「PC・IT系」カテゴリーアーカイブ

Xperia 1 II + Luminar 3

どれも旧バージョンだったりしますが、このタイトルの組み合わせでRAW撮影し、現像してみました。

 Xperia 1 II (24mm)

Luminar 3のAerial AI Enhancerを40%強度で適用、後はノイズ軽減させて色温度を落としています。ISO800、このくらいなら十分使える印象です。

Xperia 1 II (70mm)

センササイズが小さくなる70mmのほうは、ノイズがかなり多いです。こちらもLuminar 3のAerial AI Enhancerを強度70%で適用して、ノイズ軽減もさせているのですが、それでもこれだけノイズが残ります。ISO1000だと結構絶望的にノイズが乗りますね。あまり使いたくない感度です。
やはりセンササイズが24mmレンズ側より小さい分、ノイズ耐性がかなり違うのがわかります。RAW現像云々だけではどうしようもないですね。

最近は、AIで画像解析しつつノイズ軽減できるソフトも登場、Topaz Denoise AIとかが有名ですね。個人的にはそこまでして…という感じもありますが、試してみたい気はします。

廃屋と廃スプリンター

2009年、栃木県は佐野市の葛生(くずう)付近で撮影した写真。

廃屋と廃スプリンター

廃屋と廃車のセットが好き。
廃屋の車庫にナンバーを外された、E80系のトヨタ・スプリンター。ハチロクで有名な、豆腐屋さんの漫画のAE86スプリンター・トレノは、このセダンのスプリンターの姉妹車です。
オーナーが高齢になり、ナンバーを外して廃車にしたまま月日が経った。そんな感じですね。
この古そうな家屋の1階がガレージというのも面白いですが、2階部分は住居のしては狭いので、おそらく納屋的に使っていたんでしょう。
よく見ると、写真右奥にも建物があり、こちらが住居だったと思われます。
奥の収去へのアプローチは雑草が生えていないので、この時はまだか管理されていたのでしょうけど、住居は人が住んでいる様子はありませんでした。

2009年の時点で、倒壊しそうなこの廃屋(納屋?)、もう現存していないでしょうね。この時代はまだGPSアダプタを持っていなかったので、今となっては撮影地の詳細も不明です。

3D LUTで色味を変えてみた

実は、上の写真は当時JPGでしか撮っていません。今でこそRAWでバンバン撮っていますが、まだ2009年当時は、カメラのメモリカードも4GB、カメラはNikon D300でしたが、1200万画素のカメラとは言え、RAWでガンガン撮ると、それなりに容量を食う(それでも1枚12MB程度でですが)ので、無闇矢鱈にRAWでは撮っていなかったのです。
ただ、D300の時代のJPG撮って出しの色味は、今見るといま一歩だったりします。撮って出しだと上の写真の色はこんな感じです。

撮って出しだと色温度が高すぎる

ホント、今見るとAWBがダメでした。でもこの時代のカメラってこんなものですけどね。
今回は、Photoshopのカラールックアップから、3D LUTを充ててみました。

Photoshopの3D LUTを充ててみた

これだけ雰囲気が変わります。LUTは、どちらかというと動画編集のほうで認知していたけど、静止画でも充てられます。色味のおかしいJPGの救済に役立ちますね。

子供たちがYoutubeやりたいと言うので…

昨年末、子供たちがお絵かき動画撮ってYoutubeにアップしたい、とか言うので、動画を撮って、正月休みに編集しました。
で、編集完了して、その時は妻の実家に帰省していたので、動画のアップロードはモバイル回線からはきついので保留としていました。
そして時が経ちました…。ええ忘れていましたね。

ということで、先日思い出してアップしました。
娘は絵を描くのがで、クリスマスプレゼントにお願いしていたコピックというマーカーを使ってお絵描きしています。

「フリかけんズ」という姉弟コンビ名でやっています。

これは正月の休みで編集仕上げましたが、けっこう大変ですね~。
高校生の頃は、放送局に入っていて、Hi8の業務用ビデオデッキで編集よくやったものですが、今はパソコンで簡単に出来てしまう(編集そのものは簡単ではないけど)時代ですからね。

第2段は…特に要望がないです。もう忘れちゃったかな?

投げ売りXperia 1 II SO-51AでRAW撮影を試してみた

3年も前の機種のカメラを今更レビューしても、誰の得にもなりませんが、撮っている本人が楽しめればそれで良いかな、って軽い気持ちで書いています。
とは言え、RAWで撮れるのは楽しいです。センササイズも、メインカメラは初代Xperia 1の1/2.6型センサーよりも大きい、1/1.7型のデュアルPDセンサーを搭載しているので、画質も向上しているはず。
昔使っていたCOOLPIX P7000と同じセンササイズなんですよね。今や1インチセンサがスマホに載る時代ですからね。もっとも、スマホの場合は、センサの画素全てを使っていないみたいですけど。

最もセンサが大きいのは24mmレンズを搭載したセンサのみですが。

レンズ交換式カメラでは最近トレンドのAI被写体認識(カメラ自体にAIが搭載されているわけではないのに注意を)も、実はXperia 1 IIで実装されていたんですね。へぇ。

JPG撮って出し、各レンズの味付け

同じ場所から単純にレンズのみ切り替えて撮影。
これだけで判断するのもナンセンスですが、やっぱり色味というか傾向は違いますね。
超広角16mmは少し赤っぽく、広角24mmは緑が浮いているのとフレア、ゴーストが発生、70mmは逆光でのフレアの影響か、太陽光直射ではないけど、ややコントラストが浅い結果に。
Cari Zeiss T*コーティングと言えど、まあこんなものかなと。

JPGとRAW(DNG形式)は味付けが異なる

撮って出しのJPGと比較すべく、JPG+RAWで撮ってみました。

どちらも撮って出し、RAWはAdobe Camera RAWで現像し未調整で出力したものです。結構絵作り違いますね。

JPGよりRAWのほうが明るめになっているのと、JPGはだいぶシャープスがかかっているのに対して、RAWはシャープネスがかかっていない様子です。
なるほど、JPGは撮って出しで見栄えするような味付けがなされている、ということですね。
RAWは調整を前提をに、シャープネスがかかっていないのはわかりますが、割と露出が明るいのは気になりますね。

では調整したRAWとJPG撮って出しを比較してみましょう。

左がJPG撮って出し、右がRAWを個人的な好みに現像したもの

透かしのサイズが違いのはご愛嬌。望遠側とは言え、わずかに歪み補正もされているのでしょうね。RAWの方は歪み補正していません。
こうして比較すると、JPG撮って出し、解像度を落としてSNSに掲載するための味付け、と言えそうです。

でも個人的には、デフォルトのシャープネスがかかっていない状態からのRAW現像は現像しがいがあって楽しいです。

24mmは結構歪み補正を行っているようです。JPGと歪み補正なしのRAWで、街頭の傾きが違うのがわかります。
JPGは木の枝の部分のシャープネスが強すぎますね。RAW現像ではシャープネスは弱めにかけましたが、もっとシャープネスは弱めでも良いかな。色温度は少し暖色に振りました。
流石にメインカメラ、初代Xperia 1よりセンサが大きい分の恩恵は感じられます。四隅を除き、解像力も十分あります。これならスナップカメラにも良さげですね。

上の写真の左上の等倍切り出し 本当に隅の部分だけ急に収差が増えている

24mmレンズ、ごくごく隅の方だけが、急に収差が増えて解像力低下しています。ここは妥協して、トリミングも前提のスマホの使い方だから、というのもあるのでしょうね。

とりあえず、3年前のスマホでも十分綺麗に撮れています。Galaxyみたいに1億画素とか、もはやナニソレ的な感じの飛び道具も、そろそろ技術的にサチってきているのかな、というのを感じます。スマホも買い替えサイクルはどんどん延びてきているようですからね。

たまにスマホでもRAWで撮ってRAW現像を楽しむ、と言うのはアリですかね。
今度は夜のスナップでも撮ってみようかな。

SONY Xperia 1 II SO-51A 2世代前のフラッグシップ機を安価に買ってみた

早いもので、手持ちの初代Xperia 1(docomo版SO-03L)も今年の半ばには4年を経過します。
既に大型アップデートは2021年で終了(Android11まで)、docomoの修理対応期間も2023年末までです。短い!

個人的に、今使っていて特段遅いと感じることもなく(その前に使っていたXperia XZは2年半程度で遅くなったものですが)、バッテリも特に大きな劣化を感じることもなく、今すぐ買い換えたいという感じでもなかったのですが、ここに来てdocomoオンラインショップで、Xperia 1 II(SO-51A)が大幅値下げで48,400円の在庫一掃セール(2023年2月執筆時点)となり、古い機種とは言え、今のよりは1世代新しいわけですから、買い替えることにしました。
修理対応機関も、販売期間が長かったせいか、2026年2月まであります。そこまで使わないと思うけど。
しかし相当在庫がだぶついていたのでしょうね。もはや中古端末と変わらない価格で新品が手に入るわけです。しかも新規契約やMNPだけでなく、白ロム(端末のみ購入)でも同じ値段ですからね。
本当は余計なソフトが入っていないdocomo版SIMフリー版が欲しいのですが。

投げ売り価格のXperia 1 II (SO-51A)

ということで、初代Xperia 1は、この春小学4年生になり、塾に行くことになった娘との連絡手段用にすることとして、3年半ぶりの新しいスマホです。
もっとも、Xperia 1のVも噂され始めたので、購入早々3世代前になりそうですけどね。
でももはや、最新最強は高価かつオーバースペックです。さすがに19万円とか、パソコンにだって出さないのに、3,4年しか使わないスマホに出せませんわ。

さて、初代との違いですが、大きな違いは、メインメモリが6GBから8GBへ、内蔵ROM(書き込めるのにROMってのもおかしな表現ですが)が64GBから128GBへ。ROMが増えたのは良いですね。64GBだと、ソフトのインストールだけで8割くらい使ってしまうので。
望遠カメラが135判換算52mmから75mmへ(個人的には52mmでいてほしかった)、カメラレンズがカメラファンならビビっと来るCarl Zeiss T*へ(肝心のSONYの一眼αシリーズは、最近Carl Zeissブランドのレンズを出さなくなりましたが)なったことでしょうか。またPhotography ProによるRAW撮影(DNG形式)も可能となりました。個人的にはこれが良かったです。って、まだ1枚も写真を撮っていませんが(笑

昔はCarl Zeissってだけでテンション上がったものですが…
Xperia 1で不満だった標準のカメラアプリから、Xperia 1 IIではPhotography Proになって使い勝手が向上

回線がこの世代から5G対応となりました。Xperia 1 IIは初代5G対応機で、最新の5Gのミリ波には非対応ですが、ミリ波の5G回線、ほとんどないし、そもそも5Gどころか4G LTEですら、フルスペックで通信できることが稀ですからね。
それなりに増えてきている5Gエリアも、帯域の関係で速度が4Gと変わらない”なんちゃって5G”も多いみたいです。この2日使ってみて、まだ5G表示になったことはありません。ちゃんとIIJmioの回線設定も5Gにしたのですけどね。

後、細かいところでは初代Xperia 1で不評だったイヤホンジャックレスから、3.5mmイヤホンジャックが復活、ワイヤレス充電Qiに対応、バッテリ容量増加ということで、現在のミドルスペック機並みには使えるはずです。
ちなみに、ワンセグ・フルセグチューナー搭載は、このII世代で終了。今や配信の時代ですからね。そもそも今の初代でも、テレビチューナーなんて一度も使ったことがないですしね。

さて、久しぶりにスマホのデータ移行をしなければですが、今や銀行やネット系のセキュリティ関連に電子マネーと、密接に連携されているスマホですから、この移行が結構面倒ですね。

起動画面は初代と変わらない

今までの初代は娘用にアカウントを作って、色々ロックをかけて…とこちらも環境構築しなければですね。

ペリカンケースもどき? Lykus ハードケースHC-3310を買ってみた

精密機器の梱包ケースとしておなじみのペリカンケース、仕事でも使っていたりしますが、本家のペリカンケースは何せ高価です。
もうちょっと安いもの、そんなにガチである必要もないのですが、とある用途に使いたくて、似たものを買ってみました。

Lykus HC-3310

Lykus(ライカス)というブランドのハードケースです。ペリカンケースと同様、耐衝撃、防水性に優れたケースとのことです。


ここまでガチなケースを求めていたわけではないけど、ガチではないケースも実際に中の緩衝スポンジなどを別途購入すると結構良い値段になってしまうので、だったらガチなケースにしてみようと思いました。
購入先はドローンのショップで、ケース自体もドローンの収納を目的にしているようですが、別にドローン専用ケースというわけではなく、それ以外の精密機器なんかも収納可能です。

開けると、中にはスポンジが詰まっています。
一見、ただの大きいスポンジが詰まっているだけに見えますが、押してみると、1cm程度の切れ目が入っていて、カッターナイフなど不要でカットが出来ます。また、スポンジは厚手の切れ目が入ったものが2段、一番下が切れ目のない薄手の緩衝スポンジ、という構成です。
なお、スポンジが傷んでしまったり、別の形状にカットしたい場合は、スポンジだけも別途購入可能です。

説明書には、入れるものより少し小さい程度にカットを、と書かれていましたので、入れるものを押し付けてだいたいの型の検討をつけたら、スポンジを押しながら切れ目をカットしていきます。

カッターナイフ無しで、手できれいにカットできる

結構カットは大変ですが、間違ってカットしてしまうと買い直しになるので、慎重に行います。

フィールドモニタとバッテリ関連を収納できました

はい、目的はこれ。カメラ用のフィールドモニタ、FEELWORLD T7 Plusとバッテリ、ケーブルを収めたく、このケースを買いました。
フィールドモニタ、画面に傷つけたくないので、ちゃんと保管しなければなりませんが、何しろモニタはただの板なので、これを収納するってけっこう大変。
そこでハードケースの出番となりました。

ホームセンターで良いケースがないか探したけど、結局値段の割に…という感じだったので、ハードケースにしてみました。何だかそれっぽい感じに収まりましたね。
ケースは深さに余裕があるので、まだ開いている部分はモニタのアームなんかを収納したいと考えています。そのアームも、まだ買ってから開けてないな。そのうち紹介します。

降下訓練始めの動画

先日の降下訓練始め、ちょこっと動画も撮っていましたので、簡単に編集してアップ。

まだまだヘタクソですね…。ほんと動画は難しいですね。
4K H.265 10bitで撮影、少しカラーグレーディングしました。基本、Z 9で動画を撮る際は、ピクチャーコントロールはナチュラルで撮って、コントラストなどはDavinci Resolveでカラーグレーディングしています。

Z 9の動画撮影時のAWB(オートホワイトバランス)、撮影中にジワーッと変わっていくのが少し気になりますね。本来ならホワイトバランスは固定したほうが良いのでしょうけど。

FEELWORLD T7 PLUS フィールドモニタをNikon Z 9で使ってみた

HDMIケーブルが無くて(モニタ付属のHDMIケーブルは片側がHDMIミニのため)、接続できていなかったフィールドモニタですが、注文したHDMIケーブルが届いたのでやっとテストできます。

FEELWORLD T7 PLUSをNikon Z 9に取り付け

Youtubeを見ながら踊る子供たちの動画を撮ってみました。やはりカメラ内蔵の3インチと違って、7インチモニタともなるとピントも見やすくてよいですね。
機能的な部分はまた後日紹介するとして、色味も細かく設定できて、全体の使い勝手は問題なさそうです。若干信号入力されてから表示されるまで遅いかな?

モニタの音声出力は0にしておきましょう

このFEELWORLD T7 PLUSはスピーカーも内蔵しているので、再生時の音声も出せますが、これは普段不要どころか、マイクが拾った音がスピーカーから発せられるので、ハウリングが発生してしまいます。
最初に接続して電源を入れたら、ものすごい異音が発生してびっくりしました。

F970互換バッテリでは長時間使用可能みたい

今回NP-F970の互換バッテリを買って取り付けました。

モニタ中央のバッテリがF970の互換バッテリ

NP-F970はSONYのハンディカム用のバッテリですが、映像業界では普及率が高いバッテリ故に、互換バッテリが数多く存在し、このようなSONY以外の映像関連製品にも多数採用されています。バッテリの使いまわしが出来て楽ってことなんですね。
F970は、純正品は6300mAhですが、今回買った互換品は8800mAhと更に大容量化されています。中華バッテリなので、この数値通りかはわからないけど、実際使ってみた限り、フル充電から30分程度モニタを表示させても、まだ残量は80%と表示されます。(ちなみにモニタの残量表示は20%刻みとかなり荒いです)

まだ長時間使った実績はないけど、1時間以上の撮影にも良さそうです。
ただ、かなり大きく重いバッテリなので、長時間撮影する予定がなければ、もう少し容量の小さいF770辺りでも良さそうです。

追記:バッテリは、上記のF970互換品(8800mAh)で6時間以上持ちました。通常こんなに長時間撮影することはないですから、これ1本あればほぼ1日撮れますし、実際はF770やF570辺りのバッテリ容量で十分かもしれません。

LUTの適用も可能

ベクトルスコープなど色々表示も可能ですが、まずはLUT(ルックアップテーブル)のインストールを。
LUTは通常、カラーグレーディングのために必要です。例えば、Nikonのカメラの場合はN-logで撮影できますが、N-logで撮影中のモニタ表示は、コントラストのが浅く見づらいものになります。
LUTをモニタに適用することで、正しいガンマカーブとコントラストで表示可能となります。

LUT用のcube形式ファイルはUSBメモリからモニタに転送可能

モニタに付属のUSBケーブル(TypeA入力)を使い、USBメモリにLUT用の.cubeファイルをコピーします。
後はモニタ側のメニューから、Lut Importを選択すると、.cubeファイルを自動でコピーしてくれます。LUTは最大30個保存できるようです。

通常のSDR録画時は必要ありませんが、Logで撮影する際にLUTをモニタに適用できるのは便利ですね。


後は屋外でどの程度見やすくなったか、試さないとですね。
また、付属の取説も英語版のみなので、主な機能も後日紹介したいと思います。

とっくの昔にお役御免にしているはずのAPC CS500のバッテリを交換した

我が家では、東日本大震災の前からUPS(無停電電源装置)を導入していて、東日本大震災の後にあった計画停電時は、UPSによりルータが動くので、インターネットも出来て重宝していました。

そんなUPSは現在我が家に4台もあり、メインのPCとNAS2台、HDDレコーダー&ネットワーク機器関係で稼働しています。
そのうちのもっとも古い1台、APC(現シュナイダーエレクトリック)のCS500。もう十数年前に購入したもので、メーカーの推奨使用期限はとっくに過ぎていて、廃棄して買い替え推奨なのですが、何故か壊れない(これよりもっと新しいUPSは何台か故障してリプレース済)ので、使い続けています。
前回のバッテリ交換は2017年だったようですが、交換から6年経過し、ついにバッテリが寿命を迎えたようです。

APC CS500が警告表示に

NASに繋いでいたので、NASからもアラートメールが飛んできました。NAS(NETGEAR ReadyNAS 104)の管理画面を見たところ、”UPS warning”の表示が。

USP warningの表示

ログを見ると、バッテリ残量低下しているようです。バッテリの寿命ですね。ということで、バッテリを注文。APC純正品はとっくの昔に販売終了していますので、今回も互換品です。といっても鉛バッテリで規格化されているサイズなので、互換品でも全く問題はありません。この辺りはリチウムイオンバッテリと違ってシビアに考えずに済みます。


同じ形状でもう少し安い物もありましたが、APCのUPSにも純正採用されている、ベトナムのKUNG LONG BATTERYブランドなら品質的にも安心かなと思い、前回交換した時と同じ商品ですし、注文しました。
それにしても、前回は2千円だったのに、今回は3千円強で、数年で1.5倍程度値上がりしています。円安や材料費高騰の影響なのでしょうね。

古いバッテリを外して、新品と比較。同じメーカーの同じ商品で、外観も全く変わっていません。よく見ると、古い方のバッテリは、少し膨らんでいるのがわかります。危なかった…。このまま放置していたら、防爆弁が開いてガスが発生するところでした。
以前、サウンドハウスのUPSを買ったら、バッテリ寿命警告がないままバッテリが寿命で膨らんでガスが発生する騒動があったので、あれ以来聞いたことのないブランドのUPSは避けていますが、バッテリ警告が出たUPSは、直ちに使用中止し、バッテリ交換したほうが良いですね。今回はバッテリの注文が少し遅れてしまったので、バッテリが少し膨らむ事態に。気をつけないとね。

APC CS500は本体底の蓋を開けて交換するタイプ

本体が黄ばんでいるな…古いですからね。本来であれば買い替えるべきです。流石に次は本体交換ですね。

充電完了後、ステータスは正常に

UPSのバッテリ交換直後は、バッテリ残量が低かったのか、まだwarningを吐いていましたが、数時間充電後は正常になったので、充電できたということですね。
重ね重ね、古いUPSは信頼性が低下しているので、本来買い替えが必要です。あまり推奨される使い方でなはいですね。

子供の行事の動画編集をいくつか ノイズリダクションを使ってみた

昨日は、朝から娘の小学校の音楽発表会があって、もちろん動画を撮ってきました。
今回は後ろの方は三脚使用可、ということで、Z 9にマンフロのビデオ雲台&三脚で撮ってきましたが、周りを見渡すと、もはやビデオカメラすら少数派、三脚据えて撮っている人は10人もいなかったような。もちろんごっつい三脚を使っているのは自分だけでした。ほとんどがスマホで撮影。
年に何回かしかない行事だもの、ビデオカメラなんて買わないよね。あるいは買うよりレンタルでも良いのかな、という感じになりますね。

音楽会のあとは、月曜日から入院する息子のPCR検査のため、入院先の病院へ移動。検査はすぐ終わるので、移動のほうが遥かに長い。神奈川県の病院なので、車移動で片道1時間半です。

帰ってきてから、音楽会の動画編集開始。
Davinci Resolve、少しづつ慣れてきました。

Davinci Resolveのノイズリダクションを使ってみた

無料版でも相当多機能な動画編集が可能な、Davinci Resolveですが、映像だけでなく音声の編集能力も優れています。まだまだ使いこなせていませんが、今回使ってみたのはノイズリダクションです。

オーディオFXからNoise Reductionを使ってみた

ノイズリダクション、カセットテープを現役で使っていた40代以上の世代であれば、DOLBY NR(ドルビーノイズリダクション)は聞いたことがある方は多いでしょう。私もDOLBY NRの最終版とも言える、DOLBY S NRを使っていました。もう30年近く前の話です。
カセットテープのノイズリダクションは、録音時に高音域を中心に、音声のダイナミックレンジを圧縮し録音、再生時に伸張することで、磁気テープの宿命であった「サー」というヒスノイズを低減させる機能でした。
今日、ノイズがほぼ無いデジタルオーディオが主流となって廃れてしまった機能ですが、デジタル音声であっても、シンセサイザーなどデジタルで合成する音声以外、生の音はアナログ、マイクから収録する場合はアナログ回路のノイズはゼロにはならないため、ノイズと無縁というわけには行きません。

今回、娘の音楽会は、観客席のやや遠方から、Nikon Z 9にオーディオテクニカのマイク、AT9941を使用しましたが、子どもたちのスピーチもマイク無しの生声だったので、後ろの方からは声自体が聞き取りづらい状況でした。
このため、録画データでも音声が小さく聞き取りづらい。Davinci Resolveの編集で、その部分の音声のボリュームを上げてみました。これが簡単に後から出来るのは、デジタル編集の良いところですが、単純に音量を上げたので、マイクアンプのノイズ自体もかなり目立つ結果に。

そこで、ノイズリダクションの登場です。カセットテープのノイズリダクションと違い、録音時の設定とは関係なく、こちらは音声を解析して、自動でノイズを低減してくれます。まさにデジタルならではです。
Davinci ResolveのオーディオFX>FairlightFXのメニューから「NoiseReduction」を該当部分の音声(波形で表示されている部分)にドラッグアンドドロップします。すると、下の画像のような調整画面が表示されます。

自動と手動が選べますが、自動を選択することで、概ねうまくいくようです。ただ自動を選択するだけ、これだけでノイズが低減できます。

Noise Reductionメニューで「自動」を選択するだけ

試しに再生してみると、生徒の声はアップしたまま、マイクアンプの「サー」という残留ノイズが低減しました。これはすごい! ただし、若干音質は低下します。高音域は少しなまる印象です。とは言え、ノイズが残るよりは具合が良いため、この機能は結構使えそうですね。

ボリュームアップした部分と無加工の部分のつなぎもうまく行きました。
プライベートな動画なので、家族親族共有のみですが、昔と違い今はスマホがあるので、じぃじばぁば向けにも、今やYoutubeで配信(限定公開)出来るのが助かります。


そして、ついでに10月の息子の運動会動画も編集しました。こちらは1時間の回しっぱなし動画を、不要な部分をカットし書き出し。

10月の息子の運動化もやっと編集

書き出した動画も、4K60pで100GB超え。Youtubeへのアップロードも結構かかりますね。
とりあえず年内の行事の動画は編集完了です。