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来月の撮影に向けて掘出し物が! Anker 535 Portable Power Stationが激安だったのでゲット

所要があり、ちょっとした買い物&時間を潰すためふらっと寄ったお店で…

あえて文字には書きませんが、ドのつくお店のグランドオープンで、まさかのAnker 535 PowerHouse 512Whがびっくりのお値段。午前9時台、数台の在庫がありました。
隣にはEcoFlowの256Whのバッテリもかなりお安くなっていましたが、Anker 535はAC出力が正弦波出力となっていて、扇風機など500W 以内なら100Vのどんな家電でも使えます。簡易UPSとしても使えるようです。

個人的に災害用と車中泊用にバッテリは欲しいと思いつつ、高価なのと、さほど使わないだろうと思って躊躇していたのですが、この値段ならありかなぁと。
で、結局買ってしまいましたとさ。

これは冬の撮影の車中泊で使えるぞ!
12月の撮影、車中泊場所は確保していますが、去年は冬用の寝袋を使っても明け方は流石に寒かったので…。これがあれば、電気敷布団も余裕だぜ。ってことで、ブラックフライデーセールで安くなっているのでこういうのも調達。

このバッテリなら屋外の長時間撮影とかも出来そうですし、あればあったで何かと重宝しますね。

あとはトイレ用に暖房欲しいと思っていたので、300Wで手元足元を暖めるくらいですが…これなら接続できます。

もっと上級機種なら1000Wや1500Wといった出力も可能ですが、こちらはAnker 535はミドルクラスなので、ACコンセントは最大500Wまでとなっています。
ギリギリを攻めると出力停止してしまうので、これが上限かな。もっとも、バッテリ容量512Whなので、300Wのヒーターはせいぜい1時間半しか使えませんが…。

ってことで本格的にアウトドアで使いたいとなるとちょっと出力は物足りないでしょうけど、軽いアウトドア&防災用としては十分かなと思いました。
Amazonのブラックフライデーセールより大幅に安く買えたので満足です。

AFモータ内蔵のFtoZマウントアダプター MonsterAdapter LA-FZ1が発売されたので買ってみた

2025年春のCP+でMonsterAdaptorの日本の代理店である焦点工房が参考出品していた、ZマウントボディでAFカップリングを使用するAFモータ非内蔵のレンズでAF駆動が可能なモータ内蔵マウントアダプターLA-FZ1。
CP+当時はまだベータ版にすら達していない完成度でした。

2025年3月のCP+で展示されていた試作品のMonsterAdapter LA-FZ1

2025年夏夏に発売予定でしたが、結局日本では10月3日より販売開始となりました。

定価は¥69,000ですが、執筆時点で焦点工房や楽天などでは¥55,800(執筆時点)で販売されています。

ただ、初期入荷したものはすぐ完売状態のようで、注文しても届くのに少し時間がかかるようです。
アリエクでも販売していますが、輸入だと保証が効かないので、日本国内の代理店での購入が望ましいでしょう。

発売日から数日後の楽天スーパーセールの期間で購入したので、初回入荷分には間に合わず、届いたのは手配から1か月以上経過した11月中旬になってからでした。

さすがに定価が7万円近いものだけあって、質感は十分です。


ところでなぜNikon純正品で出ないのか、以前もブログに上げましたが、元一眼レフ開発者のXのフォロワーさんの書き込みがとてもためになりました。

なるほど、像面位相差の補正データが必要ということです。
その補正データはてっきりレンズ内に格納されていると思いきや、ボディ側なのだそうです。というのも、カメラのAFセンサの特性の違いや、像面位相差の場合はカバーガラスやカラーフィルタの特性でも変わってくるからなのだそうです。
確かに、新しいレンズが発売されると、場合によってはレンズデータの更新やファームウェアの更新が入ることがありました。なるほどそういうことなんですね。

Nikonは過去にモータ非内蔵AFレンズを100種類以上販売してきました。このため、これらのレンズの動作検証には相当の時間がかかります。
開発リソースがCanonやSONYと比較して少なそうなNikonだと、こうしたレンズアダプターの販売は完璧が求められるので、なかなか販売に踏み切れないのでしょう。
SONYはよく頑張って、モータ内蔵Aマウントアダプタのために、過去のMINOLTA時代を含む各Aマウントレンズの動作確認を行いましたね。さすがとしか言いようがないです。
もちろん、Nikon純正で今後出ることがあるなら、それも買いたいですね。
NikonのFマウントレンズでも、AF-SやAF-P、古くはAF-Iレンズが純正のマウントアダプタFTZ/FTZ IIでZマウント機で遜色なく使えるのは、これらのレンズのデータ取りをしっかり行えていたからでしょうね。

手持ちのモータ非内蔵AFレンズはすべて対応していた

今手元に残っているモータ非内蔵AFレンズは以下の通りです。

いずれもDタイプ、いや1本だけGタイプです。あれ、意外と少ないw
ただ個人的にDC-Nikkorで使いたくてこのアダプタを買ったので、いいんですよ。またそのうち中古でレンズも増えるでしょう。

現状、すべてのモータ非内蔵レンズに対応しているわけではありません。
例えば、AI AF Nikkor 35-70mm F2.8(S/D)は現在のファームウェアでは非対応です。
まだテストを実施しておらずデータが得られていない、あるいはテスト中、若しくはテストでうまくいかなかった、のいずれかでしょう。
執筆時点で最新のFW ver1.10での対応レンズリストは以下のリンクのPDFに書かれています。
https://stkb.co.jp/file/la-fz1_checklist.pdf

また、非純正のレンズメーカー製のレンズ、例えばSIGMA、Tamron、Tokinaなどのモータ非内蔵AFレンズも動作しません。
手持ちのレンズでは、以下の2本を手元に残しています。

  • Tamron SP AF 90mm Macro F2.8D (Model72E)
  • SIGMA APO 70-300mm F4-5.6D MACRO

これらを着けたときにどういう挙動になるかも、いずれテストしてみたいと思います。

Monster Adapter LA-FZ1とNikon D850のマウント部を比較する

NikonのBODYとマウントアダプタ部の比較では、パッと見では大きな差は感じられません。

パッと見は…ですが細かく見ていくと違いはありますね。
まずマウントを留めているネジは、LA-FZ1が4本のトルクスネジに対し、D850は5本のプラスネジです。ちなみにNikon純正のマウントアダプタFTZ IIもD850と同じ5本でした。

電子接点の部分は大きな差はないですが、絞りレバーの形状が異なりますね。LA-FZ1はD850のようなL時の折れ曲がりはなく、ただの平らな板金で、これは剛性に差が出そうな感じはあります。

そしてAFカップリング部、LA-FZ1は突き出し量が少ないように見えます。ノギスで測ってみたところ、マウント端面とAFカップリング先端でLA-FZ1は1.2mm、D850は1.65mmでした。やはり若干突き出し量が少なく、LA-FZ1のほうが遊びが大きいかもしれませんね。
試作機で空回りするような音があったのも、突き出し量が少なく空回りしていたのかもしれませんね。

そのへんに転がっていたwAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dを装着してみました。撮ってみた写真がこちら。

AFはちょっと迷いました。また精度もちょっと怪しいこともありますが、ちゃんとAFが合った写真は…あれこのレンズこんなによく写るのか!
AF-SのMicroが出たあとも、古いDタイプが延々売られ続けていた理由がわかります。このレンズもなかなかの写りですわ。
面白いことに、この写真データのExifを見ると、Gタイプレンズとして表示されていました。

Lightroom ClassicではGタイプとして表示されている

これだと、Lightroom側の補正データもGタイプと扱うのかなとレンズ補正の項目を見ると…

JPGではプロファイルがないと言われる

JPGデータではレンズプロファイルがないと言われてしまいます。

RAWだと正しいプロファイルが充てがわれている

RAWだとちゃんとDタイプのMicroと認識していますね。
この辺りはもう少し色々検証する必要がありますね。

実際の使い勝手やAFの精度、動作状況などは、もう少し細かく精査して記事にしていきたいと思います。

【小澤酒造】澤乃井 純米生原酒 しぼりたて 無濾過中汲み

先日奥多摩に行った際に、小澤酒造の澤乃井園で買ってきた新酒です。

ワクワクする新酒の季節です。10月末から販売している期間限定の生原酒。前回は本醸造の新酒でしたが、こちらは純米酒、アルコール度数は17度と一般的な数値となっています。

【小澤酒造】澤乃井 純米生原酒 しぼりたて 無濾過中汲み

生酒なので要冷蔵。酒米や酵母は非公開。精米歩合65%。情報はこれだけです。公式HPによれば、日本酒度は+2でやや辛口。ただ何度も書いているように、これはただ水との比重に過ぎない数値で、実際に甘い花蕾を感じるのは酒次第です。
前回飲んだ本醸造の一番汲みが殊の外良い出来だったので、こちらも期待できそう。

ほんのり黄色のお酒

汎用のおちょこ買わないとね…。
生酒なので冷蔵の状態からいただきます。上立ち香は爽やかなメロン。口に含むと…思いの外どっしりさがありますね。一番汲みよりも甘味は控えめですが、全体としてのバランスはむしろこちらのほうが良いかな。やや濃厚な一番汲みに対して、こちらはスッキリとしたメロンのような甘み、酸味、そして案外どっしりとしている。新酒にあるフレッシュさを感じさせつつ、落ち着きも出ているのが面白いです。少し寝かせるとさらに落ち着きが出そうな味わい。
温度帯は、酒造推奨の冷えた状態でしっかりした味わいです。温めるより冷やしてキリッといただくのがベストでした。
新酒はその年の酒の出来がわかるといいますが、これは期待ができそうですね。

澤乃井は都内なので購入もしやすいですから、今シーズンの通常のお酒が出回ってきたらまた買ってみたいですね。


通販で買えますよ!

【小澤酒造】澤乃井 しぼりたて一番汲み

11月、新酒の季節になりました。先日奥多摩に撮影に行きましたが、帰りに当然寄るのが「澤乃井」でおなじみ、小澤酒造です。

紅葉はもう少しといったところですが、ここは素晴らしい紅葉の景色が楽しめる酒造の庭で、お酒も飲めるし食事も楽しめます。この日も観光客で大賑わい。
そんな澤乃井園で新酒買ってきました。

新酒、色々出ていましたが、まずはこれ。新酒第一号解禁、清酒ヌーボーだって。じゃあ買ってみますかとなりました。

今シーズンの新酒、澤乃井の本醸造一番汲みです。久しぶりに本醸造を買いました。火入れもありましたが、こちらは生酒です。

本醸造なので醸造アルコール添加。これを嫌う日本酒好きも多いのですが、それは安酒の醸造アルコールが不味いからで、ちゃんとした日本酒の醸造アルコールは味を整え辛さを出すと言った目的もあり、ただ安く作るために醸造アルコールを入れるかそうじゃないかで味わいはだいぶ変わります。
こちらは精米歩合65%とわりかし削っています。アルコール度数は19度でやや高め。お店の表示ではやや辛口だそうです。

【小澤酒造】澤乃井 しぼりたて一番汲み

令和7年度(2025年度)のしぼりたてです。無濾過生、瓶内でまだ発酵しています。今回は四合瓶でキャップが回転式でゆっくり開けられますが、一升瓶は栓なので開栓注意となっています。

酒米や酵母、日本酒度などの情報は非公開。さてどんな塩梅かな?

薄黄色のお酒、ごくごく微発泡 おちょこは澤乃井のではなくてすみません

要冷蔵なので冷やした状態で。
開栓時にガスが抜ける感じはありません。ものすごく活性している感じではないですね。上立ち香はラムネのような爽やかな甘みを感じますね。
注いでもシュワシュワまではいかないですが、微発泡感は残っている様子。口に含むと…えええ、これ本当に醸造アルコール入っている!? スッキリと爽やかなシャインマスカットのような甘みが広がり、ごくごく微発泡なガス感があり爽快、後からアルコール度19度らしい辛さも出てきますが、そこまでアタックは強くないです。
こんなに爽やかで華やかな本醸造はあまり飲んだことがないです。ホント、ヘタな純米酒よりよっぽど爽やかです。スイスイ入ってしまいます。でもアルコール度数やや高めなので要注意です(笑

もちろん醸造らしく少し重みはあとから来るものの、華やかさと爽やかさ、瑞々しいフレッシュさが際立っているので、そのバランスをとるための醸造アルコールという後味で、こんなにバラエティに飛んだ味わいは中々です。気に入りました。これは、来季もまた買いに行こうと思うし、火入れ版も飲んでみたくなりました。
澤乃井園、今週来週くらいが紅葉のピークになりそう、駅からすぐの場所です。駐車場もありますが昼間は激混みなので、電車がおすすめです。飲めますしね。


なんと通販で買えるようです。他のお酒とともにどうぞ。良い意味で本醸造のイメージが変わりますよ。

【せんきん】あかとんぼ

タイトルだけだと知らない人には何のことかさっぱりわかりませんねw
先月栃木の妻の実家に行った際に買ってきたお酒です。

日本酒ですよ。でも瓶だけ見ると赤とんぼしか描かれていない(笑 でも日本酒好きな人ならファンも多いのがこの時期限定のお酒、せんきんの「あかとんぼ」

仙禽(せんきん)ブランドのお酒とは別に、こうして季節限定で出している秋のお酒です。他に「ゆきだるま」「かぶとむし」のような季節限定商品もあります。

【せんきん】あかとんぼ

近年のせんきんのお酒は、その土地の同じ源流の水で育った自社管理の酒米と仕込水を使う、ワインで言う「ドメーヌ」で醸しています。
酒米は「ドメーヌさくら・山田錦」を使用。全てせんきんの地元、栃木県さくら市で作られています。
精米歩合は麹米50%、掛米60%、無濾過原酒ですが、生酒ではなく火入れ酒です。アルコール度数は14度と少し低めです。生酛造りだったと思います。
せんきんは大好きなブランドの1つです。毎年楽しみですね。

火入れ酒ですが、お店では冷蔵保管でしたので、自宅でも冷蔵保管。
上立ち香は爽やかな柑橘系の酸味。口に含むと…これだ! まろやかな酸味です。これが好きなんです。強くはないけど柑橘系の円熟したまろやかな酸味、甘みは程々に、そしてひやおろしらしい少し落ち着きのあるアタック、旨味と苦みの調和が素晴らしいです。
毎年飲んでいますが、今年は特に自分の好みの酸味です。マスカット系というよりは柑橘系ですが、みずみずしさを残しつつも落ち着きのあるどっしり感が最高ですね。

いつも四合瓶でしか買えませんが、一升瓶で買いたかったなぁ。そういうお酒です。もう店頭からほぼなくなっていると思いますが、見かけたらぜひ!


もうどこも在庫切れで通販では買えない「あかとんぼ」、冬の「ゆきだるま」に期待しつつ、こちらもどうぞ。

スギヤマのビルドイン浄水器K-37Mの水漏れがひどいので補修した

息子の小学校のクラスが学級閉鎖になった影響で、1日家にいる羽目になってしまいましたが、せっかくの時間が出来たので、古びた家の不具合の修繕を。
うちは賃貸となっている分譲マンションを転勤社宅で借りているので、家の修繕は自腹を切ってやる必要はないのですが、とにかく不動産のレスポンスが悪く、連絡してもすぐ来れないし、来ても型式だけ確認して帰って次の修理は大家さんにお伺いを立てて…ととにかく時間がかかるので、あまり費用がかからない修理は自分でやってしまいます。

キッチンのビルドイン浄水器、以前からポタポタと水栓を閉めても水が漏れてくる状態。最近ひどくなってきたのでいよいよ修繕します。

浄水器の蛇口の型番を調べます。何せ築23年ですから、水周りは傷んできますよね。カメラを突っ込めるスペースがないので見切れていますが、K-37Mの型式と、下にスギヤマの文字が見えます。
調べると、このスギヤマは水栓をOEMやODMで販売しているメーカーで、浄水器自体はメイスイです。スギヤマ自体はOEM/ODMメーカーなので一般に部品供給はしていないようです。

さてスギヤマK-37Mで検索すると、やはり水漏れの事例がいくつか出てきて、これの修繕例が出てきましたので、参考にして交換作業に入ります。
まずは部品調達。どうやらKAKUDAIの070-001という部品が互換性があるようです。

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左止水用です。一般に蛇口、というかネジ全般として時計回り方向が締める方向(止水方向)ですが、このタイプは逆方向(反時計回り)が止水となるタイプです。
止水レバーが右側から生えていて、レバーを下方向に動かすことで止水となるタイプです。
では作業に入ります。

まずは元栓を閉めておきましょう。これを忘れると大変なことになります(笑)大抵台所の下に元栓の蛇口があります。
止水レバーの先端のキャップを外します。するとプラスネジが見えるのでこれを緩めて外し、止水レバーを抜き取ります。

あまりキレイではないですがご勘弁を。写真を撮る私も写っていますが気にしないでください(笑
さて止水レバーを外すと、黄銅の水栓本体が見えます。

黄銅の古い水栓をモンキーレンチを使って外します。

新旧部品並べてびっくりです。古い水栓は黄銅が茶色になっています。最初色が違うのかなと思いましたが、こんなに変色するのですね。
止水機構自体はゴムパッキンではなく、プラスチックの部品が幾重にも重なって止水するようです。なるほど。

後は逆手順で復元します。作業自体は簡単ですが、水回りの作業なので慎重に。
復元したら元栓を解放。ちゃんと水漏れがなく使えることを確認できました。

水周りも流石に築20年を超えると傷んできますね。実はこの浄水器の水栓本体の裏側の取り付け部、木が腐ってきて水栓自体がガタガタなんですよね。
概ね四半世紀でキッチンをリフォームする家も多いですが(うちの実家もそうでした)、次トラブルが出てきたら大家さんに相談ですかね。

転勤してきて13年、後何年住むことになるのやら…

【小林酒造】鳳凰美田 季節限定品 ブラッドオレンジ

今月半ばに栃木の妻の実家に行った際に妻が買ってきたお酒です。

その特約店では、すでに四合瓶が売り切れ、一升瓶も残り少ないので、ぐいっと背中を押しておきました(笑
こちらは日本酒「鳳凰美田」にイタリア産「ブラッドオレンジ」や夏みかん、りんご、ぶどうを混合したリキュールです。

鳳凰美田はこうした日本酒と果実を組み合わせたリキュールでも有名ですね。こちらは季節限定品ということで、定常販売ではないため、中々買えないお酒です。

生詰め充填しています。純粋な日本酒には賞味期限はありませんが、こちらは果実を充填している生酒、しかもアルコール度数は5%と低いため、賞味期限の設定が製造から3ヶ月と短い上に、開栓後は速やかにお召し上がりくださいとなっています。立てて保管ともあり、一升瓶だとこれが難しいですが、何とか冷蔵庫のスペースは確保。
さてどんな味わいかな?

見た目はもう果汁100%ジュース

もちろん冷やした状態で。果肉がたっぷり入っているので、ゆっくり瓶を撹拌して注ぎます。
香りはもう完全にオレンジ、当たり前か(笑)。口にふくむと、もうこれはジュースだわ。オレンジジュースです。圧倒的柑橘感!
アルコールはほぼ感じませんが、5%あるのでビールに近いくらいにアルコール度数はありますが、スイスイ飲めます。それだけに飲み過ぎ注意です。
ブラッドオレンジ、結構ガツンと酸味は強めですが、後味に甘味と苦味が良い塩梅です。自分にはほぼジュースですが、最近アルコールに弱くなった妻にはお酒だったようです。

初夏から夏の終わりにかけての出荷なので、もう今はほぼ買えないですが、来年また買うチャンスは有るかな?


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運動会の撮影用にManfrottoのXPROフルードビデオ一脚MVMXPROA4が安くなっていたので買ってみた

子供たちの運動会、自分は動画担当なのですが、年々撮影環境が悪くなって、三脚を据えての撮影が厳しくなり、去年はManfrottoのビデオ一脚をレンタルして使ったところ、これがなかなか良い塩梅でした。


ただ、使用頻度はそれほど高くはないため、今年もレンタルしようと思っていたところ、とある場所で価格コムよりも1万円以上安く、いや正確には価格コムに掲載されている業者で会員割引があり、その割引が1万円以上だったので、これはレンタル3回分で元が取れてしまうので、購入することにしました。

ManfrottoのMVMXPROA4、アルミ一脚です。本当はカーボンのものが欲しかったけど、かなり安かったので文句は言いません。それにManfrottoの場合、カーボンでもアルミとさほど差がないんですよね。。
MVMXPROA4が重量1.2kgで耐荷重8kg、カーボンのMVMXPROC5が1.0kgで耐荷重5kgです。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1029985.html

去年借りたタイプの後継品になります。ただこの一脚自体も発売から年数が経過していて、既にManfrottoのHPでは掲載終了のようですが、深堀りすると末尾にUSとつくモデルが掲載はされています。
日本では2016年11月発売の製品です。日本向けは、輸入代理店でアウトレットが販売されているので、もう在庫限りっぽいですね。

一脚の下に小さな三脚形状の脚が取り付けられ、軽いカメラなら自立できるようです。FLUIDTECHという油圧ボール機構で滑らかなパンや傾けが可能です。去年借りたものはだいぶヘタっていたのか、油圧機構とは言えやや抵抗感がなくスルスル動いてしまうきらいがありましたが、今回の新型のFLUIDTECHは滑らかにパンできます。改良されているからか、新品だからかわかりませんが、この滑らかさなら動画撮影にも威力を発揮しそうです。
これが人の多いの狭い場所での撮影に有効で、全高192cmと身長より高い位置にカメラを設置できます。そのままではファインダや画面見えないですが、そのために外部モニタを持っているので、モニタを見ながらの撮影ですね。
ビデオ雲台は手持ちSmallRigのがあるので、それを取り付けました。

SmallRigの比較的軽量なビデオ雲台とNikon Z8にNIKKOR Z 24-200mm、これで足を縮めた状態であれば、何とかギリギリ自立できる状態です。
ですがメーカーも自立は保証しないので、あくまで安定のためのミニ三脚と言ってよいです。
また耐荷重的にも大型望遠レンズをつける用途には不向きですね。せいぜい300mmクラスの望遠レンズまでにとどめたほうが良さそうです。

これに外部モニタをクランプと自在アームで取り付けて撮影に挑みたいと思います。
今年は娘が小学生最後の運動会ですしね。


Buffaloの無線LAN中継器をリプレースしWi-Fi6化してみた

我が家の無線LAN環境、コロナ禍に当時はまだ新しかった無線LAN規格のWi-Fi6化を進め、2020年にWXR-5950AX12の導入で主要な部屋はこれ1台でだいぶ電波も届くようになりましたが、寝室だけは少し入りが悪い箇所があり、中継器としてWi-Fi5のWEX-1166DHP2を導入していました。
ただいずれも5年以上経過したので、まずは中継器のWi-Fi6化を目指すべく、WEX-3000AX4EAを導入してみました。

WEX-3000AX4EA Buffaloダイレクトの整備済み再生品なので簡素なパッケージです

もちろんメインの無線LAN親機もWi-Fi7化したいところですが、うちにはまだ対応機器(手持ちのASUS Zenfone 11 Ultraも海外向けはWi-Fi7対応だけど日本向けはWi-Fi6E)もないので、これは来年以降ですかね。

今までのWEX-1166DHP2と違って、WEX-3000AX4EAはEasyMesh対応で、親機のWXR-5950AX12ももちろん対応しているので、これでより効率的にWi-Fiメッシュによるネットワークが構築できそうです。
設定は簡単で、親機のEasyMeshをあらかじめ有効にし、子機をWPSで接続するだけです。

寝室の入りが悪いので、隣の洗面所に中継機を設置

さて従来機がWi-Fi5だったので、Wi-Fi6化でどれだけ効果があるか?
まずは中継機を挟まずWXR-5950AX12からの電波で、リビングでZenfone 11 Ultraを使って速度計測してみました。

WXR-5950AX12に直接繋いでテスト

インターネット下りで1Gbpsを超えていますね。スマホでこれなら文句ないですね。主流の1Gbpsの有線LAN超えです。
最近仕事でWi-Fi機器を組み込んだテストをしていますが、Buffaloの中上級の民生用無線LANルータ、スループットだけならかなり良いんですよ。ただ、大量のコマンドを送るようなプログラムを流すと、そこは法人向けの無線LAN APのほうが優秀なんですけど、家庭用としてなら中々いいんですわ。

次に旧中継機のWEX-1166DHP2越しに寝室で計測したものです。

旧Wi-Fi5中継機のWEX-1166DHP2寝室でテスト

Wi-Fi自体の速度も205Mbpsに低下、インターネット下り速度は117Mbpsまで低下しています。これでも普通にSNS見る程度なら問題はないんですけどね。

では中継機をWEX-3000AX4EAに切り替えます。

WEX-3000AX4EA 寝室でテスト

おお、Wi-Fi速度自体が倍以上の531Mbps、インターネット下り速度も513Mbpsまで向上。やっぱり古いWi-Fi5機器より性能良くなっていますね。
一番電波の届きが悪かった寝室でこれだけスピードが出れば文句ないです。
やはりWi-Fi機器は定期的に更新するのが一番ですね。

【外池酒造】望 bo: 生酛純米 活性生にごり

3連休明けからまた仕事がものすごく忙しくなってしまいました。ブログ更新もままならないです。
本当は今日は仕事の休みを取って撮影に行きたかったのですが、休みをキャンセル。ストレスが溜まったので、三連休最後に栃木の妻の実家に行った際に買ってきたお酒を開けました。

栃木といえば、外池酒造です。栃木もいろいろな酒蔵がありますが、外池酒造のお酒は都内では自分の生活圏内でなかなか手に入らないので、栃木県内で買うのが一番。
ってことで、正月に行ってきた酒屋に行ってみましたが、なかなかツボな酒が多い店なんです。

外池酒造といえば、昔から「燦爛(さんらん)」が有名ですが、「望 bo:」は新たなコンセプトのお酒造りのブランドとして立ち上げています。最近こうした新ブランドを立ち上げる酒蔵、増えてきましたね。

遥か遠くを見渡せるような、すがすがしい透明感と、淡麗かつ芳醇なまあるい甘みがクセになる美味しさは、きっと誰もが気に入ってくれるはず。
また、ルビの「bo:」(ぼう)は「buono(美味しい)」という意味にも。
望シリーズはすべて無濾過でアルコール16度の原酒。そしてアルコール添加をしない純米酒。どれも食中酒にふさわしく、酸のキレがある味わいが特徴的。

とのことです。
なお、酒蔵の直売では販売せず、特約店限定商品です。

大好きな生酛づくりです。そしてこれは火入れしていない活性生濁り。蓋にガス抜き穴があるので、吹き出すことはほぼないですが、開栓注意です。要冷蔵で立てて保管が原則です。
酒米は秋田県産酒こまち、精米歩合65%。日本酒度や酵母などは非公開です。澱が多く沈殿していますね。これは絶対美味い酒ですよ。

要冷蔵なので冷やした状態で。
ゆっくり澱を絡めて慎重に開栓。うん、ガスが上がってくる感じはないですが、わずかに発泡感は残っていますね。

上立ち香は爽やかなマスカット系。口に含むと、わ~、口いっぱいに広がる爽やかなマスカットのような瑞々しい甘味と酸味。いわゆる生酛っぽいとろりとした甘さと乳酸強めの酸味ではなく、フレッシュな生酒そのものです。やっぱりお酒って先入観を持っちゃいけませんね。
澱も苦みは強くなく、キレの良さに貢献しています。どちらかというと甘口寄りの酒ですが、程よい苦味と酸味とキレの良さが抜群です。
なのでスイスイ入って疲れた体に染み渡ります。気がつけば残りが(笑
これはすごいお酒だ! 見かけたらぜひ買ってください、望 bo:


活性生にごりはもう取扱がある店は通販にあまりないですが、通常の生酛純米は売っていますね。これも飲んでみたい。

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