「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」タグアーカイブ

東京の日本酒「澤乃井」の小澤酒造の澤乃井園の紅葉

これを見に行ったのが11月8日でまだ紅葉が始まったばかりでしたが、ちょうどこれを書いている今頃が紅葉の見頃と思われる東京都の奥多摩。
日本酒好きでなければあまり東京で日本酒を作っているイメージはないかもしれませんが、日本では今や北海道から沖縄、全都道府県で清酒(日本酒)を作る酒造が存在します。

そんな東京の日本酒どころでも「澤乃井」ブランドを展開する小澤酒造は、奥多摩にあり、大きな庭園や飲食店、小売店を併設した清流ガーデン澤乃井園があり、ここの景色が中々の絶景なのです。

絶景ですね~。多摩川沿いで景色が最高です。軽食の売店で酒やツマミを買って、この絶景を楽しみながら飲む、ということも出来ます。お酒が飲めなくてもうどんやそばなどがあり、甘酒も売っています。
本当は車ではなく電車で来たほうがいいんですよここ、飲めるので。ただ同じ東京でも23区内からだと片道2時間近くかかるのがネックですかね…。

色づきがもう少しだった11月8日。ちょうど今頃がピークなのかなと思います。この週末が見頃なんだろうな~。
でも色づき始めたこの状態も中々の絶景でしょう。最近あまり使わなくなったPLフィルター入れて撮りたかったですね。
晴れた日に行けてよかったです。

風景、広角レンズで撮りたくなってしまいますが中望遠で抜いて撮るのも良いですね。
お気に入りのAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dでも撮ってみました。DCリングも過剰に回してみたりして(笑)、遊べるレンズです。
ただEDガラスは採用してないので、状況によっては軸上色収差が出るレンズでもあります。

非球面レンズも使っていないので、DCリングという収差コントロール機構を除けば、光学系は変形ガウス型という割とオーソドックスな中望遠です。
DCリングを中立状態にすれば、普通の中望遠レンズとしてバランスのとれた描写になります。
詳しくはニッコール千夜一夜物語の記事を御覧ください。

奥多摩での撮影はお昼まででしたが、色々撮れてお酒も買えて満足。
あ、この日はまだ届いていませんでしたが、ついにモータ非内蔵AFレンズをZマウントでAFが使える、例のアダプターも届いたので、次回ご紹介しましょう。

奥多摩の旧小河内廃線散策

写真1枚目のダムを建造するために建造された東京都水道局小河内線の遺構。現役で使われた期間はたったの5年半と短かったけど、重要な役割を果たした貨物線でした。

その後、西武鉄道へ譲渡され、奥多摩観光鉄道として計画するも頓挫。更に奥多摩工業に譲渡されるも、鉄道線として使われることはなく現在に至っています。
1952年(昭和27年)に開通して73年経過していることになります。

鉄道として使われなくなって65年以上経過しているものの、トンネルは今でもしっかりとしっかりしており、レールもしっかり残っています。
が、さすがに半世紀以上経過し、外に露呈している部分は土砂に埋もれつつあります。逆にトンネル内はしっかりとレールが残っています。

昭和27年に完成したトンネル内は、後に資材置き場として使われていたようですがそれでも古いものです。残された机の上にはなにかの動物の頭蓋骨が☹️

頭蓋骨とともに置かれた雑誌は比較的最近の2011年頃と思われます。

そして国道の上を通過する鉄橋へ。
すっかり木々に埋もれていました。自分が初めて訪れた20年以上前よりもさらに草が生えていますね。

2003年に初めてここに来たんですよね。

一旦戻り逆側のトンネルを散策。
トンネル内は風通しが良いため、今でもしっかりとしていて荒れていない、レールも埋もれずに残っています。

トンネルを抜けると…やっぱり森でした。こちらはレールがほぼ土砂で埋まり、わずかに露呈している部分がある程度でした。

使われなくなって60年以上、静かに眠るレールを拝み、もと来た道?いやレールを戻りました。

日本にはこうした廃線や廃トンネルが数多くありますが、どのくらい持つのでしょうね?
案外頑丈で、自分が生きている間にはまだ存在しそうですね。

【東京】鳩ノ巣周辺は中々の絶景です

東京都なんですよ奥多摩は。鳩ノ巣周辺の廃墟散策、廃墟がなくても中々の絶景スポットでもあります。

先日行った際はまだ紅葉には早かったです。2025年は11月中旬から下旬にかけてが見頃と思われます。
絶景ですが、一歩先が崖な場所もあります。柵はありません。十分注意しましょう。
撮影に際しては、カメラと三脚をセットして、自分はなるべく崖に近づかないようにしました。

最近はデジタルカメラも手ブレ補正、高感度耐性の良さから三脚を使わない人も増えました。が、カメラの基本感度で、三脚に据えてじっくり撮るのも良いです。
Nikon Z8は高画素機、積層型CMOSセンサで電子シャッターのみなので、センサの熱ノイズはどうしても出やすいカメラです。でもこうしてISO64という低い基本感度で撮影すれば、そうしたノイズは気になりません。
少なくとも実写ではノイズの影響は感じないですよ基本感度だと。ベンチマークテストでグレーカードで比較するとノイズはあるかもですが、それは実写とかけ離れた世界です。
カセットテープだってラジオだって、音源があればノイズはマスキングされ目立たないのと同じ理屈です。

あと、Nikon Z8はベイヤーセンサの高画素機なので、木の葉のように高周波成分の多い被写体は、明瞭度を落としたほうが逆に絵に精細さが出ます。明瞭度は輪郭をくっきりさせる効果はあるけど、木の葉のように細かい描写だとその輪郭が目立ちすぎてうるさい絵になるんですよね。

さて紅葉、イチョウ以外はまだまだ色づきが始まっていなかった11月上旬の奥多摩の鳩ノ巣、ごく僅かに色づいているものもあったので、135mmで抜いてみました。
かなり演出入っています(笑

実は実際はもみじの赤はそのままですが、周りの葉っぱは緑だったので、ガッツリ色温度をいじってみました。お遊びです。実際にはこんなに黄色っぽい葉っぱではないです。
AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで、DCリングは過剰に回してみました。こういう幻想的な柔らかい写真になります。

来年は…11月後半に行きたいな。今年はもう予定が立て込んでて難しいです。

場所はここです。


高速連写も風景も、何でもOKなカメラです。

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【東京】奥多摩の鳩和荘と旧一心亭 ふたたび

前回の訪問から4年半。

紅葉の時期に来てみたいなぁと思って4年経過してしまいましたが、行ってきました。鳩ノ巣駅横の駐車場に停めました。

紅葉の時期故に、日中は道路が混むと思い早朝に。
前回来たとき、駐車場は無料でしたが、この4年半でいつの間にかタイムズの有料駐車場に。しかも土日祝日の8時以降は最大料金なしになっていました。
観光客が増えたからなのか、以前よりも奥多摩は有料駐車場が増えましたね。

1枚目の看板の民宿は現役です。が2枚目の看板はすでに崩壊してガワのみになっています。
3枚目の橋からは、日中素晴らしい景色が楽しめますのでぜひ。

そして、本当は紅葉と絡めて写真を撮りたかったのですが、紅葉はイチョウくらいで、紅葉はまだ青々としていました。奥多摩の紅葉のピークは、今年は11月下旬になりそうです。

鳩和荘へ

上のリンクにある4年半前のブログの写真と合わせてご覧いただければと思います。入口は大きな変化はありませんが、ひさし内側の木の板がより大聞き剥がれてきていますね。

前回は一部の窓が開きっぱなしでしたが、今回は塞がれていました。ただ前回は塞がれていた窓が、塞いでいた板が外れてしまっていたりと、やはり年月を感じました。
2000年頃に閉業したと思われる鳩和荘ですが四半世紀経過し、あちこち老朽化が目立ってきていますね。
ただ渓谷に建造されたこの建物、解体もかなり大変そうです。ちなみに現在は所有が奥多摩町に変わっているようですね。

そして前回通れた道路は一部こうして塞がれていました。

まだ新し目の板で塞がれています。この先は鳩和荘の建物が多くありましたが、今回塞がれたことで、その多くを拝むことが難しくなりました。建物も老朽化しているための措置でしょう。この周辺は渓谷のハイキングコースにもなっていますが、ここのルートは危険と判断されたのでしょうね。

1999年秋のNational/Panasonicの暮らしの特選カタログは前回より色褪せが進んでいました。
柵の隙間から向こうが見えます。もう通れない場所になってしまいました。

旧「一心亭」

通れる道を下っていくと、ここから現在別の場所で営業している「一心亭」の以前の建物が現れます。最初に現れるのは旧一心亭の屋上です。
そう、ここは渓谷の斜面に建物があるので、ダンジョンのように入り組んでいるのです。
ああ、せっかく紅葉目当てで来たのに、紅葉はまだ青々としていますね…。

2007年9月の台風により多摩川が増水した際に、1階部分が水没した旧一心亭、復旧してしばらく営業したものの、現在移転したのは、このロケーションからすると残念ですが、増水によるダメージは大きそうですから、仕方ないのでしょうね。

ここからは素晴らしいロケーションで、お気に入りなんですよここ。

本当に良い場所なんですよね。駐車場がないとか、中々営業が難しかったのでしょうけど。紅葉がもう少し進んでいたらなぁ。

再び鳩和荘へ

旧一心亭と鳩和荘は隣接しています。滝の横にある階段を上がると、その先は立入禁止になっていました。
この先は4年半前のブログではまだ通れたので、そちらの写真をお楽しみください。

だんだん日が昇ってきました。
最後に、渓谷に佇む鳩和荘の浴場への建物を。

本当によくここに建造したものです。重ね重ね、ロケーションは最高なんですよね。やがて緑に飲み込まれていくのでしょうね。

次こそは、次こそは紅葉ピークの時に行きたいですね。

【宮城】野蒜(のびる)築港跡

昨日の松島基地航空祭2025の写真の編集はこれからですが、航空祭当日、今回こんな場所に行ってみました。というよりあったんですけどね。

かつて港があった場所だそうです。その当時の遺構が残されていました。レンガの橋台が残っていました。

ここは東日本大震災で津波が来た場所です。松島基地も津波の被害を受けて、多くの航空機を喪失しましたが、この橋台の遺構は流されず残っていて、かなり頑丈な作りだったようですね。ただ、野蒜築港の資料館は津波被害を受けて、資料も一部喪失したようです。こちらの記事にこの場所のことが詳しく書かれています。

現在東日本大震災後に堤防ができ、その堤防はこんな感じで長いサイクリングロードができています。
走りやすかったですが、流石に距離は長いですね。

こんな感じで松島基地も堤防から一望できるのが良いですね。

9月も仕事が忙しいと思います。写真編集はスキマ時間で行う予定です。

長期休館する前に所沢航空発祥記念館へ行ってきた その1

2025年8月末をもって改装のため長期休館する所沢航空発祥記念館に夏休み中に行ってきました。ここに来るのは、東京に転勤してきて、まだ長女が生まれる前に妻と来たので、12年ぶりですね。

所沢航空発祥記念館にて零式を鑑賞す (←2013年2月アサブロ時代の記事)

大幅リニューアル予定とあり、現在の展示が見られる最後の機会でした。これをもって展示終了する機体もあり、もう見られない、解体されるかもしれない機体を近くで見たかったので。

長期休館は2027年3月までと1年半の予定となっています。

入口にあるT-6G練習機は、自衛隊黎明期に導入された機体、屋内展示だからこその程度の良さです。これはまだ残るものと思っていますが、さてどうなるのかな?

H-19ヘリコプターは特徴的なエンジン配置(機体の前に斜めにレシプロエンジンが入っています)とデザインで、黎明期のヘリコプターとして活躍した機体。
13年前は中に入れたのですが、現在は老朽化のためか、中に入ることはできなくなっていました。

程度の良いH-19はもうほとんど無いため、ぜひ残してほしいですね。

そしてこちらも最後の展示になるとか言われているV-44へり。まさにフライングバナナという愛称にふさわしいくの字型のタンデムローターで、後のV-107に通じるものがありますね。

タンデムローターでも今はCH-47のような機体が主流で、こんなくの字デザインは如何にも黎明期らしいと言えます。
当時は新明和の航空部門が整備担当していたようですね。銘板にもIRANが

特徴的なデザインのこの機体も、やはり13年前は中に入ることができました。

このV-44は内装がしっかりしていて、VIP送迎にも使われていたのでしょうね。通常軍用ヘリはむき出しだったりします。
この機体も解体が噂されていますが、どうなんでしょうね。程度の良いV-44はもはやほぼ無いので、残してほしいと思います。

T-1B練習機とか、エンジンやら、良い展示がたくさんあるんですけどね。

日本の航空発祥の地だけあり、深い歴史が学べます。ちょっと狭いんですよね展示エリア。
広くはないので、展示数が限られてしまうのが残念。リニューアルしてどう工夫して展示するか気になりますね。

続く…

所沢航空記念公園に行ってきた

もう10日ほど前ですが、夏休み中に所沢航空記念公園に行ってきました。

ここは日本で最初の飛行場である所沢飛行場の跡地でもある、実は日本の航空機の歴史を語る上で重要な場所でもあります。
うちの近所にある練馬区の光が丘公園も、元々は成増飛行場だった場所。どちらも戦後米軍に接収された後、日本に返還されて公園となっているのが興味深いです。

もちろん、ただ公園に来ただけではなく、この8月いっぱいで改装のため一時閉鎖となる所沢航空発祥記念館に訪れました。その写真は後日公開します。展示終了となる機体もいくつかありました。

野外ステージでは、とあるバンドがリハーサル中でした。

この撮影の次の日から3日間の公園だったようです

ということで、写真編集中です。

【夏休み】家族で栃木県の足尾に行ってきた その2 & 日光東照宮方面にも行ってきた

夏休み行ってきた栃木の足尾。

足尾銅山の遺構+妻の鉄オタ成分を満たすものといえばこれです。

銅山精錬所へかつて伸びていた貨物路線と踏切跡。すでに間藤駅から踏切間の線路は撤去されています。道路を挟んだ反対側は今でも線路が健在です。

鉄橋下の橋、2024年に見た時はてっきり撤去工事かと思っていたら、そうではなく橋の欄干を直していたんですね。

この先は立入禁止なのは今も変わりませんが、橋を直したということは、今でも古河機械金属が鉱山施設としてしっかりと管理している証でもあります。

2025年8月、欄干がきれいになった橋

間藤駅

妻が気になった間藤駅に行ってみました。ここが現在、第三セクターのわたらせ渓谷鐵道の路線の終着駅となっています。

駅舎はキレイですが、無人駅です。
実質的に、ここの住人や古河機械金属の社員さんが使うんでしょうね。

この前に旧精錬所跡まで見に行きましたが、時間の関係で車から眺めるだけにとどめました。また機会があれば、もう少し早くから撮影に出かけたいです。

日光東照宮へ

息子が日光東照宮へ行きたい、というので、行ってきました。流石にこちらは観光地だけあって、一気に外国人観光客が増えます。それでも車はなんとか停められるのが北関東でも北の方だけあります。

ここはまだ東照宮ではなく別の場所でしたが、東照宮はものすごいチケット待ちの列でして、どうしようかと思いましたが、30分程度並んでなんとか入れました。
今度は余裕を持っていきたいですね。

献上された酒樽、ええなぁ。みんな大好き新政もありました。

終了1時間前だったので、色々足早ではありましたが、まだ栃木に住んでいた頃に行った時は陽明門の改修工事中だったので、ちゃんと建物を見られたのは良かったです。

ということで、午後5時。まだ蒸し暑さの残る時間ですが、これで足尾・日光の日帰り旅はおしまい。

さて、帰りのルート、宇都宮方面経由で東北道で戻るか、また足尾・群馬経由で戻るか迷いましたが、ちょっと寄ってみたいところがあって、後者を選択しました。
その話はまた次回に。

【夏休み】家族で栃木県の足尾に行ってきた その1

もう先週の話をつらつら綴っていきます。

栃木県出身の妻、足尾に行ったことがないという。娘が修学旅行で足尾銅山観光に行ってきて、妻も行ってみたいということで、お盆休み中に行ってきました。

途中寄った群馬県の草木ドライブインで、まんじゅうやらを購入。

ここはレトロな昔ながらのドライブイン(ようはお土産屋+食堂)ですが、ここで買うよもぎまんじゅうやくるみまんじゅうが絶品(作ってい売っているおっちゃんも面白い)ので、ぜひ古き良きドライブイン、行ってみてください。
息子は瓶のコーラの自販機、初めて見たようです。

北上して足尾へ入ります。
この日の天気は曇り時々雨でしたが、運よく雨は降っていないので、観光バスでは行かないであろう足尾鉱山の遺跡を見てきました。

足尾の良いところは、ちゃんと解説の看板が立っていること。そして最近はQRコードも付いていて、更に詳しい解説も見られる…はずなのですが、電波がないwww、携帯電波が届かないんですよね

かつてこの斜面に建物があったとか、今となっては森に戻りコンクリの壁や階段が残っていてかろうじて分かる程度ですが、かつては栄えていたんですよね。
時代の移り変わりは早いものです。

続いて鉱山施設として今も稼働中のものと使われなくなったシックナーをご案内。

わたらせ渓谷鐵道の車両に、隠れ鉄オタの妻は興奮していましたが、ここが唯一、足尾でも近くで稼働している様子が見られるシックナーです。

続いて、自分も何度も足尾に通っているけど行くのは初めての足尾銅山観光へ。

トロッコに乗る、というのは知っていましたが、あくまでトロッコは鉱山内へ入るためのもので、通洞坑に入ったら、後は歩きながら見学なんですね。

トロッコの走行距離は意外と短いです。帰りは歩きです(笑) 

人形が…リアルすぎないところが返って良い味を出しています。よくぞこんなに掘ったものです。
そして明治から大正時代はほぼ人力、徐々に機械化されていくも、だんだん銅の産出量が減り、閉山に至るまでがよくわかります。

もっと早く来ればよかった

鉱山を出た後は資料館も見学できます。そして、長年この廃墟は何だったのか、ここにちゃんと資料がありました。

中央川沿いの今はない建物は溶接工場だった

こういう資料、先に見ておけば…昔の足尾の様子のジオラマ、手前の川沿いの赤い建物、あまり触れられているHPもなくなんだかよくわからなかったのですが、しっかり「溶接工場」と書かれていますね。

ここで2005年、今から20年前に撮影した溶接工場の写真をご覧ください。

この後この建物は老朽化による倒壊が進み、ついに取り壊されてしまいました。
ストリートビューには、2014年、半壊している様子が写っていますね。

現在取り壊された後には何かを建造している様子でした。写真、撮っておいてよかったです。まさに資料なんですよね。

お土産屋さんのは行っている建物はかなり古かったけど、賑わっていました。息子はアメジストを買ってもらいました。

なかなかレトロな食堂も併設されていましたが、それとは別に大食堂はすでに閉鎖されていました。

色々時代を感じさせますね。古い施設だけど、思ったより見応えはありました。
足尾は交通アクセスが良くないため、外国人観光客がほぼいないのが印象的でした。日本人で賑わっているのも今となっては面白い光景です。
外国人観光客がほぼいない理由の1つに、車がないとアクセスが難しい、日光のさらに奥で遠い、そして何よりも食堂など食べるところが皆無なんですよね。ほぼないんです。
この日も当てにしていた唯一の食堂が休みでした。コンビニも離れている上に、今年(2025年)の8月いっぱいで閉店だそうです。

そんなわけで、足尾に行く際は、食料は持っていったほうがいいですね。

続く…


2005年撮影の足尾の写真、他にもありますのでよろしければどうぞ↓

横須賀の早朝

現在横須賀に来ている米海軍の斬新なステルスデザインを採用したズムウォルト級ミサイル駆逐艦2番艦マイケル・モンスーア(USS Michael Monsoor DDG-1001)を見たいと思っていてなかなかチャンスが無いなぁと思っていましたが、この週末珍しく子供たちの予定がなく、妻のお出かけしたらのお言葉に甘え、早朝の横須賀に行ってきました。

日の出の時間、例の場所から。

ギリギリ日の出に間に合った。結構早起きしたんですけどね。

少しずつ空が明るくなってきました。
カメラを少し右に振ると…

遠方に

遠方にマイケル・モンスーアが見えますね。特異なデザインです。手前は海上自衛隊のもがみ型FFMまや型イージスDDG、いずれもこの数年で登場した新世代の艦艇です。

露出を上げてマイケル・モンスーアをクローズアップ。ほぼ平面で構成された徹底したステルスデザイン。そしてタイコンデロガ級イージス巡洋艦すら凌駕するサイズです。

足場が組まれているのを見ると、しばらくここで改修工事を行うと思われ、もうしばらく横須賀にとどまると他所されます。
元々就役当初はもっと出っ張りや露出するアンテナがない、平面アンテナだけで構成された艦でしたが、衛星用レドームやらTACANらしきアンテナが付いているのを、すべて平面アンテナで構成出来ないとか、追加装備でやむを得ない、といった感じなのでしょうね。
そして砲塔が露出しないAGS 155mm砲2基は、搭載砲弾があまりに高価であることから、結局搭載されたものの実用化できず、今後撤去が予定されています。
したがってこの姿を見られるのはお志らくこれが最後じゃないかな?

一方海上自衛隊のもがみ型は、ズムウォルト級ほどではないにしろ、現実的な船体と上部構造物の徹底したステルスデザインを採用しています。元々は低コストで数を揃えるために兵装を削った護衛艦でしたが、今までの護衛艦より徹底したステルスデザインで、急に先進的に見えてしまうから面白いですね。
ただ兵装は貧弱で、今までにないUAVやUUVによる掃海機能を持たせていることからも、単独行動より後方支援を主体とした艦であることがわかります。正面を切っていく戦闘艦ではないということですね。

さて日の出の時間です、太陽が顔を出しましたので、このために持ってきたPC-Nikkor 28mm F3.5にレンズを切り替えました。1980年発売の古いシフトレンズですが、実は2005年まで販売されていた息の長いレンズ。HPにも情報が残っているくらいです。
カメラがミラーレスになり、絞り込みのままでのファインダの確認が容易になったので俄然使いやすくなりました。

午前4時51分

日の出時間はもう少し早いのですが、ちょうど雲があり、そこの切れ間から顔を出した瞬間を撮影。光芒も出ています。これが撮れてよかったと思う瞬間。
日の出は夕暮れと同じマジックアワーですね。
この日は前日にも行った体験航海のため、最古の護衛艦「あさぎり」と、特務艇「はしだて」が停泊し既に出向準備していました。

早起きしてよかったな~


PC-Nikkor 28mm F3.5は発売期間が25年と長かったからか、比較的中古でもよく見ます。ただそれだけに状態はピンキリです。専用レンズフードは当時別売りだったために数が少なくプレミアが付いています。が、フードがなくても割と逆光フレアに強いレンズです。