「Nikon Z 9」タグアーカイブ

KENWOODのチューナー KT-1100Dの調整を行った

久しぶりにオーディオネタを連発しています。

カセットデッキのPIONEER T-03SRのベルト交換をしたついでに、その下に設置していたFM/AMチューナーのKENWOOD KT-1100Dの調整を行いました。

KENWOOD KT-1100D

元々はチューナーの老舗

今、KENWOODのイメージはと言うと、一般にはカーナビ、かろうじてミニコンポを売っている、というイメージしかありませんが、元々はFMチューナーなどの受信機の会社として設立し、旧社名のTRIO(トリオ)で、チューナやアンプなどオーディオ機器、そして無線機のメーカーでもありました。また、オシロスコープのような測定器も販売していました。
TRIOはかつてはオーディオ御三家として、SANSUI(現在は法人格が消滅し、ブランド名のみ海外に切り売りされている)、PIONEER(カーナビなどを売るパイオニア本体から切り離され、オーディオブランド名が存続中)と供に、1960年代から70年代の日本のオーディオ界を席巻しましたが、今や御三家で本体から切り離しや倒産せずに生き残っている唯一のブランドだったりします。名前はKENWOODになり、会社自体はVictorと合併しましたけどね。

このKT-1100Dが販売される1年前の1986年に、KENWOODに社名変更されていますが、既にKENWOODブランドは1984年辺りから使われているようですね。
チューナーとしてもバブル期故に贅沢な設計となっており、音質も素晴らしく、同社の高級機Lシリーズほど贅沢な作りではないにしろ、当時の定価が¥74,800とかなり高額な部類です。90年代に入ると、バブル崩壊し、贅沢なアナログ回路の極みであるチューナーは低価格化し、単体オーディオ機器では下火になっていったので、この時代の機種は今や希少なFMを高品質で楽しめるチューナーです。

私はと言うと、学生時代に友人の祖父が使っていたものを処分する、と言うことでタダで頂いたものです。その友人の祖父からはBRONICA S2ももらったので、今でもこの2台が現役なのは、何と物もちが良いというか(笑)

末永く大切にしたいと思います。

経年でずれた同頂点の調整

チューニング自体はデジタル表示ですが、アナログ回路故に経年でどうしてもズレが生じます。

同調点がずれて中央の白いバーではなく、右に1つずれた赤いバーが表示されている

チューニングシグナルバー、周波数が一致すると中心に電波強度が表示され、左右の赤いバーは中心周波数からずれていることを示します。90年代以降はこうしたチューニングバーを搭載する機種はほぼなくなってしまいました。これも贅沢なチューナーの1つの機能でした。
さて、不具合としては、このバーがチューニングを合わせても中心に表示されません。
この部分は何度か調整していますが、数年でズレが発生してしまいます。ズレてしまうと、ステレオ受信ができなくなってしまいます。
今回はこの調整を行いました。調整のやり方や技術的なお話は、こちらのHPが参考になります。大昔から見ていて、今でも参考になります。こうした情報が長く残ることこそ、HPの醍醐味なんですけどね。HP全盛期から消えてしまった情報は多いですから。

同頂点L9を調整する

精密ドライバで、L9を回して同調点を調整します。今回調整するのはここだけですが、これで同頂点ズレが解消され、ステレオ受信可能になります。
実は、ラックから引っ張り出すのが億劫で、この数年、殆どRadikoで過ごしていたので、ちゃんと調整して、再びメインオーディオで聴けるのが楽しみです。

周波数表示自体のズレは直らなかったけど、ステレオ受信が可能に

残念ながら、他の部分の調整が必要なのかな? 本来の周波数に対して0.1MH低い表示で、同調点が白表示になり、ステレオ受信可能になりました。

受信感度も下がってしまったけど、ノイズレスでステレオ受信できるので、とりあえずこれでよし

うちはマンションのケーブルテレビでFMは再送されているため、一般的なアンテナ受信とは周波数が異なっていますが、本来の周波数より0.1MHz低いところで同調点が合ってしまいます。周波数自体の調整が必要ですが、オシロスコープや発振器などがないと、これ以上の調整は難しいので、深追いせずに、ラジオがきれいに聞こえればそれで良しとしました。ちゃんとステレオ受信も可能になりました。
ただ、感度がずいぶん下がってしまいました。受信感度がDIRECTだと、バーの表示が低いのです。以前はインジケーター7つくらいでていたのが、2~4つしか出ません。感度を上げるDISTANCEにすると改善しますが、ノイズも増えるので、DIRECTでノイズレスで聞けている分にはこれで十分でしょう。

音が良い! Radikoとは雲泥の差

最近radikoばかりで聴いていたので、久しぶりにKT-1100DでFMを聴いてみたら…いやぁ、別格です。当たり前ですが、radikoがHE-AAC v2 48kbpsの高圧縮低ビットレートで配信されているのに対し、FMチューナーはアナログ波をそのまま受信していますから、電波環境さえ良ければ、音質は単体FMチューナーを使用するほうが圧倒的に優れています。
MP3とCDとの差、以上に違いますね。音の厚みが全く別物です。ああ、radikoではこんなに失われていた音があったのか、と痛感。

しかし、オーディオの下火とともに、現在は高品質なチューナーは、AccuphaseのT-1200MacintoshのMR87くらいしかなくなってしまいました。もはや1,2万円台のチューナーすらないのです。ちょっと前まで、もう少し低価格でYAMAHAが頑張っていたのですが、それも生産完了となってしまいました。
カーナビではFM/AMチューナーが搭載されていますが、将来的にはradikoになってしまうのかな? 便利なような、そうでないような時代になってきましたね。

B’zのHighway Xの特典カセットを聴いて、カセットテープの技術の衰退を感じた

音楽を聞き始めたきっかけはB’zでした。
久しぶりに買ったB’zのアルバム、Highway Xには初回限定生産の特典として、カセットテープがついてくるので、予約注文して、CDはもう聴いているのですが、カセットはちょっと遅れて先日やっと封を開けてみました。

初回特典のカセットテープ付き

自分の子供達を含めて、もはやカセットテープを見たことのない若い世代が増えてきましたが、最近若者の間でにわかにブームになっているとか。
レコードといい、フィルムカメラといい、実体のないデジタルに慣れてしまった世代には、物理的な媒体は新鮮なわけですね。
アメリカではい今やCDよりレコードの生産量のほうが多いとか。
配信サブスクで、ハイレゾ音源を聞ける時代になりましたが、まだ配信されていない楽曲が世にあるので、CDも立派なメディアなんですけどね。

ただ、個人的にはカセットテープの音源、いわゆるミュージックテープを買うのは初めてです。
自分が子供の頃、語学学習用などはカセットテープでしたが、既にCDの時代になっていて、ミュージックテープは、一部の演歌など、CDプレーヤーを持っていない、ラジカセでかけられる用途として高齢者向けくらいにしか販売されていませんでした。

今こういうミュージックテープを生産する会社は殆どないので、作成用のカセットデッキも同メンテしているのか気になるところです。既に大手音響メーカーでカセットデッキを作らなくなって久しいですが、最近またラジカセなんかで少数生産されていたりします。磁気ヘッドとか、もう国産ではないのかな?

では再生してみます。

前回のブログでカセットデッキを紹介したのは、これを再生するため。久しぶりの再生で、いきなりテープ食われちゃったら嫌だったので、まずは手持ちのテープで動くのを確かめてからの再生。

音質、悪っ!

再生してびっくりです。音質が悪いのです。HiFiという言葉からは程遠い印象。わざとこういう音なのか、これがテープ自体の実力なのか?
手持ちのテープは、録音当時とほとんど変わらない良い音質で再生されたのに対して(メタルテープなので当然音質も良いのですが)、ノーマルテープのミュージックテープとは言え、業務用デッキで録音したはずでデッキの品質もそれなりに良いはずなのですが、まるで語学学習用テープ並みに音がこもっています。

再生したPIONEERのT-03SRは、高音域が減衰したテープの音を補正する、FLEX SYSTEMがあるため、これをONにしてみたものの、もともとの音質が悪いため、あまり変化なし。
自分が80年代から90年代に録音したカセットテープ、ノーマルポジションテープでも、ここまで音質の悪いテープは存在しませんでした。
当時はTDKのカセットを好んで使っていましたが、比較的廉価なTDKのAD(音楽用ノーマルポジションでは下のグレードでした)でも、ここまで悪くはなかったですね。
TDKでは、ADのさらに下のグレードとして、音楽用途向けではない記録用のノーマルポジションテープとして、AEというグレードが存在しましたが、多分そういったグレードのテープよりも音質が悪いのではないかと思います。

今国内で流通しているカセットテープは、国内ブランドではmaxellブランドのテープが唯一のようです。最も製造国は韓国・インドネシアみたいですが。

TDKもSONYもAXIA(富士フィルム)も太陽誘電も、カセットテープの生産は辞めて久しく、磁気テープそのものは業務用のストレージバックアップ用途として富士フィルムなどが製造していますが、音楽用途については既に技術的に衰退していますね。

B’zの楽曲としては、そこまでもB’zっぽいくて大好きなのですが、まるでオーディオに興味のない友達が安物ラジカセで適当に録音したテープを聞かされているような音質(例えが分かりづらいw)なのが残念でした。

カセットテープは本来こんな音質ではない

今若い人にフィルムカメラ、レコード、カセットテープが注目されていますが、これらが全盛期だった時代の品質よりだいぶ劣るものが現在流通しています。

フィルムは、なんだかレトロな絵を得られると人気のようですし、意図的にカラーバランスを崩したフィルムも出ている始末ですが、本来は今のデジタル写真と同様、現実に忠実に、きれいに撮れるように進歩してきた歴史があります。本来カラーフィルムなら、正確な色調が求められるはずが、今やちょっと変わった色調のためにフィルムが映(ばえ)アイテムとして用いられているケースもあります。

カセットテープも、こもった音がレトロな感じを出しているのかもしれませんが、本来はレコードやCDを録音しても、それに近い音質が得られるよう技術者が苦心してきた歴史があります。カセットテープの音質のピークは90年代でしょう。ハイポジションやメタルポジションのテープも大量生産で安価になり、レンタルCDショップの登場と共に、80~90年代の音楽再生を支えてきたメディアです。

せっかくカセットテープの話題を書いたので、またカセットテープについてはボチボチ書いていこうかなと思います。
まずはカセットデッキのベルト交換しないとね。

城南島海浜公園から眺める船舶

羽田空港発着の飛行機だけでなく、東京港へ出入りする船舶も多く見られるのが、城南島海浜公園の魅力です。
小さなヨットから大型貨物船まで、大小多数の船舶が航行します。
地図で見るとわかりますが、城南島海浜公園の北側の航路は、お台場方面の向かっていて、この先にはコンテナ埠頭など多くの物流埠頭が存在します。

コンテナ船とRoRo船がすれ違う瞬間を、望遠レンズで動画撮影してみました。
望遠レンズの圧縮効果で、両船は極めて近くをすれ違っているように見えますが、実際には適切な距離を保っています。
神王丸は、こうしてみると結構なスピードで航行しているように見えます。航海速力も満載で21.5kt、時速40km/h程度と、結構速いですね。もちろん港内ではもっと速力は落ちていると思いますが。

下の写真は、4K60p動画から切り出した画像です。もはや、普通に800万画素のスチル写真として使えますね。

4K動画から切り出し

三脚無しで撮ったので腕がつりそうです(笑) 三脚、次は持ってこよう。ロクヨンレンズだけで5kgなのに、三脚もとなると相当な重量ですけどね。

望遠レンズの技量維持のため城南島海浜公園に行ってきた2

この日の撮影は、Nikon Z 9のオートエリアAFのみで撮りましたが、背景が空とかゴチャゴチャしていなければ何の迷いもありませんが、反面背景に色々他の被写体があると、そっちに引っ張られる傾向は、最新のファームウェアでも相変わらず。

ジュラルミンの鳥と、生身の鳥と、お金持ちがウェ~イするヨットが同時に撮れるのが、城南島海浜公園の魅力だったりします。

LOGOSのチェアはやっぱり息子に占領される

息子が偉そうにLOGOSのチェアに座ってます。パパ座りたいんですけどw

ズームの超望遠レンズも最近のものはとても画質がよく、単純に解像力だけ見れば、単焦点と遜色ないように感じます。
が、単焦点超望遠レンズの意義は、絞り開放から最高画質であること、そして何より単焦点ということで、画角固定である制約を逆手に取って、フレーミングに集中できること、これに尽きるかなと思いましす。ズームレンズだと、どうしても全体を撮ろうと欲を出して、主体がぼやけてしまいます。記録写真ならズームですが、そうでないなら単焦点が面白いんじゃないかな?

城南島海浜公園からは、駐機するANAの機体が見えます。STAR WARS塗装の機体もお休み中でした。一時期よりは回復したとは言え、まだ航空需要はかつて程は回復していないのかな。
風が割とあったので、羽田に着陸するは機首が滑走路に対してまっすぐじゃないですね。こんな横向きからよく着陸できるな~と。
そして時間は夕方になって陽が傾き、逆光が良い感じに。飛行機のお腹に夕陽が当たります。

気温もちょうどよいね。7,8月は暑すぎて…。9月くらいがよいですね。湿度も8月ほどではないから、望遠で撮ってもメラメラ陽炎が出すぎることもないし、スカッと抜けの良い絵が撮れます。

夕方は写真映えタイムです。巡航でも逆光でも、映えますねぇ。

夕方にかけて満潮になってくると、公園内にも海水が入ってきます。遊歩道の一部が水没するんですね。

おっきなカマキリ

ここは広場もあるので、昆虫も結構いるみたいです。かなり大きいカマキリがいました。

超望遠レンズ、鳥とか戦闘機を撮りがちですが、船も楽しいですよ。

快晴でしたが、帰り際にうろこ雲が、これが良いアクセントです。航空機写真、背景が真っ青な空というのももちろん映えますが、個人的には適度に雲が入るほうが好きです。

じゃあね~

じゃあね~

望遠レンズの技量維持のため城南島海浜公園に行ってきた1

仕事が忙しくて、また子供の病院やらで有休をプラーベートな撮影に使うのが難しい状況。次百里基地に行けるのは…下手したら航空祭までないかも?(そもそも抽選で当たらなければいけないし)
望遠レンズはしばらく使わないと、体力にも技量的にも落ちてしまうので、望遠レンズを使っても周りに迷惑がかからないゴミゴミしていない広い空間…となるとやっぱり城南島海浜公園なんですね。

ここは羽田空港を離発着する旅客機だけでなく、海鳥や船舶も撮れるので、技量維持にちょうどよいのです。
しかも人工砂浜で子供を遊ばせられるし、ボール遊びとかも出来て良いんですよね。駐車場が混雑するのは仕方ないですが、入れ替わりも早いので、満車でも10分程度で入ることが出来ました。

海遊び、この時期は暑すぎずちょうどよい気温ですね。ここは人口浜で、海水浴は出来ません。
この日は波がそれなりにありました。

ちょっとヒヤッとする光景

水遊びしたくなりますが、波がちょっとあると、簡単に足元をすくわれるので、十分注意して遊びましょうね。

ところで、浜の波打ち際に、結構鳩がいるんですね。波が来るまでは驚きもせず歩いていました。どうやら波打ち際で打ち上げられた何かを餌にしてるっぽいです。コイツラ人間慣れしていて、かなり近くまで寄ってくるし、波をかぶるまでは、潮水が近くに来ても逃げる気配なし。

ただただ撮るだけです。羽田は風向き的に、34R上がりだったので、午後は逆光ですが、あえて逆光も良いかな。
ロクヨン(AF-S 600mm f/4G)手持ちも、重たいけど撮れる絵が良いので、やっぱり次狙うのは、いずれ出るであろうZマウントの600mm単焦点かな~

続く…

【夏休みのこぼれ写真から】クロップして見る「ナッチャンWorld」

まもなく函館フェリー埠頭に到着するフェリーから、フェリー埠頭を撮影した写真。

函館フェリー埠頭に停泊中の「ナッチャンWorld」が見える

先日もご紹介した高速フェリー「ナッチャンWorld」は、津軽海峡フェリーの手を離れ、高速マリン・トランスポート社のPFI(Private Finance Initiative)事業船舶となってからも、母港を函館港としているため、基本的に運行されていない場合は函館にいるようですね。

写真はNIKKOR Z 24-200mmの望遠端200mmで撮ったため、風景の中のナッチャンWorldと言った感じです。
さてこのレンズ、高倍率ズームながら、これまでの一眼レフ用とは異次元の、高い解像力を持っています。クロップしてみましょう。

クロップしても2458×1566(約385万画素)あって、ちゃんと解像している

双胴型ウェーブピアーサー型の特徴ある船体は、正面から見るとより一層その特徴がよくわかります。水面に接する部分を極力減らすことで造波抵抗を減らし、高速高校に寄与しています。その代わり、船体の大きさに対して積載量は減るという欠点もあり、津軽海峡フェリー時代も運賃は在来船より高く設定されていました。

これだけクロップしても、ちゃんと解像しているのがすごいです。絞りはf8で、絞り開放からわずかに絞っているだけです。隣に停泊している船が、津軽海峡フェリー「ブルードルフィン」であることもわかります。
これが一眼レフ用の高倍率ズームだと、もう少しモヤッとした描写になっていました。高倍率ズームでこれだけかっちり解像すれば満足です。本当にすごいレンズですよ。一眼レフ時代の標準ズーム以上の解像力ですから。
動画を撮ることを前提で買ったレンズですが、背景を大きくぼかすことを考えなければ、スチルでも十分実用なレンズです。

この写真はISO800ですが、Z 9は少しノイズが出ますね。この辺りは、高速走査出来る積層裏面照射型CMOSセンサの欠点が見えてしまいますね。

【夏休みのこぼれ写真から】函館山を海側から見ると洞窟が見えた

フェリーで青森から函館に移動中、函館山が見えてきたので、撮影してみました。

函館山を海側から見る

函館山は、観光客や函館市民にとっても馴染み深いもので、陸繋島となっている函館の象徴ですが、我々が親しんでいるのは、主に函館市街地側から見た函館山で、その反対の海側からは、船からでないと見ることができないので、案外あまり良く知らなかったりします。
写真のGPSデータによれば、この辺りから撮っています。

GPSデータではここから撮っている
中央に洞窟?

少し望遠で撮っていると、中央に洞窟らしき穴が見えました。
後で調べると、これは穴間洞窟という名称でした。

ここは、大昔は近くまで行けたのですが、落石の危険性が高いことなどから、現在は立入禁止となっています。
写真をクロップすると、かつては人が行けたことが分かる、この洞窟の穴をまたぐ橋があったことがわかります。

よく見ると階段と吊り橋の跡が確認できる

うわぁ、近くで見てみたいな。
でも写真で分かる通り、周辺は断崖絶壁で危険です。近くをドローンで撮影したYoutube画像がありました。

これはボートで行くしかなさそうですね。行ってみたい、中を見てみたいです!

【夏休みのこぼれ写真から】青函フェリー「はやぶさ」

船が好きです。車も飛行機も好きですが、船も好きなんですよね。
ってことで、この夏休みは函館-青森航路にお世話になりました。振り返れば、子供の頃は青函連絡船がまだ現役だったので、夏休みや冬休み、両親の実家が青森でしたので、よく函館から青森へ、青函連絡船に乗っていました。
昭和63年3月13日に廃止となった青函連絡船、昭和も遠くなりにけり、ですが、現在もトラック輸送を中心に、青函航路には根強い需要があります。
青函連絡船は、船に直接貨物列車を搬入し輸送する鉄道連絡船だったため、青函トンネル開通と同時に役割を終えましたが、トラック輸送や、青函トンネルを通る鉄道より旅客運賃が安いことから、旅客需要もそれなりにあります。

さて、今回の旅、と言うか殆どのフェリー移動は、津軽海峡フェリー(旧東日本フェリー)を使っていますが、青函航路にはもう1社、青函フェリーが存在します。
もともと青函フェリーは、創業当時は旅客営業を行わない、トラック輸送など貨物輸送専門のフェリーでしたが、2000年より旅客輸送も開始しています。
ただ、元々が貨物輸送中心だったため、旅客輸送も行っている旧東日本フェリー・現津軽海峡フェリーと比較すると、船自体が小さく、また旅客定員も多くはなく、設備の広さや快適性、接客対応は今一歩でした。その代わり、運賃は津軽海峡フェリーよりも若干割安となっています。
そんなことから、独身時代はよく青函フェリーを使っていました。

青函フェリーも旅客輸送を始めてから20年経過し、新造船への入れ替えのタイミングで旅客スペースも改善を行っています。
写真の「はやぶさ」(2,949総トン)は2014年就航の、執筆時点でもっとも新しい船で、青函フェリーでは初めてステートルーム(個室)を設定しています。

津軽海峡フェリーの船体と比較すると小さく(今回の帰省で乗ったブルールミナスは8,828総トン)、やや垢抜けないデザインではあるものの、設備はこれまでの青函フェリーのものよりも良くなっているようです。
いずれ乗ってみたいなと思っています。

サイドスラスター動作中の気泡が見える

回頭中の「はやぶさ」。船体前方にあるサイドスラスターと呼ばれる、船首を横方向に回頭させるためのスクリューを搭載しています。
青函航路のフェリーは、狭い港内でタグボートを使わずに自力で接岸、出港するために、こうした装備があります。
もっともかつての青函連絡船だと、サイドスタスターを使ってもあまりに狭い函館駅前の岸壁への着岸には、タグボートも併用していました。

「暗車注意」とありますが、「暗車」とはスクリュープロペラの日本語のことで、この表示の真下にスクリューの羽があるため注意せよ、という表示です。

ちなみに、回頭せず船首のからも車両の積み下ろしは可能ですが、通常は船尾側のドアからの搬出入を行うようですね。

船尾のランプウェイと桟橋をドッキングして搬出入を行う

ところで津軽海峡フェリーの車両待ちの中には、こうしたナンバー無しの車や、仮ナンバーの車もちらほら。

ナンバーのない130クラウンも乗船待ち

懐かしの130系クラウン、V8 4.0Lの上級グレードロイヤルサルーンGですね。何年も放置されていたっぽく、かなり汚れていますが、自走は可能なのでしょうね。
ヒョコッとリアが上がっているのは、この世代のクラウンでよく見かける、エアサスの不具合かしら?
こうした車両は、中古車として移送のために待っているのかな?

ということで、夏休みこぼれ写真でした。

函館帰省3日目 そして帰途へ

ドラクエIIIみたいなタイトルになってしまいましたが、2泊3日の帰省の最終日は、帰りのフェリーが20時15分なので、日中は子供を遊ばせに、道南四季の杜公園に行ってきました。

とても広い公園で、遊具あり散策道あり、BBQもできます。無料です。自分が子供の頃にはなかったので、ここ何年かで出来たようですね。
1日目2日目は雨がち天気でしたが、3日目にしてスッキリ晴れました。暑いです。といっても30℃いかないのが北海道ですが。

娘がロープの遊具?の一番上まで行けたのはびっくり。成長したな~。
子どもたちはじいじと一緒に遊べて満足だったようです。

手作りなんでしょうね、おもしろ自転車もありました。無料で乗れました。

あっという間の3日は終わり、旅立つ(Uターン)時が来ました。20時15分のフェリーに乗る前に、ラッキーピエロで頼んでいた夕飯を取りに行きました。

あれ、港北大前店、大きくなっている! 2018年に改装したようです。あれ、結構前に改装してたのですね。
今回の前に帰省したのは2019年5月でしたが、その時は注文を入れるのが遅くて、フェリーの時間に間に合わないので、別の店に頼んでいたみたいです。
これだけ広いと、次回からはお店で食べてもいいかな。おみやげコーナーも充実していました。
フェリー乗客は、ここで買ってフェリーに持ち込むパターンが多そうです。

フェリー埠頭には、行きのフェリーから見えた「ナッチャンWorld」が停泊。元東日本フェリー→津軽海峡フェリーが運用していた高速フェリーですが、燃料費が高く採算が取れないことから、青函航路での運行は終了、現在は津軽海峡フェリーや新日本海フェリーなどが出資した、国策企業の高速マリン・トランスポート(特別目的会社)が運行し、自衛隊の輸送を請け負っています。
元々、導入時から自衛隊へ転売…などの噂は出ていましたが、事実上その様になった形です。外観は、青函航路運用時からそのままなのが面白いです。
とは言え、一応民間企業が運営している船なので、自衛隊が使わないときには、民間運用も不定期に行っているそうです。ということは、また乗れるチャンスは無きにしもあらず、といったところです。
こういった使い方は、すでに諸外国の海軍も実施していて、例えば米海軍では遠征移送ドックは民間人が運用していたりします。

フェリーは、家族連れの夜移動ということで、個室(コンフォート)をとりました。

個室なら、食事も寝るのも気兼ねしなくてよいですね。

ということで、短い帰省も終わり、函館を離れました。

最後に船室からナッチャンWorldを拝みつつ、函館を離れました。窓ガラスが塩だらけで画質が悪いのはご愛嬌ということで。
0時にフェリー到着後は、青森から東北道をひた走り、途中大雨でしたが無事栃木の妻実家に到着、お土産を渡して東京に戻りました。
ほぼ1日車を運転していたような。流石に疲れました。自動運転が欲しいですね。

函館帰省2日目 その2

午後は子供らを連れて、函館駅前の「はこだてキッズプラザ」に行ってきました。

こどもが屋内で遊べる施設です。午後は止んだけれど、風が強かったので、ここで遊ばせました。
場所は函館駅前の旧和光ビルのあった場所(と言っても函館が地元の人しか知らないでしょうけど)で、その跡地に建てられたキラリス函館の4階にあります。

ちょうど向かいには、かつて函館駅前の象徴だった百貨店、旧「棒二森屋」の建物が見えます。

旧棒二森屋

かつては、函館駅前には複数の百貨店が乱立していました。バブル崩壊後、次々と撤退し、経営母体を変えつつ最後まで残っていた棒二森屋も、2019年1月に閉店しました。
駅前通りの角に面した「棒二森屋アネックス館」は、その後「函館駅前ビル」として営業するも、2022年1月に閉店となりました。現在は1階部分の宝くじ売り場と、テナントの居酒屋のみ営業していますが、12月には建物の取り壊しが始まるそうで、自分にとっては、これが最後の棒二森屋の姿となります。

6階に人影が! どうも6階部分は「非常口」「脱出袋」の行灯が点灯していることから、テナントがある以上、警備室などが機能しているのかなと思われます。
決して廃墟ではない、管理された物件です。

函館駅前は、市街地の空洞化により古い建物が残るか、もしくは解体されて駐車場となっている場所も多く、かなり寂れた印象です。
この棒二森屋の跡地には、マンションと窯業施設が建つようですが、少しでも活性化してくれればと思います。
函館も人口は減る一方ですからね。

夜は花火

都会ではなかなかできなくなってしまった花火、地方ならまだ大丈夫。風は少々強かったけど、せっかく雨は止んだので、実家前で花火をしました。

この写真だけは、単焦点のAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDにて撮影。明るいレンズだと、わりと暗がりでもAFが合いますね。やはりZ 9、暗所AFが苦手なので、少しでも明るいレンズのほうがAFは良好ですね。

ということで、何年かぶりに夏らしい遊びでした。