遅ればせながら、Nikon Z 9用に、PROGRADE COBALT 1700R CFexpress Type Bの325GBを、Amazonのタイムセールで購入しました。
高い…高いのぉ… 今まで使っていたのは同社のGOLD 1700Rシリーズですが、COBALT 1700Rは、GOLDのTLC (Triple Level Cell) に対して、信頼性の高いpSLC (Pseudo Single Level Cell) を採用しているのが特徴です。
その特徴は、HIDISCでおなじみ磁気研究所の産業用microSDの説明がわかりやすいです。
パソコンのSSDでも、SLCモデルは高価で、主流はMLCやTLCですが、pSLCは純粋なSLCより耐久性信頼性はわずかに落ちるものの、実質的にMLCなどよりも信頼性が高いメモリです。
カメラ用におけるSLCカードの利点は、その書き込み持続性にあります。
COBALT 1700Rは、最大書き込み速度が1500MB/sで、これはGOLDの512GB, 1TBも同じですが、最低継続書き込み速度が違います。
このように、継続的に1400MB/sを書き込めるのがCOBALT 1700Rの特徴で、特に8K動画のような大容量書き込みに適したカードです。もちろん、スチルの連写であっても、バッファフルからの書き込みで差が出る…はずです。
流石に650GBは高すぎなのと、8KのRAW動画を撮る機会はほぼないでしょうから、とりあえず325GBで。GOLDの512GBのスロット2にまわします。
本当は値上げする前に買いたかったですが、予算の都合上仕方なし。時々あるタイムセールで買うことにしましょう。
実際の性能差の検証は、時間があるときにでも。