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ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その5

今回でラスト~。
ということで、動画メインで撮ってしまいましたが、パパっと見るならやっぱりスチルなんだよね~。
Z 9で動画を撮っていたけど、D850にはAF-S 200-500mmを着けていたので、これもいくつか撮りました。

救難飛行展示は動画メインでしたが、合間にスチルでも撮影。やっぱりスチルのほうが楽しいな。動画は時々気が向いたら、くらいが良いのかな。

帰投の準備中の写真もいくつか。

いや~天気が良かったので暑かった。そして日焼け止め塗ったけど、かなり日焼してしまいました。
どちらかというと黒くなるより真っ赤になるタイプなので、日焼けはなるべくしたくないです。シミになるしね。

MCH-101は帰らないのかな? 飛んでるところを見たかった

ということで、これにて終了。

帰りに保存展示機を撮る

館山航空基地の門をくぐってすぐのところにある保存展示機を撮って帰りました。

やっぱりHSS-2Bシーキングが印象深いです。高校生だった頃、初めて体験搭乗で乗ったヘリコプターで、内部は立って歩けるくらい広く、後継機のSH-60Jシーホークより内部が広く快適でした。アメリカの大統領専用ヘリが、導入から半世紀以上を経て未だこのVH-3Dシーキングであるのも、後継機とされたVH-60Nシーホークの内部が狭く主力になれなかったのは大きいでしょうね。
特に、HSS-2の最終型B型は、ディッピングソナーやソノブイ、ESM、MADが改善され、対潜哨戒ヘリとして単独でのオペレーション能力が高く、日本の対潜能力向上に寄与した機体でもあります。対潜装備を外した輸送型のS-61Aは、砕氷艦「しらせ」(先代)に搭載されていました。

そして、HSS-2Bの後継機であるSH-60Jも今や展示機になる時代ですか…。今はロービジ塗装となってグレーの機体ですが、SH-60J全盛期の頃の白とグレー塗装が今となっては懐かしいですね。SH-60Jも、今ではK型が主力となり、100機以上生産された機体も今や十数機しか現役機は残っていませんが、K型や更に後継のL型の配備計画が予算の関係で進まず、もう数年は現役のはずです。

とまあ色々と思いを巡らせつつ、最後に寄り道しました。

特務艇「はしだて」(ASY-91)

元々、ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022(館山航空基地一般開放)は、「たてやま海まちフェスタ2022」のイベントの1つという位置づけで、他にも様々な場所で展示がありましたが、館山航空基地の隣の館山港で、海上自衛隊の特務艇「はしだて」(ASY-91)の公開展示も行われていました。
前年ながら、タッチの差で見学時間を過ぎてしまったので、外観を見るだけでした。
横須賀に配備されているので、YOKOSUKA軍港めぐりでも見ることができる機会はあるものの、近くで見るのはそうないので、じっくり観察。

迎賓が目的の船ですが、災害派遣にも対応しています。次見学できる機会があれば、ぜひ中を見てみたいです。
この後、渚の駅たてやままでえっちらおっちら歩いて、バスに乗ってイオンタウン館山の駐車場まで移送後、おみやげを買いに、車でまた渚の駅に戻りました

ところが、渚の駅の外から海を眺めていたら、特務艇「はしだて」が後退しながら出港している様子が見えました。ちょっと得した気分です。

館山から自宅までは、大渋滞で4時間以上かかってしまいました。どっと疲れました。次回はもっと飛行展示がたくさんあるとよいな~。

おしまい!

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その4

飛行展示は救難飛行のみだったので、13時にはボチボチ帰宅者も出てきました。ここからまたゆっくり地上展示を見てきました。

SH-60Kの装備品展示

格納庫での主力哨戒ヘリSH-60Kの展示。

現在は哨戒機、という名称ですが、元々は対潜哨戒機と言う名の通り、潜水艦の探知と攻撃を行う機体です。しかし、水上艦の探知や攻撃、救難など、用途は多岐にわたることから、現在は「対潜」の名称が外れています。

主兵装はMk.46魚雷または97式魚雷、AGM-114MヘルファイアIIミサイル(対水上艦用)で、ソノブイやAN/ASQ-81 MAD(磁気探知)、ディッピングソナーで潜水艦の探知を行う他、逆合成開口レーダー(ISAR)のHPS-105Bにて水上艦やシースキマーミサイルの探知も行います。赤外線探査装置(FLIR)による探索やヘルファイアミサイルのレーザー誘導も行います。
米海軍のMH-60Rと双璧をなす機体ですね。

ミニチュア艦艇展示

最近はミニチュア艦艇を自作して展示するのが流行りなのかな?

結構凝っていて、エレベーターや主砲などが電動で可動します。なぜか関係ないフィギュアもw
よく出来ていますね。

再び地上展示機

14時以降、ゲスト機が帰投するということで、その前に残りを見ていきましょう。
AH-1Sもまだまだ頑張っています」。

ここは千葉県だけど、何故か千葉ではなく神奈川県警察のBK117C-2。

さすが川崎重工のお膝元だけに、川崎重工のBK117C-2です。BK117は、ドイツのメのメッサーシュミット・ベルコウ・ブローム(MBB)(開発当時)と80年代に共同開発した機体で、改良を重ねつつ現在も販売されています。世界中で採用されているベストセラーヘリコプターで、米陸軍も汎用ヘリUH-72A/Bとして採用しています。

実は一番の観物?ゲスト機の帰投

14時、展示機エリアの制限が入り、柵が設けられ、いよいよ帰投です。各機準備してエンジンスタートです。

帰投の様子は全て、Nikon Z 9の動画撮影にて。かなり長いので、適当に飛ばしながら動画をどうぞ。

さて上の動画から切り出した画像がこちらです。

レンズをZ 24-200mmか、AF-S 200-500mmにするか、悩むところでしたが、焦点距離的に両者の間をよく使いそう…ということで、今回はZ 24-200mmをDXクロップし、ProRes 422 4K60pで撮影して編集しています。ISO感度をオートにしていたら、感度が上がってしまったため、少しノイジーですが、解像力は流石に4Kなので、ブログサイズでも十分な解像力です。8Kは今のところ不要ですね。カード容量がいくらあっても足りないですし。
今回、メインのPROGRADE COBALT 325GBのカードは動画撮りまくったら一杯になってしまいました。いやはや、動画撮りは大変ですね。
ProRes 422だとRAWでなくてもかなり綺麗です。後はヘリコプター撮影に合わせたシャッター速度の調整が課題です。NDフィルタは必須ですね。

微妙に続く…。

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その3

飛行展示が少ないので、ゆっくり地上展示機を見てまわったヘリコプターフェスティバル。

混んでいないので、のんびりとした雰囲気。たまにはこういうのもいいね。

結構大きいMCH-101

掃海具を降ろして飛行しながら掃海するヘリコプターMCH-101。かつては西側最大のMH-53Eでしたが、それより小さいとは、近くで見ると大型ですね。
イギリスなどでは対潜哨戒機として使用されているのも、この機体規模の大きさで対戦機材が積みやすいのだと思います。
ただこれを艦載ヘリとするとなると、一般的なフリゲイト艦では結構きつそうな。イギリスでは23型フリゲイトにも搭載実績はあるようですが、普段はSH-60Kより小型のリンクスがメインのようですね。
かつてのHSS-2シーキングより大きいです。

数が増えつつある海保のEC225LPシュペルピューマMk2

着々と数を増やしつつある海上保安庁のEP225LP シュペルピューマ(スーパーピューマ)Mk2、機体規模が大きく、海保のしきしまやあきつしま、れいめいといった大型巡視船の搭載機として数を増やしつつあります。
日本では消防庁も導入していて、民間型も含め、多く存在するヘリです。

飛行展示は動画で撮りました

今回は、SH-60Kが1機のみの展示飛行だったので、動画で撮ってみました。Nikon Z 9 + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを使って、PrpRes 422 4K60pで撮影して編集してみました。
色々失敗、どうしても画面が傾いてしまうとか、ピーカンでシャッタースピードが上がってしまうので、NDフィルタを使用すべきだったとか、外部マイクを忘れたとか、反省点が多いです。後手持ちはやっぱりきつい。ガチで撮るには三脚も必要ですね。

普段スチルメインなので、遊んでみたけど、まだまだ勉強が必要ですね。

離陸~救難飛行~シャワー洗浄と言った流れを動画にしてみました。

動画編集難しい。Youtuberすごいわ~って思いますね。

続く…

ベローズアタッチメントPB-4にAF Nikkor 20mm f/2.8Dをリバース取付して超マクロを撮ってみた

接写関連のアクセサリ、軒並み生産終了となっているので、慌ててかき集めたとう話は前回しましたが、実写はどんな塩梅かな? ということで実写してみました。

組合せとしては、Nikon D850にベローズアタッチメントPB-4、リバースリングBR-2AとBR-5リングを介してAF Nikkor 20mm f/2.8Dをベローズに逆向きに取り付けしました。
さらに、レンズ先端(リバース取り付けしているので、実質マウント側になります)に、 オートリングBR-6、そこにダブルレリーズAR-10を取り付けています。AR-10の2ピンターミナルは、変換コードMC-25Aを用いて、10ピンに変換してD850に取り付けています。

まずはこの組合せでアサガオを撮ってみた

撮影倍率は、この組合せで5.56~12.54倍にも達します。マクロレンズ(NikonでいうマイクロレンズとかMCレンズ)では、一般的には0.5倍~1倍(等倍)までとなりますから、超高倍率撮影が可能となります。

まずはNikon D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの等倍撮影です。

Nikon D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの等倍撮影

もちろん、これでもかなり寄れています。

では、PB-4 + AF Nikkor 20mm f/2.8Dのリバース取り付けではどうでしょうか?

おお、すごい。ですがとても撮影は難しいです。まず、一眼レフの場合、光学ファンダではほぼ真っ暗、被写界深度も浅すぎますし、ちょっとカメラに触れただけでも被写体が移動してしまいます。
写真は、リモート発光させたフラッシュを光源としています。フラッシュの当て方が難しいです。
そして、写真はf22に絞っていますが、これだと解説の影響が大きいのか、はたまたレンズの解像力の限界か、かなり解像力的には劣る結果になりました。倍率は今までで一番高い撮影ができるものの、やはり一般撮影用レンズでは、画質の影響が大きいようです。
この辺り、Ultra Micro Nikkorとかだと、もっと解像するのかしら?
写真はベランダで撮りましたが、風やエアコン室外機の振動の影響もモロに受けます。10倍以上の撮影だと、ブレや振動の処理が大変ですね。

仕事では、デジタルマイクロスコープで100倍の撮影とかを行っていますが、あれはブレ補正も入っていますし、そもそも室内、精密なステージにサンプルを置いて撮っているだけに、如何にベローズで撮るのが大変か思い知らされました。
まあ、デジタルマイクロスコープ、1千万円超えですからね…。

いやいや難しすぎますね…。ブレとの戦いです。普通の撮り方では、高倍率過ぎて、被写体を納めるのも大変です。
今どきのマイクロスコープって簡単に撮れるんだな、というのを実感させます。これを昔はフィルムで撮ってたんですよ。ものすごく高度な技術が必要ですね。

屋内へ移動

屋外での高倍率撮影は現実的に厳しい! ということで屋内へ。もっとも、三脚にしっかり据えていても、床のたわみでも微妙に被写体がズレちゃいます。
高倍率の顕微鏡ほど、ステージが頑丈、設置する台も頑丈なのはそのためですね。

サボテンを撮ってみました

いや、高倍率過ぎて難しい。被写界深度もものすごく浅いです。これがボディ単体でなら、深度合成でピント合わせるのですが、カミソリピント過ぎるし、ちょっとした振動で構図も変わるし、本当に難しいですね。

収差とピントの薄さに苦しみますね。難しい。それだけに楽しいですけど。苦戦しつつ、試行錯誤で撮るのは面白いし、デジタルなので結果もその場でわかるので、トライアンドエラーで楽しめます。
屋内でも、高倍率マクロ遊びができるので、楽しいですね。

写真的には、解像力が物足りませんが、ブログ掲載サイズ程度なら、まあまあ見られるかな?
今度は何を撮ってみよう? 定番のお金とか、金属表面は面白そうですね。

ぴえん?強風でベランダの緑たちが大打撃!

昨日からずっと強風で、ベランダにおいてあったミニトマトやらが折れてしまいました…

今朝、折れて早くもシナってしまった茎をカットしました。

折れた茎はカット、シナシナの葉っぱは蘇るのか…

昨日の朝は青々とこの倍以上の高さで育っていたのに~! せっかく花も咲き始めたのに~! 全てシナシナになってしまったのでカットです。

いやひどい…。何で1日でこんなに? まるで潮風にでもやられた感じです。うちは海からかなり離れている方なのですが。
朝顔は強いから問題ないだろうけど、他がどうなるやら。トマトは復活できるかな?

追い打ちをかける悲しい出来事、D850の縦グリシャッターが…

本日発覚。D850用の縦グリことマルチパワーバッテリーパックMB-D18のシャッターボタンが壊れた…。上の写真撮っていて、半押しまでは効くけど、肝心のシャッターが切れません。えー、半押しは動くのに本押しが効かないなんて。
修理に出さないとだなぁ。

アダプターリングBR-2AとBR-5+ AF Nikkor 20mm f/2.8Dで撮影倍率3.4倍のマクロ撮影をしてみた

NikonはDタイプレンズやMFレンズを販売終了にした際に、多くのレンズアクセサリ類も販売終了になってしまいました。
その中で数少ない現行品(2022年6月執筆時点)がアダプターリングBR-2Aです。これは通称リバースアダプタとも呼ばれ、レンズをカメラに逆付けするためのアダプタです。

そして、販売終了してしまったBR-5リングは、BR-2Aリングにフィルタ径62mmのレンズを取り付けるアダプタになります。

リバースリング? ナニソレ? ナンノコッチャ?となる前に、写真でご紹介しましょう。

アダプターリングBR-2AとBR-5 AF Nikkor 20mm f/2.8D

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dも、多くのアクセサリと一緒に販売終了となっているレンズです。この3つを使って遊んでみます。特にBR-5リングは、手持ちのレンズではこのレンズのためだけに持っているようなもので、こういう遊びのために、未だにAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dを修理してまで使っています

まずはBR-5リングを、AF Nikkor 20mmのフィルタ枠に取り付けます。と言うのも、BR-2Aリングは、フィルタ径52mmのレンズを直接取り付けできますが、AF Nikkor 20mmのフィルタ径は62mmなので、直接取り付けできません。そこで、BR-5リングを使うことで、フィルタ径を52mmに変換しします。
52mmに変換したら、BR-2Aをねじ込みます。すると、レンズの前玉にFマウントができるわけです。
このBR-2Aは、精巧で美しい墨入れ刻印が入っているにも関わらず、定価はたったの2,200円です。多くの接写用アクセサリが廃番になる中、このアクセサリだけ作り続ける理由もないので、恐らくは在庫限りなのだと思っています。ですから、買うなら今のうちです

BR-2Aリングは、先にレンズに付けるよりも、ボディ側に装着したほうが取り付けしやすいです。
実際にリバースしてレンズを取り付けた写真が右上です。本来マウント側になる後玉が前を向いているのがわかります。
さてこんなことをするメリットって何なのでしょう?

広角レンズをリバースして取り付けるとマクロ撮影が可能となる

そういうことなのです。レンズをリバースして取り付けると、等倍を超えるようなマクロ撮影が可能となります。特に広角レンズになればなるほど、撮影倍率は上がります。
AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの場合、リバースすることで、一般的なマクロレンズの等倍(1倍)を超える、3.4倍もの倍率で撮影可能となるのです。

リバースして蕾を撮影。ワーキングディスタンスもそれなりに稼げる。

まずAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dをそのまま装着して、最短撮影距離25cmで撮影してみました。この時の撮影倍率は0.12倍です。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの通常撮影の最短撮影距離ではこんな感じ

広角レンズゆえ、寄ったところで限界がありますね。主体が何だかよくわからない写真です。

次に、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮影してみました。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで等倍撮影

等倍だと、いきなりここまで接写できるようになりました。一般にはこれでも十分接写できていますが、人間欲張りなもので、更に寄って撮影してみたくなるものです。
ここで広角レンズをリバースして撮影した写真をお見せしましょう。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf11

どうでしょう? ここまで接写が可能となります。撮影倍率3.4倍は伊達じゃないですね。
なお、ここまで接写すると、絞り開放では被写界深度が浅くなりすぎるため、上の写真はf11に絞っています。一眼レフでは、光学ファインダ上ではかなり真っ暗になりますが、ライブビューではピント合わせできるくらいには明るく表示できます。もちろんミラーレスなら、何ら問題なく見えるでしょう。
この撮影では、スピードライトも用いていますが、かなり離した場所の横からワイヤレス発光させています。
ここではそうしていませんが、背景を暗くして被写体だけを明るくするには、シャッタースピードを上げて絞り込むのが良いでしょう。

こういった撮影は、絞りリングで絞り設定ができるからこそで、Gタイプ以降の絞りリングレスのレンズでは、絞り設定ができなくなりました。
もっとも、Gタイプレンズであれば、絞り連動レバーがマウント側に残されているので、市販のGタイプ用レンズアダプタを噛ませて、絞りを設定する、あるいはレバーを手で動かして絞りを設定することもできなくはないです。
完全電子マウント化したEタイプレンズやミラーレス用の多くのレンズでは、機械的な絞り設定ができなくなったため、こうしたリバース遊びは事実上できません(絞りを制御できないだけで、撮影自体はできなくはないけど)。

どんなに電子化されても、1,2本はこうしたマニュアル、あるいはAFでも古いレンズがあれば、色々遊べるので、興味があればぜひ。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf22

上は更に絞り込んだf22で、それでもこれだけ被写界深度は浅いのです。これは自然光のみで撮ってみました。

中間リングを使ったマクロ撮影も気軽にできますが、広角レンズをリバースさせる、と言うのも一つの手法です。

BR-2Aリングの豆知識

中古で型番末尾にAがつかないBR-2があります。現行のBR-2Aの違いは、前者が電子接点のないMF一眼レフ用(というよりBR-2発売当時はそれが当たり前でした)となっているのに対し、BR-2Aは電子接点を持つ一眼レフ用(電子接点のない一眼レフでも使用可能)となっています。
古いBR-2を電子接点を持つ一眼レフ(AF一眼レフ全般及びF-601M)に装着すると、電子接点と干渉し破損につながる可能性があるため、必ずBR-2Aを使用してください。

また、FTZ/FTZ IIとBR-2Aの装着は可能なので、一眼レフだけでなく、Zマウントミラーレス、あるいは他社製ミラーレスにFマウントアダプタ経由でも使用可能です。

以下は、BR-2Aリングを使用してリバース取付した場合の、Fマウントニッコールレンズの撮影倍率となります。
なお、BR-2A単体の場合、フィルタ径は52mmのレンズ、BR-5リング併用の場合はフィルタ径62mmのレンズが対応します。
18mm以下の広角レンズ、およびGタイプ、Eタイプレンズは非対応となります。
実際には、取付さえ何とかすればできなくはないですが、あまり実用的ではないでしょう。

下記の表を見ると、リバース取付で最も撮影倍率が高いのは、AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/SとAI Nikkor 20mm f/2.8Sの3.4倍となります。いずれもAFかMFかの違いはありますが、基本的に同じ光学系のレンズです。
また、ズームレンズの広角の方が、同じ焦点距離の単焦点レンズより高倍率になることが多いようです。
こういったリバース取付のマクロ遊びをするなら、高倍率撮影を楽しめる、Nikkor 20mm f/2.8が最適と言えますね。

レンズ名BR-5リング
併用
撮影倍率
AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/S3.4X
AI AF Nikkor 24mm f/2.8D/S 2.5X
AI AF Nikkor 28mm f/2.8D/S 2.0X
AI AF Nikkor 35mm f/2D/S 1.4X
AI AF Nikkor 50mm f/1.4D/S 1/1.1X
AI AF Nikkor 50mm f/1.8S(New) 1/1.4X
AI AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8S1.2X
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D/S1/1.2X
AI AF Zoom-Nikkor 24-50mm f/3.3-4.5D/S3.0-1.0X
AI AF Zoom-Nikkor 28-70mm f/3.5-4.5D/S 2.2-1/5.6X
AI AF Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S(New)3.0-1/27.5X
AI AF Zoom-Nikkor 28-105mm f/3.5-4.5D(IF)2.8-1/1.8X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/3.3-4.5S(New) 2.1-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-80mm f/4-5.6D 1.5-1/1.4X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/2.8D/S2.3-1/1.9X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5D(IF) 1.8-1/33.62X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S(New)2.2-31.7X
AI Nikkor 20mm f/2.8S3.4X
AI Nikkor 24mm f/2S 2.6X
AI Nikkor 24mm f/2.8S 2.5X
AI Nikkor 28mm f/2S 2.2X
AI Nikkor 28mm f/2.8S 2.1X
AI Nikkor 35mm f/1.4S 1.8X
AI Nikkor 35mm f/2S 1.6X
AI Nikkor 35mm f/2.8S 1.5X
PC-Nikkor 35mm f/2.8 1.6X
AI Nikkor 50mm f/1.2S 1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.4S 1/1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.8S 1/2X
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S 1/1.1X
AI Noct Nikkor 58mm f/1.2S 1/1.2X
AI Zoom-Nikkor 25-70mm f/3.3-4.5S 2.1-1/6.1X
AI Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S2.9-1/35.8X
AI Zooom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6X
AI Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S2.2-1/14.9X
AI Zoom-Nikkor 35-200mm f/3.5-4.5S2.2-1/∞X
BR-2A取付時の各レンズの撮影倍率表

さて、この撮影倍率は、BR-2Aリング単体使用の場合ですが、中間リングやベローズを介すことで、さらなる高倍率撮影も可能です。
それについてはまた機会を見て試してみたいと思います。

航空祭の望遠レンズは30cm以内!? どのレンズならOKなのか?

コロナウイルス感染も、新たな株が出現するなど変異しつつも、だんだんと弱毒化していく流れになるのでしょうか?
日本国内では、重症感染者の増加も見られないことから、だんだんと自粛緩和の動きが出てきていますね。

その1つが、自衛隊関連のイベントで、本日(5月28日)開催の陸上自衛隊富士総合火力は一般客を入れずに開催される一方で、航空自衛隊の航空祭については、今年より再開されています。
既に静浜基地で先日航空祭が行われましたが、こちらは事前予約なしでの入場可能で、カメラについても特に制限はなかったようです。

6月5日に実施予定の防府航空祭2022については、事前応募による人数制限を設けた他、有料観客席22席を設けているようです。
この有料観客席以外の一般応募による入場者については、カメラのサイズの規制が初めて設けられ、航空ファンの間で話題となりました。

この中に書かれているように、持ち込み可能なカメラとレンズの合計長さが30cm以内(レンズフードを除く)、とされているようです。(有料観客席は70cm以内なので、ほぼ問題ないでしょう)
過去に大型カメラ・レンズ持ち込みによるトラブルがあったようですが、これについては、主催者側が決めたことなので、ここではあえて意見や議論することはしません。
この件については色々な意見を目にしますが、事を荒立てるほど注目され、より撮影条件が厳しくなってしまいます。我々は撮らせてもらっている、撮らせてもらっているという立場を忘れてはなりません。

実際のところ、どのレンズなら制限内なの?

ではカメラとレンズ、合わせて30cm以内とは、どういった組み合わせになるのか? ここでは航空祭で想定できる組合せで30cm以内に収まるか否か考察してみました。

上の写真は、Nikon D850+ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRですが、これで概ね34cmでしたので、アウトとなります。
マウント面からボディ背面までの厚みを測ってみました。

実際には、どこで測るかは、大雑把になると思いますので、あくまで参考程度にみて、1,2cmの誤差は見ておいてよいでしょう。
また、ボディの種類で全体の厚みも変わってきます。
このD850とAF-S 200-500mmを基準として、アウトかセーフか確認してみました。

なお、私がNikonユーザーのため、フルサイズ機のボディやレンズはNikonまたはサードのFマウントレンズでの考察となりますが、ボディの厚みなどは他のメーカーも大差はないと考えます。

●完全アウト(レンズ単体で30cm越え)
400mm f/2.8
500mm f/4
600mm f/4
800mm f/5.6
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR

●ギリギリアウト(レンズ単体で30cm未満だがボディを加算するとアウト)
AF-S NIKKOR 200-500mm f5.6/E ED VR ※参考全長:267.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
300mm f/2.8
SIGMA 150-600mm DG OS HSM | Sports
SIGMA 150-600mm DG OS HMS | Contemporary
Tamron SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

RF600mm F11 IS STM

●ギリギリセーフ?アウト?(ボディの厚みに依存しそう)
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 参考全長:237mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

●セーフ
AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary
Tamron 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

おまけでCanonのRFレンズも一部抜粋してみました。
これを見ると、400mmまでのズームレンズであれば、カメラ込みで30cm以内に収まります。
D850の場合は、実測したAF-S 200-500mm装着時から逆算すると、レンズ全長が227mm以下であれば、30cm以内に収まる計算になります。

例外として、CanonのRF-100-500mmは、開放f値を抑えた結果、この手の望遠ズームレンズでは、長さもコンパクトになっています。
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6Eについては、D850では多分アウト、ボディによってはギリギリ収まりそうな気もしますが、判断が分かれそうです。

600mmを越えるレンズはどのレンズもアウト(ミラーレンズなら大丈夫?)、そのほか300mm~500mmでも明るいレンズはNGです。
航空祭では、600mmまでは少なくとも欲しいと思っていますが、フルサイズではテレコンバーターと組み合わせないと難しいですね。
テレコンを装着すれば、レンズ全長は長くなりますから、この辺りはグレーゾーンでしょうか。
ズームレンズは最短の場合での計測ということなので、実際の撮影ではズーミングで全長が伸びるレンズが多いですからね。

APS-C機であれば、400mmレンズは、フルサイズ機の600mm相当の画角となるため、概ね400mmまでのズームレンズで問題なさそうです。
マイクロフォーサーズであれば、100-400mmの望遠ズームでも余裕ですね。ただ、マイクロフォーサーズは、望遠レンズのラインナップは限られるのがネックです。

マナーを守って楽しく撮影を

そもそも、こうしたレンズの制限が設けられたきっかけが、過去にあったトラブルということですから、レンズと人との接触によるトラブルが多かったのでしょう。
全ての観客がカメラを使うわけではないですし、本来航空祭は、地域住民への感謝や将来の自衛官候補を増やすための広報活動の一環ですから、アマチュアカメラマンもそれを踏まえた上での撮影を心がけるべきですね。

ということで、私もわりと真剣に、航空祭のためにNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sは考えなくてはならないかも、と思うようになりましたが、実際のところ、この規制がほかの航空祭に及ぶかは未知数です。そもそも抽選入場制が広がると、行けるかどうかも怪しいですしね。

まあ、その時はその時で、考えて行動したいですね。

日米友好祭 横田基地フレンドシップフェスティバル2022に行ってきた その2

横田基地の日米友好祭の続きです。
17時時を回り、地上展示機の機内見学が長蛇の列で、中に入りたかった息子はやや憤慨気味で諦めていましたが、にわかに会場がざわめき始めました。何かと思ったら、遠方に航空機のライトが見えます。そして着陸進入。
もしや!?

いやびっくりしました。VC-25 (82-8000)、大統領専用機、通称「エアフォースワン」です。(正確には大統領が搭乗している際のコールサインがエアフォースワン、それ以外はSAM)
実は、この日、アメリカのバイデン大統領が、韓国訪問後に日本にやってくること、どうやら横田基地に降りるということは聞いていました。
が、日米友好祭で多数の観客がいるさなかに降りてくることは警備上考えられず、てっきり友好祭後に降りるものと思っていました。
ただ、友好祭自体も、夜遅くまで開催しているのと、真夜中に降りるのはないとは思っていましたが、まさか基地内からVC-25が拝めるとは思わなかった。しかもランディングを見れるなんて。

VC-25は、ハリソンフォード主演の映画「エアフォースワン」でもおなじみの、ジャンボ機を改造したアメリカ大統領専用機です。
ベースは、クラシックジャンボとも呼ばれるB747-200Bで、これは日本の先代の政府専用機だったB747-400よりも古い世代の機体です。
後継機として、ジャンボ最新型のB747-8ベースの大統領専用機が開発されていますが、現在運用テスト中で、実際に就役するのは2023年のようです。
ということは、生で日本で見られる機会は、これが最後かもしれませんね。

VC-25から降りたバイデン大統領は、残念ながら見えなかったけど、その後大統領専用ヘリVH-3Dが2機飛び立ったので、このどちらかに乗っていたのでしょうね。大統領搭乗時のコールサインは、海兵隊が運用する機体なので「マリーンワン」となります。
ちなみにVH-3Dに至っては、もう半世紀以上も前の機体です。ベースとなった「SH-3シーキング」は、海上自衛隊ですら20年近く前に引退しています。(海上自衛隊の名称はHSS-2/2A/2Bでした)
こちらも後継機のVH-92が決まっていますが、今だ評価試験中です。でもさすがにVH-3Dも今回が最後かな、と思います。
この古いアメリカの象徴が、引退間際?に見られてよかったですね。

地上展示は17時までだったのが18時まで延長になりましたが、これは多分VC-25「エアフォースワン」の着陸が遅れていたからでしょうね。
それにしても、不特定多数が入場するお祭りのさなかに、米軍基地とはいえ大統領専用機を着陸させるとは、それだけ日本の治安がよく、信頼されているということでしょう。

地上展示機の機内見学列は締切で並べなかったけど、とあるC-17A輸送機内には並ばず入ることが出来ました。

パールハーバー・ヒッカム基地所属の機体ですね。流石に中は広いです。輸送機らしく色々むき出しですね。
息子もとりあえず乗れたので、機嫌を取り戻したようです。

そしてまた着陸進入してくる機体が。

こちらも要人輸送機のC-32Aで、今回のVC-25「エアフォースワン」のバックアップ機のようですね。
VC-25は2機あり、米大統領搭乗時は、必ずバックアップ機もつくため2機で運行しますが、VC-25のどちらかが整備中の場合は、このVC-32Aがバックアップ機として用いられています。C-32Aは4機存在しています。
ベースは、日本の航空会社では採用されていないB757-200旅客機です。米副大統領搭乗時のコールサインは「エアフォースツー」となります。
2種類の機体を間近で見られたのはラッキーでした。

六本木の在日米陸軍施設「赤坂プレスセンター」へバイデン大統領を送り届けて、戻ってきたVH-3Dです。

いや貴重な体験でした。久々に現役のシーキングを生で見ました。四半世紀前に、海自のシーキングに乗ったことがありますが、中が広くて快適でした。対潜機材がないVH-3Dはさらに広いでしょうから、これも長く大統領専用ヘリとして使われている理由でしょうね。

そうこうしているうちに、18時も過ぎ、地上展示機エリアは閉鎖となったので、屋台で夕飯を買って食べて帰途につきました。

が、帰りあたりからポツポツ雨が振り始め、駅に行くまでには土砂降りに…

ぶら下げていたカメラは土砂降りでずぶ濡れでしたが、Z 9もNIKKOR Z 24-200mmも防滴使用なので、とりあえず問題ありませんでした。が、基本どんなカメラも濡らさないようにしないとですね。

地上展示機だけ拝んで、と思っていたら、思わぬサプライズありで、この時間に行けてラッキーでしたね。
でも疲れた! 次回はもう少し余裕を持っていきたいです。まあ早朝から並ぶことに変わりはないですけどね。

Nikon Z 9に旧型のNissin Air 1が使えるか試した

Nikon Z 9用のアクセサリは、概ねNikon Fマウント時代のものが使用可能です。
そのうちスピードライトについては、ちょっと古い純正のSB-900、サード製ではNissin Di866 MarkIISIGMA EF-610 DG SUPERが問題なくTTL調光できることを確認しています。

では旧製品のワイヤレスコマンダーのNissin Air 1は使えるかな?というのが今回のお題です。
せっかくなので、ワイヤレスコマンダーを使う状況でもある、マクロ撮影を行ってみました。

ベローズのPB-4にEL-NIKKOR 80mm F5.6を引っ張り出してきました。
まずベローズの方ですが、Z-F変換のマウントアダプタのFTZ IIを装着し、中間リングのPK-12を挟めば、問題なく使えました。
ただし、Z 9は縦側の寸法が大きいため、バッテリ室の部分が当たらないよう、ベローズのマウント側はレールの後ろ側にセットしておきます。

そして、旧型のワイヤレスコマンダーNissin Air 1、問題なく使えましたね。この手の撮影ではマニュアル発行し調整が基本です。マニュアル発光での光量調整も問題ないようです。
受信側は、Nissin Air R、フラッシュはNissin Di866 MarkIIの組み合わせです。受信機が1個しかないので、そのうちもう1個は増やそうと思っています。
せっかくなので、お花を撮ってみました。

難しい…。色々角度や距離を変えてみましたが、難しいですね。
一方、ミラーレスとベローズの組み合わせはなかなか勝手がよく、特にZ 9はスターライトビューがあるので、f16に絞っても、プレビュー画面上で明るく見えるのが有り難いですね。

たまにはこういう撮影も楽しいものですね。

城南島海浜公園で潮干狩りをしたり飛行機を撮ったりしてきた

羽田空港にすぐ近くにある城南島海浜公園、潮干狩りも無料でできる、ということで、熊手を事前購入、家族で行ってきました。
熊手は幅15cm以下のものが使用可能です。Amazonで2種類購入してみました。

なお、車で行って10時くらいに到着しましたが、駐車場に入るまでに40分程度は待ちました。早めに来ることをおすすめします。
もっとも、朝早くから釣りできている人は、お昼前に帰る人も多いのか、出る車もそこそこあるので、思ったよりは待たずにすみました。まあそれでも混んでいることに変わりはないですけどね。

城南島海浜公園のつばさ浜は無料で潮干狩りができる!

城南島海浜公園の砂浜「つばさ浜」は、人工海浜(砂浜)ですが、そこに自然に生物が生息し、アサリなどの貝類も生息しています。
有料の潮干狩りでは、アサリを事前に砂浜に撒いていますが、ここはあくまで自然なので、無料で楽しめる変わりに、ザクザク採ることは出来ません。まあ、ガチではなく、砂遊びをしながら、ですね。
GWのこの時期は、ちょうどお昼くらいが干潮だそうです。気温的にも、晴れていれば一番過ごしやすい時期ですし、潮干狩りにはもってこいですね。

アサリですが、持ち帰れるのは2.5cm以上のものだけです。実際掘ってみると、1cm前後の稚貝は結構見つかるのですが、2.5cm以上はほとんど見つかりません。
アサリを掘りつつ、2台のカメラに高倍率ズームと望遠ズームをぶら下げ撮影、なんてことをやりました。

お昼前に掘り始め、午後2時位には潮が満ちてきたので、潮干狩りは終了。結構腕が疲れますね。
釣果はこんな感じでした。

うーん、小さいですね。子供たちと観察した後、ほとんどのアサリと巻き貝は海にリリースしました。でも、楽しかったので良しとしましょう!

飛行機もぼちぼち撮影

今回は、スナップ撮でZ 9にZ 24-200mmだったので、飛行機はD850 + AF-S 200-500mmで撮影しました。
久しぶりにD850で飛行機を撮ると、ミラーのブラックアウトが!と一眼レフじゃ当たり前なんですけど、ブラックアウトフリーのZ 9に慣れると、遅いなぁと思う反面、ファインダがいつでも見える(OVFなので当たり前)ので、安心感はありますね。
撮った感触とか、やっぱり一眼レフのほうが好き、というのが正直なところ。Z 9は良い面と悪い面、両方あり、設定項目も多すぎなので、何が最適化は詰めていかないとです。

そうそう、鬼滅の刃じぇっと、1機(-弐-)は撮り逃しましたが、もう1機の-壱(JA616A)のアプローチは撮影に成功しました。

そして、-弐-は離陸待ちの姿を。

ANA B767-300ER (JA608A)

遠いね…。

最後に船も見たりしながら、帰途につきました。


なお、今撮影中に発生したこの事件については、別途検証&記事にする予定。