「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」タグアーカイブ

富士山が見え…なかった離れでBBQとか

週末の話、去年も泊まった、御殿場の富士山の見える宿泊地にて。が、今回は曇り時々雨、ということで富士山は残念ながら拝めず。
いつも通りホテル棟ではなく「離れ」を予約したので、BBQが出来ました。
火を点けるのも、後片付けも全部やってくれるので、こちらは焼いて食べるだけ、なので楽でいいんです。

そしてこの時期の御殿場なので、まだ夕方以降は真夏ほど暑くないので、過ごしやすいのです。これが真夏だと、BBQやっていると暑いし、繁忙期で行き帰りが激混みですし、この時期の旅行っていいんですわ。

たらふく食べて、妻と子供たちはマシュマロを焼いていました。

ワイはというと…

現場でも酒を撮っています(笑

こちらはまた別途記事として(笑

そして子供らのリクエストで、温泉入ったあとはカラオケを。

1時間マイクを離さず

なかなか家族でカラオケという時間はとれないので、たまにはこういうのも良いですね。
そんなこんなな週末でした。天気は残念だったけど、こればっかりは梅雨時期に予約したので仕方ないですね。

【山梨】ほうとうの小作に行ってきた

山梨に行ったら必ず寄るのが小作ですね。山梨で一番大きなほうとうのお店です。

小作河口湖店へ

河口湖店に行ってきました。混むので早目の時間に入るのがおすすめです。

小作はどこの店舗も広いので、結構混んでいてもそこそこ回転率は良い感じですね。
ほうとうだけでなく、馬刺しや穴子天ぷら、おざらにすいとんと、和食充実なのもよいです。山梨でお店選びに迷ったら、まずはここですね。

量は多めなので子供にはシェアがおすすめ

ほうとうは基本的にかぼちゃが入っているのと、じゃがいもに里芋など、とにかく腹にたまる具材が多いので、みんなでシェアがおすすめです。今回はかぼちゃほうとうに、鴨肉ほうとう、たこの唐揚げを頂きました。美味しかったです(^o^) 味噌仕立てで野菜多めなのでヘルシーですね。

【山梨】富士大石ハナテラスに行ってきた

週末家族旅行に行ってきました。5年前と同じ行程です。まず行ってきたのは大石公園、富士大石ハナテラスです。

大石公園にある河口湖自然生活館

ちょうどこの時期はラベンダーが見頃の時期のようです。子供たちはと言うとソフトクリームを頂いていまして。花より団子ですな。

しかし天気はどんよりでした。お陰で気温はそれほど高くなかったのが幸いでしたが。

どんより河口湖

ハナテラスだけに、様々な花が咲いていました。そして何より外国人観光客の多さ! 日本人より多い印象。コロナ禍以前は中国人観光客ばかりが目立っていたけど、今はアジア系全般(東南アジア系が多い印象)、欧米人かなと思う方々も多かったですね。

コスモスってこの時期に咲くんだね、とまあぐるっと花を見て巡ったわけですが、私、昔山梨県民だった頃、まだハナテラスはなくて、こういうのばっかり撮っていたような、ってのがテラスのお隣りにありまして。

なかなかのテイストのアパート。実はここは20年以上前から知っていまして、当時からこんな印象でしたが、今もあるとはね。そして廃墟ではなく現役です。よく見るとサッシは新し目だったりします。建物外装はリフォームしていないけど、住人は各々リフォームしている感じかな?

ハナテラス自体は、花だけでなくお店も結構充実していました。飲食店やお土産屋さんもあるんですね。
そしてもうすぐ七夕、短冊が飾られていて、お願い事を書いてみました。
私も一筆、家族のことを。


早目の時間に行ったハナテラスでしたが、11時過ぎに移動しようと駐車場に戻ったら、もうお客さんも車もわんさか、入口は大渋滞していました。午前の早目の時間がおすすめですね。

娘と同級生とで上野動物園に行ってきた

割とよく行っている気がする上野動物園。東京に住むようになって12年、あまり都心に出向かないですが、上野動物園はここのところ毎年行っている気がしますね。
今回、集合場所が弁天門でしたが、弁天門から入るのは初めてでした。

不忍池側からの入場なんですね。集合時間まで余裕があったので周辺も散策。

屋台も並んでいるし、古き良き東京感がありますね。

娘の同級生も続々と集合、仲の良い子たちとワイワイしながら周っていました。このくらいの年代になると、動物を観るというよりワイワイ楽しむほうがウェイトが大きい感じですね。

ゾウとか、上野動物園と言えばパンダに次ぐ人気者なはずですが、スルー(笑
気温的にはこのくらいの時期がちょうどよいですね。6月以降は湿度が上がって気温もさらに上がると、もう見学どころじゃなくなってきますからね。

上野動物園と言えば、かつてあったモノレールは、ついに2023年12月、正式に廃止となりました。前回来たときはまだ休止で、正式に廃止となってから初めてです。
いつ駅舎やレール、車両が解体されるかわかりませんので、写真を撮っておきました。

自分はついに現役時代に乗ることはなかったです。
高度経済成長期はモノレールが未来の乗り物としてもてはやされ、各地に出来ましたが、それも今は昔、一部を除いて役割を終えようとしています。

旧寛永寺五重塔

この日は開園と同時に入場、歩いた歩数は1万4千歩、クタクタになったので、旧寛永寺五重塔を眺めて3時前には帰途につきました。
久しぶりに沢山歩いて疲れを引きずりつつ月曜日を迎えましたとさw

【栃木】十数年ぶりに足尾鉱山遺構を巡る その3

十数年ぶりの栃木県足尾銅山遺構を巡るシリーズ、いよいよ本山精錬所のあった赤倉・愛宕下地区へ移動します。

かつては精錬所の廃墟が頂上にあったこの場所も、多くの建物が解体され、その後にはソーラーパネルが設置されました。
しかしこの精錬所を象徴する巨大な煙突は、現在も遺構として解体されずに存在しています。
この場所の管理は、主に古河機械金属から分社した関連会社である足尾製錬株式会社が行っています。

同じ場所の2007年末に撮影しています。まだ精錬所の建物が多く廃墟として残っていました。

十数年前はこれだけ建物が残っていたのです。これが廃墟好きにはたまらなかったのです。

愛宕下

かつて足尾銅山の従業員社宅が多く存在した愛宕下。2007年末にはまだ多くの鉱山社宅が廃墟として残っていました。
この地区ですでに住居しているものはほとんどなく、ある家屋では1978年(昭和53年)のカレンダーが飾られていたので、この撮影時点で30年近く廃墟として残されていたことになります。

上が2007年末の様子です。
その後、これら鉱山住宅は取り壊されて、現在では整地し植林されています。下が2024年の様子です。

2007年と2024年、この17年でも大きな変化がありますね。植林された木もだいぶ成長しています。やがてこの場所も森に戻るのでしょうね。

銅親水公園付近

一般車両はここで行き止まりとなります。この先は、かつて鉱毒で枯れた森林を再生しています。

この渓谷を見下ろした先に、精錬所の煙突が見えるのが、最高のロケーションですね。

今回の撮影で大失敗したことが。なんと、カメラの予備バッテリを忘れてきたのです。バッテリ食いのNikon Z 8、この時点で残量は13%でした。まさか、こんな初歩的な失敗をするとは…。クルマのUSB充電器はPD給電できないためか、これで充電することもできず、モバイルバッテリも持っていかなかった…これは痛いです。

次回、渾身の残量バッテリを振り絞って撮影したものが今回の撮影のラストになります。

GW最終日はサイボクで遊んできた

妻が仕事なので、子供らを連れてサイボクに行ってきました。

サイボクに行ってきたよ

ここは食べるところも遊ぶところも、お肉にお土産、地域の物産も日帰り温泉も、何でも揃っているので、家族連れに最適なんですね。
サイボクの森は有料ですが、広くて遊具もあってきれいなので、いつもここで遊んでいます。

個人的にノンアルコールビールを160円と安価に置いてあるのもポイントですね’(笑)。ドライバーには有り難いです。

子供らとの写真はZ 35mm f/1.8 Sで撮影。最近ずっと高倍率ズームのZ 24-200mmを使っていたので、やっぱり単焦点らしい立体感は絞り開放でもちょっと絞っても次元が違いますね。

GW期間中はイベントも開催していて、航空自衛隊入間基地太鼓部の修武太鼓の公演もありました。

こちらはAF-S 70-200mm f/2.8G ED VRIIで撮影。今や2世代前のレンズですが、たまたま持ってきたら活躍の場がありました。このレンズはまだまだ使いたいかな。Z 70-200mm f/2.8 Sの評判もかなり良いのですが、使用頻度的にどうかなと。


夜は実家から送られてきた、息子リクエストの花咲ガニと毛ガニを頂いてGWは終了。

カニづくし!

さあ今日から日常に戻りますよ。


サイボクの商品、美味しいです。お取り寄せでも買えますよ~

【栃木】十数年ぶりに足尾鉱山遺構を巡る その2

こちらの続きです。

シックナーと通洞変電所の次に訪れたのは足尾駅。とても雰囲気の良い駅です。

わたらせ渓谷鐵道の足尾駅

現在は第三セクターのわたらせ渓谷鐵道の路線となっていますが、かつては国鉄の路線であり、足尾鉱山で採掘された銅の輸送を行う路線として、精錬所のある足尾本山駅までつながっていましたが、現在はこの1つ向こうの精錬所の手前の間藤駅が終点となっています。

この日は天気は良くなかったのですが、この場所に居たときだけ、少し晴れ間が出たんですよね。お陰で良い写真が撮れました。

展示されいる車両は、展示しているというよりは置かれている、といった感じですね。これは十数年前に初めて見た時からあまり変わっていないです。駅舎はきれいなんですけどね


更に移動します。わたらせ渓谷鐵道の間藤駅が現在の終着駅ですが、その先はかつて貨物専用線で、精錬所の足尾本山駅までつながる路線がありました。
その廃線となった路線の旧踏切のある場所へ移動します。

間藤水力発電所跡

まず始めに定番のここ。
足尾の良いところは、歴史遺産の一部を保存し、かつ説明書きの看板がいたるところにある事ですね。1890年(明治23年)にできた間藤水力発電所は、ドイツのジーメンスの発電機を使用し、それまでの木炭発電に変わりポンプや巻揚機、構内電車用に電力を供給していました。
現在もの当時の配管などの遺構が残されています。

旧足尾線と踏切

銅山精錬所のあった足尾本山駅へとつながる貨物船だった路線は、1970年(昭和45年)に廃線となりましたが、現在でもその遺構は残されています。

4月30日だったので、鯉のぼりが印象的でした。線路内は立入禁止です。現在もわたらせ渓谷鐵道の所有地なんですね。

踏切の横に橋があったのですが(以前から渡れないよう立入禁止になっていた)、なんと、ちょうど解体工事の真っ最中でした。

こうして少しずつ、遺構はなくなっていくんですね。
十数年ぶりの足尾でしたが、やはり定期的に通うべきかな、と改めて思った次第。今回、見れなかった場所も多くあり、また機会を見て再訪せねば。

続く…

【栃木】十数年ぶりに足尾鉱山遺構を巡る その1

東京に転勤となって今年で間もなく12年となりますが、それまでは栃木県在住だったため、よく足尾銅山関連の遺構・廃墟を撮影しに出かけていました。
しかし東京転勤となり、更に子供も生まれると、なかなかそうした撮影に足を向けにくくなりましたが、子どもたちも小学生になり、少し手離れし始めたので、十数年ぶりに足尾鉱山まで足を伸ばしてみることに。

でも、東京からなので、実際はそんなに遠くないんですよね。東北方面となると少し二の足を踏むけど、栃木までなら日帰りで撮影して帰れる距離ですね。

中才のシックナー

今回始めて群馬県側から行ったので、まず手始めは、足尾の町中で現在も稼働するシックナーとその周辺を観察。

ここは自分が初めて訪れた時からあまり変化していません。
わたらせ渓谷鐵道の路線をくぐった先に現在も1基は現役稼働、もう1基は大昔から稼働しない状態となっています。

鉱山住宅は今でも現役で使われています。
そして稼働中のシックナー、シックナーとは水分中の汚泥などをタンクのような場所に流して、沈殿分離させるためのものです。
足尾鉱山と言えば、日本の歴史の教科書に必ず出てくるであろう足尾鉱毒事件で有名ですが、過去形ではなく現在進行系で鉱毒(銅やカドミウムなど)による影響は残っているようで、水田がこの地域で存在しないのもうなづけます。

しかしながら、シックナーに流れる水は一見きれいです。もっとも上流には汚泥を堆積させるダムが今も存在ます。

上の右側の写真の先には古河機械金属(株)の事業所と通洞選鉱所跡があります。

通洞変電所と通洞動力所跡・新梨子油力発電所跡

さてシックナーのすぐ近く、古河機械金属の事業所向かいにある通洞変電所へ移動します。

通洞変電所は、鉱山施設へ送電するための変電所です。なんと1903年(明治36年)に建てられた、110年を超える現役変電所です。はい、現役です。現在も稼働しています。1枚目の写真の白い車は、まさにこの建物の管理をされている古河機械金属の方々のものです。お仕事中お邪魔しました。

「特高圧」の看板が掲げられていますが、この特高圧は7000Vを超える高圧で送電された電気を降圧する変電所です。
大きな工場などではこうした変電所が存在しますが、銅山としては閉山した足尾鉱山ですが、今でもこうして設備に電気を送るためにこの建物は使われています。
現役だけに、ブーンという低い唸り音が建物からかすかに聞こえてきます。

その先には、かつて存在した通洞動力所跡・新梨子油力発電所跡があります。現在は更地です。

ここで2005年に現役(すでに廃墟でしたが)で存在した頃の写真をば。

この跡、通洞動力所は一部崩壊してしまいました。
この写真を含む2005年11月の足尾鉱山周辺の写真はこちらのブログにありますので、よろしければお楽しみください。

再び変電所と、通洞選鉱所跡を。この風景だけは、2005年から殆ど変わっていません。

それでは移動します。
続く…

NIKKOR Z 35mm フィールドデビュー 群馬県草木湖にて

GWの天気、平日はパッとしませんが、せっかくなので遠出して写真撮影をと思いまして、今回は足尾銅山に十数年ぶりに行ってみようと思いました。

ナビが示した道は、宇都宮経由ではなく群馬経由、時間はかかるけど、このルートで一度足尾方面に行きたいと思っていたので、ナビ通りに行ってみることにしまして、その途中、群馬県堺に近い、草木湖に立ち寄りました。

今回、先日導入して初めてNIKKOR Z 35mm f/1.8 Sをフィールドに持ち出しての撮影です。35mmは自分にとっての標準レンズですから、初心に帰った気分です。

息を飲む描写です。上の3枚はちょい絞った遠景、草木ダムからの風景、雨がやんだあとの、まだ湿気の多いダム湖、風はほとんどなく波立っていない湖面、低い雲、この雰囲気を余す所なく描写できています。ことさらシャープネスを強調せず収差を抑えています。
今まで使ってきた35mmでも圧倒的です。

下の2枚は、ツツジの花びらが印象的だったので、いずれも絞り開放で撮りました。
いや立体感がいい! 後ボケでなく前ボケも良い。ボケとピント面のグラデーションもなかなかです。ボケ味の良さだけでなくつながりが良いのは、NIKKOR Zに共通した良さです。
Nikon Zマウントとともにデビューした最も古いZレンズの1つですが、数年経過した現在でも高いレベルのレンズであることがわかりました。

久しぶりに標準レンズの楽しさを味わえました。AFは特段速いというわけではないですが、遅くもなく標準レベル。ですが描写は過去のFマウントを確実に超えています。さすが、新しいレンズは違いますね。特にミラーレス化による恩恵は大きいですね。

さて、今回の撮影ではこちらも持ち出しています。

Nikon F Photomic FTN + Nikkor-S Auto 35mm F2.8

先日フォトミックファインダー(露出計)の電池を交換した、Nikon F Photomic FTNに、35mmを1本のみで。
NIKKOR ZとNikkor Autoの描写の違い、もちろんデジタルとフィルムの描写の違いを楽しみたいと思いまして。
Rollei RETRO 400Sはこれから現像に出してきます。その写真はまたいつか。


Zユーザーなら1本あって良いレンズ。Z 40mm f/2からのステップアップにもどうぞ。

今回天気が悪いと思ってISO400のモノクロを持ち出しましたが、後半天候回復してやや感度高めでした。
曇天時にどうぞ。

4本のNIKKOR 35mm

NIKKOR Zの35mmはf/1.2が出るとの噂もありますが、スナップはf/1.8で十分と思っているので、NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sはいつか欲しいと思っていたレンズの1つです。

これで手持ちの一眼用の35mmは4本となりました。好きなんですねぇ。

左から右へ行くにつれ新しくなっていく、そして大きくなっていく…f値が違うから一概に言えませんが

Nikkor-S Auto 35mm F2.8
AI AF Nikkor 35mm f/2D
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

どのレンズもNikon Zマウント機なら使えます。FマウントレンズはマウントアダプターFTZ IIを介して取付可能。厳密には一番古いNikkor-* Auto(通称オートニッコール)はFTZ IIは公差の問題で公式には取付不可能としているものの、そのNikon自身がNikonミュージアムの企画展で、自己責任の下FTZ IIにオートニッコールを取付けて撮影していて、個体差で取付が渋いものがあるようですが、概ね問題ないと思っています。

ということは…4本のレンズで撮り比べできちゃうんですよね。
これは撮影が結構大変なので、そのうちやろうと思いますが、まずはNIKKOR Z 35mm f/1.8 Sの特性をつかんでいきたいと思います。


ところで…Photomic FTNの電池がついに切れてしまいました…。アダプタ買わないと。