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ソーラーマルチモバイルバッテリーシステム 富士倉BA-80を買ってみた

近年モバイルバッテリや、蓄電池レベルのものも非常に種類が多くなり、よりどりみどりですね。
先日富士山をタイムラプス撮影したときに感じていたのが、AC電源が取れない場所での長時間のタイムラプス/インターバル撮影用に、もう少し容量の大きなバッテリが欲しいと思いまして。

そんな中、ホームセンターのCAINSで安く売っていたタイトルの商品、富士倉のBA-80、ネット価格より大幅に安かったので買ってみました。

富士倉 BA-80

モバイルバッテリだけでなく、ソーラーパネルとセット。LED証明、最大120WまでですがACコンセント、USB Type AとType C端子付き。
バッテリ容量は22,500mAhで、手持ちのモバイルバッテリの倍ちょっとですが、半日程度のタイムラプス撮影なら十分でしょう。
ソーラーパネルはそれほど大きくないのでおまけみたいなものですが、ピーカン10時間でフル充電できるということで、災害時に有効かな。ギミックとして面白いですね。

さて実際に充電できるか、真夏の午後4時位のピーカン状態で充電してみました。

充電ランプが付いたので充電できているようです

お、ちゃんと充電できています。窓越しだと発電量が落ちるようなので、雨の心配がない日中の外が最適のようです。
一応、カメラ用とアウトドア、災害用ということで買ったので、タイムラプス撮影でどの程度持つか、今度試してみたいと思います。

楽天だと執筆時点でお高めですね。


Amazionも執筆時点でお高め。

やはりCAINSの店頭で買うのが安そう。通販では品切れですが、店舗ではまだそこそこ在庫があるようですよ。

Nikon 35Tiのデモ機を動かしてみた

先日行ったニコンミュージアム、コロナ禍で一時撤去されていた、触れる歴代カメラの展示が復活していました。
以前あったF2 Titanの触り心地には痺れましたが、今回はなく、高級コンパクトカメラの28Tiや35Tiがあったので、動かしてみました。

動画で撮ってみました。

アナログ表示のメーターがかっこいいですね。ただ、カメラのファインダーを覗いていると見ることができないのです。
このカメラの特徴的なギミックであるとともに、実用性皆無(笑)なのもまた高級機らしいですね。

残念ながら、Nikonはこの手の高級コンパクトがあまり上手ではなく、ライバルほどは売れなかったようです。
1993年に発売された35Tiは、その機種名通り35mm f/2.8の単焦点ニッコールレンズを搭載、チタン外装にリバーサルフィルムでも安定の露出を得られるマルチパターン測光を搭載、1年後に28mm f/2.8の単焦点ニッコールを搭載した28Tiも発売され、こちらはボディカラーがブラックでした。

この時代は京セラのCONTAX T2、MINOLTA TC-1を始めとする、高級コンパクトAFカメラが各社から発売されていました。
Nikonもその流れに乗って発売した35Tiと28Tiでしたが、結局その後に後継機種を発売することはありませんでした。Nikonは昔からコンパクトカメラが苦手でしたが、このカメラも中々のギミックを搭載しながらも、残念ながらブームに乗ることはできなかったようです。

現在では、この最大の特徴であるアナログ表示の不具合が出ている個体も多く、まともに動作する個体は減っています。特にこの時代のAFコンパクトは、機構的にもコンパクト機ゆえに耐久性で否一歩だったり、電子基板が駄目になるものも多く、機械式カメラと違って簡単に直せないため、中古でも手出ししづらいですね。
Nikonもすでに修理受付はしていませんが、こうした展示機は状態の良いものを整備して展示しているのでしょうね。中古市場でもめったに出てこないため、高値安定している印象です。
自分も一時期欲しかったけど、やっぱり当時から値段が高かったというのあって、手を出すことはありませんでした。
そもそも、これだけフィルム価格が高騰してしまうと、フィルムで撮ること自体のハードルが高いですね。

でもやっぱり欲しい気はします。まともに動くなら、CONTAX T2とかT3も良いですけどね。

ニコンミュージアム「企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」を見に行ってきた

ニコンミュージアムが、2024年の本社移転に伴い。2024年3月1日から長期休館に入るということで、夏休み閉館から開けた16日、行ってきました。
今回はタイトルの通り、AI NIKKORという、NikonがFマウント一眼レフカメラ用のレンズとして最も長期間販売していたMF(マニュアルフォーカス)レンズによる写真を、社員自ら撮影したものを展示していました。

会期は2024年2月29日まで延長となりましたが、パネルの表示では9月2日までとなっていました。今後修正されるのかな?

各レンズで撮られた写真とレンズが展示されていました。
どれも中々の力作です。ニッコール千夜一夜物語でおなじみのあの社員の写真(佐藤氏のお子様の成長記録も)、中にはMr.ニコン、フェローだった”元”社員のあの方写真も!

基本、AI NIKKORはMFレンズですが、最初に撮ったパネルにもあるように、技術的重要性から、F3AF用レンズのみはAFレンズですが、この企画展に登場しています。

AI AF Nikkor 80mm f/2.8SとAI AF Nikkor ED 200mm f/3.5Sの2本は、F3AFという、マニュアルフォーカス一眼レフのF3をベースにAF化したカメラ専用のレンズで、F3AF以外には、一眼レフではF-501、F4、F-601Mにしか装着できません。しかし解説文にありましたが、マウントアダプタFTZを介したZマウントのミラーレス一眼で撮影可能ということです。となると、手に入れてみたくなりますね。

企画展以外の定常展示も、少しづつ入れ替えなどをして工夫しているようです。
コロナ禍で一時撤去されていた、触ることが可能な歴代カメラの展示が復活していました。これは嬉しい!

Zマウントシステムの展示もあり、2018年登場から5年、やっとレンズも充実し始めたな、という印象です。
水中カメラのNIKONOS-Vの展示もよかった。もう今水中カメラをNikonが売ることはないのだろうけど。せっかくNikon 1 AW1まで出していたのにね。

ということで、ニコンミュージアムも来年2月で一旦休館となりますので、ぜひ足を運んでは?

芋きんと電気ブランを買いに浅草に行ってきた

妻が仕事お休み、ということで、2人でお出かけ。いつもなら車を出して…だけど、今回は珍しく電車で都内。
都内と言っても、自分が住んでいる場所と都心はそれなりに離れていて、浅草なんかは1時間近くかかります。東京に住んで11年ですが、数えるほどしか行っていない。

さすが連休とあって、観光客でごった返している浅草寺までの通りは避けて、まずは演芸ホール等がある方面へ。

通称ホッピー通りへ、ここが浅草で好きなんですよね。酒場山加商店でお昼から飲みました。
古くからの魚屋さんがやっているお店、お通しやお刺し身、もつ煮、せせりの炭火焼き、全てが美味しかった。

お酒もついつい3合飲んでしまった、昼間から(笑)だって美味いんだもの。

後はぶらりと浅草寺方面へ。
妻のお目当て、満願堂の芋きん、本店は火曜日お休みでしたが、浅草寺へ続く商店街のお店は営業していたので、そこで購入できました。

電気ブランの神谷バーは、残念ながらこちらもちょうど火曜日が定休日、売店もしまっていました。結局、東京スカイツリーの中のお店で売っていたので、そこで購入。


今回は、Nikon Z 8NIKKOR Z 40mm f/2のみで撮影。こういうスナップにZ 40mmはちょうどよいな。写りも値段考えたら良いですね。適度に収差が残っているけど、ツボを抑えた設計です。どこかのインフルエンサーが、特徴のない値段なりのレンズなんて呟いていましたが、そう感じるのは人それぞれです。ただ言えるのは、インフルエンサーの発言って結構大きく捉えられてしまうのがSNSの良い点でもあり悪い点でもあります。
でも1つ言えるのは、どんなレンズだろうと、ちゃんと撮れる人は撮れるし、一眼レフの同クラスのレンズより、明らかに進化しているよということです。

電気ブラン、関東圏でも購入場所が限られてしまうけど、通販しているお店もあります。送料かかるので、まとめ買いがおすすめかな。


芋きんは、店舗で販売しているものは、出荷後24時間以内にお召し上がりください、というもので、なかなかお土産にしづらいのが難点ですが、通販用に日持ちのする芋きんもあるようです。東京のお土産に是非。


お盆休み、リビングのエアコンの清掃を行う

お盆休み始まりましたが、今回はお盆休み中に帰省しないのと、天気が悪くて撮影日和とも言い難いので、部屋の掃除でもするかとなりまして、最近ちょっと冷えが悪いリビングのエアコン掃除するか~となりました。

ダイキンのうるさらMRSシリーズ、12年モノ

我が家のリビングのエアコンは、ダイキンのうるさら、12年前自宅を建てたときに買ったもので、転勤で東京に来た際に持ってきました。
フィルターの清掃は一応毎年行っていて、今年もフィルター清掃しようと思ったら…ルーバーの多くが見えてしまったんです。ルーバーを外したのですが…

グロ画像ですみません。これ以上近くで撮るのはやめました。黒カビびっしり、ルーバーにもその奥にも。そしてファンにはホコリと油汚れとカビの複合体…。こりゃやばいぞ。

カバー外しました

注:私はメカ電装のエンジニアなので、この手の分解は慣れていますが、分解は知識を必要としますので、安易に分解清掃せず、プロに任せましょう

ここからは意を決して本格清掃モード突入です。去年、コロナ感染した際に、寝室のエアコンを清掃しましたが、あちらはシャープのフィルタ自動清掃がかろうじてついている比較的安価な機種、こちらは当時のフラッグシップ、中の構造が全然違います。ぎっしり詰まっているし、全部バラそうものなら、電装品も全て外さなければならない。これでは1日仕事になりそうなので、写真の通り、カバーのみはずしました。ルーバーも、メカニカルリンクの外せるところはできるだけ外しました。

カバーは油汚れを中性洗剤で洗浄

外したカバーは中性洗剤で洗浄。なにせ12年の油汚れは、外から拭いたところで中の手の届かないところはきれいにならないですからね。

スチームとエアコン洗浄剤でホコリとカビを落とす

ここからは本格洗浄モード。洗い流した汚れをキャッチするゴミ袋を取り付けました。

まずはファンとルーバーに中性洗剤をかけて、スチームクリーナーで汚れを浮かします。スチームは、手持ちの安いものだとちょっと弱いですね。次買い替える時は程々に強力なものにしたいです。ファンはホコリがぎっしりなので、回転させながらブラッシング。かなり頑固でした。

プロは高圧洗浄機を使いますが、うちにはないので、市販のエアコンクリーナーを吹き付けます。これで浮いたカビをスプレーの洗浄液の圧力で一気に流します。流れた洗浄液は下の袋に溜まっていくようにしていますが、完全に漏れを防げないため、下のテレビなど家電やフロアは養生しています。そうでないと水濡れ被害が出ます。

もう面白いほどにカビ汚れが出てきます。今までカビを吸っていたかと思うとゾッとしますね。こうなる前にやるべきでした。反省。

こんなに汚れが!

見てください。洗浄液が流したカビとホコリと油汚れ。袋の中は真っ黒の液体が😰
お掃除機能がついているからと油断しましたが、いくら内部クリーン動作があっても、取り切れない水分やホコリでカビが繁殖するんですね。

洗浄後は、明らかに冷えが良くなり、何より送風の強さが増しました。そりゃあごっそりホコリが付いて入れば効率も落ちますね。
これからはまめに清掃しようと思いました。

【北西酒造】Bunraku Reborn Raindrop 特別純米無ろ過生原酒

ちょっと前に飲んでいたお酒ですが、色々忙しくて紹介できずに現在に至っていました。味を忘れぬうちに紹介です。

【北西酒造】Bunraku Reborn Raindrop 特別純米無ろ過生原酒

「文楽」ブランドの北西酒造は、1894年(明治27年)に埼玉県上尾市で創業の、老舗の酒蔵です。その文楽が若手の蔵人中心に立ち上げたブランドがBunraku Rebornとのことです。
文楽は飲食店では見かけますが、意外にも自分で買ったのは今回が初めてだったりします。まだまだ買っていないお酒は山ほどありますね。

【北西酒造】Bunraku Reborn Raindrop 特別純米無ろ過生原酒

吹き出し注意です。スペックは精米歩合55%ということ以外は非公開です。写真でもわかるように、かなり澱が絡んだお酒です。

そして今回肝心の注いだあとの写真を取り忘れていました。なんてこった(笑
ということで、上の写真の色でご想像願います。
幸い、冷やして慎重に開栓したところ、吹き出しはありませんでした。ほんと、この手のお酒の吹き出しは気まぐれです。

上立ち香は瑞々しい果実系、口に含むと、優しい甘みと共に、柑橘系の酸味。ただ柑橘系でも強い酸味ではなく、甘みとのバランスが良いですね。雑味感はなくきれいな味です。後味はやや苦味と辛さを伴うも、これも強くなくサーッと余韻とともに引いていく感じです。
澱がらみのお酒は、後味の苦味や雑味が出るお酒も多いですが、この酒は非常に爽やかな味わいに終止します。でもしっかり旨味もあるので、芳醇ではないけど、決して薄味ではないです。

そして2,3日経過しての味わいの変化も。特に後半になるほど甘みが増して、苦味は後退します。個人的に開栓2日目のバランスが好きでした。

こうした遅レポは、味を忘れてしまうという肝心のネタが消失してしまう危険はありますが(笑)、生酒ならではの味わいの変化もレポートできるのが良いですね。(言い訳)

キリンの富士御殿場蒸留所に行ってきた

何度も御殿場に行っているのに、今まで行ったことがなかったキリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所に行ってきました。

今回は特に予約などしていなくて思いつきなので、工場見学は満員だったので、売店とテイスティングが目的。
サントリーと違って、キリンビールはあまりウイスキーのイメージがないのですが、「富士」ブランドのウイスキーは一度飲んでみたいなと思っていました。

中には売店と有料テイスティングのスペースがあります。

今回は妻がテイスティング。次回は泊まる前に行って自分がやりたいな。
2000円のシングルモルト17年と、500円の富士 50th Anniversary Editionをチョイス。自分は香りだけ楽しみましたが、さすがに17年のほうが芳醇な香りでした。が、これは比べればの話で、富士の50周年はよりカラメルやチョコレートの甘みを感じました。17年が高級品なだけで、50周年も十分に良いウイスキーですね。香りを嗅いだだけですが(笑

ジャパニーズウイスキー富士 シングルモルト

こちらを購入しました。自分にとっては十分高級品です。
キリンのウイスキーは、一部外国産のウイスキーをブレンドしたものがありますが、こちらは100%国産のシングルモルトです。つまり、この蒸溜所の味わいそのものを楽しめるはずです。
まだ開けていません。高級品だけに、開けるタイミングって難しいですね。

次はテイスティングするぞ~!

【富士正酒造】富士正 純米吟醸 誉富士

富士山が目の前に見える場所でやりたかったコレw

【富士正酒造】富士正 純米吟醸 誉富士

初めて買った富士正酒造のお酒です。コレしかないと思って、この日御殿場で購入。

【富士正酒造】富士正 純米吟醸 誉富士

酒米に静岡県産「誉富士」を使用した、まさに富士山づくしなお酒。
精米歩合55%の純米吟醸、日本酒度は+3とのことです。今回は暑いので冷でいただきました。

わずかに黄色みがかったお酒

いつもと違う、BBQしながらの環境で。
上立ち香は洋梨を思わせます。口に含むと、スッキリとした甘みと旨味、そして少し跡にキリッと立つ辛さ。でも辛さは強くはなく、全体的には落ち着いた感じですね。
口当たりもよく、甘さの後に立つ辛さは、ザ・日本酒です。少し初心者向けではないかもですが、日本酒好きなら、ああコレコレ、と納得できる、正統派純米銀賞ですね。
後味もゆっくりと引いていく感じです。

良い景色を見ながらのお酒は格別ですね!

御殿場から見える富士山をタイムラプスで

昨日のブログにアップしたこの写真、右端に三脚に据えたカメラが写っています。
このカメラでタイムラプス撮影を行っていました。

Nikon Z 9でインターバル+タイムラプス動画撮影

Nikon Z 9は、インターバル撮影と同時に、タイムラプス動画も生成可能なので、気に入ったカットは写真として編集できるし、わざわざ動画編集ソフトに静止画を入れてタイムラプス生成する必要もなく、とても楽です。

ただ、この場所はコンセントが使えず、Z 9内蔵バッテリと、外付けの10000mAhのモバイルバッテリで撮影しましたが、午前3時にバッテリ切れとなりました。しかもその後雨が降ってカメラはずぶ濡れという…。それでも防塵防滴ボディとレンズだけに、特に問題なく済みましたが、御殿場の天気は変わりやすいので、雨対策はしっかりやらないとですね。

あと、この前修理に出したばかりなのに、もうセンサにゴミが付いていました。Z 9もZ 8も、センサ保護シャッター付きの割に、ホコリは結構つく気がします。

タイムラプス動画を見てみたら、なんとこの日2箇所で花火をやっていたようです。Z 9では、インターバル撮影でタイムラプス動画を自動生成できるので、とても便利です。
少し露出オーバーとなったのが悔やまれます。
夜は雲が出てしまって、せっかく星空がきれいに撮れるかと思ったけど、残念な結果に。またリベンジしたいです。

富士山の見えるコテージでBBQ

家族旅行、3度目の富士山の見えるコテージでのBBQしてきました。
それにしても関東より涼しいです。4,5℃は低いんじゃないかな。お陰でまだ陽の出ている時間から始めましたが、それほど汗だくにならずに済みました。
昔はこのくらいの気温が普通だったんだよな~。

いつも頼んでいるBBQセット、今年は値上がったのにお肉も野菜も以前より減ってしまいました。これは残念。
ホタテは持ち込みでしたが美味しかったです。次回はお肉も野菜も追加で買わないとね。

動画も撮ってみました。

炭火で焼くと違うわ~

こんな感じで、動画とスナップはNikon Z 8を、Nikon Z 9は三脚に据えてタイムラプスを。このために重い三脚を2つも持っていきました。

富士山の見える風景をタイムラプスで撮るのも3度目

このあと温泉に入って、カラオケルーム借りて、初めて家族でカラオケ大会。

カラオケルーム広い!

楽しいこと散々できたね!