3連休明けからまた仕事がものすごく忙しくなってしまいました。ブログ更新もままならないです。
本当は今日は仕事の休みを取って撮影に行きたかったのですが、休みをキャンセル。ストレスが溜まったので、三連休最後に栃木の妻の実家に行った際に買ってきたお酒を開けました。

栃木といえば、外池酒造です。栃木もいろいろな酒蔵がありますが、外池酒造のお酒は都内では自分の生活圏内でなかなか手に入らないので、栃木県内で買うのが一番。
ってことで、正月に行ってきた酒屋に行ってみましたが、なかなかツボな酒が多い店なんです。
外池酒造といえば、昔から「燦爛(さんらん)」が有名ですが、「望 bo:」は新たなコンセプトのお酒造りのブランドとして立ち上げています。最近こうした新ブランドを立ち上げる酒蔵、増えてきましたね。
遥か遠くを見渡せるような、すがすがしい透明感と、淡麗かつ芳醇なまあるい甘みがクセになる美味しさは、きっと誰もが気に入ってくれるはず。
また、ルビの「bo:」(ぼう)は「buono(美味しい)」という意味にも。
望シリーズはすべて無濾過でアルコール16度の原酒。そしてアルコール添加をしない純米酒。どれも食中酒にふさわしく、酸のキレがある味わいが特徴的。
とのことです。
なお、酒蔵の直売では販売せず、特約店限定商品です。

大好きな生酛づくりです。そしてこれは火入れしていない活性生濁り。蓋にガス抜き穴があるので、吹き出すことはほぼないですが、開栓注意です。要冷蔵で立てて保管が原則です。
酒米は秋田県産酒こまち、精米歩合65%。日本酒度や酵母などは非公開です。澱が多く沈殿していますね。これは絶対美味い酒ですよ。

要冷蔵なので冷やした状態で。
ゆっくり澱を絡めて慎重に開栓。うん、ガスが上がってくる感じはないですが、わずかに発泡感は残っていますね。
上立ち香は爽やかなマスカット系。口に含むと、わ~、口いっぱいに広がる爽やかなマスカットのような瑞々しい甘味と酸味。いわゆる生酛っぽいとろりとした甘さと乳酸強めの酸味ではなく、フレッシュな生酒そのものです。やっぱりお酒って先入観を持っちゃいけませんね。
澱も苦みは強くなく、キレの良さに貢献しています。どちらかというと甘口寄りの酒ですが、程よい苦味と酸味とキレの良さが抜群です。
なのでスイスイ入って疲れた体に染み渡ります。気がつけば残りが(笑
これはすごいお酒だ! 見かけたらぜひ買ってください、望 bo:
活性生にごりはもう取扱がある店は通販にあまりないですが、通常の生酛純米は売っていますね。これも飲んでみたい。