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【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生 雄町

去年から、おそらく一番呑んでいるんじゃないかな? 豊島屋酒造のお酒。
東京は東村山、伝説となってしまった喜劇王、志村けんの地元であり、おおよそ酒作りのイメージがない場所ですが、こここそが、東京都のお酒づくりの象徴なのかな、と個人的に思ったり。

豊島屋酒造の屋守(おくのかみ)、これに出会ってからもう6年くらいかな? 屋守の味は徹底してフルーティ、甘みはあるけどしっかり苦味もある。そして酒米は「八反錦」を使っているのですが、今回のは屋守では珍しい「雄町」。
雄町自体は、酒米としてはメジャーですが、それが屋守となるとどうなるのか?

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生 雄町

なんでも、屋守を扱う特約店12店舗のみでの販売だそうです。つまりそれ以外のお店では二次流通です。

だからといって、特段高価でもなく、定常販売の屋守よりちょっと高いくらいですかね。

さてお味、だいぶ落ち着いた屋守です。わかりやすいほどのフルーティさはないですが、根幹の酒造りは一緒です。ただ、だいぶ大人の味かな。わかりやすい軽やかなフルーティではなく、何でしょう、口に含んだ瞬間はそれほど甘みはないのですが、舌の上で転がすと甘みが出てくる、かと言って淡麗ではないです、ちゃんと米の甘みも出ていますが、そこに米の旨味も乗っかってきます。酸味も苦味も適度にありますね。
温度が上がるほど、甘みは増しますが、濃厚な果実のようなフルーティさではなく、ややあっさりめなフルーツです。
甘いけど甘すぎない、主張しすぎないのがオトナな味、という表現になりますかね。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生 雄町

アルコール度数は16度、書かれていませんが、酵母は協会1601号みたいです。
そんな情報はどうでも良いくらい、高い次元でバランスの取れたお酒です。甘みはあるけど、すっと切れて後味が良い。
食事も何に合わせても良さそうですし、酒だけで呑むのにも良いですね。
いや、なかなかおもしろいお酒です。

【豊島屋本店】微発泡うすにごり純米生酒 綾(あや)冬限定ラベル

去年夏限定ラベルを呑みましたが、今回は豊島屋酒造の直売のガチャポンで当たった、綾(あや)の冬限定ラベルを。

【豊島屋本店】微発泡うすにごり純米生酒 綾(あや)冬限定ラベル

冬限定版は、同じ瓶内二次発泡ながらも、夏よりも発泡度合いを抑えているそうです。

【豊島屋本店】微発泡うすにごり純米生酒 綾(あや)冬限定ラベル

酒米は非公開、精米歩合65%で日本酒度+1、アルコール度数14度は、夏バージョンと変わりません。

うん、発泡が落ち着いている分、味も穏やかです。爽やかな口当たりですが、甘みとともに適度な苦味を感じます。アルコール度数がやや低いので、爽やかで軽やかかと思いきや、後にどっしりと日本酒らしさがでてきますね。

甘いシュワシュワではなく、適度に辛いシュワシュワで、シャンパンを思わせる印象です。

180ml=1合の飲みきりサイズです。
乾杯のお酒にも良さそうですね。

やっと届いた! DELL S2721Q 4K HDR IPS液晶モニタ

納品は注文から1ヶ月半

2月上旬に発注したDELLのモニタS2721Qが、納期遅れで全然届かないぞ~、納期伸びて3ヶ月以上先になったぞ~と先日騒いでいましたが、その記事を書いたその日の夕方、DELLのサポートから発送連絡がありました。

連絡が入った当初の配達済みステータスは、まだ6月のままだったが…

ステータス上は出荷済み、でも配達済みの予定は6月後半のままでした。

しかし、ちゃんと発送されたことは確かで、佐川急便からも配達予定の連絡が入っていまして、無事届きました。

届いたらステータスも到着日にちゃんと変更されました

しかしDELLのオーダーステータス、全然あてにならないな…。出荷予定日もメチャクチャだし、生産管理、在庫管理、注文管理が全然できていないのだな…。まあその辺りがDELL品質ですし、値段なりなんでしょうけど、DELLの商品自体は悪くはないので。

届いたDELL S2721Q やたら箱が汚いのはご愛嬌

同じ27インチモニタですが、去年買ったEIZO ColorEdge CS2740の箱は、この3倍の厚みがありました。DELLはかなり薄い箱で驚きましたが、輸出するには、コンテナにたくさん入ったほうが、コストも下がりますしね、パッケージの薄さも重要でしょう。

4K27インチのデュアルモニタは快適♪

早速設置しました。

モニタアームを使っているので、付属のスタンドは使いません。なので、スタンドの高さ調整機構のなく、その分高さ調整付きスタンドモデルより数千円近く安い、S2721Qをチョイスしています。(モニタの高さ調整スタンド付きは、S2721QSとなります。スタンド以外は同じです)

いやぁ、3万円ちょっとのモニタですが、IPS液晶で27インチ4K、快適です。

自分はメインのモニタ(上の写真左)は写真編集ソフトやブラウザを立ち上げていて、サブモニタはメールソフトやTwitterアプリ、エクスプローラーなどを立ち上げていて、サブモニタのほうが立ち上がっているウインドウは多いのです。なので、4Kだと、複数のウインドウを重ねずに表示できるので、便利です。
作業効率も上がりますし。

そして、現状S2721Qは、まだキャリブレーションなどせず、10bit出力、色は標準、輝度は下げていますが、違和感なく使えています。確実に、これまでのサブモニタの、Philips 227Eよりは色味も良いですね。sRGBの色域を99%表示できるだけでも、発色はよく感じます。

今まで、メインモニタはこの13年Adobe RGB色域対応のものを使っていますので、メインモニタとサブモニタで色域の差を大きく感じていたのが、そこまで違和感はなくなりました。
写真編集でなければ、十分使えるモニタです。

DP1.4→HDMI2.0入力でHDRも使えた

S2721Qは、3万円代前半のモニタながら、HDR10に対応しています。この6倍高価なメインモニタ、EIZO ColorEdge CS2740もHDRに対応していません。更に高価なCS2740-Xという映像制作向けで対応していますが、更に効果です。パネル自体同じなはずで、なぜ作り分けをしたのか…。

HDRは、Windows10側で設定することと、S2721Q側でもHDR入力をONにすることで対応します。
その辺りは、今度のレビューで書きますが、HDR設定にすると、輝度調整ができなくなり、輝度も最大になってしまうため、通常のPCモニタとして使う場合は、眩しすぎるので、HDRコンテンツを楽しむときだけONにする、といった感じですね。

なお、S2721QのDisplayPortはVer1.2の仕様で、規格上Ver1.2はHDRには対応していません。
が、説明書にも、HDRはHDMI入力時に限る、といったような記述もないので、そのうちネイティブなDisplayPort接続で、HDR表示できるか試してみたいと思います。

10bit表示できていない!? 8bit + FRC表示?

DELLのHPには、最大表示色:10.7億色と書かれていて、つまり各色10bit表示に対応しているはずなのですが、ELSAのHPにある10bitのPSD形式のファイルをPhotoshopで表示させると、ColorEdgeは10bit表示できていて、同心円が見えないのですが、DELLの方は同心円が見えてしまいます。
これってS2721Qは10bit表示になっていない!? 調べると、大抵のモニタは10bitをネイティブに表示できなくて、8bit+FRC(Frame Rate Control)という、擬似的な10bit表示が多いようです。
詳細はEIZOのHPにも書かれていますが、フレームごとに表示の明るさを変化させることで、その中間の明るさを出しているようです。
安価なモニタなので、S2721Qもそんな感じなのでしょうね。


納期を待てるなら、コスパの高いモニタ

正直なところ、サブモニタはとりあえず表示できていればいい、位にしか思っていなかったけど、まず4Kの解像度の快適さは大きいです。

特にデュアルモニタ環境、かつWindowsでメインとサブモニタの解像度が違うと、ソフトのメニュー表示サイズが小さすぎる、あるいは池大きすぎると行ったことや、スケーリングがうまく行かず、文字が滲んだりすることがあります。Macだとそういう不都合は基本怒らないようですが、Windowsも改善されたとはいえ、完璧ではありません。
今回、同じサイズの同じ解像度のモニタにしたことで、ソフトを立ち上げたときのウインドウの位置やサイズがばらつくといった不具合も出なくなりました。

3万円強で、ここまで快適になれるのであれば、迷わず4Kモニタでしょう。文字やメニューサイズは、スケーリング設定でなんとでもなりますしね。私は125%で使っていますが、標準だとそれより大きくスケーリングされるようです。
色味も悪くないですし、3万円のモニタもここまで来たかといった感じですね。
大昔なら(20世紀末)、3万円で買えるモニタといえば、17インチのCRTモニタでしたから、時代は変わったものです(しみじみ

ただし、S2721Q、納期は最低1ヶ月以上かかると見てよく、根気良く待てる方向けです。ただ、他のメーカーのモニタも、現在在庫切れがほとんどなので、そこも品不足は同じようですね。

【豊島屋酒造】NEW RAINBOW 貴醸酒 無濾過生原酒

貴醸酒とは何か? 分類上は日本酒ですが、通常は仕込み水を3段階に分けて入れる過程の最後の段階で、仕込み水の代わりに日本酒を使います。
これによって、より濃厚な酒となり、かつ通常の日本酒よりもアルコール度数が高くなることで、酵母菌が死滅し、糖をアルコールに変える働きが弱くなります。結果的に濃厚かつ甘い日本酒が出来上がります。

この製法で「貴醸酒」を名乗れるのは、貴醸酒協会に入っている蔵元だけなのだそうです。

ということで、今回は屋守(おくのかみ)でおなじみ、豊島屋酒造の貴醸酒「NEW RAINBOW」です。直売でしか買えない、希少なお酒となります。

【豊島屋酒造】NEW RAINBOW 貴醸酒 無濾過生原酒

ラベルには2019-2020仕込みNo.08とあり、1年間寝かせたお酒ということですね。

貴腐ワインに負けない日本酒を、というコンセプトで作られた貴醸酒を豊島屋酒造が作るとどうなるか?
濃厚な米の甘みがぐっと引き立っていますが、適度に酸味もあり、濃厚な南国フルーツのような味わい。でも、後味に日本酒らしいどっしりとした辛さもあり、決してただ甘ったるいだけのお酒ではないですね。そういった意味では、ほかの貴醸酒よりも、やや日本酒らしさも残しています。

【豊島屋酒造】NEW RAINBOW 貴醸酒 無濾過生原酒

日本酒度は-43と超甘口ですが、口あたりが悪くないのが持ち味ですね。

ちなみに、豊島屋本店ブランドでは、貴醸酒は定常販売されています。ゴージャスな瓶が特徴です。


この日は1本目は瓶ビール。なぜ瓶かと言うと、妻がもらったビール券が、瓶ビールの引換券だったららしい。

アサヒスーパードライ TOKYO 2020 OFFICIAL BEER

東京五輪の公式ビールなんですね、スーパードライ。瓶で呑むと、感より美味しいのはなぜだろう?

Nikon D810でおかしな画像データがあったので、CFカードをチェクしてみた

メインのカメラはNikon D850ですが、D810も現役で使っていまして、むしろ家の中で撮影する分には、D810のほうが撮影枚数が多かったりします。
物撮りに酒撮り(笑)に、ときにマクロ撮影と、何かとまだまだ出番はありますね。さすがにこの世代から、撮って出しでも十分なJPG品質ですしね。

ところで、家庭内スナップしていて、こんな写真が撮れてしまいました。

殆どが真っ赤な写真

ナンジャコリャ? 実はこういうおかしな写真が撮れたのは2回目です。

考えられるのは、

  1. メモリカード不良(このときのCFカードはSandisk Extreme PRO 64GB 160MB/s
  2. カメラ内のメモリカードの接点不良
  3. カメラ内の画像処理の不良

といったところですが、まずは簡単に調べられるメモリカード不良のチェックツールで、CFカードの状態を調べてみました。買ったのは2014年8月、もう6年半以上使っていますからね。

メモリカードのチェックツール「Check Flash」

ウクライナ製のチェックツール「Check Flash 1.17.0」を使ってチェックしてみました。
ウクライナ製のソフトですが、日本語表示にも対応するのでご安心を。

ご覧の通り、チェックツールではエラーは検出されませんでした。
カード自体に、今のところ不具合はなさそうです。ただ、症状としては2回めなので、とりあえずこのカードは古いのでサブに回します。

去年のちょうど今頃、東芝の1000円で手に入れたCFカードをもっているので、今回これを気に、メインのカードをバトンタッチして様子を見てみます。
同じ症状が発生するようなら、カメラ側の不具合なので、修理するか…となりますが、Nikon Z 9も発表されて、迷うところですね。Zマウントのレンズはぜひ使ってみたいですし。

【府中誉】渡舟(短稈) 純米吟醸 五十五

百里基地の帰り、時々寄るお持ち帰りの焼き鳥屋さん。安くて美味しいのいです。

やきとり「元広」

どうです? こおお値段、こういう価格はなかなかないでしょ?
ここで焼き鳥を注文して待っている時間で、ちょいと歩いて、前から目星をつけていた酒屋に行ってみました。

スマホで撮って、指が入っちゃった写真もありますが(笑)、この大山酒店で買ってきたお酒をご紹介。ちなみにPayPay払いもできます。

【府中誉】渡舟(短稈) 純米吟醸 五十五

百里基地のある茨城県小美玉市のお隣、石岡市の酒造、府中誉のお酒です。初めて買いました。

酒米は、茨城県の短稈渡船で、この酒の名前にもなっています。初めて聞きましたが、短稈渡船は、酒米ではメジャーな山田錦のご先祖に当たる系統なのだそうで、茨城の研究所に保管されていた種籾から復活栽培したのだそうです。
つまり、古くから酒米として使われている品種なのですね。

精米歩合は55%と結構削っています。アルコール度数は15度。

開栓すると、火入れはしているものの、限定的とのことで、ごく僅かにガス感あり。
香りはほのかに漂います。
まず驚かされたのは、想像よりもフレッシュなりんごの甘味と酸味を感じ、適度な苦味もあります。実はもっと古典的な日本酒の味を想像していたので、良い意味で驚いた次第。
後味も切れが良くて、食事と合わせても全く違和感なく、食中酒として最適です。

【府中誉】渡舟(短稈) 純米吟醸 五十五

いやはや、よく通る石岡市にこんな酒があるとは。恐らく地元流通が殆どで、北関東あたりにしか出回っていないのかな? 東京では見かけたことがないので、こういうご当地のお酒、ご当地で買うべきお酒ってのがあるわけなんですね。
日本酒の面白いところです。

先程の大山酒店、他にもいくつか銘柄があり、どれ呑んだことがないので、今度また買ってみようと思います。やき鳥とともにネ。

【神亀酒造】神亀 SWEET SQUASH

埼玉の酒造でも一目置かれると言われている神亀酒造。神亀ブランドのお酒は、どちらかと言うと辛口のものが多い印象ですが、その神亀から、シュワシュワ系のお酒が出ているなんて知らなかった!

【神亀酒造】神亀 SWEET SQUASH

以前活性にごりは呑んだことがありますが、こちらは英語表記のSWEET SQUASH、ちょっと堅物なイメージが有る神亀なので、こういうお酒は、なんとも神亀らしからぬ感じです。自分が知らないだけなんでしょうけど(笑

「開栓注意」のラベルが蓋に貼ってあるように、瓶内活性のお酒です。十分冷やして慎重に開けました…うん、吹かなかった。そこまで活性していませんでした。
ただ、瓶内活性のお酒、個体差が大きいので、油断していると吹き出しますから、十分注意して、ゆっくり栓を回して、少しずつガスを抜いていきましょう。

ラベルには情報は少なく、HPを見ても、酒米は日本酒のスタンダードとも言える山田錦を使っているくらいしか分かりません。
とある販売店のHPによれば、精米歩合は55%と、割と削っているお酒のようです。
ちなみに、私の買った瓶は、製造が2020年4月とあり、少し寝かせてあったお酒です。

注いだ瞬間はシュワシュワですが、少し置くとこんな感じの活性にごり系

シュワシュワは割と早く落ち着いた印象。
香りは仄か。口に含むと、爽やかなぷちぷちとしたガス感に、程よい米の甘み、そしてにごり系の苦味、最後に神亀らしい辛さも少しあります。余りキレずに、程よく後味が残ります。

アルコール度数は13%とやや低めのため、辛さもどっしりと言うよりは、味わい深い適度な辛さ、と言えるかな。

神亀、なんとなく「ひこ孫」など辛口系の燗に合うお酒が多い印象でしたが、こういう新亀もあるなんて!
まだまだ知らないお酒、たくさんありますね。

2015年2月27日の百里基地から

今からちょうど6年前の百里基地。
当時のカメラは、Nikon D810、まだレンズはAF-S 70-200mm f/2.8G ED VRIIに、テレコンのTC-20EIIという組み合わせでした。
今見ると眠い絵が多いのは、やっぱりテレコンの影響ですね。

D810は連写速度が秒5コマと遅かったが、DXにクロップすると秒7コマになった。それでも、以前に使っていたD300より遅かったけど、さすがに画質はD300より良くなった。

時代はミラーレス全盛期となったけど、ヒコーキ界隈、最近チラホラSONYのαも見かけるようになってきたけど、相変わらず一眼レフ優勢。
やっぱり光学式でダイレクトにファインダで見えるほうが、コンマ何秒の世界では、まだ優位なのかな?
とはいえ、α9シリーズやα1のように、ブラックアウトフリー撮影できるのが一般的になれば、いよいよ一眼レフも引退なのかな>

2015年といえば、まだまだファントムが元気に飛び回っていた頃で、305SQの梅組F-15J/DJも配備されていた時代です。逆に、まだケロヨンファントムの301SQはまだ百里基地ではなく新田原基地でした。

6年も前ともなると、もう一昔前な感じが出てきますね。

【協同商事】COEDO BREWERY 伽羅 -Kyara-

酒ブログへようこそ(笑
いや酒オンリーじゃないのですけどね。埼玉といえば小江戸、COEDOのコエドビールなのであります(唐突

地ビール、うまいのですが高い、高いから売れない、味が独特、この悪循環で廃業する地ビールも多いのですが、その中ではコエドビールは成功した部類と言えます。
単なる観光の目玉として売っていた地ビールは、味も未熟で多くが廃れてしまいましたが、COEDOは真摯にビール作りに取り組んだ結果、地ビールを脱却して、クラフトビールとして醸造に取り組んでいます。地に足のついた醸造を行うには、単なる観光産業の中の地ビールというのでは駄目なんですね。
COEDOのビールは、しっかりと作られたクラフトビールながら、比較的買いやすい値段設定なのも魅力です。海外産のクラフトビールは、輸入だけに輸送代が乗って、地元で買う値段の倍以上することもありますが、国産なら、そこまで高価にはならずに済みますしね。

コエドビールの伽羅(Kyara)は、やや深みのある色で、香りはコエドビールに共通する豊かで華やかなアロマホップの香りです。
アルコール度数は、ビールでは平均的な5.5%です。

鮮度が良いですね。とてもフレッシュな味ながら、ビールらしく苦味もしっかりあって、後味はスッキリ切れる印象です。
個性的な味、というよりも、これがしっかりと麦芽とホップで作ったビールです、という王道を行っていますね。

たまにはちょっといいビールの味わいを楽しむのも良いですね。
サイボクのソーセージとともに頂きました。

【合同酒精】電気ブラン 30度

去年神谷バーの売店で買ってきた電気ブラン(電氣ブラン)は、現在アルコール度数が40度と30度の2種類があって、今回は30度の方を開けてみました。

【合同酒精】電気ブラン 30度

お店の方曰く、味は一緒で、アルコール度数のみ違うということでした。
当然ながら、アルコール度数の低い30度の方は、度数が低い、ストレートでも飲みやすい感じですね。
電気ブラン独特の、香草やブランデー、ワインなどがブレンドされた独特の味わいはそのままに、オンザロックでの飲みやすさはこちらのほうが上ですね。って当たり前か(笑
40度の方は、何かで割って呑みたくなる感じでしたが、こちらはロックか、水割りが良い感じでした。

電気ブランの歴史によれば、1893年(明治26年)に誕生した電気ブランのアルコール度数は45度と高めで、その後1958年(昭和33年)にアルコール度数を30度に下げたそうです。
1983年(昭和58年)に、40度の電気ブランを追加し、現在に至っている、非常に歴史の長いリキュールなんですね。

【合同酒精】電気ブラン 30度

なんだか浅草に行きたい気分ですが、このご時世、ぐっとこらえて、もう少し状況が改善されるまで待ちましょう。
神谷バーにも一度行ってみたいです。昼から電気ブランとつまみで1杯やりたいです。