「お酒」カテゴリーアーカイブ

【廣瀬商店】白菊 特別純米

夏休みも終了し、今日から平常運転です。
しばらく保管していましたが、夏休みに開けようと思った廣瀬商店の白菊。百里基地に行く途中にある酒造です。

【廣瀬商店】白菊 特別純米

ザ・日本酒的なラベルですね。こうした日本酒は、地元での消費がメインで、あまり外に流通しません。今は通販があるから買おうと思えば買えるのですが、中々そういう漢字になりづらいのがネックです。
だからこそ、自分は出先で買えるお酒を買って楽しみたくなります。

【廣瀬商店】白菊 特別純米

酒米はラベルには書かれていませんが、廣瀬酒造のHPでは茨城県産「ひたち錦」とのことです。アルコール度数はほんの僅かに低い15度以上16度未満、純米酒です。

少し琥珀色がかっています

冷やして美味しいとのことで、火入れ酒ですが冷やしていただきました。
上立ち香は仄かな吟醸香。口に含むと、割と芳醇だけど、酸味と辛さのバランスもよく、正統派純米酒。やや濃い目の琥珀色なので、もっと分厚い味を想像していましたが、後味は割とさっぱりしていてすっと切れますね。やや温度が上がると、より甘みが膨らみますが、個人的には冷えているときのほうがバランスは良い気はします。が、ここは好みかな、常温近くでもバランスの良さは健在です。


ということで、こうした地元のお酒を掘り起こすのもまた楽しみの1つですが、なにせ年に何度も行けない百里基地、おまけに廣瀬酒造さんの売店は17時で閉まるので、時間的に微妙なんです。撮影を終えて帰る時間だと微妙に過ぎてしまうので。行きは朝早いし。後は地元のスーパーかな?

芋きんと電気ブランを買いに浅草に行ってきた

妻が仕事お休み、ということで、2人でお出かけ。いつもなら車を出して…だけど、今回は珍しく電車で都内。
都内と言っても、自分が住んでいる場所と都心はそれなりに離れていて、浅草なんかは1時間近くかかります。東京に住んで11年ですが、数えるほどしか行っていない。

さすが連休とあって、観光客でごった返している浅草寺までの通りは避けて、まずは演芸ホール等がある方面へ。

通称ホッピー通りへ、ここが浅草で好きなんですよね。酒場山加商店でお昼から飲みました。
古くからの魚屋さんがやっているお店、お通しやお刺し身、もつ煮、せせりの炭火焼き、全てが美味しかった。

お酒もついつい3合飲んでしまった、昼間から(笑)だって美味いんだもの。

後はぶらりと浅草寺方面へ。
妻のお目当て、満願堂の芋きん、本店は火曜日お休みでしたが、浅草寺へ続く商店街のお店は営業していたので、そこで購入できました。

電気ブランの神谷バーは、残念ながらこちらもちょうど火曜日が定休日、売店もしまっていました。結局、東京スカイツリーの中のお店で売っていたので、そこで購入。


今回は、Nikon Z 8NIKKOR Z 40mm f/2のみで撮影。こういうスナップにZ 40mmはちょうどよいな。写りも値段考えたら良いですね。適度に収差が残っているけど、ツボを抑えた設計です。どこかのインフルエンサーが、特徴のない値段なりのレンズなんて呟いていましたが、そう感じるのは人それぞれです。ただ言えるのは、インフルエンサーの発言って結構大きく捉えられてしまうのがSNSの良い点でもあり悪い点でもあります。
でも1つ言えるのは、どんなレンズだろうと、ちゃんと撮れる人は撮れるし、一眼レフの同クラスのレンズより、明らかに進化しているよということです。

電気ブラン、関東圏でも購入場所が限られてしまうけど、通販しているお店もあります。送料かかるので、まとめ買いがおすすめかな。


芋きんは、店舗で販売しているものは、出荷後24時間以内にお召し上がりください、というもので、なかなかお土産にしづらいのが難点ですが、通販用に日持ちのする芋きんもあるようです。東京のお土産に是非。


【北西酒造】Bunraku Reborn Raindrop 特別純米無ろ過生原酒

ちょっと前に飲んでいたお酒ですが、色々忙しくて紹介できずに現在に至っていました。味を忘れぬうちに紹介です。

【北西酒造】Bunraku Reborn Raindrop 特別純米無ろ過生原酒

「文楽」ブランドの北西酒造は、1894年(明治27年)に埼玉県上尾市で創業の、老舗の酒蔵です。その文楽が若手の蔵人中心に立ち上げたブランドがBunraku Rebornとのことです。
文楽は飲食店では見かけますが、意外にも自分で買ったのは今回が初めてだったりします。まだまだ買っていないお酒は山ほどありますね。

【北西酒造】Bunraku Reborn Raindrop 特別純米無ろ過生原酒

吹き出し注意です。スペックは精米歩合55%ということ以外は非公開です。写真でもわかるように、かなり澱が絡んだお酒です。

そして今回肝心の注いだあとの写真を取り忘れていました。なんてこった(笑
ということで、上の写真の色でご想像願います。
幸い、冷やして慎重に開栓したところ、吹き出しはありませんでした。ほんと、この手のお酒の吹き出しは気まぐれです。

上立ち香は瑞々しい果実系、口に含むと、優しい甘みと共に、柑橘系の酸味。ただ柑橘系でも強い酸味ではなく、甘みとのバランスが良いですね。雑味感はなくきれいな味です。後味はやや苦味と辛さを伴うも、これも強くなくサーッと余韻とともに引いていく感じです。
澱がらみのお酒は、後味の苦味や雑味が出るお酒も多いですが、この酒は非常に爽やかな味わいに終止します。でもしっかり旨味もあるので、芳醇ではないけど、決して薄味ではないです。

そして2,3日経過しての味わいの変化も。特に後半になるほど甘みが増して、苦味は後退します。個人的に開栓2日目のバランスが好きでした。

こうした遅レポは、味を忘れてしまうという肝心のネタが消失してしまう危険はありますが(笑)、生酒ならではの味わいの変化もレポートできるのが良いですね。(言い訳)

キリンの富士御殿場蒸留所に行ってきた

何度も御殿場に行っているのに、今まで行ったことがなかったキリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所に行ってきました。

今回は特に予約などしていなくて思いつきなので、工場見学は満員だったので、売店とテイスティングが目的。
サントリーと違って、キリンビールはあまりウイスキーのイメージがないのですが、「富士」ブランドのウイスキーは一度飲んでみたいなと思っていました。

中には売店と有料テイスティングのスペースがあります。

今回は妻がテイスティング。次回は泊まる前に行って自分がやりたいな。
2000円のシングルモルト17年と、500円の富士 50th Anniversary Editionをチョイス。自分は香りだけ楽しみましたが、さすがに17年のほうが芳醇な香りでした。が、これは比べればの話で、富士の50周年はよりカラメルやチョコレートの甘みを感じました。17年が高級品なだけで、50周年も十分に良いウイスキーですね。香りを嗅いだだけですが(笑

ジャパニーズウイスキー富士 シングルモルト

こちらを購入しました。自分にとっては十分高級品です。
キリンのウイスキーは、一部外国産のウイスキーをブレンドしたものがありますが、こちらは100%国産のシングルモルトです。つまり、この蒸溜所の味わいそのものを楽しめるはずです。
まだ開けていません。高級品だけに、開けるタイミングって難しいですね。

次はテイスティングするぞ~!

【富士正酒造】富士正 純米吟醸 誉富士

富士山が目の前に見える場所でやりたかったコレw

【富士正酒造】富士正 純米吟醸 誉富士

初めて買った富士正酒造のお酒です。コレしかないと思って、この日御殿場で購入。

【富士正酒造】富士正 純米吟醸 誉富士

酒米に静岡県産「誉富士」を使用した、まさに富士山づくしなお酒。
精米歩合55%の純米吟醸、日本酒度は+3とのことです。今回は暑いので冷でいただきました。

わずかに黄色みがかったお酒

いつもと違う、BBQしながらの環境で。
上立ち香は洋梨を思わせます。口に含むと、スッキリとした甘みと旨味、そして少し跡にキリッと立つ辛さ。でも辛さは強くはなく、全体的には落ち着いた感じですね。
口当たりもよく、甘さの後に立つ辛さは、ザ・日本酒です。少し初心者向けではないかもですが、日本酒好きなら、ああコレコレ、と納得できる、正統派純米銀賞ですね。
後味もゆっくりと引いていく感じです。

良い景色を見ながらのお酒は格別ですね!

またまたお祭り(2日目)

土日開催だったので、結局昨日も行ってきたお祭り。ま、たまには良いでしょう。

飲んで食べての2日間。
ビールと言えば、前日はBudweiserでしたが、今日は売り切れていて、ドイツビールのKrombacher(クロンバッハ)でした。
なんでもドイツではよくれているビールの1つらしいです。日本で言うキリンビールな感じかな?

味は…、この日も屋台らしく、妙にぬるくて、うーんな感じでした。やっぱりちゃんとそれなりに冷やさないと。ドイツビールはあまり冷やさないなんて言いますが、もうちょっと冷やしたほうがこのビールは多分美味しいはず。まあ屋台なんで仕方ないですね。
このビールは、ザ・海外のビールみたいな特徴は少なく、割とごく普通に飲める味、ホップの爽やかさ苦味もそれなりにあり、甘みのあっての切れの良さ。味わい深いタイプではないので、やっぱり少し冷えてたほうが…。

子供たちは各々好きなものを普段の食事よりたくさん食べて、最後に盆踊りもして満足だったかな。

暑いとはいえ、夜なので、少し風があれば涼しさも感じなくもないかな。それにしても今年は特に暑いですね。
こんなのが毎年当たり前になるんですね。

各地で4年ぶりのお祭り

コロナ禍だった2020年から3年間は、どこもお祭りは自粛、規模縮小でしたが、今年はコロナ禍も明けて(ただちょっと感染者が増えてきているのは心配ですが)、各地でお祭りが復活してきていますね。
夏といえば祭りです。ってことで、ご近所のお祭りに行ってきました。
やっぱり久しぶりの開催とあって、2019年よりも客足も多かったように感じました。

先日行ったお祭りは規模が小さく出店数が少なくて、あまり食べ物がなかったけど、こちらはそれなりの規模だったので、子どもたちも色々食べられて満足したようです。
ちなみにパパもビール散々飲みました(笑
久しぶりにBudweiser飲みましたよ。味は…まあ、やっぱり国産がいいです。コクがないんだよなぁバド。昔は散々Budweiserって宣伝していてよく見かけたけど、やっぱり日本人には馴染まなかったのかな。

4ヶ月ぶりの串焼き屋で日本酒

行きつけだけど、最近なかなか行けていなかった、いつもの串焼き屋で、串焼きはもちろん日本酒を頂いてきました。

色々飲んだけど、やっぱり作(ZAKU)のImpression Gは鉄板ですね。
写真右上の、猪又酒造「月不見の池 プロトタイプ」はアルコール度数を少し落とした日本酒。程々に落としているので、呑み口の良さとあじわい深さが両立していましたね。

ってことで、散々飲んで満足でした!

【魚津酒造】帆波 純米吟醸 無濾過原酒 秋田酒こまち

いつもの酒屋さんが今月のイチオシということで売り出していたお酒です。

【魚津酒造】帆波 純米吟醸 無濾過原酒 秋田酒こまち

自宅用としては初めて購入した「帆波」、シンプルなラベルです。富山県の酒造、魚津酒造のお酒。
「北洋」ブランドが定常販売品のようですが、「帆波」は特約店限定品、無濾過原酒にこだわったブランドとして売出中のようです。

【魚津酒造】帆波 純米吟醸 無濾過原酒 秋田酒こまち

酒米は秋田県産の秋田酒こまち、ラベルにはありませんが、酵母は協会9号とのこと。原酒ですが、アルコール度数はわずかに低めな15度です。
このブランドでは火入れ酒もあるようですが、こちらは生酒となっています。

わずかにプチプチする酵母が生きた生酒

開栓すると、わずかにガス感あり。上立ち香は上品な吟醸香です。
口に含むと・・・透き通った甘み、少し甘みの薄い洋梨系。その後に酸味、苦味が来ますが、全体としてスーッと透き通った味わい。水だ(笑
そして飲み進めていくと…、おや、味わいが変化しつつある。甘みは膨らみ、酸味も膨らんできたぞ。透き通った味わいから少し広がりと米の旨味、芳醇さも出てきました。
アタックは弱め、がつんとは来ないです。後味も爽やかにスーッと引く印象。食中酒に最適です。

全体としてきれいな味わいな上に、わりと温度により味の変化も大きいかも。一升瓶で買って正解でした。味わいの変化を楽しめそう。
酒屋イチオシだけあって、今後の展開も期待できそうなブランドです。スパークリングもあるようなので、今度出会ったら買ってみたいですね。

【豊島屋酒造】TOSHIMAYA 2023 FESTA 純米吟醸無濾過生原酒 雄山錦

先日行ってきた豊島屋酒造の直売所限定品の2本目です。

【豊島屋酒造】TOSHIMAYA 2023 FESTA 純米吟醸無濾過生原酒 雄山錦

豊島屋フェスタ用に仕込まれた75本限定酒です。ということで、買おうと思って簡単に買えるお酒ではないけど、たまたま買えたという運命のめぐり合わせということで。

酒米は雄山錦を精米歩合55%で、原酒だけにアルコール度数は18度と高めです。しかし、だからといってただただガツンと辛いだけのお酒ではないと確信しています。
だって豊島屋酒造のお酒だもの。

微発泡でシュワシュワ感が少し残っています

開栓時にポンとガス感あり。
香りは瑞々しいメロンを思わせます。口に含むと、まず酸味とシュワシュワが爽快感を、そしてメロンのような甘みは膨らんで芳醇ですが、瑞々しさがあって甘すぎない。
苦味と重みは多少ありますが、これが後味となってさっと引いていきます。
全体として高い次元でバランスの取れたお酒です。甘すぎず辛すぎず。夏にふさわしい爽快感があります。日本酒は夏売れなくなると言いますが、こういう爽快感のあるお酒は夏に冷やして飲むのにぴったりです。

これもすぐに無くなりそうです。やっぱり一升瓶で買いたいな。冷蔵庫内でじゃまになる一升瓶ですが、味わいの変化を楽しむ、火入れ酒で常温保管で長く楽しむ、というメリットもあります。
とはいえ、これら限定酒は四合瓶(720ml)のほうが売れるので、一升瓶で出さないことのほうが近年は増えています。難しいですね。