「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」タグアーカイブ

【コエドブルワリー】COEDO 白 -Shiro-

今日も酒ブログへようこそ(笑
いつものように、書きたいことを書きたいときに、がコンセプトでやっております。

ということで、関東圏でうまいクラフトビールの代名詞になりつつあるコエドビール、今や関東圏のスーパーにも常時販売されるようになりました。

とは言え、スーパーだと缶の販売が中心です。でもビールって瓶で飲むほうがうまく感じるのよね。何故なんでしょうね?
こちらはサイボクで買ってきました。

【コエドブルワリー】COEDO 白 -Shiro-

こちらは小麦の麦芽を使ったビールです。南ドイツの貴族向けに作られた小麦のビールは、大昔小麦は貴重だったため、貴族しか小麦の麦芽のビールを飲めたかったそうで、今でもドイツでは特別なビールという扱いのようです。

酵母が入っているため、やや濁りがあるのが特徴とのこと。個人的に濁りは歓迎です。

濁りがあるのでグラスの向こうが見えない

とても華やかな香りです。飲む前からフルーティですが、飲むとやっぱりフルーティ、そして後から酵母の複雑な味わい、そしてビールらしい苦味が来ます。
日本酒の生酒と同じで、非加熱により酵母が生きており、フレッシュな味わいですね。反面、苦味はあっさりめです。
ドイツビールは日本のビールのように冷やしすぎずに味わいを楽しむものが多いとされていますが、このコエドの白は、冷やしてもフルーティさと味わいのバランスが良いですね。暑くなってくるこの時期におすすめのビールですね。

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

去年妻がいたく気に入ってリピートしたお酒です。これが期間限定実験酒、ということで、その後手にれることができず、実験酒故に復活するかもわからない…と思っていたら、たまたま行った酒店にありました!

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

メインのゴリラのラベルは昨年と同じですが、上に貼られているラベルは、「低アル特濃」で、低アルを強調していますね。このお酒のアピールどころがそこってことなんですよね。特に若い人、女性に向けた感じがします。一升瓶は初見にはハードルが高いけど、飲食店にあったら頼みたい、という風になるとよいのですが。

というわけで、2022年も発売してくれたこのお酒、島崎酒造の酒蔵の売店自体にもないお酒が、何故か東京の有名酒店で買えたわけですが、店主いわく、数が出ないので特約店にしか卸していないのだと思う、だそうです。このお店が特約店で良かった!

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

去年とスペックはほぼ同じです。去年は日本酒度-63、今回は-65です。いずれにしろ、水に対して比重が相当あるということです。特濃たる所以です。
日本酒度が低いから激甘というわけではありませんが、甘口には違いないです。

酵母や酒米の情報はありませんが、東力士の島﨑酒造だけに、アレを使っているのかな?と勘ぐってしまいますが、まあそれは置いておきましょう。

トロットロで真っ白

もう瓶の中で澱が固まっています。ゆっくり瓶をまわして撹拌して注ぎます。トロトロ~

上立ち香はあまりないですが、ほのかに甘い米の香り。
口に含むと、濃厚なトロトロですが、去年より若干酸味は抑えられていますね。ヨーグルトドリンクまではいかず、今回は甘酒っぽい米の甘みと膨らみが大きいです。もちろん酸味も適度にあり、後味に苦味も若干の辛さもあるので、不思議と飲み飽きないですね。甘いのにバランスが絶妙です。

スイスイ飲めてしまう低アルコールですが、それでも9%あるので、飲み過ぎ注意です。あっという間になくなりますので、一升瓶がおすすめのお酒です。

アダプターリングBR-2AとBR-5+ AF Nikkor 20mm f/2.8Dで撮影倍率3.4倍のマクロ撮影をしてみた

NikonはDタイプレンズやMFレンズを販売終了にした際に、多くのレンズアクセサリ類も販売終了になってしまいました。
その中で数少ない現行品(2022年6月執筆時点)がアダプターリングBR-2Aです。これは通称リバースアダプタとも呼ばれ、レンズをカメラに逆付けするためのアダプタです。

そして、販売終了してしまったBR-5リングは、BR-2Aリングにフィルタ径62mmのレンズを取り付けるアダプタになります。

リバースリング? ナニソレ? ナンノコッチャ?となる前に、写真でご紹介しましょう。

アダプターリングBR-2AとBR-5 AF Nikkor 20mm f/2.8D

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dも、多くのアクセサリと一緒に販売終了となっているレンズです。この3つを使って遊んでみます。特にBR-5リングは、手持ちのレンズではこのレンズのためだけに持っているようなもので、こういう遊びのために、未だにAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dを修理してまで使っています

まずはBR-5リングを、AF Nikkor 20mmのフィルタ枠に取り付けます。と言うのも、BR-2Aリングは、フィルタ径52mmのレンズを直接取り付けできますが、AF Nikkor 20mmのフィルタ径は62mmなので、直接取り付けできません。そこで、BR-5リングを使うことで、フィルタ径を52mmに変換しします。
52mmに変換したら、BR-2Aをねじ込みます。すると、レンズの前玉にFマウントができるわけです。
このBR-2Aは、精巧で美しい墨入れ刻印が入っているにも関わらず、定価はたったの2,200円です。多くの接写用アクセサリが廃番になる中、このアクセサリだけ作り続ける理由もないので、恐らくは在庫限りなのだと思っています。ですから、買うなら今のうちです

BR-2Aリングは、先にレンズに付けるよりも、ボディ側に装着したほうが取り付けしやすいです。
実際にリバースしてレンズを取り付けた写真が右上です。本来マウント側になる後玉が前を向いているのがわかります。
さてこんなことをするメリットって何なのでしょう?

広角レンズをリバースして取り付けるとマクロ撮影が可能となる

そういうことなのです。レンズをリバースして取り付けると、等倍を超えるようなマクロ撮影が可能となります。特に広角レンズになればなるほど、撮影倍率は上がります。
AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの場合、リバースすることで、一般的なマクロレンズの等倍(1倍)を超える、3.4倍もの倍率で撮影可能となるのです。

リバースして蕾を撮影。ワーキングディスタンスもそれなりに稼げる。

まずAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dをそのまま装着して、最短撮影距離25cmで撮影してみました。この時の撮影倍率は0.12倍です。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの通常撮影の最短撮影距離ではこんな感じ

広角レンズゆえ、寄ったところで限界がありますね。主体が何だかよくわからない写真です。

次に、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮影してみました。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで等倍撮影

等倍だと、いきなりここまで接写できるようになりました。一般にはこれでも十分接写できていますが、人間欲張りなもので、更に寄って撮影してみたくなるものです。
ここで広角レンズをリバースして撮影した写真をお見せしましょう。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf11

どうでしょう? ここまで接写が可能となります。撮影倍率3.4倍は伊達じゃないですね。
なお、ここまで接写すると、絞り開放では被写界深度が浅くなりすぎるため、上の写真はf11に絞っています。一眼レフでは、光学ファインダ上ではかなり真っ暗になりますが、ライブビューではピント合わせできるくらいには明るく表示できます。もちろんミラーレスなら、何ら問題なく見えるでしょう。
この撮影では、スピードライトも用いていますが、かなり離した場所の横からワイヤレス発光させています。
ここではそうしていませんが、背景を暗くして被写体だけを明るくするには、シャッタースピードを上げて絞り込むのが良いでしょう。

こういった撮影は、絞りリングで絞り設定ができるからこそで、Gタイプ以降の絞りリングレスのレンズでは、絞り設定ができなくなりました。
もっとも、Gタイプレンズであれば、絞り連動レバーがマウント側に残されているので、市販のGタイプ用レンズアダプタを噛ませて、絞りを設定する、あるいはレバーを手で動かして絞りを設定することもできなくはないです。
完全電子マウント化したEタイプレンズやミラーレス用の多くのレンズでは、機械的な絞り設定ができなくなったため、こうしたリバース遊びは事実上できません(絞りを制御できないだけで、撮影自体はできなくはないけど)。

どんなに電子化されても、1,2本はこうしたマニュアル、あるいはAFでも古いレンズがあれば、色々遊べるので、興味があればぜひ。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8D + BR-2A +BR-5で3.4倍撮影 絞りf22

上は更に絞り込んだf22で、それでもこれだけ被写界深度は浅いのです。これは自然光のみで撮ってみました。

中間リングを使ったマクロ撮影も気軽にできますが、広角レンズをリバースさせる、と言うのも一つの手法です。

BR-2Aリングの豆知識

中古で型番末尾にAがつかないBR-2があります。現行のBR-2Aの違いは、前者が電子接点のないMF一眼レフ用(というよりBR-2発売当時はそれが当たり前でした)となっているのに対し、BR-2Aは電子接点を持つ一眼レフ用(電子接点のない一眼レフでも使用可能)となっています。
古いBR-2を電子接点を持つ一眼レフ(AF一眼レフ全般及びF-601M)に装着すると、電子接点と干渉し破損につながる可能性があるため、必ずBR-2Aを使用してください。

また、FTZ/FTZ IIとBR-2Aの装着は可能なので、一眼レフだけでなく、Zマウントミラーレス、あるいは他社製ミラーレスにFマウントアダプタ経由でも使用可能です。

以下は、BR-2Aリングを使用してリバース取付した場合の、Fマウントニッコールレンズの撮影倍率となります。
なお、BR-2A単体の場合、フィルタ径は52mmのレンズ、BR-5リング併用の場合はフィルタ径62mmのレンズが対応します。
18mm以下の広角レンズ、およびGタイプ、Eタイプレンズは非対応となります。
実際には、取付さえ何とかすればできなくはないですが、あまり実用的ではないでしょう。

下記の表を見ると、リバース取付で最も撮影倍率が高いのは、AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/SとAI Nikkor 20mm f/2.8Sの3.4倍となります。いずれもAFかMFかの違いはありますが、基本的に同じ光学系のレンズです。
また、ズームレンズの広角の方が、同じ焦点距離の単焦点レンズより高倍率になることが多いようです。
こういったリバース取付のマクロ遊びをするなら、高倍率撮影を楽しめる、Nikkor 20mm f/2.8が最適と言えますね。

レンズ名BR-5リング
併用
撮影倍率
AI AF Nikkor 20mm f/2.8D/S3.4X
AI AF Nikkor 24mm f/2.8D/S 2.5X
AI AF Nikkor 28mm f/2.8D/S 2.0X
AI AF Nikkor 35mm f/2D/S 1.4X
AI AF Nikkor 50mm f/1.4D/S 1/1.1X
AI AF Nikkor 50mm f/1.8S(New) 1/1.4X
AI AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8S1.2X
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D/S1/1.2X
AI AF Zoom-Nikkor 24-50mm f/3.3-4.5D/S3.0-1.0X
AI AF Zoom-Nikkor 28-70mm f/3.5-4.5D/S 2.2-1/5.6X
AI AF Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S(New)3.0-1/27.5X
AI AF Zoom-Nikkor 28-105mm f/3.5-4.5D(IF)2.8-1/1.8X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/3.3-4.5S(New) 2.1-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-80mm f/4-5.6D 1.5-1/1.4X
AI AF Zoom-Nikkor 35-70mm f/2.8D/S2.3-1/1.9X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5D(IF) 1.8-1/33.62X
AI AF Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6.1X
AI AF Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S(New)2.2-31.7X
AI Nikkor 20mm f/2.8S3.4X
AI Nikkor 24mm f/2S 2.6X
AI Nikkor 24mm f/2.8S 2.5X
AI Nikkor 28mm f/2S 2.2X
AI Nikkor 28mm f/2.8S 2.1X
AI Nikkor 35mm f/1.4S 1.8X
AI Nikkor 35mm f/2S 1.6X
AI Nikkor 35mm f/2.8S 1.5X
PC-Nikkor 35mm f/2.8 1.6X
AI Nikkor 50mm f/1.2S 1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.4S 1/1.1X
AI Nikkor 50mm f/1.8S 1/2X
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S 1/1.1X
AI Noct Nikkor 58mm f/1.2S 1/1.2X
AI Zoom-Nikkor 25-70mm f/3.3-4.5S 2.1-1/6.1X
AI Zoom-Nikkor 28-85mm f/3.5-4.5S2.9-1/35.8X
AI Zooom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5S 1.8-1/6X
AI Zoom-Nikkor 35-135mm f/3.5-4.5S2.2-1/14.9X
AI Zoom-Nikkor 35-200mm f/3.5-4.5S2.2-1/∞X
BR-2A取付時の各レンズの撮影倍率表

さて、この撮影倍率は、BR-2Aリング単体使用の場合ですが、中間リングやベローズを介すことで、さらなる高倍率撮影も可能です。
それについてはまた機会を見て試してみたいと思います。

ベランダにトマトをお迎えしてみた

ここ何年か、ベランダに鉢植えを置くようになったのは、歳をとったからなのかな?

カインズでミニトマトの苗を買ってきたよ

カインズでミニトマトの苗を買ってきました。サントリーってこういう苗も一般販売しているんですね。

3年持った五色唐辛子も、どうやら寿命のようです。元々、日本の寒い冬を外で越せない植物だったので、持ったほうかな?
ミニトマトに植え替えました。ただ、ミニトマトって、鉢植えでも本来もっと大きめの鉢が良いみたいですね。

へぇ…と言う説明書き。農家さんなら当たり前のことなんでしょうけど

ナス台木を使用した接木苗だそうです。なにそれ?って調べたら、こういうことらしいです。知らないことばかりで、面白いですね~。
接木しているので、根本が膨らんでいて、その下が細かったのは、下がナスの接木だからなんですね。

今どきは、説明書きはHPで詳しく見られるのが良いですね。

わき芽も摘め、とありました。なにそれ?第2段です。これですかね?

枝分かれに生えるわき芽

何となく生やしたい気持ちになりますが、花が咲き始める頃に摘み取れ、だそうです。栄養が取られちゃうからでしょうね。
しかし分からないことだらけです。
比較的乾燥に強いので、水のやり過ぎ厳禁、肥料も植え付けの頃は不要だそうです。なので、わき芽と接木苗のナスの芽を摘んでおけば良い、のかな。
実がなったらラッキーくらいのつもりで育てるのが良さそうね。

朝顔は順調に育っています

朝顔は、最初1本だけ生えて寂しいなと思っていたら、みるみる数本生えて、今こんな状態。適当に切ってあげないとね。

半額になっていたGoogle Nest Hub(第 2 世代)を導入してみた

ちょっと前に流行ったスマートスピーカー、何だかほとんどの人には飽きられて、ハードオフとかに大量に並んでいたりしますが、我が家ではGoogleから無料で頂いたGoogle Home Mini(第1世代)は、主に朝はラジオとして、ほかは妻が音楽を聴くのに使っていたりします(音質はいまいちだけどね)。

そんなこんなで、割とスマートスピーカーを活用していることもあり、GoogleよりNest Hubが半額、と言うメールが来たので、物は試しということで買ってみたGoogle Nest Hub(第2世代)です。

Google Nest Hub(第 2 世代)

そもそも買った当初、画面のあるスマートスピーカー、位にしか認識していないので、具体的に何ができるかは、買ってから調べるという始末(笑

が、妻は気に入った様子で、仕事帰りのLINEにこんなメッセージ。

え? そんなにサイコーだっけ?と買った本人は当惑ですが、どうやらいつもは聴けない、妻の大好きX JAPANやらHideの曲をすんなりかけてくれるので、気に入ったらしい。
だが待ってほしい、Nest Hub購入特典のYouTube Music Premiumが期間限定で無料で試せているだけなのだ…
うちはすでにAmazon Prime Music HDを契約しているので、ハイレゾ再生もなく、ミュージックビデオも少ないYoutube Music Plemiumに加入するつもりは、今のところないです。
ただ、妻や子どもたちは、音声操作で気軽に聞けるのが良いみたい。だったらAmazonのスマートスピーカーを買えって話ですが、そこまで自分はスマートスピーカーに興味はないので。

とりあえずはニュースを流したりしています

今のところ、リビングに設置したので睡眠モニターは使わないし、ミリ波レーダーSoliが入っていて、ジェスチャー操作ができる、くらいしかわからないのですが、まあ追々何ができるか試してみようと思います。

徳造丸の「秘伝の煮汁」で金目鯛の煮付けを作ってみた

以前旅行で行った伊豆の徳造丸の売店で妻が買ってきた「秘伝の煮汁」。

ついにこれを使うときが来ました!

金目鯛の頭が安かった!

金目鯛の頭がお安くなっていました。これを煮付けます。
それにしても、お前、透き通った瞳だね。死んだ魚のような目って言うけど、お前は全く濁ってないぜ!

では、熱湯で鱗を取って下処理した金目鯛と秘伝のタレを、ヘルシオホットクックに投入します。

下処理した金目鯛とタレをヘルシオホットクックの鍋に投入!

後はタイマーで夕食時に仕上がるようにセットするだけ。自動調理鍋なので簡単ですね。

出来た! 煮崩れたw

出来ました。煮崩れしました! いや~、今まで普通の鯛の頭で作った時は煮崩れしなかったけど、金目鯛は身が柔らかくて煮崩れしやすいんですね。
そして骨が多いですね。
そういや、金目鯛の煮付けは、お店では半身で出ることが多いですが、頭だけだと、普通の鯛よりも身も少なめですね。
でも味は流石に金目鯛。身も柔らかくで美味しゅうございました。

それにしても、あんな透き通った瞳は、似るとゆで卵みたいになって、カッチカチに固くなるんですね。

【島崎酒造】東力士 爽快 夏にごり

執筆時点では、まだネット通販では買えませんが、こちらもGW休みに島崎酒造で買ってきたお酒になります。

【島崎酒造】東力士 爽快 夏にごり

まだ夏ではないけど、2022年度最初の夏にごりです。
ひまわりのラベルに、爽やかな青い瓶。そして濁りです。いいですねぇ。

【島崎酒造】東力士 爽快 夏にごり

昨年は、なぜか一升瓶と300ml瓶のみの販売で、売れ筋と思われる四合瓶(720ml)がなかったようですが、今年は四合瓶もあるようですね。

ラベルにおける情報量はとても少なく、酒米も酵母の種類も、精米歩合も書かれていません。そして久しぶりのアル添(醸造アルコール添加)のお酒です。
アルコール度数は、夏酒らしく低めの12度以上13度未満に抑えられています。

澱が絡んで爽やかなお酒

冷やしていただきました。上立ち香は少なく、醸造アルコールらしいエタノールは少し感じますかね。

口に含むと、お?かなり穏やかです。思ったより最初に甘みは来ないですね。後からじわじわと、柔らかな甘味が出ます。穏やかな酸味とありましたが、どちらかというと酸味よりも苦味が上回っていますね。うーん、爽快と書かれている割には、もう少し酸味は欲しいですね。
酸味がもう少し経てば、穏やかな甘味とのバランスが良くなりそうです。ちょっと惜しいお酒だな。

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

GWに栃木県の島崎酒造で買ってきたお酒シリーズ(?)
こちらはどうくつ酒蔵で購入したお酒です。HPにも情報はないので、どうくつ酒蔵専売のお酒なのかな?

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

このお酒、東力士ブランドでも屈指の情報の少なさ(笑)
どうくつ熟成は、島崎酒造のウリの1つで、「熟露枯」は同社の熟成酒イチオシのお酒ですが。この「どうくつ熟成酒」は東力士ブランドで、しかもHPには掲載されていません。どの程度熟成させたのかな?

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

ラベルも情報は少なく、酒米は非公開、アルコール度数は15~16度未満と僅かに控えめ、精米歩合60%とあるのみです。
ま、スペックで酒の味は決まりません。早速開けてみましょう。

熟露枯よりは薄い色だけど黄色みがかっている

上立ち香はやや控えめ。常温で口に含むと、ふわっと甘みが広がるけど、あくまで穏やかです。熟成酒らしいカラメルのような甘さは、熟露枯シリーズほどではないため、ある意味クセは少なめで飲みやすいですね。熟成期間は熟露枯シリーズほどは長くとっていないということでしょうね。甘みの後に程よい酸味と苦味が広がります。余韻はそこそこ続くほうかな?
熟成酒、と言う響きからすると、もう少し熟成感がほしい気もしますが、あくまでも一定期間洞窟で熟成させたお酒、と言う位置づけでしょう。

通販でも買えないお酒のようなので、ぜひ栃木県の那須烏山方面へお越しの際は、島崎酒造のどうくつ酒蔵へ寄ってみてはいかがでしょうか?

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

栃木県は島崎酒造のどうくつ酒蔵で購入したお酒です。

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

山廃仕込みの純米酒を、令和2年に仕込み、上槽したものを、タンクにて240日貯蔵の後、瓶詰めしてどうくつ酒蔵で貯蔵したお酒「熟露枯(うろこ)」です。
どうくつ酒蔵の平均気温は10℃、真夏で16℃、真冬で4℃とのこと。この季節による温度変化が複雑な熟成を形成させるとのことです。

貯蔵期間は1年半程度ですかね。

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

酒米は非公開。酵母はAZ-5、初めて聞く酵母ですが、島崎酒造のオリジナル? 原酒なので、アルコール度数は17~18度と少し高め。日本酒度も+2.5と少し辛口か。出荷時期で変わるようですね。

保管温度は10℃以下が理想、ということで、今回は冷蔵庫で保管からの開栓です。

熟成酒らしい茶色がかった黄色

熟成期間は1年半程度とそれほど長くはないですが、色味はいかにも熟成酒、冷えた状態ですが、上立ち香からも、カラメルっぽい熟成酒らしい香りを感じます。

口に含むと…冷酒ですが、しっかりとした味わい。もっと長い熟成期間のお酒ほどではなく、長期熟成酒と一般のお酒の中間、と言う当たり前のことですが、ライトな熟成酒ということでは、熟成酒入門にピッタリ。これを飲んで熟成酒が好きかそうでないか、と言う基準になりそうです。
スペック上の日本酒度は少し高めですが、ことさら辛さを感じさせず、熟成酒ならではの円熟した甘味と酸味に、程よく辛さが出ている程度なので、熟成酒というジャンルの中では、かなり飲みやすい部類でしょう。

温度が高くなるにつれ、甘みが濃厚になりますが、濃すぎると言うほどではなく、バランスの良さを保っています。

この熟露枯シリーズの大吟醸ビンテージも1本買ってみたので、今度はその比較もしてみたいですね。

JBL Professional 104-BT-Y3をPCデスクに設置してレビュー

昨日の記事で書いたJBL Professional 104-BT-Y3ですが、メインPCに横置きにセッティングしてみたので、レビューしたいと思います。

JBL Professional 104-BT-Y3を横置きにセッティングしてみました

まさにモニタースピーカー

ヒビノのHPにあるスペック表です。

アンプ内臓のアクティブスピーカーですが、Class D、いわゆるデジタルアンプを搭載し、この筐体ながら、出力30W+30Wと強力です。
一般に、家庭で使う場合は、結構大きめの音量で鳴らしても、平均出力は1Wに満たないと言われているので、十分な出力を持っているといえます。このあたりはモニタースピーカーらしいですね。

また前回の記事にも書いたように、バランス伝送可能なTRSフォーン入力を備えていて、ミキサーのような音楽制作機器との接続にも配慮されています。DTMに最適なスピーカーでしょう。

Bluetoothは、対応コーデックがSBCとAACのみなのは残念ですが、このスピーカーにとってBluetoothは、あくまでおまけです。
実際、スマホとBluetooth接続し、Amazon Prime Music HDでハイレゾ音源を再生してみましたが、直接接続と比べて、明らかに音質が劣るのを感じさせるのも、本スピーカーがモニタースピーカーである由縁ですね。そのくらいはっきりと違いが出ます。
できれば、RCAライン接続、本領を発揮させるならバランス接続がおすすめです。

まさにモニタースピーカーを書いたように、はっきりと音質の善し悪しがわかるスピーカーです。
もう残酷なくらいに、音質の良い音源とそうでない音源の差ががはっきり出ます。
邦楽界で屈指の音質に拘る山下達郎氏の音楽を再生してみると、それはもう生き生きと再生できます。
それに対して、うーん、となるアーティストの音源は、このスピーカーで聞くとがっかりします。明らかに音が悪いんだもの。スピーカーのせいではなく、音源の音質が悪いと、本当にがっかりな音になります。

一般向けの音楽再生用オーディオは、ある程度音に化粧をしています。そのため、音質が悪い音源も、それなりに聞こえてしまうのですが、モニタースピーカーは、観賞用というよりは、あくまで制作用として音と向き合うためのものですから、化粧無しで良し悪しがはっきりしなくてはなりません。
このため、このようなスピーカーを音楽鑑賞用で使う場合、必ずしも良いとは限らない面もあります。が、こういう音が好きな人もいるでしょうし、ワタシもこれはこういうもの、とわかって使うので、結局人それぞれです。
ヘッドフォンなら、昔からの音楽業界標準であるSONYのMDR-CD900STみたいなものですね。

同軸2WAYで点音源となる

前回記事にも書いたように、同軸2WAYという、この価格帯では珍しく凝ったユニットを搭載。
同じJBLでも、例えばベストセラーのControl 1でも、2WAY方式で独立したウーファーとツイーター(もちろんこれが一般的な構成)のため、デスクトップで使いようなニアフィールドモニターには不向きだったりします。これはウーファーとツイーターが離れている故、ある程度スピーカーから離れないと、低音と高音が別々の場所から聞こえてしまうから。
同軸であれば、同じ中心軸から全音域の音が聞こえるため(これが同軸と言われる所以)、音の定位が極めて良いのが特徴です。

リアにあるバスレフポートもよく効いているのか、低音もごく低いところまでは出ませんが、量感はまずまず良いです。

オーディオでよくある表現である、ワイドレンジ感を強調することもありませんが、レンジが狭いわけではなく、あくまでソースに忠実に再現します。
広がりという面では、あまり感じられないです。例えばクラシック、ムソルグスキーの展覧会の絵を聴いてみたところ、まるでマイクの立ち位置にいるかのように聞こえます。

しかし音そのものは良いですね。鋭い音も、この価格のスピーカーとしては耳に突き刺さるくらい先鋭に鳴らします。良くも悪くもモニタ0スピーカーらしい。

ジャズでは、My Funny ValentineのMiles Davis Quintetでが演奏したものは、1956年でまだモノラル収録ですが、スピーカーの定位を判断するにはピッタリ。音がスピーカーの間にしっかりと定位します。スピーカーユニットの左右からではなく、中央から聞こえるということは、点音源で定位が極めて高い証拠です。トランペットの音色が目の前に出てきます。

ワタシが勝手にライブアルバムの最高峰の1つ、と思っている、「陽水ライヴ・もどり道」では、ステレオ音源ながら、若かりし頃の井上陽水のヴォーカルとギターは中央に定位し、残響と観客の拍手と歓声のみが左右に広がります。音質も素晴らしく、特にリマスタリングされてからはさらに鮮明な音になりました。眼の前が小さなライブ会場かのように感じます。このスピーカーの定位の良さが引き立ちます。

どの楽曲を聴いても言えるのは、ソースの良し悪しがはっきりわかってしまうこと本当にひどい音源だと、聞くに堪えないです(苦笑
案外一般の音楽鑑賞用スピーカーより、こうしたモニターで聴いたほうが、オーディオの世界にどっぷりハマってしまえる気がしますね。

使い勝手は良好、ミキサーと組み合わせるのも良いかな

TRSフォーン入力が搭載されていることからも、業務用とも意図したスピーカーではありますが、ライン入力やBluetoothを搭載してることから、一般家庭用も意図しているスピーカーです。多くのユーザーが使うであろうRCA端子のライン入力ですが、相手機器により音量差はあるのは当然として、接続機器によってはやや音量が小さめです。
手持ちの機材では、Amazonのタブレット、Fire HD 10は、ボリューム最大でも、イヤホン出力からの接続では、やや音量が低めでした。
iPadでは問題なさそう。このあたりは少し注意が必要です。

理想は、ミキサーを介して接続でしょうね。小型のミキサーもあるので、例えばBEHRINGERやYAMAHAなどの小型のミキサーあたりと組み合わせるのも良さそうです。最近はUSB内蔵ミキサーもあり、PCとの親和性も高いです。というより、PCのアナログ出力の限界を感じてしまうので、PCと組み合わせるなら、USB内蔵ミキサーが良いでしょうね。

 

USB+アナログのライン入力のみであれば、比較的安価に買えますね。ミキサーを経由することで、機器によって出力がまちまちなライン出力を増幅できるので、104-BT-Y3のようなスピーカーで実用的な音量+アルファで使うことが出来ます。

ちなみにワタシが使っているのは、もう二十年近く前に、どこかの電気屋の閉店セールでわずか1000円で買った、オーディオテクニカのAT-PMX5Pです。

未だ売っていることに驚愕しますが、こういう長く売る製品って、枯れていてメーカーもコンスタントに利益が出せる有料商品ですね。こちら自分は安くかったので、これが欲しかったというわけではありませんが、この機種の特徴として、この値段で上下にレバーを動かすことができるフェーダーを搭載していること(BEHRINGERの同価格帯の製品は音量調整が回転式つまみ)で、音量調整がしやすいことでしょう。
バッテリで動かすこともでき、バランス入力はないけれど、ラインやマイクを4ch入力可能です。
104-BT-Y3は内部でミキシングして同時に鳴らすことは可能ですが、個別に音量調整は出来ないので、こうしたミキサーがあれば、PCとその他機器を同時接続して、個別に音量調整も可能です。

横置きにはダイソーのスマホスタンドを流用

JBL Professional 104-BT-Y3ですが、PC用スピーカーとして使うにはやや大きめです。特にデスクトップPCだと、27インチ横長のディスプレイの横に置くと、かなり場所を取ります。
ワタシのPCラックは、社会人になった頃に買った、二十年モノなので、当時は17インチCRTとPC本体を設置していましたが、今や27インチ4Kディスプレイになり、ディスプレイだけでいっぱいに大きさ。ここに、更に古い30年もののSONYのアクティブスピーカー、BeSIDE DOGA SRS-D3を置いていました。しかしこれもだいぶ古いので、これを入れ替えることにして、トップの写真のように横置きに設置しました。

104-BT-Y3には専用スタンドはないため、100円ショップで代用できるものがないか探したところ、スマホスタンドが流用できそうと思って買ってきたところ、良い具合に横置き可能でした。

この商品、両サイドのネジを強く締めれば、その形状を維持できるので、写真のような状態にして横置きしました。オーディオ特性的にはアレかもしれませんが、とりあえずはこれで良いかな、と思っています。

これも専用品ではありませんが、流用するには良さそうです。

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気に入ったので、PCのスピーカとして、今後使っていきたいと思います。

ワタシはオーディオが趣味なので、これをメインスピーカーとするわけではありませんが、正直なところ、この音質なら一般用途としても十分良いものです。

以前、PC用として一時的にBOSEのアクティブスピーカーも入れたことがありましたが(現在は販売終了)、所詮はテスクトップ用のスピーカーで、音は人工的に感じてしまい、すぐに手放しました。
しかし、このJBL Professional 104-BT-Y3は間違いなくオーディオ用としても十分優れていますし、モニタースピーカーとして十分に使えるものです。ピュアオーディオ用としても遜色ないです。

先ごろONKYOの倒産が報じられましたが、既に家電売場でかつてのようにミニコンポが各メーカー勢ぞろいして売られている時代ではないです。が、イヤホンやヘッドフォンだけでなく、たまにスピーカーでも聴きたい、と言った使い方にはぴったりです。
そしてソースの良し悪しに気づき、ミキサーやUSB-DACが欲しくなることでしょう(笑

なお、エージングはそれなりに時間がかかりますね。本領を発揮するのは、2週間程度ガンガン鳴らし込んで、ようやく音の硬さがとれて、特に高音域のなり方がスムーズになった気がします。くれぐれも、音質の良い音源をお聴きください。(ハイレゾ音源だから音質の良い音源ではないことにご注意を)
また、小さなボリュームより、ある程度大きい音で鳴らすほうが、より真価を発揮するタイプですね。