【栃木】2025年の旧石裂小学校とその周辺 モノクロ編

現像を頼んでいたフィルムを取りに行ったら、新人のお姉さんが可愛くて年甲斐もなくキュンと来てしまったおじさんです。
多分初めて外注で現像していたフィルムの受取だったのでしょうね、レジのやり方が分からなくて、店長を呼んでいました。

ってことで、早速フィルムをスキャンしてみました。

カメラはBRONICA S2、レンズは全てNIKKOR-O 50mm F2.8、フィルムはFOMAPAN profi line creative 200です。チェコ製のこのフィルム、東京でフィルムを扱っているカメラ点などでは割と手に入りやすいです。ISO200という一見中途半端な感度もまた良いですね。デジタルならNikon D300の標準感度だったりしました

なお、このとき同時にデジタルで撮影した写真はこちらです。

GWの写真ですが、たった12枚撮りのフィルムがなかなか終わらず、6月上旬に現像に出してきました。デジタルだと1日何千枚と撮ることもあるのに、フィルムだと余っちゃうのが不思議。そう、フィルム時代なんてのはバカスカ写真なんて撮らなかったんですよ。1日にフィルム10本なんてのはそれこそ航空祭くらいでした。それだって36枚撮りなので360コマ+アルファです。
デジタルになっても2000年代はまだメモリカード容量がそんなになかったので、1日何千枚撮ることもなく、せいぜい数百枚でしたが、それでフィルムと比べたらたくさん撮れるようになったなぁなんて思ったものです。

さて旧石裂小学校、フィルムで撮るのもまた楽しいものでしたが、仕上がってみると、もう少しカットを工夫したかったなぁと。

逆光だったので、ややコントラストの眠い絵になってしまったかな。フィルターを入れたほうが良かったな?

ここはイメージ通り。

やっぱり立体感を出して撮ったほうが面白い。

やっぱりスクエアの6X6判って良いな。
ここも次来る時に校舎が残っているかどうか。
重機が置かれているのが不穏ですが。

FOMAPAN 200、程よくコントラストは出るとの、そこそこな微粒子ですが、微粒子すぎないのも良い塩梅です。
撮影後のロールを留めるテープが雑だったり、現像後のフィルムのカールがひどいのが難点だけど、撮影結果は何度か使ったけど一番しっくり来るモノクロフィルム。
Fujifilmがモノクロフィルムの自社製造をやめてIRFORDのOEMになってしまった今、モノクロフィルムは色々遊びで試したいですね。


アフェリエイトリンクを貼っていてなんですが、通販で買うのはおすすめしません。高すぎます。でも地方だとなかなか買えないですね。

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EIZO ColorEdge CS2740修理から戻ってきました

電源不調で修理に出していたPCディスプレイ、EIZO ColorEdge CS2740が修理から戻ってきました。

PCの電源を入れると待機状態から復帰せず、電源のLEDランプが橙4回白1回の点滅をして表示されない状態になってしまっていたColorEdge。
主電源を切って入れ直すと表示できますが、明らかにこれはおかしいので修理に出すことに。
2020年12月に購入、メーカー5年保証があり、かつColorEdgeは修理中代替機を貸し出してくれるため、非常にありがたいですね。
高いだけあります。

5月末に修理を依頼し、先に代替機が届きました。修理する

ホント、5年保証はよいです。もっとも壊れなければいいのですが。
修理に出して2週間、修理完了で戻ってきました。

コントラスト問題なし。モアレはカメラとディスプレイの画素によるもの

修理解析報告書を見ると、「ご指摘の症状を確認しました」「メインユニットの故障によるものでした」とありメインユニット交換後に、画像検査、機能検査、絶縁耐力試験、接地回路抵抗試験、機構検査、打診試験、エージング常温4時間とあり、部品交換しましたハイおしまい、ではないのが流石です。
ちゃんと絶縁耐力試験、接地回路の抵抗試験をやっているのも素晴らしいです。
保証期間内なので無償修理でした。

4年半、使用時間は5379時間だそうです。EIZOのモニタは5年または稼働時間3万時間以内が保証対象とPC Watchの記事内にも書かれているように、一般的はホームユースの使い方で1日7時間使ったとして、3万時間に到達するのは12年後です。
ということで、このモニタもあと7年程度は使うことになるでしょう。液晶パネルは去年交換、そして今回メインユニットも交換したので実質新品(笑)、まだまだ長く使えそうです。

UGREEN NASyncの洗礼? SSDキャッシュドライブ破損でHDDが読めない事態に

UGREENのNASync DXP4800 Plusを導入してまだ2ヶ月経っていませんが、早速新参NASの洗礼を受けています。

キャッシュドライブのSSDがクラッシュ

NASync DXP4800 PlusはHDD4ベイに、M.2 SSDを最大2枚取り付け可能で、我が家ではとりあえず余っていたSSD1枚をキャッシュドライブとして使用していました。
が、ある日突然NAS自体のデータが全く読めなくなり、ストレージマネージャーを開いてみると…

なんと!「SSDキャッシュ1破損です!」と表示されています。早急に対処してください、だそうです。HDD自体は4台とも正常の表示です。

「ストレージ領域がマウントされていない」との表示

RAID5で構成している4つのHDDのストレージプールは正常との表示ですが、ストレージスペース1に警告と出ていて、「ストレージ領域がマウントされていない」と表示されています。
とりあえずSSDのクラッシュは明らかです。ということでキャッシュのSSDをストレージスペースから削除してみます。ストレージプール1の右側の「・・・」をクリックします。

SSDキャッシュ管理を開く

すると上のようなメニューが出てくるので、「SSDキャッシュ管理」をクリックします。

SSDキャッシュ管理でSSDのは損と表示されているので削除をクリックしてみたが…

ここで「操作」の下の「削除」をクリックしてみました。

上のような表示が出るのでOKをクリックしました。が…

「SSDキャッシュが破損しています」と表示されて振り出しに。うむむ、にっちもさっちも行かない。
HDDがクラッシュしたのなら、RAID5なのでHDDを交換すれば回復するし、4台のうち1台破損状態ではデータは守られます。なのにNASycnはSSDキャッシュが破損しただけでHDDすら見えない状態に。これではRAID5を組んでいる意味はないし、SSDのほうが破損リスクが高いのだから、もしこんなことがまた発生するなら却ってSSDキャッシュを作ることのほうがリスクになってしまいますね。読み出し専用のキャッシュドライブなのに。

メーカーサポートに確認中です

にっちもさっちも行かないので、NASのUGREENアカウントページからユーザーサポートに問い合わせしました。

テクニカルサポートに問い合わせ

対処方法について問い合わせ中。ログを送ってくれとのことなので、ログを送付し確認してもらっているところです。

システムの診断情報を作成して送付しました


サポートは文章のニュアンスから、どうも中国のUGREENで翻訳ソフトを使っているようです。これに限らないですが、NASのOS自体、中国語から直訳での翻訳したような文章がチラホラ見受けられます。
とにかくこの事象が解決できることを願いつつ、やはり新参者のNASはこういうところが洗練されていないなぁと思いました。
ログの作成もよくわからず、サポートに確認して作成しましたが、「ワンクリックで作成」をクリックすると、唐突にPCのフォルダ画面だけ出てきてファイル名も空白、そのまま「フォルダーの選択」をクリックしたらそこにログが生成されましたが、これじゃ何をやっているのかが全くわかりませんね。ここはサポートに改善を要求しました。

NAS事業をやめてしまったNETGEARのReadyNASは、こんなことなかったもんなぁ。メニューも違和感なかったですし、HDDのクラッシュなど重大警告はメール飛ばしてくれたし。
UGREENのNASyncはそういうところのインターフェイスの詰めが甘いですね。


【追記】解決編アップしました

種を植えすぎた植

久しぶりにタイムラプスを。

今年もアサガオをの種を植えたのですが、去年採取した種が小さく全く発芽しませんでした。
ということでそれ以前に採れた大きな種を発掘したので、ヤケクソでたくさんばらまいたらたくさん生えてきました(笑い

レンズは絞っていたけど、これだけ近いと被写界深度が浅い。こういうのはマイクロフォーサーズのほうが有利ですね。ただ耐久的にあまりベランダに何日も置いて使いたくはないけど…。

これ、間引いたほうがいいのかな?

【若林醸造】つきよしの 空 純米吟醸

いつもの酒屋さんで買った、今まで飲んだことのない銘柄の新規開拓、ということで、長野県上田の若林醸造「つきよしの」を買ってみました。

初めての銘柄でも一升瓶で買えるならなるべく一升瓶で買っています。この酒屋においてあるお酒はどれも確かなものですし、説明書きもちゃんと添えてあるのが良いです。安心して買えます。
ってことで長野のお酒もなかなか良いものが揃っているのですが、「つきよしの」はお店でも飲んだことがないです。なのでとても楽しみ。

若林酒造はラベルにあるように1896年(明治29年)創業で伝統ある酒蔵、だったのですが、1969年頃(昭和44年)には自社での日本酒製造をほぼ辞めていたそうです。どこかのOEMで販売していたようですね。しかし、現在の杜氏である若林真美氏はアパレル業界から転身して実家の酒蔵を引き継ぎ、現在では自社醸造を増やしているのだとか。最近このパターン結構聞く話ですね。日本酒が見直されているのは良いことです。
実は自社で作っていないお酒、あるんですよね。どこの何とは言いませんが。

酒米は長野県産美山錦、アルコール度数は平均的な15度、酒米は非公開。今回買ったものは火入れですが、季節限定で無濾過生原酒も出しているそうです。
なおいつもの酒屋では冷蔵庫に入っていたので、それに習ってうちでも冷蔵保管としています。

ほぼ透明に近いお酒

生酒ではありませんが冷やした状態で。
開栓し注ぐと上立香は瑞々しいメロンを思わせる吟醸香。口に含むと…最初はスッキリ系?と思いきや、じわっと芳醇な甘みとともにぐっと膨らむ旨味、そして苦みと辛さもほぼ同時に押し寄せます。そしてさっぱりと後味が良い。割と甘口寄りではありますが、この後味のさっぱりすっきり感がなんとも良いです。
そしてやや温度を上げていくとより甘みと旨味が膨らむ印象です。そしてキレの良さは相変わらずですね。
これはなかなかすごいお酒だぞ。今度機会があればぜひ無濾過生原酒も飲んでみたいです。が、火入れでもしっかりフレッシュさも感じさせつつ安定した味わいが素晴らしいです。
これは一升瓶で買ってよかったよ~


まだ通販取扱は少ないようです。お店で買えてよかったってやつですね。この「空」は楽天では見つけられなかったけど、他のも試したいですね。

戦闘艦としての機能は結構オミットされているのね、練習艦「しまかぜ」

本当は行きたかったよこすかYYのりものフェスタ2025、練習艦「かしま」(TV-3508)「しまかぜ」(TV-3521)を見学できるまたとないチャンスだったのですが、2日の開催予定のうち行こうと思っていた土曜日が荒天で開催中止、日曜日は入間基地のランウェイウォークに行くため断念しました。

特に練習艦「しまかぜ」は、元ミサイル護衛艦で、最後のターター・システム搭載艦、艦齢的にも恐らく今年度いっぱいで退役するのではないかと思われるので、見たかったのですけどね。

「はたかぜ」型ミサイル護衛艦の2番艦の「しまかぜ」は、その後イージスシステムの導入が決まったために、元々同型艦を4隻建造予定だったのが2隻で打ち切りとなり、従来の防空システムであるターター・システム最終艦となりました。

1番艦の「はたかぜ」が2025年3月退役したため、残っているのは「しまかぜ」のみ。今となっては古典的なターター・システムを搭載していて、艦の前方にMk.13ミサイル単装発射機を搭載しています。

この発射機は対空ミサイルのSM-1MRが艦内の格納庫よりせり上がって装填され、1発ずつ発射可能です。現在はVLS(垂直発射システム)が主流となっているため、この手の発射機は淘汰されつつあります。

装填速度やランチャの指向速度は思ったより早いです。
オーストラリア海軍でもすでに退役していますが、2013年にオーストラリア海軍のアデレード級ミサイルフリゲート「ダーウィン」での動作デモの動画を見ると、かなり速い速度でミサイルが装填されているのがわかります。

みんな「オー」と反応しているのがどこの国も一緒w
青く塗られているミサイルは発射は出来ない模擬弾で、発射機の動作テスト用です。

同じくオーストラリア海軍のSM-1ミサイルの実際の発射シーンです。

次弾装填速度も早いですね。
ただ、現在のイージス艦が搭載しているVLSでは、ミサイルが格納されたセルから直接発射できるので、もっと早い間隔で何発も発射可能です。
ターターシステムはミサイルの誘導レーダーの数プラスアルファしか同時にミサイル誘導できないため、冷戦時代のソ連の対艦ミサイルの飽和攻撃に対処できないことから、それに対応できるイージスシステムが誕生しました。

とは言え、「はたかぜ」型護衛艦は、当時の在来型のミサイル駆逐艦としては高性能な防空システムの部類に入りました。ただ、イージスシステムがあまりに高性能だったため、「はたかぜ」型はデビューから10年も絶たずに、「こんごう」型イージス護衛艦の登場(1993年)で一気に陳腐化してしまいました。

そして2021年3月、護衛艦「しまかぜ」は練習艦に転籍しました。恐らくこの時点でターター・システムのMk.13発射機は搭載ミサイルのSM-1MR対空ミサイルとともに機能をオミットされた可能性があります。

こんな投稿を見かけました。

練習艦になった時点で、対空ミサイルSM-1MRは恐らく降ろされたと思われ、また今後発射することもないことから、Mk.13発射機も機能を停止させたのでしょうね。
SM-1MRミサイル自体も恐らく使用期限を迎えているでしょうから、廃棄されていると思われます。

そして前後に2基積んでいる5インチ速射砲も…

どうやら後部の5インチ砲は砲口を塞がれて発射できなくなっているようです。これも恐らく機能的に殺すことでメンテナンスをしなくて良くなっているのでしょう。
前側は生きているのかな? 練習艦なので、訓練用や空砲による祝砲のため1門は動作出来るようにしているとは思いますが、わざわざ後部を使えなくしているのはメンテナンス費用の節約なんでしょうね。

今回はチャンスを逃してしまいましたが、退役までにもう一度近くで見てみたい、今や貴重なターター・システム搭載艦、また横須賀に来ないかしら?

飛行機のグランドアースの話

先日の航空自衛隊入間基地のランウェイウォークの話。Xでこんな投稿を見かけました。

みなさんよく見ているなぁ。用途廃止(用廃)の機体であっても、飛行時間が残っていて稼働状態を維持することもるのですね。しかも002号機というC-1輸送機でも初期型の古い機体をそういう扱いとすることもあるのだなと。

いつまで稼働できる状態を維持するかは不明ですが、こういう見方(グランドアースを接続している)で稼働機(稼働維持機)を見分ける方法もあるんですね。もちろんそれが絶対ではないでしょうけど。

地上に駐機中の飛行機も、風などにより静電気が発生して機体が帯電したり、雷が落ちる可能性もあるため、アース線を地上に接続することで静電気を逃しています。特に給油中に帯電していると放電の火花で発火したり、機体整備中も電子機器を静電破壊する可能性もあるため、アース線の接続は欠かせないようですね。

YS-11EA電子支援機は?

気になったのが、2024年度末を持って退役したとされるYS-11EA電子支援機、すでに去年(2024年)のランウェイウォークの時点で162号機(下の写真右の機体)にはアースの接続はなく、一方163号機(下の写真左の機体)は写真を拡大してみると、右脚からアース線が接続されているように見えます。

ということは、搭載機材などはこのときは稼働状態は維持されていたかもしれませんね。
そして2025年はと言うと…

163号機もアース線は接続なし。両機体とも今後稼働することはないのでしょうね。もしかしたらこれが最後の見る機会だったかもしれません。書類上は2024年度末までは現役の機体でしたが、今後解体される可能性が高そうです。いつまでこの状態を維持するか、ですね。

一方、2025年現在まだ退役が決まっていない現役YS-11EBは、しっかりアース線が接続されていました。

今後はこういう着目もしたいと思います。
なお、あくまで素人目線によるもので、このアース線だけを持って現役機体か退役機体かを判断できるものではない、とだけ記しておきます。

新機種が出て一世代前になったASUS Zenfone 11 UltlaのカメラのRAW撮影を考察する

ASUSからZenfone 12 Ultlaが登場しました。私の使っているZenfone 11 Ultraも1世代前の機種になりましたね。とは言え、まだ更に1つ前のZenfone 10も販売中で、もうしばらくは併売されると思います。
12になって、eSIMやWiFi7対応、AIの機能がより進化したのがトピックですが、買い替えるほどのものでもないので、息子がスマホを持つようになったらところてん式に家庭内で入れ替えが発生するタイミングで考えるかなといったところです。

さて1世代前になってしまったZenfone 11 Ultraも併売なので、改めてZenfoneのカメラでのRAW撮影を考察します。
先日行ってきた入間基地のランウェイウォーク、広角はスマホで撮りまして、RAWでも撮ってみました。

Zenfone 11 UltraのRAW撮影、一見白飛び?色が薄い

まずこの1枚。

左がRAWデータの撮って出し、右が同時生成されるJPG撮って出し、いずれもWeb用に解像度は落としています。
RAWの方は白飛びしている用に見えるのと、色が薄いです。そしてJPGの方は雲の部分に階調は出ていますが、ホワイトバランスが緑寄り、シャープネス若干強めです。
どちらもそのままだとイマイチですね。

PhotoshopのCamera RAWで自分の好みに現像してみました。

どうでしょう、割とよくなりましたね。JPG撮って出しがこれくらいで出てくれたら文句ないのですが、なぜかRAW+JPGで撮ると、どちらも撮って出しがいまいちという…。
スライダーで比較してみるとこんな感じです。

左がJPG撮って出し、右がRAWを調整して出力した画像

こんなに違うのか、となります。RAWデータは割と懐が深く、白飛びしていると思った雲の部分に階調は残っているんですよね。JPG撮って出しで階調が出ていますし。デフォルトだとレタッチ向きにしているんでしょうか?

もう1枚別の写真を見てみましょう。

RAWのホワイトバランスは悪くないですが、やはり色は薄めですし、雲の部分は階調が出ていないように見えるのは先の画像と同じ傾向。JPG撮って出しはやっぱり青みが強いのと、階調が一見出ているように見える雲の部分もいきなり白飛びが発生していたします。

ではRAWを調整してみましょう。

ここまで良くなりました。小さなスマホのセンサでNikon Z9などを超える画素数の50Mピクセルなわけですが、意外にもクロップするとそれなりに解像度は出ていることがわかります。一昔前の50MPのスマホセンサ&レンズよりは確実に良くなっていますね。

ということで、JPG[撮って出しがもう少し良くなれば、Zenfone 11 Ultraのカメラもなかなか悪くないとは思います。
なぜか、RAW+JPGだとどちらもいまいちなんですよね。

JPG(8MP)だけならこんな感じ

普段はJPGの8MPの設定にしていますが、何故かこれだと色とか階調も悪くないのです。

若干青っぽいのはやはりこのカメラのクセなんでしょうね。とは言え順光なら悪くないですね。シャープネスは若干強めですが、SNSにアップする程度ならこの方がむしろ良いでしょう。

このカメラは普段はJPGのみで撮るほうが良さそうですね。そろそろHEIFにも対応してほしいですけど。


入間基地ランウェイウォーク2025に行ってきた

2025年のランウェイウォークも従来のような抽選ではなく一般開放となりましたので、天気を気にしつつ行ってきました。
おかげさまで今回は開始直後は晴れ、途中曇ったりしたものの、気温もぐっと上がって、これがギリギリの気温かもしれませんね。

何と言っても今回期待したのは、昨年度を持って退役したC-1輸送機を近くで見られる最後のチャンスだったから。

これを見せられると、展示することは予告されていたわけですから、それは楽しみです。
同日は横須賀でよこすかYYのりものフェスタ2025も開催されており、海上自衛隊横須賀基地で練習艦も公開されていて、本当は土曜日はそちらを見る予定だったのが荒天で中止、日曜日は開催されたので、結構悩んだのですが、結局入間基地に行きました。

そしてお目当てのC-1輸送機、スペマの002号機、最終生産機の031号機、EC-1の021号機とフルラインアップを見ることが出来ました。1機くらいは残すかもしれませんが、恐らく3機揃っての最後の公開となったでしょうね。

それではランウェイを歩きます。
今回、カメラはいつもの便利ズームセットのZ 24-200mmと180-600mmではなく、ちょい古いAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIを中心に撮影。便利ズームは良いのですが、航空祭ではないので、ある程度制約をもたせつつ高画質で撮影したかったので。
結果的に、明るいレンズで撮るのも良いね、となりました。

そして、中判フィルムのBRONICA S2も持ち込みました。ランウェイウォークは航空祭と違ってまったりゆったり撮影できそうなのは去年の経験でわかっていたので、三脚持ち込みもOKということで、ちょっと重くなるけどこれで撮影もしました。フィルム足りないよ~ってくらいに楽しみました。

気温はぐっと上昇し、最終的には27℃まで上がったようで。長袖だと暑かったな。アスファルトの上なのでどうしても体感気温はグッと上がりましたね。

普段撮れない衛星アンテナなどの施設も見られました。途中曇ったりもしたけど、結構暑かったので、曇ると少し体感気温も下がり、風も抜けて快適になりましたね。

毎日が航空祭? 内覧会実施中のこちらのお家、航空ファンが羨む立地

例の病院前の建売物件内覧会中、ランウェイから見るとこんな感じで、もう滑走路が丸見え。この物件を買ったら快適に撮影できそうですね。

R/W35エンドまで来ました。

ここまで2km、滑走路としては決して長い方ではないのですが、さすがに機材を持ってあちこち移動して撮りつつだと心地よい疲れが来ますね。
では戻りましょう。

そして今回自分にとっては初めて、C-2輸送機を改造した電波情報収集機RC-2を近くで見ることが出来ました。

それこそEC-1は退役近くなるまであまり近くで撮影できなかったのですが、RC-2に関してはこうして撮影できるのも、時代が変わったなぁと思います。
特徴的なコブの中に電波情報収集のためのアンテナがあるのでしょうね。

プロペラを外されたままのYS-11EAはすでに書類上昨年度いっぱいで退役しているはずです。これも正式に退役済みとなるので、もしかするとこれが見られる最後の機会だったかもしれませんね。YS-11EBはもうしばらく飛ぶでしょうね。

こういう機会で素晴らしい展示をしてくれた航空自衛隊入間基地の皆様に感謝です。C-1輸送機へのリスペクトがあったからこそですね。

お疲れ様でした。

【第一酒造】開華(かいか) 生酛 特別純米

GWに第一酒造で買ってきたお酒です。

クラシックな雰囲気漂うラベルですね。生酛造りは天然の乳酸菌を酒母に取り込んで、山卸しという米屋米麹をすりつぶす作業で乳酸菌を育てやすい環境にしていく、日本酒の伝統的な製法です。つまり手間がかかる上に、乳酸菌の育て方によっては酸味が強くなりすぎたり酵母が駄目になってしまうこともあるそうです。

そんな手間のかかる製法を現代も行っているのが生酛づくりのお酒、大好きなんですよね。乳酸菌が強い生酛造りの酸味が好きなんです。その酸味も酒によって傾向がかなり違います。

精米歩合59%、アルコール度数15度、酒米は日本名門酒会のHPよると自家水田による「ひとごこち」を使用しているようです。

これは常温から飲もうかな、ということでまずはそのまま常温でいただきました。
注ぐとふわっと生酛らしい乳酸菌を感じさせる柑橘系の上立香。口に含むと、適度な乳酸菌の酸味とともに甘みと旨味がぐっと押し寄せる。そして最後にこれまた適度な辛さと苦みがでます。どちらかと言うと辛口系のお酒なんですが、ことさら辛さを強調するわけではなくバランスが良いですね。

やはりここは温めてみようと温燗にしてみました。いいです。これこれ、ぐっと旨味と甘味も出てきて、中庸のバランスに。アルコール臭さもあまり鼻につかないです。
温め過ぎないこのくらいがバランスが良いですね。こういうお酒を普段のみにしたいですね。
開華、東京でも自分の行く酒屋近辺だとあまり見かけないんですよね。ってことでまた栃木、佐野方面に行ったら買ってこよう。


一升瓶で買えばよかったなぁ。一升瓶のラインアップは残念ながらないそうです。燗酒部門で金賞受賞のお酒です。冷やしても温めても美味しい懐の深いお酒です。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします