「旅客機」カテゴリーアーカイブ

航空科学博物館 屋外展示機1

1日空いてしまいましたが、成田空港に隣接する航空科学博物館、屋外展示機も、小型機中心ながらありましたのでご紹介。

航空科学博物館の屋外展示機

三菱重工 MU-2

航空自衛隊と陸上自衛隊が使用していたため(陸自はLR-1の名称で採用)馴染みが深いMU-2。最近、事実上の事業凍結となってしまったスペースジェットの三菱重工が1960年代に開発したビジネスターボプロップ機で、やはり売上的には赤字だったものの、販売自体は好評で、700機以上を販売しました。
どうも黒字化できないのは、三菱重工の開発形態や販売体制の稚拙さであるのは、今も昔も変わっていないようですね。
自衛隊向けの機体開発ならともかく、民間機として販売するには、海外展開が重要、とくに航空大国アメリカを相手にするには、並大抵のことではないですね。

お馴染み 日本航空機製造 YS-11

ここで説明するまでもない、1960年代に開発され、民間機としては2000年代まで運用されていた国産旅客機YS-11。展示機は開発試作機のJA8611が展示されています。PROP-JETという、ターボプロップ機であることを示す機体の文字が、時代を感じさせますね。
エンジンは、ロールスロイス・ダートで、これを搭載した、執筆時点で唯一現役の、航空自衛隊のYS-11FC (52-1151)がまもなく退役となる予定です。

2019年入間航空祭におけるYS-11FC(52-1151)のデモフライト

なお、エンジンをGE T64に改装した機体も航空自衛隊では現役ですが、これらも後数年内には退役でしょう。

シコルスキー S-62

1960年代以降、海上自衛隊の対潜ヘリHSS-2として採用されるほか、世界各国で使用され、今も米大統領機としても使用され続けているシコルスキーS-61を単発エンジン化し、機体を縮小したのがシコルスキーS-62です。ベースとなった機体はS-55ですが、S-55がレシプロエンジンで600馬力だったのに対し、S-62はターボシャフトエンジンとなり、馬力も倍以上の1250馬力となったため、飛行速度や積載力も上がり、救難ヘリとしても余裕の出力だったようです。

S-61と同様に、前輪の格納場所にフロート、機体の底も船のような形状とし、着水能力があります。
実機を見て初めて気が付きましたが、エンジンの空気取り入れ口は中央ではなく、左側にオフセットしているのですね。

鮮やかな色の機体は、現役当時からこの色だったのかな?
Wikipediaには記述がありませんでしたが、自衛隊以外に海上保安庁でも使用されていたようで、この機体は海上保安庁から寄贈されたものだそうです。

ちなみに展示パネルには、エンジンは730馬力と書かれていましたが、定格出力を抑えて使用されていたようです。

続く…

航空科学博物館に行ってきた

千葉県は成田空港に隣接する、航空科学博物館。前から行きたいと思っていましたが、妻がお仕事で不在なので、良い機会と子供らを連れて行ってきました。
ちょうど11月は、JAF会員であれば入場料が半額です。ただ、そうでなくても、大人700円、4歳から小学生以下が200円とリーズナブルです。

所沢航空発祥記念館よりもマニアックすぎず、小さな子供から楽しめる感じになっています。もちろん、大人から見ても楽しめますが、細かい航空機の歴史というよりは、成田空港とエアラインに関する資料や、コックピット、シミュレータの体験や、B747の内部体験、といった体験型の展示が多いですね。

展望台からは、直接成田空港を観ることができました。こちらは貨物ターミナルが隣接しています。機体も旅客機ではなく、貨物機(フレイター)が間近で見られます。
旅客機の世界ではすでにほとんど退役してしまった、B747-400型ジャンボ機も、貨物機としてはまだまだ現役。
我が国の日本貨物航空(NCA)や、ポーラーエアカーゴなども見られました。
そして旅客機としては、ANAのA380-800″フライングホヌ”を初めて見られたのは感動でした。

紙飛行機づくり

紙飛行機づくりの体験も。初めて折るタイプの本格的なものでした。

B747の展示、予約いっぱいで機内は見られなかったけど、外から楽しめました。ランディングギヤの格納、こうなっているのか~

1回500円で、小1からできるフライトシミュレーターを娘が体験。かなり本格的で、普通にこれでパイロットの訓練ができるとのこと。計器類は全て本物に準じています。オートパイロットで、ある程度は方向を保てます。娘は小さいので、ラダーペダルは足が届かないですが、操縦桿だけで着陸まで行いました。まあ半分はオートパイロットの力ですが。
パパもやりたかったなぁ。時間が決まっていて、1回1名なので、子供が居ないときにでも(笑

屋外展示はまた次回に。

久しぶりにテレ(望遠)ワーク

ここのところ仕事が忙しくなって、テレワークで出来ない実作業業務も多いので、テレワークが縮小気味。

加えて、高猛暑が続いてエアコンをつけているので、当然窓は閉めているので、飛行機の音は部屋から聞こえづらくなりますね。突如飛来するヘリコプター撮影はほぼなくなってしまいました…

なので同じルートを通る旅客機を久しぶりに撮ってみました。画質に目をつぶってロクヨンに2倍テレコン1200mmです。

お、A350だ! JALは面白いことに、ライバルのB787と並行して導入していますが、JALはB777-200/300型の後継として導入しているようですね。

湿度が高く、霞がかっていたので、Luminar3で現像してみました。

2枚目はギアダウン中をクロップ撮影。さすがに気温が高すぎて、この高度でも陽炎の影響は結構出ていますね。

城南島海浜公園に行ってきた2

週末行ってきた城南島海浜公園の続き。

ANAのB767-300ERも18年選手。1980年代から中型旅客機のスタンダードとして飛んできたB767も、後継のB787や、そのライバルのA350の登場で、少しずつ数を減らしてきていますね。
一方、軍用としては枯れた機体を使う傾向にあるため、自衛隊では給油機のKC-767や、早期警戒管制機のE-767といった機体は、今後も長く使われるでしょうし、同じB767ベースのKC-46Aの採用も決まっているので、今後も長く使われる機体となるでしょうね。

東京タワーが見えた

この日の天気は、晴れたと思ったら雲が来て、ザーッと雨が降りまた晴れる、の繰り返し。防滴なD850とロクヨンは良いとして、そうではないD3400が濡れないよう気を使いました。
こうしたアウトドアな撮影では、やっぱり防塵防滴ボディとレンズのほうが安心ですね。

OLYMPUSのOM-Dなら、サブボディとして最適なんでしょうけど、今度はレンズの使い回しが出来ない…というのと、実はD3400より大きく重くなる、と言うジレンマがあります。
難しいですね…。M4/3だけで組むならトータルで軽くなるのですが、システムとして考えた時、どうしても動態撮影をM4/3機だけで組むのは…。そして、やっぱり画質ではセンササイズなりなんですよね。

城南島海浜公園は広いので、ロクヨンを振り回しても周りの迷惑にはなりません。一般的な公園ならそうは行かないけど、ここならこういった”ポートレート”もロクヨンで撮れます。手前も背景も盛大にボケるのは、超望遠の醍醐味ですね。ソーシャルディスタンスも保てますし(笑

さて午後3時になると、羽田新航路でのアプローチになるため、自分の撮影ポジションからは機体があまり見えない感じに。
一人なら撮影ポイント移動ですが、この日は雨も降ったりやんだりで、子供もいるのでそろそろ帰ろうかと言った感じに。

そうしたら今度は大雨、そして駐車場は出口渋滞。
しばらく待っていたら雨は止み、虹が出ました!

見事な虹! 180度アーチを描く虹はそうそう見れませんよ! しかも結構濃く出ています。そして写真の右側方向から晴れ間が見えるに従って、虹も右側から消失していきます。

D3400のRAWで撮りましたが、こうやって並べると、色を合わせたつもりでも、安定していないですね(笑
色の傾向ですが、同じ世代のEXPEED4搭載のD810と比べても、結構違う印象で、Nikonはボディに寄って色傾向が異なるので、色合わせが難しいという印象ですね。

D850とD810はそこまで大きく変わらないので、違和感なく色合わせが出来ますが(ややD850の方がハイライトが固めですが)、D3400はちょっと難しいかも。
D3400のセンサはSONY製と言われていますが、広く使われているSONYの2400万画素センサの特性なのか、画像処理エンジンの特性なのか、少し絵の中間色が暗めの印象です。アクティブDライティングはONかOFFの設定しかなく、D810のようなオートもないため、アクティブDライティングの効かせ方がいま一歩な感じもします。

徐々に虹が消えていく

あんなに分厚い雲があった空が、一気に青空に。虹もどんどん消えていく。不思議な天気です。

しかしこの長引く梅雨、いつ終わるのかな…

城南島海浜公園に行ってきた1

7月26日、天気予報は前日までは晴れだったのが、朝から雨。予報も曇り時々雨に変わっていて、ああ今日は1日家かなぁと思っていたけど、昼前になり、急に空が明るくなって晴れに。これはチャンス、ということで、子供たちを連れて城南島海浜公園に行ってきました。

そろそろ屋外での飛行機撮影活動も再開したいので、リハビリがてら、ロクヨンを担いで、サブ機は妻のD3400とAF-P 18-55mmという軽量コンパクトセットで子供らのスナップを。

4連休最後の日曜日なので、混んでいたけど、駐車場は何とか入れました。

日除けテントも設置して、弁当食べがてら、子供を遊ばせがてら、羽田空港にアプローチする旅客機を撮影。

A350-900は初めて見ました。去年の12月から就航する新鋭機です。翼端の曲線が美しい機体ですね。ただパッと見の機種の見分けがつきにくい。

一般の公園でロクヨンを振り回すのはちょっとなんですが、広くて他にもカメラマンがちらほらいる城南島海浜公園なら、特に違和感ないですね。広いので周りの迷惑にもなりません。

普通にアウトドアを楽しんでいる人に「どんな遠くまで撮れるんですか?」「あの向こうのビルの窓の人とかも見えるんですか?」とか声かけられましたが、説明が難しいですね。遠くだけならスマホカメラでも撮れますし(笑
飛行機をドアップで撮れますとだけ説明しています。

東京2020の特別塗装機です。東京五輪は延期となったけど、現在の状況だと、来年も厳しいんじゃないかな…。本当は自分も五輪関連で直接ではないけど、忙しくなっていたはずの時期です。本当なら24日から開催でしたしね。

A350とB787というライバル同士をどちらも導入しているJALですが、このB787-8は今年3月導入のできたてほやほやの新造機です。
が、このCOVID-19による輸送減で、なかなか稼働できなかったのでは?

妻から借りたD3400とAF-P18-55mmでもスナップを撮りました。これが軽快で軽量、ボケ味も素直でいい感じです。

続く…

AIR DOのBear Doを我が家から眺める

また関東もCOVID-19感染者が増えてきていますので、テレワーク比率を増やしています。もっとも、今は極力自転車通勤、職場も人が少ないので、感染リスクは低いはずです。

5月までは、自宅から羽田新航路で降りていく飛行機をよく撮れたのですが、長引く梅雨で撮影機会も激減してしまいました。

が、旅客機の方は、一時期のB737系やJ190など小型のものから、少しずつ中型機も飛ぶようになってきました。

AIR DO B767-300(JA602A)

AIR DOのマスコット、Bear Doが描かれた特別塗装機です。何度か見たことはあるけど、まだこの塗装で飛んでいたんですね。
元々はANAの機体でしたが、2016年にAIR DOに売却されて、特別塗装機となっています。

ANA時代には、やはりANAの旧塗装を再現した「モヒカンジェット」としてフライトしていたこともあり、特別塗装機として縁がある機体ですね。

AIR DO B767-300(JA602A)

この日も局所的な大雨があったようで、雲が厚くて、飛行機が撮れる状況ではなかったですが、時折雲が薄くなる部分があって、たまたま撮れました。
この機体も後何年見られるかな?

写真はどちらもLuminar3で現像してみました。2枚目の現像が好みかな?

超望遠1800mmの魅力

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-20EIII (DX crop)

何年かぶりに、再び2倍テレコンTC-20EIIIを手に入れてから、なかなか試す機会が少ない中、テレワーク中の自宅から撮影したりしています。

本当は、AF-S 70-200mm f/2.8G ED VRII用に買ったつもりですが、F8AF対応のD850/D810ですから、AF-S 600mm f/4G ED VRでも、中央のAFポイントなら動作します。実際には、ピーカンでコントラストの高い被写体なら、他のAFポイントでも動くことは動きますが、極めて精度が悪くなるので、やはり中央1点と周辺エリアのみで使うのが吉です。
飛行機を撮る際は、中央1点とその周辺エリアの、ダイナミック25点か72点でしか使わないですね。

写真は、600mmレンズを2倍テレコンで1200mmに、更にDXクロップして1800mm相当で撮影。羽田空港に向かって遠ざかるB787-9を窓を開けて手持ち撮影しました。

1800mm、戦闘機だと多分無理ですが、旅客機なら手持ちでも撮影できます。VR(手ブレ補正)レンズだからできるんですよね。VRがなかったら、とてもじゃないけど手持ちではフレーミングは安定しないでしょうね。
超望遠の世界は、難しいけど楽しい! 肉眼では見えない世界を取るマクロとともに、スマホではまだまだ撮れない世界の一つでしょうね。

CanonがEOS R5でF22相当のレンズでAFが使えるとのことですが、今後は2倍テレコンと暗いF値のレンズでもAF撮影ができるとなると、望遠レンズも巨大な明るいレンズでなくても…となるかもしれませんね。
もちろん、F22対応機であっても、より明るいレンズのほうがAFの速度、精度面は有利であることは言うまでもないですが。

旅客機も中型機が飛ぶようになってきた

昨日は久しぶりのテレワークでした。7月に入り、少しずつ出社も増やしていく感じですが、私の職場はテレワークにするか出社するかはここの業務とのバランスを見ながら、といった感じです。ただ、出社しないと出来ない業務もあるので、テレワークはたまに、といった感じとなりそう。

報道では、東京の感染者数が増えたとかやっていますが、PCR検査数が増えたからという見方もできますし、検査数と陽性比率、感染経路、そこからの重傷者比率など、多角的に見ていかないと行けないでしょうね。単純に、人数だけでは意味がないですね。

ってことでたまには飛行機写真。

AIR DO B767-300ER(JA613A)

ここしばらく、どこの航空会社も国内線や小型のB737-700/800系やE190といった旅客機ばかりでしたが、やっと最近中型機も見るようになってきました。

AIR DOなんて、ほぼB737型機ばかりでしたが、久しぶりにB767を見た気がします。元ANAの機体です。しかもER型(Extended Range:長距離型で航続距離約10,820km)なので、元々海外路線で使っていた機体なのでしょうね。

ANA A321-211(ceo series)(JA113A)

テレコンをTC-14EIIからTC-20EIIIに付け替えての撮影。焦点距離1200mmに、さらにDXクロップで1800mm相当に。さすがに手持ち撮影は結構厳しいですが、相手が旅客機なら問題ないですかね。手ブレ補正があるからこそですが…。
ロクヨンGに2倍テレコンだと、開放f8、この写真では1段絞ってf11で撮影。1段絞れば解像力も良くなりますね。

A321は初めて撮影しました。昔はA320はよく飛んでいましたが、A321はANAは一度導入して退役させ、また購入した機体です。

ANA B777-300ER(JA793A)

B777-300だと機体が長いので、1200mmだと真上付近ははみ出てしまいますね。少し遠ざかったところを撮影。しかし1200mmだと迫力が違いますね。1.4倍テレコンとの使い分けは重要かな。


少しずつ日常に戻っているものの、まだ油断できないCOVID-19。飛行機に乗る機会もしばらくはなさそうですね。ってことで撮って楽しみます。

日に日に旅客機が小さな機体に

テレワーク1ヶ月半、時々飛んでくるヘリや飛行機を撮るのもすっかり日課ですが、自粛で人の移動も減っている昨今、旅客業界も厳しい状況でしょう。

羽田に降りてくる旅客機、新航路で15時~19時は風向きによりますが、我が家の上空を通過します。でもその旅客機、4月上旬と比較すると、明らかに数も減っているし、機体も小型のものが中心です。

B787系やB777系の中型機、準大型機もめっきり減りました。国内線だと、ほとんどがB737-800系、更に小さいE190が主流です。昨日のTwitterのやり取りでも…

伊丹ですよ! 大阪国際空港から羽田に向かう便で、満席でも95人しか乗れない、ブラジルのエンブラエル社製の小型のジェット機ですよ。恐らくそんな機体でも、満席には絶対ならないでしょう。
普段なら、200~300人クラスの機体が飛ぶ路線ですよ。

空港では、多数の旅客機が羽を休めているとも聞きます。百里基地のある茨城空港に至っては空港閉鎖ですしね。いやはや…。

ANA B787-9(JA882A)

Luminar3のFlaws Fixerで、青い空と夕陽を強調してみました。B737系だと、我が家からはロクヨン+1.4xテレコン=850mmレンズでもちょっと遠いんですよね。B787やB777系だと、そこそこ撮れるのですが。この写真はほんの少しだけフレームを整えるためにトリミングしています。

頼むから飛行機おいでよ。撮ってあげるよ~(笑