「AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED」タグアーカイブ

トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園に行ってきた

週末、子どもたちのリクエストで、埼玉県は飯能市にある、トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園に行ってきました。
カメラもNikon Z 9を抱えて、色々テストしてみました。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビューも兼ねて撮影

現時点で、ネイティブなZマウントレンズは、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのみです。動画用に24-200mm、飛行機撮影用に100-400mmは今後欲しいと思っていますが、Zマウントレンズ自体が供給不足のようです。

さて、今回はFマウントのAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRからの買い替えで導入したZ 14-30mmだけに、その画質がどれだけ向上したかが楽しみでした。

心配だったZ 9とのバランスも悪くなかったNIKKOR Z 14-30mm f/4 S

Fマウントの16-35mmは、Fマウントのf4通しの中三元レンズの広角ですが、正直な所、解像力の点では今一歩で、特にFマウントの広角レンズでは唯一搭載していたVR(手ブレ補正)が初動で不安定なため、シャッターを一気に押して撮ると、返ってブレを誘発する悪グセを抱えていまして(ワンテンポ落ち着いてシャッターを押せば問題なし)、Z 14-30mmは、フルサイズミラーレス随一のマウント径とフランンジバックの短さを持つだけに、その画質も期待できそうです。
そして、想像以上に、その画質は良かったです。

今回の撮影では、Nikon Z 9の使い勝手や画質を試しつつ、Z 14-30mmの描写を確認してみましたが、いやこのレンズ、なかなかの実力です。

絞らないと描写が甘かったAF-S 16-35mmに対し、こちらは絞り開放から周辺まで十分な解像力です。非の打ち所がない、コストパフォーマンスに優れたレンズです。外装の質感はそれなりといった印象で、やはりf2.8の大三元レンズ寄りは劣ります。が、描写は負けないですね。鳥肌モノの画質のZ 14-24mm f/2.8 Sと比べると、立体感が少し劣るかな、という程度です。
コントラストも、画面周辺まで優れています。
逆光耐性も高く、逆光でもフレアやゴーストは殆ど出ません。唯一、上に掲載した写真では、逆光状態でつえいした「きのこの家」にゴーストが発生していますが、そんな場面でもヌケ自体はよく、フレアっぽさが殆どないです。

本レンズには、レンズ内の手ブレ補正は入っていませんが、Z 9のボディ内手ブレ補正もよく聞いている印象です。効きすぎてフレーミングが不自然になるという弊害はなさそうです。

望遠側が30mmで、AF-S 16-35mmよりもズームは広角側に振られていますが、スナップ的な撮影では困る印象はなかったですね。
14-24mmだと、広角過ぎてこれ1本では…となりそうですが、14-30mmであれば、これ1本で撮影も、割と不自由なさそうです。

FTZ IIでFマウントレンズを試す

FTZ IIを取り付けると、当然ながらレンズは長くなる

まずはFTZ IIにAF-S NIKKOR 35mm f/1.8Gをつけてみました。

ZマウントにもZ 35mm f/1.8 Sがありますが、Fマウントの本レンズ、Zと比べると、今となっては劣る部分も多いものの、素直な描写です。
そして、AFの食いつきもネイティブなZマウントレンズと遜色なさそうな印象で、ランダムに動き回る子供を追いかける程度であれば、AF-Cでしっかり追従できました。Fマウントレンズも、十分実用になりそうです。

AF DC-Nikkor 135mm f/2DではAFは使えないが、フォーカスエイドやフォーカスピーキングでMF撮影

Fマウントで1本お気に入りのレンズ、AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dは、残念ながらFTZ IIでもAFは使えません。SONYがボディ内AFモータのレンズも、マウントアダプタで使えるのに対して、NikonはDタイプレンズでのAF、あまりやる気はないようですね。

とりあえず、ボディ内AFモータ用のレンズも、フォーカスエイドが使えますし、フォーカスポイントを設定すると、ピントが合ったときにフォーカスポイントの色が赤から緑に変化するなど、そこそこ使える印象。
ただし、DC-Nikkorはレンズの球面収差の補正量をコントロールできるため、フォーカスエイドが当てにならない場合も多く、そこはミラーレスの特性を生かして拡大表示させることで、ピントを追い込むことが出来ます。
できれば、AFモータを搭載したマウントアダプタも出して欲しいですね。

最後に、オートニッコールの非AIレンズのNikkor-H Auto 85mm f/1.8でも撮影。
ちなみに、非AIレンズは、説明書ではFTZやFTZ IIに装着不可となっていますが、これは非AI世代レンズのの絞りリングの深さに個体差があり、保障できないためのようです。FTZ IIにはAIガイドがないため、物理干渉はしないので、実際には問題なく装着できるケースがほとんどのようですが、一部個体は装着が固くてレンズが外せなくなる可能性もあり、ニコンとしては非対応としているようです。

Z 9 + FTZ II + Nikkor-H Auto 85mm f/1.8

写真はf4に絞っていますが、中心部は解像力とコントラストは申し分ない一方、周辺は解像力が低くなっています。古いレンズなので、この辺りは仕方ない感じですね。もともとボケ味も今一歩の部分があり、画質を上げたければある程度絞る、という古いレンズのセオリー通りとなります。
とはいえ、オートニッコール世代のレンズも、ある程度使用可能なので、古いレンズ遊びもできそうですね。


というわけで、色々撮ってみましたが、Z 9自体の使い勝手や画質、動画撮影の話、ちょっとした不具合も発見しましたので、それも次回以降書いてみたいと思います。

毎年恒例、秩父に行ってきました

娘がまだ小さかった頃、誕生日に流しそうめんがしたいということで、調べて行った、さいたまは秩父郡の長瀞町にある長生館の流しそうめん

以来、ここ何年か、毎年恒例となっています。
娘の誕生日は7月後半ですが、今年は家庭の都合上、まだ7月上旬ですが、行ってきました。

長瀞 長生館の流しそうめん

息子もたくさん食べて、多分彼は元が取れたんだと思います(笑
真夏になると暑すぎるので、この時期が一番良いかも。梅雨でこの日も雨は着く頃には止むというだけの天気予報でしたが、着いてみれば、雲の切れ目から晴れ間も見える天気でした。
しかし、そうめんは流し撮りが難しい(笑) 戦闘機のほうがまだ楽です。

岩畳

直前まで大雨、神奈川や静岡では災害も発生する状況、家を出るまでは雨でした。昼食後は、秩父は晴れ間も出るくらいの天気となり、気温も上がりましたが、流石に長瀞でも荒川は雨により増水していました。

荒川は見るからに濁って増水していて、川下りの観光船はお休みみたいでしたが、ラフティングはやっていたようですね。

八幡屋のかき氷

岩畳はあまりに暑くなってきたので、かき氷を。子供ら、よう入るなぁ。
いつもは並んでいる八幡屋さんですが、この日は関東圏が午前中雨だったからか、午後晴れていたけど客の入りが少なめでした。

秩父ミューズパーク

秩父ミューズパーク、公園もありスポーツができ、コンサート会場もあって温泉もある、なんだかすごい複合施設。
ここの一角には大きなローラー滑り台があるので、子どもたちを連れていきました。

ところが、大きなろーらー滑り台2基は使用中止に。どうやら遊具の安全基準が変わって、基準を満たさなくなったらしいです。1期のみ修繕して遊べるようになっていました。

藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵

最後にお酒を買いに長瀞蔵へ。ミューズパークから引き返して再び長瀞へ。

何本か買ってきたので、またレビューしたいと思います。


今回は以下の3本で撮影しました。

本日の3本

このうち2本は販売終了となってしまいました…。大事に使っていきたいと思います。

3本の単焦点レンズでスナップしてきた

GWも早いもので半ばです。ご近所の公園で、子どもたちを遊ばせがてら、スナップ撮影してきました。
Nikon D850に、3本のレンズ。AI AF Nikkor 20mm f/2.8DAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDAI AF DC-Nikkor 135mm f/2D、よく使うレンズ3本セット。

■AI AF Nikkor 20mm f/2.8D

Nikon D850+ AI AF Nikkor 20mm f/2.8D

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dは、最近ディスコンになったDタイプレンズの1つ、光学系はMF時代からそのままですが、去年バルサム切れの修理で光学系を一新しました。

画質は、古い広角レンズ故に、最近の設計のレンズと比較するのは酷ですが、中心部はきちんと解像します。色乗りも悪くないですね。バルサム切れの持病を抱えたレンズなので、仮に中古で買うとしたら、できるだけシリアルナンバーの新しいレンズ、もしくはRoHS対応のレンズに交換済みの個体がおすすめです。
最近のレンズは単焦点でも大きく重いものが多いので、このレンズはf2.8という特に明るくもないレンズ故にコンパクトなのが魅力で、もう1本カバンに忍ばせておけるのは利点です。

ボケ味はいまいちなので、f4くらいに絞るのがおすすめです。

■AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

35mmという準広角、人によっては(Yamaroにとってもですが)標準レンズ。
すべて絞り開放で撮影。流石に設計の新しいレンズだけに、そつなく写ります。35mmだけに、開放でとっても大きくはボケません。が、それだけに扱いやすいというか、自然な立体感を出せます。個人的に、人間の視覚に使い感覚なんですよね。なので、スナップレンズとして1本だけ持って行けと言われたら、迷わずこのレンズです。
ものすごい個性があるわけではないレンズなので、写真の腕が素直にわかります。
これで納得がいく写真が撮れることは、スナップの腕が確か、ということかな。

■AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D

135mmという中望遠単焦点というだけでも、写りは期待できそうなのに、更にボケ味をコントロールできるDC(DEFOCUS IMAGE CONTROL)機構を搭載しているレンズ。こちらもDタイプレンズとして最後までありましたが、ディスコンになってしまいました。
Zマウントでぜひ復活して欲しいレンズの1つ。やっぱり楽しいレンズなので、撮影も進みます。
ボケ味は後ボケを重視するか、前ボケを重視するかをDCリングを回して決めることが出来、中立にすれば通常の中望遠レンズとなります。
球面収差の補正量を少なめにすると後ボケが柔らかくなり、過剰補正にすると前ボケが柔らかくなる、という仕組みだそうです。

2枚めの写真のように、前後にボケがある場合は、中立かF側(フロント側)にするのが無難でしょうか。作例ではR側(リア側)にDCリングをセットしたため、前ボケは輪郭があってやや硬い印象です。

3枚めと5枚めは、F側にセット、特に5枚目はかなり過剰にF側にセットしています。飛行機が中央に来るように撮りたかったけど、少しタイミングがずれてしまいました。失敗ですね。
3枚目は絞り開放で、DCリングはF側2.8にセット。このくらいが幻想的に写りますね。

このレンズの欠点としては、絞り開放では軸上色収差の影響が多めで、フィルムではあまり問題になりませんが、デジタルでは顕著で、光線状態よっては目立ちます。1段絞るだけで、ほとんど目立たなくなります。
軸上色収差は、RAWであれば現像時に補正可能ですが、JPG撮って出しでは補正できないので、気になる場合はRAWで撮って後補正することをおすすめします。


ゆったり過ごすGW、前半はカメラの修理でしたが、後半に向けては何をしようかな。天気も後半は少し崩れるみたいですが、1日は何処かに撮影しに行きたいです。もちろん、人のいないところですが。

サイボクに行ってきた

本当は昨日更新する予定だったブログ、日曜の朝から、妻が包丁で指を切ってしまって、てんやわんやでして…。久しぶりに1日空けてしまいました。

その前日、妻がお仕事だった土曜日、子どもたちを連れてサイボクに行ってきました。

サイボクハム

ここは有料のアスレチックのある公園、サイボクの森が出来たので、1日子供を遊ばせておけます。土曜日は気温も高く、上着もいらないくらいでした。

まずは腹ごしらえで、メガトンセットを。屋外で食べるので、コロナ禍のご時世、外なら安心かな?

メガトンセットを頂きました。やっぱりちゃんとしたハムやベーコンは美味いですね。

後は子どもたちを遊ばせるだけ。遊ばせがてら、お気に入りの単焦点レンズで写真を撮ったり。

AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED / AF DC-Nikkor 135mm f/2D / AF Nikkor 20mm f/2.8D

特にこの中で、AF Nikkor 20mm f/2.8Dは、クモリ発生で光学系を交換修理してもらってから、晴れの日に撮影するのは初めてだったり。

サイボクの森

特に絞り開放で撮る条件ではないのですが、あえて絞り開放で撮ったのは、このレンズ、絞ると少し線の描写が太くなるのです。絞り開放のほうが、線が繊細になる描写です。人によっては緩いと思うかもしれませんが、修理で光学系も一新されて、再調整が入っていますから、状態としてはベストでしょう。周辺は流れますが、中心部は開放の遠景でも、解像力は悪くありません。

私は解像力至上主義者ではないし、広角レンズの周辺まで解像していなきゃ嫌というタイプでもありませんから、このレンズは自分にとって、必要にして十分なレンズです。何よりコンパクトなのが魅力。ミラーレスになってから、ボディはコンパクトなのに、レンズは一眼レフ用より大きいレンズも多いご時世、こういう軽量なレンズは大切にしたいです。

でも、やっぱり今回持っていった中では、DC-Nikkorが一番楽しいレンズかな?

DC-Nikkor、モータ非内蔵のレンズゆえ、コンティニュアスAFは苦手かなと思いきや、動き回る子供も案外ちゃんとピントが合っていますね。
そして、全て絞り開放で撮影。どこかの光学設計者が、絞りはいらないと言っていますが(笑)、このレンズも本当にそう感じます。絞る意味ないもんね。

AF Nikkor 20mm f/2.8D

そんなこんなで1日遊びましたとさ。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米大吟醸 珠泡(しゅあわ)でクリスマス

ちょっとだけ仕事が早く終わったので、家族でクリスマスを無事過ごせた昨日。
妻の手料理に感謝です。

クリスマスも終わり、いよいよ年末感が出てきた感じですね。
こんな料理ですが、妻が買ってきた甘いスパークリングワインはジュースみたいですぐ開けてしまったので、2本目にはこちらをチョイス。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米大吟醸 珠泡(しゅあわ)

クリスマスには日本酒もシュワシュワで。ということで珠泡です。

お気に入りの福島の大和川酒造店。ただいま、「ふくしま県産品EC送料支援事業」により、送料無料となっています
今までも1万円以上買うと無料でしたが、さすがに1万円分だと量が多いのですよね。ということで、送料無料を活用させて頂きました。

瓶内二次発酵のシュワシュワ系です。なので開栓注意! 今回はゆっくりあけまして、特に吹き出す心配あありませんでした。少し置いておくと、もう少し活性が強くなるのかな?

http://sake-fukushima.jp/?page_id=25

酒米は「夢の香」で、福島県で開発された酒米です。精米歩合は50%、アルコール度数12度、日本酒度-10と聞くと、甘くて飲みやすいお酒と想像できますが、ただ甘いだけでなく、苦味とのバランスが絶妙。そして後味は辛さもあり、透き通った味ながら、切れも良い、そんなお酒です。

発泡系のお酒は甘いだけじゃないぞ、という意気込みが伝わります。
食前酒としても、食中酒としても合いますね。ワインもいいけど、シュワシュワな日本酒も、洋食に合いますよ。

おつまみに明治屋おいしい缶詰のムール貝の白ワイン蒸しを。現在販売されていない商品です。アウトレットで買ったからね。主泡は味の濃いおつまみにもよく合いますよ。

コールマンのアウトドアワゴンを買ってみた

最近よく大きな公園に行くのと、買い物で荷物運びに使っているベビーカーがガタガタになってきて、もうベビーも居ないので、そろそろ廃棄しようということになり、その大体として買ったのがこちら。

コールマン アウトドアワゴン

ええ、この手の大きい公園やらキャンプ場なんかでよく見かけるやつです。ド定番の赤。なぜなら、この色が一番安いから。

Amazonでもこれだけ価格差があります(執筆当時)。なので、見かけるのはやっぱり赤が多いですかね。3割近く価格差があるのだもの(笑)

大きいのでたくさん載せられる!

ストライダーも入るくらい大きい

いやぁ、予想以上に大きいです。これ、都内マンションだと、エレベーターのサイズによっては結構厳しいかも?
うちのマンションだと、これをエレベーターに入れて、家族以外に人が乗ってくると、ちょっと狭いかも…。
戸建て住まいなら、ぜんぜん大丈夫なんですけどね。

あと、ワゴン自体の重量がそこそこあるので、車に載せるのは、女性だと少し大変かも? 畳むのも、サイズが大きいので割としんどい…。とまあ、大きいなりの欠点もありますね。それでいうと、片手で畳めるベビーカーってよく出来ていますね。

たくさん載せられる(100kgまで可能)ので、調子にのって載せすぎると、引っ張るのは大変なのでご注意を。登り坂は結構重いし、下り坂は注意が必要です。
タイヤはそこそこ大きい(他メーカーではもっと大きいのもありますが)ので、未舗装の道の上や芝の上も、問題なく進めます。
もっと路面の悪いところでは、タイヤの大きいモデルが適していると思いますが、逆に舗装路では大きいタイヤは抵抗のもなるので、その辺りどういう場所で使うかも考慮したほうが良さそうですね。
コールマンが多く使われているのは、値段もそこそこで、使い勝手も中庸と行ったところなのでしょうね。

畳めばコンパクト!

この手のワゴンのよく出来ているところ。畳めばちょっとした場所に置けるくらいにコンパクトです。

あんなに大きなワゴンが、ここまでコンパクトに畳めます。中敷きを収納できるカバーが付いていて、そのカバーを付けた状態で引っ張ることもできるので(カバーが外れないように留めることができる)、買い物で持っていく時も便利そうです。
うちは、今住んでいるマンション駐車場にミニバン用の空きがないので、車を使う場合は少し離れた駐車場まで行く必要があり、これは地味ながら便利ですね。


都内アパート・マンションぐらしには少し大きめなので、注意は必要ですが、非常に便利ですね。遊び道具やテントなんかを載せて移動するのは本当に便利。個人的にも、大きめのカメラバッグや三脚も積めるのは利点ですね。

マンション暮らしなら、もう少しコンパクト、かつ荷室の背が高い山善のワゴンという選択肢もありそうです。

いずれにしろ、これで大きな公園に行くのも、色々遊び道具を持っていけそうです。

手づくりアポロ

明治のアポロといえば、1969年(昭和44年)から販売されているロングセラーのチョコ菓子ですが、何年か前から「手づくりアポロ」なんてのも販売されているんですね。

明治「手づくりアポロ」

チューブに入ったチョコを湯煎して、型に流し込んで作るようです。

意外と型がちっちゃいです、って普通のアポロもこれくらいの大きさか。
型に入れたら冷蔵庫で冷やすだけ。

残念ながら、パパの口には入りませんでした?

Amazonだと8箱からです。そんなに大量に食べないか(笑) 子供の集まりなんかで配るのも良いかもですね。ただし、その場ですぐ食べられないのが難点です。

ちなみに、「作ろうきのこの山」もあります。

残念ながら、「掘っちゃえたけのこの里」はありませんでした…

火柱の人 土門拳

都築政昭 「火柱の人 土門拳」

最近、子供ら図書館に行くようになりまして。今年小学生になった娘、本を読むのが好きで、隔週で図書館通いするようになりました。うん、エライエライ。

元々自分も読書は嫌いではなく、学生のことは毎週図書館に通っていました。インターネット回線を引くまでは(笑
そう、20世紀末、インターネットをやるようになってから、ぐんと読書機会が減ってしまいました…。

社会人になってからも、ゆっくり本を読むより、出かけるとかネットするほうがメインとなりましたね。スカパーに入って映画見たりとか。

でも、久しぶりに図書館に行くと、あれもこれも読みたいな、という気持ちが強くなります。これは、例え電子書籍が充実したとして、サブスク配信があったとしても、やっぱり目に飛び込んでくる情報量の多さは、実体を伴う書店や図書館とは比較にならないですね。

ってことで、例えばサブスク配信があったとしても、そもそも目に止めないかも知れない本、図書館だと読もうって気になります。無料で(税金ですけどね)本が読めるのですから、使わない手はないわけです。

ってことで本題。最近、巨匠写真家の1人、土門拳の本ばかり借りて読んでいます。なかなか読む時間がとれなくって。いやはや、常人には出来ないですわ。時代背景を考慮しても。

自分の写真は、「記録して残すこと」が主体であって、「リアリズム写真」だの「絶対非演出の絶対スナップ」といったことは意識していないけど、よく対比される木村伊兵衛より個人的には好き。木村伊兵衛が感性と技能の天才だとしたら、土門拳は感性と綿密さの両立、1つの被写体をとことんまで突き詰めるというのが共感するところですね。

こういう本を読むと、自分の撮影の意識付けになるかな、と思って最近読んでる次第。漫然と写真撮っていることが多いのでね。
たまには読書いいですよ。読書の秋ですし。

残念ながら、この本は絶版書。古本でどうぞ。
図書館、絶版の古い所蔵も読める、というのは魅力の1つでしょう。サブスクの時代、電子書籍だと、配信終了すればそれでおしまい。将来に渡ってその電子書籍が残らないわけです。デジタル化は劣化しない一方、簡単に消えてもしまいます。写真と同じ。難しい問題ですね。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D修理完了

先月、撮影の際にファインダ見たらフレアがかっていて、バルサム切れの発生が確認されたAI AF Nikkor 20mm f/2.8D

バルサム切れにより曇りの発生したAI AF Nikkor 20mm f/2.8D

Nikonの認定修理業者にいくつか修理問い合わせした所、どこも部品払底で修理不可能との連絡。1ヶ月前までは販売されていたレンズ、部品払底なわけないじゃんと思いつつも、恐らくここ最近の販売量は少なく、かなり以前から製造は行っていなくて、在庫のみだったのかもしれません。
となると、保守部品も数が少なく、外部には出せないのかも?

とにかく最後の砦、Nikonに修理を依頼しました。
このレンズ、設計も古いですし、画質も最新の広角と比べるともう一歩の部分はあるものの、何より軽量コンパクトなのが魅力。
Dタイプレンズが全て生産完了となり新品での購入が難しくなった今、少しでも状態の良いDタイプレンズは手元においておきたい、という気持ちが強いのですよ。

というわけで、Webから修理を申し込みしました。

AF 20mm F2.8Dを選択し、レンズ曇り(バルサム切れ)は選択肢になかったので、この時点では「その他の現象」を選択。
この時点で暫定見積もりがでますが、私が出したタイミングでは¥27,357でした。

※あくまでYamaroが修理に出した2020年9月時点の価格です。価格は改定される場合があります。というか、今やってみたら価格が少し上がっていました。

あとは、伝票を印刷して、修理品と一緒に発送するだけです。
Nikonには9月27日に到着。そこから状態確認が始まります。

そして10月1日の夕方、なんとFAXが届きました。

見積変更がFAXで届いた

ユーザー登録時にFAX番号(自宅固定電話)を入れていたのですが、まさかこの時代にFAXとはね…。ネット受付しているのだから、こういうのもメールなりでやればいいのに…。

ここに記載されているように、「G1レンズ、G2-G12レンズ」が交換予定とされ、レンズ12枚で構成されているAF 20mm f/2.8Dなので、すべての光学レンズを交換となります。
そして金額は¥37,227!に変更です。

悩みました、が、中古でも4万円以上しますし、中古でも同じようなことが発生するとも限らないので、もしかしたらバルサム切れ対策されているかも知れない、新しいレンズにしたほうが安心、ということで、高いですが修理を継続することに。
そして、10月6日、修理完了し発送連絡が。

修理完了

修理費用は、クロネコヤマトの代金引換でしたが、現金のみの扱いでした。ここはクレジットカードに対応してほしかったな。

ということで、昨日修理品受領。

交換部品は、

  1. G2-G12レンズ室組 RoHS:¥19,134 x1
  2. G1 レンズ RoHS :¥2,070 x1

ということで、前玉1枚のみ単品で交換可能(恐らく表面に傷をつけた場合の交換の確率が高いため)で、G2-G12は室組、と記載されていることから、単体レンズでの交換ではなくアッセンブリ交換のようです。
そしてRoHSとは、有害6物質(2006年施行当時、現在は改正RoHSで有害10物質)を含有する製品の販売を規制するEUの法律で、これに対応したレンズに変更されています。
YamaroのAF 20mmはS/N:3xxxxxで、2004年にヤフオク中古で購入しているので、当然RoHS以前の製造のレンズです。90年代製造でしょうね。
それが、今回の修理で最新のレンズに更新されています。ちなみに、同じ光学系のMFレンズ、AI Nikkor 20mm f/2.8Sも、つい最近まで現行品だったので、最後期のレンズはRoHS対応されていますし、修理でレンズ交換の際はRoHSレンズになっているようです。
また想像ですが、レンズ交換の場合、前群だけ、後群だけRoHSレンズにするわけには行かないと思われ(レンズの材質が変わっているので、光学特性も若干変わっている可能性がある)、全レンズ交換になっているのかも知れません。

さて、レンズリニューアルして実質新品(外装はそのままなので見た目は中古)のレンズ、写りが変わっているか、今度試してみたいと思います。

光が丘公園でまったりとスナップを

昨日は妻がお仕事だったので、子どもたちを連れて光が丘公園へ。

曇天だったので、フィルムでなくD850に、PC-Nikkor 28mm f/3.5(new)、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED、AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dの3本のレンズで。

AF-S 35mm f/1.8Gは、絞り開放だと、周辺減光がそこそこ大きいので、雰囲気のある絵が撮れるんですよね。それでいてボケすぎない。絞ると全体でシャープネスも向上します。スナップに汎用性の高いレンズです。DX専用の35mmよりも画質も良好です。

PC-Nikkor 28mm f/3.5(new)は、シフトレンズなのでイメージサークルが大きく、シフトさせずに使えば、古いレンズにも関わらず、周辺もシャープです。そして、マニュアル絞りは少々面倒なので、スナップ的に使うのなら、常に絞り開放で使うのがベストに感じます。D850ではライブビュー時にフォーカスピーキングも使えるので、ササッとピント合わせして撮るもよし、目測である程度見当をつけてフォーカスリングを回して撮るもよしです。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D、何度も紹介していますが、収差をコントロールできる唯一のレンズで、先ごろ生産完了となってしまいましたが、中古市場にはそこそこ流通しているため、ぜひ手にして欲しいレンズです。このレンズを使う前は、135mmという半端な焦点距離、使いみちがあるのかなと思いましたが、慣れると被写体と程よい距離間を保ちつつ、クローズアップできる焦点距離なんですよね。
個人的にこのレンズは、5~10m先の被写体を撮るのに適していますね。
ただ、比較的軸上色収差が出やすうレンズでもあるので、気になる方はRAWで撮って修正は必要だったりします。

今回は、無限遠の被写体である、光が丘清掃工場の煙突の手前に、木の葉がかぶるようにして、前ボケのテスト比較をしてみました。絞りは開放で。
個人的に、前ボケは後ボケほど気にならない、というか気にしない、というのはちょっと語弊がありますが、前ボケは多少のリンク角は出ても気にしないのですよね。これが後ボケだと気になるのは、距離感とボケに、何らかの相互作用があるのかな?と思うのだけど、それを言葉にするのが難しいですね。
この比較では、Front側にリングを回すと、主要被写体もコントラストが低下して、シャープネスも低下します。この作例だと、あえてDCリングは操作しないほうが、個人的には好ましく感じました。

あまり前ボケを意識した撮影を普段しないので、DCリングのFront側は、使い方が難しいですね。


娘の小学校で、どんぐりを拾ってこいとのお達し、どんぐり拾いをシて帰りました。まだどんぐりは、実がなり始めた時期で、青い実が多いですね。

スカッと晴れた秋空でまた撮りたいですね。