「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」タグアーカイブ

一気に桜が開花したので光が丘公園で花見をしてきた

今週末一気に桜が咲いた関東、次の週末はもう散りそうな感じなので、妻と2人で光が丘公園に行ってきました。流石に中は花見客でごった返していましたね。

久しぶりの魚眼レンズも。なかなか作画が難しいですね。

AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D

カメラがZ8なので、今回持っていったAI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8DAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dはモータ非内蔵レンズはAFが使えません。
ただCPU内蔵レンズなのでフォーカスエイドが使えるのと、ミラーレスなのでフォーカスポイントを中心に拡大表示できるので、スナップなら問題ないな。
こういったレンズでAFが使えると便利なんだけどなぁ…。焦点工房のモータ搭載マウントアダプターがまともに使えるようになってくれれば。
しれっと純正出してくれないかな?

同じ桜でも光の当たり方や品種で色が変わりますね。ぶっちゃけ同じ品種でも、太陽が当たるか日陰か、順光か逆光下でも色味が変わってきますね。そこか面白いところでもあり難しいところでもあります。

ほんの2時間程度でしたが、妻と一緒に見られてよかったかな~。

ホンダの青山ビルが建て替えということで見に行ってきた

事務用鉄筋コンクリートビルの法定耐用年数は50年とされています。
1985年8月に完成したホンダの青山ビルは、まだ築年数40年に到達していないのですが、この春でその役割を終えて建て替えるのだそうです。
ええっ、もったいないな~。今のビルは取り壊して、2030年頃に新しいビルに生まれ変わるのだとか。

Hondaの青山ビル

ということで見に行ってきました。個人的にも何度か来たことがある場所です。
実は地上17階建てと、それほど高いビルではないんですね。

初めて来たのは2003年、高校の同期のT氏と来ました。当時はアコードユーロR欲しいなぁとか言っていた時期で、結局2人ともその後買いました(笑

昔ASIMOが踊っていた大型スクリーンの前のステージは、今はなくなってしまったようですね。

Honda 0のシャシーとASIMOが映るスクリーン


ここではよくイベントなども開催されていたと思いますが、何でステージなくしちゃったんでしょうね?

で、今回もそのT氏と来てみました。彼と来るのは23年ぶりだ!

T氏、もう家族の意向でお金があっても絶対買えないシビックType R

お互い今は家庭を持ち、アコードユーロRも降りています。T氏はもうMTでマフラー左右出しの車には奥様の意向で乗せてもらえないそうです(笑) EV買うしかないですかね。お互い歳を取りました(笑) やっていることは変わりませんが。

自分の年齢より若いビルとはいえ、それだけの期間ですからいろいろな歴史が詰まっています。
まだ本田宗一郎が存命だった時に建てられたビルですが、いよいよそのビルの一般公開されているウェルカムプラザ青山も2025年3月いっぱいで一旦閉館です。

スーパーカブやMOTO GP、F1などのミーティングイベントもたくさん行われたこの場所もいよいよラストです。3月は別れの季節ですね。
ASIMOもいましたよ。動いて!

夢、ありますか?

DREAM、Hondaっぽいですねぇ

ニコンプラザ東京で3種類のNIKKOR Z 35mmを試してみた

週末土曜日、久しぶりにニコンプラザ東京に行ってきました。じっくりレンズを試せますからね。

試したかったのは、新しいNIKKOR Z 35mm f/1.2 Sです。何せ、これの光学設計者は50mm f/1.2 Sと同じ方のようですからね。
そして普段使っているf/1.8 Sとの比較もできました。

サイズ感がほぼ同じf/1.4とf/1.8 S、その倍近い全長のf/1.2 S

同じ35mmが3種類も! Nikon Zマウントで最初に発売されたf/1.8 S、その後f/1.4とさらに明るいのにコンパクトなレンズが登場(ただし非S Lineレンズ)、そして今回NIKKOR史上もっとも明るい35mm f/1.2 Sが発売されました。

では試してみましょう。後ボケと前ボケを比較してみました。いずれも各レンズの絞り開放です。手持ち撮影なので厳密な同じ構図ではないのはご容赦ください。

NIKKOR Z 35mm f/1.2 S

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

NIKKOR Z 35mm f/1.4

それぞれの特徴や個性がよく出ていると思いますね。

まずf/1.2 Sですが、大きく太いレンズながら、その大きさよりは重量を感じませんでした。とはいえ重量は1,060gもあり、これはf1.8 Sの370gの3倍近い重量です。普段持ちするには大きく重いレンズではあります。それだけに撮影に持ち出すには相応の気合は必要でしょう。
しかしの描写は圧巻で、前ボケも後ボケも見事です。35mmでここまでボケを出せるとは! 特に前ボケの柔らかさと非点収差のなさが見事です

次にf1.8 Sですが、3本の中で最もボケ量は少ない(当たり前)ですが、ボケの質感そのものは悪くないですね。2018年のZマウントカメラとともに発売された最も古いZマウントレンズではありますが、その描写力は健在です。そしてこの3本の中で重量や大きさ、価格と描、最もバランスが良いレンズであることも確認できました。f/1.2 Sはこのレンズの3.5倍もの価格です。f/1.2のインパクトは大きいですが、その価格差と大きさを考えると、このf/1.8 S配膳魅力のあるレンズだと思いますね。

最後にf/1.4です。このレンズのみ特に描写にこだわったS-Lineレンズではないので、名称末尾に「S」が入りません。ただf/1.4のは魅力でしょう。f/1.8 Sよりも少し安価なのも、どちらを買うか迷われている方も多いでしょうね。ただ、S-Lineではないので、例えばレンズにAF/MF切り替えスイッチすらなく、質感もS-Lineレンズより劣りますね。
ボケ量はf/1.4らしいのですが、そのボケの質がS-Line2本とは明らかに異なります。球面収差や非点収差による影響が見られ、ボケ方はやや古いレンズを思わせますね。特に写真右の前ボケが、非点収差によるものと思われるぐるぐるボケの傾向が見られますね。また、ライトの光のフチに色づきも見られます。
とはいえ、解像力そのものは良いですし、一眼レフ時代の基準だったら、まあこんなもんでしょうと言われるでしょうね。多分、一眼レフ用で最も明るい35mmだったAI Nikkor 35mm f/1.4Sよりもトータルでの描写は上でしょう。なのにAFで安いのだからびっくりですね。

この3本試せてよかったです。f/1.2 Sにあこがれを抱きますが、やはり普段使いしやすいのはf/1.8 Sだと再認識した次第でもあります。でもこの35mm f/1.2 Sはいつか欲しいし、50mm f/1.2 Sとも迷うところです。今となっては50mm f/1.2 Sの値段も決して高くないですからね。


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たまには35mmでスナップを

最近望遠レンズバカになってしまっていますが、自分の写真の原点は35mmレンズです。ってことで、望遠レンズ撮影の合間に撮ったスナップ。

地蔵塚

たくさんの小さなお地蔵さんが並んでいる斜面。片田舎のこの場所になぜこれがあるのか、いつからあるのかわからないけど、古そうなのは確か。
たまたまロケハンで入った場所にこういうのがふとあるのが面白い。

やっとNikonからN-RAWの使いこなしガイドが出た

Nikon Z 9が2022年4月のFW:Ver2.00で動画のN-RAWに対応して3年近くたちます。その後Nikon Z 8Z6IIIも対応しましたが、私含め、一般の素人にはまだまだ使いこなせていない、というのが実情ではないでしょうか?

今から四半世紀以上前にデジタル一眼レフが登場し、静止画のRAWファイルも一般に扱えるようになってはいたものの、2000年代前半はまだメモリーカードの容量が小さく、RAWで撮影するとすぐいっぱいになってしまう、というのもありましたが、当時はRAW現像できるソフトも有料のものしかなく、PCもまだスペックが低く、Nikonでは純正ビューアーで簡易的に補正できる程度でした。
それが今や、各社無料の純正RAW現像ソフトがあり、サードのソフトも充実するようになりました。おかげで、静止画におけるRAW現像は、ハイアマチュア以上にとっては当たり前のものとなりました。

動画に関しては、まだそこまでではないですが、少しずつ環境が整ってきてはいると思います。
Nikon独自の動画RAWであるN-RAWは、例えば4.1K60pで記録した場合、最高画質AppleのProRes RAWの半分、標準画質で1/4以下とデータを食わないのも魅力です。
※Nikon Z 9/Z 8は8.3K RAWはProRes RAWは非対応で、N-RAWのみ対応します。

とはいえ、カラーグレーディング、Logガンマ、LUT(ルックアップテーブル)など、何となく聞いたことはあるけど何だかよくわからないし、具体的に何をどうすれば…というのが1つにまとまっているページがなかなかないのが実情でした。
そんな中、やっとNikonが公式に使いこなしガイドのページを公開しました。

映像クリエイターのためのN-RAW使いこなしガイド

ただし、現時点でN-RAWに対応する動画編集ソフトはDaVinci ResolveEDIUS X Proに限られるのと、Nikon公式や多くのクリエイターさんが使い方を披露しているのがDavinci Resolveとなるため、実質的にN-RAWを扱うならDavinci Resolveとなります。

Davinci Resolveは無償版と有償版のSTUDIOがあり、無償版でもN-RAWでの編集が可能です。
無償版と優勝版の違いは大まかに以下の通りです。

  • 有償版が8K以上(32Kまで)、120pの書き出しに対応するのに対し、無料版は4K60pまで(無料版も8K動画の読み込みや編集は可能で最終書き出しが4Kまでとなる)
  • 無料版はノイズリダクションツールなど一部のエフェクトや編集機能が使えない(特にノイズ除去はRAW動画はカメラ側でノイズリダクション処理しないため、ソフト側でできないと高感度ノイズが残ってしまう)
  • 有償版はAIを使ったDaVinci Neural Engineを使用可能
  • 編集や書き出しにGPU性能をフルに活用可能(無償版は制限あり)

もちろん上に書いたこと以外にもいろいろと差はありますが、基本的に無償版でもN-RAWが扱え、4K60pまでの出力であっても、まだまだ8K表示環境がほとんどない現状では、無償版でもカラーグレーディング含め大抵のことは出来るため、十分高機能と言って差し支えないでしょう。
趣味程度なら無償版でほぼ賄えるはずです。

ただ、Davinci Resolveの無償版を3年ほど使ってみて、N-RAWを扱った際に有償版が欲しいなと思ったのは、ノイズリダクションですね
特に感度が上がる暗い場所でのN-RAW動画には、かなりのノイズがのってしまいますが、無償版ではノイズリダクションが使えません。これが結構痛いです。
有償版のDaVinci Resolve STUDIOを使っていない現状で、感度を上げざるを得ない状況では、カメラ内でノイズリダクションをかけてエンコードできるH.265やH.264といった圧縮動画、あるいは低圧縮でビットレートが高いProRes 422を使わざるを得ないです。
また、過去に74式戦車引退前に発砲炎を4K120pで撮りましたが、この動画は取り込めても60p扱いになってしまうようです。せっかくなので120pから60pのスローモーション動画にしたかったのですが…

有償版は一度買ってしまえばその後のメジャーアップデートは無料でできるほか、Blackmagicの製品に同梱されているものや、代理店割引もあるため、確認してみてください。
ガンガン編集する人なら買って損はないと思います。私みたいな素人がライトに編集するにはちょっと高価なソフトで二の足を踏んでしまいますけどね。価値は十分あると思います。


せっかくNikon公式の使いこなしガイドが出たので、それを参考にしつつ年始にとって未編集の動画を編集してみました。
Nikon Z 8 + NIKKOR Z 35mm f/1.8Sを使用、N-RAWで撮影。SDRで撮ったものをDaVinci Resolveで一旦N-Logに戻してからカラーグレーディングしました。
LUTにフリーのCrispAutumnを使用し、フィルムライクに仕上げました。が、60pで撮ってしまったので、出力も60pのままです。被写体に動きがないので、24pにしても良かったですね。

【埼玉】2007年以来18年ぶりに白岩集落を訪問してみた その4

上白岩の散策を終えて、最後に下白岩へ向かいます。

下白岩へ

まだ建物は健在ですね。

道を進むとなんともサイコパスな状況を目撃しました。

ナンデスカ?この状況

ナンデスカ?

ハンガーにかかったスーツ、いや背広と言ったほうが良いかな? 電柱や電柱支持ワイヤーに引っかかっていました。
さすがに廃墟歴四半世紀なワタシ、ビビリはしないけど、恐らくこの先の廃屋から持ち出して引っ掛けたいたずらでしょうね。
相応に汚れているので、つい最近の仕業ではないにしろ、この何ヶ月かで行われたことでしょう。こういういたずらは本当に辞めてほしいですね。

サイコパスないたずらを見つつ、廃屋を眺めます。

こちらの住宅は、2007年当時は窓も扉も閉ざされていて、中の様子を見ることは出来なかったと思われます。
現在では窓や扉が破損した結果、中が見える状態に。先程のサイコパスなスーツ、いや背広はもしかしたらこのお宅のタンスにあったものかもしれません。

2007年当時のこのお宅付近の写真は、あまり撮っていないようです。

2槽式洗濯機は変わらず現存していますが、やはり2007年と2025年では、窓や扉が徐々に壊れて言っている様子が見て取れますね。

もう1軒のお宅、表札がありお名前もありましたが、名字は伏せておきます。

誰かが写真を取ってきてこの縁側に置いたのでしょうね。2025年時点では扉が開いているし、雨戸もなくなって中が見える状態に。

2007年時点では扉は締まり、雨戸も全て存在しました。
しかし2階部分の一部の雨戸は外れていますね。こうして少しずつ雨戸も崩壊して外れていったのでしょう。
とにかく2007年時点では、閉ざされた廃屋で、内部をうかがい知ることは出来ませんでした。

時間の関係で2025年は訪問していない2007年の下白岩の写真も掲載しておきます。

現在では恐らく倒壊して失われた光景と思われます。

以上、4回に分けて記載した2007年と2025年の白岩集落の写真、如何だったでしょうか?
18年の時の経過は残酷ではあるけど、案外残っているものもあり、失われたものありと、それらを記録に残せたのは良かったかなと個人的に思います。

そして2007年の写真は当時のブログに掲載していたものを、解像度をアップして再掲しました。
また十年後にでも、機会がれば訪れてみたいと思います。

【埼玉】2007年以来18年ぶりに白岩集落を訪問してみた その3

上白岩地区でも象徴的な物件です。

かつては多くの残留物がありました。
しかし、時を経て痛みも激しくなり、床はほぼ崩壊してしまいました。そして残留物も流出消失が進みました。
少しずつ崩壊して風通しが良くなった結果ですね。

この状況を見ると、向こう数年で倒壊する可能性もありそうです。
レコードは石野真子のベストヒットアルバムで、1979年発売です。ジャケットはどこに行ったのかな? 以前は車雑誌も多く残されていましたが、今はケンメリが載っている雑誌が1冊かろうじて残っているだけです。
裏手から撮った2階部分にはNationalのテレビの箱が。高級品だったテレビですが、型式はTC-39Gとあり、検索すると19インチの真空管白黒テレビ、昭和38年(1963年)の製品ですね。箱が現存していることに驚きですが、テレビはすでに見当たらないですね。

そして2007年3月はと言うと…

こちらはフィルムで撮影↓

あの有名だったこの物件のペダルカー、スモールバードに子供用の自転車が。

そしてこちらはCOOLPIX 5400で撮影↓

スモールバードの隣には初代フェアレディZのおもちゃが。これも1969年~のものでしょうね。この家がいつまで使われたかが不明ですが、残留物は学習机など70年代のものが多く、その頃にお子さんがいたということでしょうね。やがてそのお子さんは成長して、車に興味を持つようになった、そんな背景が伺えます。
この撮影時点ではまた床も健在で、多くの生活の跡が残っていました。
18年の時の経過は、あらゆるものを無にしてしまいました。

National TC-39G 真空管白黒テレビ 精巧な人工頭脳搭載!

そして2007年、外に転がっていたテレビがまさに、現在も箱だけが残るNationalの白黒テレビTC-39G。なんとこの時代に”精巧な人工頭脳”を搭載していたのが売りだったようです。
残念ながら2025年にこのテレビは見当たらず、土に帰ってしまったのでしょう。

それでは2025年に戻ります。周辺の写真を撮りつつ、もと来た道を戻ります。

何故かウルフルズのCDが供えられていました。もと来た道を戻りながら何枚か。社有地につき~の看板、どれも会社撤退したために社名が塗りつぶされていましたが、よく見ると「JFEミネラル」と書かれていますね。

時間がまだあったので、下白岩へ行ってみます。

続く…(次回で最後です)

【埼玉】2007年以来18年ぶりに白岩集落を訪問してみた その2

前回の続きです。

上白岩地区に向けて、登山道を上がっていきます。

途中、電柱がありましたが、電力線は張られておらず、撤去されてリール上に巻かれていました。
鉱山施設が廃止されたためでしょうね。この上の集落も無人になって久しく、もはや電線は必要ないのでしょう。

重複しますが、2007年3月の写真では、当然電力線は使用されていました。

2007年3月当時はまだ電柱の電力線は使用されていた

やはり18年の差は大きいですね。

登山道も上白岩集落手前は割と勾配が大きくなり、足元も滑りやすいので気をつけてくださいね。

上白岩に到着です。

上白岩集落へ

やはり18年の時の経過は大きいですね。2007年当時よりも、当然ながらあらゆるものの崩壊が進んでいます。

上の家屋にはお子さんもいたのでしょうね。ラジコンは80年代と思われるハイラックス、アンテナの形状もあの時代のものですね。落ちていた靴も子供サイズでした。
引っ越した際に、かなりのものを残留させたまま出ていったのがわかります。車が入れないこの場所だと、あらゆるものは人力で運んでいたのでしょうから、荷物の搬出は難しかったのでしょうね。
でも、どうやって搬入したのだろう。やはり人力なのかな?

転がっているガス瞬間湯沸かし器。今20代以下の人は見たことがないのでは? 現在では給湯器で各蛇口に温水供給できますが、昔はこうした後付のガス瞬間湯沸かし器が台所に据え付けられて、ここがお風呂以外唯一お湯が出せました。自分の子供の頃はこういうのが使われていましたね。直ぐ温かいお湯が出るのは良かったですけど、点火が怖かったなぁ…。
型式はパロマのPH-5QBとあり、調べると製造は昭和57~59年(1982~84年)とありました。残留物は70~80年代製造のものが多いですね。

さて18年前の2007年3月の写真です。

2007年3月はやはり残留物は多く、子供の遊具が残っていたり、給湯器はまだちゃんと台所に据え付けられていました。後半の写真の建物は現在倒壊、または解体されたものです。
あの当時、来ていてよかったと思います。こうして写真として残せたのだから。
上の写真はいずれもフィルムで撮影しスキャンしたものです。

そしてCOOLPIX 5400での撮影はこちら。

やっぱりこの時代のデジカメは、色がフィルムと比較するとちょっと変。あえて補正せず掲載します。
車雑誌と無線機があったこの建物は、2025年倒壊してしまっています。

では2025年に戻り、奥に進みます。

2007年当時は雨戸で閉ざされていたお宅です。しかし18年の時の経過は残酷で、雨戸は崩壊して内部が見える状態になっていました。お風呂が離れになっているのは時代を感じさせます。冷蔵庫も2台ありますが、これを運ぶのは大変だったのではと思いますね。
残留物はやはり80年代を感じさせるもので、置かれていた雑誌のTVガイドをめくってみると、1982年の年末、1983年年始の情報が掲載されていました。あの時代のTVガイド誌はこんなに分厚かったのですね。インターネットが影も形もなかった時代ですからね。
広告もmagnaxのビデオテープ(VHSとベータ)で、magnaxはコニカでおなじみ小西六と米アンペックスの合弁会社小西六アンペックスのブランドでした。後にアンペックスが民生用磁気テープ事業から撤退したために合弁事業も解消され、コニカが単独でテープメディアを販売するに至ります。

2007年3月はと言うと…

2007年3月時点では落書きもなく、雨戸でしっかり閉ざされていた

この当時は雨戸でしっかり閉ざされていて、ここを引き払うときに入口もしっかり封鎖したのでしょうね。
しかし時の経過は残酷ですね。

ではお向かいに移動します。

続く…

【埼玉】2007年以来18年ぶりに白岩集落を訪問してみた その1

埼玉県飯能市のやまね酒造でお酒を買った後、せっかくここまで足を延ばしたので、18年ぶりに白岩集落の現状を見たくなって行ってきました。
ま、実は撮影の準備もしていたわけですが。この冬休み、予定が色々変わって撮影行けないと思っていましたが、2年ぶりに恒例の廃墟散策できました。

10年ひと昔と言うけれど、18年ともなればふた昔と言うことで、前回訪問時からの変化も大きいはず。

白岩集落へは旧JFEミネラル武蔵野鉱業所の脇の登山道を登っておおよそ30分弱のルートです。

JFEミネラル武蔵野鉱業所は2007年当時は稼働していましたが、武蔵白岩鉱山が2015年に閉山したために、鉱業所設備も同年に解体されました。

登山道の麓、現在と、かつてあったJFEミネラル武蔵野鉱業所の様子です。
この設備の脇にある登山道を登っていきました。

今回は、2007年5月に撮影した写真と合わせてご覧いただければと思います。当時はまだフィルム撮影がメイン(Nikon F90Xs)、デジタルはコンデジ(Nikon COOLPIX 5400)がサブカメラという立ち位置でした。

2025年1月現在では設備は解体され、基礎が残るのみです。
またこの土地は現在個人の私有地となっていて、立入禁止となっていました。

登山道を上がっていきます。
かつてはこの登山道から鉱業所内の様子をうかがうことができました。当時はまだ採取した石灰を運搬するトロッコが稼働していました。
現在ではその名残のレールが一部残っています。

1月に訪問にもかかわらず雪がない(気温は10℃近く)のは、温暖化の影響でしょうね。

では2007年3月の様子はと言うと…

2007年当時は現役稼働中の鉱業所、トロッコも現役でしたね。
上の写真のうち、同じようなアングルを比較してみましょう。

この建物は健在でしたが、左側にあった小屋は、18年後の現在は東海したようで見当たりませんね。

林道を更に奥へ進みます。

崩壊しかかった橋と代わりの橋
ここは登山道のため、歩けるようには整備されています。この橋は18年前にも健在だったはずなんですが、18年前は撮影していないようです。

この先を進むと、森林を抜けて一度開けた場所に出ます。

傾斜地運搬用のレールがかろうじて残っていますが、鉱業所施設は解体済みで基礎のみ残っていました。

18年前はと言うと…

建物が存在していますね。古いけど現役施設でした。

白岩集落へはまだまだです。続く…

家族で東京ディズニーランドに行ってきました

前日の自衛隊音楽まつりから帰ってきて4時間睡眠の後、早朝に出発して家族で行ってきました。

ま、今回は会社のイベントだったんですけどね。イベント行っても入場してしまえば後は自由行動です。
自腹じゃとても高くて行けませんよ…。入ったともお金かかるからね。

そしてあまりに並び時間が長いので、有料のパスを使って観てきた美女と野獣。立派なお城ですねぇ。
そして新しい施設だけあって、展示もすごかった! これどうやって動かしてるんだ!?

でっかいコーヒーカップみたいなのに乗って、ぐるぐる回されながら観たけど、複数台が軌道なしでぶつからずに動いてるの、感動しました(そこかよっ!
これは正直、お金を払って観る価値はあるな~。

ミニーのスタイルスタジオで写真撮ってもらいました。

ミニーのスタオルルタジオ

今回はちゃんとスピードライト(フラッシュ)のSB-900も使っています。持ってきてよかった。スタイルスタジオはフォトスポットなので、照明自体はしっかりしているので、フラッシュ無しでもきれいには撮れますが、特に暗くなってからの撮影では重宝しました。

子供たちも成長して、疲れたからと行ってグズることもなくなり、暗くなってからも楽しめました。

初めて閉園前の花火まで観られましたね。初めてだったので、最初はシンデレラ城の後ろ担ってあまり見えず立ち位置間違えたかなと思ったけど、最後に大きな花火が上がってお白の背景に良い感じの位置で撮れました。

こういう写真を三脚なし(カメラは柵に載せていたけど)で高倍率ズームで撮れてしまう時代

クリスマスイベントが始まった最初の週末みたいだったので、混んではいたけど、ちょうどエレクトリカルパレードが始まる時間って待ち時間が少なくなるので、そういうチャンスを狙って行ったらと色々観られましたね。

ってことで、イベント続きで流石に疲れた…。編集したい動画なんかも山ほど溜まっています。ちょくちょく年末にかけて作業したいと思います。


スピードライト(いわゆるフラッシュ)は、一眼ユーザーなら絶対に持っておいたほうが良いアイテムの1つ。バウンスできるタイプがオススメです。
NissinのMG80 ProならCanon, SONY用もありますよ。