Panasinic LUMIX GX7MK3 + LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
このレンズ、見た目も安っぽいし、沈胴から伸ばしたときの外観も、さっぱりですが、この見た目に反して写りはまともだったりします。 以前使っていたM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZが、電動ズームの使い勝手の悪さに加えて、なんだかこう特徴がないつまらない写りで手放したのからすると、このG VARIO 12-32mmは、結構ハッとする写りなんですよね。 ZUIKOの方も、今のボディで撮ると結構よく写るのかもしれませんが…。
60mmのマイクロ(Nikonでは等倍までのレンズはマクロレンズではなくマイクロレンズと呼んでいます)は、古くからあったAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dを既に持ています。 なのに、同じ60mmのマイクロを導入したのは、ひとえに使用頻度が一番高いからです。 当ブログの物撮り写真は、ほぼDタイプの古い60mmのマイクロで撮影しています。一週間のうち使わない週はないので、一番使っているレンズと言っても良いでしょう。 故に、タイムラプス用での長期間撮影に使うと、他の撮影に使えないというジレンマがありまして。
タイムラプス用のインターバル撮影で使い始めると、半月このまま撮り続けていることも
ということで、今回は買い替えではなく買い増しです。
20年の進化を感じるマイクロニッコール
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは、Dタイプ化される前、1989年に発売され、Dタイプ化を経て2020年頃まで販売されていたレンズです。Dタイプ化以前を含めると、光学系は同じなので、30年売られていたレンズです。 故に流通量も多く、中古でも比較的よく見るレンズです。ただ、前期型になるほど、カビ等程度の悪いレンズも多く流通していたりしますが。 なので、AF-S化され、ナノクリスタルコートをまとった新しいマイクロには、興味はあれど、なかなか買うまでには至っていませんでした。 しかし、Dタイプレンズがすべて廃番になり、Zマウントレンズの足音も近づいた現在、せっかくなので、Fマウント最後になるであろうこの60mmマイクロも使ってみようと思った次第。