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【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

サンクゼールで、お安くなっていたので買ってみたスパークリングワイン。
寿司に合うという触れ込みのワインです。

【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

寿司に合うとか書いていますが、自宅で寿司なんて食べないしなぁ、ということで、娘が好きなアヒージョと組み合わせ。

【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

ロゼワインと赤ワインのブレンドみたいです。なので、色は純粋なロゼワインよりも若干濃い赤。長野県産のぶどうを使っているのは、サンクゼールらしいですね。

【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

ロゼと赤ワインをブレンドしたというだけあり、スパークリングと相まってスッキリとした口当たりですが、適度に辛さもあります。赤ワインらしいタンニンの渋みは程よく抑えられていますが、これもロゼと赤ワインのブレンドだからでしょうね。決してフレッシュ過ぎないのが持ち味ですね。
個人的には、純粋な赤ワインより、白ワインが好みなので、このくらいの渋みであれば、赤でも飲みやすい感じです。
ただ、全体的に中途半端な印象もあるかな、もう少し、特徴が欲しい気もします。バランスが良すぎるんですね。

ワインは全く詳しくないですが、あまり飲んでないからなんだろうな。種類が多いですしね。
ま、ワインは素人らしく、それっぽいのを買ってみて飲む、というスタンスで良いかな。収集しだしたらキリがないですし。

【島崎酒造】東力士 純米酒 超特濃にごり酒

またまた栃木のお酒です。実はこちら、妻が購入したもの。最初に私が四合瓶を入手して飲んだところ、妻が偉くお気に入りになってしまったようで、再購入しました。しかも一升瓶で。

【島崎酒造】東力士 純米酒 超特濃にごり酒

にごり酒だけに、ラベルはゴリラ(笑

島崎酒造の東力士ブランドのお酒は、栃木時代から認識していましたが、当時は今ほど日本酒を飲んでいなかったので、買ったことはなく。東力士ブランド初めて購入のお酒が、メーカーさんの独自製法実験酒第二弾。これはぜひ定番のお酒も買わないとですね。

【島崎酒造】東力士 純米酒 超特濃にごり酒 独自製法実験酒第二弾らしい

にごり酒は、醪を濾す際に、目の荒い袋やフィルタを通すことで、澱の一部も混合した状態となります。このため、白濁したとろりとしたお酒になります。
よくスーパーなどで見かける、大手酒造のにごり酒は、その中でもかなり目が細かい袋を使っていて、澱の成分は相当細かくなっていて、あまりとろりとした感触はありませんが、東力士のこのにごり酒、かなり目が粗い袋を使っているのか、相当とろりとした感触です。

そのせいか、日本酒度はなんと-63!これはもう澱がかなり多いからでしょうね。日本酒度がマイナスになるほど糖分が多く、甘いお酒と言われていますが、日本酒度は、水とお酒の比重で計測するため、実際には澱の成分が多いと、この比重も大きく変わってくるはずです。つまり、-63だからといっても、甘すぎて飲めない、というわけではありません。

アルコール度数はあえて9%と抑えて、飲みやすさを追求しています。酸度0.9、精米歩合は70%で酒米銘柄は非公開です。
このお酒は火入れはしているようで、活性にごりではありません。

トロトロのお酒です

ヨーグルトドリンクのような感触ですが、酸味は程々で、米の豊かな甘味が主体。ですが押し付けがましいほどの甘さではなく、飲み飽きないギリギリの線を行っています。そして、口当たりは柔かく、後味も良いんが残りすぎることがないギリギリのバランスを保っています。
アルコール度数は低いので、スイスイ飲めてしまいます。四合瓶があっという間に空いてしまい、一升瓶確保に走ったわけですね。
いつまでも買えるお酒ではないので、買えるうちに買いたい。妻はまた買いたいと申しておりまして。

検索したところ、都内でも買えるお店はあるようですが、取り扱いは少なそうなので、今だけ限定ですね。


ところで島崎酒造、栃木県は烏山にあるのですが、戦時中の地下戦車工場跡を利用した洞窟のレンタルも行われています。また洞窟の見学、洞窟熟成酒の販売、オーナーズボトル(一定期間貯蔵してもらえる)の受付も行っているようです。
COVID-19が落ち着いたら、ぜひ行ってみようと思います。

【第一酒造】開華 特別純米 生もと 原酒

先日、第一酒造の量り売りで買ってきたお酒です。

開華 特別純米 生もと 原酒
【第一酒造】開華 特別純米 生もと 原酒

量り売りは、瓶を購入(2回目以降は洗った瓶を持っていって購入も可能)して、その場でタンクから詰めてくれます。なのでラベルはその場で貼るシンプルなものです。

開華 特別純米 生もと 原酒
【第一酒造】開華 特別純米 生もと 原酒

今回は生もと造りのお酒です。生もと造りは、日本酒の原点とも言える昔ながらの製法で、蔵付き、あるいは自然に存在する乳酸菌を取り込んで、酒造りに不要な雑菌を死滅させていきます。乳酸菌が雑菌を死滅させた後に、酵母菌を投入し、その中でも強い酵母だけが生き残って酒の元となる酒母となります。
酒母を作るのにもっとも時間がかかり、かつ腐敗などのリスクも高い製法ゆえに、他のリスクの低い製法が開発されると、生もと造りのお酒は少なくなりました。が、現代でも酒造りの基礎として、生もと造りを継承する酒蔵も増えてきました。
生もと造りのお酒は、一般的に酸味があり、全体的に力強い味となるものが多いですね。

酒米はラベルにはありませんが、別途お店でもらったチラシによれば、自社水田産の「ひとごごち」、精米歩合は59%です。
今回の量り売りは開華の「特別純米 生もと」の貯蔵用原酒です。原酒なので無加水、更に力強い味とのことです。

香りからして酸味を感じる、よく言われるフルーティとは対照的な伝統的日本酒の香り、なにかに例えるのは難しい…。

口に含むと、生もとらしい力強い豊潤な米の旨味、そして酸味が絶妙なバランスです。決してお互いが主張しすぎることなく、良いバランスを保っています。冷酒で飲むのがおすすめだそうですが、個人的には常温になった時に甘みがぐっと増して、辛さと甘さの更にバランスが良くなるのが好みです。
原酒ゆえ、酒蔵ではオンザロックで飲むのもオススメとしています。今度はロックで飲んでみようと思います。

開華、東京近郊ではなかなか売っているところがないですが、コレ良いお酒ですよ。COVID-19が落ち着いたら、佐野のアウトレットに行きがてら、第一酒造に寄るのも良いと思います。
アイスや甘酒、お菓子なども売っているしね。

購入から10年近いREGZA ZG2のタイムシフトHDDの改装を試みる

家電、人生の転機に買うことって多いですよね。
我が家のテレビも、ちょうど家を新築した際に購入したものです。現在栃木の自宅は、転勤で賃貸として、年末には10年目を迎えるのでメンテナンス(壁と屋根塗り)に入る予定ですが、家電にとっては10年は節目ですよね。だいたい不具合が出て、買い替えのタイミングですね。

10年前、タイムシフトHDDはテレビ内蔵だった

今や本家東芝の手を離れてしまって、ブランドのみとなったREGZAですが、当時は他社を抜きん出たマニアックなメーカーでした。
タイムシフトマシン機能は、HDDに最大6チャンネルの地上波放送を同時録画でき、過去にさかのぼって視聴できる機能です。録画忘れしても、タイムシフトのHDD内のデータが上書きされない限り、過去にさかのぼって視聴することが出来ます。そのため、チューナーも多数積んでいて、我が家のREGZA ZG2も、タイムシフト用に6チューナー、裏録画用に2チューナー、通常視聴用に1チューナーという構成で、当時としては相当な高性能機でしたね。当時、スマホアプリとも連携できましたね(現在アプリは公開終了)。
妻はこのタイムシフトを気に入って、よく使っていました。

ZG2 SERIES 〈レグザ〉の最高峰。タイムシフトマシン搭載。プレミアムハイエンドモデル 55V型・47V型・42V型
購入投資はCELL REGZAを超える画質と高機能も売りだったZG2シリーズ

が、HDDは寿命があります。録画用のHDDは、テレビ購入4年でクラッシュして、延長保証交換しています。
逆に稼働率の高いタイムシフト用HDDは、壊れることなく使い続けられてきました。が、去年から、タイムシフト録画を再生しようとすると、再生できない不具合が。HDDを初期化してみても、6チャンネルのうち3チャンネル分が再生できなくなってしまいました。

REGZA ZG2シリーズは、タイムシフト用に750GBのHDDを2台内蔵していて、HDD1台あたり3チャンネル分を録画しているようです。そのうちの1台がクラッシュしてしまったようで、3チャンネル分しかタイムシフト再生できない状況でした。

現在の殆どのテレビは、録画用HDDは内蔵ではなく、USB接続の外付となっているのは、恐らくHDD内蔵時代、不具合修理が多かったせいでしょうね。HDDの管理は個人でやってね、となったのもうなずけます。外付けなら、クラッシュしても自分で交換できますから。

単純にHDD交換しても初期化出来ないZG2

さてREGZA ZG2シリーズですが、内蔵HDDを単純に交換できない機種です。これまで、いろいろな方が交換にチャレンジし、失敗してきました。というのも、単純にHDDを入れ替えても、テレビ側がHDDを認識しないのです。どうやら、内蔵HDDには特殊なパーティションと記録方法が用いられていて、それがないと、テレビ側で初期化しても、初期化に失敗するようです。

既にメーカーも去年(2020年)の時点で、販売から時間がたった機種なので、修理対応不可との連絡がありました。まあ4K の時代ですしね…。

ところが、2021年に入って、価格コムの掲示板に、HDD改装成功の書き込みがありました。そんなわけで、自分もチャレンジすべく、ジャンクのHDDを調達。

ジャンクのWD7500BPVT 750GB 2.5in HDD

REGZA ZG2の内蔵HDD、耐久性の低い2.5インチのHDDなんですよね。恐らくスペースの関係でしょう。
ジャンクのHDDも同じ750GBを購入。これがネットではなかなかないし、あっても妙に高かったりだったので、これは秋葉原のジャンクショップで購入。

ジャンクのWD7500BPVT 稼働時間も少なく問題なし

HDDの状態も、CrystalDiskInfoで調べたところ、仕様時間も344時間と少なく、問題なく使えそうです。

まずはZG2のタイムシフトHDDを取り出してみる

価格コムの掲示板の情報では、まず元のHDDのデータダンプが必要とのことなので、幸い片側のHDDは生きているので、これをコピーすることに。
ではテレビの外装を外します。
※ブラウン管テレビほど危険ではないですが、部分的に高圧がかかっています。技術者以外は真似しないように!

きったねぇ!

10年分(録画HDD交換時に清掃しているとすると6年分?)のホコリがぎっしりです。特に空冷ファンは見るも無残にホコリで埋まっています。デジタル時代になって、テレビもいわばパソコンと同じ。空冷ファンが付いていても、ホコリが後も堆積しては、冷却もままならないでしょう。よく動いていたなという印象。これだもの、10年も経てば、不具合も発生しておかしくないです。
まずは清掃から入りました。これだけでも、裏蓋を開けた価値がありますね…

液晶パネルはLG製、今やLGパネルが世界を席巻しています。日本がブラウン管とプラズマに固執した結果ですね。有機ELパネルも、LGが優位に立っています。
HDDはタイムシフト用の日立の2.5インチ 750GB HDDが2台、重ねて設置されています。何故重ねたのか…コレでは奥のHDDは放熱厳しいですね。

取り外したタイムシフト用HDD 日立HCC547575A9E380

かつて日立もHDDを生産していました。懐かしいですね。その後HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)となり、さらにWD(ウェスタンデジタル)の参加となり、今はHGSTブランドのHDDは消滅してしまいました。
さて外した2台のどちらかが不具合なので、調査してみます。

あれ、2台共読めています。1台はクラッシュしたかと思いきや、代替処理済みのセクタは出ていますが、これは読み書きできないセクタを飛ばしているので、現時点では使えているとうことになります。
ということは、このHDD、近い将来本当にクラッシュして読めなくなる可能性はありますが、現時点では読めているようです。

未割り当ての128MBにモデル名やシリアル情報などが書かれているらしい

やはり特殊な書き方をしているっぽいことは、HDDのパーティションが区切られていない領域に、モデル名やシリアル情報を参照している領域があるようです。しかし、面倒なことをしてくれるものですね。

工場出荷時設定で復活

というわけで、今回はあえてHDDは交換せず、そのまま戻して、工場出荷時設定にテレビを初期化してみました。設定を一からやり直したところ、問題なく両方のHDDでタイムシフト録画が出来ているようです。
時々再生までにもたつくのは、恐らく代替処理済セクタのあるHDDが、やはり不調と思われます。そう長くないうちに、本当クラッシュするかもしれないし、このまま使えるかもしれない。
どちらのHDDも、使用時間は5万時間近くに達していて、熱耐久の厳しい2.5インチHDDとしては、そろそろ寿命が来てもおかしくない頃です。

HDDの寿命は、はっきり言って運次第ですから、とりあえずはこのまま使って様子見したいと思います。自分は殆ど今テレビを使わないですし(子どもたちがメインかな)。

とりあえず、今回は改装せず終わりましたが、今後クラッシュした際に、価格コムの情報を元に、改装してみたいと思います。HDDも買ってあるしね。

我が家のアサガオがやっと咲いたのでタイムラプス化した

去年もやっていましたが、去年採取した種でまたアサガオを育ててみました。
今年は我が家のアサガオ、成長が遅く、5月ぐらいに発芽したアサガオの芽は途中で枯れてしまって、諦めた頃に遅く生え始めた芽が成長して、やっと蕾ができました。

今回のタイムラプスは…失敗しました。絞り、絞ったつもりが開放になっていたようです。

風も強くて、ブレブレのコマで動画生成したので、全体的に4K編集したのにボヤけてしまいました…。しかも絞り開放になっていたので、被写界深度も稼げていません。
今回は失敗ですね。備忘録として残しておきます。
風のない日に、ちゃんとライティングして撮らないとですね。

素材に使った写真。ボケてますね…。そりゃ絞り開放だもんね。コントラストが薄いのは、動画編集時の調整のため。測光はハイライト重点測光を使っています。色域はAdobe RGBです(上の写真はsRGBに変換しています)。

今度はもう少しうまく撮れるといいな~
そんなこんなで夏休みももう中盤。

【KIRIN】SPRING VALLEY Dyadream

のんびり過ごす夏休みです。
KIRINの通販サイト、DRINXで購入したクラフトビール、3種類目はこちら。

【KIRIN】SPRING VALLEY Dyadream

SPRING VALLEYシリーズはクラフトビール…と思っていましたが、こちらはラベルの下をよく見ると、発泡酒となっています。
アルコール度数は5%とやや低め。

発泡酒となっている理由は、柚子ピールと山椒を添加しているため、酒税法上ビールとはなれないためのようです。

色は薄めで爽やかな色

注ぎました。濁っていますね、色は薄めです。
非常に豊かで、かつ爽やかで甘そうな香り。ビールっぽくないですね。
苦味はほとんなく、かなり甘めのビールです。先に柚子ピールの爽快な酸味と甘味が出て、後味に山椒が効く感じでしょうか。濁っているので、クラフトビールらしい濃さはあるので、決して一般的に売られているような発泡酒のように、軽口ではありまぜん。全体的に後味はさっぱりして、かつ山椒のピリリとした辛さがあるので、暑い夏にぴったりです。
いかにも女性ウケしそうなビールで、妻は美味しかったようです。
Yamaroはというと…ちょっとビールとしては甘いかなぁ。苦味が少ないので、もう少し苦味があると良いのですが。

とはいえ好きない人ははまりそうなビール(発泡酒)ですね。

SONY MDR-1ABTのイヤーパッドがまた破れたので交換した(2回目)

先日、2回目の頃なワクチン接種を済ませたわけですが、2020年からのCOVID-19の蔓延により、この1年以上、通勤は自転車を使うようになり、電車通勤しなくなったために、Bluetoothヘッドフォンの使用機会もめっきり減ってしまいました。

そんな中、先月と今月、コロナワクチン接種のため、運よく予約が取れた東京は大手町の自衛隊大規模接種センターに行ってきましたが、久々にヘッドフォンを使ったら、なんと破れているではありませんか!

前回交換から2年たたずに破れてしまったイヤーパッド

ちなみに、前回の交換は2019年9月でした。2年持たなかったし、そのうち1年位は殆ど使っていなかったですからね…。

とにかく、使用頻度は低いけど、使う時は使うので、パッドを再交換します。前回は、Amazonで互換交換パッドを多く販売しているGeekriaの商品でした。

今回はさらに安い商品を見つけたので、ものは試しにと買ってみることに。早朝頼んだら、その日の夕方に配達されました。最近Prime会員でも翌日以降の配送が多かったので、珍しいですね。

今回はGeekriaよりも安価なパッドです。ブランド名はHuionedayという、聞いたことないところですね。

もっとも、こうした無数にあるAmazonで売れているチャイナブランド、作っている大本が一緒だったりすることが多いですしね。
価格は、ちょっと前まで¥1600だったのが、7月に一気に¥1000ちょっとまで値下がりしていました。

Keepaプラグインで価格推移を表示

パッケージは袋に入っているだけで簡素

届いたイヤーパッドは袋に入っているだけで簡素(AKHQCは販売店名のようです、暗号か?)

こちらが届いた商品。封筒を開けたらこんな感じで入っていました。
Geekriaとの比較では、あちらはちゃんと紙の箱に入っていて、パッドを付け外しするためのテコも入っていました。パソコン周辺機器で言うなら、リテール品とバルク品の違いですかね。
材質は、両者比較しても大きく変わる感じはないですね。

Huioneday のMDR-1ABT/1ADAC用のイヤーパッド

が、外したGeekriaのイヤーパッドと比較してみると、結構違うことがわかりました。

Geekria(左)と比べると、ヘッドホンに固定する耳がやたら大きい

イヤーパッドは、単純にヘッドフォン側のユニットの溝に、パッドの耳を押し込んで装着するのですが、新たに買ったHuionedayのイヤーパッド、この耳の部分がやたら大きいのです。これ装着できるのかな?
嫌な予感がしましたが、とりあえずダメ元で着けてみます。

ヘラでグイグイ溝に押し込んでいきます

案の定、入れづらい…
どこまで押し込めるのかもわかりませんが、とりあえずヘラでグイグイ押し込んでいきます。こんな感じなので、入り方は不均一になってしまいます。まあ値段なりかな…。

交換後 Geekriaのイヤーパッドよりも厚め


交換完了。千円程度なら、毎年交換しても、懐に優しいですね。
つけ心地は、Geekriaのパッドよりも厚みがある分、装着時の剛性感はありますね。音質的にはあまり変わらない気もします。
あとはどの程度の耐久性があるかです。Geekriaのも、純正には劣る感じだったので、このパッドもそんなに期待はできないですが…。まあ千円なら不満はないかな。次買うかと言われると微妙ですけど。

純正とサードのスピードライト i-TTL調光対決!

先月、SIGMAオンラインショップのアウトレットで、レンズとスピードライトを購入しました。
あれから1ヶ月、スピードライトのEF-610DG SUPERはすでに実戦投入して使っていましたが、レビューが出来ていなかったので、今回レビューしてみたいと思います。
せっかくなので、純正のスピードライト、Nikon SB-900と、サードのNissin Di866 MarkIIと比較してみることにしました。
どれもすでに生産完了しているので、今更比較するのもなんですが。

子供らが貼ったにぎやかなシールを背に(笑
左からNissin Di866 MarkII, Nikon SB-900, SIGMA EF-610 DG SUPER

何れもガイドナンバーの大きいフラグシップモデル

この3機種は、何れも各メーカーの販売当時のフラグシップ機で、ガイドナンバーも大きいのが特徴です。
Nikonはガイドナンバー(DN)を35mmレンズの照射角時で載せるので、カタログでは低めに見られがちですが、実際のところどうでしょう?

35mmレンズの照射角、ISO100でのガイドナンバーは、Di866 MarkIIが40、SB-900が34、EF-610 DG SUPERが36となります。この中はNikonが一番低めですが、実用上は大差ないかな、といったところです。

ちなみに、照射角が狭まるほど、DNは大きくなります。
105mmの場合、Di866 MarkIIは60、SB-900は49.5、EF-610 DG SUPERは61です。
ここまで来ると、NikonのGNの低さが目立ちますが、Nikonは105mm以上の照射角も設定でき、200mmの場合、GNは56となります。

Nikonデジタルカメラのi-TTL調光を3機種で比較

Nikonは伝統的に、スピードライトのTTL調光の精度に優れていて、フィルム時代から現代まで、その評価は高いかなと思っています。
TTL調光は、Through The Lensの頭文字で、レンズを通して調光することで、実際の撮影での精度を上げています。外部調光という、スピードライト側のセンサーを使った調光もありますが、これだと被写体の状況が反映されない、環境光での調光となるので、精度が落ちてしまいます。もっとも、カメラ固定であれば、被写体の状況に対する変動が少ないので、現在のTTL対応のスピードライトは、だいたいが外部調光に対応していますし、もちろんマニュアル発光も可能ですね。

固定被写体の場合は、マニュアル発光が実は扱いやすかったりします。しかもデジタルになってからは、結果がその場でわかるので、撮影状況を見ながら設定を変えれば良いので、フィルム時代よりも、スピードライトに対する敷居は下がったよう思います。
マニュアル発光しか出来ないスピードライトも、Amazonなんかで人気なのもうなずけますね。安くてもちゃんと発光できれば用をなすわけですから。

話を戻すと、TTL調光は、結婚式など常に移動しながら、状況が変化する環境で威力を発揮します。いちいちマニュアルで調整していられない場面では有効です。
純正は当然ながら、カメラとの互換性も高いわけですから、調光精度も良くて当然ですが、果たしてサードのNissinとSIGMAがどこまで制度が高いのかを比較してみます。

三者(三社)三様の作りと操作系

正面と違って背面は三者(三社)三様の作りになっている
左からNissin Di866 MarkII, Nikon SB-900, SIGMA EF-610 DG SUPER

背面のパネルと操作系は、写真でわかるように三者(三社)三様です。

SB-900とEF-610 DG SUPERは、大きめのモノクロ液晶ですが、Di866 MarkIIは小さめながらカラー液晶です。

操作系は、Di866 MarkIIは液晶画面を見ながら、基本は十字キーと中央ボタンで操作できて、見た目はシンプルです。

SB-900は、中央にダイヤルとOKボタン、別体のボタン、モード切替件電源ダイヤルで構成されていて、現行機のSB-5000に通ずる操作系です。

EF-610 DG SUPERは、一昔前の操作系と言った印象で、複数のボタンと電源スイッチで構成されています。

この中では、Di866 MarkIIが新鮮な印象ですが、現行のNissinのストロボ(Nissinはストロボと呼称しています)はカラー液晶は搭載せず、よりシンプルなバー表示になっていて、コストに見合わなかったのかもしれません。個人的には、このカラー液晶はTTL時にはシンプルに表示、マニュアルやワイヤレス時には細かく表示できて好きです。

面白いもので、発光部のヘッドのパンとチルト機構のロックも三者三様です。

Di866 MarkIIはロック機構がなく、フリーでヘッドが動かせます。これは、バウンスで縦位置や横位置撮影を短時間でこなす場合には便利です。もちろん固定できないという欠点はありますが、個人的にこの部分のロック機構は不要派です。

SB-900は1箇所のロック解除ボタンで、パンとチルトのロック解除が可能。また、パンは正面から左右どちらにでも180度回せます。これは便利です。他の2機種は、片側が90度までしか回りません。

EF-610 DG SUPERは、パンとチルト、それぞれにロック解除ボタンがあります。これが結構面倒で、同時に動かしたい場合は結構もたつきます。

付属品も違いがあります。

付属のスピードライトスタンド
左からNissin Di866 MarkII, Nikon SB-900, SIGMA EF-610 DG SUPER 用

3機種とも、赤外線ワイヤレス発光に対応しているため、スタンドも付属しています。

この中で一番頑丈そうなのは、右のSIGMAのEF-610 DG SUPERのスタンドで、リブもしっかり入っていて、三脚穴の周辺もリブを立てて剛性を上げています。実際、たわませても一番剛性感が高いです。

中央のSB-900のスタンドAS-21は、三脚穴が唯一プラスチックで、高価な純正スピードライトの付属品としてはいまいちです。

Di866 MarkIIのスタンドは、三脚穴は金属ですが、リブが少なめで剛性感は高くありません。

もっとも、スタンドは市販品含めて色々ありますから、付属品はあくまでおまけレベルなんでしょうね。

その他写真は載せませんが、SB-900はバウンスアダプターやカラーフィルター、フィルターホルダーもついていますが、他の2機種は付属していません。この辺りも、実売価格で差がついている所以でしょうね。

対決1:直射のTTL調光比較

それではいよいよ対決。被写体は大きめのぬいぐるみ。撮影距離は2m程度です。
内蔵スピードライトとの比較もしたかったので、スピード内蔵のNikon D810に取り付けてみました。レンズは、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDです。
いずれも、露出補正、調光補正なし、ホワイトバランスはオート、ピクチャーコントロールはスタンダードで撮っています。

意外にも、内蔵スピードライトが、個人的には一番好ましい結果となりました。
Nikonのi-TTL調光は、背景の明るさも加味して、またホワイトバランスのスピードライト・ボディ間の伝達なども行っているようですが、SB-900がやや青みがかったホワイトバランスになってしまいました。

Di866 MarkIIは、内蔵スピードライトに一番近い印象ですが、発光部の高さの関係で、内蔵よりも影が強めですね。

EF-610 DG SUPERは、被写体も背景も白に近いのにも関わらず、補正なしでもかなり明るめです。

直射の場合、内蔵スピードライトも捨てたものではないですね。内蔵スピードライトは、ワイヤレス発光の際のコマンダーとしても使えるので、個人的にD810を手放せない理由の1つとなっています。あると便利なんですよね。
というわけで、内蔵スピードライトに軍配が上がりましたが、次点でほぼ内蔵に近い結果が得られたDi866 MarkIIも、なかなか健闘したと思います。

ちなみに、サードの2社とも、撮影データ上では、スピードライトはNikonのSB-800と認識されます。

Di866 MarkIIもEF-610 DG SUPERも、NX StudioではSB-800と認識される

対決2:バウンスのTTL調光比較

個人的に、外付けスピードライトは屋内でバウンスを使う事が多いので、これが今回の対決の本題だったりします。
当然、内蔵スピードライトはバウンス出来ないので、ここでは外します。

SB-900とDi866 MarkIIがアンダーになってしまいましたが、逆にEF-610 DG SUPERは白飛び! それも部分的に飛んだのではなく、ほとんど真っ白になってしまって、明らかにおかしいです。もともと直射でも明るめですが、バウンスでは度を超えています。アウトレットでなく、正規価格で買っていたら突き返すレベルです。

Nikon SB-900は、ここでは青みがかっていません。実はSB-900、オートホワイトバランスでは、同じ被写体を連続で撮り続けると、色味が時々おかしい時があり、安定性がイマイチなことがあります。直射の写真は、そのイマイチに当たってしまったかもです。

バウンスの場合、何れもこの被写体、壁の白さなど加味すると、調光補正は必要ですね。
というわけで、補正した写真がこちら。

SB-900とDi866 MarkIIは、どちらもこれで適正(もう少し明るくてもいいかな?)な露出になったように思います。が、EF-610 DG SUPERは、-2.0に調光補正しても、まだ明るめです。一体どうしたことか?

結論、SIGMAのEF-610 DG SUPER、TTL調光ダメじゃん

身も蓋もない結論ですが、SIGMAはちょっとTTLでは使えないレベルです。
実はこの1ヶ月ほど、お酒など物撮り写真は、ほとんどがEF-610 DG SUPERで撮っていますが、TTL調光は常にフラッシュ側で-2.0EVの調光補正をし、それでも明るいのでボディ側でさらに調光しています。
D850でもD810でも同じ傾向のため、ボディ依存でもなさそうですが、TTL調光は、デジタルの場合、モニター発光(実撮影前の調光のための発光)でセンサ側の反射を、TTL調光センサが読み取って明るさを決定していますが、どうもEF-610 DG SUPERはこれが上手く行っていないのかもしれません。特にバウンス時がおかしいです。

SB-900やDi866 MarkIIは、バウンス時に「応用撮影:バウンス」と記録される

気づいたことがありまして、バウンス撮影した場合、SB-900やDi866 MarkIIは、撮影データに「バウンス」と記録されるのですが、EF-610 DG SUPERは、バウンスしても、この表示は記録されていません。
EF-610 DG SUPER自体は、バウンスさせると、背面の液晶もバウンス表示となりますが、これがボディに上手く伝達されていないような? そのせいで、調光がおかしくなっている可能性があります。

SIGMAは近年、安物サードレンズメーカーではなく、サードのレンズメーカーとしても一流、またLマウントやSAマウントのカメラも出し、カメラメーカーとしても躍進しつつあります。
ただ、昔から、SIGMAは純正互換のTTLスピードライト(フラッシュ)は出していますが、ほとんどその評判は聞かないし、周りで使っているという話も聞きません。
Nissinは連続発光に強いマシンガンストロボ(現MGシリーズ)はプロも愛用していますし、近年は安価な中華製フラッシュもよく見かけます。GodoxとかNeewerあたりは有名ですね。
そんな中、SIGMAのフラッシュは存在感が今一歩ですね。今回のこの結果が、不具合なのか仕様なのかは、この後SIGMAに確認してみます。

EF-610 DG SUPER、設計が古いせいか、まだフィルムカメラのTTL調光にも対応していますし(Nikon SB-800と同様)、DNも大きく、質感も悪くなくて期待していたのですが。

アウトレット品とはいえ、1年保証があるので、保証はきちんと使いたいと思います。

追記:早速Webから修理を申し込んで発送してきました。保証修理でも送料かかっちゃうのがなんともだね
※保証修理の場合は、着払いでとのメールが後で飛んできました。そういうのは申込時に表示して欲しいですね。

おうち航空祭!? オリンピック開幕でブルーインパルスが東京の空を飛んだ

COVID-19の影響で開催も危ぶまれていたオリンピックですが、賛否両論があるとはいえ、開幕しましたので、楽しめる部分は楽しもうと思っております。

航空祭が、昨年に引き続き、今年も中止となっている中、ブルーインパルスが東京の空で、カラースモークを使ったフライトを実施しました。

事前に公表されていた航路は、航空自衛隊のTwitterで公表されていました。

我が家は練馬区上空が見える場所なので、去年の医療従事者感謝フライトと同様、近くを飛ぶのかなとは思っていました。
ただ、去年は結局、家の近くを飛んだ際は音だけでよく見えず、都内で演目を行っている様子が、望遠レンズ越しにぼんやり見えた程度でした。
ともあれ、練馬上空を飛んでくれたらなぁ、という淡い思いで、ベランダにカメラをセットしました。

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-14EII

カメラは3台用意、D850には850mm相当の望遠、D810はズームのSIGMA 150-600mm、D3400にはAF-S 24-70mm f/2.8Eを取り付け。

ブルーインパルス、練馬上空に到達

同時に無線を聞きながら、都内で雲の状態をチェックするヘリからの状況を聞いていました。残念ながら、結構雲が多く出ていたようですね。そして、入間基地を飛び立ったブルーインパルス、いよいよ練馬上空を通過するか!? エンジン音が聞こえてきました。

来たー!しかも今回は割と近場を飛びました!バッチリ見えました。
これはおうち航空祭状態ですね!

今回展開したブルーインパルスの機体は、全12機で、6機編隊X2の構成です。この内、それぞれのチームの先頭を飛ぶ1番機は、ブルーインパルスのカラーではない通常カラーのT-4練習機でした。
これは、元々現在ブルーインパルスの機体として割り当てられたT-4練習機は全部で10機しかないからです。
そしてその10機全てが飛び、不足の2機を通常塗装のT-4が飛んだことになります。

この編成は、知っている限り、過去にはなかったことで、まさに五輪特別編成でしょう。
通常、ブルーインパルスは6機で運用されます。近年は、2019年に発覚したエンジン不具合の改修の影響で、エンジンが不足したため、4機編隊での運用となっていましたが、おそらく今回のために、全期機体を復活させ、さらに2チーム構成としたことで、トラブル発生時にに対しても万全の対応をしたことになります。
練馬上空を何度も旋回していたので、メインチームのトラブル発生時の代替対応だったのでしょうね。

2チームが練馬上空で合流後、1チームは都心へ向けて移動しました。
いやはや、こんなにたくさんのブルーインパルスが飛んでいるシーンを見るのは、後にも先にもないでしょうね。

待機組のブルーインパルスは、何度も練馬上空を旋回、おかげで、存分に楽しむことが出来ました。
ありがとう!

都心の演目、五輪の輪は見逃した…

上空を飛ぶブルーインパルスに気を取られているうちに、都心で演目を行ったブルーインパルスは、ほぼ見られずじまいでした。
気がついたら、五輪の輪を描ききって、輪が消えかかっているところだけ見えました。

消えかかった五輪の輪がかろうじて見えた

よく見ると、機体も点で写っていましたが、いやはや五輪の輪は見れなくて残念。ただ、今回風もあったのか、割と早く輪が消えてしまったようですね。こればっかりは天候もあるので、どうしようもないです。でも、カラースモークは見えました。

そして、演目を終えたブルーインパルス、入間基地に向けて戻る途中に、カラースモークを引いてくれました!

入間基地に戻るブルーインパルス、カラースモークを出す

あまりに遠方なので、陽炎でぼやけていて、色もあまりはっきりしないけど、とにかく見えました。
個人的に、カラースモークのブルーインパルスは、1998年に初めてブルーインパルスを見たとき以来(1999年以降2020年までカラースモークは使用していない)なので、感動しました。
COVID-19が落ち着いた暁には、ぜひ各航空祭でもお披露目してほしいですね。


そんなこんなで、おうちのベランダ航空祭は終了しました。こんなに楽しめたのは久しぶりだな~。

あまり成長しない我が家のアサガオをタイムラプス化

細々と続けているインターバル撮影で、ベランダのアサガオを取り続けるシリーズ(シリーズ?)。

この1ヶ月、Nikon D810はベランダに出しっぱなしです。シャッターカウント数は22万を超えています。オーバーホールするか迷いどころです。Z 9の出方も気になるし。ただ、こうした撮影にD810は重宝するんですよね。

うちのアサガオ、ベランダは南側ですが、マンションなので、陽が直接差し込みにくいせいか、どうも成長が遅いです。
もうこの時期なら、蔦も伸びていておかしくないですが、まだ葉っぱの段階です。これから梅雨があければ一気に成長するのかな?

10分ごとのインターバル撮影から生成しました。
PCがパワーアップしたので、Davinci Resolveでの書き出しも速くなりましたね。
ただ、GPUがQuadro P2000というのは少しネックかも知れませんね。かといって、GoForce RTX 3xxxを入れるほどの予算もないし、ガチでやるわけでもないし。