ハードオフでSONY最後のESシリーズのチューナーST-SA50ESを入手

GITZOの三脚の他にもう1つ掘り出し物があり、これも合わせてゲットしました。
最近なんだかチューナーの引きが多いかも? SONYのFM/AMチューナーST-SA50ES(オーディオの足跡さんのページ)です。

1997年発売で、SONYのESシリーズのオーディオとしても末期モデル、21世紀に入るとSONYはピュアオーディオから次第に撤退していきました。
特にチューナーはこの時代にはもう下火で、これの1つ前のST-SA5ESよりも明らかにコストダウンされていますね。そしてこれがESシリーズ最後のチューナーとなり、以後単体チューナーは安価なモデルが1機種出て終了となりました。現在、単体のFMチューナーでまともなものはAccuphaseのT-1300くらいでしょうね。

外装はそれなりに傷があるものの、ジャンクではない中古販売、値段もそう高くないので確保しました。

実は今年も別のハードオフでジャンクですがちゃんと動くPioneerの最後のチューナーF-D3をゲットしています。

明らかに安物感のあったF-D3と比べると、かつてよりはコストダウンされているとは言え、ESシリーズのST-SA50ESはディスプレイなの明らかに高級感があります。
この辺りうまく見せるのは如何にもSONYらしいです。
7セグ表示ではなくドットマトリックス表示で、英語もカナも入力できます。またちゃんと信号強度のメーター表示も出来るのは流石。なぜか受信直後しか表示せず消えてしまいますが。

流石にリアパネルは安っぽさがある

リアパネルは如何にもコストダウンされていますが、一応端子は金メッキされています。FM DATA出力(検波出力)からは、別売りのディスプレイユニットCTD-S100を接続することでFM文字多重放送の受信が可能でした。ま、今はもう見えるラジオは終了していますし、そういった情報はradikoで見られますからね。

スペックも全モデルSA5ESよりも落ちていますが、安価なF-D3よりは良いです。

【主な仕様】

IHF実用感度10.3dBf(0.9μv)
高調波歪率(1kHz)0.0098%(MONO)
0.015%(STEREO)
S/N比90dB(MONO)
84dB(STEREO)
セパレーション(1kHz)65dB
消費電力13W
外形寸法 (mm)430(W)x97.5(H)x355(D)
質量4.0kg

チューナーの修理で有名なひろくんのホームページによれば、

  • 良好な感度と十分な妨害電波排除能力があります。
  • クォードラチュア検波特有のソフトな音で、PLL 検波の ST-SA5ES のシャープな音とは違います

とのことです。実際に繋いで聞いてみました。確かにシャープな音というよりも倍音成分の出方が良い感じの音質です。そしてS/Nはスペック通り十分高く、ここは流石に安価なF-D3の出る幕ではないですね。特に無音になったときの静けさが違います。
そしてAMの音質も確かに良いですね。こんなに音がこもらずクリアに聞けるんだなと思いました。残念ながらAMは民放各局が停波しているため、聞ける局は僅かですが。

スイッチ類がちょっと動作不良か

一応ジャンクではなく中古での購入で3か月保証付きですが、多分もう修理はできないから返金対応だろうな。
というのも、フロントパネルのスイッチ類ですが、これが何故か左側3,4列が隣のボタンの機能で押されてしまうという誤作動が発生します。
これもひろくんのページによれば、どうもこのフロントパネルのスイッチはタクトスイッチを使っているため、経年で誤作動を起こしやすいとのことです。
ま、一度プリセットしてしまえばほぼ触らないので、何度かスイッチのご動作に悩まされつつ、何とかプリセット完了。
プリセットさえしてしまえば、放送局の切り替えはロータリーエンコーダーのダイヤルで出来るので、ここは放置します。

ボタンのご動作にイライラしつつも、やっとプリセットし終えて表示を見ると、コストダウンされたとはいえ流石SONYらしいキレイなディスプレイで感動しますね。

アッテネーターの切り替えやIF BAND、STEREOモードの切り替えと上級チューナーらしい装備は一通り備わっています。
うちはJCOMのケーブルテレビでFMを受信しているため、一般のアンテナからの受信と違い、再送されているため周波数も変わっています。
アンテナからの受信だと、地域に応じたプリセットがあらかじめされているみたいですが、これは残念ながら使えません。

音は確かに解像度よりも雰囲気で聞かせるタイプですが、radikoよりはるかに音質がよく感動します。
これで聞きたいがために、ちゃんと放送の時間にオーディオの前で聞くとか、夜小さな音量でナレーションのない音楽番組を聞くとかが楽しくなりました。
チューナーはFM局が存在する限り使えるものですから、良いものは確保しておかないとですね。

それよりも経年劣化で調子を崩しているKENWOODのKT-D1100をひろくんに修理依頼出したいですね。

Yamaro

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