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【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)

先日埼玉県は志木市の飯田酒店にやまね酒造の若林氏が来ているということで、「やまねのどぶろく」とともに買ってきたお酒です。

【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)
【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)

去年も購入しています。

前回の購入から1年以上経過し、その進化も気になるところです。
今回はやまね酒造の若林氏から直々に解説頂きました。

やはりこだわりのポイントは、若林氏が修業した新政酒造発祥の酵母である協会6号酵母(通称新政酵母)を使用し、木桶仕込み、絞らずに袋吊りで滴る酒を集めた無濾過生原酒であること。
ただし、やまね酒造は現時点で日本酒製造免許を持っていないため、日本酒の製造は出来きません。
このため、「やまねのみのり」は発芽玄米を10%加えることで、その他の醸造酒、という扱いで販売してるそうです。

【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)

日本酒製造のための酒造免許は、「酒税の保全上酒類の需給の均衡を維持する必要がある」との理由から、もう何十年も新規交付されていないからで、現在免許を持っている酒蔵から受け継ぐ(買収や廃業する酒造からの移管)しか手段がないのが現状です。
日本酒消費量が低迷する中、こうした時代錯誤な決まりには感心しませんが、「やまねのみのり」のように、日本酒の原料にプラスして副原料を添加することで、「その他の醸造酒」となり、これだと酒造の免許は取得できるそうです。
いわゆる「クラウトサケ」と呼ばれている、日本酒に近いその他の醸造酒となっています。
若林氏もいくつか酒蔵引継ぎなどの交渉は行ったようですが、実現していないのが現状です。

アルコール度数は製造ロットで大きく変わるようですが、今回は11度となっています。一般の日本酒よりやや低めです。
酒米は、ゆくゆくはやまね酒造の所在地である飯能産を使いたいとのことでした。

リンゴジュースのような色合い

生酒なので、冷やした状態で頂きました。
上立ち香は以前のものよりフルーティさを感じます。口に含むと…瑞々しいリンゴのような酸味と甘みです。そして木桶仕込みらしい木桶の風合いがとてもバランスが良いです。強すぎず弱すぎずですね。
そして旨味がふわっと押し寄せて、さっぱりと引いていく後味。苦味は少なめです。
去年飲んだものは、冷えた状態ではややあっさりとした味わいでしたが、今回は冷えた状態から見事なバランスです。言われなければ発芽玄米が入っていることは分からないですね。それくらい滑らかです。
温度が上がるとより甘みが増しますが、決して甘すぎず、旨味と複雑味とのバランスはくずれません。

このお酒を飲んでふっと思い出したのが、まさに新政酒造のお酒。もちろん新政No.6の無双の境地とまでは行きませんが、あのテイストに近いものを感じさせました。新政酒造で修行しただけありますね。木桶が熟れてきた感があります。
着実に進化を感じさせます。いやなかなかですよ。日本酒として作れないのが本当に惜しいくらいです。
ますます今後の発展が楽しみですね。

様々な自然保護活動、やまねの保護を始めとする動物や昆虫の観察や保護活動など、本当に多忙に動き回っている若林氏とやまね酒造を応援したいと思いました。
ゆくゆくは日本酒が作れるようになる事を願います。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

夏休みの帰省の函館で買ってきたビール。
一時期、地ビールは規制緩和でたくさん醸造所ができたものの、国産大手の味に慣れていた消費者からあまり受け入れられず、撤退した業者も多かったですが、こうした食文化も熟してきたのか、最近はまた地ビールが増えてきている印象。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

函館は観光地故に、こうした地ビールも比較的売りやすいでしょうね。
今回買ったのはアルト(ALT)で、ドイツ西部のデュッセルドルフ地方を発祥とする上面発酵ビールです。近年の製法では下面発酵(ラガービール)が多いそうですが、この上面発酵は比較的高めの温度で発酵し、酵母が上に浮いてくるために上面発酵と呼ばれているそうです。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

カナダの麦芽を使っているそうで。アルトビールはタンクで熟成中に、酵母の下にあるビールに圧力がかかることでゆっくりと炭酸が溶け込んでいくことで、まろやかな味わいになるのだとか。

濃いめの赤銅色でにごりあり

要冷蔵なので冷やした状態ですが、適温はある程度温度を上げたほうが良いそうです。
香りはフルーティさよりもややビターな感じがありますね。口に含むと、これはコクが結構あるタイプですね。ホップの苦み渋みが割とありますね。
温度が上がると、ああこれが本来の目指した味なんだなと。甘みが出てきて、やや強かった苦味や渋味とのバランスが良くなりました。
アルトビールはやはり温度を上げて飲むビールですね。色々調べると、小さめのグラスで飲むのが良いそうです。

ビールは…国産大手を飲む限りは単純だけど、本場の製法でいろいろな種類と飲み方を知ると、本当に奥が深いですね。


いろいろ試したくなるのが地ビール。ちょっとお高いですけど、特別なひとときに。

【やまね酒造】やまねのどぶろ(令和6年8月製造)

埼玉県飯能市の山奥にあるやまね酒造、新政酒造で修行をした若林氏が創業した酒造です。小さな酒造で、現時点では日本酒製造の免許がないため、主にどぶろくなど「その他の醸造酒」を販売しています。

2021年よりお酒の販売を開始し、当時直売所で購入させていただきました。

瓶で販売するどぶろくは、ガス抜きの穴が空いている関係上通販ができないため、苦肉の策ということで冷凍バージョンも販売していました。
うちはYamaroも妻もどぶろく好きなので、いつでも買いたいのですが、何せやまね酒造は飯能市の山奥、車で1時間半近くかかります。なかなか購入が難しいのです。

ところがこんな書き込みがありました。

飯田酒店、志木市、ここなら買いに行ける距離だ! ということで、雨が降ったり晴れたりの微妙な天気の中ですが、妻と一緒に買いに行ってきました。

やまね酒造の若林氏の熱いトーク、そして飯田酒店も初めてでしたが、各種お酒のラインアップが豊富で、かつ店主も熱心に説明してくださいました。
飯田酒店もリピート決定だな!

さて買ってきたどぶろく、早速飲みました。

【やまね酒造】やまねのどぶろ(令和6年8月製造)

やまね酒造のどぶろくは、試行錯誤されているようで、最近は酵母を新政酒造で使われているのと同様に協会6号を使用し、木桶で仕込んでいます。

2021年に飲んだどぶろくはアルコール度数が6度でしたが、今回は3度とかなり抑えられていますね。

プチプチ微発泡

香りは仄かに木桶の香りがしますが、以前のものより木桶感は落ち着いた印象。ここは好みが分かれるところですが、このくらいが丁度良いかも。
口に含むと、まずプチプチとした発泡感、柔らかな口当たり、甘みは思ったより控えめで、旨味と苦みがまろやかに訪れます。
微発泡と米の粒の大きさが絶妙で、柔らかさが際立ちます。
濃厚な甘みのものが多いどぶろくですが、今回は甘さはやや抑え気味で大人な味わいです。アルコール度数が低いので、スイスイと飲めますね。その分アタックは弱め。
個人的に、アルコール度数はもう少しあっても良いかなと思うけど、これはこれで。

試行錯誤の末に、木桶と6号酵母仕込にたどり着いたそうで、今後の更なる発展に期待です。
そしていつか日本酒製造が出来ると良いなと思いました。がんばってくださいね!


やまね酒造代表のの若林氏、とにかく多才で、やまねの保護研究活動をはじめ、民泊にBBQ場もやっていますし、体がいくつあるんだというくらい活動されています。
現在、お酒は通販で買えませんが、今後も注目の酒蔵です。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

夏休みに函館で買ってきたお酒です。普通に地元のスーパーに売っているんです。さすが地元! ちゃんと冷蔵コーナーで売っているお酒。こういうのが大切ですね。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

今北海道の酒蔵がアツイ! 温暖化で北海道で酒米が多く作られるようになって、酒蔵も増えました。箱舘醸造もまだ若い酒蔵ですが、良いお酒を作っていますね。
本州でも取り扱う酒屋さんが増えてきたのは良いことです。
今回は折角なので別誂(べつあつらえ)の純米吟醸、磨き四割五分(精米歩合45%)を買ってみました。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

酒米は北海道七飯町(函館の隣の町です)産の「きたしずく」、箱舘醸造も名前は箱舘(函館の旧表記)ですが、隣の七飯町の酒蔵です。
ちなみに、現時点で箱舘醸造の郷宝ブランドを含めた日本酒全て、要冷蔵商品となっています。生酒か火入れかの表記はありませんが、恐らく火入れしていたとしても極力抑えめなんでしょうね。

薄黄色でガス感はない

開栓すると、上立ち香は仄かな吟醸香で、いわゆる柑橘系とかではないですね。
口に含むと…なんてまろやかなんだ! こんなにまろやかなお酒はそうそうないぞ。ふわっとライチを思わせる甘みがまず広がるけど、このあたりがまろやかでふわっと上品に押し寄せます。酸味は弱め、あとから旨味、苦みが来ますが、これもまろやかで、余韻もスーッと綺麗に引いていきます。この感覚は他にあまりなく、びっくりしています。
本当に上品なお酒ですよ。いつまでも口の中で転がしたくなる味わいです。
他の郷宝とも一味違う感触ですね。これは飲み比べも楽しそうだ。

郷宝、函館土産として持ち帰るにはクール便が必至ではあるものの、ぜひお土産にもどうぞ。何なら暑い夏ならチョコレート系のお土産も溶けやすいので、一緒にクール便で!


通販でも扱うお店が増えてきました。ぜひ一度お試しください。

【CASTELLO DI CIGOGNOLA】MORATTI CUVEE MORE Brut

ワインのことは全くわかりませんが(笑)、乳がんで入院していた妻が無事退院しましたので、祝杯を上げることにしました。
妻が入院中は自分も断酒していたので、久しぶりのお酒♪

【CASTELLO DI CIGOGNOLA】MORATTI CUVEE MORE Brut

って買ったのは妻なんですけどねw。時々カルディでやっているシークレットでいいのが当たったようです。
イタリアのスパークリングワイン、BRUT(ブリュット)は辛口を示し、ブパークリングワイン製造過程で添加するリキュールに含まれる糖分の割合が少ないそうです。

【CASTELLO DI CIGOGNOLA】MORATTI CUVEE MORE Brut

イタリアのロンバルディアのワイン。CASTELLO DI CIGOGNOLA(カステッロ・ディ・チゴニョーラ)、比較的若いワイナリーのようで、2000年に設立されたようです。
そう言えば、日本でもここ最近は温暖化で北海道にもワイナリーが増えてきているという話を聞きました。

白ワインとしては濃いめな色

香りはりんごを思わせる感じですね。海外のサイトを見ると、ビスケットの香り、なんて表記も見ましたが、鼻が悪い自分にはよくわかりません。ワインは葡萄だから葡萄の香りがする…というわけじゃないんですね。
口に含むと、辛口ではあるけれどさっぱりとした甘みと酸味が豊かですね。柑橘系の酸味を感じます。スパークリングですが、発泡感は程々で、炭酸でごまかしている感じはないですね。やすいスパークリングワインは、シュワシュワの発泡感でごまかしているものもあるけど、これはきめ細やかな印象です。後味はドライでさっぱりとしています。ザ・食中酒ですね。
色が濃いのは黒ブドウを主体としているからかな?
これは素直に美味しいワインです。いつも買っている千円代のワインとは流石に違うな~と思わせます。ワインは物によっては百万円を有に超えるものもありますが、一般庶民が買えるこのあたりがボリュームゾーンなのかな?

トラブルは続く…メインPCのグラボが死亡したので久しぶりにRADEONに帰ってきた

帰省時にタイヤを縁石に擦ってパンクさせてしまって10万円ぶっ飛んだ直後なのに…今度はメインPCのグラボが死んでしまいました…。

帰省から戻ってきて、PCを立ち上げて、その後スリープにさせて(普段はシャットダウンせずスリープさせてます)、再度立ち上げようとしたら、いつまでもディスプレイが点かないんです。
でもSSDのアクセスランプはチカチカ点滅しているし、PCが動いていないわけではなく、リモートデスクトップで繋いでみると、ちゃんと内部では立ち上がっているんですよね。

仕方ないのでリモートデスクトップ上で再起動をかけてみると、やっぱりディスプレイは点かず、本体からビープ音が。
ピー、ピッピッピ

マザボの説明書を見ると、グラフィックスカード検出エラーだそうです。

グラボを検出していないっぽい

何と! 一度マザボから取り外して清掃してみたりはしましたが…結果は変わらず。万事休す! グラボは2年半前に買ったGeForce RTX 3060でしたが、中古ですし、まあ仕方ないですね。

秋葉原に出向く

残念ながら壊れてしまったものは仕方がないので、新しいグラボを調達します。何せ急なので、あまり知識もなく、短時間であちこち調べまくりましたが、X(Twitter)のフォロワーさんよりこんなコメントを頂きました。

前世紀から長い事RADEONユーザー(それこそAMDに吸収される前のATi時代のAIW128からのユーザーでした)だったYamaroでしたが、2016年にRADEON HD 7750からnVIDIA Quadro K620に乗り換えて以来、8年ほどRADEONから遠ざかっていたんですよね。画像処理主体、そして動画編集となると、どうしても主流となっているGeForce系に重きを置かれるソフトが多いのが事実でして。
またRADEONユーザーならご存知、ドライバの不出来に泣かされた身からすると、何となく安牌なGeForceに慣れてしまって敬遠してしまっていました。

動画編集もするので、個人的にはVRAMの多さを重視。RTX 3060はミドルローエンドながら、当時としては上位機よりVRAMが12GBと多く、これはゲーマーではない自分としては理想的なバランスのグラボだったんですよね。今となっては3万円台で買える、ゲーマーでなければコスパの良いグラボでもあります。買った当時は7万円したんですけどね。
候補としては、予算的に8万円前後で以下の通りでした。

  • GeForce RTX 4060Ti 16GB:GeForceでVRAMが多く比較的安価、安いものは6万円代後半から
  • GeForce RTX 4070:VRAMは12GB、もっとあってもいいのに。安牌といえば安牌ですが、中途半端な気もする
  • RADEON RX 7700XT:VRAMは12GB。6万円台からあってコスパは良さそう
  • RADEON RX 7800XT:VRAMは16GB。RTX 4070の対抗馬ながら、価格は8万円台からとこちらもコスパは良さそう

という感じである程度調べて、秋葉原のPCショップ巡りをしました。ああ、本当は撮影に出かける予定でしたが、秋葉原巡りも楽しいものです。これだけネットで情報があふれる時代でも、やはり実店舗の良さってありますね、何事も。

パソコン工房ではこんな値札を発見!

買えたら良かったけど、多分今のケースに入らない

何と、7万円台前半! が、残念ながら店員さんに聞いたところ、売り切れてしまっているとのこと。値札下げるのを忘れていたようですが、この価格で買えた人はラッキーでしたね。
ただ、実際買えたとしても、うちの古いPCケースには入らなかったです。ちょうどHDDラックの部分に当たってしまっただろうね。

そして次に行ったドスパラ。店員さんに相談したところ、なるほど古くから知っていそうな中年の店員さん、自分と同じくらいの世代かな? ゲームはやらない、AdobeのLightroomやDavinci Resolveを使う事を話し、最初はRTX 4060Ti 16GBをおすすめしていましたが、RADEONってどうですかと話を振ったところ…

  • ドライバは昔の暗黒のサードパーティドライバが出回っていた時代の純正からしたら今のはまともです
  • Adobeのソフトとの親和性は、RADEONも歴史があるので昔ほど悪くはないと思う
  • 自作PC初心者ならRADEONは勧めないけど、暗黒時代のドライバで百戦錬磨なら多分トラブっても対処できるでしょう
  • RTX 4070は性能と価格が中途半端、もう1万円出せばRTX 4070 Superが買えて性能は雲泥の差、VRAM重視ならRTX 4060 Ti 16GBのほうがコスパは良い
  • RTX 4060 TiとRX 7800XTの価格差は1万円程度、物によっては大差ない、だったらRX 7700XTより少し予算を出せばRX 7800XTが買えます

とのことでした。実際、価格コムで最低8万円台からだったRX 7800XTですが、店頭では7万円台からありまして、今回はRADEONに軍配を上げたいな、となりました。

ASRock Radeon RX 7800 XT Challenger 16GB OC

今回は8万円を切る価格だったASRock Radeon RX 7800 XT Challenger 16GB OCに決めました。だって、RX 7700XTより1万円高いだけですから。それでVRAM16GB、これが決め手でした。
実に8年ぶりのRADEONですね。

いきなり洗礼を受けるw

早速RTX 3060を取り外して、ケース内を清掃したあと、ASRock Radeon RX 7800 XT Challenger 16GB OCを取り付けます。
写真の通り、今となってはASUSのRTX 3060、シングルファンで短いんですよね。実測で178mm程度しかないのです。現行モデルはデュアルファンになって長くなりましたが。
対してASRock Radeon RX 7800 XT Challenger 16GB OCは267mm、現代のグラボではこれでもだいぶ短い方です。
というのも近年のミドルクラス以上は、トリプルファンになっているモデルが多いんですよね。ASRockのこのモデルは、デュアルファンで比較的短いのも今回選んだポイントです。

実際取り付けてみると、デュアルファンでもギリギリの長さでした。いや~これトリプルファンの300mmを超える長さのモデルモデルだと、確実にケース内のHDDのラックに干渉していたなぁ。この選択で良かったです。
最近のグラボ、どんどん大型化していて、もはやCPUよりもスペースを取る存在に。それだけGPUが重視されている時代なわけですが、ちょっと最近やり過ぎな気がしないでもない。自作PCもニッチになってきているので、ゲーミング向けの極端なモデルが流行るのは無理もないですが。

今使っているケースは、10年以上使いまわしていて現在のトレンドではないし、部品も痛みが出てきているので、次にマザボ改装する際にはケースごと交換かな。
そしていつかはMicroATXの小さいケースにしたいと思っていたけど、この感じでは拡張性を考えると難しいですね。

さて電源を入れて、GeForceのドライバを削除(しようとしたけど一部消されず残っちゃったけどいいか)、そしてAMDからRADEONのドライバをインストールするも…

インストーラーがここから先全く進まず

インストーラー、止まってる! さすがRADEON、いきなり洗礼を受けました(笑) いや~、GeForceのドライバで躓くことはなかったから、さすがとしか言いようがない。
結局この後プログレスバーは進むことがなかったので、再起動した上で再インストール、今度は無事終了しました。
この辺りがRADEON、いやまだ序の口ですね。

確かにAV1コーデックの書き出しは速い

夏休みに花火をした時の動画、AV1コーデックで書き出してみました。今までH.265メインだったのですが、AV1コーデックの書き出しが速いと聞いて。
確かにDaviinci Resolveの無償版で元データがH.265の動画はかなり速い書き出しです。

ただ、NikonのRAW動画となると、やはり速度はそれなりになりますね。この辺り、もう少し使い込んでみたいと思います。ああ有償版も使いたいな…。

VRAMはフルに使っているので、やはり16GBあって正解でした

しかし、これを見ると、動画編集やる人にとってはGPUの性能は無視できないし、何よりVRAMをこれだけ使っているのを考えると、16GBでも余裕があるとは言えない感じですね。12GBのRTX 4070やRX 7700XTにしなくてよかったです。

RAW現像のAIノイズリダクションなど、その他使い勝手も試してみたいと思います。いずれにしろ、さすが新しい世代のミドルクラスGPUだけありますね。


比較的コンパクトなミドルクラスグラボ、2x8pin電源コネクタ仕様で少し前の電源でも問題なく使用可能です

marantz SACDプレーヤー SA-15S1のトレイのベルト交換【2回目】

今から4年前、SACDプレーヤーmarantz SA-15S1のトレイが開きづらくなって、トレイの駆動ベルトを交換しました。

4年経過し、また最近トレイが開きづらい、ということで、再度ベルト交換です。交換手順は上の4年前のブログのとおりです。

  1. トレイを出した状態で正面の化粧パネルを上方向にスライドさせて外す
  2. 天板を外す(後ろの3つのネジを外したあと天板を後方にスライドさせる)
  3. 光学ドライブのリボンケーブル(FFC)2つを外す(ドライブ側を引っこ抜く)
  4. ドライブベースの銅メッキネジ4本を外してドライブを筐体から外す
  5. ドライブの天板のネジを2本外してドライブ天板を外す(下の写真では先に外しています)
  6. トレイ駆動のギヤの抜け留を外し、ギヤを抜く
  7. プーリにかかっているベルトを交換
  8. 逆手順で戻す

今回4年でベルトがヘロヘロになってしまったため、もう1段階径の小さいベルトをかけて張力を高めていました。
ほんとなんでベルト使うかな~と思いますが、昔ギヤだったドライブは、当時のプラスチックの耐久性の問題でギヤが割れてしまっている個体も多く、ベルトならこうして交換できるだけまだ救いなのか。

そう言えば、今光学ドライブを生産できるメーカーがどんどん減っていて、SACDプレーヤー用のドライブも今後供給が難しくなるような話を聞きました。
レコードが復活し、アメリカでは今やCDより生産量が多いと言いますが、レコードより先にCDを再生出来る機械が無くなりそうな感じですね。
SACDも今はデータ配信があるからハイレゾ音源としてはオワコンですしね。でもこれまでのものは今後も再生したいですし、難しいですね。

安定化電源をちゃんと安定化電源として使ってみた

5千円台の中華安定化電源、買って以来USB電源としてしか使っていない…、けどやろうと思っていたことを、重い腰を上げてやりました。

まずはケーブルづくり、いや端子をカシメただけですが…
そしてパワーオン、OUTPUTで出力開始。安物安定化電源ですが、この機種は電源ボタンと出力ボタンが独立しています。ちゃんとした業務用ならあたり前のことですが、安物中華安定化電源、電源を入れただけでいきなり出力しちゃう機種も多いので、OUTPUTボタンの有無は結構重要ですよ。

初出力! ちゃんと出力できてる(当たり前か…)

一応先に別途電圧計で測ってますけどね、ちゃんと表示通り出力していました。もっとも安いスイッチング電源でしょうから、ノイズとかは知らないですよ。オシロスコープ持っていないので。
そして繋いでいる機器は最大消費電力120W(12V/10A)とありましたが、起動した状態では最大でも3A流れていないですね。安定して2A程度です。

やりたかったのはこれでした。

今年外した古いサイバーナビ、外す前にすべきことをやっていなかったので、安定化電源にて電源ON。
まずはSDカードの取り外し。これに入っているのって、スマートループ用のの渋滞情報とかナビのアップデート関連なので、その他個人情報が入っているわけではないけど。

工場出荷時に戻す

ハードディスクも初期化。個人情報はむしろ地点情報とかの方なので。音楽データも散々入っていますし。
それにしてもこのサイバーナビ、動作が遅いな。今まで使ったカーナビでダントツで遅かった。もちろん今使っているサイバーナビはサクサク動くので、この世代のは詰め込みすぎの機能に対して、当時のCPUやHDDの速度が追いついていなかったんでしょうね。
こいつはこのまま処分(と言っても廃棄ではないけど)します。


こうしたちょっとした電源供給なら安い安定化電源で十分ですね。写真と同じ機種ではないですが、独立したOUTPUTスイッチ付きを選びましょう。

【清水清三郎商店】作 ZAKU 愛山 純米吟醸 2024

大好きな作 ZAKUの「米違い純米吟醸シリーズ」がいつものお店にありまして、これは外せないということで購入しました。

【清水清三郎商店】作 ZAKU 愛山 純米吟醸 2024

〇乃智シリーズとは違う、酒米の名前を全面に出した純米吟醸、今回手に入ったのは「愛山」です。酒米の「愛山」は酒米のダイヤモンドとも称される、有名な山田錦とともに、特に日本酒に適したお米とされています。だた、山田錦よりも生産量はぐっと少ないため(それでも生産量は山田錦の次に多いようですが)、よくスーパーで売っているような大量生産されるお酒には、あまり採用されていない酒米でもあります。

【清水清三郎商店】作 ZAKU 愛山 純米吟醸 2024

兵庫県産の愛山です。愛山は兵庫県で最も生産されているそうです。この愛山を精米歩合55%で醸しています。酵母は非公開です。
作 ZAKUは味が安定しない生酒は一切販売せず、全て火入れ酒です。Impressionシリーズは火入れ酒ながら、特に生酒のようなフレッシュさを基調としていましたが、このお酒は果たして?

ほぼ無色透明に近い淡い黄色

特に指定はありませんが、冷蔵保管推奨。冷やした状態で開栓。
ガス感はほぼ無し。上立ち香は華やかな吟醸香。口に含むと、やはりガス感はほぼ無し、広がる瑞々しい甘みはメロンのよう、酸味はパインを彷彿とさせます。
華やかで膨らみのある味わい、そして旨味はまさに作 ZAKUの王道を行きますね。これぞ作 ZAKUの魅力です。ただ甘いだけではなく、少しどっしりさも残しつつ、スーッと切れる後味、さすがとしか言いようがありません。
食前~食中酒として最適です。

わかりやすいジューシーさと生酒感はImpressionシリーズですが、こちらは作 ZAKUの銘柄とはこういうものか、という味わいを全身で表している気がしますね。是非他の酒米のしりーずものんでみたいですね。


通販でも買えます。この時期はクール便がオススメです。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Impression Type N 純米大吟醸原酒 無濾過直汲

ちょっと前に買って冷蔵保管しておいたとっておきのお酒を、先日娘の誕生日にかこつけて開栓しちゃいます。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Impression Type N 純米大吟醸原酒 無濾過直汲

これは…後ろからライティングすべきお酒…、この瓶素敵。
三重県の清水清三郎商店、作(ZAKU)のImpressionシリーズでも純米大吟醸中取り、雅乃智(みやびのとも)の中取りをベースとしていますが、恵乃智(めぐみのとも)が既に「Type M」となっているため、この酒は中取りの「Type N」なんだそうです。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Impression Type N 純米大吟醸原酒 無濾過直汲

火入れ酒でありながら、生酒のようなフレッシュさを持ったImpressionシリーズの最高峰、純米大吟醸の原酒、無濾過直汲、心躍りますね。
極微発泡、開栓注意ですが、このシリーズで吹き出すことはまれです。が、十分注意しましょう。

十分冷やして開栓。吹き出しはないですが、ポンという音でそれなりにガスは溜まっています。
上立ち香は爽やかな吟醸香。注ぐとプチプチ泡立ちます。微発泡です。口に含むと爽快なガス感と共に、ライチのような甘みと酸味、そして苦みが調和します。そして後味は他のInpressionシリーズよりもどっしり感はありますね。日本酒度などスペックは一切公開されていませんが、何となく感覚的に、他のIpmpessionシリーズの中でも日本酒度は高そうです。と言っても辛口までは行かないでしょうけど。
温度が上がるに連れ、口に広がる甘みがましてより広がりのある味わい。冷蔵状態からほんの僅か温度が上がったくらいが、個人的にベストバランスに感じました。

Impressionシリーズでも最も大人な雰囲気を持っていますね。ベースとなった雅乃智の中取りも飲んだことがありますが(2年前のブログ参照)、あちらも上品な味わいでしたが、Impressionではそれに爽快かつフレッシュな味わいと付与した感じですね。

どちらも美味しいお酒ですが、なかなか手に入りづらいお酒でもあります。Impressionシリーズは、いつもよく行く酒屋では扱っていなくて、伊勢五本店で購入しています。
また都心に行く機会があったら買ってこようと思います。


特別な時に飲みたいImpression Type-N、通販で扱うお店もいくつか。伊勢志摩サミットでも首脳陣へ提供された「作」をぜひお楽しみください。

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