExpressが付かないバージョンだとまた違うのかもしれませんが。

GPUを全く使わないCapture NX-Dと比べると、GPUをガッツリ使うCapture Oneのほうが、バッチ現像なんかは速いのかもしれませんが。
Lightroomもそうですが、Capture Oneもカタログファイルを生成するタイプのソフトで、個人的にはカタログファイルと言うシステムが、あまり好きではないのですよね。
RAW現像のワークフローは色々と悩ましいですね。

航空科学博物館 屋外展示機3

スペースの関係で、屋外は小型機の展示が多いですが、やはり小型機といえばセスナが多い感じでしょうか。
全部は紹介しきれないので、最後にかいつまんで紹介します。

小型機6機 やっぱりセスナが多い?

小型機の代表格、セスナは展示が多いですね。やはり世界で使われているだけあります。並んでビーチ(ビーチクラフト)も小型機の代表格ですが、セスナと比較すると、日本ではメーカー名は浸透していない感じですね。マスコミもよく間違えてますし。
ちなみに、セスナもビーチも、現在は親会社が同じテキストロンアビエーションなのが面白いですね。

リアジェットは、その名の通り小型ビジネスジェットの代名詞で、写真の機体も1960年代のものとは思えないくらい洗練されていて、今でも改良型が飛んでいます。個人的には、高校生の頃、MS Flight Simulatorで飛ばしていた機体の1つがリアジェットでしたが、離陸できても着陸が難しかった記憶があります。それに比べるとセスナは操縦性が良かったですね。

ところで、バラバラのセスナ175は、復元しないのかな? ドイやら10年くらい前からこんな感じらしいです。

お金を入れて乗れる機体

今は中に入れないですが、以前はお金を入れて中に乗れた3機。COVID-19の影響? エアロコマンダーは乗ってみたかったなぁ。戦後から80年代まで製造されていた機体です。写真の機体は、アジア航測が1965~95年まで航空測量に使用していた機体だそうです。

セスナ175、先ほどの写真のバラバラの機体は、この有料展示機の部品取り用なのかな?

空港監視レーダー

何の説明展示もありませんでしたが、よく空港に行くとぐるぐる回っているレーダーです。
2次元レーダーで、航空機の監視と識別を行います。上の白いバーが、航空機が何かを識別するためのトランスポンダーのアンテナだそうです。解説は、ここのページが詳しいですね。

自衛隊の護衛艦だと、OPS-14レーダーに似ている気がしましたが、よく見ると違いました。製造はどこなのかな?

結局17時位まで遊んでいました

屋外展示の場所はそこそこ広いので、子どもたちは走り回って遊んでいました。結局、17時位まで遊んで帰りました。結構遊べる場所でしたね。

また行きたいな。