「荒川彩湖公園」タグアーカイブ

AF-S 70-200mm VRIIと2倍テレコンをZ 9を使って撮ってみた

レンズの焦点距離を拡大するテレコンバーター(Canonだとエクステンダーと呼ぶ)、マスターレンズの中心部分を拡大して撮影するため、どうしてもマスターレンズの粗が出ます。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIは、10年以上前に購入して以来、これとテレコンを組み合わせて戦闘機を撮っていました。
Nikon D300の1200万画素の時代は良かったのですが、D800にしてからは、焦点距離の不足と周辺解像力の不足を感じ、その後登場したSIGMAの150-600mm Sportsに戦闘機撮影は切り替えました。

が、SIGMAの150-600mmは大きく、またその後買い替えたAF-S 200-500mmは、普段使いには少々大きめです。
手軽に400mmまでの望遠撮影を楽しむには、NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sは良いレンズですが、値段が気軽ではない(笑

ということで、最近はおてがる撮影には表題の組合わせで撮影していますが、ボディがミラーレスのZ 9になってピントが良くなったからか、案外良い組み合わせになっています。

ホントはNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 Sが欲しいけどね… AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRII + TC-20EIII

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 Sから数えると、既に2世代前となるAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIですが、さすがこのクラスのレンズ、少々古くても描写は悪くないです。

午後3時~6時の羽田へのアプローチを行う旅客機。荒川彩湖公園からだと、外回りの機体がちょうど真正面から来てターンするところが見えます。
上の写真の左上はノートリミング、ほか3枚はDXクロップした上でさらにトリミングしています。
ちゃんと機体後部の機種名やレジ番号も見えます。ピントの精度が良いから? 一眼レフと組合せるより解像している気がします。
望遠ともなると、レンズだけでなく、被写体までの空気のゆらぎ(陽炎)も影響してくるので、評価が難しいところ。天候が大きく左右します。また、被写体の距離も影響します。テレコンを使うとマスターレンズの特性がより拡大されるため、被写体までの距離の美味しい部分塗装でない部分が大きく影響します。
もちろん、テレコンを使わないネイティブな望遠レンズのほうが、あらゆる面で有利なのは間違いないけど、こうしてお気軽に撮る分には十分と判断できます。

背景がある場合は、どうしてもボケ味は、テレコンを使うと悪くなりますね。
AF-S 70-200mm VRIIは、ややボケ味がうるさいので、テレコンを使うとよりその感じは強調されます。個人的には、これの前に使っていたAF-S 80-200mm f/2.8Dのほうがボケ味は好みでした。
白鷺は、かなりトリミングしているので、解像力的にやや苦しいかな、という感じですが、そこそこピントは来ていますね。
このレンズは、現状まだ修理ができるので、まだしばらくは現役で使いたいと思います。

PC-Nikkor 28mm F3.5をZ 9で使ってみた、快適!

Zマウント用のシフトレンズ、以前AstrHori 18mm F8 FULL-FLAME Ultra wide angle TS Lens (Shift)を購入したもの…

上の記事の通り、実質APS-Cフォーマット(DXフォーマット)のカメラでないと、シフトレンズとして機能せず、持っていても仕方ないので早々に売却してしまいました。
薄いレンズと言う特徴は大きいものの、それ以上のものではなく…
それに考えてみたら、自分にはPC-Nikkor 28mm F3.5があるではないか!

Nikon Z 9 + FTZ II + PC-Nikkor 28mm F3.5

そう、このレンズであれば、蹴られる心配なし! 絞りもある! ダイヤルによるシフト量微調整可能。そりゃ値段が違いますもの。安物中華レンズと一緒にしてはいけません。
堂々とした佇まいは、Z 9との組合せでも違和感なし。というか、フルサイズまでカバーするシフトレンズって、そりゃぁこのサイズになりますよ。
いつかネイティブなZマウントのシフトレンズも出してくださいね、ニコンさん。

実は一眼レフよりミラーレスのほうが使いやすい、古いPC-Nikkorレンズ

シフトレンズはちょっと特殊です。古いシフトレンズであるPC-Nikkor 28mm F3.5は、絞り機構はマニュアルです。
一眼レフにおいて、自動絞りのないレンズは、ファインダで構図確認しピントを合わせる、という過程は絞りが開放でないと、絞り込んだ場合はファインダが暗くなってしまいます。
このため、最新のPC NIKKOR(PC-E NIKKOR)は電磁絞りを搭載しており、カメラボディからの機械伝達によらず、撮影前は絞り開放、撮影時に自動絞り込みとなります。
これまでのプリセット絞りより大幅に撮影が楽になりました。

が、これは一眼レフの話。ミラーレスのNikon Zシリーズであれば、電磁絞り以前のプリセット絞りのPC-Nikkorも快適に撮影可能です。
というのも、ミラーレスの場合は、EVFならファインダの明るさは感度を上げることで調整可能、絞ったから暗くなることもないのです。
ですから、こうしたプリセット絞りでも、最初から設定したい絞りに絞り込んでも、被写体が明るいままなので、構図確認が容易です。

しかもピント合わせも、画面を簡単に拡大出来るので、ピント合わせも容易です。ピーキングでも出来ますが、細かいピント合わせはピーキングより拡大表示のほうが正確です。
個人的には、Z 9ではMFレンズ用のカスタム設定で、AF ONボタンで100%拡大を割り当てています。これを押すだけで一発で拡大、もう一度押すと元に戻ります。これでMFも快適なのです。

最大シフトの場合はf16まで絞り込んだほうが良い

上の写真は最大限シフトして撮影。鉄塔の上の方はやや解像力が落ちていますが、f16まで絞れば許容範囲。絞り込んだ際の回折による全体の解像力低下は、Zシリーズのカメラは回折補正を備えているのと、このレンズ自体の特性か、f16まで絞り込んでも回折による影響はほぼ感じません。なので、絞り込むのが正解かもしれません。
これだけの描写力なので、レンズ自体の実力はかなり高いと言えます。

ハレ切りは必要

残念ながら、純正のレンズフードHN-9は持っていなくて、しかももう販売終了。そして中古ではプレミア価格となっています。このフードに8千円以上払えないわ…。
なので現状フードなし。ただフードがあってとしても、逆光ではそれなりにフレアが発生します。

さすがに古いレンズ、最新のナノクリスタルコートのPC NIKKORのように、逆光でも高コントラスト、とはならず。
ただ上の写真だと、フレアも味になっている気はします。手でハレ切りすると、これだけコントラストが向上します。
それにしても、接写性能も良いですねこのレンズ。

28mmマニュアルレンズとしても逸品

ということで、このPC Nikkor 28mm F3.5、シフトすることが前提なのでイメージサークルが大きく、シフトしなければレンズの中心部の美味しい所を使えます。
その解像力は、Nikon Z 9のような(あるいはZ 7シリーズ、D850)4500万画素クラスのカメラでも余裕があります。

欠点を挙げると、やや色調が寒色系で、色温度設定が少々デジタルでは難しいことかな? 
面白いのは、上の写真の太陽が入っている写真は、フレアもゴーストもあまり出ていないのですよね。

ということで、普通の28mmレンズとして使ってもよし、もちろんシフトしてよし(水準器が出る機種ならなお使いやすい!)、こうしたレンズはぜひZマウントでも継続してほしいですね。特に広角は、Zマウントの恩恵が大きいはずです。もっとコンパクトなPCレンズが作れることでしょう。

Nikon Z 9のFW3.10をAF-S 70-200mmで試してみた 【TC-14EIII/TC-20EIII編】

その昔、まだNikon D300を使っていた時代は、戦闘機撮影といえば、タイトルのレンズに2倍のAI AF-SテレコンバーターTC-20EII(当時はまだII型でした)で、この当時は2倍テレコンを入れても、それほど画質低下やAF速度低下、手振れ補正の効きの悪さは感じず、わりと実用となっていました。
その後、フルサイズで3630万画素のNikon D800を手に入れた所、テレコンを入れると如実に解像感低下を実感しまして、このAF-S 70-200mmとテレコンの組合せから決別し(そもそもフルサイズだと2倍テレコンでも400mmでは不足するようになった)、SIGMAの150-600mmを導入しました。

それ以来、このAF-S 70-200mmにテレコンを併用することはあまりなかったのですが、一眼レフからミラーレスのZになり、テレコン使用時もフォーカスの精度が良くなった、という話も聞くので、どんなものかと試してみることにしました。

AF-S 70-200mm VRII + TC-20EIII

久しぶりにこの組合せを使ってみました。Fマウントのテレコンでは、実質これが最終型のテレコンとなったTC-20EIIIは、Nikonのテレコンバーターでは初めて非球面レンズを採用し、光学性能の向上を図ったテレコンバーターです。II型よりは画質は向上していますが、マスターレンズの性能によってはその差が分かりづらいかも知れません。

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIは、Nikon Zがまだ影も形もない、フルサイズデジタル一眼レフが登場してまだそれほど経過していない時代の設計のレンズですが、撮影条件によっては、案外解像感など遜色ない写りとなりました。
やはり被写体の距離が遠く、無限遠に近い距離では解像力の低下を感じますが、被写体が比較的近い場合(と言っても望遠なのでそれなりに遠いのですが)は、案外解像感はあります。
ミラーレスのZボディになって、像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッドになっていますが、これによるピント精度の良さは確かにある気がしますね。
一眼レフで解像感低下を感じたのは、テレコンを入れるほどシビアになるピント精度差によるものなのかも知れません。
ただ、2倍テレコンの場合は、絞り開放より1段絞ったほうが、格段に解像力が向上するのは間違いありません。マスターレンズがf/2.8なので、2代テレコンでは2段分f値が暗くなり、開放ではf/5.6相当になりますが、更に絞ってf8で撮れば、解像力もぐんと向上します。

被写体と背景の距離によっては、背景の二線ボケが気になるのは、このレンズの欠点です。ここは流石に、最新のNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sのほうがボケ感、解像力とも圧倒します。ニコンプラザ新宿で試したことがありますが、あのレンズが鳥肌モノでした。このAF-S 70-200mmが修理不能になったら、検討したいレンズです。

ちなみに、3Dトラッキングでは、テレコンなしと遜色なく被写体を捉えていました。ただ、やっぱり被写体に近い別の人物が似たような速度で移動すると、たまにそっちにフォーカスが持っていかれることはあります。何でもそうですが、100点とは行かないようで。

AF-S 70-200mm VRII + TC-14EIII

こちらは1.4倍のテレコンバーターTC-14EIIIとの組合せです。Fマウント用として一番最後に登場したこのテレコンバーターは、TC-20EIIIと違い、古いDタイプのAF-SレンズやAF-Iレンズは使用できなくなっています。絞りリングの機械伝達機構、AIガイドが省かれたテレコンバーターとなっています。
また、レンズの表面に汚れがつきにくいフッ素コーティングを採用しています。

1.4倍のテレコンは、拡大率が低いため、画質の低下も2倍テレコンほどではなく、安心して使うことが出来る反面、元々焦点距離はそれほど長くない70-200mmクラスのレンズとの組合せでは、あまり使用する旨味のないテレコンです。例えば、70-200mmレンズでこのテレコンを活かせるマスターレンズの焦点距離は、おおよそ150mmから(1.4倍して200mmを超える焦点距離相当の画角になる)なので、ほぼ望遠側で使うのであれば、装着する意義がある、といったところです。
これが600mm単焦点では、1.4倍テレコンは850mm相当になるので、意味があるのですけどね。

曇天で色味がいまいちでしたが、1.4倍テレコンなら、一眼レフでもミラーレスでも、絞り開放から常用できる画質です。望遠ユーザー、どうしても2倍テレコンを入れがちですが、画質の低下も最小限の1.4倍は先に持っていて良いテレコンバーターかと思います。

そして久しぶりにAF-S 70-200mm使ったけど、やっぱりAFも速くて手振れ補正もしっかり効いて良いレンズですね。
Z 24-200mmの便利さはあるけど、明るいレンズは、ミラーレスでもやっぱり良いです。

【ブログ復帰】どたばたしているので、NIKKOR Z 40mm f/2の写りの良さなんかを紹介

パソコンのNX Studioが起動しなくなって、あれこれ設定やらし直していたら、ついにWindowsが起動しなくなり、OSの入れ直しをしていた矢先、妻が急に腹痛になり立てなくなったので救急搬送、会社に休み連絡して、子供らを保育園や小学校に送り出してからの病院へ急行。
精密検査の結果、直ぐに手術が必要な入院にはならず、近所の消化器内科への紹介状を書いてもらって一旦帰宅するも、その紹介状を書いてもらった病院がたまたま休院。
薬もないため、夜にはまた腹痛がひどくなり、土曜日の午前に前日救急搬送された病院へ。でもって薬の処方と点滴を打ってもらって現在に至る、という状況です。

というドタバタな状況ゆえ、いろんな予定をキャンセルして、自体に対応しています。
それでも、ブログは復帰、更新頻度はまちまちですが、時間を見つけて書いていきます。
Nikon Z 9のFW3.0なんかもネタになるのですが、いかんせん書いている時間がなくて、とりあえずFWアップだけ済ませました。D850も不具合修正のFWアップしておきました。
NX Studioも、OS入れ直したら通常通り使えました。当たり前か~。やっぱり起動しなかったのは、OSに不具合が出ていた兆候なんでしょうか。

NIKKOR Z 40mm f/2、やっぱり良いねこのレンズ

ここで唐突に表題の件です。
望遠レンズで撮影する息子の記事を書いた同じ日に、NIKKOR Z 40mm f/2で撮った写真も良かった、という話です。
何せ、望遠レンズのAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-14EIIIは、お値段だけで、Z 40mmが40本買えてしまうレンズです。焦点距離も違うので比べてはいけませんが、どちらも良い写りなんですよね。ほんとレンズって不思議です。

レンズの性能を示すMTF曲線を見ると、特段良いというわけではありません。

NIKKOR Z 40mm f/2のMTF曲線

それでも、同じ焦点距離ではないので一概に比較できないにしろ、FマウントのAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gと比較すると、Z 40mmのほうが良好なのがわかります。

FマウントのAF-S NIKKOR 50mm f/1.8GのMTF曲線

MTF曲線は、あくまでレンズの性能の極一面を示すに過ぎませんが、ミラーレス化と大口径Zマウント化による恩恵は多分にあるのでしょうね。
Z 40mmは、よく見ると収差も残っていますが、この収差補正のバランスが良いのでしょう。決してカリカリな描写でもなく、ゆるい描写でもない、絶妙なバランスを保っています。
ちょっと絞ったf4あたりの解像力も、カリカリにならず、ちゃんと解像力は高い、逆光でもゴーストやフレアっぽさも殆ど無いですし、シャドーも沈みきらず、コントラストも適度にあって良い印象です。

ホント、このレンズはZマウントユーザーなら、絶対1本持っておいて損はないですね。

AFモータ非内蔵レンズは一眼レフで AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで遊ぶ

ミラーレスのNikon ZシリーズにマウントアダプタFTZやFTZ IIで、ほとんどのFマウントレンズが使用できますが、AFモータ非内蔵レンズは、AFが使えないのが欠点。
現時点では、やはりAFモータ内蔵一眼レフで撮るのが正解なのかな?

Zボディで使う分には、画面拡大で綿密なピント合わせはできるけど、動態撮影は難しいです。フルサイズ機の場合、ボディ内手ぶれ補正で、フォーカスさえ合っていれば、歩留まりはむしろZボディのほうが上なんですけどね。

ということで、一眼レフの出番はまだあります。Nikon D850はまもなく5年を迎えますが、現行機です。今度、このクラスの一眼レフがNikonから発売される可能性は低く、アッパーミドルクラス最後の機種になりそうです。
ということで、DC-Nikkorを着けたD850で撮りました。

絞り開放ではパープルフリンジが結構出てしまうのがこのレンズの難点ですが、それでも繊細な描写、コントロールできる収差は楽しいですね。収差コントロール可能なDCリングは、フラットだと開放から繊細な描写で、FやR側に回してもなお、その繊細さは保たれています。このレンズそのものの特性ですね。

遠景でも開放なら手前はしっかりボケて立体感が出る

暑い時間を避けた彩湖の公園も、いつもよりかなり人出は少なめでした。お陰で、子どもたちは自転車やブレボーの練習を存分に出来ました。

【荒川彩湖公園】たまには高倍率ズーム

高倍率ズームは、1本だけで色々撮るには便利ですが、ボケ味はいまいちなものがほとんど。なので、あまりボケを意識しない写真を撮ってみました。久しぶりに、GX7MK3にG VARIO 14-140mmの組み合わせです。

週末行ってきた、荒川彩湖公園、天気は微妙でしたが、子供たちは遊具でずっと遊んでくれていたので、こちらも写真を色々撮ってきました。

鳥さん(マガン?)

鳥はさっぱりわかりませんが、マガンかな?

そして彩湖、いつもより貯水量が多かったです。先週は雨が多かったからかな?

彩湖は満水状態?

そして藻が発生しているのか、かなり緑色な湖水でした。

そんな彩湖をパノラマ撮影。パノラマ撮影は、カメラを振りながら写真を合成してつなげていきますが、GX7MK3のパノラマ合成は、なかなかうまく撮影が行かず、この辺りは最近のスマホのパノラマ撮影アプリんの方が優れていたりします。

彩湖をパノラマ撮影

荒川が増水した場合、写真右の滑りから彩湖に増水した水を導くシステムです。彩湖は荒川第一調節池として作られた人工の湖です。2019年の台風では、調整池として稼働し、荒川沿いの冠水を軽減させました。ただ、それでも周辺地域のいくつかは冠水被害に遭いましたが、彩湖がなければもっとひどい被害が出ていたかもしれません。

すぐ横を武蔵野線が走っているので、撮り鉄の真似事をしてみました。

武蔵野線とさくらそう水門

んー、切り取りがいまいちだね。
ならばこれはどうだろう?

送電線と貨物列車

送電線の鉄塔の上に、もう少し空間が欲しい気がしたけど、まあこれはこれで。

そんなこんなでゆるい撮影をしていた週末でした。
ああ、飛行機撮りにに行きたいな~。百里基地なんか、もう4ヶ月も行っていない…。

週末行ったところ 荒川彩湖公園

土曜日に子どもたちと行ってきた荒川彩湖公園
小学生は夏休みに入り、賑わっているかなと思ったら、思いの外、人が少なかった。気温も高いので、あまり外に出ていないのかもね。
COVID-19もあるので、逆に少ないほうが安心といえば安心ですけど、難しいところです。

熱中症に気をつけないと、ということで、子どもたちに給水は適度にさせていましたが、娘がちょっと体調不良に。幸い回復したけど、やっぱりこの時期の屋外は気をつけないとですね。

去年、ずっと整備中だった調整池の滑りの工事が完了していました。荒川が氾濫した際に、この調整池に水を引き入れます。

この公園には送電線の鉄塔があります。ましたから見るとこんな感じ。万華鏡で見るような模様みたいです。

スカッと晴れたと思ったら、雲も出てきたりな天気。雲が厚めだったので、ピーカンよりはマシでしたが、もう真夏は熱中症を考えると、外遊びは考えものですね。オリンピック競技も、この真夏に本当に大変だと思います。パラリンピックの時期は、もう少し気温も下がっているかな?


話は変わりますが、LUMIX GX7MK2もそうでしたが、GX7MK3も相変わらず露出は不安定ですね。液晶のプレビュー画像は明るく見えてしまい、パソコンに移すと露出不足を感じる写真が多いです。狙ってローキーな写真ではなく、スナップは適度に明るさが欲しいのですが、こういうなんでもない風景での露出、掴みづらいですね。
ずっとNikonを使っているので、露出に関しては、Nikonの方がつかみやすいです。色味は別として’(随分良くなったけどね)。

GX7MK2と現代のレンズで撮る夕日

荒川彩湖公園での夕日が綺麗だったので、2日連続でブログを引っ張ります(笑

さて、マイクロフォーサーズのような小さなセンサでも、割とまともに撮れたAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sですが、もちろんこの1本だけでなく、他にSAMYAMG 7.5mm 1:3.5 UMC Fish-eye MFTや、いつものLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.でも撮影ました。

SAMYAMG 7.5mm 1:3.5 UMC Fish-eye MFT

SAMYAMG 7.5mm 1:3.5 UMC Fish-eye MFT

f8に絞って撮影。マイクロフォーサーズの魚眼だと、至近距離以外はほぼ無限遠にフォーカスを合わせておけば、パンフォーカスで撮影できます。なので、個人的にはMFでも十分と思っています。

SAMYANGのこのレンズも、なかなか画質は良く、もはや光学設計は韓国も中国も、かなり高いレベルにあると言えます。

ただ、自分の持っているレンズは、外装がシルバーなのですが、これが金属ではなく、ただプラスチックにシルバー塗装を吹いただけなので、塗装ハゲが目立っていて、この辺りの品質はいまいちです。
なので、シルバーはおすすめしません。ブラックが良いでしょう。

LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

いわゆるパナライカ(PanasonicがLEICAブランドを借りて製造)レンズですが、実にLEICAらしい写りですだと思います。

自分が初めてLEICAで撮った写真を見たのは、Elmar 50mm f/2.8で友人が撮った写真でしたが、これがCarl Zeissとは違って線が細く、繊細な映りだったのが印象的でした。沈胴式で単焦点としては暗いレンズでしたが、なかなかどうして素晴らしいレンズでした。

LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.は、そこまでの繊細さではないにしろ、以前使っていたOLYMPUSのM.ZUIKO 17mm F1.8とは一味違い、絞り開放から解像力はあるけど、消してカリカリにはならず、線が細い描写が魅力です。それでいうと、やはりパナライカもLEICA何だなぁと思います。

このレンズも、ブラックとシルバーが選べますが、個人的にはシルバーは安っぽい感じがして、ブラックを選択。シルバー塗装は、M.ZUIKOのほうが質感が良い印象です。


というわけで、マイクロフォーサーズは、やはりこういったコンパクトな単焦点が魅力かなと個人的に思っています。結局気合の入ったズームレンズは、マイクロフォーサーズでも大してコンパクトではなかったりします。もちろん、フルサイズよりは小さいですが。

LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.も欲しくなってきています。個人的には、18mm辺りがあればなぁと思いますが、メーカーもそんなに細かく刻まないですよね(笑

GX7MK2とAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sで撮る風景

先週行ってきた荒川彩湖公園ですが、なかなか景色も良くて、望遠レンズで撮りたくなりました。
が、公園に一眼レフと大きな望遠レンズを持っていくのは場違いな感じですし、子供らを連れて遊びに行くのが第一目的なので、機材は軽いほうが良い。

ということで、カメラは軽量コンパクトなLUMIX GX7MK2で良いとして、望遠レンズは、G.VARIO 14-140mmしかなく、もう少し長いレンズで撮りたい。

LUMIX GX7MK2にマウントアダプタで取り付けた、Fマウントレンズ「AI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6S」

そこで白羽の矢が立ったのが、表題のレンズ。マウントアダプタでMFレンズを使ってみます。マイクロフォーサーズの場合、35mm判(フルサイズ)の場合、100-300mmレンズは、換算で200-600mmに相当するので、超望遠ズームになります。
フィルムAFレンズ時代になってからは、この手の望遠レンズは、70-300mm f/4.5-5.6といったスペックのレンズが主流で、更にこのレンズよりもコンパクトで軽量になりました。古いSIGMAのAPO 70-300mmも持っていますが、どうせMFで使うのだからと、Zoom-Nikkor 100-300mmにしてみました。

ちょっと面倒な焦点距離設定

カメラボディ側の話です。このようなマウントアダプタ経由の無接点レンズの場合、カメラ側はレンズが何かを認識できないため、ボディ側手ブレ補正のため、毎回電源ON時に、レンズの焦点距離を手動入力します。単焦点レンズならいいとして、ズームレンズの場合は、ズーミングするたびに焦点距離を手動入力するのが面倒でした。

もちろん、入力が合っていなくても撮れなくはないですが、やはり焦点距離設定が違うと、手ブレ補正の挙動が変わって、誤作動で逆にブレを誘発することもあり、ある程度はズーム域に合った焦点距離入力は必要でした。このため、事前に画角は決めて、その焦点距離で撮りました。焦点距離=画角は、やはり作画には重要ですね。

1600万画素のカメラには十分な解像力

古いズームレンズですが、絞り開放で少し収差による影響は感じるものの、解像力は1段絞れは十分あります。ただし、フォーカスはシビアで、このレンズの個体差なのかはわかりませんが、無限遠の位置がズーム域で若干異なる感じでした。なので、画面を拡大してピント合わせは重要です。ミラーレス機、特にPanasionicのボディは、ダイヤルの割当で簡単に拡大ができて、MFでのピント合わせが便利です。

では作例です。彩湖荒川公園から撮る富士山と鉄橋と電車…でしたが、鉄橋を走る電車、防音壁で上しか見えないことに気づきました。

そして夕方までは曇り空、夕方奇跡的に雲が少なくなって夕日が綺麗でした。

鉄橋から電車全体が見えれば、なかなかの撮影スポットでしょうけど、そうは上手く行かないものですね。
とは言え、夕日が綺麗に撮れてよかったです。
Zoom-Nikkor 100-300mmも、逆光でも驚くほどフレア、ゴーストが少なくて、なかなかのレンズでした。このレンズはジャンクで拾った、とりあえず取っておいてあるレンズでしたが、案外活用できそうですね。ちょっと重いのが難点ですが。

荒川彩湖公園に行ってきた

埼玉県の荒川河川敷、公園が充実していますが、今回行ってみたのはさいたま市の荒川彩湖公園、彩湖の一番北側にある公園で、先週行った戸田市の彩湖・道満グリーンパークの北側に位置します。

公園自体はサイクリングロードで繋がっていて、途中で管轄の市が変わるんですね。

駐車場も広くて、無料。ということで、子供らを連れて行ってきました。

とにかく広い! 遊具あり

遊具があるので、小さい子供も楽しめます。基本は、野球やサッカーなどが出来そうな広場が多いので、キャッチボールとかサッカー、風がなければバトミントンとかも遊べそう。
なお、火気厳禁なので、BBQはできません。BBQをするなら、彩湖・道満グリーンパークのほうですね。

サイクリングロードもあります

彩湖沿いのサイクリングロードは広いので、サイクリングだけでなく、インラインスケートとかジョギングにも良さそうです。

意外と穴場な撮影スポットかも?

ちょうど夕日が沈む時間、遠方には富士山、武蔵野線の鉄橋に水門、彩湖となかなかの情報量。撮り鉄ではないけど、このスポットから望遠レンズで、富士山と武蔵野線の鉄橋をを走る電車の逆光でのコラボ、出来そうな感じです。
この日、レンズが広角のSUMMILUX 15mmのみだったので、次は望遠レンズ持っていきたいですね。


ということで、駐車場が広くて混まない、遊具も少ないけどある、基本は広場が中心、といった公園でしたが、割と穴場かも?
他の荒川沿いの公園、軒並み駐車場が混んでしまっている現在、ここは結構良さげですね。