スローパンク? 自転車の虫ゴムを交換してみた、が…

通勤に使っている嫁車の電動アシスト自転車。後輪は、3年ほど前にタイヤとチューブも交換しましたが、やはり2,3年使っていると発生するトラブル、パンクです。
ただ、明確にすぐ空気が抜けるというよりは、かなりゆっくりと抜けていく感じです。
パンク修理する前に、まずは簡単にできる、そして案外見落としがちな、虫ゴムの交換をしてみることにしました。

虫ゴムとは?

ママチャリのタイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ

多くの自転車に採用されている、タイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ、上の写真だとオレンジ色のゴムキャップの部分を外して空気を入れますが、このゴムキャップの左にあるローレット加工されたナットは、ゴムキャップを外しただけで空気が漏れてこないようにするための逆止弁のついたバルブを固定しています。
この中に、虫ゴムという逆止弁があり、このゴムが劣化すると逆止弁の働きが弱くなって空気が漏れます。

空気がゆっくり抜けていくスローパンクの場合、もちろんチューブにごく小さな穴が空いている場合も多いですが、このバルブの虫ゴム劣化も疑われます。
パンク修理は手間がかかりますが、虫ゴムは安価で簡単に交換できるので、まずは虫ゴム交換を行ってみました。

キャップを外し、更にローレット加工されたナットを外すと、虫ゴムの付いたバルブが露出しますので、これを抜き取ります。タイヤの空気が一気に抜けます。

外したバルブ類と新しい虫ゴム

ホームセンターで買ってきた交換用虫ゴム、概ね200円前後で売っています。写真の商品はゴムとキャップだけですが、バルブとセットになったものもそんなに高くはないので、バルブごと変えてもよいかと思います。

古いゴムをバルブから外した

まずは古いゴムを外しました。引っ張ったら裂けました。確かに劣化はしているようです。安いものなので、1,2年で定期交換してよいでしょうね。

新しいゴムを挿入

新しいゴムをバルブに挿入します。結構硬めで嵌めにくいです。裂けないように、ゆっくりねじ込んでいきます。
あとはバルブをチューブに差し込んで、ナットを着けて空気を入れるだけです。
ちなみに、虫ゴムレスのスーパーバルブもあるので、定期交換が面倒ならこれに交換してしまうと、チューブの寿命まで交換しなくて済みそうです。

交換して、通勤で1往復してみましたが…ダメでした。やっぱり空気抜けてきてる。これはチューブの方ですね。ってことで素直にパンク修理します。とほほ…

【百里基地】2023年4月19日の記録2

午後イチの上がりを撮って移動、久々に行ったポイント。常連さんたちと和気あいあいとしつつ、撮影スタンバイ。
遠くにF-2の機影が見えてきました。まずはタッチアンドゴー。

あれ?松島の21SQのF-2Bも来てるんですね。
この33-8118号機は、東日本大震災による津波で水没被災した機体で、被災した18機中修復された13機の中の1機です。当初の予想より修復できた機体は多かったものの、それでも5機は修復できず処分されています。

この場所で、しかもランディングなので、うまいことRW/03のL側(手前側)に降りてきたら嬉しいなと思っていましたが、そうでないと、そんなに面白い絵が撮れる場所ではないのも承知しています。
が、こういう絵が撮れました。

近い!

イヤ派手に捻ったな! しかもこちらはAF-S 600mmにテレコンTC-14-EIIIで850mm、フレームに収まらない! 

そしてこのあとは、何とAGG (Air-to-Grand Gunnery)訓練でした! 撚るポイントはこの撮影地の反対側のほうがよく撮れそうですが、この時間だと逆光となりきれいに撮れないため、こっちで良かったかな?

久々に高機動が見れたのと、この場所でのF-2のAGGは初めて見たので、運が良かったな~。
周辺の常連さんによれば、ここまでは爆撃を想定した高度だそうです。
その次がGun(20mm機関砲)による対地攻撃を想定した訓練、やや高度が下がります。低空侵入からの機種上げ~捻りと、繰り返し行っていました。

久しぶりの撮影なのに、AF-S 600mm f/4GにテレコンTC-14EIIIで850mmの手持ち撮影はしんどかったけど、Nikon Z 9のReal-Live Viewfinderで、ブラックアウトせずシャッターを切っても常時被写体を見られるので、歩留まりは一眼レフより確実に良いですよね。腕はともかく(笑

AF-S 600mm f/4G搭載の手ぶれ補正(VR)は初期型故にSportsモードがなく、一眼レフではシャッター毎に露光前センタリングが行われていましたが、Nikon Z 9ではメカシャッターがなく常時EVFに表示しているのと同じ状況、つまり露光前センタリングはシャッターを切った最初の1回目のみで、連写し続ける限り露光前センタリングされないため、実質Sportsモードで撮っているのと同じ感じになります。
元々CIPA規格で2.5段分の補正能力しかないのですが(自社基準ではこのレンズの販売当初4段分補正としていた)、それでも無いよりは良いです。ずいぶん撮影が楽になりました。
最新のNIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sでは、Z 9とのシンクロVRで5.5段分の補正が可能で、レンズ重量もAF-S 600mm f/4Gより2kg近く軽いので、より歩留まりよく撮影できそうです。テレコンも内蔵していて理想のレンズです。いつかはZ 600mmに乗り換えたいですね。
200万円する高額レンズなのに、人気でお金があってもなかなか手に入らないのです。

最後に降りてきた機体を撮って、この日の撮影を終えました。

久々に撮れて、良いストレス解消になりました。

【百里基地】2023年4月19日の記録1

先日、何ヶ月かぶりに百里基地に行ってきました。前回の撮影は、1月のインド空軍のSu-30MKI訪問だったので、あれから3ヶ月も経っているのです。
せめて月イチは行きたいのですが、去年年末から今にかけて、仕事が詰まりに詰まっていて、なかなか休みが取れずでした。
今も忙しいのですが、さすがに腕がなまってしまいそうですから、なんとか休みを取っていってきました。

が、1st上がり、無風で風向きが読めず、SKYMARKがR/W03上がりだったので、午前は03上がりを期待したら、何と反対のR/W21上がりとな! 慌てて移動しましたが間に合わず、こんなに遠くの写真、トリミングしてなお遠い…。
せっかく良い捻りを撮ろうと思ったのに、不甲斐ない結果でした。

ということで、降りはちょっと撚るか真正面を狙うか、ということで行ってみたこの場所。

この場所も悪くないね…。ただ真っ直ぐ降りるのを真横から撮ってもつまらないので、撮影場所は色々開拓したいですね。
飛行機のお腹も、アップで見ると、普段あまり見られない構造がよくわかりますね。
エアインテイクの後ろ、ARMAMENTの欄にはM2 CAP x1と書いてあるのまで見えました。実際、90式空対空誘導弾(AAM-3)のキャプティブ弾(訓練弾)が1発搭載されています。
それより古いAIM-9Lは、さすがにもう見かけないですね。より新しいAAM-5もF-2への搭載開発は行われたようですが、まだ部隊配備はされていないのかな?
最新のAAM-5Bは、沖縄など最前線のF-15J MSIPの改修機に割り当てられているでしょうから、当分AAM-3が主力なんでしょうね。

F-2の翼端に赤外線誘導ミサイルを搭載した時、空力的な影響で翼が捻れることにより、機体レーダーで追尾した目標位置と翼端に装着される赤外線ミサイルシーカーが捕捉している目標位置に差異が生じる。このため、翼が捻れた場合においても、機体レーダーと赤外線ミサイルシーカーの目標捕捉位置が一致するように補正する必要がある。

https://www.mod.go.jp/asdf/adtc/second5/third1/PDF/hizitudan/F-2-tuinin.pdf

搭載試験の結果も、このように公開されています。機体搭載レーダーと、ミサイル搭載のシーカーヘッドの目標位置に差異が生じる…。こういうのは試験してみないとわからないですね。


午後はまず上がりを撮ってから…

移動しました。

ちなみに、ずっと純正のRAW現像ソフトのNX Studioを使っていましたが、今回は重い腰を上げて、Adobe Photoshop Lightroom Classic(LrC)を購入したので、そちらを使っています。
なかなか思う色を出せずに、ちょっと苦労しています。自分の思う色を出しやすいのは、慣れているNX Studioの方ですね。結果的に、LrCで現像したほうが時間がかかってしまっていますが、慣れたらもう少し早くできるかな? 書き出しはLrCのほうが圧倒的に速いですね。ここはGPUを積極的に使うLrCに軍配が上がります。
NX StudioはGPUはほぼ使っていない感じなので。

続く…

【飯沼銘醸】姿 純米吟醸生酒 スパークリング(黒ラベル)

前日に引き続き、栃木で買ってきたお酒です。

【飯沼銘醸】姿 純米吟醸生酒 スパークリング(黒ラベル)

この、飯沼銘醸「姿(すがた)」のスパークリングは、白と黒の2種類のラベルがあって、2021年に白を買っていました
今回購入した関口酒店には2種類おいてありましたが、どう違うのですか?と聞くと「黒のほうが発泡が強い」とのことだったので、黒にしてみました。
写真のように、かなり澱が絡んだお酒ですが、このお酒に関しては、ヘタに澱を混ぜずに開栓したほうが「安全」でした。結果論ですけどね。理由は後述します。

【飯沼銘醸】姿 純米吟醸生酒 スパークリング(黒ラベル)

精米歩合55%の純米吟醸。ラベルにありませんが、とある酒店のHPによれば、酒米は山田錦・きたしずく(北海道産)、日本酒度は-2だそうです。
火入れしていない生酒です。スパークリングなので、もちろんラベルに書かれているように開栓注意です。
前日の旭興の発泡性貴醸酒と違うのは、コルクではなく回転させる栓を採用しています。なので、ゆっくり少しだけ栓を回してガス抜きをしていきます。

強烈なガス!

お店の人が言っていた、黒のほうがガスが強いは本当でした。少し栓を開けただけで、これだけ泡が発生します。この状態でガス抜きすること10分。これだけ長い時間吹き出すお酒はそうそうありません。いやぁ待ちましたよ。少しだけ栓を開いては閉じる、を繰り返しました。

カルピスみたいな白い濁り

上立ち香は爽やかな吟醸香。口に含むと、爽快なガス感と共に、米の爽やかな甘味がまさにカルピスソーダ? でも甘みが強いわけではなく、酸味と苦味とのバランスが良いので、飲んだあとのキレも良いですね。ことさら濃厚さを感じさせず、キレの良さは抜群。よってスイスイ飲めてしまいます。
このお酒も祝いの場にふさわしいのではないでしょうか? ラベルもおしゃれですね。

栃木に行くと必ず買いたいお酒の1つです。

【渡邉酒造】旭興 発泡性貴醸酒

栃木で買ってきたお酒です。旭興(きょくこう)は、大田原市の渡邉酒造ですが、わりと小さな酒造なので、栃木県内ではよく見かけますが、県外となると案外見つけられなかったりします。
なので、栃木に行った際はよく買うお酒です。

【渡邉酒造】旭興 発泡性貴醸酒

貴醸酒です。そして発泡性です。2021年にも購入しているこのお酒ですが、製造年で味が変わるようです。
基本は栃木県産の酒米「夢ささら」を100%使用しているということ、仕込み水の代わりに酒を使うという貴醸酒、そして発泡性ということ、なかなかないお酒です。
もちろん発泡性は酒の醸造過程で自然発生させています。

2021年購入時は、アルコール度数14度、日本酒度-47でしたが、今回はアルコール度数が12度とやや下がり、日本酒度は-76とかなりの甘口になりました。
そして発泡性故に、スパークリングワインのような抜け止め付きのコルク栓です。もうこれはシャンパン代わりの日本酒と言ってもいいでしょう。

今回の発泡具合は半端ないぜ!

よく冷やして開栓。

しゅわわわわわ~

ああああああっ、吹き出した! コルク栓なので、ゆっくりガス抜きできません。一気に出てきました。
ということで、ぜひボウルの上での開栓をおすすめします。3割ほど吹きこぼれてしまいました…

色味もワインのような透き通った黄色、ワイングラスでいただきましょう

香りは…いやスパークリングワインのように思ってしまうと、香りもちょっとそれに近い。口に含むと、日本湯度から想像するほど極甘ではないく、口当たりのよう自然な甘みです。もちろん、ブドウほどの強い酸味と甘味ではないですが、貴醸酒らしいこってりとした甘みではなく、もう少し洗練されて透き通った甘さです。発泡性なので爽やかさがありますね。

口当たりの良さと引き方も抜群によく、これまた貴醸酒のようにまったり残る感じではなく、サーッと余韻を残して引いていきます。爽やかですが、適度に苦味と酸味があり、これは本当に日本酒のシャンパンと言っても過言ではないですね。

ということで、やや今回はガス感が強く、吹き出しは要注意ながら、これは栃木どころか日本国内にとどまらず、世界に出して欲しいお酒だと思います。生産量が少ないから難しいのでしょうけど。

嫁車の電動アシスト自転車のFブレーキシューを交換した

一生懸命旧車のMiyata Ridge runnerのメンテナンスをしていますが、実はその割にあまり乗っていなくて、通勤と親子スイミングへ通う際には嫁車の電動アシスト自転車を使っています。車も嫁車なら、自転車も嫁車がメインです(笑

そんな電動アシスト自転車も11年使っています。コロナ禍で自転車通勤に切り替えて、昨年度までは子供の保育園送迎もしていたので、その走行距離と坂道の多い通勤ルートでのブレーキの負荷たるや!
新車時からのブレーキもかなり減っていたので、交換しました。

本当はロードバイク用? SHIMANO R50T2

今回取り付けたのはSHIMANOのR50T2です。本来はロードバイク用で、シングルピボットブレーキのママチャリには合わない、という話もあるのですが、まあとりあえず着けてみました。

実は買ったのはだいぶ前で、交換しようと思いつつすっかり忘れていまして(汗
一般的なママチャリ用のブレーキシューと違うのは、ボルトの取付座面が球面座となっていて、取り付け角度調整ができることでしょう。一般にママチャリのリム部分は角度が垂直に近いようですが、この機構があれば、ぴったりリムの角度に合わせられますし、少しトーイン気味にすることで、回転するホイールをブレーキシューが挟んだ際に、ピッタリ面で当てることができるようになります。

ブレーキレバーを握ってリムにシューが軽くあたった状態でボルトを締めればOKです。角度を微調整したければ、少しボルトの締付けを弱めて微調整も可能です。
タイヤに当たらないよう、またリムからはみ出ないよう調整して完了です。

さて通勤で使ってみましたが、制動力は以前より少し向上したかな?程度ですが、コントロール性が良くなったように感じました。ブレーキレバーの握り具合にリニアに追従する感じ。あとは雨の日の制動力がどの程度か気になりますね。

Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換した

最近チャリンコの整備をチマチマやっていて、少しずつ自転車沼に使ってきている気がしないでもない今日此の頃。
今回は、旧車Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換します。

ダイワサイクルに行ってきた

お目当てのブレーキシュー、なかなか見つからず、ホームセンターや自転車店を巡り巡って、ダイワサイクルでやっと見つけました! 後述しますが、旧車ゆえ、ブレーキシューもその辺でよく売っているタイプとは違うんですよね。
ああ、新しい自転車も欲しいな… 値段見ると、わりと現実的なものでも、ライトユーザーなは自分には十分です。

旧車ならでは?のカンチブレーキ

正式名称はカンチレバーブレーキ、だそうです。古いMTBやロードバイクなどに採用されている方式で、構造がシンプルで泥づまりしにくいのが特徴とのことですが、90年代後半以降、SHIMANOからVブレーキが販売されて以降は、調整が簡単であることとブレーキ制動力の持続性が良いことから、Vブレーキが主流になったようです。現在、新車でカンチレバーが採用されているのは稀なようですね。自転車屋巡りして、新車を色々見ましたが、確かにカンチブレーキを採用した新車はありませんでした。

写真の通り、露出した金属ワイヤがが特徴です。この露出部分が多いために、ワイヤが錆びやすいという欠点もあるようです。確かにそうですね、もうワイヤも交換しなければですね。
今回はブレーキシューだけですが、ワイヤも後で交換します。

今回購入したのはSHIMANOのM65T。カンチレバーブレーキシューは、写真のように種から金属の棒が出ているのが特徴です。Vブレーキなど一般的な自転車は、シューはボルトナットで固定していますが、こちらはブレーキレバー自体にネジがあり、そちら側で固定します。
新しいシューはやや長く、取り付け向きの指定があります。外したシューは、残量はまだ十分ですが、経年劣化で割れが発生しているため交換します。

構造自体はシンプルで、Vブレーキよりもわかりやすい、が取り付け調整が大変ですね。まずブレーキシューの前後位置(ホイールリムとの隙間)と、ブレーキワイヤの関係異性、ブレーキを掛けた際の当たり面や角度、とにかくこれらを全ていい塩梅に調整する必要があり、シンプル構造故に、きっちり調整するのが至難の業でした。
ただ、一応私、業種は全く異なりますが、試作開発系の仕事をしているので、基本仕事では工具を使います。こうした調整も、それなりにこなせてしまうのは、長年の仕事の経験ですね(自慢

ということで、良い塩梅に装着できたと自負していますが、普段工具を使ったことのない人は、素直に自転車店で交換したほうが良いですね。

古いので、まだまだメンテナンスが必要なRidge runner

前後とも交換し、試乗してみました。いい! 明らかに制動力が違います。リアなんか、ギュッとレバーを握るとタイヤロックします。
そのレバーも経年劣化でみすぼらしいので、オリジナルのまま塗装するか、いっそ交換するか。レバーもピンキリで色々ありますしね。
グリップもボロボロなので交換、いやいっそハンドルごと…とパーツを見るとあれもこれも欲しくなりますね。

でもまずはブレーキワイヤ、次に変速ワイヤですね。
フロントディレイラーが不調で3速のトップに入りづらいのは、調整して変速できる時もありますが、根本は変速ワイヤも交換しないとだめそうです。こちらもブレーキワイヤの次です。
こうしてあちこち交換していると、そのうち新車買う値段を超えそうです(笑

初めて串カツ田中に行ってきた

妻が飲み会なので、子どもたちを連れて、初めて「串カツ田中」に行ってきました。

妻はもう最近、揚げ物がちょっと…となっているので、ここぞとばかりに行ったわけですが、串カツ以外の居酒屋メニューも割とあって、小学生以下の子供はたこ焼き無料とか、ジャンケンでソフトドリンク無料とか、なるほど大阪のお店だけあるなぁ、となりました。確かに子供連れや若い人たちが客層の中心なのもわかる気がしますね。

ハイボールは子供がサイコロを振ってくれて、メガハイボールになりました。

お店の雰囲気づくりは子供連れていくには良い感じなので、たまに行くにはいいかもね。

Lightroomのスーパー解像度で古いデジカメのRAWを高解像度化してみた

Adobe Photoshop Lightroom Classicといえば、定番のRAW現像ソフトで、最も多くのユーザーが使用している現像ソフトです。
ただ、長年Nikonの純正RAW現像ソフトを使ってきたためか、どうもLightroomなどの現像ソフトが生成する「カタログファイル」のように、ソフト側のカタログに画像ファイルを登録しないと表示できない、というシステムが嫌いでした。
フォルダの位置を変えたりすると、いちいち登録しなければならないし、カタログファイル生成にものすごく時間がかかるし、とにかく嫌いでした。
なので、Lightroomも何度かお試しでインストールしては、やっぱ性に合わないなとアンインストールの繰り返し。

とは言え、そろそろ慣れていかないとな~と思って、やっと重い腰を上げてサブスクリプションを導入しました。いわゆるAdobe課金です。
ただ、無料のNikonのRAW現像ソフト、NX Studioも処理が重たいという以外は非常に良く出来たソフトで、特に部分的に画像を補正できるコントロールポイントが、プラグインなどに課金無しで無料で使えるのが良いのと、インターフェイスも直感的で、無料ソフトとしてはよく出来ていますし、今後も併用するとして、今回Lightroomが良いなと思ったのは、古いカメラのRAW現像は、明らかにNX Studioより良く出来ていると思った点でしょうか。

例えば、2003年発売と、今から20年前の上級コンパクトデジカメ、Nikon COOLPIX 5400は、510万画素のカメラで、今となってはスマホ以下の画素数しかありませんが、FW Ver1.4でRAW撮影機能がサポートされました。最も使っていた当時はまともなRAW現像ソフトを持っておらず(その時代のNikonの純正RAW現像ソフト、Nikon Captureは当時有料ソフトでした)、RAW撮影のメリットがあまり見いだせていませんでした。

しかし20年を経た今、現代のソフトでその真価を活かすことが出来ました。まずはNikon純正のNX Studioで現像してみました。調整を加えています。
ちょうど18年前に撮影した足尾銅山精錬所です。今ではこの精錬所の建物は取り壊されています。

Nikon COOLPIX5400 NX StudioでRAW現像

次にAdobe Photoshop Lightroom Classicで現像したものです。なお、ここではスーパー解像度を使用したものを、Web用に縮小して掲載しています。

Adobe Lightroom Classic 2023のスーパー解像度
Nikon COOLPIX5400 Adobe Lightroom ClassicでRAW現像
画像比較 左がNX Studio 右がLightroom Classic

まず色合いが格段に良いです。COOLPIX 5400は古いので、所詮画質は…と思っていましたが、Lightroomのほうが明らかにディテールが出ていますし、色味も良いですね。ただLightroomは彩度を上げていないけど、少々彩度が高めですね。
例えば飽和していると思った空のハイライトが、Lightroomではだいぶ自然に出ています。また暗部の階調を持ち上げた結果、ややシャドーが浮いてしまったNX Studioの現像と違い、Lightroomは自然なトーンになっています。ちなみにスーパー解像度を適用する前段階でも、Lightroomのほうが解像感がありました。シャープネスがやや強めとも言えますが。
車は当時乗っていたアコード ユーロR(CL7)です。

NX Studio
Adobe Photoshop Lightroom Classic (スーパー解像度)

これだけディテールに差が出ています。
スーパー解像度は、最近の高画素のカメラで撮ったものより、こうした昔の低画素のカメラで撮ったもののほうが威力を発揮しているように思います。

【龍神酒造】尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり

我が家でよく買う桃色の日本酒と言えば、群馬の松屋酒造の流輝(るか)ですが、こちらも群馬のお酒、龍神酒造の「尾瀬の雪どけ」の桃色にごりです。

【龍神酒造】尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり

群馬の酒蔵は桃色がお好き? 赤色酵母を使うことにより、桃色のお酒になる不思議。お米しか使っていないのに、こんな色になるのだから、お酒って本当に不思議ですね。
そして写真でわかるように、瓶の底に澱が堆積しています。これはすごいぞ。

【龍神酒造】尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり

酒米は非公開ですが、精米歩合は50%の純米大吟醸。アルコール度数はわずか10%で、これも松屋酒造の流輝のももいろと同じくらいですね。
吹き出し注意のお酒で、蓋もガス抜きア穴があるタイプです。寄って横倒し厳禁です。

注ぐと桃色よりも白色のほうが勝る感じ

冷やした状態で慎重に開栓。吹き出しはありませんでした。ガス抜き穴があるから、この点は安心です。
少し澱をまぜて注ぐと、シュワシュワ感が少しありますね。上立ち香は爽やかな柑橘系。口に含むと、おお、桃です。味も桃ジュースに近い!
でもアルコール度数10%と日本酒としては低いのですが、それなりにどっしり缶もあるのが不思議。甘味と酸味に続いて苦味も適度にあるので、最初桃ジュースと思いきや、あとから日本酒だ~、となるお酒です。
そしてスイスイ飲める系なので、少し暖かくなってきた春にピッタリのお酒ですね。関東はお花見が終わってしまいましたが、これからの東北や北海道で花見酒として飲むのも良さそうです。飲みやすいのでおすすめですよ!

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