「AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D」タグアーカイブ

OLD ST. ANDREWS Clubhouseのミニチュア瓶

珍しくウイスキー。いやウイスキーもたまに呑むんですけどね、ウイスキーって度数が高いし、お値段も高めなので、少量で色々呑みたい、となるとバーとかなんですが、このご時世、バーにも行けないですしね。

今回は明治屋のアウトレット店でたまたま置いてあったお酒を。ウイスキー、少量で色々呑みたいので、ミニチュア瓶で買うことが多いですよね。

OLD ST. ANDREWS Clubhouse

ブレンディッド、モルトとグレーンウイスキーのブレンドです。ウイスキー界では、なんとなくシングルモルトのほうが上、的な扱いで見られている気がしないでもないですが、Yamaroは割とブレンディッドの普段呑みできる感じがすきです。
日本酒なら、純米酒ではなく本醸造が呑み飽きない、そんな感じですかね?

で、ウイスキーは呑むけど、そんなに詳しくもないですが、このウイスキーはクラブハウスという名前がついているように、ゴルフがモチーフとなっていて、瓶もゴルフボールのようなディンプルがついています。

通常瓶は700mlなので、もっと大きいのですが、こちらはミニチュア瓶なので、本物のゴルフボールくらいの大きさで、返ってリアルだったりします。
ちなみに700mlだと定価が5000円強、Amazonだとお高くなって6500円強です。割とお高いウイスキーですね。

お味は語れるほどのではないですが、ロックで飲むと、程々にスモーキーでカラメルの甘みも感じます。後味はスッキリしていて、この辺りはブレンディッドらしい口当たりです。安いウイスキーにありがちな刺々しさがなく、オンザロックによく合いますね。

OLD ST. ANDREWS Clubhouse

明治屋が輸入代理店なんですね。缶詰や瓶詰めのイメージが有る明治屋ですが、ピザのお店に必ずあるタバスコなんかも輸入していたりします。お酒も広く取り扱っているようです。

ところで、この瓶は自分で買ったのですが、先にお店に行っていた妻も買っていたので、うちには2本のミニチュア瓶が(笑
なので1本早々に開栓した次第。たまにはウイスキーもいいね~

最近、図書館通いしております

学生の頃は、図書館が好きで、学校や街の図書館、よく利用していました。それが、インターネットの導入で次第に行かなくなり、社会人になって忙しくなって更に行かなくなってしまいました。

が、娘が本が好きで、買うだけでは飽き足らず、2週間に1回は、10冊の本を借りてきてあっという間に読み終えてしまう。
最初、娘は妻と行っていたのですが、最近は自分と一緒に行くように。
娘は自分の図書館カードを持っているのですが、ある日忘れてしまい、自分がカードを代わりに作ったことで、本を借りる習慣がここ数ヶ月ででてきました。

最近借りた書籍とCD

図書館、雑誌は最新号は閲覧のみですが、過去のものは借りられるのですね。ここ最近、また「航空ファン」を借りて読むように。元々「世界の艦船」を購読しているので、「航空ファン」は気になったもののみ買うようにして、購入費用を抑えているので、借りられるのは本当に便利です。

あと、写真集なんかも借りられるのですね。
どうしても1回2週間の借用期間だと、本を読破するのはなかなか難しいのですが、写真集なら文章が多くないので、サラサラっと見れますし、ちょっと古い写真集なんかに興味がありますし。やっぱり写真集だけは、電子書籍ではなく紙で見たいというのもありますしね。

今回は廃墟系の写真集を。小林伸一郎氏の「廃墟遊戯」は、23年前の初版となり、撮影された写真は80年代から90年代となります。すでに四半世紀以上前の写真となり、今は見られない廃墟風景や、現存する廃墟の過去の姿が見られて、興味深いです。ネット写真では伝わりにくい質感は、やっぱり紙の書籍なんですよね。
廃墟の場合、時間が経過してより荒廃が進む場合がほとんどですが、中には再建されて現役になる場所、遺産として保存されるものもあります。
例えば群馬県碓氷にある旧丸山変電所は、現在は重要文化財として保存されてきれいな状態になっていますが、90年代までは屋根は落ちて骨組みだけの状態の、文字通りの廃墟の姿でした。こうしたその当時の写真が見られるのも、ちょっと古い写真集の醍醐味ですね。

CDも、私が行く図書館では数は少ないものの、あります。大抵は古いものばかりで、ラインナップはいまいちなのですが、レナード・バーンスタイン指揮の60~70年代のマーラーの交響曲集のリマスタリング盤が、SACDハイブリッド盤で置いてあったので、ここのところずっと借りています。やはり新しい販売の盤は音質が良いのでね。


書籍も音楽も、サブスクで見たり聞いたり出来る時代になりました。でも、サブスクだと、消費するような見方や聞き方になってしまうことも多々あります。
緊急事態宣言下で、またお家にいる機会も増えてきたので、こんなときだからこそ、じっくり本を読んだり音楽を聞いたりするのも良いですね。

【藤崎摠兵衛商店】長瀞蔵 純米にごり酒

1月4日の埼玉廃墟撮影ツアーの途中で立ち寄った長瀞。長瀞と言えば、藤崎摠兵衛商店の日本酒、「長瀞蔵」です。蔵併設の直売店に。

藤崎摠兵衛商店 長瀞蔵

今回紹介する1本目はこちら。

【藤崎摠兵衛商店】長瀞蔵 純米にごり酒

この時期限定の生酒、純米にごり酒です。酒米には飯米の「彩のきずな」を使用し、精米歩合60%、アルコール度数は少し低めの14度。

飯米、食卓に出てくるご飯用のお米を使っています。一般に、飯米は、酒米と言われる日本酒に適したお米と比べて、糖分が多いので、甘みの強いお酒になります。なので、甘酒のような甘みの主張の強いお酒になるケースが多く、辛さとのバランスが難しい。
それを如何にコントロールするかが鍵なのでしょうね。

瓶内発酵微発泡とあり、火入れせずに瓶詰め、吹き出し注意とは書いていないので、発泡の度合いは低いのでしょうが、慎重に開栓。プシュッと音はしましたが、吹き出すほどではありません。

【藤崎摠兵衛商店】長瀞蔵 純米にごり酒

澱は細かく、米粒感は殆どありませんが、混ぜると真っ白です。

香りは豊かかつ爽やかです。口に含むと、以外にも甘さはあっさりめ、そして僅かなプチプチ感とともに、爽やかな酸味もあります。優しい味のヨーグルト飲料のようです。苦味もありますが、わずかであまり気になりません。そして、フレッシュだけど、しっかりと腰のある日本酒感もそこそこあります。
飲みやすいですが、ただのフルーティなお酒ではないですね。前回呑んだものより、甘みが抑えられていて、酒米のお酒と遜色ないバランスです。

【藤崎摠兵衛商店】長瀞蔵 純米にごり酒

最近は、埼玉県内の一部酒屋で扱いを始めている長瀞蔵ですが、まだ流通は少なく、今後の発展に期待したい酒蔵です。

緊急事態宣言が早く終われる状況になることを願うのみです。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生

群馬県にもいいお酒はたくさんある、とい浮きかけの1つとなった、松屋酒造の「流輝(るか)」。

冬から春にかけて販売される、赤色酵母を使った桃色のお酒。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生

妻も大好きなので、思わず写ってしまいました(笑) モザイクかけときました(笑)

日本酒は、通常透明からやや黄色みがかっていますし、にごり酒だとしても、そのにごりは米の色ですから、通常は白ににごります。
が、このお酒は見ての通りピンク! やや赤に近い濃い桃色です。これは澱を混ぜた状態ですが、沈殿していると、上澄み自体は透明に近い色です。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生

酒米は五百万石、精米歩合は55%と結構削っています。日本酒度は-36と甘口です。しかし、ただ甘いだけでないのが、このお酒の特徴で、酸度も3.8と高いのです。
ただ、こうしたスペックと味が必ずしもリンクしないのが日本酒の醍醐味でもあります。

澱を混ぜれば桃色のイメージ通りの味を楽しめます

不思議ですよね~。酵母の力で、こんなに色がつくのですから。アデニン色素要求性株という酵母の働きだそうです。この色合を出すのは

さてお味ですが、桃色だけに、上質な白桃を思わせる、こってりとした甘さの中にも酸味があり、そして今回は苦味も適度に入ってきますね。なので、ただ甘い酒、ではないですね。
甘さに関しては、日本酒度-36から想像する甘ったるさはまったくなく、程々に甘い程度です。
ジューシーなのに、酸味があって切れるので、嫌な甘みが残らないのも良いですね。

アルコール度数は少し低めの14度、飲みやすい。妻も自分もぐんぐん進みます。甘いだけではないので、食前酒やデザート酒としてだけでなく、濃い味系の食事とよく合いますね。

今期の、ももいろ流輝、なかなか良く仕上がっていますよ。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米カスモチ原酒 特別限定 生酒 しぼりたて

福島県の大和川酒造店と言えばこれ、というくらいの定番酒、酒米「夢の香」のもち米を使用したカスモチ原酒。
その冬季限定、生酒版がこちら。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米カスモチ原酒 特別限定 生酒 しぼりたて

もち米を使ったお酒は、糖分が多く甘いお酒になる物が多いですが、このお酒も、まさにその典型です。

そして今回の生酒しぼりたて、いつもよりよりフレッシュさがありました!
まず、開栓後のガス感。今まではガス感は感じなかったのですが、今回は開栓時にプシュッとガスが抜けました。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米カスモチ原酒 特別限定 生酒 しぼりたて

よくそのあたりで売っている「生」のお酒、生酒は火入れしていないということなのですが、冷蔵されていないで売られている「生」の日本酒は、大抵は1回火入れしています。「生貯蔵」の場合は、貯蔵前までは火入れせず貯蔵後出荷段階で火入れしています。
逆に「生詰」は、貯蔵前に火入れし、貯蔵後そのまま出荷するお酒です。
どちらも1回は火入れしているので、酵母の酵素の働きを止めています。

生酒は、一切の火入れをしないため、保存期間でも味が変化します。今回は、そのフレッシュさが際立っていた感じですね。

色はかなり黄色い

黄色いですね。まず濃厚な米の甘さがありますが、そこにごく僅かなプチプチとしたフレッシュなガス感があります。前回以前は、ここまでのガス感はなかったから、新たなお酒に出会った気分。

濃厚な濃縮果汁の甘さを彷彿とさせますが、火入れの定常のカスモチ原酒よりも酸味もあるので、ただ甘いだけのお酒ではないのが良いです。
定常販売のカスモチ原酒のほうは、個人的にはやや甘過ぎで、あまり好みではないのですが、こちらはフレッシュさと酸味で、日本酒度-20ながらも、後味がよく飲めます。甘いは甘いのですが、後にずっと甘さが残りにくい(全く残らないとは言わないw)ので、飲みやすいですね。


大和川酒造店のお酒、いつも冬は必ずお取り寄せしているのですが、このカスモチ原酒の生酒、今回のフレッシュさは良かったですね。同じ銘柄でも、季節限定のお酒は、前と全く同じ味とは限らないのが醍醐味。続けて買うというのも楽しみの1つですね。

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米 濁り生原酒

関東では扱っている店が少ない気がする「るみ子の酒」。ご存じの方は、漫画「夏子の酒」の作者の方が書いたるみ子さんのラベルでおなじみのお酒です。

今回はその「るみ子の酒」の新酒、しかも濁り、吹き出し系と来ました!

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米 濁り生原酒

ラベルは、るみ子さんは載っていなくて、代わりに長文の注意書きが書かれています。

火入れしていない活性濁りです。酵母が米に含まれる糖分を分解して、アルコールと二酸化炭素を生成します。

酒米は山田錦を25%、掛米に伊勢錦を使用、精米歩合は60%、日本酒度は+7と辛口です。

この瓶はねじ込みタイプのキャップなので、キャップを少しだけ回して、ゆっくりガス抜きします。一気に開けると吹き出しそうな感触ですね。ご覧の通り、3分ほどシュワシュワと泡が出てきました。落ち着いたら開栓します。注ぐ頃には、そこまでシュワシュワ感はなくなっていますね。

注ぐ頃にはガス感は落ち着いています

吟香は薄い感じです。口に含むと、にごり酒の特徴、サラサラとした米の細かい粒子を感じますが、まずはお米の素直な甘みが伝わります。プチプチと残った炭酸のせいか、日本酒度+7から想像するほどの辛さは感じないですね。酸味は少なく、フレッシュな酒で表現される柑橘系とは違う方向で、素直に米の甘みですね。
後味に辛さが来ますが、やはり日本酒度+7から想像するほどの辛口感はありません。程よいどっしりですね。

アルコール度数は18度とありますが、恐らくもうちょっと置けば、そのくらいに達するのかな? 呑んだ感じでは、底までアルコール度数を感じないくらいフレッシュな感じです。でも、後味がそれなりにどっしりさを残すので、やはり度数は少し高めかな?
フレッシュさはあるけど、ただのフレッシュな酒ではない、そんな懐の深いお酒ですね。


なんでもこのお酒、結構テレビで紹介されて、吹き出すパフォーマンスのイメージが付いているようですが、発酵状態は瓶それぞれ、自分の買った個体は、多分一気に開けるとお酒は漏れそうだけど、高く吹き出す、という感じまではなかったですね。
とは言え、ゆっくり少しずつ開栓する、これはしっかり守りましょう。

【松井酒造】裏神蔵 流通限定品「七曜」責め 純米大吟醸 無濾過 生原酒

キタコレ! ついに開けました。実は買うのは初めてだった「神蔵(かぐら)」ですが、初めてなのに限定品の裏バージョンがあったので、そちらに手が伸びてしまいました。

【松井酒造】裏神蔵 流通限定品「七曜」責め 純米大吟醸 無濾過 生原酒

以前は100本限定だったようですが、今回はそう記載されていないようなので、限定ながらも数は少し増えたのかな?

酒の絞りの「責め」の部分を使用したお酒です。
「責め」とは、酒の搾りの3段階あるうちの、一番最後に絞る部分です。
日本酒は、お米を使うため、醪(もろみ)とよばれる、タンクで仕込んで米と米麹と水分になっている状態です。その水分の部分が日本酒となっており、醪を酒袋に入れて濾すことで、酒粕と日本酒に分離させます。
酒袋に入れて最初に出てきた部分を「あらばしり」、その中間を「中汲み・中取り」と呼び、最後に圧力をかけてぐっと絞った部分が「責め」と呼ばれます。

「責め」の部分は、圧力をかけるために、酒粕に含まれる雑味感も出やすいため、独特の味わいになると言われています。あえてこの部分を詰めたお酒が、今回の裏神蔵です。

【松井酒造】裏神蔵 流通限定品「七曜」責め 純米大吟醸 無濾過 生原酒

仕込みずいは井戸水、酒米は京都産五百万石です。精米歩合50%の大吟醸、ここのところ普通酒やら本醸造酒をよく呑んでいたので、久しぶりの大吟醸。

まず、吟香が素晴らしい! きれいに香ります。さすがに純米大吟醸の無濾過生原酒だけあります。

口に含むと、ごくわずかに微発泡感あり。最初にフレッシュな洋梨のような甘さと酸味、後味に独特の苦味と辛さあり。責めだけに、少し独特な後味ですが、決して嫌な後味ではなく、かなり好みです。

「責め」と聞くと、濃厚かつ癖があるもの、というイメージでしたが、良い意味で覆されました。濃厚ですが、苦すぎず、癖も強すぎず。

【松井酒造】裏神蔵 流通限定品「七曜」責め 純米大吟醸 無濾過 生原酒

少し温度が上がると、より濃厚に。冷酒のときは最初にフレッシュさが出て、後から濃厚さが出ますが、温度が上がるにつれ、フレッシュさより濃厚さが強く出る印象。どちらが好みかは人それぞれでしょうが、個人的にはこのお酒は冷酒で楽しみたいです。


限定酒だけに、まず買えるお店が限られ(このお酒は練馬区のうえも商店で購入)、すぐに売り切れてしまうので、出会えたのは本当に良かった!
次は通常の神蔵も買ってみたいです。

【八戸酒類】五戸のどんべり 純米にごり酒

珍しく妻が買ってきたお酒です。

【八戸酒類】五戸のどんべり 純米にごり酒

初めての銘柄です。妻いわく、お店で限定生産品だったので買ってみたそうですが、見た目そんな感じはなさそうなので、メーカーHPを調べてみたら、定常販売酒のようです。
多分お店の勘違いでしょうね。八戸の酒造なので、関東圏であまり流通しないからでしょうけど。

純米酒で酒米は青森産のお米とのことですが、種類は非公開。精米歩合65%、日本酒度はラベルにはありませんが、HPでは-25と記載されています。

燗酒コンテスト2020で金賞とありますが、出品の3割は何かしら入賞するので、この手のコンテストって何か意味があるのだろうか…。日本人はこういうのが好きですからね。モンド・セレクションとかね。

【八戸酒類】五戸のどんべり 純米にごり酒

にごり酒ということで、それなりに雑味感もあるものの、日本酒度-25から想像する甘味は少なく、どちらかというと優しい甘みの後に、苦味と辛さが後からついてくる印象。
総じて優しい味で、アタックは少なめ。というのが冷酒での印象。

メーカーHPでは燗は△の表記でしたが、ぬる燗で金賞だったようなので、そうしてみました。なぜあまりおすすめではない飲み方の燗酒コンテストに出品したのか…。

ま、それはともかく、燗酒でもいけますね。どちらかというと、割合少なめの甘みが、ぬる燗ではちょうどよいバランスになった気がします。妻は常温が良いな、とのことです。冷酒がおすすめみたいですが、やや甘みが少ないので、少し温度を上げたほうがバランスはいいようです。


年末になってきましたので、正月に飲みたいお酒も調達しないとな…。あ、燗に合う樽酒を注文して、今週末から受取開始なので、それを充てようかな?

【豊島屋酒造】金婚 上撰

10月に豊島屋酒造の直売店のガチャガチャで当てたお酒です。

【豊島屋酒造】金婚 上撰

金婚の上撰は本醸造酒で、酒米は飼料用米としてよく使われる「アキヒカリ」、精米歩合は70%です。日本酒度は+1。

アキヒカリ、飼料用米用早生品種とされていて、いわゆる白飯で食卓に出る飯米でもなく、日本酒で使われる酒米でもない、飼料用なので、主に家畜の餌に使われるお米です。
そう聞くと、なんだか美味しくなさそうな印象ですが、あえて使っているのだから、恐らくは値段が安く大量生産に向いたお米なのでしょうね。そして飼料用だけに、糖分が少なめなのかな、という印象。

【豊島屋酒造】金婚 上撰

前回呑んだ、普通酒の金婚が「こしいぶき」という飯米を使っていたので、あえてワンランク上の本醸造の金婚が飼料米を使っているのだから、それなりの理由があるのでしょう。

熱燗推奨なので、湯煎します

常温(ひや)から熱燗の温度がおすすめなので、熱燗にしてみます。

ん? 熱燗にしたのにも関わらず、あっさり目の味かも。甘味は控えめ、かと言って辛さもほどほど。日本酒度は+1で中庸と言えますが、ここまでスッキリな日本酒はなかなかないかな。

雑味はそれなりにあるので、スッキリと言っても、大吟醸酒のようなスッキリではないけど、本醸造酒としてはスッキリですね。
蕎麦屋によく卸しているお酒らしく、蕎麦の味を邪魔しない設定になっているのかもしれませんね。


この金婚も、よくある安酒…といっては失礼だけど、安酒にありがちなアルコール臭さは抑えられていて、旨味はもう一歩だけど、安い割には健闘しているのかな、と思います。
寒くなったこの時期なので、熱燗やぬる燗でこういうお酒を飲むのも、たまには良いですね。

やっと色づいてきた五色唐辛子

色々忙しくって…。またまたベランダ観葉植物シリーズ。

五色唐辛子

買ったときは、黄色や真っ赤や黄緑など、カラフルな唐辛子が生えていたのですが、五色唐辛子と言いつつ、赤か緑しか居ない状態がこの1年。

実は、色が変化する様子をタイムラプスで撮りたくて、10月にずっとベランダにD810を出しっぱなしで、インターバル撮影し続けていたのですが(おかげですでにシャッターカウントは20万ショットを突破)、10月は全く色づきに変化がなかったのでありました。

10月末は、まだ黄緑のままでした

寒くなってきたので、もう色は変化しないかなと撮影を止めた途端、この色の変化ですよ(笑

それにしても、11月ももう終わり、1ヶ月かかってここまでの変化なので、これをタイムラプス化するのはけっこう大変かも…。
インターバル間隔も、10月は5分毎にしていましたが、それでも短すぎな気がしますね。何よりD810は電子シャッターは先幕しか対応していないので、実質メカシャッター撮影、シャッターの消耗が激しいです。

こういう撮影には、電子シャッターのほうが消耗は少ないので、嫁さんの使っていないNikon 1 J3でもあてがいたいところですが、マンションで直接雨が入りにくいベランダとは言え、ボディやレンズもそれなりに耐久性がいるので、やっぱり少なくともD810とかD850クラスのカメラが必要かなと思ったりします。難しいですね。