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【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

去年妻がいたく気に入ってリピートしたお酒です。これが期間限定実験酒、ということで、その後手にれることができず、実験酒故に復活するかもわからない…と思っていたら、たまたま行った酒店にありました!

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

メインのゴリラのラベルは昨年と同じですが、上に貼られているラベルは、「低アル特濃」で、低アルを強調していますね。このお酒のアピールどころがそこってことなんですよね。特に若い人、女性に向けた感じがします。一升瓶は初見にはハードルが高いけど、飲食店にあったら頼みたい、という風になるとよいのですが。

というわけで、2022年も発売してくれたこのお酒、島崎酒造の酒蔵の売店自体にもないお酒が、何故か東京の有名酒店で買えたわけですが、店主いわく、数が出ないので特約店にしか卸していないのだと思う、だそうです。このお店が特約店で良かった!

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

去年とスペックはほぼ同じです。去年は日本酒度-63、今回は-65です。いずれにしろ、水に対して比重が相当あるということです。特濃たる所以です。
日本酒度が低いから激甘というわけではありませんが、甘口には違いないです。

酵母や酒米の情報はありませんが、東力士の島﨑酒造だけに、アレを使っているのかな?と勘ぐってしまいますが、まあそれは置いておきましょう。

トロットロで真っ白

もう瓶の中で澱が固まっています。ゆっくり瓶をまわして撹拌して注ぎます。トロトロ~

上立ち香はあまりないですが、ほのかに甘い米の香り。
口に含むと、濃厚なトロトロですが、去年より若干酸味は抑えられていますね。ヨーグルトドリンクまではいかず、今回は甘酒っぽい米の甘みと膨らみが大きいです。もちろん酸味も適度にあり、後味に苦味も若干の辛さもあるので、不思議と飲み飽きないですね。甘いのにバランスが絶妙です。

スイスイ飲めてしまう低アルコールですが、それでも9%あるので、飲み過ぎ注意です。あっという間になくなりますので、一升瓶がおすすめのお酒です。

アダプターリングBR-2AとBR-5+ AF Nikkor 20mm f/2.8Dで撮影倍率3.4倍のマクロ撮影をしてみた

NikonはDタイプレンズやMFレンズを販売終了にした際に、多くのレンズアクセサリ類も販売終了になってしまいました。
その中で数少ない現行品(2022年6月執筆時点)がアダプターリングBR-2Aです。これは通称リバースアダプタとも呼ばれ、レンズをカメラに逆付けするためのアダプタです。

そして、販売終了してしまったBR-5リングは、BR-2Aリングにフィルタ径62mmのレンズを取り付けるアダプタになります。

リバースリング? ナニソレ? ナンノコッチャ?となる前に、写真でご紹介しましょう。

アダプターリングBR-2AとBR-5 AF Nikkor 20mm f/2.8D

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dも、多くのアクセサリと一緒に販売終了となっているレンズです。この3つを使って遊んでみます。特にBR-5リングは、手持ちのレンズではこのレンズのためだけに持っているようなもので、こういう遊びのために、未だにAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dを修理してまで使っています

まずはBR-5リングを、AF Nikkor 20mmのフィルタ枠に取り付けます。と言うのも、BR-2Aリングは、フィルタ径52mmのレンズを直接取り付けできますが、AF Nikkor 20mmのフィルタ径は62mmなので、直接取り付けできません。そこで、BR-5リングを使うことで、フィルタ径を52mmに変換しします。
52mmに変換したら、BR-2Aをねじ込みます。すると、レンズの前玉にFマウントができるわけです。
このBR-2Aは、精巧で美しい墨入れ刻印が入っているにも関わらず、定価はたったの2,200円です。多くの接写用アクセサリが廃番になる中、このアクセサリだけ作り続ける理由もないので、恐らくは在庫限りなのだと思っています。ですから、買うなら今のうちです

BR-2Aリングは、先にレンズに付けるよりも、ボディ側に装着したほうが取り付けしやすいです。
実際にリバースしてレンズを取り付けた写真が右上です。本来マウント側になる後玉が前を向いているのがわかります。
さてこんなことをするメリットって何なのでしょう?

広角レンズをリバースして取り付けるとマクロ撮影が可能となる

そういうことなのです。レンズをリバースして取り付けると、等倍を超えるようなマクロ撮影が可能となります。特に広角レンズになればなるほど、撮影倍率は上がります。
AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの場合、リバースすることで、一般的なマクロレンズの等倍(1倍)を超える、3.4倍もの倍率で撮影可能となるのです。

リバースして蕾を撮影。ワーキングディスタンスもそれなりに稼げる。

まずAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dをそのまま装着して、最短撮影距離25cmで撮影してみました。この時の撮影倍率は0.12倍です。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの通常撮影の最短撮影距離ではこんな感じ

広角レンズゆえ、寄ったところで限界がありますね。主体が何だかよくわからない写真です。

次に、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮影してみました。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで等倍撮影

等倍だと、いきなりここまで接写できるようになりました。一般にはこれでも十分接写できていますが、人間欲張りなもので、更に寄って撮影してみたくなるものです。
ここで広角レンズをリバースして撮影した写真をお見せしましょう。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf11

どうでしょう? ここまで接写が可能となります。撮影倍率3.4倍は伊達じゃないですね。
なお、ここまで接写すると、絞り開放では被写界深度が浅くなりすぎるため、上の写真はf11に絞っています。一眼レフでは、光学ファインダ上ではかなり真っ暗になりますが、ライブビューではピント合わせできるくらいには明るく表示できます。もちろんミラーレスなら、何ら問題なく見えるでしょう。
この撮影では、スピードライトも用いていますが、かなり離した場所の横からワイヤレス発光させています。
ここではそうしていませんが、背景を暗くして被写体だけを明るくするには、シャッタースピードを上げて絞り込むのが良いでしょう。

こういった撮影は、絞りリングで絞り設定ができるからこそで、Gタイプ以降の絞りリングレスのレンズでは、絞り設定ができなくなりました。
もっとも、Gタイプレンズであれば、絞り連動レバーがマウント側に残されているので、市販のGタイプ用レンズアダプタを噛ませて、絞りを設定する、あるいはレバーを手で動かして絞りを設定することもできなくはないです。
完全電子マウント化したEタイプレンズやミラーレス用の多くのレンズでは、機械的な絞り設定ができなくなったため、こうしたリバース遊びは事実上できません(絞りを制御できないだけで、撮影自体はできなくはないけど)。

どんなに電子化されても、1,2本はこうしたマニュアル、あるいはAFでも古いレンズがあれば、色々遊べるので、興味があればぜひ。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf22

上は更に絞り込んだf22で、それでもこれだけ被写界深度は浅いのです。これは自然光のみで撮ってみました。

中間リングを使ったマクロ撮影も気軽にできますが、広角レンズをリバースさせる、と言うのも一つの手法です。

BR-2Aリングの豆知識

中古で型番末尾にAがつかないBR-2があります。現行のBR-2Aの違いは、前者が電子接点のないMF一眼レフ用(というよりBR-2発売当時はそれが当たり前でした)となっているのに対し、BR-2Aは電子接点を持つ一眼レフ用(電子接点のない一眼レフでも使用可能)となっています。
古いBR-2を電子接点を持つ一眼レフ(AF一眼レフ全般及びF-601M)に装着すると、電子接点と干渉し破損につながる可能性があるため、必ずBR-2Aを使用してください。

また、FTZ/FTZ IIとBR-2Aの装着は可能なので、一眼レフだけでなく、Zマウントミラーレス、あるいは他社製ミラーレスにFマウントアダプタ経由でも使用可能です。

以下は、BR-2Aリングを使用してリバース取付した場合の、Fマウントニッコールレンズの撮影倍率となります。
なお、BR-2A単体の場合、フィルタ径は52mmのレンズ、BR-5リング併用の場合はフィルタ径62mmのレンズが対応します。
18mm以下の広角レンズ、およびGタイプ、Eタイプレンズは非対応となります。
実際には、取付さえ何とかすればできなくはないですが、あまり実用的ではないでしょう。

下記の表を見ると、リバース取付で最も撮影倍率が高いのは、AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/SとAI Nikkor 20mm f/2.8Sの3.4倍となります。いずれもAFかMFかの違いはありますが、基本的に同じ光学系のレンズです。
また、ズームレンズの広角の方が、同じ焦点距離の単焦点レンズより高倍率になることが多いようです。
こういったリバース取付のマクロ遊びをするなら、高倍率撮影を楽しめる、Nikkor 20mm f/2.8が最適と言えますね。

レンズ名BR-5リング
併用
撮影倍率
AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/S3.4X
AI AF Nikkor 24mm f/2.8D/S 2.5X
AI AF Nikkor 28mm f/2.8D/S 2.0X
AI AF Nikkor 35mm f/2D/S 1.4X
AI AF Nikkor 50mm f/1.4D/S 1/1.1X
AI AF Nikkor 50mm f/1.8S(New) 1/1.4X
AI AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8S1.2X
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D/S1/1.2X
AI AF Zoom-Nikkor 24-50mm f/3.3-4.5D/S3.0-1.0X
AI AF Zoom-Nikkor 28-70mm f/3.5-4.5D/S 2.2-1/5.6X
AI AF Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S(New)3.0-1/27.5X
AI AF Zoom-Nikkor 28-105mm f/3.5-4.5D(IF)2.8-1/1.8X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/3.3-4.5S(New) 2.1-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-80mm f/4-5.6D 1.5-1/1.4X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/2.8D/S2.3-1/1.9X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5D(IF) 1.8-1/33.62X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S(New)2.2-31.7X
AI Nikkor 20mm f/2.8S3.4X
AI Nikkor 24mm f/2S 2.6X
AI Nikkor 24mm f/2.8S 2.5X
AI Nikkor 28mm f/2S 2.2X
AI Nikkor 28mm f/2.8S 2.1X
AI Nikkor 35mm f/1.4S 1.8X
AI Nikkor 35mm f/2S 1.6X
AI Nikkor 35mm f/2.8S 1.5X
PC-Nikkor 35mm f/2.8 1.6X
AI Nikkor 50mm f/1.2S 1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.4S 1/1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.8S 1/2X
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S 1/1.1X
AI Noct Nikkor 58mm f/1.2S 1/1.2X
AI Zoom-Nikkor 25-70mm f/3.3-4.5S 2.1-1/6.1X
AI Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S2.9-1/35.8X
AI Zooom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6X
AI Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S2.2-1/14.9X
AI Zoom-Nikkor 35-200mm f/3.5-4.5S2.2-1/∞X
BR-2A取付時の各レンズの撮影倍率表

さて、この撮影倍率は、BR-2Aリング単体使用の場合ですが、中間リングやベローズを介すことで、さらなる高倍率撮影も可能です。
それについてはまた機会を見て試してみたいと思います。

ベランダにトマトをお迎えしてみた

ここ何年か、ベランダに鉢植えを置くようになったのは、歳をとったからなのかな?

カインズでミニトマトの苗を買ってきたよ

カインズでミニトマトの苗を買ってきました。サントリーってこういう苗も一般販売しているんですね。

3年持った五色唐辛子も、どうやら寿命のようです。元々、日本の寒い冬を外で越せない植物だったので、持ったほうかな?
ミニトマトに植え替えました。ただ、ミニトマトって、鉢植えでも本来もっと大きめの鉢が良いみたいですね。

へぇ…と言う説明書き。農家さんなら当たり前のことなんでしょうけど

ナス台木を使用した接木苗だそうです。なにそれ?って調べたら、こういうことらしいです。知らないことばかりで、面白いですね~。
接木しているので、根本が膨らんでいて、その下が細かったのは、下がナスの接木だからなんですね。

今どきは、説明書きはHPで詳しく見られるのが良いですね。

わき芽も摘め、とありました。なにそれ?第2段です。これですかね?

枝分かれに生えるわき芽

何となく生やしたい気持ちになりますが、花が咲き始める頃に摘み取れ、だそうです。栄養が取られちゃうからでしょうね。
しかし分からないことだらけです。
比較的乾燥に強いので、水のやり過ぎ厳禁、肥料も植え付けの頃は不要だそうです。なので、わき芽と接木苗のナスの芽を摘んでおけば良い、のかな。
実がなったらラッキーくらいのつもりで育てるのが良さそうね。

朝顔は順調に育っています

朝顔は、最初1本だけ生えて寂しいなと思っていたら、みるみる数本生えて、今こんな状態。適当に切ってあげないとね。

【秋鹿酒造】秋鹿 多酸酵母使用 純米酒 槽搾直汲

大阪の秋鹿酒造。そういえば大阪のお酒って、意外と飲んだことがない。これは東京のお酒もそうですが、大都市のある都道府県のお酒って、案外地元以外に粒子内お酒が多い気がします。
こちらは自分にとって初めての「秋鹿」です。

【秋鹿酒造】秋鹿 多酸酵母使用 純米酒 槽搾直汲(2022年1月上槽)

なぜ買ったかというと、自分の大好き酸味の多い日本酒だったからです。
多酸酵母使用(協会28号)という、あまり見ない酵母で、平成5年より実用化された「リンゴ酸高生産多酸酵母」というもののようです。
検索すると、この「秋鹿」がトップに出てくるので、この酒造が多く使っているっぽいですね。

酒造自体はHPを持っていないようですが、大阪ではメジャーな酒蔵なようで、現在は自社田を持ち、まさにワインで言うテロワールのような酒作りを行っているようです。

酒米は、自社田の無農薬・無化学肥料で育てた山田錦を100%使用し、精米歩合70%とあまり削っていません。
速醸酛とあるように、乳酸添加である点は、ごく一般的な製法です。同酒蔵は、生酛のお酒もあるようで、ここは作り方を分けているようですね。
日本酒度は-8、酸度は4.0とかなり高めです。一般に、酸度が高いと絡めのお酒になると言われていますが、実際の味覚上では、必ずスもスペックの遠折に感じないのが日本酒の面白いところです。
アルコール度数はほんのすこし低い15度。

ほんのり黄色

上立ち香は爽やかな青りんごを思わせる感触。冷酒で口に含むと、おおお、これは酸味と旨味のハーモニーだ!
酸度が高いので淡麗で辛口? いやいや逆でした。どちらかと芳醇な旨味もあります。まずはりんごらしい酸味がありますが、そこに米の甘みがほんのりとのってきます。辛さは程よく有りますが、酸味が主体となるため、あまり辛さを感じません(個人的に)。
酸味も酸っぱい!と言う感じではなく、果実のような甘みと絡むので、心地よい酸味です。

とても気に入りました。すぐ無くなりそう。同酒蔵のお酒も、もっと買ってみたいな~。

【コエドブルワリー】COEDO 毬花-Marihana-

最近、ビールのIPA(India Pale Ale)がお好きな妻のために買ってきました。

【コエドブルワリー】COEDO 毬花-Marihana-

IPAは、通常よりも多くのホップを使ったビールだそうです。
この毬花は、アロマホップを多く使っているそうで、香りが豊かで、それでいてビールらしい苦味もしっかりと入っている、らしい。

【コエドブルワリー】COEDO 毬花-Marihana-

アルコール度数は、ビールではやや低めの4.5%です。IPAのビールは、アルコール度数が高めの印象がありましたが、これは逆に低いのですね。
ということは、甘みも結構感じられる?

王道の金色ビール

色は少し決めの金色。一般的なヒールよりはやや濃い目の色。
香りは豊かです。華やかですね~。そして口に含んでも、華やかなアロマホップの甘みの後に、心地よい苦味が来ます。決して苦味も刺さる感じではなく、芳醇な苦味ですね。アルコール度数も低めなので、グイグイ飲めてしまいます。

ビールって値段を出すほど味に比例していく感じが、他のアルコールよりも大きいですねぇ。特にこの価格帯のビールは、その差が顕著に感じられます。
最近大手もクラフトビールに力を入れ始めているので、日本のビールも質が高まってきているのを感じます。

【髙千代酒造】豊醇無盡 たかちよ とこなつむすめ 扁平精米 無ろ過生酒

サイボクの帰りに立ち寄った酒屋さん。

本当に酒屋があるの!?と言う感じの場所に突如として存在する、素敵な酒屋さんでした。マツザキは、新宿店(東京の新宿ではなく川越市新宿町)に行ったことがありますが、中福本店は初めてでした。とても綺麗で素敵なお店でした。

買ってきたのがこちら。

【髙千代酒造】豊醇無盡 たかちよ とこなつむすめ 扁平精米 無ろ過生酒

久々だぜ「たかちよ」。新潟は南魚沼、まさに米どころのお酒です。
写真はかなり減ってしまっていますが、最初に撮った写真がピンボケだったので、後日撮ったものです。実は後述する悲劇により、この量に…

扁平精米とは、通常米は削ることでどんどん丸に近づきますが、本来米の形は縦長です。その縦長の両端に雑味の原因となる部分があるため、その部分のみを削ることにより、他をあまり削らず(磨かず)に精米する方法です。これはかなり手間がかかるようですが、従来の吟醸・大吟醸では大幅に削っていた米のムダを無くしています。

アルコール度数は、夏酒らしくやや控えめな15度、その他酒米や酵母に関する情報はなし。バーコードが徳利のデザインになっているのが素敵です。

ほんのり黄色

上立ち香は、まさに新鮮なバナナ。まだ完熟していないバナナです。口に含むと、やっぱりバナナ系でした! 芳醇なバナナのような甘みと若々しい酸味、そしてあとに来る程よい苦味。バナナジュースです。ごく僅かにプチプチ感あり。どうやらそういうコンセプトらしいので、まさにコンセプト通りのお酒ですね。
決してさっぱり系ではないものの、適度な青青しい苦味があるために、芳醇な割に後味スッキリです。

なお、2,3日経過すると、やや甘みが後退しますが、それはそれで良いバランスになります。うん、美味しいぞ!

悲劇! 横倒し厳禁なのに倒した末路

実はラベルにある「横倒し厳禁」は、後になって知りました。
一般家庭では、冷蔵保管のお酒、四合瓶ならともかく、一升瓶を立てて保管は、他の食材調味料があるので、なかなか難しい。
我が家でも、開栓後横倒しで冷蔵保管していたら…翌日悲劇!
どうやら冷蔵庫内で栓が飛んでしまったらしく、冷蔵庫内がたかちよで水浸し! まだ開栓初日だったので、その大半が流出する結果に…。

あまりガス感はなかったので、そこまでなると思っていませんでしたが、やはり瓶の横倒し保管は良くないですね。これ故、生酒の一升瓶は難しいのですよね、一般家庭では。

ということで、恐らく1L以上を流してしまいました…。妻より、専用冷蔵庫買ったらとのの話もあり、色々物を整理してスペースを開け、将来的に立てて保管できるレマコムを買いたいと思います。

ついにレマコムかぁ…

半額になっていたGoogle Nest Hub(第 2 世代)を導入してみた

ちょっと前に流行ったスマートスピーカー、何だかほとんどの人には飽きられて、ハードオフとかに大量に並んでいたりしますが、我が家ではGoogleから無料で頂いたGoogle Home Mini(第1世代)は、主に朝はラジオとして、ほかは妻が音楽を聴くのに使っていたりします(音質はいまいちだけどね)。

そんなこんなで、割とスマートスピーカーを活用していることもあり、GoogleよりNest Hubが半額、と言うメールが来たので、物は試しということで買ってみたGoogle Nest Hub(第2世代)です。

Google Nest Hub(第 2 世代)

そもそも買った当初、画面のあるスマートスピーカー、位にしか認識していないので、具体的に何ができるかは、買ってから調べるという始末(笑

が、妻は気に入った様子で、仕事帰りのLINEにこんなメッセージ。

え? そんなにサイコーだっけ?と買った本人は当惑ですが、どうやらいつもは聴けない、妻の大好きX JAPANやらHideの曲をすんなりかけてくれるので、気に入ったらしい。
だが待ってほしい、Nest Hub購入特典のYouTube Music Premiumが期間限定で無料で試せているだけなのだ…
うちはすでにAmazon Prime Music HDを契約しているので、ハイレゾ再生もなく、ミュージックビデオも少ないYoutube Music Plemiumに加入するつもりは、今のところないです。
ただ、妻や子どもたちは、音声操作で気軽に聞けるのが良いみたい。だったらAmazonのスマートスピーカーを買えって話ですが、そこまで自分はスマートスピーカーに興味はないので。

とりあえずはニュースを流したりしています

今のところ、リビングに設置したので睡眠モニターは使わないし、ミリ波レーダーSoliが入っていて、ジェスチャー操作ができる、くらいしかわからないのですが、まあ追々何ができるか試してみようと思います。

徳造丸の「秘伝の煮汁」で金目鯛の煮付けを作ってみた

以前旅行で行った伊豆の徳造丸の売店で妻が買ってきた「秘伝の煮汁」。

ついにこれを使うときが来ました!

金目鯛の頭が安かった!

金目鯛の頭がお安くなっていました。これを煮付けます。
それにしても、お前、透き通った瞳だね。死んだ魚のような目って言うけど、お前は全く濁ってないぜ!

では、熱湯で鱗を取って下処理した金目鯛と秘伝のタレを、ヘルシオホットクックに投入します。

下処理した金目鯛とタレをヘルシオホットクックの鍋に投入!

後はタイマーで夕食時に仕上がるようにセットするだけ。自動調理鍋なので簡単ですね。

出来た! 煮崩れたw

出来ました。煮崩れしました! いや~、今まで普通の鯛の頭で作った時は煮崩れしなかったけど、金目鯛は身が柔らかくて煮崩れしやすいんですね。
そして骨が多いですね。
そういや、金目鯛の煮付けは、お店では半身で出ることが多いですが、頭だけだと、普通の鯛よりも身も少なめですね。
でも味は流石に金目鯛。身も柔らかくで美味しゅうございました。

それにしても、あんな透き通った瞳は、似るとゆで卵みたいになって、カッチカチに固くなるんですね。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 神の穂 2021 純米吟醸

購入したのは1月、しばらく置いておいたお酒を、ついに開栓します。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 神の穂 2021 純米吟醸

三重県といえば作(ZAKU)です。大好きなブランドですが、なかなか手に入りません。こちらは正規取扱店にたまたまあったものを購入。
もったいなくてしばらく置いてありました。
日本酒好きならご存知でしょうが、作(ZAKU)ブランドのお酒は、品質変化の大きい生酒は一切出さず、すべて火入れとなっています。火入れ酒は、熱により酵素の働きを止めるため、生酒のような、時間の経過や温度変化による味自体の変化を抑えることが出来ます。
しかし、生酒の魅力である若々しいフレッシュな味、というのが出にくいのですが、作(ZAKU)は火入れ酒でありながら、フレッシュな感覚を残しているお酒です。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 神の穂 2021 純米吟醸

「神の穂」の名前は、使用する酒米に由来します。2007年に登場した新しい銘柄です。精米歩合は55%の純米吟醸、アルコール度数は一般的な16度です。

作にしては少し薄黄色みがかっているお酒

常温保管していましたが、飲む前に冷蔵庫で冷やしてから開栓。
上立ち香は、何て爽やかでフルーティな吟醸香でしょう! 口に含むと、マスカットのような膨らみのある甘みと酸味、そしてその後に来るちょっと大人びた苦味によるハーモニーが素晴らしい。そしてスーッと引いていく。後味も良いです。今まで飲んだ玄乃智や穂乃智とはテイストが違います。
確かに作(ZAKU)らしいフレッシュな感覚もありつつ、少し熟成した苦味が織りなす落ち着きが、この神の穂2021の持ち味です。

口に入れてから飲み干すまでの調和がなんと美しい! これを火入れ酒で実現しているのだから、物凄い技術です。

うん、やっぱり作(ZAKU)は鉄板の酒です。飲み飽きないし、常に新たな提案もある。
お酒解禁の若者に最初に飲んで欲しい日本酒の1つです。ほんと、飲み放題の安酒の日本酒ってなんなの?ってなるくらい別物ですから。

航空祭の望遠レンズは30cm以内!? どのレンズならOKなのか?

コロナウイルス感染も、新たな株が出現するなど変異しつつも、だんだんと弱毒化していく流れになるのでしょうか?
日本国内では、重症感染者の増加も見られないことから、だんだんと自粛緩和の動きが出てきていますね。

その1つが、自衛隊関連のイベントで、本日(5月28日)開催の陸上自衛隊富士総合火力は一般客を入れずに開催される一方で、航空自衛隊の航空祭については、今年より再開されています。
既に静浜基地で先日航空祭が行われましたが、こちらは事前予約なしでの入場可能で、カメラについても特に制限はなかったようです。

6月5日に実施予定の防府航空祭2022については、事前応募による人数制限を設けた他、有料観客席22席を設けているようです。
この有料観客席以外の一般応募による入場者については、カメラのサイズの規制が初めて設けられ、航空ファンの間で話題となりました。

この中に書かれているように、持ち込み可能なカメラとレンズの合計長さが30cm以内(レンズフードを除く)、とされているようです。(有料観客席は70cm以内なので、ほぼ問題ないでしょう)
過去に大型カメラ・レンズ持ち込みによるトラブルがあったようですが、これについては、主催者側が決めたことなので、ここではあえて意見や議論することはしません。
この件については色々な意見を目にしますが、事を荒立てるほど注目され、より撮影条件が厳しくなってしまいます。我々は撮らせてもらっている、撮らせてもらっているという立場を忘れてはなりません。

実際のところ、どのレンズなら制限内なの?

ではカメラとレンズ、合わせて30cm以内とは、どういった組み合わせになるのか? ここでは航空祭で想定できる組合せで30cm以内に収まるか否か考察してみました。

上の写真は、Nikon D850+ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRですが、これで概ね34cmでしたので、アウトとなります。
マウント面からボディ背面までの厚みを測ってみました。

実際には、どこで測るかは、大雑把になると思いますので、あくまで参考程度にみて、1,2cmの誤差は見ておいてよいでしょう。
また、ボディの種類で全体の厚みも変わってきます。
このD850とAF-S 200-500mmを基準として、アウトかセーフか確認してみました。

なお、私がNikonユーザーのため、フルサイズ機のボディやレンズはNikonまたはサードのFマウントレンズでの考察となりますが、ボディの厚みなどは他のメーカーも大差はないと考えます。

●完全アウト(レンズ単体で30cm越え)
400mm f/2.8
500mm f/4
600mm f/4
800mm f/5.6
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR

●ギリギリアウト(レンズ単体で30cm未満だがボディを加算するとアウト)
AF-S NIKKOR 200-500mm f5.6/E ED VR ※参考全長:267.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
300mm f/2.8
SIGMA 150-600mm DG OS HSM | Sports
SIGMA 150-600mm DG OS HMS | Contemporary
Tamron SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

RF600mm F11 IS STM

●ギリギリセーフ?アウト?(ボディの厚みに依存しそう)
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 参考全長:237mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

●セーフ
AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary
Tamron 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

おまけでCanonのRFレンズも一部抜粋してみました。
これを見ると、400mmまでのズームレンズであれば、カメラ込みで30cm以内に収まります。
D850の場合は、実測したAF-S 200-500mm装着時から逆算すると、レンズ全長が227mm以下であれば、30cm以内に収まる計算になります。

例外として、CanonのRF-100-500mmは、開放f値を抑えた結果、この手の望遠ズームレンズでは、長さもコンパクトになっています。
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6Eについては、D850では多分アウト、ボディによってはギリギリ収まりそうな気もしますが、判断が分かれそうです。

600mmを越えるレンズはどのレンズもアウト(ミラーレンズなら大丈夫?)、そのほか300mm~500mmでも明るいレンズはNGです。
航空祭では、600mmまでは少なくとも欲しいと思っていますが、フルサイズではテレコンバーターと組み合わせないと難しいですね。
テレコンを装着すれば、レンズ全長は長くなりますから、この辺りはグレーゾーンでしょうか。
ズームレンズは最短の場合での計測ということなので、実際の撮影ではズーミングで全長が伸びるレンズが多いですからね。

APS-C機であれば、400mmレンズは、フルサイズ機の600mm相当の画角となるため、概ね400mmまでのズームレンズで問題なさそうです。
マイクロフォーサーズであれば、100-400mmの望遠ズームでも余裕ですね。ただ、マイクロフォーサーズは、望遠レンズのラインナップは限られるのがネックです。

マナーを守って楽しく撮影を

そもそも、こうしたレンズの制限が設けられたきっかけが、過去にあったトラブルということですから、レンズと人との接触によるトラブルが多かったのでしょう。
全ての観客がカメラを使うわけではないですし、本来航空祭は、地域住民への感謝や将来の自衛官候補を増やすための広報活動の一環ですから、アマチュアカメラマンもそれを踏まえた上での撮影を心がけるべきですね。

ということで、私もわりと真剣に、航空祭のためにNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sは考えなくてはならないかも、と思うようになりましたが、実際のところ、この規制がほかの航空祭に及ぶかは未知数です。そもそも抽選入場制が広がると、行けるかどうかも怪しいですしね。

まあ、その時はその時で、考えて行動したいですね。