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初代Fire TV Stickが遅いので第2世代に買い換えた

Amazon Prime会員になってすぐに買った初代Fire TV Stick、買ったのは2015年あたりなので、かれこれ5年使っていますが、購入当時と比べてPrimeビデオもコンテンツが大幅に増えて、追加アプリも増えた結果、かなり動作が重くなってしまいました。
立ち上がりも2,3分かかるようになり、ボタンのレスポンスも相当遅くなってしまい、古さを感じるようになったので、買い替えてみました。

なんと今なら4,980円のところ、2千円引きの2,980円! Amazonは時々自社ブランドの製品はタイムセールで大幅値引きするので、買うならそういうタイミングですね。Fire HDもタイムセールで買うのが吉です。

第2世代のFite TV Stickも、登場は2016年10月なので、もう4年近く前なんですね。

ただ、CPUやGPU、WiFiは大幅に強化されています。
初代はCPUがBroadcom BCM28155 1.0 GHz Cortex-A9なのに対し、第2世代はMediaTek MT8127DクアッドコアARM 1.3 GHzに強化されています。
WiFiも初代は2.4G帯にしか対応しませんでしたが、第2世代は11acの5G帯に対応しています。
うちのテレビはまだ4Kではない、REGZA ZG2なので、これで十分です。今どきの4Kテレビなら、大手のミドルクラス以上なら、Primeビデオに標準で対応していますしね。

新しいFire TV Stick、なんと言っても、リモコンがAlexa対応になっているのが大きいですね。Wikipediaによれば、2019年に、Fire TV Stick 4Kに付属のリモコンと同じものが、2Kモデルの第2世代のStickにも同梱されるようになったとのこと。

番組を検索する際に、従来はスマホ側のPrimeビデオアプリから探して、Fire TVに飛ばす、と言う操作が必要だったのが、Alexaで解決できるなら、操作性は大幅に改善されると言っていいでしょうね。

Fire TV Stick 第2世代(左)と初代の比較

第2世代と初代の比較。まずStick本体が、第2世代の方が大きくなっていますね。
リモコンも、初代はシンプルでしたが、第2世代のリモコンは、Alexaに対応、かつテレビを直接操作できる赤外線に対応した、リモコンとしては第3世代にあたるものが付属しています。

リビングのテレビはほとんど子供たちが見るのに使っているので、まだリモコンは試せていませんが、子供らがAlexaを使うようになったら、リモコンの取り合いになりそうですね~。

取り付けてセットアップしただけで、まだ動作は確認していません…

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

初めて行った酒屋で買った、初めて買ったブランドのお酒。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

ラベルが黒板になっていて面白いですね。
旭日とあるので「きょくじつ」と読むのかと思いきや、「あさひ」と読むそうです。しかもよくよくみると、旭日のまえに十が入るようで、「十旭日」で「じゅうじあさひ」と読むようです。うむむ難しい。

酒自体は、麹の割合が39%ということで、以前飲んだ土田の麹九割九分よりは比率は抑えているものの、通常の日本酒よりやや麹の割合を高めています。

にごり生で生酒です。協会7号酵母、酒米は雄町で精米歩合70%と削りは少なめ、日本酒度は-38! 超甘口です。

香りは華やかで、口に含むと…なんと濃厚! 土田の麹九割九分とはまた違った甘さで、こちらのほうががぐっと濃厚な甘さです。酸味もそれなりにありますが、それ以上に麹らしい甘さが引き立っています。それでいてアルコール度数は一般的な日本酒と同等の17%ですから、調子に乗ると後に響くでしょう。
かなり濃厚な甘さと飲み口で、適度な苦味もあります。後味もかなり濃厚な麹特有の甘さが残ります。食中酒というよりは食前酒、または食後に飲むのが良い感じです。

開栓注意とありましたが、開栓時はガス感はなく、また飲んでみてもガス感はなかったので、発泡シュワシュワ系ではなかったです。出荷すぐであれば、また違ったかもしれません。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

HPのアドレスで、読み方がわかりました(笑) よく見ると「旭日」の前に「十」らしきものが。

ところで、黒板ラベルは、日付が令和2年3月9日となっていて、これが出荷日のようですね。

しっかりした酸、と書いているものの、思ったより酸味は感じられず、シュワシュワ感もなかったことから、生酒の難しさを感じます。これ、出荷から早い時期の3月から4月に飲んでいたら、印象は違ったかもしれません。

次はぜひ出荷すぐのフレッシュな状態で飲みたいですね。

タイムラプス用に五色トウガラシをインターバル撮影し続けているけど…

なかなか実が膨らまない!

先週の土曜日から、五色トウガラシの実の成長をタイムラプス化するため、インターバル撮影を開始しました。

タイムラプス用インターバル撮影を開始 カメラはD810

Nikon D810にAI AF Micro-Nikkor 60mmf/2.8D、長期間の撮影の為、ACアダプタ-EH-05b(現行はEH-5d)と、パワーコネクタEP-5Bを使用し、AC電源供給しています。

2分毎に1枚の撮影を数日かけて行う予定でしたが…

インターバル撮影開始直後 20/7/4午前
20/7/5夜
20/7/6朝

あれ、引っ込んじゃった…
実も膨らんでいきませんね。今週はずっと天気が悪いようなので、実の成長も期待できないかも?

でも試してみないちわからないのが、自然相手の撮影ですしね。
お隣のアサガオも気になるところですが…。

殆どのタイムラプス用インターバル撮影は、失敗の連続です。が、失敗の積み重ねのもとに、成功は成り立つものです(キリッ


タイムラプス用のインターバル撮影は長期戦になるので、ACアダプタは不可欠です。ただ、AC電源が取れないところだと、他の手段を考える必要がありますが。

娘のアサガオを移植

2年目の五色トウガラシと…

冬を越して、葉っぱが全て落ちて枝だけの状態から、ここまで復活した五色トウガラシ。トウガラシ本体?も、たわわに実りました。

ところで、この鉢植えに間借りしているやつがいまして…

アサガオが間借り中

小学生の娘が、突然持ち帰ってきた葉っぱ。ビニル袋にれられて渡されたようですが、なんて乱暴な…。だいたいどこの家にも庭だの鉢植えだのがあるわけ無いでしょうが! うちにはたまたま鉢植えがあったので、間借りさせましたが、小学校って事前連絡とかないのか? あっちは世界が違うのか?

で、鉢植えは100均で買えましたが、土がどこも品切れでして、2週間ほどして、やっと土を調達できました。田舎だったら、土買うなんてありえないけどね。

無事独立したアサガオ

やっと土が買えて、アサガオが独立しました。さてうまく成長するかな?

トウガラシの実が生えそう

五色トウガラシも、あらかた花は実になって成長してしまいましたが、まだこれから実が生えそうな蕾を発見。
またタイムラプスで遊んでみようかな?

【WAKAZE】三軒茶屋のどぶろく ~Orange and Criander~ recipe no.047

かなり長いタイトルのお酒。三軒茶屋とあるように、製造場所は、東京都は世田谷区の三軒茶屋。

WAKAZEは2016年創業、2018年には三軒茶屋に「その他の醸造酒」免許を取得した、若い酒蔵です。ただ、この「その他の醸造酒」免許では、日本酒にあたる「清酒」は製造できません。
今回のタイトルにある「どぶろく」、いわゆる米と米麹を発酵させて濾さない(米粒をそのまま残す)濁酒は、酒税法上は「その他の醸造酒」になるため、この三軒茶屋では、おもに「どぶろく」を製造しているようです。

清酒に当たる日本酒については、現在山形の酒造に委託し製造しているようですが、これは日本酒製造免許の新規取得が非常に難しいからで、新規ブランド、または復活ブランドの酒蔵は、古い酒蔵からの酒造免許の譲渡売買で成り立っているようです。

とまあ日本酒の裏事情はともかく、日本酒を世界の酒にしていくという気鋭のWAKAZEのどぶろく、酒好きの同僚に確保をお願いし、代理購入してもらいました。

【WAKAZE】三軒茶屋のどぶろく ~Orange and Criander~ recipe no.047

見切れている子どもたちは気にしないでください(笑

オレンジピールとコリアンダー!?

同じものは2度作らない、と言うコンセプトのようで、今回買ったのはrecipe no.047ということですが、ラベルの副原料にあるように、オレンジピールとコリアンダーシードをを使用し、酵母は協会系のNo.6を、酒米ではなく飯米の「つや姫」を使っています。

全く味に想像がつかない感じで、一口飲み始めると、いやまぁ複雑。元々どぶろくは酸味が強く甘いものが多いですが、飯米で余計甘くなるかなと思ったら、甘さは思ったよりは控えめ(どぶろくとしてはですが)です。まずは酸味と甘さがあり、後味にコリアンダーのスパイシーさが出ています。

【WAKAZE】三軒茶屋のどぶろく ~Orange and Criander~ recipe no.047

いつもの大きめお猪口で飲んでいますが、写真映えしないw。オシャレなグラスで飲みたいですね。

買っておいてなんですが、個人的には、ちょっとコリアンダーが邪魔に感じました。そういう飲み物なんだから、というのはあるかもしれませんが、せっかくのどぶろくのシンプルな米の甘みが、コリアンダーの主張が強くて、後味がずっとコリアンダーになってしまっています。
酸味は好きなので、オレンジピールはよく合っていると思います。

身も蓋もない言い方になってしまいますが、どぶろくは、ひたすらシンプルなものの方が好きですかね。元々どぶろくは日本酒に通じる初歩的なお酒です。
いろいろな味にチャレンジする姿勢は面白いと思いますが、これはこれとして、ぜひ副材料を添加しない、シンプルなどぶろくを定常酒として販売して欲しいな、と思いました。ベースのどぶろくがどんなものなのか、興味があります。


直営バル「Whim SAKE & TAPAS」は行ってみたい

三軒茶屋醸造所に併設されているバル「Whim SAKE & TAPAS」、おしゃれな感じなので、オッサンだけで行くのは気が引ける感じですが、たまにはこういうお店で飲むのも良さそうですね。妻と行こうかな~。

【石井酒造】豊明 純米吟醸 無濾過生酒

初めてのお店で買ってみたお酒です。銘柄自体も初めて。埼玉県は幸手のお酒なんですね。

埼玉県と言えば、神亀を筆頭に、意外と銘酒揃いなんですよ。どうも、埼玉のお酒って聞くとピンときませんが、これが埼玉の宿命なのかな?何事につけても…。

【石井酒造】豊明 純米吟醸 無濾過生酒

実はこのお酒…ちょっと問題がありまして、恐らく製造時の問題と思うのですが、蓋がしっかり閉まっていなかった可能性がありまして、輸送時微量の漏れがありました。開戦前に封印がくるくる回ってしまいまして、しっかり栓が入っていなかった可能性が高いです。

ご近所のお店だったら、クレーム交換してもらいたいところですが、車で行った、ちょっと離れたお店なので、開けて味を確かめて、まあ飲めるか、ということで。生酒ですけどね…。
ということで、本来の味になっていない可能性はありますが、そこはご容赦ください。

香りはことさら強調せず仄か。酒米は「さけ武蔵」、精米歩合は50%で、日本酒度は-8。

酸味系とのことでしたが、思ったよりは酸味がないかな? 澱は多めなので、そこそこの苦味があり、しかし後味はややどっしり目です。日本酒度的には結構甘口なはずですが、実際には苦味とややどっしりさもあって、そこまで甘くは感じないのが不思議です。
ただ、やはり微妙に蓋が開いていたので、熟成が進んでしまった可能性も否定できず、本来の味ではないかもしれません。

【石井酒造】豊明 純米吟醸 無濾過生酒

やっぱり買った酒店に問い合わせしたほうが良いかな?
いや、飲んだ限りは普通に飲めるし、その後腹痛になったとかもないのですが、やっぱりスッキリしませんよね…。


【追記】2日目に味が激変! 甘みがぐっと出てきました。そこに適度な酸味と苦味が入ると行った具合。芳醇な果実を思わせる甘みが出てきてなかなか。生酒はこれだから面白い。逆に言うと、味は不安定で、初日だけで判断できないとも言えますね。

Dynabook R73/PBのWifi6(11ax)化成功!

前回、手持ちのサブ機のノートPCである、Dynabook R73/PBのWifi6かをすべく、intel AX200無線LANカードと、M.2(NGFF)をminiPCI-Eに変換する下駄を導入したのですが…。肝心のAX200側のアンテナ端子がMHF4という、それまでのAC7260のU.FL端子より小さく、接続できないとうことがわかりました。

PC搭載のアンテナを流用するのであれば、U.FLをMHF4に変換するケーブルを使うのですが、その変換ケーブルは現在Amazonなど各所で品切れ、または在庫があっても高価です。ということで、こちらをポチってみました。

MHF4端子付きWiFi/Bluetoothアンテナ

MHF4端子のWiFi/Bluetoothアンテナです。本来であれば、配線の長いものを買って、ノートPCに搭載されているものから入れ替えたいところですが、引き直しが面倒なのと、いずれ変換ケーブルは手に入ると信じて、今回は妥協案で、ケーブルが短いものをチョイス。
ちなみに純正アンテナ…と言っていいのかな、元々のアンテナは、ディスプレイの枠内に配されています。

MHF4端子はかなり小さい

アンテナを無線LANカードに接続。いや~、MHF4は端子がかなり小さく、その割に硬いので接続に苦労しました。

アンテナ端子、小さいくせにかなり硬いので、下駄から一度無線LANカードを外して、ペンチでぐいっと押し込みました。いや硬いね。もう外せないんじゃない?
あとはPCの本体底面のパネルを外して、カードを入れ替えるだけです。

やっつけ感のあるアンテナ配置

問題なく入りました。アンテナは、とりあえずDVDドライブとキードード裏辺りに貼り付けました。

復元して起動させます(Dynabook R73/PBは分解を伴った場合はBIOSチェックが入り一度電源が落ちます)。

AX200のドライバはintelのサイトからダウンロードできますが、特にドライバを当てなくても、勝手に繋がりました。ということでとりあえずは成功です。一応、ダウンロードした最新のドライバもインストールしました。さてどんな塩梅かな?

Wi-Fi 6 (802.11ax) WPA3-パーソナルで接続できた

Wifiのプロパティを確認したところ、きちんとWi-Fi 6(802.11ax)で接続されていることを確認。最新の暗号化のWPA3にも対応しました。

WPA3も対応の無線LAN機器同士でないと使用できませんが、最近制定されただけあって、我が家でもWPA3に対応しているのは、これまでXperia 1(SO-03L)のみだったので、これで古いDynabook R73/PBが対応2台目となりました。

リンク速度は概ね1.4~1.7Gbps

リンク速度は、AX200の仕様上、最大リンク速度が2.4Gbpsですが、概ね1.4~1.9Gbpsで接続されているようです。
無線LANルータまでは比較的近い場所なので、やはりアンテナの場所が良くないのかもしれないですね。
液晶の枠内まで届く長さのケーブルのアンテナを買うか、コネクタ変換アダプタがAmazonに再入荷するのを待つか、という感じになりそうですが、とりあえずは、1000Base-T有線LANを上回るリンク速度は出ているので、良しとしましょう。

栃木の名ラーメン店「E.Y 竹末」をおうちで!?

転勤で東京に住んで早8年になろうとしていますが、それ以前に住んでいた栃木時代は、毎週のようにラーメン屋巡りをしていたくらい、やラーメン大好きでした。今も好きですけど、子供ができると、毎週外にラーメンというわけには行かなくなりますね。

その栃木時代に愛して止まなかったラーメン屋が、喜連川にある「E.Y 竹末」です。フクルから地元にあるラーメン屋ですが、ここの2代目店長さんのラーメンが大ブレイクしたのがもう10年以上前になります。

私も、旧アサブロでは、何度か話題に上げているくらい好きなお店です。

E.Y 竹末(2011年6月撮影)

なぜ、店名に「E.Y」と言う名前がつくかとか、分店に「CAROL」という名称なのか、察しの良い方は気づかれたかもしれません。
店長が筋金入りの矢沢永吉大ファンだからです(笑
ちなみに竹末にしろCAROLにしろ、店内にはE.YAZAWAが常時BGMとして流れております。

というわけで、栃木県でも大人気店であるE.Y 竹末ですが(前フリが長くてすみません)、これが今家にあります。

お取り寄せグルメ VARIETY NOODLE TRIAL BOX「E.Y 竹末」

妻がお取り寄せを見つけて買ってくれました! 自粛生活のお昼にということです。
あの竹末、宇都宮にあって比較的行きやすい分店の「RA☆MEN CAROL」ですら、もう3, 4年位行っていない気がしますが、おうちで食べられるならいいよね♪
製造自体は、写真でちらっと見切れていますが、うどん県香川県丸亀市です。

竹末の2代目が眩しい(笑)

中身は生麺とスープの小袋と至ってシンプルな生ラーメン。生ラーメンですが常温で長期保存可能な麺となっていて、賞味期限はおおよそ3ヶ月程度あるようです。

腕組みをしている2代目竹末店長ですが、ご本人は至って腰の低い方です。もう何年もお会いしていませんが、栃木に行く機会があったら、行きたいなぁ。でも竹末のある喜連川って宇都宮市街から結構遠いのです。なので、行けるとしたら、宇都宮にある分店のCAROLですけどね。

竹末のシンプルな「中華そば」

家で作ると、チャーシューがないのが…。でも買うと高いし。
ところで、この竹末のお取り寄せのベースは、いわゆる初代の「中華そば」ですね。
私は鶏系スープの「二代目中華そば」の大ファンで、正直なところ、シンプルな初代の「中華そば」って食べたことがないのですが、たしかにスープは「っぽい」と言えばいいのかな、竹末っぽさのを感じさせる出汁です。麺は正直なところ、長期保存が可能なものとなっているため、あまり竹末っぽさはないですが、純粋に長期保存可能な生ラーメンとしては美味しいですね。

おうちでラーメン、やっぱりネックは具なんです。味玉とチャーシュー、これは外せませんよね。メンマだけは桃屋でなんとかしましたが(笑)、実店舗で食べたくなります。

東京に住んで8年ですが、通いたくなるほどの店には出会っていないんです。それこそ東京や埼玉は名店ぞろいのはずですが、多すぎるんですよね。
もっと地方の、ある程度選択肢が限られた中でのお店巡りのほうが性に合っています。

ああ、喜連川に行きたい!

Nikon TC-20EIIIを導入してみた

Nikon TC-20EIII、焦点距離を2倍にするAF-S/AF-Iレンズ用のテレコンバーターです。

元箱と付属品が揃った中古美品、テレコンバーターって割と元箱付きという中古は少ないのです。何なら付属のポーチすらない中古は多い、まあポーチ使わない人は多いし、そういう扱いの商品なんですかね。

テレコンバーター、買っては見たものの、画質に満足できなくて手放す人は多いです。ですから、中古流通は割と豊富です。特に、2倍のテレコンバーターは、焦点距離を倍にする分、2段分暗くなり、マスターレンズの中央部を拡大するため、マスターレンズの欠点も拡大します。解像力は確実に低下しますね。

超望遠レンズは大きくて高い、なので、既存の望遠レンズにテレコンバーターを併用するというのが一つの手段ですが、デジタル一眼が高画素化されていく中、光学的にクロップするより、画像処理でクロップしたほうが、結果が良くなるケースが多いです。たた、そうは言ってもトリミングにも限界があります。難しいところです。

実は、かつて1世代前のTC-20EIIは持っていました。APS-CのD300の時代は、AF-S ED 80-200mm f/2.8D、そして今も使っているAF-S 70-200mm f/2.8G ED VRIIに、TC-20EIIで撮影をしていました。これで換算280-600mm相当となりました。

が、Nikon D800を導入した際は、その画素数にテレコンバーターの性能がついていけていない感が出てきました。その後、SIGMAから150-600mm Sportsが販売されたため、これを導入、ネイティブに600mmまで対応できるため、必要となくなったTC-20EIIは売却となりました。

ロクヨンのサブレンズ、どうする?

更にロクヨン導入に伴い、戦闘機撮影はロクヨンとなりましたが、今度はそれ以下の焦点距離をどうしようか? ということになりまして。ロクヨン1本で全て済ませるほど、人間ができていません…。引きの絵も欲しいことはありますからね。では150-600mmと併用するか…となると、このレンズも重量級ですから、2本併用は正直難しいのです。

150-600mmだけなら、ほぼこの1本で対応できますし、更に今はコンパクトなのに画質はちょい上の、SIGMA 60-600mmも存在します。そう考えると、超望遠の単焦点は扱いが難しいですね。

となると、ある程度コンパクトな2本目が欲しい。SIGMAやTamronからは100-400mmも出ていますが、あまりレンズを増やしたくない…ということで、手持ちのAF-S 70-200mm f/2.8G ED VRを再びテレコン併用で使用する、という選択肢になりました。

実は先日、過去写真を見直すことがあり、D810導入後に、AF-S 70-200mm f/2.8G ED VRIIとTC-20EIIで撮影した戦闘機写真が、割としっかり写真が解像していることに気づいたのです。

たった5年前なのに、この写真に写っている機体、偵察機の501SQや戦闘機の302SQのオジロファントムは退役、305SQのイーグルは宮崎の新田原基地に異動、いやはや時の流れは早い…と感傷に浸るのは置いておいて、もちろんベストの解像力とは言わないまでも、機体の細かい文字も等倍ではそこそこ見えるんですよね。
あれ? テレコン使用時の画質、そこまで悪くないかも、となりました。

D800の時は解像力不足を感じていましたが、ローパスフィルタレス、ミラーショック軽減となったD810で改善されたのか? あのときは、フルサイズで400mmの限界、というのを感じていただけで、画質的には悪くはなかったのかもしれませんね。

ちなみに、このAF-S 70-200mmとTC-20EIIの組み合わせでも、VRの動作やAFに当時不満はありませんでした。戦闘機を撮れていたのですから。

TC-20EIIとIIIの違いは?

ニコンのAF2倍テレコンバーターは、初代がAI AF-Iテレコンバーター TC-20Eで、名称から分かる通り、超望遠レンズがまだAF-I(コアレスモータ内蔵)の時代に販売されていたものです。
2代目はTC-20EIIとなり、名称はAI-AF-Sテレコンバーターとなりました。AF単焦点望遠レンズは、2代目以降AF-S(超音波モータ内蔵)レンズが主流となっため、テレコンバーターの名称も変更されましたが、光学系は同一で、外観上は、滑り止めローレットのデザインが変更されただけとなっています。

これに対し、2010年に発売された3代目は、名称からAI(人工知能のAIではなく、絞り値をボディに機械伝達するAI方式機構搭載の意味)が外れ、AF-Sテレコンバーターとなりました。
ただし、AI機構は搭載されているため、フィルム時代で2コマンドダイヤル以前の機種と、絞りリング付きのDタイプの望遠レンズとの組み合わせでの使用は、依然として可能となっています。
大きな変化点は、光学系が刷新されたことで、新型は非球面レンズを1枚採用しています。

光学系が刷新されたことで、よりデジタルに適したテレコンバーターになったと思われます。とは言え、過度な期待は禁物です。所詮はマスターレンズの解像力や収差に左右されます。

ロクヨンG型とTC-20EIII

AF-S 600mm f/4G ED VR(通称ロクヨンG)にTC-20EIIIは、元々この組み合わせで積極的に撮影するつもりはありませんが、取り付け撮影は可能なので、テストということで。

AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-20EIII + D850

流石に1200mmともなると手持ち撮影は至難の業ですし、そこまで長いレンズは戦闘機撮影でもほとんどのケースでは必要ないですから。600mmでも苦労しますし、超望遠レンズは、レンズだけでなく、陽炎(空気のゆらぎ)や些細なブレも影響しますから、一筋縄では行きませんね。三脚に据えて、遠方を撮ろうとしたら、見事に空気が揺らいでいるのがファインダ上でわかります。撮ってみても、絵がボケボケに流れてしまってだめでした。

そこである程度近い距離(と言っても数十mは離れていますが)をテストしてみました。

TC-14EII(1.4倍テレコン)ではほぼ解像力低下は感じないロクヨンGですが、さすがに2倍のTC-20EIIIは、最新光学系のテレコンとはいえ、絞り開放のf8では解像力低下は否めません。この撮影時、かなり陽炎が出ているので、近距離でもそれなりに影響はしていると思いますが、あまり積極的に使える感じではないですね。

ところが、1段絞ってf11では、割と解像している感じです。もちろん使わない時よりは解像力低下は感じますが、そこまで悲観する感じでもないですね。

もしロクヨンGで2倍テレコンを使うときは、1段絞って使いたいところです。用途は月の撮影とかですかね。

余談ですが、ロクヨンに2倍テレコンで開放f8となるため、AFもD850では中央の15点(選択可能測距点としては9点)、D810でも中央11点のみ使用可となっています。他の測距点は選択できますし、場合によってはAFが合うこともありますが、試してみたら大きくピントがずれている場合は、AFが迷ってしまいました。

AF-S 70-200mm VRIIとTC-20EIII

AF-S 70-200mm f/2.8G ED VRIIにTC-20EIII、こちらが主に想定している組み合わせです。

AF-S 70-200mm f/2.8G ED VRII + TC-20EIII + D850

開放f値もf5.6ですから、手持ちのD850やD810の場合は、開放f5.6までは、全測距点でAF可能です。 個人的には懐かしい組み合わせですね。ほんの数年前まで、この組み合わせで撮っていたのですから。

TC-20EIIIとの組み合わせで140~400mm f/5.6となり、AFもVRもさほど影響は受けない組み合わせです。なにより、純正レンズなので、信頼性もサード品よりは高いですしね。

ロクヨンGでは、絞り開放はやや厳しい結果となりましたが、AF-S 70-200mm VRIIでは、絞り開放でも割と使える解像力となっています。1段絞っても、大きく改善はしない感じです。逆に、f11まで絞ると、少し回折の影響によるものなのか、解像力の低下を感じたので、この組み合わせでは開放f5.6か、1段絞ったf8までで使うのが良さそうです。

AFも全測距点で迷いなくスパッと合います。手持ちでも、400mm程度なので、VR含みで何ら問題なく撮影できそうです。


個人的には、画質に余裕がありそうな感じだったロクヨンが、2倍テレコンだともう一つなのに対し、ズームな70-200mmでは割とまともだったのが意外でした。

TC-20EIII(左)とTC-14EII

TC-14EIIは、ロクヨンGで、TC-20EIIIはAF-S 70-200mmで主に使うことになりそうです。同じテレコンでも、2倍と1.4倍でこれだけ長さが違うのですね。

ところでNikonのテレコンバーターですが、最新のTC-14EIIIでは、ついにAI機構が外れ、Dタイプレンズは使用不可となりました。Dタイプの望遠レンズは旧式なので、実質問題ないのでしょうが、あえて外す必要もあるのかなという気はします。

テレコンも2種類になったので、これである程度広い範囲での望遠撮影は可能ですね。あとは、AF-S 70-200 VRIIのケース、どうしようかな? 純正どこ行ったんだろう?w

Dynabook Wifi6(11ax)化を試みる、が…

せっかくWRX-5950AX12を導入して、無線LAN環境をWifi6(11ax)化したのに、Wifi6対応子機はまだ我が家にありません。

ということで、最近COVID-19のクラウド解析などで割と使用頻度が多くなったサブPC、東芝の(今はSHARPもとい鴻海…)Dynabook R73(R73/PB:2015年春モデル)のWifi6化に着手してみます。

元々、Dynabook R73の無線LANカードは、Wifi5(11ac)対応のIntel AC7260が搭載されています。Bluetoothユニットも内蔵していて、11acの無線LANカードとしては安定性など定評あるカードです。
今回は、これをWifi6対応品に交換します。

ただ交換するだけなら簡単なのですが…。単純にカード交換で済まない事情があります。
というのも、現在、Wifi6対応の無線LANカードは、M.2接続が主流となっていて、それ以前に多く採用されていたminiPCI-Express(mPCI-e)はほぼ使われていません。

※ほぼ…と書いたのは、極稀にmPCI-EのWifi6対応カードが存在するらしいのです。

知人のfacebookで、とてもマニアな方がいて、ThinkPadの無線LANカード(ThinkPadは専用品以外は簡単に交換できないことで有名)やキーボード交換、液晶パネル交換、BIOS改造もやっている方がいて、その方の記事を参考にしてみましたが、奥が深いのなんの。
その中で、M.2(NGFF)をmPCI-eに変換する下駄があることを知りました。

触発されたわけではないですが、良いタイミングなのでね。
ということで、まずは部品調達。

※これ以降の記事は、電子機器の分解を行います。参考情報とし、個人の責任の下実施します。静電破壊には特にお気をつけください。

M.2(NGFF)をmPCI-eに変換する下駄

あるんですね…変換下駄。そして、無線カードは、Wifi6対応で、安定性を考えるとintelだよねということで、無難にintel AX200をチョイス。2×2ストリームで、最大2.4Gbpsでリンク可能です。

付属のネジ1本で簡単固定

まず無線LANカードを下駄に差し込んでネジ止め。ちゃんと挿入できました。動くかは別として。

次にDynabook R73を分解します。と言っても、裏返してバッテリを外し、パネルのネジを外すだけで、極めて簡単。Dybanook R73でも、2015年春モデルのR73/PBは、なぜかあまり情報がない機種なんですよね。買ったのはヤフオクの新古品ですが、もともとビジネスモデルでも出ている地味なPCですが、整備性良さとかは、ベースがビジネスPCらしいですね。
なお、R73シリーズは数年と改良されながら割と長く販売されていましたが、R73/PBについては、系統としてはR734シリーズの系列で、実際分解写真もR73シリーズの後期型のものとは違い、R734シリーズに近い配置です。

R73/PBの無線LANカードは、幅広のFPCの下に配されているため、まずはFPCを外します。

FPCのコネクタラッチを上げたところ

幅広のFPCは、コネクタに黒いラッチが付いています。仕事柄、この手のFPCの着脱をよく行いますが、このラッチはあまりつけ外ししないため強度がなく、爪折れしやすいです。慎重に左右均等に力がかかるように持ち上げてください。そうでないと、爪が割れてしまいます。そうなると、FPCをコネクタにしっかり圧着できなくなります。
爪だけの交換は、出来なくはないですが、かなり難しい、ほぼ無理と思ってください。何しろ爪だけの入手が出来ません。この手のコネクタは、数百とか千ロット単位で、コネクタと爪のアッセンブリでしか供給されません。まして個人でとなると難しいです。同じ機種のジャンク部品から流用するしかないです。

FPCが外れたら、後は簡単で、無線LANカードにつけられているアンテナをコネクタから外します。少々硬いので、強度のあるピンセットで外すのが無難です。アンテナを外したら、ネジ1本外せば、無線LANカードを取り外せます。
しかし、ここでYamaro、重大な事に気づきました。

AX200(左)と外したAC7260

アンテナ端子のサイズが違う!!

そうです。新しいAX200、アンテナ端子のサイズが小さくなっています。当然、接続はできません…。仕方がないので、一旦元のAC7260に戻します。

調べると、AX200の端子はMHF4という形状、AC7260はU.FLと言う形状でした…。
変換ケーブルを探すと…あるんですね。いや正確に言うと、ものとして存在はしていたけど、在庫切れでした。

残念…。なので、代替手段に出てみます。お手軽交換のつもりが、ちょっと面倒な感じに。ですが、こんなのは自作PCやカスタマイズやっている人なら当たり前。

続く…?