【写研埼玉工場】解体動向(20/9/2)

シリーズでお送りしている?写研埼玉工場解体。

写研埼玉工場(20/9/2)

さて上の写真でお気付きでしょうが、ついに第二工場の解体も始まったようです。

手前には鉄筋が山積みされています。第二工場の解体方法は、メインビルと同様に、中央部分から崩していっているようです。
短いですが、動画も撮ってみました。

三脚がないと、動画は厳しいな…。

メインビルを横から

メインビルも随分解体が進みました。中央部分から崩しているので、建物の両サイドはまだ残っています。
棚や、写植機関連のかもしれない筐体も、まだ残っていますね。

建物中央は、解体が進んで壁が低くなっています。解体したら、その部分の防音壁も撤去しているので、中央が凹んでいる感じです。作業員の方が、防音壁の撤去作業を進めているようでした。高所恐怖症だと出来ない仕事ですね。


さて、仕事帰り、夕方も来てみました。もう18時過ぎともなると、だいぶ暗くなってくる季節ですね。写真的にも厳しい季節となってきました。特にこの撮影では、M4/3のGX7MK2を使っていますが、高感度はやっぱりセンササイズなりで厳しいものがあります。

朝と比較して、中央部分の解体が進んで、通りを挟んだ向こうのマンションが見えるようになってきました。

メインビル横は変化なし

メインビルの横は、しばらくこのままなのでしょう。朝と変化はない感じです。

第二工場は、朝と比べて開口部は広がっていませんが、内部の解体は進んだようです。柱は残しつつ、床と壁を先に解体しているようですね。

メインビルを通り側から

メインビルの中央部分の解体が進んで、防音壁とネットが撤去されています。入り口の守衛所は最後に解体するのでしょうね。

2本の高倍率ズーム AF-S 18-200mm II型とTamron 18-270mmを比較してみた1

ここに2本のレンズがあります。

Tamron 18-270mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD (B008TSN) とAF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II

Nikon D300がメインだった頃、DXレンズはもう買わない、なんて宣言していた気がしますが、嫁さんのD3400導入後、DXフォーマットを少し見直していて、これはこれで良いね、と思い始めている今日この頃。

やっぱり軽いカメラって軽快なんですよね。家族を連れている時、カメラ以外の荷物も多いですから。
もちろん、もっと軽いM4/3も良いのですが、M4/3の高倍率ズームは、写りはややコンデジに近いきらいがあります。いや、コンデジよりは断然良いのですが、操作性など含めてですね。小さすぎても操作性が損なわれます。あと、やっぱりM4/3の小さいセンサは、写真をメインとすると、少々不満があるのも事実でして。

ということで、D3400と便利ズームという組合せも、画質と操作性と利便性の両立で良いかなと思った次第。

レンズが2本ある理由は、先に買ったTamron、使い込んでいくうちにある不満が出たからです。

AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR IIは、ヤフオクで動作未確認が安く出ていたので、博打で購入したものですが、結果的には殆ど使用感のないレンズで、動作も問題ありませんでした。

Tamron 18-270mm、AFが不安定では?

ズバリ、Tamron 18-270mmを使ってみて出てきたのは、このAFです。
過去記事では、手ブレ補正機構VCの初期動作の不満を指摘しましたが、AFも少し不安定です。というのも、三脚にカメラを据えての定点撮影テストで、同じ遠景の被写体を撮っていても、フォーカスリングの位置が毎回ずれる、というのがありまして。

テストでは、どちらのレンズも、MFでデフォーカスさせて、AFを動作させて撮影(フォーカスポイントは中央)しましたが、Tamronは遠景にも関わらず、毎回少しフォーカスリングの位置が変わるんですよね…

Tamronは、ピントが大幅にズレてしまうと、その後MFである程度近いピントに持っていかないと、AFがいつまでも合焦しない、という事象も発生しました。この辺り、AFは速くはないけど、スパッと合焦してくれる純正のAF-S 18-200mmの方に、安定性の軍配が上がります。

Tamronは、PZD(ピエゾ素子を使用した定在波型超音波モーター)を搭載していますが、AF時にフォーカスリングが動くタイプで、フォーカスリングの回転角も、最短から無限遠までは30°程度しか動かないタイプです。この手のタイプは、シビアなフォーカス動作が苦手な印象があります。フルタイムMFも出来ません。

対してNIKKORは、リング型超音波モーターを採用していると思われ、AF時にフォーカスリングは回転せず、フルタイムMFが可能となっています。MF時は、フォーカスリング自体は90°で最短から無限遠まで動かせますが、フォーカス指針的にはもう少し回転角は狭い印象です。MF操作しやすいように、メカ的に減速させている感じですかね。
AFは速くはないけど、スーッと合う印象で、迷うこともあまりないです。精度については問題ないですね。

100/105mmでの比較(遠景)

マンションのベランダからの遠景テスト、焦点距離100/105mmからの掲載としたのは、広角側だと周辺が映り込みすぎて、撮影地点がピンポイントで特定できてしまうので、100mmからの掲載とさせていただきます。

絞り開放から、f11までを掲載しています。f16以上は回折の影響もあって使うこともないので、テストしていません。また、撮影はJPGの撮って出しで、Web掲載用に解像度は落としています。

なお、ズームリングを微調整しても、Tamronは100mmとなりますが、NIKKORは105mmとExifでは記録されます。この辺りはExifのへの表示させ方の、メーカーの考え方の違いでしょうか。

NIKKORのほうが開放は明るいですね。大きな差は両者でないですが、Tamronのほうが僅かに周辺の解像力は高い印象です。反面、電子歪補正が効かないTamronは、糸巻き歪が発生している印象です。サードのレンズを使う場合、こうした歪補正が効かない、ということも頭に入れておいたほうが良いかも知れません。

200mmでの比較(遠景)

この手のレンズで使用頻度が高い望遠側の比較です。

中心部はどちらも開放では少し甘く、f11まで絞ると解像力は高くなる印象です。一方、周辺は、建物の解像力はTamronがわずかに高い印象です。そしてやはりTamronは歪補正が効かない分、糸巻き歪が出ている感じです。

Tamronのみ270mm(遠景)

Tamron、NIKKORより軽量で少しコンパクトにも関わらず、270mmまで使えるのはありがたいです。比較すれば、200mmより270mmまで撮れたほうが、撮影範囲もぐんと広がります。
さすがに周辺は、絞ってもやや解像感が無くなるものの、中心部は高倍率ズームと考えると、解像力はなかなか良いです。


こうして三脚に据えての固定被写体の遠景撮影では、どちらも大きな不満はなく、TamronもAFがしっかり合えば、NIKKORより高倍率なのに、むしろ僅かに解像力が高く、良い結果が得られます。

しかし、こうした高倍率便利ズームは、スナップなど様々なシチュエーションで使われることが想定され、そういった撮影で、TamronはAFの精度とVCの初期揺れによる歩留まりが、実際の撮影では影響している感じです。

次回は、近接撮影を比較してみたいと思います。

【油長酒造】風の森 Petit 純米大吟醸 無濾過生原酒 秋津穂50

とにかく扱っている種類が多い練馬区の酒屋「うえも商店」に行ってきました。ここは、私の大好きな「作(ZAKU)」も扱っていますが、それは次回に。今回は、やはりここのお店のラインアップで得意とする「風の森」を2本買ってきました。最初の1本がこちら。

【油長酒造】風の森 Petit 純米大吟醸 無濾過生原酒 秋津穂50

細身のおしゃれな瓶です。Petitと書かれているように、量も375mlと少なめ。お値段も800円と、量相応にお安く。いや、瓶代や手間を考えると、ここまで安く提供できることが、逆にすごい。

なのに純米大吟醸、元々風の森は、基本的に無濾過無加水の生原酒のみを提供していますが(一部TYPE 3のように海外販売のため火入れをしたものもあります)、ここまで削りながらもリーズナブルなお値段、中々やりますな。

開戦して注ぐと、フレッシュなプチプチに、さわやかな吟香が立ちます。そして大吟醸でありながらも濃厚なタッチ。甘さも引き立っていますが、その後しっかりと酸味と辛さが出ていて、軽く爽やかな飲み口を想像していたら、割としっかりとした味です。

【油長酒造】風の森 Petit 純米大吟醸 無濾過生原酒 秋津穂50

様々な手法で製造した日本酒を提供する油長酒造ですが、決して高級ブランドを目指していないのも好感が持てます。そして種類が多くて、常に新しいものに挑戦しているのも、酒好きにはたまらなないですね。

このPetitは、中身は同じながら、ラベルは10種類あるそうです。凄いね。

VMWareにWindows XPを入れて古いソフトを動かす

メインPCのOSを入れ直した後、しばらく仮想マシンでのWin XPを構築していなかったので、先日からVertualBoxをインストールして、Win XP Home SP2(Professionalのディスクが見当たらない…)をそこにインストール。

ところが、VertualBox、今まで問題なく動かせていたのに、今回に限っては、Win XPのフリーズ、ブルースクリーン、設定色々変えて、何とかインストール成功しても、今度はWin XPがあまりに遅くて使い物にならない…。以前はこんなことなかったのですが…。

どうしようもないので、VertualBoxをやめて、同じ仮想マシンソフトのVMWareを使ってみると、こちらはあっさり成功しました。しかも設定もVertualBoxより簡単な印象。

VMWare上で起動するWindows XP Home

Professionalのディスクも持っていたはず…なのですが、見当たらない。まあやりたいことはHomeでも問題ないので、まあ良いか。

さて、Win XP環境を再構築した理由はこちらです。

当HPにも掲載している記事、F90X/F90フォトセクレタリーのインストールのためです。

Nikon F90Xsもしばらく使っていませんが、セッティングの自由度はF100よりもありますし、撮影データの取り込みも可能です。
フォトセクレタリーは、フロッピーディスクによるソフトウェアと、カメラの10ピンターミナルとPCにRS-232接続できる、専用ケーブルMC-31で構成されています。

フロッピーディスクを読めるうちに、すでにデータはHDDに落としてあります。
販売時の対応環境は、Windows3.1またはWindows95/NT3.51と、骨董品レベルです。そりゃそうですね。1996年頃に販売されたソフトです。同様に、F5用とF100用のフォトセクレタリーも存在します。

F90X/F90フォトセクレタリーについては、その後のOSのWin2000やXPまでは、メーカーとしては対応としていますが、F5用だけは、Win2000以降に非対応でした。まあ、今となってはどうでも良い情報ですかね。ケーブルさえあれば、サードのSoftTALK2000で同様の機能を使えます。

さて、Win XPもSP2からSP3にアップデートしたので、フォトセクレタリーをインストールします。

無事、インストール完了しました。

なにせ四半世紀前のソフトですから、拙いフォントやこれ以上大きく出来ないデータのウインドウとか、当時の解像度ではこれで十分だったのでしょうね。VMWareでもシリアル接続は対応しているので、これで問題なくつながるはず…(まだ試していない)。

また、インストールさえしてしまえば、そのインストールファイルそのものをWin10機にコピーすれば使えてるはず(Win7 64bitでは使えました)。ようは、インストーラーが動かないだけの話なので(インストーラーはWin95互換モードでもダメでした)。

ま、今となってはあまり意味のない情報かもですが、ソフトウェアも時が経てば歴史であり、資料価値はあると思うので、F90Xを持っている限り、このソフトは動かしていきたいと思います。

2009年の富士総合火力演習

11年前の今日、じゃなくて1日早いですが、2009年8月31日の富士総合火力演習の写真を、今回アップしてみます。人生では、確か3回目くらいの撮影だったような?

2020年の総火演は、COVID-19の影響で、時期も5月に、そして一般観客無しでのLIVE配信となりましたが、確かに早朝から並んで、まともに見れないシート席で、雨や気温を心配しながら見るよりは、自宅から、普段絶対見られないアングルから見られるライブ配信、今後主流になりそうですね。

2020年 令和2年度富士総合火力演習のアーカイブ

ただ、撮影好きとしては、やっぱり生で見て、撮影したいというのはありますけどね。今の機材で撮影したいな。

この時は、地べたのシート席、かつかなり後方だったので、地上の車両はまともに撮ることが出来ず(今見返すと、必ず人がかぶっている…)、ヘリとか航空機がメインになってしまったな。当然、戦車の発砲炎なんかも撮れなくって、そもそも戦車自体がまともに撮れなかったな。

富士の裾野にある演習場は、さすが山の天気、といった具合に、行ったことのある人ならご存知でしょうが、とにかく天候の変わりやすい場所です。
この日は早朝から演習開始当初については晴れていましたが、一気に雲が来たかと思うと、霧も発生。

空挺が始まった11時には霧が濃く、それでもちゃんと目標地点に降りてくる空挺隊員に、痛く感動したものです。

終わり~FinePix F200EXRの絵は青かった…

後半はヘリの撮影ばかりになってしまいました。もうこの当時、AH-64Dアパッチ・ロングボウが飛んでいましたね。
そして、AH-1Sコブラの後継機はまだ決まらず。

11年前ともなると、一昔前ですが、写真に写っているヘリも車両も、多くは現役なんですね。もちろん、16式機動戦闘車や19式装輪自走りゅう弾砲など、その間に登場しましたが、やや近代化に遅れているのが実情ですね。


COVID-19で新しい生活が始まっていますが、来年以降、こうした自衛隊のイベントがどこまで開催されるのか、また延期となった東京五輪が果たして開催できるのか(個人的には厳しいと見ています)、そしてイベントの見せ方をどう変えていくのか、その辺りが気になるところです。
総火演は、ここのところの夏の猛暑を考えると、今年と同様、5月開催が理想に思うし、観客も大幅に減らしての開催が理想なのかな、と個人的に思うところです。見るだけなら、配信のほうがよく見れますしね。

【写研埼玉工場】解体動向(20/8/28)

写研埼玉工場 (20/8/28)

写研埼玉工場、いよいよメインビルも半分以上が解体され、通り側の壁面解体まで近づいてきた感じです。
第二工場はまだ解体に着手されていないようです。

メインビルの通り側は、防音壁に囲まれていて、見た目は変化なし。ただ、元第一工場のあった場所には、解体で出た鉄筋などの金属ゴミが積まれていました。散水していますね。

第二工場クローズアップ

見るからに古めかしい外観の第二工場。メインビルは割と近代的だったので、こちらはいかにも昭和30年代感が漂います。

解体用重機のアームが、ニューっと天高く伸びています。その先の爪が、アームの長さからすると小さめに見えますが、こいつがコンクリートを砕き、鉄筋を切り刻んでいるのですね。

残された棚や機材

金属製の棚は、そのまま一緒に解体され、金属くずになるようです。写真左下に、コピー機のような筐体があり、拡大してみると「SHA-KEN」のロゴが入っていて、写植機関連の筐体なのでしょうか?

出社前の朝の撮影だと、ちょうどこの時間帯、逆光になってしまって見づらいですね。
ということで、仕事帰りにまた寄ってみることに。

夕方、だいぶ暗くなってきました。写真だと露出を上げているのであまり暗く感じませんが、周辺はだいぶ暗いですね。もちろん解体作業も終了しています。

ネット越しですが、ついに解体は、通り側外壁の窓が見えるまでに至りました。建物両サイドは残してコの字に解体しているのは、途中で建物が倒壊しないようにしているのでしょうね。

ネットの張られていない場所からは、建物上面しか見えませんが、窓ガラスが見えているので、その向こうは防音壁です。
ここが解体されれば、いよいよ解体も佳境です。
2枚目は月を入れて、実際の周辺の明るさに雰囲気に合わせてみました。結構暗いですが、これからどんどん暗くなるのが早くなり、仕事帰りの撮影は、難しくなりそうです。

9月中には解体が一通り完了しそうなメインビル。防音壁が張られていますが、これが撤去されたときには、もうメインビルはなく、第二工場の解体が始まっているでしょう。
そして1年後には、スーパーマーケットに生まれ変わるようです。
ほんとうに、何でもそうですが、無くなるときはあっという間ですね。

月光仮面?PROVIAでスナップ

先月、子供たちと光が丘公園に行った時の写真をば。

この日は、レンズ2本ともAFレンズ(AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDAI AF Fisheye-Nikkor 16mm)だったので、ボディもF100をチョイス。フィルムは表題の通り、Fujichrome PROVIA 100Fです。

この組合せは、現代でも色彩表現抜群です。

Nikon F100 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED (RDPIII)

Twitterでこの写真をアップしたら、月光仮面みたいと言われましたが、確かにこのサングラスに白いマスク、月光仮面よね(笑
ほんの少しだけ絞ったf2.5で撮っています。

Nikon F100 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED (RDPIII)

絞り開放でのショット。
このレンズの光学設計担当者の某氏も、絞り開放を多分に意識して設計したようですが、開放のしっとりした描写が魅力。
とにかく、ピント面とデフォーカスしていく部分のつながりのなだらかさが良いですね。
開放でf1.8の準広角レンズなので、大きくはボケませんが、その分自然体なボケが持ち味です。
このレンズは手持ちのレンズで唯一、発売日に予約して買ったレンズで、お気に入りの1本です。フィルムでもその良さを十分発揮できます。

レンズをAI AF Fisheye Nikkor 16mm f/2.8Dに交換。こちらはf9~11に絞っています。
1枚目はカメラの角度を水平に近くして撮っているため、魚眼らしい歪みが目立たず、広角レンズで撮ったかのようなです。魚眼レンズ、絵に個性が出がちですが、撮り方次第では、それを目立たなくすることも出来ます。

2枚目は、ついつい入れてみたくなる太陽光(ミラーレス機ではセンサ焼けに注意が必要なシチュエーション)ですが、特筆すべきはそのヌケの良さで、フレアやゴーストの発生はほとんどなく、コントラストや色乗りも十分です。
MTF曲線を見ると、最新のAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDほど良くはないのですが、それでも十分解像力とコントラストもあります。ちなみにAF-S Fisheye 8-15mmは電磁絞りとなりため、事実上フィルムカメラでは使用できません(絞り開放だけなら使えますが)。

やはりどちらも絞って撮りましたが、2枚目のような写真は、開放で撮っても良かったな。このレンズ唯一の欠点は、最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率0.09倍で、魚眼レンズとしては寄れないことでしょうか。最新の8-15mmは最短撮影距離0.16mで、最大撮影倍率0.34倍と、かなり寄れるレンズとなっています。

というわけで、お気に入りのAFレンズ2本での撮影は楽しかったです。
フィルムの場合、じっくり撮れる撮影ではMFカメラでも良いですが、ピーカンでも絞り開放から使える高速シャッターを持ち、スパッとピントが合うAFカメラも魅力です。F100は本当によく出来た、最後のAF中級フィルムカメラです。なのに、中古では今かなり安く買えます。ぜひ手にして欲しいカメラです。


Fisheye-Nikkor 16mmは在庫限りです。お早めに…

マップカメラも新品在庫まだあります。まあ、中古もそこそこ豊富ではありますが、付属の専用差し込みフィルタが揃っている中古はまずないので。

【百里基地】20/8/25の記録2

3SQが上がった後は、しばし静寂が訪れます。

それよりこの撮影ポイントでずっと、スズメバチに付きまとわれていまして…。戦うと刺されるので、基本無視しますが、カメラの周りをグルグルと…。結局帰るまでつきまとわれました…。

そろそろ上がったF-2が戻ってくるかなぁ、と思っていたら、戻ってきました。タッチアンドゴーではなくて、着地せずに足上げして上がります。
この撮影では、試しにTC-14EIIを外して、600mmで撮影しています。歩留まり的には、600mmで撮ってトリミングで整えたほうが画質は良いかもですね。

鳥がいっぱいいるなぁ。バードストライクが心配です。

一周してタッチダウン、ドラッグシュートを展開します。ベースのF-16戦闘機は、ドラッグシュートはオプションですが、F-2は航空自衛隊の要望で、全機搭載しています。

ドラッグシュートが展開する時、結構大きな「ボフッ」と言う音が出るんですね。

F-2A (63-8537)

天気は良かったんですが…中々ファントムは上がってくれないですね…。退役に向けて、フライト時間も削られているのかな?

青スペマ、飛んでいるところを見たいですね。
ということで、この日の撮影を終了しました。

【百里基地】20/8/25の記録1

仕事が忙しくなってきて、休めるタイミングが微妙になってきた中、何とか休みをとって行ってきました。が、この日外環自動車道は、事故で大渋滞。そう、出発時、ナビが何故か首都高経由で行こうとするので、渋滞があるのかなぁとは思っていましたが、まさかこんなに遅れるとは…。

というわけで、いつもより1時間程度遅く到着。ところが、幸か不幸か、午前中はノーフラだったようです。

そしてこの日行った撮影ポイント、先客は2人でしたが、ノーフラで手持ち無沙汰な感じでした。

午前中に、すでに301SQの青スペマファントムは並んでいたようです。実は青スペマを見たのは初めてだったりします。
航空祭が今年あったなら、各地を行脚したかも知れません。

そしてお昼過ぎ、格納庫からF-2とファントムが並べられ、ファントムもエンジンスタート! が、その後全ての機体はエンジンストップし、再び静寂に。基地司令交代があったせいか、色々普段と違う様子です。
COVID-19による影響からか、民間機すら来ません。

 FODチェックし、今にも飛ぶかな…という感じでしたが、そういやこの時点では消防車が展開していないですね…。

格納される青スペマ (07-8436)

4機並んでいエンジンスタートしていたファントムですが、エンジン停止後、格納庫に戻っていきました…。残念。ああ、今日は運がなかったか。

先に来ていた2人も帰っていきました。このポイントでは自分1人です。

それでも粘り待ちした甲斐がありました!

ええ、午後2時半過ぎに、やっとF-2が動き始めました! 粘り勝ちですね。

シャッタースピード微妙に遅かったな…。ブレちゃった。
気を取り直して…

陽炎の影響、かなりありますね。そしてやっぱり捻らないと、F-2はファントムより見栄えの点でもう一歩。絵の切り取り方はまだまだだなぁと痛感。

続く…

光が丘清掃工場の煙突をタイムラプスで

ただただ長期間撮り続けるタイムラプス、インターバル撮影して編集していますが、大抵は失敗だったりします。というか、これぞタイムラプス! というのは中々出来ないですね。

今回は、タイトルの東京都練馬区の光が丘清掃工場の煙突をただただ撮っています。
光が丘清掃工場は、現在建替え中ですが、いよいよ新工場の完成も近づき、まもなく試運転も開始されるようです。その工期や、旧工場の解体から新工場の建設の様子は、HPで公開されていて、これがまたすごいです。煙突からの360℃動画は、思わず急所がキュッとなってしまいます(笑

さて、2020年4月時点では、光が丘清掃工場の新煙突はまだ工事中で、クレーンと足場も、一番上になっていました。

光が丘清掃工場の煙突
2020年4月の光が丘清掃工場の煙突

これが、今月に入り、足場の位置が下がっていることに気づきまして、それではとインターバル撮影を開始しました。

4月時点では、まだ煙突はコンクリートむき出しでしたが、上の方から白い塗装がされて、クレーンと足場が少しずつ下がっています。このペースだと、8月中には完成しそうな感じですね。

8日間をタイムラプスで2分に縮めています。インターバル撮影の間隔としては3分毎です。
上の静止画で気付いたかも知れませんが、途中で三脚がずれてしまい、撮影開始時と終了時で、煙突の位置がずれてしまいました。このため、タイムラプス化の動画編集で、クロップして位置を調整しています。ベランダに洗濯物を干していると、どうしても三脚に当たってしまうこともあるので…。

足場ですが、下がるときは割と一気に下る(タイムラプスなので、実際はもっとゆっくりですが)感じで、煙突の塗装をして、段階的に下げる感じです。

8日で64GBのメモリカードいっぱいになったので、24日の朝に一旦撮影中断、本日よりまた撮影開始です。煙突の完成まで撮ってみたいと思います。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします