「AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR」タグアーカイブ

最近、SKYMARKを撮るのも好き

昨日は茨城県は百里基地に展開してきました。皆様お疲れ様です。私も疲れました😅

ということで、メインの写真は編集中です。
百里基地は茨城空港も併設されていますが、コロナ禍により現在飛来する民間航空機は、国内線のSKYMARKのみ。スパイフライト?となんて言われるチャイナの春秋航空も、台湾のタイガーエアも、今月いっぱいまでは運休中(来月以降はどうなるか未定)。
そんな感じなので、SKYMARK撮ってます。

午前、ピカチュウジェット(B737-800/JA73NG)が飛んできました。この日、午前中はR/W03運用だったので、、SKYMARKがR/W21に降りてきたので、一部ギャラリーからは「ランチェン(滑走路変更)か?」なんて話も出ていましたが、SKYMARK、割りと風向きを気にせず、進行方向から最短で離着陸が多いです。
この期待は札幌からだったので、単純にR/W21のほうが近かった、ってことですね。
上がりはR/W03でした。

撮影位置移動。
午後は…本当にランチェンとなりました。百里基地、茨城空港、天気予報アプリで風向きは常に確認していますが、この辺りは風向きが結構変わるんですよね。
R/W21運用となりました。

上がりも撮りました。

普段は、戦闘機メインのカメラマンが多いので、SKYMARKはあまり注目されないのですが、この日ばかりはギャラリーも多かったので、SKYMARKを撮るカメラマンも多かったかな。
そして結構コパイロットさんがお手振りしてくれます。いつもありがとうございます!

【百里基地】2023年1月5日の記録

2023年の百里基地の飛行始めは、どうやら1月4日だったようです。去年は5日に行って空振りでした。毎年、いつ飛行始めかわからないですね。

ということで自分にとっては今年の百里基地撮り始めです。まあ、あまり期待せず行ってきました。
まず午前。完全に読みを間違えました。
無風、かつSKYMARKがR/W03上がりだったので、3SQのF-2も03上がりと思っていたら、まさかの21上がり。結局上がりは撮れず。仕方ないので折りを撮影。
AF-S 600mmにx1.4テレコンで。

天気は良いのですけどね…。つまらない絵でした。あと、テレコン装着時、絵によってピントが緩い感じもあります。そうでないかっちり解像している絵もあるので、単純にテレコンで画質が低下したというよりは、テレコン&FTZ IIというコンバーターを2つ挟んでいることによる嵌合精度の問題な気もしますが…

午後、たった1機のF-2B (23-8112) のみのフライト。退役までガンガン飛んでいた301SQのF-4EJ改と比較すると、3SQはあまり活発に飛ばない気もしますが、機体のやりくりの話なのか。何だかんだ、枯れた技術のF-4ファントムは稼働率が良かっただけなのか?

何度かタッチアンドゴーののち着陸。ドラッグシュートを回収して終了。この日の撮影も終了でした。
午後は風が強かったせいか、ランウェイ上も陽炎の影響がなく撮れましたが、
今回、ここまでの撮影は600mmにテレコンで850mm相当で撮影しましたが、850mmともなると、なかなかファインダにぴしっと納めるのが難しいですね。

帰ろうとお片付けしていたら、SKYMARKがR/W03Lから上がる様子。

眼の前で180度転回する際に、コパイロット(副操縦士)よりお手振りいただきました! ありがとうございます。

帰り、夕陽がきれいなのでパシャリ。

日没直前の霞ヶ浦

霞ヶ浦、風が強いので波が立っていますね。無風なら、きれいに反射する夕陽が湖面に入ったんだけどな~。

ということで、冬休み終了です。

【ゆく年くる年】2022年の振り返り

毎年やったりやらなかったりの振り返しですが、WordPressブログを導入して以来、写真での振り返りが楽になったので、今年も書くことにします。

1月

2021年末にNikon Z 9を手に入れて、年明けから撮影に。廃吊り橋を撮ったり、飛行機を撮ったり。
残念ながら百里基地の3SQの初飛行は拝めず。来年は見られると良いけど、どうでしょうね?
そして20年ぶりにスキーをしました。子供たちも雪遊びの予定が滑りたいと言うので、家族で滑れることができました。今シーズンは行けるかな?

2月

BRONICA S2で遊んだり、Nikon Z 9用にモニタを着けたくて、スマホをモニタ代わりにしてみたり。結局スマホモニタは実用ならず、最終的に先日モニタを購入しましたね。
あと、でっかい防湿庫がAmazonで格安だったので購入。これで、600mm f4の望遠レンズも格納可能となりました。

3月

息子と青山にあるホンダで、展示が終了するASIMOを見たり、新型護衛艦のもがみ型が横須賀に配備されたので見に行ったり。

4月

やっとこさ、Nikon Z 9でF-2を撮ることが出来ました。この時期も何だかんだで忙しくて、百里基地へなかなか行けなかったんですね。
4月後半は息子がついにコロナ感染してしまい、家族で自宅待機でしたね。

5月

radikoのキャンペーンでスピーカ当選!
クラシックカーフェスティバルに行ったり、初めて横田基地のお祭りに行って、なんとお祭り中エアフォースワン(VC-25A)が堂々降りてきたのが印象的でしたね。多分一生にそうない経験。

6月

サイボクにお出かけしたり、リバースアダプタでレンズを逆付けして遊んだり。
茨城空港のファントムが展示10年で色褪せてしまって、クラウドファンディングにより塗装塗り直したのを見に行ったり、家族で御殿場にお泊りBBQ旅行してきました。
こうしてみると、少しずつコロナ禍の抑制から開放されつつあるのかな、といったところでしたが…

7月

7月前半は娘と自分がコロナに感染、そして娘脱水になってしまい、自分と一緒に入院。幸い軽症でした。ワクチン効果かな?
嫁車エスティマが13年超え、前回のCVTF交換から数年経過したので、フルードの圧送交換、オイルパン洗浄を依頼。お金はかかったけど、発進時のショックがなくなり滑らかに。
初めて千葉の海上自衛隊館山航空基地祭に行ってきたり、百里基地に行ったり。

8月

いつもの公園で息子の自転車、娘のブレボーの練習。
嫁車エスティマは助手席ドアミラーの電動格納が壊れて交換。分解して不具合箇所突き止めてみたり。夏休みで3年ぶりに函館の実家に帰省、Medical-Nikkorを買ってみたり、足立区でお魚を見たり。色々行きましたね。

9月

東京大仏、久しぶりに見に行きました。城南島海浜公園に息子と行ったり(娘は友だちと遊ぶほうが多くなってきました…成長したね)、FMチューナーの調整をしたり(そしてまたチューニングズレちゃってる…)。
そしてドイツ空軍のユーロファイターが百里基地に飛来。初めてのユーロファイターに興奮しました!

10月

高滝湖グランピングリゾートに行ってきました。
NIKKOR Z 40mm f/2.8を値上げ前に購入。運動会撮影用にManfrottoのビデオ三脚も導入。
そして久しぶりの観艦式は一般公開なしも、フリートウィークで一般公開があるということで、新型護衛艦「もがみ」型を初めて見学しました。

11月

3年ぶりの入間基地航空祭でしたね。C-1輸送機も続々退役し、029号機が航空祭でラストフライトを飾りました。
榎本牧場に行ったり、一般公開のない国際観艦式を遠くから撮ったり(視程悪くて失敗!)、小澤酒造で酒を買って紅葉を楽しみました。

12月

こちらも3年ぶりに行われた百里基地航空祭へ。
ファントムラストから3年を経て、ゲスト機もブルーも救難、そして午後に主役の3SQのF-2が前回の演目を。午後の3SQの演目で曇ってしまったのが残念。
サブ機としてNikon Z 7IIをレンタルしてみましたが、やっぱりZ 9のサブには程遠く…。
そして5年使ったNikon D850はオーバーホールに出したところ、なんと2週間かからず年末に戻ってきました。


今年は、コロナ禍による閉塞した社会生活から少しずつ脱却し、イベントも復活しましたね。一方自分と子供らがコロナ感染してしまいました。まだまだ油断できません。
年末は息子の顎裂手術による入院対応で、忙しかったです。2023年も1月から撮影やら子供の病院などで忙しくなりそうです。
そして、中国のコロナゼロ政策からの脱却で、またコロナ感染が増えてきそうな…。
まだまだコロナ禍は続くのかな? 早くマスクなしの生活に戻りたいですが、まだしばらくそうはならないでしょうね。

2023年も明るい年になりますように。それでは良いお年をお過ごしください。

【百里基地】3年ぶりの百里基地航空祭に行ってきました

ということで、ブログ更新は1日空けてしまいましたが、2022年12月4日、3年ぶりに茨城県は百里基地にて航空祭が行われましたので、行ってきました。

早朝より出陣しました。ご一緒させていただいた方々には感謝感謝です。1人だとトイレやお土産を買いに行くにも苦労しますからね。

今回は3年ぶりの百里基地航空祭とあって、かなり気合い入れていきました。
3年前は301SQ501SQのファントム最後の航空祭となりましたが、その後COVID-19の蔓延で、2年間航空祭はなく、その間にファントムは引退し、3SQのF-2戦闘機が配備されました。
百里基地での3SQの航空祭は今回が初めてとなります。

また3年も経過したので、こちらの撮影機材も変化しました。今回は、レンズ交換の手間を減らすべく、3本のレンズそれぞれにボディを用意。
Nikon Z 9 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRと、Nikon D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR、そしてもう1台のボディは初めてレンタルを活用し、Nikon Z 7II + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRで、24mmから600mmまでをカバー。600mmはテレコンも持参しましたが、結局今回の撮影では使用しませんでした。
Nikon Z 7IIの使用感については、別途記事にしたいと思います。

■午前のフライト

百里基地は、午前中は基地内からが順光となります。午前中は、救難の展示飛行、小松の306SQからのゲスト機、F-15J (72-8963)が孤高機動飛行を披露してくれました。

午前のフライト最後を飾るのはブルーインパルス。関東圏では、11月の入間航空祭ではブルーインパルスが来なかったせいか、これを見ようという観客も多かったようです。

■午後のフライト

午後は3SQの機動展示でしたが、なんと天候が曇りに…。天気予報も晴れ時々曇りで、午後からは少し雲が増えるという予報だったのですが、見事に曇ってしまいました…。午後は基地内では逆光になるため、重い機材を担いで数km歩いて移動しましたが、かなり堪えました。
それでこの天気は残念だったけど、素晴らしい機動を見れたので良しとします。若干ブレちゃったのもあるけど、ここはNikon Z 9がかなりの威力を発揮してくれました。ブラックアウトフリーのファインダ、これに慣れると、シャッターユニットのあるカメラは一眼レフでもミラーレスでも、連写時の像の消失が気になってしまいますね。

そしてブルーインパルス他ゲスト機の帰投まで見ました。今回はゲスト機の帰投が遅く、基地内だと見れない帰投もありました。そしてこの時間、雲が少し減り晴れ間も出てきました。ああ、F-2の機動のときに晴れていれば…。

というわけで、最後はナイトの撮影になってしまいましたが、E-2Cの帰投を見て帰宅。ご一緒に撮影した皆様、最後は機材の移動も手伝っていただきありがとうございました。
そして、コロナ禍以前のような航空祭にしてくれた自衛隊や自治体関係者の皆様にも感謝です。1日楽しませてくれました。個人的にも悔いのない撮影が出来て満足です。

今回はダイジェストで写真現像しましたが(3台のカメラで9千枚撮りました)、残りの写真はぼちぼち現像してアップしていきます。
そして、今回レンタルしたNikon Z 7IIについても書いていきたいと思います。良い点、悪い点、1日使うと見えてくることもあります。

ということで、お疲れ様でした! 2日たっても、重い機材を持って移動、望遠を振り回した筋肉痛が取れないです(笑

城ヶ島からの風景

国際観艦式撮影で行ってきた城ヶ島のこぼれ写真です。

個人的に、結構このスポットから撮影は悪くなかったです。もちろん、視程は厳しく、艦艇をくっきり撮ることは出来なかったし、航空機もそれほどこの周辺は飛ばなかったので、その点は残念だったけど、単純に写真を撮るスポットとしてよかったのと、逆光でシルエットになる艦艇、という絵も悪くないなと思いました。
岩場なので、重い機材を持って移動は骨が折れるけど、三脚を据えても迷惑がかからない広い場所で、ゆっくり撮れるのは良かったですね。

こうしてみると、左下の護衛艦「もがみ」型はやはり独特のシルエットで、新世代の艦艇だなと言う印象です。

写真データに埋め込まれたGPSデータの確認

ところで、もう10年ほど前から、カメラで撮影した画像にGPSデータを埋め込んでいます。
かつてNikonのNX Studioやその前進のViewNX-iなどには、埋めこんだGPSのマップを表示できる機能がありましたが、Google MapsのAPIの仕様の問題? 契約の問題なのか、現在この機能が削除されてしまいました。
そこで最近使っているのがこのソフトです。

画像位置情報取得ツール https://www.osadasoft.com/software/getgpsinfo/

画像位置情報取得ツールを使っています。ただこのソフト、1つのフォルダにある複数の画像の位置をすべて表示する機能はないようです。1つのファイルを選択して表示、という感じです。
また、Googleマップも表示はできますが、APIの契約の関係か、”For developmnent purposes only”と表示されてしまいます。Nikonもこれがあって表示機能をやめたのでしょうね。

かつてのViewNX-iで表示した2015年の観艦式で撮影した画像のGPSポイント、乗艦した護衛艦「きりしま」の航跡がわかります

↑Googleマップでなくて良いので、こうした機能はNX Studioに復活してほしいですね。

Manfrotto 468MGRC3を三脚につけてみた

ベランダに設置しっぱなしの三脚、タイムラプス用の撮影の合間を見つけて、Manfrottoのボール雲台 468MGRC3を取り付けてみました。

出来心でつい…

出来るのか試したくなってやってみました。
ボール雲台に重量級望遠レンズは危険ですオススメしません!

最大耐荷重:16kgとは書いてありますが、緩んだ瞬間レンズが傾いて倒れる危険性大です!
個の組み合わせではおおよそ6.5kg程度ですが、三脚座のある超望遠は重心高も高くなるため、耐荷重的に問題なくともおすすめはしません。

ただ、きちんと調整すれば、フリクションである程度の角度まではその体勢を維持できます。
あくまで、特定の角度までなら維持できる、というだけです。逆に言うと、この組み合わせでホールドできるので、200-500mmクラスの3kg未満の重量の望遠レンズであれば、使えそうな感じです。

このあたりは自己責任で。個人的にこのクラスの重量級望遠レンズは、ビデオ雲台、もしくはジンバル雲台が理想と考えています。

ちょうど陸自のUH-1Jが飛んでいたので、この組み合わせで撮影。x2テレコンで1200mm、更にクロップもしています。

遠い…でもシャッタースピード1/320sで、ブレなく撮影はできました。ただ、フリクションでレンズ位置をホールドできるとは言え、ある角度からは維持できずカメラがカックンしそうなので、常にカメラをホールドできる環境でないと、ちょっと怖いですね。

タイムラプス用のD810と、AI Zoom-Nikkor 100-300mmだとちょうどよいです。

このくらいのの組み合わせちょうどよい

耐荷重ギリギリとか、ある程度余裕があっても、組み合わせは慎重にしなければなりません。
そういえば、先日観艦式の撮影に行った際に、お隣のおじいちゃんは、EOS 7DIIにEF 100-400mmでしたが、恐らく1万円もしない細い三脚に、セットで付いてきたと思われる小さなボール雲台据えていたんですよね。
いくらなんでも…あれちょっとしたことで倒れるか、雲台がカックンして終了するぞ…と思いました。カメラに金をかけていても、三脚や雲台がペナペナな人、意外と多いです。特に高齢の方はそういう組み合わせだったりします。三脚重いのでしょうけど、機材壊しちゃいますよ…

令和4年度国際観艦式を見てきた(遠くから)

令和4年度(2022年度)の観艦式は、一般募集はなく、代わりに観艦式初のYoutube配信となりました。
最後に行われた観艦式は2015年で、運良くイージス護衛艦「きりしま」に乗艦できました。
2019年の観艦式は抽選から漏れてしまいましたが、台風の影響により中止となったため、観艦式としては7年ぶり、国際観艦式としては日本は20年ぶりの実施となりました。

さてどこから何を見ようか? 結構迷いました。
当初の案は、百里基地から観艦式へ向かうF-35Aを撮影後、千葉へ移動して観艦式帰りの艦艇を撮影する、というものでした。
これは安牌ですが、千葉への移動が距離が長く時間がかかるのと、今回の観艦式は一般客を乗せないために、従来までとの変化もあるだろうと思いました。スケジュール的に。ちょっと読めない。
結局、観艦式が行われる相模湾を拝める場所に行くことにしました。

8時、周辺は釣り客で賑わっていますが、同業者はまだ来ていない? ここから撮るのは初めてです。ここまで来るのに、ゴツゴツした岩場を、600mmと200-500mmに24-200mmレンズ、カメラボディ2台に三脚、かなりの重量の荷物を持って上がるのは結構きつかった…。
まあ、距離的にもあまり良い絵が撮れるとは期待していませんが、近場で見られるのは良いな。
無線は、観艦式用にプリセットをカスタマイズしていきましたが、これがビンゴ! よく入りました。

相模湾で準備に入る艦艇。先日木更津で見学してきた護衛艦「もがみ」型は、遠方でもそのシルエットが分かりやすいですね。
かなり遠方、かつ600mmの望遠レンズだと、視程はこんな感じ。なので雰囲気を楽しみましょう。

米軍のヘリやP-1哨戒機、鳶を撮りつつ、観閲艦となる、護衛艦「ひゅうが」と「いずも」が現れました。

動画も少し。この時、Z 24-200mmも使いたく、それが使えるボディはZ 9のみなので、AF-S 600mm f/4GにはD850を取り付けていました。なので動画もD850で撮りました。

4Kですが、元々視程が良くないので、あまり意味は無いか…。

この後観閲艦が受閲艦隊の列へ向かい、Youtubeの配信と無線を聞きつつ撮影はしましたが、何せ遠方過ぎる故に、目視では状況がよくわからないですが、そこはYoutubeの配信と無線で楽しみました。

国際観艦式の配信はアーカイブでも見られます

観閲艦内の放送も、無線でそのまま流していましたね。
航空機も小さく…小さすぎやね(苦笑 まあ見えたことは見えた。F-35Aらしき機体や、受閲を終えて帰投するV-22オスプレイも。
陸自の飛んでいるオスプレイは初めて見ました。しかもJG-1701は初号機ですね。
AH-64Dアパッチ・ロングボウも久しぶりに見ることが出来ました。陸自はE型にはアップグレードしないのかな?

受閲を終えた艦艇が横須賀に戻っていきます。

受閲を終え横須賀に向かうインド海軍フリゲート「シヴァリク」(F47)

インド海軍の艦艇、フリゲート「シヴァリク」、インドは武器システムをロシアからも西側からも導入して、政治的にはうまいことやっている(でもインテグレーション的に問題もありそう)感じですね。この艦も、ロシア系のレーダーや対空ミサイルを搭載する一方、イスラエル製のレーダーだったり、主砲がOTO76mm砲と言った具合に、西側の装備もあったりします。政治的に複雑な事情があるんでしょうね。就役が計画通りに進まないのはインドの常識です。

ブルーインパルスの展示

お待ちかねのブルーインパルスの登場! こちらも無線でバッチリ状況は聞けましたが…、やっぱり遠すぎた。観閲艦は、どんどんこちらから離れていくため、ブルーインパルスの距離も必然的にここからは遠くなります。
こちらも記録的写真にしかなりませんでした。

いやぁ遠い! おまけにお昼になり気温が上がったので、海上の水蒸気も増えたのでしょうね。視程も悪化しました。
受閲艦に向けての展示なので仕方ないですね。

恒例!?呼ばれていない米空母が見切れる件

以前も、呼ばれていない米空母が見切れる事案がありましたが、今回もでした。ロナルド・レーガンが現れた!

逆光ですが、護衛艦「いずも」と意図せず並走(望遠レンズの圧縮効果で近いように見えますが、実際は両艦の距離は離れています)しているように見えました。

さて帰るとしましょう。
周辺の記念撮影。岩がすごいですね。長年の波の力でこうなったんでしょうね。

最後に横須賀で艦艇の入校を見ようと思ったけど…疲れた。時間もアレだし、帰ろうか~ってなりました。

インド海軍フリゲート「シヴァリク」(F47)とオーストラリア海軍補給艦「ストルワート」

最後に横須賀港を眺めて、この1枚を撮って本人も帰投しました。

次回は3年後ですが、そのときはまた一般客が乗れるようになっているといいですね。何しろ、動く艦艇に乗れて、しかも皮下の艦艇もたくさん見られるチャンスは観艦式だけですからね。

【3年ぶりの開催】令和4年度入間航空祭に行ってきた

コロナウイルスの流行で、2020年と21年は中止となっていた航空祭ですが、2022年は各地で復活し開催となりました。
ただし、基地によっては抽選入場となるなど、コロナ過以前と同様にはならないようで、入間基地についても、2022年は入場は抽選制となりました。
最初の抽選は外れてしまいましたが、敗者復活戦?キャンセル待ちを何とか取ることができたので、行ってまいりました。

3年ぶりの入間基地、まずかつての花形だったC-1輸送機の数がかなり減っていました。この日見ることができたのはわずか3機、029,030.031号機のみ。生産最後の3機のみとなっていました。
既に現役機は7機のみとの情報もあります。
うち岐阜の飛行開発実験団の機体や電子戦訓練機EC-1(021号機)を除けば、現役輸送部隊の機体はこの最後の3機のみなのでしょう。
輸送部隊のC-1を見られるのも、あと1,2年程度かもしれませんね。そしてC-2が主力輸送機となっていきます。


YS-11も、入間基地に残っている機体は、電子線訓練機のEA型と電子情報収集機(ELINT機)のEB型のみで、機密度の高い機体ゆえに展示されることはないため、この日は見ることはできませんでいた。
YS-11EB後継機であるRC-2は遠方に見ることが出来ました。

まずはCH-47J(LR)の展示から。

今回は消火バケットではなく、3つの貨物のスリングでした。

飛行点検隊では、退役したYS-11FCや事故で損失したU-125の代替として導入された、U-680Aが、入間航空祭初展示となりました。

入間基地、午前中は逆光なんですよね…ちょっと映えませんが。流石に飛行点検隊の機体、そんなに冒険はしませんね。

そして飛行展示のために中部航空方面隊司令部支援飛行隊(中司飛)のT-4″シルバーインパルス”、U-4多用途支援機、第2輸送航空隊のC-1, C-2輸送機が上がります。

まずはシルバーインパルスの展示飛行から。

今回、隊長機の赤いT-4を操縦した中司飛の隊長、渡辺信行2佐のラストフライトで、着陸後に消防車の放水アーチでお祝いでした。

ラストフライト後の放水。このアングルからは機体が見えなかったな…

続いて、C-1, C-2, U-4の飛行展示。

陸自の空挺部隊の展示は例年通りですが、最後に降りた隊員さんも、空挺降下が今回でラストだったそうです。空自のイベントですが、陸自にもこうして華を添えるよい機会となりましたね。

例年キレッキレの高機動を披露するC-1ですが、C-2も負けじと高機動を披露。
そして029号機はこの日野展示飛行を持ってラストフライトとなることがアナウンスされました。感無量ですね。

放水アーチをくぐるC-1 (98-1029)

飛行展示は例年より規模をやや縮小、飛行展示もお昼で終了(基地内食事NGのためかな?)でしたが、C-1の029号機もラストフライトで、演目終了後の消防車の放水アーチを浴びるといった演出もありました。人も機体も、何時かは引退するのです。

そして12時過ぎには展示も終了し、ゲスト機の帰投準備が開始されました。

まずは、百里基地3SQのF-2A (43-8530)と、小松基地306SQのF-15J (72-8963)がENGスタート。

Nikon Z 9の動画、H.265ですが、非常に綺麗です。4K60pでオーバーサンプリング対応、流石に良いですわ。でも望遠レンズ手持ちで撮るのはキツイ…。

入間基地は戦闘機部隊がないだけに、こうしたゲスト機の帰投がまた、楽しみの一つです。F-2!派手にかましたね! これぜひ百里基地航空祭でも頼みますよ🙏

Xperia 1でも4K動画は撮れるけど、画質がアレ。Xperia 1 IIIがもう少し安くなったら買い替えかなぁ。もう3年半使っていますし。

最後に、ラストフライトを終えたC-1 (98-1029)を拝んで帰路につきました。
先に引退した、2018年の入間航空祭で歌舞伎塗装を披露した026号機のエンジンカバーが使われていました。
1979年(昭和54年)製造の機体で、総飛行時間17,880時間、029号機に因んで通称”ONIKU”の愛称だった機体の引退に立ち会えたのが、今回最大の収穫でした。

お疲れ様でした~

Manfrotto ナイトロテックN8と536カーボン三脚フィールドテスト

もともと手持ちの望遠レンズでも重量級であるAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRは、Gitzoのフルードジンバル雲台を使用しているため、ビデオ雲台を使用するつもりはあまりなかったのですが、近年望遠レンズ界隈でビデオ雲台が人気、と言うことで、実際にフィールドで試してみました。

こんな感じでセット。何故かスマホの写真の解像度が低くなってしまいました…

やはり、レンズ単体で5kgを超え、ボディと合わせると6.5kg近いので、カウンターバランスが8kg(重心高55mm時)まで対応とは言え、三脚座により重心高が高くなっているため、慣性モーメントにより、カウンターバランスをとるのは難しいです。ただ、レンズを極端に傾けない限りは、手を離してもちゃんと静止はしてくれます。それなりにカウンターバランスは効いていると見てよいのかな?
とは言え、構造的にカックンしないジンバル雲台の安心感のほうが高く、安定性も良いと思いました。
ビデオ雲台の良さは、パンニングやチルトが滑らかだということ、ビデオ雲台だから当たり前ですけどね。その分、重量級レンズでは、少しプルプル振動する場面もありました。

写真を撮っていると、一緒に連れてきて遊んでいた息子が寄ってきました。

お前が撮るんか~いw

ってことで、息子氏6歳が、撮りたいと言うんですよ。
低くすると、年長さんでもカメラを使える高さに。親指AFを教えてたら、パシャパシャパシャ…

何枚撮るんじゃ~

1000枚近く撮ったこの日の撮影の9割は息子が切ったシャッターです。デジタルカメラの時代で良かったね~。フィルムカメラなら、そものも触らせてもらえなかったでしょう。
そら今の若い方々が写真が上手いの、圧倒的にシャッターを切れるからってのは大きいでしょうね。

まともに撮れてるじゃん! 年長が600mmとx1.4テレコンで850mmで撮っちゃう時代です。でもそれだけManfrottoのナイトロテックN8が使いやすいというのもあるし、Z 9の被写体認識AFで簡単に撮れているというのもあります。

そんなこんなで楽しく撮影してきましたとさ。

Manfrotto ナイトロテックN8ビデオ雲台+536カーボン三脚を導入してみた

先日、小学生の娘の運動会で、Nikon Z 9の動画撮影をしてみましたが、画質が非常によく、AFも食いつきがよく、動画からスチルを切り出しても割と使える画質レベルであることから、本格的に動画撮影をしてみようと思い始めました。

娘の運動会では、動画画質は確かに良かったものの、SmallRigの自由雲台3457はZ 9 + NIKKOR Z 24-200mmではいまいちスムーズさに欠け、やっぱり値段なりかなと実感。雲台単体では滑らかなフルードっぽさを感じたものの、いざ動画撮影してみると、パンもチルトもスムーズさに欠けました。特にパン動作が、案外引っ掛かりが多く、ガッカリでした。耐荷重は5kgですが、実際には軽量なカメラじゃないと、
また、チルトもちょっと緩めるとカックンと下を向いてしまい、調整幅が少なく、常にパン棒で支えているならよくても、手を離すと不安でした。

ということで、きちんと撮るには、しっかりしたビデオ雲台が不可欠、ということでまともなビデオ雲台を物色。
当初は、コスパの良いManfrottoのMVH502AHかなと思っていたのですが(以前Nikonミュージアムでは、この雲台にD4+AF-S 600mm f/4E ED VRが載せられて展示されていたので、ギリギリその重量も行けるっぽい)、どうせなら水平をきちんととれるボール雲台&三脚あったほうが良いよね、となりまして、雲台をバラで買って後から三脚買うよりは、セットの方が安い、ということで、表題のセットを買ってみました。

ただ、この製品は旧製品で、Manfrottoのアウトレットストアで、中古品でした。
本音を言うと、Gitzoのカーボン三脚GT5543LSと、ザハトラーのビデオ雲台FSB8IIとの組合せが理想ですが、三十数万円の世界です。ちょっと手が出ません。

ビデオ雲台のナイトロテックN8は、現行品のナイトロテック608の1世代前の製品で、8kgまでのカウンターバランスを備えたフルードビデオ雲台です。
600mm f/4クラスのレンズと、中上級カメラボディとの組合せでも問題なく使えます。
ただ、この組合わせは、既に使っているGitzoのフルードジンバル雲台のほうが、構造的に重量級レンズもお辞儀してしまう心配はなく安心なので、ナイトロテックN8との組合せは、Z 9やD850とAF-S 200-500mmクラスのレンズでのスチル&ビデオ撮影、あるいはZ 9と24-200mmでビデオ撮影がメインになるかなと思います。

デザインはManfrottoらしく、イタリアメーカーだけあってカッコいいですね。
ナイトロジェンピストン機構により、8kgの重量の機材までのカウンターバランスを取ることが可能です。

中央のピストンがナイトロジェンピストン

試しにレンズだけで5kgを超えるAF-S 600mm f/4GとD850を載せてみましたが、さすがにこの重量だとちょっとカウンターバランスを取るのは難しいようです。

レンズだけで5kg超えのAF-S 600mm f/4G ED VRと、D850との組み合わせでは、カウンターバランスを取るのは難しかった

耐荷重8kgとは言え、それは55mmの重心高の場合で、上の写真の組み合わせはそれより重心高が高くなってしまうため、当然雲台には厳しい条件となります。
したがって、このクラスのレンズでカウンターバランスを取るなら、より上級のナイトロテックN12やその後継のナイトロテック612が必要です。
自分の場合は、このクラスの望遠レンズはジンバル雲台が前提で、このビデオ雲台で使う予定はなく、これより軽いレンズとの組み合わせがメインとなりそうです。
とは言え、ビデオ雲台、ジンバル雲台のようにレンズの横に出っ張ることがないため、スッキリしていて使い勝手は良さげなのも確かで、確かに近年超望遠レンズ界隈でもビデオ雲台が人気なのも頷けます。

実際に上の写真の状態でレンズを振ってみましたが、調整次第でかなり滑らかです。特にパン動作が、フルードの効き具合を微調整できるので、私の好みの重めの操作にすることで、滑らかにパンできました。コレコレ、この滑らかさが欲しかったのですよ。ティルト動作よりパン動作のほうが、滑らかに動かすのは難しいですからね。

536カーボン三脚は、75mmハーフボール対応のビデオ三脚で、ハーフボールアダプタが付属するため、ハーフボールではない一般的な雲台も、水平バランスをとる事が可能です。そもそもナイトロテックN8もハーフボール雲台ではなかったりします。

MPROカーボンファイバー4段ビデオ三脚とのセット

この三脚は、4段で最高204cmまでの高さで運用できます。この高さも魅力でした。その代わり、カーボン三脚としてはかなり重い3.44kgです。
同じ高さが取れて耐荷重も同じ25kgのGitzoのGT3543XLSだと2.29kgなので、やはり強度に対して軽量なのはGitzoに軍配が上がりますね。1kg以上の差は大きいです。
このあたりは技術の差、値段の差が大きいですね。

さて実際のビデオ撮りで想定するNikon Z 9とZ24-200mm、このままだとカメラの取付向きが何なので、アダプタを別途買ってみます。
そのお話は次回。


N8は旧製品なので中古か新品在庫品となりますが、N8から改良された608も、新品の価格は中古N8よりちょっと高い程度なので、雲台単体なら後継のナイトロテック608がオススメです。

Manfrottoアウトレットストアなら、通常保証のみで延長保証はないけど、原稿ナイトロテック608をお買い得に購入可能です。