明けましておめでとうございます。
2023年も当サイトをよろしくお願いいたします。
写真は昨年12月、タイムラプス用にインターバル撮影していた際に、偶然写った鳥さんと日没直後の富士山です。
昨年末は、フィルムのスキャンをして過ごしていました。
昨年秋に行った榎本牧場で撮影。
BRONICA S2に、お気に入りのレンズNIKKOR-O 50mm F2.8、フィルムはVelvia50(RVP50)で撮影。
フィルムもかなり高くなってきましたね。
今年もネタをボチボチ提供できればと思います。
富士フィルムのFujichrome Velvia 50、かつてはISO感度の50の名称はつかず、単純に「Fujichrome Velvia」でしたが、ISO感度100のVelvia 100と100Fが販売されたため、従来からのVelviaは、50が末尾に付与されました。
そのFujichrome Velvia 50は、実効感度はISO32と言われるくらい、感度がやや低め。しかしアンダー気味に撮ると、鉄壁の色彩が得られるフィルムです。発色は、Fujifilm曰く「赤緑色強調(イメージカラー)」だそうです。
青が映えるProviaシリーズとは異なりますね。
個人的には、学生時代によく使った大好きなフィルムです。が、昨今のフィルム需要の低下で、いつなくなってしまってもおかしくない状況。特に、今となっては特殊な感度の部類に入るISO50ですからね。
感度が低いですが、晴天下なら三脚なしでも撮れます。絞りは明け気味に、BRONICA S2のレンズをとっかえひっかえしながら撮りました。
やっぱり楽しいですねBRONICA、ファインダを見ているだけで、立体的に像が浮かび上がって気持ちが良いです。
先月光が丘公園で、BRONICA S2とFujifilm NEOPAN 100 ACROS IIで撮った写真。
Fujifilmのモノクロフィルム、NEOPAN ACROSが販売終了になった後、NEOPAN ACROS IIとして復活しましたが、箱にMade in UKとあり、中身はILFORDのOEM製品と言われています。
実際、仕上がったネガを見ると、諧調表現が明らかに旧ACROSと違って、コントラストはやや高めです。
それはそれで嫌いではないですし、スキャナでスキャンする上では、そうした特性のフィルムのほうがスキャンしやすいです。
が、NEOPAN ACROSかと言われると、やっぱり違いますね。
特にブローニーフィルム(120判)は、Fujifilm特有の、フィルムの端に穴があって引っ掛けらてる穴や、パトローネにある穴を引っ掛ける突起もなく、ああ中身はFujifilmじゃないんだなぁと思わせます。
現像済みのフィルム自体には、NEOPAN ACROS IIの表記はあるのですけどね。
レンズはとっかえひっかえ、NIKKOR-O 50mm F2.8、NIKKOR-P 50mm F2.8, ZENZANON 150mm F3.5を使用。でもやっぱりこの中では50mmが好きだな。
ちょうど今から10年前、寒い中、あしかがフラワーパークに行ってきました。
光の花の庭と題して、LEDで藤の花を再現していました。藤の花と言えば、今は人気漫画「鬼滅の刃」でも、鬼が近寄らない花とされていましたね。
まだ結婚して1年経っていない頃、妻と行ってきましたが、いや寒かったですね。
そんな中、三脚を据えて、中判フィルムカメラのBRONICA S2で撮影しました。この当時はまだ広角の50mmは持っていなくて、75mmので撮影。画角に苦労した記憶があります。今なら、50mmで撮りたいですね。
今シーズンも、あしかがフラワーパークでは光の花の庭の展示を行っていますが、この緊急事態宣言下で遠出も控えている時期ですから、残念ながら今年も見られそうにないですね。
というか、妻が寒がりすぎてついて来ないかも?
8月に撮影した日窒鉱山の廃墟ですが、デジタルと同時に、BRONICA S2を使用したフィルム撮影も行っていました。
現像とスキャンが完了したので、掲載いたします。
広角のNikkor-50mm F2.8だけで撮ったので、もう少し引き目の写真に仕上げるつもりでしたが、少し中途半端になってしまいましたね。
撮影場所は傾斜地が多く、またあまり引いて撮影できない状況、三脚の設置が難しい状況で、思うように撮影できなかったかな。
とまあ少し言い訳しましたが、中判フィルムの立体感は良いですね。
加えて、フィルムはこれが手持ち在庫最後の旧ACROS(現在ACROS IIに移行)でしたが、このフィルムの諧調性の豊かさと粒状感のなさは中々ですね。
ACROS IIも手に入れているので、そのうちリベンジ撮影したいですね。