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Raspberry Pi 4 Model Bを買ってみた

4月上旬からのテレワーク、本日中に関東も段階的に緊急事態宣言が解除される見通しではあるものの、だからといってCOVID-19の脅威が収まったわけでなく、むしろ緊急事態宣言解除でまた感染者が増えそうな感じもあります。
インフルエンザと同じで、今後も流行と収束を繰り返すのではないかな…。

そんな感じで、私の職場は6月以降もテレワーク継続です。今週、テレワークでは出来ない実務のため、1日だけは出勤ですけど。
部署によってはCOVID-19に関わらず、永続的に何割かの社員はテレワークをするようで、働き方改革とやらも、こうした脅威によって初めて本腰を入れる、というのは良くも悪くもいつもの日本ですね。

そんなわけで、テレワークが続くのもあり、今後の勉強の課題(半分は興味。お遊びですが)ということで、Raspberry Pi 4 Model B(通称ラズパイ)を買ってみました。

1万円しない、小さなシングルボードコンピュータですが、キーボードとマウスを繋げば、ラズパイ標準のRaspbianやUbuntuといったLinuxベースのOSや、このモデルだとWindows 10 IoTなどを走らせて、色々遊べます。
イギリスで開発され、CPUもARM系、カメラなどいろいろなアクセサリがつながるので、ファイルサーバにもなるし、AIカメラやオーディオのUSB-DAC、ロボットに搭載するなど、小型なので色々な使い方ができます。最近では、くら寿司の注文端末にも採用されているとか。

ラズパイはネットのいろいろな場所で購入できますが、今回購入したのは、XSHELLと言う会社のツクレルという教材付きの特別販売のものです。

ケースやカメラベースは3Dプリンタで作ればいいし、色々遊べそうです。AI見守りカメラの作り方の教材もついていて、今回は環境構築から、見守りカメラを作ってみようと思います。教材で一通り学んだら、オーディオ端末とかファイルサーバを作ってみようと思いますが、その辺りはぼちぼちかな。


メモリは2GBと4GBモデルが有りましたが、オンボードなので迷わず大きい方を。今回のはスターターキットなので、OSのRaspbianが書き込まれたmicro SDカード付きです。

microSDカードは基板裏側のスロットに差し込む

ラズパイの基板裏に、micro SDカードスロットがあるので、そこに差し込むだけ。

電源はUSB Type-Cで供給、マウスやキーボードは一般のものが使えます。
さて起動しようか…と思ったら、忘れていました。ディスプレイを繋ぐHDMI、端子がmicroだった…。というわけで、この日は立ち上げできず終了。HDMIケーブルはあるので、microから標準に変換するアダプタ、買わないとです。

カメラは別途発注。ケースもCADで作らないと。とまあ色々ネタはあるので、ぼちぼち環境構築していこうと思います。

テレ(望遠)ワークもいいけど、たまにはマクロで

自粛生活にも関わらず、以上に望遠レンズ使用率が高いYamaroでありますが、次はマクロかなぁと。
というわけで、枯れかかっていたと思いきや、このところの陽気で復活気味の、ベランダの五色トウガラシを撮ってみました。

撮影風景はこんな感じです。スピードライトは、ワイヤレスで手持ちで撮っています。

ワイヤレス発光のコマンダー、最近は電波式が主流で、中華製のコマンダーも安価で使いやすいものも出てきましたが、うちは相変わらずボディ内蔵スピードライトをコマンダーに、赤外線ワイヤレスです。

赤外線ワイヤレスは、外光の影響を受けやすいとか、赤外光が届かない場所にスピードライトを設置できないといった成約はありますが、私の場合、普段そう使うわけでもないので、D810内蔵スピードライトをコマンダーにして撮っています。こういう撮影もたまには行うので、スピードライトを内蔵していないD850ではなく、D810をマクロ撮影で使っています。D810もまだまだ出番は多いわけです。

去年は秋ごろまで葉っぱが大量に生い茂っていたのが、寒いところが苦手なので、冬には葉っぱが全て落ちて枯れてしまいました。

もう捨てようかなとも思ったけど、栄養剤やら米の研ぎ汁やらでドーピングした結果、ここまで復活。

枯れてシワシワのトウガラシと蕾

つい1ヶ月半前には、葉っぱは1枚もなかったのに! 植物の生命力はすごいですね。

スピードライトで幻想的に

ここからは、感度をISO64固定、絞りは絞ってシャッタースピードはシンクロ可能な最大の1/320秒に。スピードライトの発光量のみで露出コントロール。スピードライトは手持ちで、色んな角度から当ててみました。この写真ともう1つ上の写真は、Luminar 3で仕上げています。

蕾のみをハイライト

こちらはCapture NX-Dのクリエイティブピクチャーコントロール+コントロールポイントで。
夜撮ったように見えますが、昼間の撮影です。

90mmのマクロレンズですが、上の写真はレンズで寄れるギリギリ等倍まで寄せています。これだと、90mmでも案外ワーキングディスタンスは短いですね。
Tamron SP 90mm Macro、私が使っているのは、学生時代に買った古いものです。マクロ域だと結構レンズが繰り出されます。かといって、もっと焦点距離の長いマクロレンズだと、被写界深度がさらに浅くなって、撮影難易度もぐっと高くなります。難しいですね。

次はベローズで撮ってみようかな。

日に日に旅客機が小さな機体に

テレワーク1ヶ月半、時々飛んでくるヘリや飛行機を撮るのもすっかり日課ですが、自粛で人の移動も減っている昨今、旅客業界も厳しい状況でしょう。

羽田に降りてくる旅客機、新航路で15時~19時は風向きによりますが、我が家の上空を通過します。でもその旅客機、4月上旬と比較すると、明らかに数も減っているし、機体も小型のものが中心です。

B787系やB777系の中型機、準大型機もめっきり減りました。国内線だと、ほとんどがB737-800系、更に小さいE190が主流です。昨日のTwitterのやり取りでも…

伊丹ですよ! 大阪国際空港から羽田に向かう便で、満席でも95人しか乗れない、ブラジルのエンブラエル社製の小型のジェット機ですよ。恐らくそんな機体でも、満席には絶対ならないでしょう。
普段なら、200~300人クラスの機体が飛ぶ路線ですよ。

空港では、多数の旅客機が羽を休めているとも聞きます。百里基地のある茨城空港に至っては空港閉鎖ですしね。いやはや…。

ANA B787-9(JA882A)

Luminar3のFlaws Fixerで、青い空と夕陽を強調してみました。B737系だと、我が家からはロクヨン+1.4xテレコン=850mmレンズでもちょっと遠いんですよね。B787やB777系だと、そこそこ撮れるのですが。この写真はほんの少しだけフレームを整えるためにトリミングしています。

頼むから飛行機おいでよ。撮ってあげるよ~(笑

サブPCにFolding@homeをインストールしてみた

COVID-19によるテレワークももう1ヶ月以上になり、すっかり慣れてきた今日この頃。

最初は違和感のあったSkype会議なんかも、最近はだいぶ慣れてきました。あ、弊社は機密の関係で、会社PCのカメラは使えないため、音声とパワポ資料やデスクトップ上のアプリの画像表示程度しか、画像表示しません。発言タイミングとかが難しいですが、背景とか気にしなくてよいし、帯域も食わなくて良いので、個人的にはこれでいいと思っています。

さて、テレワーク中は、自宅待機の子どもたち、特に今年度小学生になった娘には、入学式以来一度も登校していませんが、学校から時間割と課題が出されていて、その中にはネット動画を見る、というのもあるので、リビングではそれ用にタブレット(Fire HD)か、サブで使っているノートPC(6年くらい前のDynabook R73)も並べています。

大した作業には使わないので、このPCをもう少し活用してみよう、ということで、職場の方から勧められたのが、表題のFolding@homeです。

何かというと、分散コンピューティングといって、個人や団体が所有しているPCやワークステーション、スマホのCPUの余力を使って、科学研究解析を行うプロジェクトで、この手のものは昔からありましたが、このFolding@homeは、分散コンピューティングでかなり効率がよいようです。

何でも、この4月には、世界のトップ500のスパコンの演算能力を上回る処理をこなしたそうです。すごいですね!
ということで、早速インストール。

Folding@homeを起動したところ(ブラウザ上で表示される)

ブラウザアプリではないので、ソフトはPCにインストールしなければなりませんが、Folding@homeの進捗状況やCPU使用率設定は、ブラウザからでもできます。

試しに、Powerを”Full”にしたところ、CPU使用率はほぼ100%となりました。それでも、その状態でブラウジングやYouTubeで動画を見る分なら、6年前のノートPCのdynabook R73(Core i7-4210MQ 4コア8スレッド)でも、特にもたつかずにできるので、処理の分配はよくできていますね。

ただ、この状態では、PCのファンがフル回転しっぱなしで、CPU温度も90℃まで上がるので、さすがにその状態で動かしっぱなしだと、PCが壊れそうで(笑)、Mediumだと8スレッドから7スレッドに(Core i7-4210MQの場合)なり、CPU使用率も80~90%前後となるので、そのくらいがちょうど良さそうです。細かい調整も可能なので、詳しくはアスキーのこの記事を御覧ください。

ちなみに、COVID-19に特化した処理も可能です。その際は「I support research fighting」タブから「COVID-19」を選択することで、それに特化した研究の解析に貢献可能です。

これで、たまにしか使わないサブPCが日の目を見ますね~(そろそろ新しいサブPC欲しい…)

まだまだ固定電話は使っているので…

ROWA HHR-T407(KX-FAN51互換)

我が家、まだ固定電話もそこそこ使っています。ひかり電話ですけどね。一定通話までは定額のプランで、主に実家にかけるのがメインです。

うちの実家の方は、LINEでビデオ通話できるけど、妻の実家の方はLINEはやっていても、ビデオ通話の出方がわからないという…、今携帯ショップも営業縮小なので質問もできないし、結局電話なんですよね。

ここ最近、電話もちょっと増えてきたのですが、Panasonicのコードレス受話器の電池が、買って9年、そろそろ寿命で突如電池切れも発生するようになってきたので、互換品のバッテリを買ってみました。


互換バッテリといえばROWAですね。リチウムイオンバッテリと違って、ニッケル水素バッテリは、品質差による安全性の差もそこまでないとは思うけど、やはり互換品の中でもわけのわからない中華製は避けたいので、安心のROWAです。

今回は楽天のROWAの直営店のロワジャパンで購入しました。
購入時、わかりづらくて送料がかかってしまう設定になっていますが、発送方法でメール便を予め設定すれば、送料無料です。

ヘタった純正バッテリと入れ替え

純正型番はKX-FAN51で、これの互換品がROWAのHHR-T407です。交換は、蓋を外してただ入れ替えるだけですから簡単ですね。ちょっとの間だと、電池を外しても内部メモリは失われないようです。って今どき当たり前か…。


そういえば、4月から、フレッツ光でも10Gbpsのプランのフレッツ光クロスがスタートしたようです。10Gbps、LAN側もHubやケーブル、色々変えなければならないし、まだPCで10Gbps対応のNICを標準装備する機種も少なく、これからといったところですね。

ただ、フレッツ光クロス、ひかり電話には対応していないようです。今後は固定電話には対応しないのかな、となるといよいよ固定電話も、一般家庭では終わりになってくるのかもしれませんね。

ご近所お散歩は色々発見がある

外出自粛…三密を避ける…とはいえ、適度な散歩はOK、何が正しいのか考えると、答えが出ないけど、とにかくどこかお店とかには寄らず、ご近所の散歩はやっています。

いやね、在宅でテレワークしている数日は一切外に出ていないのですけど、それだけで明らかに体力低下しているのですよ。宇宙から戻ってきた宇宙飛行士の気分です(笑)
でも長期入院していた人とかも同じ感じなんでしょうね。ちょっと歩いただけで疲れている自分がいます。子供たちも。

そんなわけで、GW連休は、お散歩しながら、気が向いたら写真を撮る、そんな日々です。

カメラはその日の気分で、今回はGX7MK2にSUMMILUX 15mm F1.7だけで。このレンズは繊細な描写が気に入っています。


歩くと、発見がありますね。寺がある…のは何となくわかっていましたが、来たのは初めて。こんな雰囲気の良い場所があるとはね。
このケヤキは、樹齢何百年だろうかというくらい立派。
写真はちょっとだけLuminar3でいじっていますが、元がJPG撮影なので、やりすぎると画像が破綻します。バンディングが発生しますね。


小さな神社も発見

よく街角にある小さな神社、神主さんがいない神社でも、ここはその中でも立派な方かな。
こちらもLuminar 3で少しだけ調整してみました。


緊急事態宣言も5月いっぱいまでとなった今、出来ることは今と同じこと、ですかねぇ。

Luminar 3で弄るなら、ベース写真もしっかりしていないとダメだ

Luminar 3、よくできているけど、やっぱり魔法のソフトではない。ダメ写真はやっぱダメ、ということで、ダメではないであろうこの写真を弄ってみました。

Capture NX-Dのビビッドで出力

まずはベース写真。ビビッドで仕上げてみました。
もしCapture NX-Dだけで完結するなら、ここからコントロールポイントで夕焼け雲の部分の彩度アップとか、影の雲の部分の露出を落としてコントラストアップとか、そんな感じで仕上げるかな。

では、Luminar 3で仕上げてみましょう。

個人的にはAerial Dramaticが好きかなぁ。Aerial AI Enhancerはちょっとやりすぎ感が強いですが、これも適用率をもう少し下げれば、わざとらしさが軽減されるかな。
最近あまり聞かなくなってきた(飽きてきた?)インスタ映えなんかも、こういうソフトをわざとらしくなく使えるようになれば、良い手助けにはなるでしょうね。

やっぱり、ベース写真がある程度しっかりと撮れていれば、Luminarで弄ろうが弄るまいが、良いってことですね。

というわけで、今後当ブログでも気が向いたら、Luminar 3で編集した写真を人知れず?アップしたいと思います。まあExif見たらバレバレですけどね。


さて、明日からGW休みになりますが、基本、外出るのは子供たちを連れて散歩するくらい、そこでちょこちょこ写真が撮れればいいかなと思っています。

皆様も、自粛疲れにめげずに、3密を避けて行動しましょう!

ダメ写真はLuminar 3で救済できるのか?

写真撮っていると、誰しもが経験する「映えない写真」
構図はトリミングする以外救済しようがないですが、色やコントラスト、これは最近のソフトウェアの能力で、何とかなるかも。

というコンセプトなのかな? Luminar。
先日無償提供されたLuminar 3ですが、果たしてダメ写真は救済できるのか?

家から飛行機を撮っていますが、天候、時間、飛行機の高度、いろいろな要素が重なります。殆どの写真は、ただの記録写真、映えないものばかりですね。まあ、半分は、外で撮影ができないことで、望遠レンズを振り回す腕を落とさないためのリハビリみたいな感覚で撮っているわけですが…

撮って出し、霞がかっていてイマイチ…

これは撮って出しのある1枚。青空と雲はあれど、微妙に霞がかってしまっています。NikonのCapture NX-Dで、頑張ってコントラスト、彩度、明瞭度を上げて、まあ多少はなんとかなるかな…と言う感じですが、そこまでして救済したいか、というほどの写真でもないしね。
ではここで、Luminar3に頼ってみましょう。

個人的には、Mistic Landが好みかな? 無理やりコントラストと彩度を上げたようなAerial AI Enhancerも、もう少し調整すれば不自然さはなくなりそうです。

Aerial AI Enhancerをベースに調整してみたが…

で、調整してみたけど、なんでしょう、あと一歩で不自然さが残りますね。無理やりなんとかした感は、如何ともし難い。

やはり、弄るにしろ、ベースがしっかりしていないとダメだなぁと思った次第。

あれですよ、ファミリーカーをどんなにカリカリにチューニングしても、スポーツカーにはならないのと同じことですかね。

SKYLUM Luminar 3が無償公開されたので早速インストールしてみた

数日前ですが、Twitterにこんな情報がありました。

マジですか!

Luminarといえば、RAW現像・画像編集ソフトの中でも、積極的に画像を改ざんするソフト、いやレタッチソフトとして有名です。プリセットの画像変換で、簡単にイメージを変えられるというのが売りです。
最新のLuminar 4では、例えばAIにより背景の空を変えると言った、AIを駆使したソフトになっています。

AIスカイリプレースメント(SkylumのHPより)

驚くべきことに、AIで空を変えられるのです。ここまで来ると、写真とは何かを考えさせられますが、そういう時代になっているということです。
インスタ映えで需要があるのでしょうね。いい悪いは別として、そういう事ができるということです。

今回無償公開されたLuminar 3は、そこまで強力なAIツールはないもの、いくつかのAIツールと、プリセットのレタッチで、簡単に写真を編集可能です。


というわけで、早速インストールしてみました。いつまで無償公開されているのかわかりませんので、気になった方はお早めに。そして、インストール方法と、無償シリアルコードの取得方法は、YOUのデジタルマニアックスさんのHPを御覧ください。

Luminar 3の起動画面

割と起動までは重たいソフトです。初回は画像フォルダを指定すると、カタログファイルを生成するため、少々お時間がかかります。

また、カタログファイル作成後の起動でも、パッとは起動しないです。私の溜めている画像が多すぎるのか、はたまたソフト自体が重いのか。かなりメモリは食うソフトのようで、最低8GBのメモリは必要ですが、8GBでは足りないでしょう。
参考までに、PhotoshopやらNikon純正ビュアーソフトやらを同時立ち上げして編集していると、OSや他のソフト込みですが、平気で20GBくらいはメモリを使用します。
メインメモリは、32GBあったほうが無難です。

画像編集は、RAWだけでなくJPGであっても適用されます。JPGもRAW現像しているかのように、スライダーの調整で効果が変わってきます。なかなか面白いソフトです。


プリセット適用だけでも割と遊べる

RAWだけでなくJPG画像も調整可能

この写真は、先日お散歩中に撮った「チンチンボーイの銅像」で、JPG撮影ですが、RAW画像と同様に各種パラメータの調整が可能です。

個別調整も可能ですが、プリセットがいくつも入っていて、画像下にプレビューで効果が表示されます。ただ、このプリセット表示、少々表示に時間がかかりますが…。

さてJPG撮って出しの画像はこちらです。

JPG撮って出しの「チンチンボーイ銅像」

これを、Luminar 3のプリセットを適用すると…

30種類以上のプリセット全ては紹介できないので、4つ適用してみましたが、どれを選べばよいのやら…。こういうのって、プリセットが多いほど、悩んでしまう質なもので、どれが正解なんてのがないですからね。

わかりやすいインスタ映え的な画像は、彩度とコントラストマシマシの、Aeral AI Enhancerでしょうね。

各プリセットは、その適用率をスライドバーで変更できます。0%で適用なしのノーマル状態です。また、フィルタは個別に調整や追加も可能です。

右側の編集を選択した状態で、「フィルタを加える」をクリックすると、様々なフィルタが表示されるので、それをクリックすることで、フィルタを個別に追加可能です。また、逆にフィルタを消すことも可能です。パラメータも調整可能。

プリセットはお気軽に、細かく調整したければフィルタ追加、というように、お手軽にも細かくもできます。この辺り、作り方が上手いソフトだなと思います。必要なときだけ、フィルタを選べて調整すればよいですし。


太陽を追加する

新しいLuminar 4では、空を全く別物に変えてしまうというのは先に紹介しましたが、Luminar 3はそこまでではないものの、改竄(笑)する機能があります。なんともわかりやすいというか、いかにもな合成です。

もうここまで来ると、あからさますぎて笑っちゃいますね。
実際にこんな感じで太陽を入れたとしても、こうはなりませんよね…と言う典型的な例です。あんなふうに光芒は出ないですが、こういうポスターとかありそうですよね。というか警視庁さん、ヘリコプターパイロット募集ポスターに採用してください(笑)

ちなみに、太陽の位置や大きさなど、各種パラメータは調整可能なので、わざとらしくなく合成できる…かもしれません。
まあ、こういう写真って、Luminarで追加しました、って書かないと、逆に恥ずかしくて載せられないな…。


もちろん、悪いことばかりでなく、印象的な写真を作るという意味では、かなり使えるソフトと言って良いです。これ本当に無償でいいのというくらい優れています。Google時代にNik Collectionが無償公開されていましたが、あれに匹敵すると言っていいでしょうし、使い勝手は明らかにLuminarのほうが簡単です。

Landscape B&W + 明瞭度 + ドラマチック

赤外線写真っぽく仕上げてみました。モノクロの場合、黒はより黒く、白はより白く、ようはハッキリとした絵は、パッと見の印象は良いですね。

ドラマチック+ ラディエンス

こちらはプリセットは使わずに、マニュアルでフィルタを適用してみました。もう少し柔らかく仕上げても良かったかな。とにかくなんでも出来ることで、逆に使い手を惑わす…そんなソフトでもあります。


ともあれ、無償で提供してくれたのは本当にありがたいです。気に入ったら、Luminar 4の購入にもつながるでしょう。

お安く買った東芝のCFカードのベンチマーク

新しいメモリカードを買ったら必ず試してみるベンチマークテストのお時間です。

昨日のブログに載せた、ケンコー・トキナーオンラインショップの在庫処分セールで買った東芝のCFカードEXCERIA、スペックは読み出し速度150MB/s、書き込み速度120MB/sのUDMA7仕様となります。

仕様としてはUDMA7ですから、CFカードとしては最速スペックになります。ちなみに、D810でメインで使用しているCFカード、Extreme Proは読み出し速度160MB/s、書き込み速度は150MB/sで、東芝EXCERIAを上回ります。

ということで、両者をベンチマークで比較してみました。

性能はなかなか拮抗していますね。ちゃんとほぼスペック通りの性能が出ています。特に読み出し速度は、両者拮抗していますね。書き込み速度で若干の差が出ていて、ここはSanDiskがやや速くなっていますが、実用上はそれほど差は出ないでしょうね。

カードリーダーはオウルテックのOWL-CR6U3で、UDMA7に対応しています。


Amazonは在庫切れのようです(執筆時点)。

ついでに、同時購入の東芝のSDカードもベンチマークとってみました。こちらは、スペックが読み出し30MB/sと大したことはありません。10年以上前のハイスペックなCFカードより劣りますし、正直これより高性能なSDカードは今やたくさんあるので、あえて買うまでもなかったのですが、ま、ポイントも溜まっていたので実質タダみたいなものでしたので。

東芝SDカード(UHS-I U1) 30MB/sのスペックを上回る読み出し速度

こちらもきっちりスペック通り、読み出しについては、カードに記載されている30MB/sを上回り、40MB/sに迫ります。とは言え、書き込みはUHS-I規格のスピードクラスU1の最低保証の10MB/s通りで、今の視点で見ると 遅いカードです。

同じ東芝でも、D810で使っているFlashAirの64GBモデルはスピードクラスU3で、書き込み速度は80MB/s(理論値)です。


そのうち、CFExpressカードが普及すると、XQDカードも在庫処分するかな?