「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」タグアーカイブ

【小原】コアップ・ガラナ りんご果汁10%

コアップ・ガラナと言えば、北海道を代表する清涼飲料で、北海道で流通するコアップガラナは、主に函館の隣町七飯町の(株)小原が製造しています。

リンク先にあるように、実はコアップ・ガラナは「日本コアップ(株)」が商標権を持ち、国内の複数の清涼飲料水メーカーで販売されています。有名所では、ホッピービバレッジも扱っているようですね。

が、やはりコアップガラナといえば、北海道のイメージが強いですね。そんな地元函館に帰省した際に買ってきたコアップ・ガラナ。

2種類のコアップ・ガラナ

左は復刻版ボトルとして流通するコアップ・ガラナで、一般のペットボトルより量は少ないです。このガラス瓶は比較的よく見かけるのですが、右のボトルは見たことがなく、よく見ると「りんご果汁10%」と書かれています。普通のコアップ・ガラナには果汁は入っていません。

七飯町の(株)小原は、今どき珍しくHPを持っていないため、紹介ページをリンクします。が、ここにも果汁入りのコアップ・ガラナは掲載されていません。
全くもってこの果汁入りの販売経緯は謎ですが、独自のコアップ・ガラナを何種類も展開しているだけあり、また七飯町は北海道で始めてリンゴ栽培を始めた土地というのも関係しているのかもしれませんね。

りんご果汁以外はいつものガラナ

いつものガラナに10%のリンゴ果汁が入っているだけっぽい気もしますが、色はやや薄めです。
飲んでみました。ガラナの独特な味わいは薄まって、リンゴ果汁による酸味と甘味が増している感じですね。これぞガラナ!という独特の薬味感は減って、飲みやすさに降っている感じです。
これはこれで悪くないですね。こういうものだと思えば、違和感なく飲めますね。
妻は炭酸キツー、ということでしたが、元々炭酸に弱いので。炭酸の強さは普通のコアップ・ガラナと同じくらいかなと思います。
この果汁入りは函館限定とあり、流通は少ないと思いますので、函館以外で見かけたら、とりあえず買っときましょう(笑

【清水清三郎商店】作 ZAKU 雅乃智 中取り 純米大吟醸

久しぶりに行った酒屋、Yamaroが大好きな「作 ZAKU」がいつもより多めに揃っている! 店主曰く、10月より値上がりするとのことなので、その前に多く仕入れたそうで、その仕入れももう10月まではないとのこと。
ということで、少し奮発してみました。

【清水清三郎商店】作 ZAKU 雅乃智 中取り 純米大吟醸

三重県の日本酒といえば私の一押し、清水清三郎商店ですが、今回は少々お高めですが、作 ZAKU 雅乃智 中取り 純米大吟醸を購入しました。
悔いの残らないよう?、一升瓶です。

何度も書いていますが、作 ZAKUシリーズは味の安定性を求めるため、火入れ酒を原則としていますが、火入れでありながら、生酒のようなフレッシュな味を追求しています。
雅乃智(みやびのとも)は、作 ZAKUシリーズの中でもバランスの取れた甘みと酸味、苦味、味の膨らみが特徴ですが、さらに「中取り」は、醪を搾る過程の最初の「荒走り」と、絞りの最後部分である「責め」の部分を取り除いた、中間の最もクリアな部分のみを瓶詰めしたものです。
もちろん、それらを混合した通常の雅乃智も美味しいのですが、中取りはどうでしょう?

【清水清三郎商店】作 ZAKU 雅乃智 中取り 純米大吟醸

酒米は定番の山田錦、精米歩合50%の純米大吟醸、アルコール度数は16%と一般的です。その他の情報はありません。
火入れ酒なので常温保存は可能ですが、酒屋の店主曰く、火入れだけどフレッシュなお酒ゆえ、できれば冷蔵保存がおすすめとのことです。

わずかに黄色みがかっているがクリアに近い

冷酒でいただきました。上立ち香は爽やかな吟醸香、それも上質な香りです。

口に含むと、甘みをことさら強調しないけど、ふわり洋梨のような上質な甘味と酸味、そしてごく僅かに苦味、そしてほどよく辛さもでます。
そのすべてが押し付けがましくなく上質、これは日本酒好きでも酒は飲むけど日本酒にこだわりはない人向けにも合いますね。
上質な味なので、贈答品にも良さそうです。

温度が上がると、甘みの膨らみが増してきます。少し温度が上がったほうが、バランスが良いなと感じました。
とにかくフレッシュさもありながら、上質さも兼ね備えていて、これこそ高級なお酒、という味わいです。値段も少し高めですが、べらぼうに高価ではありません。
特別な時にぜひ飲みたいお酒ですね。

【日本盛】日本盛 生原酒 大吟醸

アウトドアでも飲める日本酒がコンセプトの、日本盛の生原酒シリーズ3本目です。

【日本盛】日本盛 生原酒 大吟醸

最近珍しい、純米”ではない”大吟醸酒。
大吟醸と名乗れるお酒は、精米歩合50%以下、そして純米ではない醸造アルコール添加のお酒となっています。近年は、精米技術も上がったため、大吟醸酒の流通も増えていますが、純米酒が好まれる傾向にあるため、醸造アルコールを添加した、非純米の大吟醸は珍しくなってきている気がします。
アルコール添加の場合、一般に吟醸香を高めるために添加されることが多いです。
「芳醇な香りの辛口」とボトルに書かれているだけあり、アルコール添加することで吟醸香を豊かにするとともに、辛さも出すというのが目的でしょう。

【日本盛】日本盛 生原酒 大吟醸

窒素ガス充填により、非加熱生酒ながら常温保存可能。
冷やしてお飲みくださいとありましたが、仕事の残業で22時帰りだったので、冷やす時間もなく、常温でいただきました。

割と黄色みがかっています

酒造の意図通り、上立ち香は華やかな吟醸香。ちょっと甘ったるいくらいに香りが立ちますね。
口に含むと、うん、日本酒度+4とは思えないくらい、膨らみのある甘さです。常温でこれだけ甘いので、恐らく冷やして飲んだな方がバランスのよい甘さになるはず。常温ではやや過剰な甘さを感じました。

アル添によりアルコール度数高めの18度以上。通常のアル添酒は、加水してバランスを整えますが、原酒とあるように加水はしていないため、アルコール度数を高めることで、結果的には後味に辛さを出しています。ただ、甘みのほうが勝つために、辛さは程よいバランスです。

これは冷やしていただくのがベストバランスですが、常温でも芳醇な甘みと香りを楽しめるので、このあたりはお好みでしょう。
量販酒のため深い味わいはないものの、わかりやすい味付けで、アウトドアでの濃いめの味の料理とともに楽しめそうなお酒です。

【箱館醸蔵】郷宝 GOHHOU 特別純米 彗星

今回函館に帰省して楽しみにしていたのがこのお酒の購入でした。

【箱館醸蔵】郷宝 GOHHOU 特別純米 彗星

郷宝(GOHHOU)ブランドのこのお酒は、2021年4月に、北海道函館市の隣町である亀田郡七飯町に誕生した酒蔵です。
今では日本全国が米どころですが、広い北海道でも函館を中心とした道南地区では、1986年(昭和61年)にとある酒蔵が廃業して以降、酒蔵が存在しませんでした。
しかし2021年4月に、函館の酒屋の女将と、國稀酒造出身の杜氏らが中心となって立ち上げたのが「箱館醸蔵」です。

2021年は帰省を予定してたのですが、断念せざるを得なくなりました。2022年、ついに購入することができました。
酒蔵店舗は土日のみの営業だったので、道の駅なないろ・ななえにて購入しました。

【箱館醸蔵】郷宝 GOHHOU 特別純米 彗星

「道南テロワール」をテーマとしているとのことで、道南産の米と米麹、水、人で醸す酒です。
酒米に彗星を使用、ここ最近北海道産の酒米として、よく使われるようになってきました。
これを精米歩合55%と吟醸レベルまで削っています。

ほんのり淡黄色

要冷蔵ですから、冷やした状態でいただきます。
上立ち香は強く主張せず、爽やかな吟醸香です。口に含むと、お、さっぱりしていますね。スーッと体に浸透する感覚。
しかしその中にしっかりと込めの甘味と旨味、後から酸味と辛さが心地よいバランスです。そしてスーッと引いていきます。口当たりは抜群です。そしてキレが良いですね。なかなかのお酒ですよこれは。

まだ出来たての酒蔵ですから、これからどんどん改良を重ねていくと思います。なかなか関東では手に入れづらいと思うので、来年また帰省できたら、買いに行きたいですね。

【梅津酒造】冨玲(ふれい) 生酛仕込 純米酒 玉栄80 H28BY

酒ブログへようこそ(笑 いや酒ブログじゃないよ。書きたいことを書きたい時に、がコンセプトで長年やっております。

ということで、量販酒の合間に、こだわりのお酒もちゃんと飲んでいます。最近は、古酒系のお酒も結構大好きです。冷蔵保存しなければならない生酒もそれはそれで良いのですけどね。

【梅津酒造】冨玲(ふれい) 生酛仕込 純米酒 玉栄80 H28BY

応援之酒、フレー!フレー!こと冨玲(ふれい) 、関東では珍しい鳥取県のお酒で、生酛仕込の純米酒です。
酒米に玉栄を精米歩合80%とあまり削らず使用、H28BYということで、2016年に醸造したものを熟成させています。6年経過したので、古酒と言って差し支えないでしょうね。
アルコール度数は14%とやや低めです。日本酒度が+16で辛口、酸度も2.4と酸味も多め、生酛造りですから、蔵付き天然酵母と乳酸菌を取り入れたお酒です。

【梅津酒造】冨玲(ふれい) 生酛仕込 純米酒 玉栄80 H28BY

お燗でお召し上がりください。はい、そうします。が、まずは常温、いわゆる「ひや」でいただきます。「ひや」は冷酒ではないですよ。
昔は冷蔵庫がなかったので、常温の状態が「ひや」、それ以外は燗にして飲むのが日本酒でした。

では開栓します。

濃厚な飴色

琥珀色というか、飴色ですね。これは、ザ・古酒ですね。

まず常温で。上立ち香は生酛造りらしく、酸味があり古酒らしい甘みがありそうな香り。口に含むと、いや~古酒だ。凝縮された旨味と酸味。辛さはそれほど強くないけど、やや古びた酸味が強いかな?

ということで、おすすめの燗で飲んでみます。俄然、甘みが出てきました。温度が上がるほど甘みは感じやすくなりますが、その状態でベストバランスです。
酸味と甘味が調和します。米の甘みが膨らみますね、それでいて酸味は変わらずあります。さっぱり系ではなく、旨味が次第に膨らんで押し寄せるタイプです。ですがしつこすぎないです。
なるほど、これぞ生酛造りのお酒です。好きですよ。

食後にじっくりと味わいたいお酒です。

【日本盛】生原酒 純米吟醸

夏休み突入です!

さて、量販酒も真面目にレビューしたいと思います、ということで、日本盛のお酒2本目!

【日本盛】生原酒 純米吟醸

生原酒シリーズは、飲みきりサイズの一合ちょい、200mlボトルです。
日本酒度-5、アルコール度数16度と一般的なスペックです。

【日本盛】生原酒 純米吟醸

濃厚なコクとフルーティな味わい、とありますが、さてどんな塩梅かな? 何となくこれは冷やしたほうが良いかもと思って、冷蔵庫で保管してからの開栓です。
窒素ガス充填なので、開戦直後に清涼飲料水でもよく見かけるような、フワッとガスっぽさがでます。
あ、発泡系日本酒のようなガス感ではないですよ。

ほんのり黄色

上立ち香は、吟醸酒ならではのフルーティさを感じます。口に含むと、思ったよりは甘味は控えめ。前回飲んだ本醸造より雑味感は薄いけど、米の旨味はもう一つ。嫌な辛さはないけど、なんだかこう、印象に欠けるというか、決してスッキリしすぎているわけではないけど、なんだろう、全体が薄い印象です。何かこれといった特徴がないですね。

この手のお酒は大量生産のため、米も色々混ぜて使っているのかは知らんけど、これは純米吟醸にしたことで、返って使っている米の品質が分かってしまった感じです。
あまり良い米ではないのに、下手に削って純米にすると、返って粗が出てしまう。
オーディオで例えて言うなら、へっぽこ音源をモニタースピーカーで聴く、車なら高級車に安物アジアンタイヤを履かせるようなものですかね? ん?例えになってない?

ということで、個人的はガツンとアルコール度数は高く、ぐんと甘みを出している本醸造のほうが、値段を考えたらコスパが良いし、味の主張もでている気がしますね。
後は大吟醸と純米大吟醸の2本が残っていますが、さてどんな感じだろうか?

エスティマ助手席側ドアミラーの電動格納が壊れたので交換した

嫁車エスティマ14年目、基本トヨタ車なので頑丈とは言え、少しずつ不具合出始めましたね。
先週、出庫の際に格納しているドアミラーを元に戻すスイッチを押したけど…あれ、助手席側が動かない。
よく見ると、少しだけ動くけど、途中で止まってしまいます。仕方ないので、手でミラーを出したけど、なんだかグラグラして固定出来ない…
どうやら、内部のメカ機構が破損しているっぽいです。

14年目なので仕方ないですね。部品を調べてみました。

エスティマACR50Wのドアミラー部品構成図

パーツリストによると、助手席側(LH)ミラーの部品番号は87940、車両年式2009年2月の2.4L AERAS(非寒冷地仕様)ACR-50Wなので、末尾番号28A21が該当します。
ドアミラーは、一見細かく部品番号が出ていますが、実際には黒枠で囲われたアッセンブリ(業界用語でいうとASSY)でしか供給されていないようです。
新品部品だと税込¥49,248とな! ということで、中古部品を探します。

そこは量販車、かつ廃車になる年式の車両が多く出回っているため、部品は割と安価にあっさりと見つかりました。
いくつか仕様があり、寒冷地仕様だとドアミラー部がヒーター付きとなったり、MOPのサイドカメラ付きのものもありますが、うちのは一切そういうのは着いていない素のミラーなので、中古部品は多く出回っています。
ということで、中古ミラーを購入しました。

 中古品なので、傷や汚れはそれなりにあるものの、年式なりの許容範囲。ただ、ミラー部分のみ、磨き傷が多いので、元のミラーと入れ替えのため、予め外しておきました。

ミラーを交換するためドア内装を外す

ドアミラー自体はドアの鉄板にボルト留めですが、ハーネスはドア内装内側のため、まずは内装を外します。

作業自体はさほど難しくなく、順番に

  1. ドア取手部分のネジを外す
  2. ドアノブ奥のネジを外す
  3. パワーウインドウSWの内装を引っ張って外して、コネクタを抜く
  4. ドアミラー付け根のカバーを外す
  5. クリップ留めされているドア内装下側から引っ張って外す
  6. クリップが全て外れたら、ガラス窓に引っかかっている内装を上に持ち上げて手前に引く
  7. ドアノブから生えている2本の金属ケーブル(ドアノブとドアロックのケーブル)を外す

この順番で外せます。
実はエスティマのドア内装を外すのは初めてです。

デッドニングとスピーカー交換は、もう10年ほど前にショップで行ってもらいました。デッドニングは予算の関係もあってシンプルですが、施工自体はしっかりとされていて、10年経過しても何ら問題なさそうです。ケーブルもそれなりのものになっていますし、バッフルボードもしっかりしたものです。

ソレは置いておいて、写真の赤丸の部分のナットとコネクタを外せば、ミラー自体が取り外せます。

赤丸部分のナットとコネクタをはすずとミラーが外れる

ここで、予めパワーウインドウを下げておけば、ミラーにアクセスしやすく、作業もしやすいということに気づきましたが、別に下げなくても問題ありませんでした。
ナットを緩めたらドアミラーを落とさないようにしっかり支えながら外しましょう。このとき窓が開いていれば、より作業しやすいですね。

復元は逆手順なので、写真は割愛します。
ドアミラー交換後、電動格納とミラー調整、ウインカー点灯の動作確認を行いました。

特に動作に問題はなさそうですね。

外した不具合ミラーの故障箇所を特定する

電動開閉不具合のミラー、微妙に動くので、モータそのものは生きていて、機械的な問題かなとは思っていました。
とりあえず分解してみます。

分解してみると、ミラー本体がアッセンブリ(業界用語で言うASSY)でしか供給されていない理由がわかりました。
電動格納モータのアッセンブリからハーネスがピラー付け根部の穴をくぐって生えているのですが。その先のコネクタハウジングが穴より大きいのです。
これは製造時にハーネスをピラー付け根の穴に通した後に、コネクタハウジングを取り付けているようです。
このハウジングは、一度取り付けると、取り外しできる構造にはなっていないようです。爪がかかっている部分を破壊したところ、コネクタは2つに細分化しました。この状態で穴をくぐらせることが出来ますが、ハウジングは破壊したので再利用できません(出来なくはないけど)。
構造がわかったので、次回は壊さずに外せなくはなさそうですが。

また、ミラー格納部の取り付け部分は、トルクスネジとなっています。幸いトルクスねじ用のL時ドライバーを持っていたので、開けることが出来ました。
トルクスネジは廻り止めのネジロックが塗布されていました。

バラバラにした後、モータが入っていると思われるハウジングを分解してみました。

モータハウジングを分解(接着されているのでかなり硬いです)

このモータハウジング(モータと減速ギヤの組み合わせ)は、内部に雨水が入らないよう、接着封印されているので、外すのに結構時間がかかりました。
外装ケースは、どうせ捨てるので、マイナスドライバーでこじりながらゆっくり開きました。粘着性の接着剤が結構強固でした。
内部は思ったよりも小型の、ミニ四駆のFA130モータのようなサイズのモータがあり、そこからウォームギヤを介して減速し、ドアミラー付け根の回転軸にトルク伝達しているようです。

そして開閉不具合の原因と思われる箇所を発見しました。

ウォームギヤと平歯ギヤの結合部がガタガタになっていた

この螺旋状のギヤ(ウォームギヤ)のシャフトに薄緑色の平歯ギヤが取り付けられていますが、この結合部がガタガタになっていてました。本来なら平歯ギヤの回転をこのウォームギヤのシャフトに伝えなければなりませんが、個々の部分の遊びが大きくガタガタなのです。
この遊びが大きいことで、ミラー自体が固定できずガタガタ動くのと、恐らく電動格納時モーターが回転した際に、シャフトが回る前に空回り平歯ギヤのみ空回りしてしまう状態のため、結果的に電動格納が出来ない(わずかに動くが空回りして動かなくなる)のでしょう。

当然この部分だけの部品はありませんし、モータハウジングだけの部品もありません。
ミラーは車体色のカバー部とミラーのみは単体部品供給されていますが、それ以外の部分がASSYでしか販売されていないのも、バラしてみて納得しました。
幸い、エスティマは量販車だったので、中古部品はいくらでもあるのです。
これが希少車で中古部品も手に入らないとなると、こういった分解を行って直すしかありません。こういう時に量販車は助かりますね。

ということで、ミラーは直りましたが、構造的に良くないですね。これはいつか摩耗してガタガタになる運命にある構造です。
電動格納、あまり頻繁に使わないようにしないとね…

【日本盛】生原酒 本醸造

先日、練馬区の光が丘公園にたまたま行ったら、ちょっとしたお祭をやっていまして、少し見てきましたが、こんな屋台がありまして。

日本盛の屋台

日本盛、兵庫の酒蔵、よくスーパーマーケットで売っているような量販メーカーですけど、試飲できるということで、試飲してみたら、あれ、思いの外良いな、ということで、飲み比べセットを買ってみました。

4本セットで、鬼殺しはおまけ

スーパーで売っているようなお酒は、たいてい「山田錦」とかこの商品のような「生原酒」みたいなものがトップに出ている商品が多いですね。いわゆる酒蔵のブランド名が入っていない量販酒、これもその類なのですが、試飲したら、ほほう、と思うことがあり、お家で試してみることにしました。
ということで今日はその第1弾。

【日本盛】生原酒 本醸造

この4本で最も安価な1本です。200mlと1合ちょっとの量で、アウトドアでの飲みきりサイズを想定しているようです。たしかに、安価なお酒は紙パックが多いですが、まるでちょっと良いコーヒのアルミボトルに入っている日本酒は珍しいですね。

【日本盛】生原酒 本醸造

本醸造なので、醸造アルコール添加です。原酒にさらにアルコール添加していて、アルコール度数は19%とかなり高め。生原酒は火入れと加水していないお酒ですが、窒素ガス充填とは言え、さすがに全く火入れしていないで常温保存は難しいので、恐らくはどこかの過程で火入れは行っているでしょう。火入れ過程は充填前のタンク火入れと瓶火入れで通常2度ありますが、そのうちの1回を省くと生酒、とする量販メーカーは多いようです。

日本酒度は、HPによると6と甘口です。なんとなく生原酒でアルコール添加となると、辛口な印象ですが、さにあらずということです。

やや茶色がかった色

上立ち香は仄かですが、常温で口に含むと濃厚な甘さ。ちょっと甘すぎるかなというくらい濃厚。これにはびっくり。ただ、この手のお酒にありがちな、癖のあるアルコール感は少なく、高いアルコール度数ながら、口に残る嫌味なアルコール添加らしさはなく、これはこれで良いのかなと。

なんでもアウトドアのmont-bellとコラボしたボトルもあるとのことで、アウトドアで飲むことも想定されているようです。となると、このくらいのやや強めの味付けがちょうどよいのかもしれません。冷やせない環境で常温、あるいは燗で飲んでも良いバランスになっているように感じます。

この手のお酒は、ちゃんとした酒屋で買っている日本酒からすると、色々と雑味やアルコールぽさだけが残ったりするものですが、このお酒はわりとそういうネガが少なく(ないとは言わない)、これなら飲んでも良いな、と思わせます。

チェーン店の居酒屋も、最低限このレベルの日本酒から置いてほしいものです。

ベランダのアサガオを撮る

暑さがちょっと落ち着いたこの2,3日。暑さや乾燥に強いはずの、ベランダのアサガオもややしおれ気味でしたが、少し暑さが落ち着いたので元気になりました。
植物ですら暑さにやられているのよ…。

花って写真撮るの難しいな…

色飽和しやすい(実際青は盛大に飽和しています)ので、露出が難しい。こういうのは、リバーサルフィルムのほうが得意ですね。

【大矢孝酒造】残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 薄にごり生原酒 R3BY

最近残業続きで、なかなか酒屋に寄れませんが、久しぶりに定時退社した日に寄って買ってきたお酒です。

【大矢孝酒造】残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 薄にごり生原酒 R3BY

あまり酒処のイメージがない神奈川県のお酒ですが、Yamaroの大好きな酒造の1つでもあります、大矢孝酒造の「残草蓬莱(ざるそうほうらい)」のフレッシュな夏酒、純米吟醸 Queeen 薄にごり生原酒です。

Queeenの由来は、アルコール度数12%から来ているそうです。Queeenの”e”が1つ多いのは誤字ではなく、意図的なもののようです。
生原酒の場合、加水していないためアルコール度数が高いお酒が多いですが、このQueeenは12%と抑え気味。
酒米は、麹米が山田錦、掛米が出羽燦々で、精米歩合は60%、注目度127%はどういう事(笑
澱を絡ませて、瓶内二次発酵させているお酒です。

またしても吹き出し注意のラベルのお酒。ただ、購入した酒屋では、多分そこまで吹き出さないと思いますが、慎重に開けてください、とのことでした。
ということで、十分に冷やしてゆっくりと開栓しました。

きれいな薄にごり

開栓…とりあえず吹き出しはなさそうです。注ぐと軽くプチプチしている感じですが、思ったよりはガス感は少なめ。

上立ち香は、きれいな吟醸香、飲む前から爽やかな甘い香りが漂います。
口に含むと、ん? 割と苦味が強め。甘い香りに対して、味わいは甘さ控えめ、すっきりとした爽やかな酸味が口に広がり、さっぱりと切れます。
ちょっと苦味が多めかな? と思いましたが、2杯目をいただくと苦味が一変! 今度は甘みがじんわり出てきて、苦味は後退。ここでウェルバランスとなりました。
こんな短時間で味がここまで変化するのか!? 驚きです。ということで、少し空気に触れさせたほうが、程よい甘みが出ます。
その甘味も、決して甘すぎず主張しすぎず、酸味との苦味と旨味のバランスが、高い次元で調和しています。

アルコール度数が低いのですが、決してライトな感じはなく、しっかりアルコールの良さも出ていますね。それでいて飲みやすいので、まあ減るのが早いこと(笑
今回は保管場所の関係上四合瓶ですが、できれば一升瓶をおすすめしたいです。味わいの変化が楽しめると思います。