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B’zのHighway Xの特典カセットを聴いて、カセットテープの技術の衰退を感じた

音楽を聞き始めたきっかけはB’zでした。
久しぶりに買ったB’zのアルバム、Highway Xには初回限定生産の特典として、カセットテープがついてくるので、予約注文して、CDはもう聴いているのですが、カセットはちょっと遅れて先日やっと封を開けてみました。

初回特典のカセットテープ付き

自分の子供達を含めて、もはやカセットテープを見たことのない若い世代が増えてきましたが、最近若者の間でにわかにブームになっているとか。
レコードといい、フィルムカメラといい、実体のないデジタルに慣れてしまった世代には、物理的な媒体は新鮮なわけですね。
アメリカではい今やCDよりレコードの生産量のほうが多いとか。
配信サブスクで、ハイレゾ音源を聞ける時代になりましたが、まだ配信されていない楽曲が世にあるので、CDも立派なメディアなんですけどね。

ただ、個人的にはカセットテープの音源、いわゆるミュージックテープを買うのは初めてです。
自分が子供の頃、語学学習用などはカセットテープでしたが、既にCDの時代になっていて、ミュージックテープは、一部の演歌など、CDプレーヤーを持っていない、ラジカセでかけられる用途として高齢者向けくらいにしか販売されていませんでした。

今こういうミュージックテープを生産する会社は殆どないので、作成用のカセットデッキも同メンテしているのか気になるところです。既に大手音響メーカーでカセットデッキを作らなくなって久しいですが、最近またラジカセなんかで少数生産されていたりします。磁気ヘッドとか、もう国産ではないのかな?

では再生してみます。

前回のブログでカセットデッキを紹介したのは、これを再生するため。久しぶりの再生で、いきなりテープ食われちゃったら嫌だったので、まずは手持ちのテープで動くのを確かめてからの再生。

音質、悪っ!

再生してびっくりです。音質が悪いのです。HiFiという言葉からは程遠い印象。わざとこういう音なのか、これがテープ自体の実力なのか?
手持ちのテープは、録音当時とほとんど変わらない良い音質で再生されたのに対して(メタルテープなので当然音質も良いのですが)、ノーマルテープのミュージックテープとは言え、業務用デッキで録音したはずでデッキの品質もそれなりに良いはずなのですが、まるで語学学習用テープ並みに音がこもっています。

再生したPIONEERのT-03SRは、高音域が減衰したテープの音を補正する、FLEX SYSTEMがあるため、これをONにしてみたものの、もともとの音質が悪いため、あまり変化なし。
自分が80年代から90年代に録音したカセットテープ、ノーマルポジションテープでも、ここまで音質の悪いテープは存在しませんでした。
当時はTDKのカセットを好んで使っていましたが、比較的廉価なTDKのAD(音楽用ノーマルポジションでは下のグレードでした)でも、ここまで悪くはなかったですね。
TDKでは、ADのさらに下のグレードとして、音楽用途向けではない記録用のノーマルポジションテープとして、AEというグレードが存在しましたが、多分そういったグレードのテープよりも音質が悪いのではないかと思います。

今国内で流通しているカセットテープは、国内ブランドではmaxellブランドのテープが唯一のようです。最も製造国は韓国・インドネシアみたいですが。

TDKもSONYもAXIA(富士フィルム)も太陽誘電も、カセットテープの生産は辞めて久しく、磁気テープそのものは業務用のストレージバックアップ用途として富士フィルムなどが製造していますが、音楽用途については既に技術的に衰退していますね。

B’zの楽曲としては、そこまでもB’zっぽいくて大好きなのですが、まるでオーディオに興味のない友達が安物ラジカセで適当に録音したテープを聞かされているような音質(例えが分かりづらいw)なのが残念でした。

カセットテープは本来こんな音質ではない

今若い人にフィルムカメラ、レコード、カセットテープが注目されていますが、これらが全盛期だった時代の品質よりだいぶ劣るものが現在流通しています。

フィルムは、なんだかレトロな絵を得られると人気のようですし、意図的にカラーバランスを崩したフィルムも出ている始末ですが、本来は今のデジタル写真と同様、現実に忠実に、きれいに撮れるように進歩してきた歴史があります。本来カラーフィルムなら、正確な色調が求められるはずが、今やちょっと変わった色調のためにフィルムが映(ばえ)アイテムとして用いられているケースもあります。

カセットテープも、こもった音がレトロな感じを出しているのかもしれませんが、本来はレコードやCDを録音しても、それに近い音質が得られるよう技術者が苦心してきた歴史があります。カセットテープの音質のピークは90年代でしょう。ハイポジションやメタルポジションのテープも大量生産で安価になり、レンタルCDショップの登場と共に、80~90年代の音楽再生を支えてきたメディアです。

せっかくカセットテープの話題を書いたので、またカセットテープについてはボチボチ書いていこうかなと思います。
まずはカセットデッキのベルト交換しないとね。

【竹内まりや】Quiet Life (30th Anniversary Edition)アナログ盤を聴く

忙しくて開封出来ていなかった、竹内まりやの「Quiet Life 」の30周年記念アナログ盤を、やっとこさ開封して聴いております。

【竹内まりや】Quiet Life (30th Anniversary Edition)アナログ盤

個人的には、ええっもう30年も前のアルバムなの!? という印象です。旦那の山下達郎氏がよく自身のラジオで言う「良い楽曲は色褪せない」がよくわかりますね。

贅沢な2枚組、1面あたりの楽曲は3曲

30年前のオリジナルCDと2022年発売のLP まるで時代が逆行したよう

オリジナルの「Quiet Life 」の発売は1992年10月22日です。この当時、既に音楽の販売はアナログレコードからCDに完全に置き換わっていたため、この「Quiet Life 」もCDでのみの発売でした。
アナログの時代は終わりを告げ、CDが瞬く間に普及した時代です。CDラジカセやDiscmanなどポータブルプレーヤーも充実して、誰しもが気軽にCDを聞ける時代になった時代ですね。

80年代から90年代初頭のCDは、今聞くとデジタル技術の黎明期であったことから、音質が今ひとつの物が多い中、その時代の最善の音質で楽曲を作成する山下達郎の熱意もあって、オリジナルのCDも特段音が悪いとは思いません。ただ、音の伸びなどは、やはり90年代前半のCDだなと感じる部分もあります。
やはりマスタリングの音質向上は90年代後半から2000年代にかけて着実に進化しています。
当時の音源を最新のリマスタリングにより、その音の良さを余すところなくアナログ盤に落とし込むとどうなるか? というのが楽しみだったりもしますね。

レコード1面に3曲とかなり余裕を持った贅沢な構成

楽曲のトータル収録時間は53分弱なので、LPレコードには1枚でギリギリ収録できます。が、そうすると音溝の幅が狭くなり、音質に影響します。
LP盤の「Quiet Life 」では、贅沢に2枚組とし、盤面1面あたりには3曲のみ収録(一般的なPOPSでは5,6曲入れることが多い)とすることで、音溝の幅を広く取ることが出来、音質向上に結びつきます。その代わり、盤面をひっくり返す、2枚目に交換するというタイミングはすぐ訪れるので、ちょっと面倒。でもせっかくレコードにしたのだから、その面倒さは許容できるものでしょう。

ここ最近のLP盤では最良の音質

音質、すごく良い!

音溝に余裕をもたせた結果ですね、針を落として1曲めの「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」を再生した瞬間、音圧も大きく、それでいて歪で破綻することもなく滑らかに楽曲が流れました。素晴らしい!
山下達郎のニューアルバム「softry」のアナログ盤では、音質はレコードならではの良さもありつつ、トータルでCDに軍配が上がるかな、と思っていて、それはブログにも書きましたが、その理由を個人的に考えた結果は、最新のデジタルレコーディングで収録した音源であれば、CDのほうが現在の技術では音質を落とさずに収録できる、そしてアナログレコードのカッティングマシーンは既に新規製造されていないため、機械の劣化もあるのでは? と想像していたのですが、この「Quiet Life 」を聴く限り、そんなこともないのかな、と考えを改めました。

オリジナルCDも改めて聴くと、やっぱりこの当時のCDの中では格段に音質が良いのですね。オリジナルCDもオリジナルCDの良さがあります。
プレーヤーは17年前のmarantz SA-15S1で、そんなに高くはない機材ですが、CDはCDで今でも問題なく聞ける音質に仕上がっています。
もちろん、リマスタリングされたものはもっと良い音質で聞けるはずです。

ということで、良い楽曲はいつまでも良い楽曲ですね、名盤はいつまでも名盤というのがよく分かる、竹内まりやの「Quiet Life 」でした。

【山下達郎】「SOFTRY」をレコードで聴く

山下達郎「SOFTRY」のレコード盤

CDとレコードで同じアルバムを同時に買うなんてね…って結構やっていますが。
達郎さんの肖像画ジャケットも、レコードだと大きいので、絵の質感がよくわかりますね。

レコードは2枚組なので、ジャケットも開けるタイプ

CDでは60分以上を1枚に収録できても、レコードだと難しいので2枚組です。レコードの場合、ぎゅうぎゅうに音溝を狭めてしまうと、針飛びや音質に影響があるため、音質的には無理せず2枚組にしたほうが良いです。
特に達郎さんの場合は、音質的にもこだわっているはずなので。

カートリッジはaudio-technica AT-F7

CDと比較すると、ボーカルがより真ん中にスッと定位していますね。全体的に音圧は弱めかな。低音域の量感はCDに負けますが、ボーカルはよりストレートに出てくる印象です。
これは、プレーヤーのカートリッジに、今は生産完了したaudio-technicaのMCカートリッジAT-F7を使って聴いたためで、もう少しアタックの出るカートリッジに変えると良いかもです。今度はSHUREのM111E(とっくの昔に生産完了)で聴いてみようかな?

意外かもしれませんが、全体としてのバランスの良さは、CDのほうに軍配が上がりました。レコードのほうが、伸びやかさが出てバランスが良いことが多いだけに、CDのほうが音の作り込みが良いのかもしれませんね。

ということで、久しぶりにレコードで楽しみました。盤面清掃したり、ひっくり返したり、面倒だけど、それがちょっと楽しかったりもします。

【山下達郎】11年ぶりのアルバム「SOFTRY」

CDとレコードの両方を注文しましたが、先週発売されて、まずはCDから聴いています。

CD初回版はAmazonで注文

一言でいうと、11年の集大成がぎっしり。山下達郎ワールド全開です。1時間があっという間です。でも、満腹にならない、ちょっと足りないくらいがちょうどいいんですきっと。

お家のオーディオで聴いても車で聴いても、しっかり良い音。ハイレゾも配信もサブスクもやらない山下達郎、47年ぶりのオールナイトニッポンに出演した際にも、その辺りの思いが語られていましたね。
山下達郎の楽曲は、その時点で最高の音質で作られていますから、CDで十分良い音です。御本人も、いつかのラジオでハイレゾはいらないと仰っていますから、そういうものなのでしょう。

これは個人個人の考え方なので、何が正しいとかではなく、あくまでタツローさんのポリシーですが、それを貫いて稼げるくらいのミュージシャンなのだから、やっぱりそれはそれですごいのですわ。

ジャケットはテルマエ・ロマエでお馴染みヤマザキマリさんの書いた肖像画

応募特典、やるの忘れてたー、と今この写真を見て気づきましたorz
忙しくって…

レコードの方はまだ封も開けていません。この週末ゆっくり聴けるかな?

引退ではないよ 中島みゆき2020ラスト・ツアー「結果オーライ」のCD&BD届きました

中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」【初回盤2CD+Blu-ray】

2019年に発表された、中島みゆきの”ラスト・ツアー”
ラストツアーということは、これが最後のコンサートツアーということで、当然抽選に申し込んだわけですが、初日の東京新宿文化センター大ホールは外れてしまいました。
それ以降の開催の公演もいくつか抽選は申し込んでいたのですが…。
10都市11会場24公演を予定していたツアーは、2019年末から広がり始めた、COVID-19の影響により、8公演で中止となってしまいました。

中止となったツアーは、再公演されることはなかったため、残念ながら、多くのファンがラスト・ツアーを見ることが叶わなかったということになります。

ツアーがラストであって、コンサートはラストではない

平日に届いたので、まだ楽曲は聞けていませんが、BDを見てみました。
みゆきさんもお年を召されたなぁ(失礼)というのが率直な感想。考えてみれば、自分の親と同世代ですからね。全国各地を回るコンサートツアーは、肉体的精神的に大きな負担となるのは言うまでもありません。もともと、みゆきさんはかなり緊張するタイプのようですからね。

ただ、BD内でも語っていましたが、”ラストツアー”と銘打っちゃったから、中島引退するの?と思われた方がたくさんいるみたいだけど、あくまでツアーがラストで、コンサート自体はやるよ(意訳)、というコメントも入っていますから、COVID-19が落ち着いた頃に、コンサートはやってほしいですね。

ただでさえ中島みゆきのコンサートとか夜会のチケットは手に入りづらいですが、機会があれば後もう1回だけでも行ってみたいです。
トークも楽しいですからね(歌とトークのギャップ!)。

その昔、TOKYO FMで放送していた「中島みゆきのお時間拝借」を聞いて以来ファンとなりましたが、ラジオもまた復活してほしいですね。


CDはBlu-spec CD2仕様、Blu-rayディスクのカッティング技術を用いて製造されたCDで、より高精度にピットを生成できて、ジッタ低減ににながっているとのこと、もちろん一般的なCDプレーヤーで再生可能です。

ハイレゾ配信を行っていない中島みゆきの楽曲だけに、一般のCDでできるだけ高品質で聞きたいですね。

中島みゆき「CONTRALTO」アナログ重量盤

だいぶ前に買って、なかなか聴けずにいた、中島みゆきのアルバム「CONTRALTO」のアナログ重量盤。

重量盤とは、通常のレコードよりも盤の厚みを増して、重量を増やしたもので、通常版が概ね130gなのに対し、重量盤は180g(それより重いものもあります)となっています。

レコードは、音を溝に刻んでいるので、針が溝をトレースする際の、あるいはターンテーブルが回転する際の余分な振動は、レコード盤が厚く重量があるほど、抑制されます。

中島みゆき「CONTRALTO」重量盤

ということで、なんだかありがたい重量盤仕様の「CONTRALTO」を聞いてみました。

音量、小さくない?

ってのが正直な印象でした。カッティング時の振幅、あまり取れなかったのかな? 他のレコードと比べても音量小さめです。
音質は、良い意味でアナログレコードらしくないですね。CDも持っていますが、音のイメージがCDっぽいというか、アナログらしい滑らかさよりも、良質なデジタルマスターをそのまま変換した感じですね。
もちろん、今の時代、アナログでマスタリングはしていないはずですから、そんな音質になるのは仕方ないですかね。

というわけで、今の時代、新譜のレコードは、音質よりその存在価値が大きいかな、と思いました。音質だけで言うなら、やはり70年代のアナログ全盛期かつ最もアナログマスターの精度がよかった時代には、製造プロセストータルでアナログのまま精度を保てる、という意味では敵いませんから。

今の時代、全てをアナログで完結するレコーディング、ミキシング、マスタリングは不可能でしょうね。そういう意味では、デジタルだけど極めてアナログに近い、DSDレコーディングが適しているのかもしれませんが、DSDはデジタルのままミキシングなど編集が難しいですし、やはり究極のアナログを実現するのは、今の時代は難しいのかな?

SL-1200MK3は、四半世紀前に購入して現役。一時期、Technics(Panasonic)のSL-1200シリーズは販売が途絶えたものの、現在は復活してMK7まで世代が移行、オーディオ専用のGシリーズも販売されていて、まるで80年代以前のようですね。一時期のオーディオ不況からは脱したけど、高価格帯に移行した感じですね。

SL-1200シリーズは頑丈で、初代機すら現役機体も多いので、MK3もずっと使っていきたいと思います。レコードプレーヤーのお手本みたいな機体ですし。

一方、audio-technicaのAT-F7、買ったのは10年近く前ですが、今やこのクラスのMC型カートリッジは、audio-technicaにはないみたいですね。もう十数万円クラスしかないようです。そういう意味では、DENONにはまだDL-103シリーズが健在なのは嬉しいですね。

GWはゆっくりレコードでも聴こうかな。

最近、図書館通いしております

学生の頃は、図書館が好きで、学校や街の図書館、よく利用していました。それが、インターネットの導入で次第に行かなくなり、社会人になって忙しくなって更に行かなくなってしまいました。

が、娘が本が好きで、買うだけでは飽き足らず、2週間に1回は、10冊の本を借りてきてあっという間に読み終えてしまう。
最初、娘は妻と行っていたのですが、最近は自分と一緒に行くように。
娘は自分の図書館カードを持っているのですが、ある日忘れてしまい、自分がカードを代わりに作ったことで、本を借りる習慣がここ数ヶ月ででてきました。

最近借りた書籍とCD

図書館、雑誌は最新号は閲覧のみですが、過去のものは借りられるのですね。ここ最近、また「航空ファン」を借りて読むように。元々「世界の艦船」を購読しているので、「航空ファン」は気になったもののみ買うようにして、購入費用を抑えているので、借りられるのは本当に便利です。

あと、写真集なんかも借りられるのですね。
どうしても1回2週間の借用期間だと、本を読破するのはなかなか難しいのですが、写真集なら文章が多くないので、サラサラっと見れますし、ちょっと古い写真集なんかに興味がありますし。やっぱり写真集だけは、電子書籍ではなく紙で見たいというのもありますしね。

今回は廃墟系の写真集を。小林伸一郎氏の「廃墟遊戯」は、23年前の初版となり、撮影された写真は80年代から90年代となります。すでに四半世紀以上前の写真となり、今は見られない廃墟風景や、現存する廃墟の過去の姿が見られて、興味深いです。ネット写真では伝わりにくい質感は、やっぱり紙の書籍なんですよね。
廃墟の場合、時間が経過してより荒廃が進む場合がほとんどですが、中には再建されて現役になる場所、遺産として保存されるものもあります。
例えば群馬県碓氷にある旧丸山変電所は、現在は重要文化財として保存されてきれいな状態になっていますが、90年代までは屋根は落ちて骨組みだけの状態の、文字通りの廃墟の姿でした。こうしたその当時の写真が見られるのも、ちょっと古い写真集の醍醐味ですね。

CDも、私が行く図書館では数は少ないものの、あります。大抵は古いものばかりで、ラインナップはいまいちなのですが、レナード・バーンスタイン指揮の60~70年代のマーラーの交響曲集のリマスタリング盤が、SACDハイブリッド盤で置いてあったので、ここのところずっと借りています。やはり新しい販売の盤は音質が良いのでね。


書籍も音楽も、サブスクで見たり聞いたり出来る時代になりました。でも、サブスクだと、消費するような見方や聞き方になってしまうことも多々あります。
緊急事態宣言下で、またお家にいる機会も増えてきたので、こんなときだからこそ、じっくり本を読んだり音楽を聞いたりするのも良いですね。

mora春のDSD祭りで「カルミナ・ブラーナ」を買ってみた

GW休みに入りましたが、恐らくGW開けも、もうしばらくテレワークが続きそうです。

さてテレワーク中は、子供らを見ていなければならないので、リビングで仕事していますが、子供らがテレビを見ていないときは、ラジオを聞いていたりします。
ラジオも、元々NACK5かTOKYO FMをよく聞いたりしますが、仕事中だと、ナレーションがうざいなぁと感じる時もあり、最近はナレーションが比較的少なめなNHK FMを聞いたりもします。特に2時からのクラシックは、基本曲名のナレーションしか入らないので、いいんですよね。

さて先日、そのNHK FMを聞いていて、この曲タイトルなんだったっけ?ってのが流れてたんですよ。大昔なら、曲名のナレーションを聞きそびれたら、そこで終了でしたが、今はネットでちゃちゃっと検索すればよく、NHK FMのHP(NHKラジオはらじる☆らじるっていうんですね)を見て、タイトルが分かりましたとさ。

それが、今日のブログのタイトルの「カルミナ・ブラーナ」、ドイツのカール・オルフの作曲で、発表されたのは、第二次大戦が始まる少し前だそうです。

曲を聞いて既視感(既聴感?)があったのは、ENIGMAの「Screen Behind The Mirror」に使われていたからですね。


元々、高校生ぐらいから割とクラシックは聞いていたのですが、今回久々に買ってみようかなと、moraのHPを見たら…

春のDSD祭りですって。「カルミナ・ブラーナ」を検索してみると、ありました。

https://mora.jp/package/43200003/OBXX00032B00Z/ (価格は2020年5月17日まで)

山田和樹X仙台フィルハーモニー管弦楽団のカルミナ・ブラーナ。春のDSD祭りで500円! お安い!。ちなみに、同じ音源でDSDではなくFLAC版(24bit/96kHz)だと1,527円ですから、約1/3で買えてしまうのです。更にこの音源、収録の仕方が面白いのです。

[録音]

2016年10月13日(木)

仙台市 東京エレクトロンホール宮城

マスターレコーダー:SONY PCM-D100

録音フォーマット:DSD2.8MHz

ワンポイントステレオ収録

https://mora.jp/package/43200003/OBXX00032B00Z/

ええっ、DSD録音できるとはいえ、民生用のポータブルレコーダーのSONY PCM-D100で収録したの!?

10万円もしないレコーダー、昔ならDATデンスケあたりに相当する製品ですが、あの当時のデンスケよりお安い、しかもマイクは内蔵(外部マイクも接続可能)、ワンポイント収録とあり、マイクも内蔵マイクを使ったのかな?

そんなわけで、高校生の頃は放送局員な私、生録とか懐かしいよなぁと感慨に浸りつつ、たった500円なので購入してみました。

如何にも生録しましたと言う雰囲気がいい

クラシック音源も、それこそ観客を入れないスタジオ収録もあるわけですが、これは正真正銘のライブですから、やはり明瞭度という点では、少しオフマイク気味(マイクが音源から離れていると言う意味)です。

ワンポイント収録とあるように、恐らくPCM-D100の内蔵マイクのみでしょう。
ワンポイント収録とは、基本的にステレオ収録用に1箇所からマイク2本(ステレオマイクなら1本)での収録を言います。
一般に市販されている音楽は、楽器の近くにマイクを立てて、それをマルチチャンネルで収録して、最終的にミキシングしてステレオ音源としていますが、ワンポイント収録の場合は、どうしても音源との距離や音圧が均一にはならないため、ホールで音楽を生で聞いているのとは違って、音像がぼやけてしまいやすいと言う欠点があります。その反面、ライブの臨場感は感じられますし、ミキシングをしないのでシンプルかつ不自然さがない(作られた音感がない)のです。

で、今回購入したカルミナ・ブラーナですが、流石にPCM-D100の内蔵マイクだからなのか、ややローエンドの伸びが悪い印象。低音域のでも、かなり低い低音(80Hz以下)の伸びが悪いかな、と言う感じですが、空気感はDSDならではです。

個人的に、DSD音源は、ハイレゾPCM音源のようにわかりやすい高解像度感とかダイナミックレンジの広さはあまり感じない反面、空間再現性の良さ、良質なアナログテープレコーダーのような感覚があるのですが、この音源もまさにそんな感じでした。

DSD2.8MHzは、SACDと同じフォーマットとなり、今となっては少し物足りないですが、場の雰囲気はよく感じられました。反面、やはりマイクが音源から離れていることにより、細かい音が拾い切れていない感じはしますね。

500円なら、お買い得ですから、お試し購入してみるかとはあると思いますよ。


それにしても、PCMレコーダーがお手頃価格になり、21席になってやっと生録が手軽に、身近になった感じがします。今は動画収録のために、一眼カメラと組み合わせてPCMレコーダーを使うのも一般的になっています。

私が高校生の頃の90年代、生録はカセットテープやDAT、MDを使用していましたが、何せメディアの収録時間がDATでも120分、MDだと74分(後に80分メディア発売)、カセットだとA・B面があるので、テープの薄い120分テープでも片面半分の60分、ちょっとした録音ならよくても、それこそ合唱コンクールやらクラシックコンサートの収録は、時間との戦いでした。

ちょうど、高校の体育館で、どこぞの管弦楽団が学校の創立記念でコンサートをすることになり、その音源収録を頼まれた際は、DATとMDの2台で、マイクは2本のワンポイント収録を、ネットもなかった時代、音楽雑誌に載っていたプロの録音風景を見様見真似でやったものです。なかなか予定時間に始まらなくて、DATテープがオーバーしてしまったとか(MDのバックアップがあって助かったな)、今となっては良い思い出です。これがPCMレコーダーなら、まず持って大容量メモリさえあれば、収録時間に困ることがないですから。
良い時代になったものです。

チケット取れるかな? 中島みゆきラストツアー2020 結果オーライ

コンサート名の「結果オーライ」が如何にも中島みゆきらしい今回のツアー、ラストツアーと銘打っているように、今ツアーでラストとのこと。

自分の親くらいの年齢の中島みゆきですが、ほぼ毎年のように楽曲発表し、ツアーとは別に「夜会」も行うなど、精力的に活動しています。とは言え、さすがにこのまま続けるのは難しいのかな? 夜会に主軸を置くのか、ツアーではなく場所限定でコンサートを行うのか? 歌手活動をやめるわけではないですから、今後も楽曲制作は続けていくのでしょうね。

前前回のツアーは行けたのですが、今回はラストとあって、競争倍率はかなり高そうで、東京公演の最初のは外れてしまいました。後2回チャンスは有るのですが、それが今週末からの応募です。当たるといいのですが。

一時期はファンクラブも入っていたのですけど、忙しくなっていけなくなった際に退会してしまいました。

そうそう、明日にはこんなものも届きます。


CDも買いましたが、今回はLPでも欲しいなと思って予約。

せっかくですから、CDとLPでの音質比較もしてみたいと思います。

令和元年度自衛隊音楽まつり リハーサル

令和元年度の自衛隊音楽まつり、2019年11月29日(金)のリハーサルですが、チケットが当選しましたので、行ってきました。

今回、調子に乗って、動画を取りまくったら、中盤で32GBのSDカードのメモリが一杯になるというハプニングも。4K動画だと、32GBでは全然足りませんね。慌ててかばんにあった骨董品のメモリカードで、動画は諦めてスチルに専念しました。

今回は、海外からはベトナム軍やドイツ軍も参加していて、どちらも初めて見ることが出来ました。

令和元年度自衛隊音楽まつり オープニング動画

演奏もさることながら、演出もとても良かったです。本当に素晴らしかったです。

抽選でしか行けないため、なかなか見る機会はないかもしれませんが、運良く行ける機会があったならば、是非足を運んでみてください。音楽による平和外交の重要性を感じた次第。