ニコンミュージアムで企画展 一ノ瀬泰造「戦場の真実、硝煙の中に生きる人々」を見てきた

COVID-19の影響でしばらく閉館していたニコンミュージアムが、6月30日より再開されました。
ただし、しばらくの間は入館予約制となり、入館3日前までに予約をしないと入場できません。
ということで、先週予約をし、仕事もお休みを取って品川へ行ってきました。

ニコン赤外線CCDカメラ サーマルビジョン LAIRD 3Aがお出迎え

入口では、予約時間に合わせてスタッフが待機、近づくと本名で呼ばれてびっくりしましたが、予約時に本名入れているからか…。同じ時間に入館したもう1人は海外の方でした。

入口には、最近良く見かけるようになったサーマルカメラが設置されていましたが、これがなんと1996年にNikonが販売した赤外線CCDカメラ、LAIRD 3Aでした。既に四半世紀近く前に、Nikonはこのようなものを販売していたようです。残念ながら、公式を含めて、日本語でのこの製品の情報はほとんど無く、英語のページに紹介がありました。
公式ページでは、2008年に、アフターサービス終了の告知がされています。
とは言え、こうして2020年にもちゃんと実用として稼働させているところが、博物館として素晴らしいことですね。

タッチパネルはタッチペンで操作

タッチパネルは直接手で触れないよう、タッチペンを入口で渡されました。

ニコンキャンディーのプレゼント

今だけ限定? 入館時のプレゼントで、ニコンキャンディーを頂きました。おしゃれなドロップス缶ですね。紙袋は、別途ニコンようかんを買った際に入れてもらったものです。ニコンようかんも、ミュージアム限定で復活しているようですね。

一ノ瀬泰造の写真は若さにあふれていた

一ノ瀬泰造氏 ※NikonのHPより引用

企画展 一ノ瀬泰造「戦場の真実、硝煙の中に生きる人々」は、COVID-19の影響で長期間ミュージアムが閉館していたため、公開が延長されて、9月26日(土)までの開催となっています。

バングラデシュ、ベトナム、カンボジアの激動地帯を撮影し、26歳の若さでこの世を去った報道写真家の、純粋かつ若々しさを感じさせる写真が印象的でした。
友人や家族に当てた手紙も公開されていましたが、防水カメラのニコノスが好きだったと思わせる文章もありました。

すべての展示物は撮影NGでしたが、被弾したNikon Fがひときわ印象的でした。頑丈なカメラが、あんなにひしゃげるものなんですね。

ミュージアムの常設展示も撮影

常設展示は、手で触れられる実演機材は撤去され、観覧のみの展示となっていましたが、基本的には以前と大きく変わるところはありません。

絵になるんですよねぇ、ここの常設展示品たち。
PC-Nikkor 28mm F3.5で撮影しました。

今回は滞在時間が1時間以内ということで、あまりじっくりは見れませんでしたが、久しぶりに行けて楽しかったな。

【写研埼玉工場】解体動向(20/7/13)

毎週恒例? 写研埼玉工場の解体動向です。
今回は便利ズームではなくSUMMILUX 15mmだけでしたので、望遠写真はなしです。

防音壁が正面全体に張られたメインビル

先週はまだ1階部分だけ張られていた防音壁ですが、ついに正面側全体に施工されました。恐らく、まだ張られていない横もこれから施工されるでしょうから、これでメインビルの外観は見えなくなりそうです。
最初に取材を始めて1ヶ月位になりますが、まだ1ヶ月前は足場を組み始めた段階でした。こういうのは始まると早いですね。

メインビル横の防音壁も着々と施工中

奥に見える第二工場は以前から変化なしです。メインビルも来週には防音壁で見えなくなってしまいそうですね。

毎回必ず看板は撮ることにしています

来週にはメインビルは見えなくなりそうで、写研と何ら関わりのない自分ですが、毎週見るようになると、何故か寂しさというものは出てきますね。

最近もまた写植や写研について調べていますが、やはり全国に写研書体のファンが多いのはひしひしと伝わりますし、日本全国で使われていた写植機を生産していた工場が、今時代が移り変わりなくなろうとしている、様々な業種は時代とともに現れては消えているわけですが、その歴史は後世に残さねばと思います。

とまあ偉そうに書いていますが、私にできることはこうして写真に撮ることくらいです。10年も経てば、ここは立地的にもマンションなど住宅となるでしょうから、かつてここに日本の書体を支えた写研の工場があったんだよ~というのも、写真でしか残らなくなりますから。Googleのストリートビューは、そういう意味でも、今後歴史を伝えるアーカイブとしての意味合いを果たすでしょうし、写真はより精細な当時の状況を残せるはずです。

実はフルサイズ用大口径最安値? AI Nikkor 50mm f/1.2Sの魅力

AI Nikkor 50mm f/1.2S

HPにも既に記事を書いているAI Nikkor 50mm f/1.2Sですが、昨日遊びに行った光が丘公園で撮影して、改めて使っていて楽しいレンズということを再認識させられたレンズです。

大口径ニッコール、実は手に入れやすい価格だった

私が持っているのは、この10年内に生産されたと思われる”最新版”ですが、AI Nikkor 50mm f/1.2Sは、1981年の発売以降、40年にも渡って販売され続けている、今や希少なMFニッコールの1本となります。


中古なら、40年間販売しているため程度もピンきり、それこそジャンクで数千円というのもありますし、程度中で3万円台ですし、新品でも6万円前後で購入可能です。

今でこそ、大口径レンズはミラーレス時代となり、レフ機より比較的設計しやすくなったようですが、同時にレンズの高性能化に伴い高価格化も進んでいます。
そんな中、Nikonの純正レンズが、MFレンズとはいえFマウントでもっとも明るいレンズが6万円台で買えるのですから、今となってはコスパ抜群です。

Carl Zeissブランドなど、MFでも純正より高価なサードレンズもある時代ですから、選択肢はより広がっていると言えますが、MFニッコールなら手が出しやすい値段です。そして今時のレンズと違い、絞り値による描写の変化が大きいので、絞り値による表現の違いを出す事が可能です。最新設計のレンズは、絞り開放からシャープネスと美しいボケを両立していますが、40年以上前の設計の本レンズは、当然それと比較すると、古典的な描写となります。が、それが返って楽し買ったりもします。

開放でのMFは難しい、でもうまく行ったときは楽しい

これに尽きるかなと思います。ミラーレス機の場合は、簡単に拡大してピントを追えます。一眼レフだと、ファインダのマット面、AF機ならフォーカスエイドでピント合わせは出来ますが、ピントの薄い大口径レンズ、なかなか難しいです。

とは言え、AI 50mm f/1.2Sは、開放でも収差の中にピントの芯はしっかり出ていて解像力は高いため、比較的MFはしやすいレンズです。

久しぶりの光が丘公園、天気もよく気温は高い。でもマスクは欠かせない、ちょっと動くだけで汗が出ます。子供たちにかき氷を与えました。
中心部の解像力は高く、その周辺に収差がまとわりつきます。よく開放は柔らかい描写、と言われる本レンズですが、それは収差のせいであって、きちんと解像力は出ます。ポートレイトでは、ある程度残存収差があったほうが、好ましい描写になる場合も多いでしょう。

開放では軸上色収差は多め

絞り開放では、特に線の細い被写体で軸上色収差による赤や緑色の色ズレが目立ちます。これは絞ることで解消され、f1.4に絞るだけでも半減、f2になるとほとんど目立たなくなります。

f4で高解像力レンズに

f4では解像力は極めて高くなる

設計の古い標準レンズの良いところで、f4まで絞れば、解像力は極めて高く、カリッとした、いわゆるニッコールらしい描写となります。風景なんかは、f4~f8で撮ると、ほぼ全域で解像力の高い、収差のない描写が得られます。f1.2~f1.4までと違い、f2に絞るだけでぐっと収差が目立たなくなり、f4でほぼ収差がなくなります。
この描写の変化が、このレンズの真骨頂でしょう。

でもやっぱり開放が楽しい

とは言え、やっぱり開放で楽しむのが正解かな? 絞って描写がいいレンズは、今時のレンズなら、安物でも十分解像します(安いズームだとまれにウーンとなるものもあるけど…)。せっかくあえて古い設計のレンズを使うのだから、そのレンズの個性を出して撮るのが楽しいですよ。

今はソフトで周辺減光させるのも一般的ですが、このレンズなら撮って出しで良い感じに減光します。

私のはコーティングが90年代に改良されたスーパーインテグレーテッドコーティングのレンズとなりますが、それ以前はコーティングが異なります。この辺りは好みもあるかと思いますが、コーティングについては最新に越したことはないかなと思います。
中古を狙うなら、後期型を狙うのが良いでしょうね。

超望遠1800mmの魅力

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-20EIII (DX crop)

何年かぶりに、再び2倍テレコンTC-20EIIIを手に入れてから、なかなか試す機会が少ない中、テレワーク中の自宅から撮影したりしています。

本当は、AF-S 70-200mm f/2.8G ED VRII用に買ったつもりですが、F8AF対応のD850/D810ですから、AF-S 600mm f/4G ED VRでも、中央のAFポイントなら動作します。実際には、ピーカンでコントラストの高い被写体なら、他のAFポイントでも動くことは動きますが、極めて精度が悪くなるので、やはり中央1点と周辺エリアのみで使うのが吉です。
飛行機を撮る際は、中央1点とその周辺エリアの、ダイナミック25点か72点でしか使わないですね。

写真は、600mmレンズを2倍テレコンで1200mmに、更にDXクロップして1800mm相当で撮影。羽田空港に向かって遠ざかるB787-9を窓を開けて手持ち撮影しました。

1800mm、戦闘機だと多分無理ですが、旅客機なら手持ちでも撮影できます。VR(手ブレ補正)レンズだからできるんですよね。VRがなかったら、とてもじゃないけど手持ちではフレーミングは安定しないでしょうね。
超望遠の世界は、難しいけど楽しい! 肉眼では見えない世界を取るマクロとともに、スマホではまだまだ撮れない世界の一つでしょうね。

CanonがEOS R5でF22相当のレンズでAFが使えるとのことですが、今後は2倍テレコンと暗いF値のレンズでもAF撮影ができるとなると、望遠レンズも巨大な明るいレンズでなくても…となるかもしれませんね。
もちろん、F22対応機であっても、より明るいレンズのほうがAFの速度、精度面は有利であることは言うまでもないですが。

Nikon D850 / Nikon Z 7 /Canon EOS R5のスペックを比較してみた

写真を載せないブログは久しぶりですが、比較してみたいなと思ってサクッと表を作ってみました。間違いがあったらご指摘を…。
とるならさんのとこでも、もっと詳しくて見やすいのをそのうちやるでしょうけど、自分が見るためということで、この3機種を並べています。

機種Nikon D850Nikon Z 7Canon EOS R5
イメージセンサ4575万画素裏面照射CMOS4575万画素裏面照射CMOS4500万画素CMOS
デュアルピクセルAF
ローパスフィルタ非搭載非搭載搭載
画像処理エンジンEXPEED 5EXPEED 6DIGIC X
基本感度ISO64-25600ISO64-25600ISO100-51200
拡張感度ISO32-102400ISO32-102400ISO50-102400
回折補正非対応対応対応
連写速度7コマ/秒
9コマ/秒(MB-D18+EN-EL18b使用時)
5コマ/秒(14bit RAW時)
5.5コマ/秒(12bit RAW時)
9コマ/秒(拡張:12bit RAW時)
12コマ/秒(メカシャッター時)
20コマ/秒(電子シャッター時)
測光方式180kピクセルRGB撮像素子によるTTL測光撮像素子によるTTL測光(384分割)
AF方式TTL位相差
マルチCAM20K
LV時コントラストAF
ハイブリッドAF
(像面位相差/コントラスト)
デュアルピクセルCMOS AF
AF測距点153点(クロス99点)
-4~20EV
493点
-2~19EV
(ローライトAF時:-4~19EV F2.0レンズ )
1053点 5940ポジション
-6~20EV
(F1.2レンズ)
AF対応F値F8(15点)F22
瞳検出非対応(ライブビュー時顔認識対応)対応(最新FW)対応
ボディ内手ブレ補正非対応5軸補正5段5軸補正8段
シャッター速度1/8000~30秒1/8000~30秒1/8000~30秒
フラッシュ同調
シャッター速度
1/250秒以下1/200秒以下1/200秒以下(メカシャッター時)
1/250秒(電子先幕シャッター時)
ボタンイルミネーション対応非対応非対応
液晶モニタ3.2型/236万ドット3.2型/210万ドット3.2型/210万ドット
ファインダ光学式
視野率約100%
0.75倍
0.5型369万ドット液晶
0.8倍
0.5型576万ドット液晶
(60/119.88fps)
0.76倍
シャッター耐久20万回20万回50万回
動画4K UHD/30p・FHD/120p4K UHD/30p・FHD/120p8K(DCI/UHD)/30p・4K(DCI/UHD)/120p
Log非対応N-LogC-Log
C-Log3
RAW動画非対応4K 12bit対応(有償)8K 12bit対応
動画電子手振れ補正FHDのみ対応対応対応
記録媒体XQD/SDXC(UHS-II)
ダブルスロット
※CFexpress対応予定
XQDまたはCFexpress
シングルスロット
CFexpress/SDXC(UHS-II)
ダブルスロット
Wi-Fi802.11b/g802.11b/g/n/a/ac
5G帯対応
802.11b/g/n/a/ac
5G帯対応
BluetoothVer4.1Ver4.2Ver5.0
USB3.0(Micro-B)3.0(Type-C)
PD充電対応
3.1Gen2(Type-C)
PD充電/給電対応
外部マイクステレオミニステレオミニステレオミニ
撮影可能コマ数約1840コマ(EN-EL15a使用時/CIPA準拠)約330コマ(ファインダ撮影時/CIPA準拠)約320コマ(ファインダ60fps撮影時/CIPA準拠)
約202コマ(ファインダ120fps撮影時/CIPA準拠)
連続撮影枚数51コマ
(14bitロスレス圧縮RAW)
23コマ(12bitロスレス圧縮RAW)87コマ
(RAW/UHS-II使用時)
質量(本体のみ)915g585g650g

気が向いたら更新していきます。

【龍神酒造】尾瀬の雪どけ 夏吟 純米大吟醸 生詰 テイクアウトで日本酒?

通勤で使う駅の蕎麦屋さんなんですが、日本酒も充実していて、以前はたまに行っていたお店だんですが…COVID-19で最近行っていませんでした。

そこが日本酒もテイクアウトできると聞いて、仕事帰りに調達。

【龍神酒造】尾瀬の雪どけ 夏吟 純米大吟醸 生詰

夏酒の季節ですね。この時期は青い瓶が増えますね。日本酒は夏に売上が落ちると言われていて、各社とも夏酒はすっきりさっぱりな味で出して来ています。

さて、テイクアウト、たまたま空になっていた水筒があったので、ゆすいで入れてもらいました。保温性はバッチリですが、お茶の味が移らないかちょっと心配でしたが、杞憂でした。
ただ、水筒からダイレクトに飲むのは、やっぱり香りも分かりづらいし雰囲気も出ないので、お猪口に移しましたが。

夏酒らしい、本当に爽やかで口当たりが良いです。若いリンゴを思わせる、とラベルにある通り、さっぱりとした甘さと、後味に引く酸味、そして最後はスパッと切れます。いやいや、夏酒は、ともすればさっぱりし過ぎとか、中途半端な味のものも割とあったりしますが、これは爽やかでバランスが良く、後味もスッキリしていて、理想的な夏酒ですね。

ぜひ瓶で買いたいですね。

初代Fire TV Stickが遅いので第2世代に買い換えた

Amazon Prime会員になってすぐに買った初代Fire TV Stick、買ったのは2015年あたりなので、かれこれ5年使っていますが、購入当時と比べてPrimeビデオもコンテンツが大幅に増えて、追加アプリも増えた結果、かなり動作が重くなってしまいました。
立ち上がりも2,3分かかるようになり、ボタンのレスポンスも相当遅くなってしまい、古さを感じるようになったので、買い替えてみました。

なんと今なら4,980円のところ、2千円引きの2,980円! Amazonは時々自社ブランドの製品はタイムセールで大幅値引きするので、買うならそういうタイミングですね。Fire HDもタイムセールで買うのが吉です。

第2世代のFite TV Stickも、登場は2016年10月なので、もう4年近く前なんですね。

ただ、CPUやGPU、WiFiは大幅に強化されています。
初代はCPUがBroadcom BCM28155 1.0 GHz Cortex-A9なのに対し、第2世代はMediaTek MT8127DクアッドコアARM 1.3 GHzに強化されています。
WiFiも初代は2.4G帯にしか対応しませんでしたが、第2世代は11acの5G帯に対応しています。
うちのテレビはまだ4Kではない、REGZA ZG2なので、これで十分です。今どきの4Kテレビなら、大手のミドルクラス以上なら、Primeビデオに標準で対応していますしね。

新しいFire TV Stick、なんと言っても、リモコンがAlexa対応になっているのが大きいですね。Wikipediaによれば、2019年に、Fire TV Stick 4Kに付属のリモコンと同じものが、2Kモデルの第2世代のStickにも同梱されるようになったとのこと。

番組を検索する際に、従来はスマホ側のPrimeビデオアプリから探して、Fire TVに飛ばす、と言う操作が必要だったのが、Alexaで解決できるなら、操作性は大幅に改善されると言っていいでしょうね。

Fire TV Stick 第2世代(左)と初代の比較

第2世代と初代の比較。まずStick本体が、第2世代の方が大きくなっていますね。
リモコンも、初代はシンプルでしたが、第2世代のリモコンは、Alexaに対応、かつテレビを直接操作できる赤外線に対応した、リモコンとしては第3世代にあたるものが付属しています。

リビングのテレビはほとんど子供たちが見るのに使っているので、まだリモコンは試せていませんが、子供らがAlexaを使うようになったら、リモコンの取り合いになりそうですね~。

取り付けてセットアップしただけで、まだ動作は確認していません…

【写研埼玉工場】解体動向(20/7/7)

梅雨時期でなかなか撮影が難しい季節です。九州は大雨で大変なことになってますし…。

そんな中、雨の切れ間?ということで、朝時間があったので、またまた写研埼玉工場撮影してきました。

まずは厚生棟。ここは何も変化なしです。雨が多かったからか、外壁が薄汚れています。よく見ると、ミラーに自分が写ってるw
1階の駐車スペースは、工事関係者の駐車場になっているのは変わらず。

工事予定のパネルは、担当者が書き忘れたのか、先週のままでしたので、今回は未撮影です。

メインビルは大きな変化はありませんが、足場のネットと、1階部分の防音壁はが追加されて、着々と解体準備が進められている様子です。

第二工場は大きな変化なし

第二工場はすっぽり防音壁に覆われているため、内部の作業進捗は不明です。かつて箱の上に大きな「写研」と書かれた看板があった場所です。ここは早々に撤去されたようで、最初に撮りに行った先月半ば時点で、既にありませんでした。

足場固定のため、一部窓ガラスは割られている

メインビルのクローズアップ。足場を固定するため、一部の窓ガラスは割られていました。大きく開けられなかったからなんでしょうね。

裏手からはネットが張られて、ネット越し写真ばかり載せていましたが、今回はネットの切れ間から、第二工場の奥のメインビルを撮ってみました。
裏手はこのまま足場や防音壁は取り付けないのかな?
エアコンももう稼働できないでしょうから、一部窓は恐らく換気のために開放されています。この蒸し暑い時期に、大変ですよね。

ところで、トマソンな鉄扉が最上階にあります。間違えて開けたら終わり…ですね。この手の扉は、恐らく大きめの重量物の搬入とかで使うのでしょうけど。意味があるから設置しているのだと思いますが。

ところで、Googleのストリートビューでは、恐らく解体工事着工直前となる、2020年3月に撮影された写研埼玉工場を見ることが出来ます。

2020年3月に撮影された写研埼玉工場のストリートビュー

このアングルからは、2010年からのデータがありますので、見ていくと、2010年は写研の看板も、まだそれほど色あせていなくて、10年の時の流れを感じさせます。
ストリートビューで周辺を見てみると、2010年も、メインビル入口に警備員はいますが、他に社員らしき人の姿はなく、厚生棟も使われているようには見えませんでした。
2007年時点で、埼玉工場の社員数は30名、それから3年後の2010年で人気がない感じなので、その間に多くの社員が退職してしまったのでしょうか?
ストリートビューには、既に解体されてしまった第一工場も見られます。

色あせた写研埼玉工場看板

この看板は、象徴として毎回撮りたくなります。最後まで残って欲しいですね。


写研埼玉工場の記事も増えてきたので、カテゴリーに「建築物」、サブカテゴリに「解体」を追加しました。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

初めて行った酒屋で買った、初めて買ったブランドのお酒。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

ラベルが黒板になっていて面白いですね。
旭日とあるので「きょくじつ」と読むのかと思いきや、「あさひ」と読むそうです。しかもよくよくみると、旭日のまえに十が入るようで、「十旭日」で「じゅうじあさひ」と読むようです。うむむ難しい。

酒自体は、麹の割合が39%ということで、以前飲んだ土田の麹九割九分よりは比率は抑えているものの、通常の日本酒よりやや麹の割合を高めています。

にごり生で生酒です。協会7号酵母、酒米は雄町で精米歩合70%と削りは少なめ、日本酒度は-38! 超甘口です。

香りは華やかで、口に含むと…なんと濃厚! 土田の麹九割九分とはまた違った甘さで、こちらのほうががぐっと濃厚な甘さです。酸味もそれなりにありますが、それ以上に麹らしい甘さが引き立っています。それでいてアルコール度数は一般的な日本酒と同等の17%ですから、調子に乗ると後に響くでしょう。
かなり濃厚な甘さと飲み口で、適度な苦味もあります。後味もかなり濃厚な麹特有の甘さが残ります。食中酒というよりは食前酒、または食後に飲むのが良い感じです。

開栓注意とありましたが、開栓時はガス感はなく、また飲んでみてもガス感はなかったので、発泡シュワシュワ系ではなかったです。出荷すぐであれば、また違ったかもしれません。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

HPのアドレスで、読み方がわかりました(笑) よく見ると「旭日」の前に「十」らしきものが。

ところで、黒板ラベルは、日付が令和2年3月9日となっていて、これが出荷日のようですね。

しっかりした酸、と書いているものの、思ったより酸味は感じられず、シュワシュワ感もなかったことから、生酒の難しさを感じます。これ、出荷から早い時期の3月から4月に飲んでいたら、印象は違ったかもしれません。

次はぜひ出荷すぐのフレッシュな状態で飲みたいですね。

タイムラプス用に五色トウガラシをインターバル撮影し続けているけど…

なかなか実が膨らまない!

先週の土曜日から、五色トウガラシの実の成長をタイムラプス化するため、インターバル撮影を開始しました。

タイムラプス用インターバル撮影を開始 カメラはD810

Nikon D810にAI AF Micro-Nikkor 60mmf/2.8D、長期間の撮影の為、ACアダプタ-EH-05b(現行はEH-5d)と、パワーコネクタEP-5Bを使用し、AC電源供給しています。

2分毎に1枚の撮影を数日かけて行う予定でしたが…

インターバル撮影開始直後 20/7/4午前
20/7/5夜
20/7/6朝

あれ、引っ込んじゃった…
実も膨らんでいきませんね。今週はずっと天気が悪いようなので、実の成長も期待できないかも?

でも試してみないちわからないのが、自然相手の撮影ですしね。
お隣のアサガオも気になるところですが…。

殆どのタイムラプス用インターバル撮影は、失敗の連続です。が、失敗の積み重ねのもとに、成功は成り立つものです(キリッ


タイムラプス用のインターバル撮影は長期戦になるので、ACアダプタは不可欠です。ただ、AC電源が取れないところだと、他の手段を考える必要がありますが。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします