SONY MDR-1ABTのイヤーパッドがまた破れたので交換した(2回目)

先日、2回目の頃なワクチン接種を済ませたわけですが、2020年からのCOVID-19の蔓延により、この1年以上、通勤は自転車を使うようになり、電車通勤しなくなったために、Bluetoothヘッドフォンの使用機会もめっきり減ってしまいました。

そんな中、先月と今月、コロナワクチン接種のため、運よく予約が取れた東京は大手町の自衛隊大規模接種センターに行ってきましたが、久々にヘッドフォンを使ったら、なんと破れているではありませんか!

前回交換から2年たたずに破れてしまったイヤーパッド

ちなみに、前回の交換は2019年9月でした。2年持たなかったし、そのうち1年位は殆ど使っていなかったですからね…。

とにかく、使用頻度は低いけど、使う時は使うので、パッドを再交換します。前回は、Amazonで互換交換パッドを多く販売しているGeekriaの商品でした。

今回はさらに安い商品を見つけたので、ものは試しにと買ってみることに。早朝頼んだら、その日の夕方に配達されました。最近Prime会員でも翌日以降の配送が多かったので、珍しいですね。

今回はGeekriaよりも安価なパッドです。ブランド名はHuionedayという、聞いたことないところですね。

もっとも、こうした無数にあるAmazonで売れているチャイナブランド、作っている大本が一緒だったりすることが多いですしね。
価格は、ちょっと前まで¥1600だったのが、7月に一気に¥1000ちょっとまで値下がりしていました。

Keepaプラグインで価格推移を表示

パッケージは袋に入っているだけで簡素

届いたイヤーパッドは袋に入っているだけで簡素(AKHQCは販売店名のようです、暗号か?)

こちらが届いた商品。封筒を開けたらこんな感じで入っていました。
Geekriaとの比較では、あちらはちゃんと紙の箱に入っていて、パッドを付け外しするためのテコも入っていました。パソコン周辺機器で言うなら、リテール品とバルク品の違いですかね。
材質は、両者比較しても大きく変わる感じはないですね。

Huioneday のMDR-1ABT/1ADAC用のイヤーパッド

が、外したGeekriaのイヤーパッドと比較してみると、結構違うことがわかりました。

Geekria(左)と比べると、ヘッドホンに固定する耳がやたら大きい

イヤーパッドは、単純にヘッドフォン側のユニットの溝に、パッドの耳を押し込んで装着するのですが、新たに買ったHuionedayのイヤーパッド、この耳の部分がやたら大きいのです。これ装着できるのかな?
嫌な予感がしましたが、とりあえずダメ元で着けてみます。

ヘラでグイグイ溝に押し込んでいきます

案の定、入れづらい…
どこまで押し込めるのかもわかりませんが、とりあえずヘラでグイグイ押し込んでいきます。こんな感じなので、入り方は不均一になってしまいます。まあ値段なりかな…。

交換後 Geekriaのイヤーパッドよりも厚め


交換完了。千円程度なら、毎年交換しても、懐に優しいですね。
つけ心地は、Geekriaのパッドよりも厚みがある分、装着時の剛性感はありますね。音質的にはあまり変わらない気もします。
あとはどの程度の耐久性があるかです。Geekriaのも、純正には劣る感じだったので、このパッドもそんなに期待はできないですが…。まあ千円なら不満はないかな。次買うかと言われると微妙ですけど。

【栃木】ハヤミズ家具センター宇都宮店(2010年)

9年前まで栃木県は宇都宮市に住んでいた私。宇都宮の中心部に近い、八幡山からもそれほど遠くない、通称競輪場通りに、ひときわ大きな廃墟が存在します。

ハヤミズ家具センター宇都宮店
【栃木】ハヤミズ家具センター宇都宮店(2010年)

今から11年前の、2010年7月に撮影しました。ふと思い出して、今どうなっているんだろうと思いまして。

ハヤミズ家具センターは、1933年(昭和8年)創業の老舗家具店で、主に関東圏に店舗を構えていたようですが、1998年6月に47億円の負債を抱えて倒産したそうです。
家具業界も ニトリなどより安価で全国展開するチェーン店も増えて、昔ながらの業態は苦しかったのでしょうか?
私は北海道民だったので、ここが現役だった時代は知りません。

【栃木】ハヤミズ家具センター宇都宮店(2010年)

正面です。7階建て(地下もあり、家具センター横の駐車場と配送センターへのアクセスだったらしい)の大きな建物です。展望エレベーターも設置されていて、現役当時は賑わったのでしょうね。
ただ、末期にはフロアは5階までとなっていて、上階は使用していなかったようです。

【栃木】ハヤミズ家具センター宇都宮店(2010年)

店舗の左側から。古びていますが、立派な建物です。周辺は大きな建物はないのと、交通量の多い競輪場通り沿いだけに、目立ちます。

手前には住宅分譲ののぼりが。現在では民家が建っています。
元々この場所も、ハヤミズ家具センターの駐車場だったようです。

【栃木】ハヤミズ家具センター宇都宮店(2010年)

入り口のクローズアップ。当時廃墟歴は12年だったので、雑草は生えていますが、目に見えて大きく傷んでいる印象はありませんが、現役に見えないことは確かです。
警備会社のステッカーは見えますが、この時点で機械警備が入っていたかは不明です。

【栃木】ハヤミズ家具センター宇都宮店(2010年)

色あせたフロアガイド、看板屋さんの手書きらしいのが時代を感じさせます。
「婚礼セットフロアー」というのが、なんとも古さを感じさせます。結婚して家庭を設けることがステータスというか、当たり前だった時代です。今はクローゼットが普及し、タンスは売れないですからね。時代と供に、家具のスタイルも変わっていきます。その変化に付いてこれなかったのでしょうか。90年代になると、クローゼットやシステムキッチン、ユニットバスも普及し始めた時代ですからね。

さて、現状はどうなっているか? 執筆現在、現存しているようです。

2020年12月のGoogleストリートビューです。さすがに10年以上経過して、看板は更に色あせ、エレベーターシャフトのガラスが1箇所脱落しています。バリケードが張られて、内部侵入を拒んでいます。
また、不思議なことに、6階の窓が1つだけ開放されています。誠に不思議です。勝手に開いたとは思えません。
遡ると、2013年時点で、バリケードは設置されていたようです。

このメインの建物以外にも、右にもさらに店舗があり、裏手にはかつて配送センターだった場所も残っています。

ここがいつ出来たのかは知る由もないですが、現在も手つかずで残されているのは何故なんでしょうね? 倒産したので、破産管財人が土地建物を処分するはずですが、買い手がつかないのでしょうか。
前の通りは渋滞しますが、場所は決して悪くないのですけどね。

最後に、現役だった頃のハヤミズ家具センターのCMです。

https://youtu.be/i7-Q7sujk0A
ハヤミズ家具(1987年)

当時は7店舗あったようですね。

純正とサードのスピードライト i-TTL調光対決!

先月、SIGMAオンラインショップのアウトレットで、レンズとスピードライトを購入しました。
あれから1ヶ月、スピードライトのEF-610DG SUPERはすでに実戦投入して使っていましたが、レビューが出来ていなかったので、今回レビューしてみたいと思います。
せっかくなので、純正のスピードライト、Nikon SB-900と、サードのNissin Di866 MarkIIと比較してみることにしました。
どれもすでに生産完了しているので、今更比較するのもなんですが。

子供らが貼ったにぎやかなシールを背に(笑
左からNissin Di866 MarkII, Nikon SB-900, SIGMA EF-610 DG SUPER

何れもガイドナンバーの大きいフラグシップモデル

この3機種は、何れも各メーカーの販売当時のフラグシップ機で、ガイドナンバーも大きいのが特徴です。
Nikonはガイドナンバー(DN)を35mmレンズの照射角時で載せるので、カタログでは低めに見られがちですが、実際のところどうでしょう?

35mmレンズの照射角、ISO100でのガイドナンバーは、Di866 MarkIIが40、SB-900が34、EF-610 DG SUPERが36となります。この中はNikonが一番低めですが、実用上は大差ないかな、といったところです。

ちなみに、照射角が狭まるほど、DNは大きくなります。
105mmの場合、Di866 MarkIIは60、SB-900は49.5、EF-610 DG SUPERは61です。
ここまで来ると、NikonのGNの低さが目立ちますが、Nikonは105mm以上の照射角も設定でき、200mmの場合、GNは56となります。

Nikonデジタルカメラのi-TTL調光を3機種で比較

Nikonは伝統的に、スピードライトのTTL調光の精度に優れていて、フィルム時代から現代まで、その評価は高いかなと思っています。
TTL調光は、Through The Lensの頭文字で、レンズを通して調光することで、実際の撮影での精度を上げています。外部調光という、スピードライト側のセンサーを使った調光もありますが、これだと被写体の状況が反映されない、環境光での調光となるので、精度が落ちてしまいます。もっとも、カメラ固定であれば、被写体の状況に対する変動が少ないので、現在のTTL対応のスピードライトは、だいたいが外部調光に対応していますし、もちろんマニュアル発光も可能ですね。

固定被写体の場合は、マニュアル発光が実は扱いやすかったりします。しかもデジタルになってからは、結果がその場でわかるので、撮影状況を見ながら設定を変えれば良いので、フィルム時代よりも、スピードライトに対する敷居は下がったよう思います。
マニュアル発光しか出来ないスピードライトも、Amazonなんかで人気なのもうなずけますね。安くてもちゃんと発光できれば用をなすわけですから。

話を戻すと、TTL調光は、結婚式など常に移動しながら、状況が変化する環境で威力を発揮します。いちいちマニュアルで調整していられない場面では有効です。
純正は当然ながら、カメラとの互換性も高いわけですから、調光精度も良くて当然ですが、果たしてサードのNissinとSIGMAがどこまで制度が高いのかを比較してみます。

三者(三社)三様の作りと操作系

正面と違って背面は三者(三社)三様の作りになっている
左からNissin Di866 MarkII, Nikon SB-900, SIGMA EF-610 DG SUPER

背面のパネルと操作系は、写真でわかるように三者(三社)三様です。

SB-900とEF-610 DG SUPERは、大きめのモノクロ液晶ですが、Di866 MarkIIは小さめながらカラー液晶です。

操作系は、Di866 MarkIIは液晶画面を見ながら、基本は十字キーと中央ボタンで操作できて、見た目はシンプルです。

SB-900は、中央にダイヤルとOKボタン、別体のボタン、モード切替件電源ダイヤルで構成されていて、現行機のSB-5000に通ずる操作系です。

EF-610 DG SUPERは、一昔前の操作系と言った印象で、複数のボタンと電源スイッチで構成されています。

この中では、Di866 MarkIIが新鮮な印象ですが、現行のNissinのストロボ(Nissinはストロボと呼称しています)はカラー液晶は搭載せず、よりシンプルなバー表示になっていて、コストに見合わなかったのかもしれません。個人的には、このカラー液晶はTTL時にはシンプルに表示、マニュアルやワイヤレス時には細かく表示できて好きです。

面白いもので、発光部のヘッドのパンとチルト機構のロックも三者三様です。

Di866 MarkIIはロック機構がなく、フリーでヘッドが動かせます。これは、バウンスで縦位置や横位置撮影を短時間でこなす場合には便利です。もちろん固定できないという欠点はありますが、個人的にこの部分のロック機構は不要派です。

SB-900は1箇所のロック解除ボタンで、パンとチルトのロック解除が可能。また、パンは正面から左右どちらにでも180度回せます。これは便利です。他の2機種は、片側が90度までしか回りません。

EF-610 DG SUPERは、パンとチルト、それぞれにロック解除ボタンがあります。これが結構面倒で、同時に動かしたい場合は結構もたつきます。

付属品も違いがあります。

付属のスピードライトスタンド
左からNissin Di866 MarkII, Nikon SB-900, SIGMA EF-610 DG SUPER 用

3機種とも、赤外線ワイヤレス発光に対応しているため、スタンドも付属しています。

この中で一番頑丈そうなのは、右のSIGMAのEF-610 DG SUPERのスタンドで、リブもしっかり入っていて、三脚穴の周辺もリブを立てて剛性を上げています。実際、たわませても一番剛性感が高いです。

中央のSB-900のスタンドAS-21は、三脚穴が唯一プラスチックで、高価な純正スピードライトの付属品としてはいまいちです。

Di866 MarkIIのスタンドは、三脚穴は金属ですが、リブが少なめで剛性感は高くありません。

もっとも、スタンドは市販品含めて色々ありますから、付属品はあくまでおまけレベルなんでしょうね。

その他写真は載せませんが、SB-900はバウンスアダプターやカラーフィルター、フィルターホルダーもついていますが、他の2機種は付属していません。この辺りも、実売価格で差がついている所以でしょうね。

対決1:直射のTTL調光比較

それではいよいよ対決。被写体は大きめのぬいぐるみ。撮影距離は2m程度です。
内蔵スピードライトとの比較もしたかったので、スピード内蔵のNikon D810に取り付けてみました。レンズは、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDです。
いずれも、露出補正、調光補正なし、ホワイトバランスはオート、ピクチャーコントロールはスタンダードで撮っています。

意外にも、内蔵スピードライトが、個人的には一番好ましい結果となりました。
Nikonのi-TTL調光は、背景の明るさも加味して、またホワイトバランスのスピードライト・ボディ間の伝達なども行っているようですが、SB-900がやや青みがかったホワイトバランスになってしまいました。

Di866 MarkIIは、内蔵スピードライトに一番近い印象ですが、発光部の高さの関係で、内蔵よりも影が強めですね。

EF-610 DG SUPERは、被写体も背景も白に近いのにも関わらず、補正なしでもかなり明るめです。

直射の場合、内蔵スピードライトも捨てたものではないですね。内蔵スピードライトは、ワイヤレス発光の際のコマンダーとしても使えるので、個人的にD810を手放せない理由の1つとなっています。あると便利なんですよね。
というわけで、内蔵スピードライトに軍配が上がりましたが、次点でほぼ内蔵に近い結果が得られたDi866 MarkIIも、なかなか健闘したと思います。

ちなみに、サードの2社とも、撮影データ上では、スピードライトはNikonのSB-800と認識されます。

Di866 MarkIIもEF-610 DG SUPERも、NX StudioではSB-800と認識される

対決2:バウンスのTTL調光比較

個人的に、外付けスピードライトは屋内でバウンスを使う事が多いので、これが今回の対決の本題だったりします。
当然、内蔵スピードライトはバウンス出来ないので、ここでは外します。

SB-900とDi866 MarkIIがアンダーになってしまいましたが、逆にEF-610 DG SUPERは白飛び! それも部分的に飛んだのではなく、ほとんど真っ白になってしまって、明らかにおかしいです。もともと直射でも明るめですが、バウンスでは度を超えています。アウトレットでなく、正規価格で買っていたら突き返すレベルです。

Nikon SB-900は、ここでは青みがかっていません。実はSB-900、オートホワイトバランスでは、同じ被写体を連続で撮り続けると、色味が時々おかしい時があり、安定性がイマイチなことがあります。直射の写真は、そのイマイチに当たってしまったかもです。

バウンスの場合、何れもこの被写体、壁の白さなど加味すると、調光補正は必要ですね。
というわけで、補正した写真がこちら。

SB-900とDi866 MarkIIは、どちらもこれで適正(もう少し明るくてもいいかな?)な露出になったように思います。が、EF-610 DG SUPERは、-2.0に調光補正しても、まだ明るめです。一体どうしたことか?

結論、SIGMAのEF-610 DG SUPER、TTL調光ダメじゃん

身も蓋もない結論ですが、SIGMAはちょっとTTLでは使えないレベルです。
実はこの1ヶ月ほど、お酒など物撮り写真は、ほとんどがEF-610 DG SUPERで撮っていますが、TTL調光は常にフラッシュ側で-2.0EVの調光補正をし、それでも明るいのでボディ側でさらに調光しています。
D850でもD810でも同じ傾向のため、ボディ依存でもなさそうですが、TTL調光は、デジタルの場合、モニター発光(実撮影前の調光のための発光)でセンサ側の反射を、TTL調光センサが読み取って明るさを決定していますが、どうもEF-610 DG SUPERはこれが上手く行っていないのかもしれません。特にバウンス時がおかしいです。

SB-900やDi866 MarkIIは、バウンス時に「応用撮影:バウンス」と記録される

気づいたことがありまして、バウンス撮影した場合、SB-900やDi866 MarkIIは、撮影データに「バウンス」と記録されるのですが、EF-610 DG SUPERは、バウンスしても、この表示は記録されていません。
EF-610 DG SUPER自体は、バウンスさせると、背面の液晶もバウンス表示となりますが、これがボディに上手く伝達されていないような? そのせいで、調光がおかしくなっている可能性があります。

SIGMAは近年、安物サードレンズメーカーではなく、サードのレンズメーカーとしても一流、またLマウントやSAマウントのカメラも出し、カメラメーカーとしても躍進しつつあります。
ただ、昔から、SIGMAは純正互換のTTLスピードライト(フラッシュ)は出していますが、ほとんどその評判は聞かないし、周りで使っているという話も聞きません。
Nissinは連続発光に強いマシンガンストロボ(現MGシリーズ)はプロも愛用していますし、近年は安価な中華製フラッシュもよく見かけます。GodoxとかNeewerあたりは有名ですね。
そんな中、SIGMAのフラッシュは存在感が今一歩ですね。今回のこの結果が、不具合なのか仕様なのかは、この後SIGMAに確認してみます。

EF-610 DG SUPER、設計が古いせいか、まだフィルムカメラのTTL調光にも対応していますし(Nikon SB-800と同様)、DNも大きく、質感も悪くなくて期待していたのですが。

アウトレット品とはいえ、1年保証があるので、保証はきちんと使いたいと思います。

追記:早速Webから修理を申し込んで発送してきました。保証修理でも送料かかっちゃうのがなんともだね
※保証修理の場合は、着払いでとのメールが後で飛んできました。そういうのは申込時に表示して欲しいですね。

【百里基地】2010年7月25日の航空祭

蔵出し写真シリーズ(シリーズ?)、今回は今から11年前の2010年7月25日に開催された百里基地航空祭から。

当時、百里基地は今ほど通っていなくて、タイミングが合えば撮影に行っていた、という程度でした。したがって腕も全然、どう撮っていいのかよくわからないニワカ状態(今も大差ないw)。

近年は11月~12月に開催されている百里基地航空祭、この時代はまだ真夏に航空祭がありましたね、道は大渋滞でしたが、基地内の空き地に車を停めることが出来きました。
とにかく暑かった、という印象。そして湿度も高くて、写真を見ると、モヤッとした絵が多いですね。
そしてブルーインパルス、百里基地だとエンプロ地区からは、午後は逆光になってしまうんですよね。

まだF-15Jの305SQがいた時代ですし、302SQのファントムも、まだまだ数が多かった時代です。救難も、まだ黄色と白の時代でした。

当時のカメラはNikon D300、レンズはAF-S 80-200mmに2倍テレコン、画質は2倍テレコンだと、ちょっとシャープネスとコントラストに欠ける印象ですね。それでもD300の1200万画素だから、まだ見られると言った感じですけど。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/7/22・26)

解体の進む旧写研埼玉工場の厚生棟ですが、入り口の目隠しもなくなり、中がよく見えるようになりました。
通勤の合間なので写真は少ないですが、こんな状況です。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/7/22)旧厚生棟

1枚目はちょっと前の7月22日の朝です。この日は祭日だったせいか、解体はお休みだった様子。
すでに3階と4階の壁までは解体済みで、2階の壁が残るのみです。
奥には階段も見えます。これが入口があった場所から上階までの階段でしょうね。

そして26日の夜も来てみました。

絞り開放f1.7で撮っても、ISO感度は12800まで上がってしまう状況。RAWで撮って現像しましたが、まあWebに上げる程度には見られる画像かな?
2階部分は、向かって右側の方は、壁と窓が撤去されているのがわかります。壁を撤去して鉄骨だけの状態にして、最終的に鉄骨も解体なのでしょうね。


ところで、以前も書きましたが、この場所は2019年11月に、所有権が写研から、同市内の某企業に移転していることが、登記簿で確認できています。
そして、今解体を請け負っている業者、解体を依頼している業者は、ともにこの地域の企業です。(写真にある重機の業者は、下請けと思われるので、直接は労災保険関係成立票には書かれていない)
ちなみに、解体を依頼している会社は、この界隈でアパートやマンションを手掛けている会社でした。
解体後は、アパートかマンションになる可能性が高そうです。


旧厚生棟ですが、登記簿によれば、1992年(平成4年)12月24日に新築と書かれています。見た目も古くなかったですが、割と新しい建物だったようです。
ただ、90年代前半といえば、急速に書体のデジタル化が進んで、写植機の売上が落ち始めていた時期と重なります。
21世紀に入ると、社員数も減り、新規開発も殆どなくなってしまっています。
厚生棟が有効に使われていた期間は、案外短かったのかもしれません。

週末行ったところ 荒川彩湖公園

土曜日に子どもたちと行ってきた荒川彩湖公園
小学生は夏休みに入り、賑わっているかなと思ったら、思いの外、人が少なかった。気温も高いので、あまり外に出ていないのかもね。
COVID-19もあるので、逆に少ないほうが安心といえば安心ですけど、難しいところです。

熱中症に気をつけないと、ということで、子どもたちに給水は適度にさせていましたが、娘がちょっと体調不良に。幸い回復したけど、やっぱりこの時期の屋外は気をつけないとですね。

去年、ずっと整備中だった調整池の滑りの工事が完了していました。荒川が氾濫した際に、この調整池に水を引き入れます。

この公園には送電線の鉄塔があります。ましたから見るとこんな感じ。万華鏡で見るような模様みたいです。

スカッと晴れたと思ったら、雲も出てきたりな天気。雲が厚めだったので、ピーカンよりはマシでしたが、もう真夏は熱中症を考えると、外遊びは考えものですね。オリンピック競技も、この真夏に本当に大変だと思います。パラリンピックの時期は、もう少し気温も下がっているかな?


話は変わりますが、LUMIX GX7MK2もそうでしたが、GX7MK3も相変わらず露出は不安定ですね。液晶のプレビュー画像は明るく見えてしまい、パソコンに移すと露出不足を感じる写真が多いです。狙ってローキーな写真ではなく、スナップは適度に明るさが欲しいのですが、こういうなんでもない風景での露出、掴みづらいですね。
ずっとNikonを使っているので、露出に関しては、Nikonの方がつかみやすいです。色味は別として’(随分良くなったけどね)。

【向井酒造】 純米酒 京の春(コシヒカリ)

久しぶりに行った、実はよく撮っている旧写研埼玉工場の跡地からすぐ近くの酒屋さんで購入。

【向井酒造】 純米酒 京の春(コシヒカリ)

この銘柄は初めての購入です。京都は向井酒造の「京の春」です。この酒造、古代米の赤米で作る赤い日本酒「伊根満開」が有名です。

「伊根満開」は、かなり昔に飲んだことがあったと思いますが、「京の春」は初めて。桜のラベルが爽やかです。
この純米酒の特徴はなんと言っても、酒米ではなく飯米の「コシヒカリ」を使っているところでしょう。

飯米を使った日本酒、最近は割とよく見かけるようになりましたが、日本を代表する銘柄である「コシヒカリ」を使う酒はあまり飲んだことがなく、というか個人的には初めてかな?

香りは仄かで、飯米は糖分が多いので、甘いお酒になる場合が多いですが、思いの外香りは少なめ。

おちょこに注いだけど、盃(さかずき)で飲んでみたいお酒

口に含むと、ええっ!?コレが飯米なの?というくらいに淡麗。米の甘みも感じるものの、どちらかというと辛さと、後味に酸味が感じられます。フルーティとは無縁。スーッと日本酒らしい辛さが持ち味です。でも、ただ辛口のお酒にありがちな、辛さに終止する感覚ではなく、米の旨味の膨らみも適度にあるのが美点でしょうか。

購入先の酒屋さん曰く、どの温度帯でも楽しめるお酒、冷酒だけでなく、ひや(常温)とか熱燗でも味わいが違ってきます、とのことでした。確かに、少しから目のお酒は、温度を上げたほうが甘みも立ってきて、バランスが良くなる傾向にあります。

今回は熱燗までは行かないけど、とりあえず常温でも飲んでみました。
ウン、常温のほうが、米の膨らみと甘みも出てきて、バランスが良くなってきますね。これはぬる燗辺も楽しみたいですね。

おうち航空祭!? オリンピック開幕でブルーインパルスが東京の空を飛んだ

COVID-19の影響で開催も危ぶまれていたオリンピックですが、賛否両論があるとはいえ、開幕しましたので、楽しめる部分は楽しもうと思っております。

航空祭が、昨年に引き続き、今年も中止となっている中、ブルーインパルスが東京の空で、カラースモークを使ったフライトを実施しました。

事前に公表されていた航路は、航空自衛隊のTwitterで公表されていました。

我が家は練馬区上空が見える場所なので、去年の医療従事者感謝フライトと同様、近くを飛ぶのかなとは思っていました。
ただ、去年は結局、家の近くを飛んだ際は音だけでよく見えず、都内で演目を行っている様子が、望遠レンズ越しにぼんやり見えた程度でした。
ともあれ、練馬上空を飛んでくれたらなぁ、という淡い思いで、ベランダにカメラをセットしました。

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-14EII

カメラは3台用意、D850には850mm相当の望遠、D810はズームのSIGMA 150-600mm、D3400にはAF-S 24-70mm f/2.8Eを取り付け。

ブルーインパルス、練馬上空に到達

同時に無線を聞きながら、都内で雲の状態をチェックするヘリからの状況を聞いていました。残念ながら、結構雲が多く出ていたようですね。そして、入間基地を飛び立ったブルーインパルス、いよいよ練馬上空を通過するか!? エンジン音が聞こえてきました。

来たー!しかも今回は割と近場を飛びました!バッチリ見えました。
これはおうち航空祭状態ですね!

今回展開したブルーインパルスの機体は、全12機で、6機編隊X2の構成です。この内、それぞれのチームの先頭を飛ぶ1番機は、ブルーインパルスのカラーではない通常カラーのT-4練習機でした。
これは、元々現在ブルーインパルスの機体として割り当てられたT-4練習機は全部で10機しかないからです。
そしてその10機全てが飛び、不足の2機を通常塗装のT-4が飛んだことになります。

この編成は、知っている限り、過去にはなかったことで、まさに五輪特別編成でしょう。
通常、ブルーインパルスは6機で運用されます。近年は、2019年に発覚したエンジン不具合の改修の影響で、エンジンが不足したため、4機編隊での運用となっていましたが、おそらく今回のために、全期機体を復活させ、さらに2チーム構成としたことで、トラブル発生時にに対しても万全の対応をしたことになります。
練馬上空を何度も旋回していたので、メインチームのトラブル発生時の代替対応だったのでしょうね。

2チームが練馬上空で合流後、1チームは都心へ向けて移動しました。
いやはや、こんなにたくさんのブルーインパルスが飛んでいるシーンを見るのは、後にも先にもないでしょうね。

待機組のブルーインパルスは、何度も練馬上空を旋回、おかげで、存分に楽しむことが出来ました。
ありがとう!

都心の演目、五輪の輪は見逃した…

上空を飛ぶブルーインパルスに気を取られているうちに、都心で演目を行ったブルーインパルスは、ほぼ見られずじまいでした。
気がついたら、五輪の輪を描ききって、輪が消えかかっているところだけ見えました。

消えかかった五輪の輪がかろうじて見えた

よく見ると、機体も点で写っていましたが、いやはや五輪の輪は見れなくて残念。ただ、今回風もあったのか、割と早く輪が消えてしまったようですね。こればっかりは天候もあるので、どうしようもないです。でも、カラースモークは見えました。

そして、演目を終えたブルーインパルス、入間基地に向けて戻る途中に、カラースモークを引いてくれました!

入間基地に戻るブルーインパルス、カラースモークを出す

あまりに遠方なので、陽炎でぼやけていて、色もあまりはっきりしないけど、とにかく見えました。
個人的に、カラースモークのブルーインパルスは、1998年に初めてブルーインパルスを見たとき以来(1999年以降2020年までカラースモークは使用していない)なので、感動しました。
COVID-19が落ち着いた暁には、ぜひ各航空祭でもお披露目してほしいですね。


そんなこんなで、おうちのベランダ航空祭は終了しました。こんなに楽しめたのは久しぶりだな~。

不具合のSSD 返金手続きとなりました

先月末にクラッシュしてしまった、CFDのM.2 SSD、CSSD-M2M1TEG1VNEですが、販売店経由で修理(実質交換)でしたが、不具合品を送って3週間ほど経過した昨日、下記のメールが届きました。

CFD 1TB M.2 SSD CSSD-M2M1TEG1VNE

お預かりしております「CSSD-M2M1TEG1VNE」に関して、交換在庫無しの為ご返金での対応とさせていただければと存じます。
ご購入金額での返金とさせていただきますのでご指定口座等の情報をご提供願います。

メーカーHPには現時点(執筆時点)で掲載されていますし、価格コムにもまだ多くの店で掲載されているので、メーカー在庫がないと思えないのだけど、大人の事情かな? まあ交換されたとしても、オークションで売り払おうと思っていたので、手間が省けたかな。

QLC NANDはやっぱり信頼性に劣る!?

今回、買って1年ちょっとでクラッシュしてしまったこのSSD、前にも記事に書きましたが、今回クラッシュしたSSDは、QLC NANDフラッシュメモリを採用しています。
QLC NANDは、1セルに多くのデータを書き込めるため、安価に大容量のSSDを実現できるものの、書き込み速度が遅く、また書き換え可能回数も少なく、耐久性に劣るとされています。

少し古いですが、2018年にQLC NAND技術が登場した際のPC Watchの記事を引用すると、特徴は下記のとおりになります。

TLC SSDとQLC SSDの書き換え回数の比較。Intelの公表資料を元に筆者がまとめた
PC Watchの2018年の記事より引用 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1150305.html
多値記憶技術によるNANDフラッシュの性能の違い
PC Watchの2018年の記事より引用 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1150305.html

詳細は記事を読んで頂くとして、技術的には、かなり複雑なことをしているというのがQLC NANDフラッシュです。その分、フラッシュメモリのコントローラーにも負荷が大きくなります。その分、信頼性は下がるのかなと思います。

QLC NANDを搭載した製品は、2019年ころから出始めています。確かに、現在主流のTLC NANDを使用したSSDよりは安価、今回クラッシュした製品は、読み出し速度は3400MB/sと、PCIe3.0X4の上限に近い速度が出ているので、QLCだからものすごいく遅いというわけでもないようです。

価格コムのレビューは少なめですが、口コミ含めてクラッシュしたという書き込みもないようで、私が買った個体がたまたま悪かったとしか言えない感じですが、個人的にはQLC NANDのSSDは、今は避けたいな、という気持ちです。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/7/20)

変化が大きいので、更新頻度を上げている本シリーズです。

旧メインビル・工場地区

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/7/20)

ヤオコーの建造は順調に進んでいる様子です。

旧厚生棟

これまですっぽりと防音壁に覆われて、解体の様子が垣間見れなかった(チラ見は出来ていたけど)旧厚生棟の解体の様子ですが、解体が進んだせいか、重機入り口の防音壁が外されていました。

入り口の防音壁が外された旧写研埼玉工場の厚生棟解体現場

見ての通り、すでに屋根や各階の床は解体済みで、壁のみ残っている状態です。

逆光だとゴーストが派手に出ますなぁSUMMILUX 15mm…。4階建てだった建物の4階部分はすでに壁もなくなっています。

仕事帰りにも寄ってみました。

3階部分の壁も撤去されていました。もう壁だけなので、解体も早そうです。
さて、解体後はどうなるのかな? この土地の所有者は、以前の情報では、同市内のとある企業でしたが、現在もそうなのかはわかりません。
場所的には、この写真の奥の部分は坂道があり(上の写真のコメント「徐々に低くなる防音壁」を撮っている場所)、建物の奥側は崖となっているため、この旧厚生棟もそうでしたが、1階部分は光が殆ど入らない場所です。跡地には集合住宅ができるのかな? なんとも難しい立地ですね。