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旧車Miyata Ridge Runnerのチェーンが傷んだので交換準備

もう十数年前、職場の方から1万円で買った自転車。

Miyata Ridge Runner

私、自転車のことはさっぱりわかりません。買った時点で旧車でしたが、15年経過してさらに旧車です。なんでも90年代前半の自転車のようです。
たまに乗るくらいでしたが…

チェーンが外れて曲がってしまった

先日変速したらチェーンが外れて、曲がってしまいまして。走行不能に。
もう古いので買い替えようかなと思いましたが、せっかくなのでチェーン交換してみようと思いました。が、私は全く知識がなく、Twitterのフォロワーさんや職場の自転車好き教えていただきました。

あの伝説の!と言われてしまった、SHIMANOのbiopace-SG

この画像を職場で見せたら、自転車好きの方が「あの伝説のバイオペース!」なんて言わました。何でも、SHIMANOが80年代から90年代に販売していた、楕円形のチェーンリングそうで。そういや回すとなんか歪んでるな~なんて思ってたっけ(笑 ←無知!

ナローチェーンと書かれていること、リアが6段変速であることから、現行品のチェーンはSHIMANだとCN-HG71が適合するそうです。


これより安い、CN-HG40というタイプもありますが、違いを調べると、71のほうが錆びにくいそうで、じゃあどうせ変えるならとこれにしました。
あとはチェーン交換に必要な道具、チェーンカッターとその予備部品、チェーンフックも購入。こちらは台湾メーカーのPWTにしました。コスパは良いようです。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

PWT チェーンカッター CT-03R用 交換ピン 3PCSセット
価格:480円(税込、送料別) (2023/2/10時点)



自分が道具から揃えるタイプというのがよくわかります(笑)。自転車も調べれば調べるほど”沼”ですね。こりゃカメラと変わらんわ(笑)。できるだけ沼に浸からないようにしなければ!

ものは揃えた、後は実行するのみ

お店に頼もうかと思っていたけど、嫁車の自転車のほうも、11年乗ってもうチェーンが寿命だろうから、そっちも変えるとなると、道具は持っていたほうが良いかな、となりました。
幸い今はやり方動画もYoutubeで見られて便利な時代ですから、DIY交換やってみようと思います。何事も経験だしね。

【鈴木酒造店】秀よし 純米原酒 練り上げにごり酒 とろとろと

日本名門酒会が扱っているお酒、というのを買ってみました。

【鈴木酒造店】秀よし 純米原酒 練り上げにごり酒 とろとろと

日本の三大米どころは、新潟、北海道、そして秋田です。その秋田も酒造が多くありますが、この鈴木酒造店のお酒は初めての購入です。

【鈴木酒造店】秀よし 純米原酒 練り上げにごり酒 とろとろと

日本酒は、酒税法上「清酒」と書かれています。醪(もろみ)を濾さずにそのまま瓶詰めしたものは、いわゆる「どぶろく」と称されるお酒で、米の粒が大きく残っており、酒税法上は「濁酒(だくしゅ)」となりますが、目が荒くても濾したものは「清酒」になります。にごり酒と渉しているものは、この濾す過程で目の粗いものを使用しています。

練り上げにごり酒、とあるように、このお酒は醪(もろみ)を粗いザルで濾して上槽(醪を絞って原酒と酒粕に分けること)した後、米の粒が見えなくなるくらい業務用のミキサーで細かく練り上げているそうです。

酒米は秋田県産「めんこいな」、精米歩合65%、酵母はAKITA雪国酵母(UT-2)とのことです。
生貯蔵酒とあり、出荷前火入れとのことでしたが、購入した酒屋さんでは冷蔵庫で売られていました。

とろっとろの白濁

澱は瓶の1/3位沈殿しているので、よく撹拌して開栓。
上立ち香は爽やか。注いだ段階でまさに「とろとろと」した感触。口に含むと、どぶろくのような米の甘みと酸味が広がるとともに、割りとアタックが強めのどっしり感を感じます。全体として濃厚で芳醇、そしてアタック強め。滑らかな絹のような舌触り。ついつい酒が進みますが、どっしり感も結構あるので、スイスイ入る感じではないですね。じっくり飲みたいお酒です。
さすが原酒だけあって濃厚です。

火入れ酒ですが、味の変化も楽しめそうですね。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 山田錦おりがらみ生 針金屋別注

板橋区赤塚の酒屋さん「針金屋」の別注のお酒、久しぶりに買ってきました。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 山田錦おりがらみ生 針金屋別注

群馬のお酒、良い酒蔵がたくさんありますからね。そして、おりがらみのお酒、大好きです。もうこのおりがらみだけで、飲む前から旨いです(笑
いつも流輝は一升瓶で買うのですが(スイスイ進んですぐなくなるので)、今回は冷蔵庫のスペースの関係で四合瓶です。次は一升瓶買うぞ!

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 山田錦おりがらみ生 針金屋別注

流輝ブランドのお酒、どれもジューシーで美味しいのですが、今回の別注は「あらばしり」と「責め」のブレンドのようです。
一般的に、あらばしりのお酒は、醪の搾り初めの最もフレッシュな部分、逆に責めはギュッと圧力をかけて搾る最後の部分とあって、雑味や苦味など力強さを感じる酒質になると言われていますが、さてどんな塩梅かな?

程よいおりがらみ

上立ち香はジューシーで、これは流輝らしいですね。
口に含むと、これまでの流輝とは異なるアプローチ。まずどっと来るジューシーかつフルーティで濃厚なマンゴーのような甘味と酸味、そしてその後来るのがこれまた苦味と旨味のパンチ! 今までにない荒々しく力強いアプローチ。それでいて最後は割りと切れが良いので、力強いのにグイグイ飲めてしまいます。不思議な感覚です。
これまで割りとジューシーでフルーティなお酒が多かったけど、こんなに力強くもなるなんて。これだから、同じ銘柄でも、買うたびに発見や驚きがあるのです。特に今回のは別注品なので、このロットが終われば、また次は味が変わるわけで。
次回も楽しみにしていますが、一升瓶でも買いたいなと思いました。

SONY Xperia 1 II SO-51A 2世代前のフラッグシップ機を安価に買ってみた

早いもので、手持ちの初代Xperia 1(docomo版SO-03L)も今年の半ばには4年を経過します。
既に大型アップデートは2021年で終了(Android11まで)、docomoの修理対応期間も2023年末までです。短い!

個人的に、今使っていて特段遅いと感じることもなく(その前に使っていたXperia XZは2年半程度で遅くなったものですが)、バッテリも特に大きな劣化を感じることもなく、今すぐ買い換えたいという感じでもなかったのですが、ここに来てdocomoオンラインショップで、Xperia 1 II(SO-51A)が大幅値下げで48,400円の在庫一掃セール(2023年2月執筆時点)となり、古い機種とは言え、今のよりは1世代新しいわけですから、買い替えることにしました。
修理対応機関も、販売期間が長かったせいか、2026年2月まであります。そこまで使わないと思うけど。
しかし相当在庫がだぶついていたのでしょうね。もはや中古端末と変わらない価格で新品が手に入るわけです。しかも新規契約やMNPだけでなく、白ロム(端末のみ購入)でも同じ値段ですからね。
本当は余計なソフトが入っていないdocomo版SIMフリー版が欲しいのですが。

投げ売り価格のXperia 1 II (SO-51A)

ということで、初代Xperia 1は、この春小学4年生になり、塾に行くことになった娘との連絡手段用にすることとして、3年半ぶりの新しいスマホです。
もっとも、Xperia 1のVも噂され始めたので、購入早々3世代前になりそうですけどね。
でももはや、最新最強は高価かつオーバースペックです。さすがに19万円とか、パソコンにだって出さないのに、3,4年しか使わないスマホに出せませんわ。

さて、初代との違いですが、大きな違いは、メインメモリが6GBから8GBへ、内蔵ROM(書き込めるのにROMってのもおかしな表現ですが)が64GBから128GBへ。ROMが増えたのは良いですね。64GBだと、ソフトのインストールだけで8割くらい使ってしまうので。
望遠カメラが135判換算52mmから75mmへ(個人的には52mmでいてほしかった)、カメラレンズがカメラファンならビビっと来るCarl Zeiss T*へ(肝心のSONYの一眼αシリーズは、最近Carl Zeissブランドのレンズを出さなくなりましたが)なったことでしょうか。またPhotography ProによるRAW撮影(DNG形式)も可能となりました。個人的にはこれが良かったです。って、まだ1枚も写真を撮っていませんが(笑

昔はCarl Zeissってだけでテンション上がったものですが…
Xperia 1で不満だった標準のカメラアプリから、Xperia 1 IIではPhotography Proになって使い勝手が向上

回線がこの世代から5G対応となりました。Xperia 1 IIは初代5G対応機で、最新の5Gのミリ波には非対応ですが、ミリ波の5G回線、ほとんどないし、そもそも5Gどころか4G LTEですら、フルスペックで通信できることが稀ですからね。
それなりに増えてきている5Gエリアも、帯域の関係で速度が4Gと変わらない”なんちゃって5G”も多いみたいです。この2日使ってみて、まだ5G表示になったことはありません。ちゃんとIIJmioの回線設定も5Gにしたのですけどね。

後、細かいところでは初代Xperia 1で不評だったイヤホンジャックレスから、3.5mmイヤホンジャックが復活、ワイヤレス充電Qiに対応、バッテリ容量増加ということで、現在のミドルスペック機並みには使えるはずです。
ちなみに、ワンセグ・フルセグチューナー搭載は、このII世代で終了。今や配信の時代ですからね。そもそも今の初代でも、テレビチューナーなんて一度も使ったことがないですしね。

さて、久しぶりにスマホのデータ移行をしなければですが、今や銀行やネット系のセキュリティ関連に電子マネーと、密接に連携されているスマホですから、この移行が結構面倒ですね。

起動画面は初代と変わらない

今までの初代は娘用にアカウントを作って、色々ロックをかけて…とこちらも環境構築しなければですね。

最近トミカが熱い tomica トランスポーター ホンダ NSX Type R

息子が年頃で、最近トミカにも興味が出てきたので、ついつい買ってしまいます。
でもこれはパパ用だからね。

トランポだ! 初代のNSXに1992年に設定されたTYPE R。一般にType Rと言うと、何となくインテグラやシビックが思い浮かびますが、先に設定されたのがNSXでした。去年Type Rは30周年だったのですね。それを記念してか、トミカプレミアムで発売されたのが、トランスポーター付のNSX Type Rです。

今回うまいこと入手できましたが、瞬殺だったようです。
通販だと、執筆時点で売っているところはメーカー希望小売価格より高価です。


ヨドバシトイザらスも品切れですが、入荷予定ありということなので、予約して待ちましょう。現時点で、プレミア価格で買う必要はないかなと思います。
しかしよく出来てますね~。

【天寿酒造】純米大吟醸 鳥海山

こちらも大腸癌を患ってお酒が飲めなくなった親父が送ってきたお酒です。

【天寿酒造】純米大吟醸 鳥海山

鳥海山(ちょうかいさん)、このブランドは初めてです。秋田も新潟に負けないくらい酒造が多いですからね。

【天寿酒造】純米大吟醸 鳥海山

精米歩合50%の純米大吟醸。酒米は天寿酒米研究会契約栽培米の美山錦、日本酒度は+1と中庸。酸度は1.3と控えめ。酵母はND-4という協会系とは異なり、東京農業大学花酵母という、ナデシコの花から採取した酵母の中から選び抜かれたものだそうです。
これは楽しみ。

ほんのり淡黄色の酒質

冷や(常温)でいただきました。と言っても冬の物置部屋なので、12,3℃あたりかな?
上立ち香は芳醇な吟醸香です。口に含むと…、やはり方芳醇な米の甘みが膨らみますが、決して甘すぎず、適度に切れの良さも持っています。花の酵母を使っているからな、確かに花の香りっぽい感じと、優しく膨らむ甘みが特徴。酸味と苦味は穏やかですね。そうじてのみやすく、正月にふさわしいお酒です。

ワイングラスで飲むのも良いみたいですね。今度試してみたいと思います。

【明石酒造】本格焼酎 ?ないな 紫

2年前セットでにお取り寄せした焼酎も、これがラスト1本です。

【明石酒造】本格焼酎 ?ないな 紫

被写界深度浅かったな…ピントが。
宮崎県の焼酎です。名前に?がつく「?ないな」という不思議な名前の焼酎。酒造のHPに名前の由来が書かれていました。

そして、迎えた試飲の時、
『ないな!?こいは!』(何だ!?この焼酎は!)と、驚きの声が上がりました。
これまでとは味わいの異なるロックで美味い焼酎「?ないな」が生まれた瞬間でした。

この時に上がった驚きの声からこのこだわりの焼酎は「?ないな」と命名されたのです。

https://www.meigetsu.co.jp/naina/

この紫ラベルは、夏冬の年2回の限定販売だそうです。

【明石酒造】本格焼酎 ?ないな 紫

和紙の風合いがふんだんだラベルをよく見ると、芋焼酎だけど米麹・米とも書かれています。この焼酎は、芋焼酎と米焼酎のブレンドなんです。
芋は宮崎県産さつま芋「紫優(ムラサキマサリ)」を使用、これを複数の原酒とブレンドしているそうです。

水割り・オンザロックがおすすめとのこと

まずはオンザロックでいただきました。上立ち香(と焼酎で表現しても良いのかな?)は、さつまいものフルーティな(果物ではないのに!)華やかな甘い香りがふわっと漂います。口に含むと、おお、チョット独特な甘みだ! 芳醇な芋の甘味にプラスして、米の甘みもあるため、純粋な芋焼酎とはベクトルが異なります。
芳醇な甘さだけど、後味がスッキリしているのは、米焼酎もブレンドしているからかな? 芋の甘味→苦味→じわっと米の甘み→スッキリ切れる、という不思議な感覚です。これはハマりますな。

水割りにすると、口当たりはより柔らかくなります。焼酎なのにスイスイ行けてしまう不思議な感覚です。これはまた買いたいな、次は一升瓶だな、と思わせる焼酎でした。

しかし手に入れるのは難しそうだな。焼酎は保存が効いて長く飲めるので、良いお酒をじっくり長期間味わう、という楽しみ方が出来るので、売っているお店を探してみようと思います。

ペリカンケースもどき? Lykus ハードケースHC-3310を買ってみた

精密機器の梱包ケースとしておなじみのペリカンケース、仕事でも使っていたりしますが、本家のペリカンケースは何せ高価です。
もうちょっと安いもの、そんなにガチである必要もないのですが、とある用途に使いたくて、似たものを買ってみました。

Lykus HC-3310

Lykus(ライカス)というブランドのハードケースです。ペリカンケースと同様、耐衝撃、防水性に優れたケースとのことです。


ここまでガチなケースを求めていたわけではないけど、ガチではないケースも実際に中の緩衝スポンジなどを別途購入すると結構良い値段になってしまうので、だったらガチなケースにしてみようと思いました。
購入先はドローンのショップで、ケース自体もドローンの収納を目的にしているようですが、別にドローン専用ケースというわけではなく、それ以外の精密機器なんかも収納可能です。

開けると、中にはスポンジが詰まっています。
一見、ただの大きいスポンジが詰まっているだけに見えますが、押してみると、1cm程度の切れ目が入っていて、カッターナイフなど不要でカットが出来ます。また、スポンジは厚手の切れ目が入ったものが2段、一番下が切れ目のない薄手の緩衝スポンジ、という構成です。
なお、スポンジが傷んでしまったり、別の形状にカットしたい場合は、スポンジだけも別途購入可能です。

説明書には、入れるものより少し小さい程度にカットを、と書かれていましたので、入れるものを押し付けてだいたいの型の検討をつけたら、スポンジを押しながら切れ目をカットしていきます。

カッターナイフ無しで、手できれいにカットできる

結構カットは大変ですが、間違ってカットしてしまうと買い直しになるので、慎重に行います。

フィールドモニタとバッテリ関連を収納できました

はい、目的はこれ。カメラ用のフィールドモニタ、FEELWORLD T7 Plusとバッテリ、ケーブルを収めたく、このケースを買いました。
フィールドモニタ、画面に傷つけたくないので、ちゃんと保管しなければなりませんが、何しろモニタはただの板なので、これを収納するってけっこう大変。
そこでハードケースの出番となりました。

ホームセンターで良いケースがないか探したけど、結局値段の割に…という感じだったので、ハードケースにしてみました。何だかそれっぽい感じに収まりましたね。
ケースは深さに余裕があるので、まだ開いている部分はモニタのアームなんかを収納したいと考えています。そのアームも、まだ買ってから開けてないな。そのうち紹介します。

【福禄寿酒造】十五代彦兵衛 純米吟醸

昨年、親父が大腸癌になりまして…年明けに手術して今はもう退院しているのですが、正月用に買った酒はしばらく飲めないってことで送られてきました。

【福禄寿酒造】十五代彦兵衛 純米吟醸

福禄寿、秋田のお酒です。十四代というお酒は、最近高級酒として日本酒好きでなくても知られるようになった名前ですが、こちらは十五代です。
福禄寿酒造は、「一白水成」のほうが関東では名が通っているように思いますが、昔からあるブランドは酒造の名前にある福禄寿、その中でも十五代は、地元やその近郊で売られている定常販売酒のようです。

【福禄寿酒造】十五代彦兵衛 純米吟醸

純米吟醸ながら、大吟醸レベルの精米歩合50%、酒米はラベルにはありませんが、秋田県産の美山錦、その他のスペックは不明です。

割と濃いめの琥珀色系

上立ち香は穏やか。注ぐと琥珀色に近い感じで、よく熟成した古酒っぽい印象です。
冷や(常温)でいただきました。口に含むと、この色に違わぬ濃厚な旨味と甘味、苦味がまず力強く押し寄せます。しかしその後が見た目のイメージと違ったのは、こういった濃い色のお酒にある余韻の長さ、割と力強く余韻が残ると思いきや、キレイさっぱりなジューシーさに変化して、スーッと消えていきます。このあたりは精米歩合が50%の大吟醸レベルまで削った米で作った酒の、雑味のない綺麗さなのでしょう。
最初の口当たりは、米の旨味が力強いのに、最後は吟醸らしい綺麗さという2面性を持ったお酒です。

いやはや、確かに「一白水成」ブランドのほうが万人に受ける今どきの味ですが、福禄寿も同酒造の伝統的な味わいなわけで、こういったお酒も是非楽しみたいですね。

Nikon D850 5年後機種のFWアップデート Ver1.3.0

デビューから5年を超えたNikon D850、現行機ですが、Nikonは既に一眼レフの開発を凍結して、ミラーレス一眼に開発リソースを投入しているということもあり、まさか機能アップがなされるとは思いませんでした。

今回、D850のFW Ver1.30では、ミラーレスのZ 7II/Z 6IIで昨年FWアップデートで導入された「人物印象調整」が、新たに追加されました。

静止画・動画撮影の際に人物の色相(マゼンタ/イエロー)と明るさ(明るい/暗い)を二軸で調整することを可能とする[人物印象調整]機能を新たに搭載します。また、お好みの調整値を最大3個まで「調整モード」として登録でき、撮影時に適用することができます。人物撮影の際、シーンに合わせてよりフォトグラファーのイメージに近い仕上がりをサポートします。

https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_7_2/

ということらしいですが、なぜかあまり作例が出てこなかったりするので、どういった機能なのか探してみたら、Nikon Z 7II/Z 6IIのポートレート/ウエディングフォト撮影ガイド、なるものに書かれていました。

なるほど、人物に対しての色合いを変化させるようですね。よく黄色いと言われたNikonの絵作りですが、この機能で好みに変えられるということですね。
どの程度変わるか今度試してみるとしましょう。ちなみに、撮影時に設定すると、RAWでも撮影後の編集はできないようです。

FW Ver1.21から1.30にアップしました。Z 9と比べると、FWのサイズは小さめで、時間も短いですね。
ところで、この「人物印象調整」、なぜかZ 7IIとZ 6II、そして今回のD850のみなんですよね、搭載されているのは。他のミラーレスも一眼レフも、現時点では搭載されていません。Z 9にもなく、不思議です。

どの程度変わるのかな? 今度試してみたいと思います。