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【御祖酒造】遊穂 生酛純米 未確認浮遊酵母 木桶仕込 2025BY

遊穂、大好きな日本酒ブランドの一つです。

遊穂と言えば個人的には生酛造りなんですよ。未確認浮遊酵母ということで、宇宙人サンダー君をモチーフとしたラベルは毎回手が込んでいますね。
生酛造りと言えば、天然の乳酸菌を取り込んで酒母を育てる伝統的な日本酒製法です。酵母も添加せず、蔵付き酵母を取り込み、更にそれを木桶で仕込んだのだから、もう自分お好きな組合せのオンパレードですわ。

酒米に石川県産能登ひかり72%と五百万石28%を使用。精米歩合は62%と程よく削っています。日本酒度は-7.3と甘口ですね。
生原酒で要冷蔵、開栓注意となっています。では開栓しましょう。

冷やした状態で開栓すると、ふわっと広がるマスカットの系の香りに木桶の風合いが少し混じります。口に含むと…おお、決して甘すぎないけど、奥ゆかしさすら感じる奥の深い巨峰のような甘み、落ち着いた酸味、そしてこれまた奥深~い旨味にほんのり木桶の風合いと、コミカルなラベルとは裏腹に、とても落ち着きのある味わい。
甘みは確かに膨らむけど、濃縮した巨峰のごとく、甘すぎないのに味わい深いですね。ほんの僅かに温度が上がるとより甘みが口いっぱいに広がりますが、スーッと余韻とともに消えていきます。
濃い味の食事に合いますが、食事の後にこれだけで楽しむのも良いですね。木桶の香りと余韻が、これまたただ甘いだけじゃないぞというこのお酒の大人びや土佐を引き立ててくれます。
さすが遊穂です。本当にどれを飲んでも美味いですね。


期間限定販売、そろそろ店頭から消えます。売り切れていたら…来期を待ちましょう。

【CAINZ】黄金 こがねラガービール

発泡酒や第3のビールより安い!? 価格破壊なビールがホームセンターのCAINZ(カインズ)より販売されましたので、試しに買ってみました。

どれだけ安いかと言うと、私が普段買っている発泡酒、KIRINの淡麗グリーンラベルの350ml缶24本入り1ケースがおおよそ4千円強(Amazonの定期便なのでもう少し安くはなりますが)で販売されていますが…

ちなみに以前は安いと言われていた「第3のビール」改め「発泡酒②」もかつてほど安くはなく…4千円弱と言ったところです。

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当て馬にしてすみませんKIRINさん…。淡麗買ってますので。

なぜこんなに安い?

実は2026年10月に酒税法の改定が予定されており、ビール・発泡酒・発泡酒②(旧第3のビールこと新ジャンル)の税率が350ml換算で54.25円に一本化されます。
ビールは減税(-9.10円)となる一方、発泡酒・発泡酒②は増税(+7.26円)となり、税率の差がなくなります。
このため、近い将来ビールがこのジャンルの主流となり、発泡酒や発泡酒②は減っていくと予想されます。

そこに目をつけたCAINZが、まずは現行のビールどころか発泡酒より安価に設定したビールを先んじて販売した、と言ったところでしょうね。
つまり今後ビールだから高い、発泡酒だから安い、という事にならなくなるため、ビールそのもので勝負に挑んだのでしょうね。

ところで原材料には、麦芽・ホップ以外に「米」が記載されており、更に「カラメル色素」も添加されています。
日本の酒税法上、ビールの定義は国税庁のサイトによると、

となっており、麦芽やホップ以外の①に定められる「米」が入っていても、麦芽比率が50%以上かつ麦芽重量の5%未満であれば日本ではビールと認められています。
本場ドイツとかだとアウトですかね。

カラメル色素は、恐らく素の状態ではかなり色味が薄いために添加されているものと思われます。
アルコール分は5%と標準的ですね。

ドイツ産ホップ、ベルギー産モルト(麦芽)使用と、ビールの本場の原材料を使用してはいますが、原産国は「ベトナム」とあり、ここで醸造することでコストを抑えていると思われます。

では飲んでみましょう。

注ぐと、香りはあまり立たないかな? この辺りは値段なりでしょう。
口に含むと…うーんサッパリ系ですね。味わいはそんなに深くはなく、苦みも薄く…全体的に…薄いです。アルコール度数は5%なので、まあ飲みやすい部類です。
はっきり言うと、発泡酒の淡麗グリーンラベルより薄味だなぁという印象。ビールらしい苦みや渋みはもう一歩で、ただライトな感覚なのでどちらかと言うとBudweiserとかみたいなアメリカのグビグビ飲む系のビールに近いと言えば近いかな。
でも、ちょっと温度が上がると、ラガーらしいコクが出てきました。
キレは良いので、ライトに飲みたい人向けですね。キンキンに冷やしてグイグイ飲むのがおすすめかな。でも、ちょっと温度が上がったときのラガーらしさもあるので、温度帯で結構印象は変わるので、これはこれで面白いですね。

何せ値段が発泡酒②(旧第3のビール)よりも安いのですから、この辺りは文句は言いませんが、ビールだから深い麦芽の味わいと思うと肩透かしは喰らいますね。
2026年10月の酒税法改定で、ビールと発泡酒の税率は同一となるため、もうビールだから高い、発泡酒だから安いは通じなく、純粋に味わいと価格のバランスが勝負となると思われ、大手メーカーは発泡酒で鍛えた味わいを、CAINZのようなPBは価格や個性を追求していく方向になるのかな?

10月以降のビール界隈、面白くなりそうですね。

アフェリエイトではありません↓。純粋にCAINZの通販ページに飛びます(リンク切れの場合は検索してください)

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒 26BY

そろそろこのお酒も終わりの時期かな?ってことでまた買ってきました。

昨年末も買っていますね。便宜上、今回のタイトルは26BYとしています。

2025年度の新米なので、正式には今回のものも25BYなんでしょうけどね。
さてシーズン最後を飾る「ニゴリ」ですが、同じ年度でもタンクが違えば味わいも異なるのがこの特約店限定販売の「ニゴリ」です。
前回買ったものは日本酒度-67、今回は-68でした。まあほぼ同じですが、ちゃんとラベルを変えているんですね。

その他のスペックは前回と同様、精米歩合70%、アルコール分10%、酒米や酵母は非公開です。
火入れ酒で冷暗所保管ですが、なるべくは冷蔵保管を推奨します。

さて今シーズン最後と思われる「ニゴリ」前回との変化点はあるかな?

冷やした状態で。上立ち香は前回同様メロン系です。
口に含むと…おや、前回以上に大人びた味わいです。日本酒度-68から想像すると、かなり甘みはあっさりめです。メロン系の甘み、酸味は程々に、少しどっしり感はありますが、総じて飲みやすいです。これだけとろとろ系なので、比重が大きい(=日本酒度が高い)ので、結構腹に溜まります。ご飯を食べる感覚です。
そして少し日数が経つと、甘みが増してきたのが不思議です。火入れなので、生酒のように発酵が進むことはないのですが、逆に甘くなるのは本当に不思議。一方でどっしりさも出てきて、アルコール分10%よりもう少しアルコールがありそうな感触が出てきました。
そういう意味では、あまり寝かさずに飲み切るほうが良いかもしれません。今回、GW休みで帰省を挟んでだったので、いつもより開栓から長めに時間が経っているため、こういう味わいの変化もよくわかりました。

来シーズンの「ニゴリ」にも期待したいですね。


以前は通販見かけませんでしたが、最近は扱うお店もあるようですね。売り切れる前にぜひ。

ARCASWISS モノボールP0 モノボールフックスを「クイック」に交換してみた

前回の続きです。

ACRASWISSのモノボールP0 モノボールフィックスの棚ズレ品を格安で手に入れましたが、アルカスイスとは言えクランプの「モノボールフィックス」は28mm幅で、世間巷でよく言われているアルカスイス互換プレートの38mm幅の「モノボールクラシック」ではないため、汎用性という点では劣ります。

そこで、このクランプを「モノボールクラシック」に交換します。
なお、以下の方法はイレギュラーなやり方で、本来はメーカー(ARCASWISSの日本の代理店であるKPI)に依頼するべきものです。
ここからは全て自己責任となります。

クイックを入手する

ARCASWISSに拘る必要はないのですが、せっかくクイックセットデバイスが単品売りされているので、ちゃんとARCASWISSで揃えます。

クイックセットデバイス「クイック」〈4961360089936〉を購入

まずはこれを購入しました。

クランプ部分が2段になっていて、アルカスイスプレートのクラシックと、モノボールフィックスの両方に対応します。
クランプはレバー式とノブ回転式の2種類があり、自分はノブ回転式の方が好きなので、そちらを選択しました。

ちなみに、ARCASWISS純正のクイックセットデバイスには、本来はアルカスイス互換と言われているプレートは互換性の問題があり、全てが取り付けられるわけではないのでご注意ください。今ではKIRKなど本家より優れた互換クランプもあるので、そういった組合せも面白そうですね。

クイックセットデバイス「モノボールフィックス」を取り外す

まずは雲台に取り付けられているクランプ、クイックセットデバイス「モノボールフィックス」を取り外します。
中央の六角のテーパーボルトを外します。しかしこのボルト、硬くて外れない! 調べるとどうやらネジロック剤(ネジの緩み防止接着剤)、それも中強度以上と思われるものが塗布されているらしいです(AIに聞いたところそう答えました)。
そこで、まずはドライヤーでこのボルトを熱し、ネジロックが柔らかくなり剥がれる状態にします。やりすぎは禁物ですが、結構熱くなるくらいに温めました。

この状態で、なりべく大きめのレンチを使ってしっかりトルクを掛けられる状態でボルトを緩めていきます。
かなり硬いですが、何とかボルトは回りました。決してL字レンチは使わないこと。多分外せません。なるべく大きめのレンチでしっかりトルクが掛けられる状態で外しましょう。ボルト頭を舐めないようにご注意ください。

何とか外せました。

ボルトのネジ山を見ると、もちろんネジロック剤が付着していました。この太さで(M6)中強度のネジロック着いていると、まあ硬いですね。でも高強度のネジロックではないだけマシです。あれは本当にかなり炙って長いレンチを使わないと取れないので。

ネジを外したらクイックセットデバイスを引き抜きます。ボルト1本を抜いても、ノックピン2本で回転しないようになっているため、少し力を入れて上に引き抜きます。

雲台側には中央にM6ネジ穴(最初インチネジと思っていたけど、M6でした)、クランプの廻り止めに3mmのノックピン穴があります。
ちなみにこの雲台は上部が回転するため、このネジ穴とピン穴が空いている面は少し高くなっていて、ここが回転します。

購入したクイックとものボールフィックスの底面。クイックにもノックピン用の穴が空いています。これを有効活用できるので、今回純正のクランプを買った次第です。
面白いのは、何故かクイックの方は底面が平面ではないんですね。なので、ピンを入れるにしても長めのものが必要です。
ちなむに外したモノボールフィックスのノックピンは圧入されているため、簡単には外せません。外しても流用するには短いですから。
また厚みが違うため、外したボルトもクイックには短いため流用できません

クイックを取り付ける

外したモノボールフィックスからボルトやノックピンは流用できないので、別途準備します。
クイック自体にはインチの三脚ネジ穴があるので、一般的な雲台に取り付ける場合は3/8インチまたは1/4インチの雲台ネジが利用可能ですし、本来はそういう使い方をするものですね。

まずはホームセンター3軒周ってやっと見つけたボルト。

雲台側のネジ穴深さと、「クイック」のネジ穴の深さを測り、20mmの長さのものを購入。
ステンさらキャップM6x20です。これがなかなか売っていなくて、頭頂部が六角ではなくプラスのなら売っているのですけど、それだと締め付けトルクがあまりかけられないので、六角のものにしています。
仕事だとこういうのは「六角テーパー座ボルト」なんて言ったりします。

↓は別のものですが通販で買う場合の一例です。

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長さはこれで十分

M6x20のボルトをクイックに借りで入れてみると、長さ的には良さげな感じです。「クイック」のネジ穴の受け面は、本来はボルトで固定するためのものではないのですが、面取り加工のテーパー部分とテーパー座ボルトがよい感じに当たるので、今回は自己責任でこのやり方にしています。厳密に言うと、正規のやり方よりは座面の接触部分が少ないため、多少強度的には問題はあるかなと思いますが、まあ雲台の使い方的に鉛直方向に強い荷重がかからないから良しとします。

次にノックピンを準備します。

今回はモノボールフィックスのピン径をノギスで測っておおよそ2.95mm程度だったので、公差クラスg6のノックピンを2本準備しました。

↓は別のものですが通販で買う場合の一例です。なお公差はh7なので、もしかするとちょっと嵌め合いがきついかも?

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通販だと公差が書いていないものが多いですね。実測で2.95mmだったので、3mmのピンの場合、一般にはg6公差のものがおすすめです。

突き出し量が底面から3mmになるように圧入

ピンを圧入しました。これは職場の圧入機で入れましたが、一般家庭に圧入機がそうそうあるわけではないので、これが一番DIYでハードルが高いですね。
ちなみにピンの突き出し量は底面から約3mmです。

↓場所さえ確保できれば、DIY派なら1台あっても良いかもしれないハンドプレス

ボルトを締めて完成

クイックをボルトで取り付けました。
これで「モノボールP0 クイック」に生まれ変わりました。

早速三脚に取り付けてみました。
雲台自体も比較的軽量ですね。

このモノボールP0は一般的な自由雲台と違ってボールを保持している機構自体が傾く、倒立ボール雲台です。ボールは非球形状で、傾けるほどフリクションが大きくなるため、緩めて動かした際にがくんと傾いてしまう事故を減らせるそうです。
かなり傾けても、リングを締めるとガッチリと固定されてびくともしません。保持力は非常に良いですね。
この保持力ならフレーミングをしっかりと出来るので撮影しやすそうです。ギヤヘッドつきのモデルもあるので、それならマクロ撮影とかでも威力を発揮しそうです。
欠点はボールの動き自体はまだ新品であたりが付いていないからかもしれませんが、少し滑らかさに欠ける感じはあって、もう少ししっとりとした動きができればなと思いますが、それを求めるにはさらに上級モデルでしょうね。

というわけで、結局改造でそこそこお金はかかったものの、今後の撮影に活躍しそうです。


ギアヘッド付きだと一気に高くなりますね。

本物のアルカスイス! ARCASWISS モノボールP0 モノボールフックスを買ったが…

今年開催されたCP+2026の会場近くで開催されていた日本写真映像用品工業会 主催のアウトレットセール、KENKO TOKINAのブースで購入したARCASWISSのモノボールP0 モノボールフィックス(PDF)。忙しくて暫く放置していましたが、少しゆとりが出来たので”着手”しました。

代理店であるKPIの正規品ですが、旧製品のアウトレット棚ズレ品なので、かなりお安く手に入れました。

2019年のP0のカタログ。2026年4月時点では、1/4”ネジ仕様以外はP0+に改良されてたものが販売されています

モノボールP0は、1/4”ネジ仕様以外は既に販売終了し、現行品は摩擦制御ユニットを追加した改良版のP0+になっています。

2026年4月時点での現行品は改良型のP0+を販売中

耐荷重は20kgと、割とコンパクトながら、かなり大きめの耐荷重設定です。もちろん本物のARCASWISSなので、無名メーカーの安物のナンチャッテ耐荷重とは違うでしょうね。最も耐荷重は、取り付けるものの重心で実際の使用感は変わってくるので、余裕は見たほうが良いです。

モノボールフィックスは幅26mmクランプで汎用性はない

あまり気にせず買ってしまいましたが、実はモノボールフィックスはARCASWISSの新しいシリーズです。

だそうです。つまり、よく巷で言われている「アルカスイス互換」のプレートは、

という38mm幅のものをベースとしています。
このため、28mm幅のモノボールフィックスタイプはARCASWISSのものと言えど、一般にはあまり使われていないサイズになります。

レバー式の26mm幅モノボールフィックス

もちろん手持ちのL字プレートや汎用のアルカスイス互換プレート、もちろん純正のアルカスイスオリジナルプレート(クラシック)は、このモノボールフィックスには使用できません。
そこで、「モノボールフィックス」を、汎用性の高い38mm幅対応(28mmのモノボールフィックスにもそのまま対応)できる、「クイック」に交換します。
ただし一筋縄では行きません。調べたところ、簡単に交換できないようでした。
が、そこは今試作の仕事をしているので、メカについてはなんとかなるだろうと思い調べたところ、何とかなりそうな目処が立ちましたので、「クイック」に交換すべく着手しました。

そのお話は次回。


こんな苦労をしなくても最初からクイックを買えば良しw

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【せんきん】特別純米酒 霧降

今月上旬に妻の実家に帰省した際に、栃木のスーパーで買ってきたお酒です。

栃木県を代表する酒蔵の1つである「せんきん」は、今や人気の「仙禽」シリーズの酒蔵です。そのせんきんですが、栃木県内の一部スーパーマーケットでで流通している「霧降」というブランドがあるんですね。
スーパーマーケットで売るようなお酒なので、もちろん火入れ酒です。ですがせんきんのお酒ですから、期待しちゃいますよね。

情報によらず純粋に味わいを楽しんでほしいというコンセプトから、酒米や酵母は非公開。精米歩合60%と程よく削っています。
価格も極普通ながら、無濾過原酒、常温で販売されていますが開栓後は要冷蔵ということで、火入れの回数は少ないのかな?

まずは常温で。火入れ酒ですが、少し泡立ちがあり。上立ち香はぶどう系、やや酸味がある風合い。
口に含むと…おおおお、柑橘系の酸味、火入れ酒だけど少しプチプチガス感を感じさせるフレッシュな味わい、だけどしっかり米の旨味を感じ、後味はさっぱり。
いや、これはまさに仙禽だわ。生酒の仙禽よりは甘みやフレッシュさは控えめだけど、でもそれに通じるものがあります。
酸味が味を引き立てているので、個人的にこれかなり大好き。これをスーパーで買えるとは、やるじゃないか。

2日目、開栓後は要冷蔵だったので、冷やした状態で。フレッシュさはやや後退した感じはあるけど、冷たくても酸味と旨味はしっかりと出ているし、雑味は少なめ。アタックもやや弱めだけど、特に柑橘系な酸味と甘味は温度帯にかかわらずブレない印象です。
そこからやや温度が上がってきた辺りがこの霧降の真骨頂で、甘味と酸味のバランスが絶妙になります。

食中酒としても、食後のひとときを楽しむのにも最適なお酒です。酒屋じゃないと美味しいお酒は買えない、なんてことはないのです。これは栃木に戻ったら家庭に1本置いておきたいな、というお酒ですね。


残念ながら地元流通限定で通販もないようです。ふるさと納税の仙禽はいかがでしょう?

【ふるさと納税】日本酒 仙禽 季節限定酒 さくら OHANAMI|さくらの花の、咲くころに。 数量限定 栃木県 さくら市 日本酒 仙禽 せんきん 無濾過生原酒 地酒 送料無料

【豊島屋酒造】NEON (PINK) 仕込みNo.22 純米大吟醸 無濾過生原酒

先日、立川駐屯地創立記念式典の航空祭を見てきましたが、その帰りに寄った豊島屋酒造で買ってきた直売限定のお酒です。
なお立川駐屯地の写真編集は…やる時間が全くとれないw

酒蔵限定酒、金婚や屋守を作っている東京の酒蔵が醸すお酒。まあハズレがないのはわかっていますが、特にこのNEON (PINK)は絶品なんですよ。
KAMOSHI no BA!のお酒は通販でも買えます→コチラ 仕込みタンクのナンバーは変わりますので、通販だと執筆時点でNo.29ですね。
ラベルのピンクはハンドペイントなので、瓶によって違うそうです。

精米歩合50%の純米大吟醸、酒米や酵母は非公開です。無濾過生原酒で要冷蔵となっています。では開栓しましょう。

色は極僅かに黄色みがかった透明に近いお酒

冷やした状態で開栓。上立ち香は通販ページはパイナップルとありますが、個人的にはこのNo.22はメロンに近い印象。
濁りはなく透き通っていますね。口に含むと…わお! これはすごい、何の引っ掛かりもなくスーッと入っていく、やはりパイナップルというよりは果肉の黄色いメロンですね~。甘みがとにかく瑞々しく、苦みはほぼなし。もう水w メロンの甘みを基調とし、酸味は程よく、苦みはほぼなく、旨味が後から訪れます。
アタックは…感じません。アルコールは入っているのはわかるけど、アタックは弱めです。これでも低アルコールではなく16度なので、日本酒としては平均的です。びっくりします。これは本当に飲みやすく、気がつくと…もう半分以上空けてしまいました。

2日目には少しアタックも出てきますが、芳醇なのに瑞々しく、しつこくない味わい。こりゃすごいわ。さすが屋守(おくのかみ)の豊島屋酒造です。

酒造の直売は基本的に土日のみ、やっていないこともあるので、HPをご確認ください


特約店限定の「屋守」は間違いのないお酒です。ぜひ!

【冨士酒造】栄光富士 森のくまさん 妙延 純米大吟醸 おりがらみ生酒 特濃にごり

購入した酒屋さん限定の特濃にごり、久しぶりの栄光冨士です。

森のくまさんも久しぶりに買いましたね。このラベルは熊本地震で被災した熊本城復興のために作られました。
熊本産の飯米「森のくまさん」を使用し、売上の一部を熊本城復興のために寄付しています。山形の酒蔵ですが、熊本城の復興に貢献しているんですね。

【冨士酒造】栄光富士 森のくまさん 妙延 純米大吟醸 おりがらみ生酒 特濃にごり

横置き厳禁天地無用のお酒です。活性しています。しかもこのお酒は酒屋限定の特能にごりです。通常の「栄光冨士 森のくまさん おりがらみ」よりより濁っています。
濃い緑の瓶越しに澱が確認できます。

栄光冨士は全て純米大吟醸で、このお酒も精米歩合50%、酵母は山形酵母、日本酒度-6と甘口です。生酒故に要冷蔵です。
冷やした状態で開栓します。

開栓すると、ガスが抜ける音がしますが、吹き出すほどではありません。まずは混ぜずに上澄みを。
上立ち香はまるでメロン。口に含むと…おお少しシュワシュワの心地よいガス感と共に、とてもジューシーなメロンです。酒米ではなく飯米なので、糖分が多いのですが、それでも甘いだけでなく、酸味と苦味も適度に残しつつ、後味はさっぱりキレます。心地よいですね。

澱を絡めてみました。おちょこの底が見えないくらいの澱です。米の粒が残っています。酒屋限定の特濃だけあって、通常よりもかなり澱が絡んでいますね。
この状態だと…不思議、甘みがよりボリューミーに。通常澱が絡むと苦みもそれなりに出てくることが多いのですが、澱の中にコメの糖分がしっかり残っているんでしょうね。
フレッシュで軽快な飲み口、膨らむ甘み、余韻を残しつつも最後はさーっと切れていくのが流石です。これぞ栄光冨士の真骨頂ですね。
今年のはかなり出来が良いみたいです。
この時期だけの濁り、お早めにどうぞ。


通常版の栄光冨士 森のくまさん 妙延ももちろんここまでおりがらみではありませんが、適度におりがらみです。

森のくまさんは熊本の飯米です。お米もどうぞ。

THE FILM of Nakazima Miyuki IIをPowerDVDで再生しても96kHz 24bitにはならない(条件あり)

昨年末買った中島みゆきのBlu-ray「THE FILM of NAKAZIMA MIYUKI II」ですが、あまりに忙しく見る時間もなく、未開封のままでした。
4月に入り、少し落ち着いたので、やっと開封しました。

昨今、光学ディスクメディアの取り巻く環境は厳しくなっていますね。
Blu-rayディスクについては、再生環境が年々狭まっています。REGZAやSONYはHDD/ブルーレイレコーダーの製造を終了。PCでもBlu-rayドライブの販売終了や生産終了が相次いでいます。

とは言え、こうしてまだパッケージメディアとしては発売されますし、そもそも配信で買うことも出来ないです。今後この手の販売ってどうなるのでしょうね?
Blu-rayで買う理由の1つは音質で、ここは配信ではPCMで高ビットレートというのが、映像含めたものはほぼないんですよね。

Blu-rayは規格上、LPCM(非圧縮デジタル音声)は最大で192kHzサンプリング、24bitで8ch(7.1ch)にまで対応しています。パッケージでディアとしては最高峰です。これは4K対応のUltra HD Blu-rayでも同様です。
しかし、Ultra HD Blu-rayは普及せずに再生環境は著しく限られ、PCでも再生可能なBlu-rayですらドライブの入手が次第に難しくなってきています。

せっかくPCで再生してもハイレゾ再生が難しい

今回買った「THE FILM of NAKAZIMA MIYUKI II」ですが、残念ながら手持ちのPowerDVDで再生しても、出力は96kHz 24bitにはなりません。

PCのサウンドボードでは48kHz 16bitになってしまう

残念ながら、PC環境ではダウンコンバートされてしまい、CDに近い48kHz/16bitになってしまいます。
これはPowerDVDでWASAPIにチェックを入れても同様で、Blu-rayディスクの著作権保護(AACS)のProtected Audio Path(PAP)によるものだそうです。
内蔵のサウンドボードでもPAP対応のものもあるようですが、基本的にはNGだそうです。
ではどの環境なら良いのかと言うと、HDMI経由のみLPCMのハイレゾが通るようです。USBオーディオはそもそもPAP非対応だそうで。

ということで、ハイレゾのまま楽しむには、高品質なアナログ出力をもつBlu-rayプレーヤー(レコーダーでも可)、またはHDMI入力のあるAVアンプでないと困難なようですね。
PCからでもHDMI経由で対応アンプに接続すればダウンコンバートせず再生できます。

我が家はリビングのAVアンプでハイレゾ再生はできます。が、自室のオーディオで再生したいんですよね…。困ったものです。

【五十嵐酒造】天覧山 純米酒

珍しくイオンのリキュールコーナーにあったものを購入。

割引になっていて、1本千円しなかったので買ってみました。
いつもは五十嵐酒造の特約店限定の「五十嵐」を買っていますが、スタンダードな昔からの「天覧山」は逆にあまり買う機会がなくって。
でも五十嵐酒造の酒ですし間違いはないはず。

ラベルも極めてシンプルで合理的。
精米歩合70%の純米酒、酒米は非公開、奥秩父の天然地下水を使用したお酒です。

カラメル色のお酒

製造が去年の5月と1年近く前です。お店で熟成されたか、はたまた元からこうなのか、まず上立ち香はやや熟成香を伴うカラメルのような感覚。
まずは冷や(常温)で口に含むと…ああ、この香ばしい上品なカラメルの甘みと燻したナッツのような渋み、これぞ昔ながらの寝かせた日本酒です。
これは絶対に温めたほうが良いなと思い温燗に。うん、より甘みと酸味が出てきて俄然バランスが良いです。最近のよくある芳醇で甘い日本酒とは一線を画すものの、酒好きがたまに飲みたくなる味わい。もう今は気温が上がってきましたが、冬に燗で飲みたいですね。いや、温燗ならこの時期でも旨味や酸味を存分に感じつつ、ゆっくり余韻を残す味わいを楽しめます。

ちなみに次の週にイオンに行ったら綺麗さっぱり無くなっていました。もう1本買っておけばよかったな。


一升瓶の6本セット! 飲食店向けでしょうけど、これを買って家庭内熟成させるのも面白そうです。