UGREEN NASync DXP4800 Plusの初期設定

導入から2週間以上経過し、落ち着いたので、ぼちぼちNASyncの設定など何をやったか書いていきたいと思います。

まずはHDD4台をマウントさせてRAID5を構築したUGREEN NASync DXP4800 Plusですが、ここからは設定に入ります。
基本的にはWindowsのUGREEN NASアプリから
しかしまあ設定画面のフォントが少し垢ぬけないですね。

ファームウェアの更新

25年4月1日付で、ファームウェア(FW) 1.3.0.2321が公開されているので、これを適用します。コントロールパネルを起動して「システムサービス」→「アップデートと復元」、からアップデートを行います。
※この作業を行ったのが25年4月24日で、その後4月29日に1.4.0.2485が公開されています

ちなみに受け取り時のFWは1.0.0.1730でした。大きな変更はなさそうですが、まず最初に適用しておきます。

IPアドレスは固定設定

IPアドレスは自動で振られるDHCPではなく固定にします。うちのネットワークは192.168.1.*なので、任意のアドレスに変更しました。
今どきはDHCPでも、NASが見つけられないトラブルはほぼないのですが、固定のほうが安心感があるのと、家庭内のLAN環境で使う限り、ドメイン名を覚えるよりIP直接指定のほうが楽なので。

ファイルの設定

SMBをONにします。初期状態はOFFで、ONにしないとPCからNASのファイルが見れないで、ONにしておきましょう。Windowsは以前からですが、今はMacもLinuxもSMBを使えるので、こちらのほうが何かと便利でしょう。なお、LinuxでSMBに不都合があれば、NFSもONにしましょう。

SMBはデフォルトでOFFになっているので、コントロールパネルからONにする

次にフォルダを作成しました。自分専用のファイルは個人フォルダに、ネットワーク上の誰でも見られるようにしたい場合は共有フォルダの下にさらにフォルダを作成します。
私は写真データメインなので、Camera_dataフォルダを作成、そこに写真データを入れます。

Camera_dataフォルダを作成すると、Windowsのエクスプローラーのネットワークでは、個人フォルダはpersonal_folderと言う名称の表示となり、ここはパスワードを入れないと見えないエリアになります。


家庭内やオフィスなどで全体に公開したい場合は共有フォルダにフォルダを作成します。ネットワーク上ではpublic_folderの名称になります。

SSHは任意でONに。SSH認証でログインして、LinuxのコマンドでNASにいろいろインストールや設定ができます。この辺りはLinuxに精通した方のみ使用しましょう。
ちなみにReadyNASでは設定できたiSCSIにはNASync DXP4800 Plusは対応していないようです。まあ私もiSCSIは使っていませんでしたが…。

FTPの設定、何故かFTPSはうまく動かない

FTPもONにしました。使っているカメラ(Nikon Z9/Z8)が撮った写真のFTP転送に対応しているので、撮ってすぐNASに入れたい場合に便利です。
カメラからFTP転送用には、共有フォルダに専用のフォルダを作っておきました。あくまで一時的にデータを移す用途です。

通信をSSLまたはTSLで暗号化するFTPSを使用するのが理想なのですが、カメラ側と接続するためにルート証明書が必要で、今回はWANからFTPでアクセスするわけではなく、あくまで家の中のLAN環境での使用限定なので、暗号化しなくとも良いかなといったところです。

FTPは推奨されていないが、FTPSのルート証明書が必要なため、LAN内のみの使用ということでFTPを使用します

これでカメラ側からNASに直接画像を転送できるようになりました。FTP機能はReadyNASにもあったので便利に使っていましたが、NASyncでも引き続き使っていこうと思います。

以上、基本的な設定が終わりました。この後は追加アプリを入れますが、その話はまた別途。
この後はちょっとした個人的つぶやきです。

NASに興味がなかった人のためのNASとは言うけど

これまで数台のNASを使用した経験から言わせてもらうと、NASyncがNAS初心者に優しいかというと、特段そうでもないんじゃない? という感想です。
初めての人の中には、PCのHDDの取付交換をしたことのない人も多いでしょうし、そもそもHDD単体品を複数買うなんて経験のない人も多いのではと思いますいし、RAIDの概念もそれなりにPCやITスキルがないと理解しがたいかもしれません。
もちろん誰しもが初めてのことはあるとは思いますが、少なくともHDDを自分で改装した経験があり、RAIDやネットワークの知識が多少なりともある人でNASが初めての人、という前提でもない限り、安易にベアボーンのNASに手を出すのはちょっと厳しいところもあるかと思います。
インターフェースも決して他メーカーよりわかりやすいというわけではないですね。
初心者ならこれ一択と言っているのは、先行でバラまれたインフルエンサーの宣伝文句か、他に使ったことがないかのどちらかでしょう。

Cloudは初期投資が安いけど月額や年額使用料がかかり、容量に対する費用も高い、でもバックアップや機材リプレースの必要はないです。なのでデータが少なめの人、スマホで写真や動画をたまに撮る程度のが主体の人なら、個人的にNASまでは不要かなと思います。
UGREENの宣伝がさもNASのほうがCloudより安上がりで便利みたいに言っていますが、HDDは別途購入する必要があり、データ管理が自己責任となる、HDDもクラッシュする可能性がありRAIDを理解し構築運用できないときちんとした管理はできないので、それを考慮すると、一定のITとハードリテラシーがないとNAS運用は厳しいとは思いますね。

とは言え、ファイル管理をしっかりと行いたい方は、NASはあると便利です。USB接続のHDDが一番簡単ではありますが、RAIDでHDDのクラッシュに備えたいとなると、NASのほうが安全で便利です。
それなりにIT知識があり、写真や動画を多く撮る人はぜひ検討してみてください。

スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパにある「上南摩そば 竜がい」に行ってきた

私のGW休みは今日で終わりですが、まだまだ引っ張るGW前半に行ってきたところ。ブログ掲載の時系列がめちゃくちゃですみません。

摩ダムを見るのが目的でしたが、ダム手前にキャンプフィールド&スパが出来ているとは。2024年にオープンしたようです。

山奥の蕎麦屋が休みだったので調べたら、なんとスノーピークのキャンプフィールド内に蕎麦屋があるみたいなので、行ってみました。

ちゃんと手打ちです。鹿沼の蕎麦は細麺なんですね。美味しゅうございました。
蕎麦屋もスパも売店も、キャンプ場の宿泊者以外も利用可能です。

せっかくなので売店も。スノーピーク経営だけあり、もちろんキャンプ用品やグッズなど中心ですが、薪を売っていたり(木の種類で火のつき方と持ちが違うんですよ~と店員さんが教えてくれた)、前日光醸造所のお酒もありました。

今回は佐野で酒を買うことにしていたのでここでは買わなかったけど、次来る機会があれば、この酒造も行ってみたいですね。

ということで、世間では6日火曜日も旗日ですが、私は仕事です。GWにやりたいことは概ね出来たので良かったかな。

【第一酒造】開華 純米吟醸 夢ささら

GW休み前半で行ってきた栃木。鹿沼市を南下すると佐野市があります。佐野といえば第一酒造、ってことで行ってきました。

売店では第一酒造のお酒だけでなく、スイーツやコラボのカップ麺、ソフトクリームもあります。ソフトクリームはちゃんと日本酒味です。麹を使っているのかな? ノンアルコールなので運転手でも安心。
ガチャガチャもチャレンジしましたが、残念ながらカップ酒でした(笑

もちろんお酒も買いましたよ、1本目はこちらです。

酒米に栃木県の酒米「夢ささら」を使用。この酒米は2022年(令和4年)栃木県で人工交配された新しい酒米で、親に山田錦や短稈渡舟などが含まれているようです。
最近、栃木の酒造でこの酒米を用いたお酒が続々登場していますね。

栃木県産「夢ささら」を精米歩合55%で。アルコール度数は15度と標準。日本酒や使用酵母などの情報は非公開です。秋山川伏流水、佐野の北に位置する秋山からの水を使っているんですね。

売店では冷蔵保管だったので、冷やした状態から。
上立香は仄かに洋梨のような感じ?いわゆる華やかなタイプではないですね。口に含むと、やはり甘みは洋梨系ですが、ことさら華やかな甘みではなくほんのり来る甘み、そして旨味と苦みを基調としていますね。後味にじわっと辛さが押し寄せてきます。そんな感じなので、少し温度を上げたほうが良さそうだなと、時間を置いて飲んでみると、なるほど少し温度が上がったほうがバランスが良いですね。甘みと旨味と苦みのバランスが良くなりました。思ったより辛めですが、これぞ食中酒といった趣ですね。
個人的に温度を上げたほうが好みです。夢ささらを使ったお酒、どれも個性があって面白いですね。


佐野のアウトレットに行くついでに、ぜひ第一酒造にも足を運んでくださいね。

【栃木】2025年の旧石裂小学校とその周辺

去年ブログで公開したこの記事。

上の記事では2007年、2010年、2012年の当時の現状を撮影していましたが、あれから十数年経過し、どうなっているか確かめたく行ってきました。

今回、モノクロフィルムを入れたBRONICA S2でも撮影しています。

旧石裂小学校は、人口減少とともに1964(昭和39)年に閉校、その後80年代まで集会場として使われるも、現在はそのまま使われずにいます。

2007年時点では、眼の前にあじさいがさいていて、一部窓ガラスが割れていましたが、まだきれいな状態でした。右隣の職員社宅も健在でした。それから比べると、18年経過した現在では窓ガラスの多くが割れて雑草も伸び、荒廃が進んでいるのがわかります。

窓の向こうを見た限りはまだ案外きれいなのですが、風雨が入りやすい状況ではより痛みが激しくはなりそうです。

そしてパワーショベルが置かれていましたが、建物解体が予定されているのでしょうか。まさかこれが最後の撮影に? ショベル先端の爪も置かれているので、近くそういう運命になるのかもしれません。だとしたら来てよかったです。

やっぱり時間を空けちゃだめですね。いつまでもあると思うな、の精神で撮りに行かないとです。この建物の運命は自分ではどうすることも出来ませんが、写真に収めることだけは出来るので。

十数年ぶりだと色々変わっていますね。仏壇仏具の古看板はついに無くなっていました。

この場所も次来る頃には色々変わっていそうですね。
ちなみにここは現在でも携帯の電波が届きません。


その後、更に山奥にある古民家蕎麦処 うえ田に行ってみましたが、残念ながらお休みでした…とほほ。事前に電話してとあったのを忘れて一か八か行ってみたんですけどね。
ちょうどここの経営の御夫婦が車で帰ってきて「すみません今日休みなんですよ~」とのことでした。
南摩ダム本格稼働の2年後、リベンジしたいです。

【厚木基地】25/5/1の記録

毎年何故か恒例になっている、GW中の厚木基地撮影。のんびり出来るからですね。

ガンガン飛ぶほどでもないけど、確実に何かは飛んでいる平日、ただ今年は少なかったな。

実はレア機である連絡機のLC-90は、ビーチクラフトのキングエアベースの海自仕様で、80年代末から5機導入されて、以前は海自の各航空基地に1機ずつ所属していたのですが、今は厚木基地に全機配置されています。連絡機なので人員輸送などに使われているのでしょうね。
あと数年後には現役を退くと見られていますが、地味な機体だけにあまり注目されないですね。
遠方には、ついに報道でも機体不調が取り上げられるようになったC-130R輸送機。米軍の中古モスボール保管機を再生して導入したものですが、米軍時代の飛行時間が短かったとはいえ、経年による老朽化が大きいようで。これも空自のC-130Hとともに、C-130Jあたりに更新したほうがいいと思うんですけどね。
残念ながらこの日は動いていませんでした。

米海軍のMH-60Rは、ソノブイカバーに鶴が描かれていますね。日の丸を意識した感じですね。同じH-60シリーズでほぼ同じ用途の機体とはいえ、海自のSH-60K/Lとの違いがよくわかります。

そしてP-1がやっと見れました。P-1の5512号機は上がっていって戻ってこなかったので、哨戒に出かけたのでしょうね。

5508号機と5510号機はタッチアンドゴー訓練でした。横田から上がっと思われる米空軍のC-12Jが上空を通過して、P-1と重なりました(中央右の写真)。

厚木基地は第3航空隊が全機P-1哨戒機になっているので、P-3Cの飛ぶ姿は整備で日本航空機に来ている機体のテスト飛行とか、他の基地から来た機体がいれば、飛行はなくはないんですけどね。残念ながらこの日は見ることが出来なかったです。駐機はされていましたが。
奥にはEP-3Cらしき機体も駐機されていましたが、今となっては懐かしの白とグレーの塗装ですね。

この後海自の機体は飛ばず、米海軍のキングエアUC-12Fが上がり、MH-60Rがオートローテーション訓練、上の写真の機体はまた違ったその部位カバーの絵柄ですね。
残念あがらあまり飛ばなかったけど、まあこんな日もあります。

そろそろ戦闘機撮りたいですね。静浜基地の航空祭もありますしね。

【栃木】加蘇鉱山大通洞坑跡

先日行った栃木県鹿沼市、南摩ダムを見た後に通った加蘇鉱山の遺構を見てきました。

道路沿いに、見逃しそうな小さな坑口があります。

道路沿いの川にはかつてトロッコの橋脚があったのですが、ここ何年かでついに崩壊したのか無くなっていました。が、向こう岸にはそれらしい遺構が残っていて、建物の姿もありました。

加蘇鉱山大通洞坑口は閉ざされています。小さいですね。中は水没しているようです。

この日は妻と一緒だったので、足早に遺構を撮影するに留めましたが、選鉱場や坑道も残っているようで、また機会があればもう少し詳しく見てみたいと思います。

【栃木】2025年4月末の南摩ダムの建設状況を見に行ってきた

視察ですw。GW、せっかくなので気になっていた栃木県は鹿沼市の南摩ダムを見に行ってきました。

栃木に住んでいた当時は、建造前の同地を何度も訪れて撮影しています。ダム建設に伴い廃校となった旧梶又小学校を撮るのが目的でしたが、今はダム自体に興味があります。

上の記事も合わせてご覧いただけると、その経過がわかります。
この地を訪れるのは13年ぶりです。栃木から東京に引っ越して、もうそんなに経つんですね。

ダムを正面から。すっかりダム本体は出来上がっています。今はこの場所より先は通行止めですが、いずれこの先も行けるといいですね。

2010年に撮影した同地、写真の高龗神社の建物は現在も健在ですね

それではダム湖(まだそんなに貯水されていませんが)を見下ろせる新道に行ってみます。

残念ながら展望台自体の場所は現状立入禁止でした。が、この場所はいずれアクティビティゾーンとして最近流行りのジップラインを作る計画のようですね。なるほど、出来たら一度やってみたいです。
元々展望台だったのが、どうやら熊出没のために閉鎖され、そのままアクティビティゾーンとして新たに整備する事になったようですね。

そしてダム湖はまだ底が見えるくらいにしか貯水されていませんね。元々南摩川の水量はかなり少ないので、他の川からも導水路により水を取り入れているようです。
上の写真右下のは取水口かな? 将来的には鹿沼市の水道水としても使われるようですね。

ダムの管理棟ではダムカードは配布していません。麓に出来たスノーピークのキャンプ場(この後行きました)で配布しているのですが、もらい忘れてきました…。

コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム(CFRD)という、断面にすると平たい三角形のダムです。ロックフィルダムは地盤が強固ではない地形で使われることが多いのですが、砂利を固めているものは多く見ますが、表面をコンクリートで覆う近代的工法タイプでは日本初の方式だそうです。
満水近くになるのは何年後でしょうか…

ダム脇の杓子沢トンネル、ダム建設に伴う新道開発では初期の頃に出来たものですね。

この後は新道を登り、旧道を見たり、ダム湖の端となりそうな場所?を何枚か撮影。

ダムの本格運用は2027年度とのことで、また2年後に行ってみたいですね。


この日のカメラはNikon Z 8でしたが、GPSアダプタを紛失してしまって、スマホのSnapBridgeアプリ経由でGPSデータを付与しているのですが、元々SnapBridge経由だと精度がいまいちな上に、Bluetoothが途切れると再接続がなかなかスムーズに行かなかったりして、やはりちゃんと撮影場所のログを取るにはGPSを内蔵したZ 9か、あるいはGPSアダプタが必要ですね。
今まで古いNikon GP-1というGPSアダプタと、di-GPSという社外アダプタを使っていましたが、di-GPSはGPSの取得スピードが早くて消費電力も少なく良かったのですが、物理的に折れてしまいました…。GP-1は取得が遅いし消費電力も多いのですが、今回これも紛失したっぽいです。トホホ…。
ということで、そのうちまたdi-GPSを買い直したいと思います。ただ今このアダプタの会社が香港からイギリスに移って、価格もちょっと高くなってしまったんですよね。直輸入なので輸送費込みで高いのですが、他に良いものもないんですよね。Amazonが代理店として扱ってくれればいいのですが、あまり需要ないんでしょうね。

【清水清三郎商店】作 (ZAKU) IMPRESSION M 純米吟醸無濾過直汲

私が数ある日本酒の中でも5本の指に入るくらい好きな三重県のお酒、作(ZAKU)の中でも、IMPRESSIONシリーズは特別です。

まずこの瓶がかっこいい! フラッシュを瓶の後ろからリモート発光させています。レーザー刻印しているのかな? こんなに美しい瓶はないですよ。要冷蔵ですが、贈答品としても喜ばれるはずです。

普通に撮影するとこんな感じです。この瓶に電球を入れて間接照明にするのもオシャレですね。

ということでIMPRESSIONシリーズ、何故かいつもの酒屋に最近置いてありまして、ここは通常の雅乃智などは置いてあることが多いので、私も以前買って飲みました。

が、IMPRESSIONシリーズは希少でめったにありません。私も行きつけのお店で飲むことが多いIMPRESSION Mですが、今回手に入ったので、やっと宅飲みできました。

何度も書いていますが、作(ZAKU)はすべてのお酒が、味の安定性を保つために火入れ酒となっていますが、特殊な製法により、まるで生酒のようなフレッシュ感を味わえるのが特徴です。その中でも特にIMPRESSIONシリーズはプチプチと微発泡で生酒のようなフレッシュさを味わえます。火入れして微発泡!? 圧力をなるべくかけずに絞り、それを直汲みで瓶詰め、そして火入れ後急冷させることで、そのフレッシュさを保っているのだそうです。

IMPRESSIONシリーズでもこのMは雅乃智がベース、自社酵母を使用で、一番人気があるのだとか。精米歩合60%の純米吟醸ですが、もはやスペックなどどうでも良いと思えるくらいです。こちらは火入れとは言え、基本的には冷蔵をおすすめしているそうです。

極微発泡、開栓注意とありますが、よく冷やしていれば吹き出すほどではありません。
上立香は爽やかな果実を思わせる上品な甘みを感じさせます。口に含むと、プチプチフレッシュでライチともマスカットとも思わせる優雅かつ瑞々しい甘みと酸味が、その後に樹の実を思わせる渋み、コク、旨味が調和します。もう例えようがないくらい完璧に繋がります。

そしてこの酒は何の料理とも合わせられ、これ単体でじっくり味わうのもよしと、もう好きに飲んで美味しいお酒です。
ただフレッシュなだけではない何かを持っているのがこのIMPRESSION Mです。IMPRESSIONシリーズでもこれは誰にでもおすすめできます。日本酒の印象が大きく変わると思います。


伊勢志摩サミットでも提供されたお酒、つまり世界中の人に飲んでもらえるくらいのお酒です。要冷蔵とは書かれていませんが、これから暑くなる夏にかけては冷蔵保管をおすすめします。ぜひパーティの乾杯のお酒として。

クラウドファンディングのNAS UGREEN NASync DXP4800 Plusが届いた

クラウドファンディングとインフルエンサーへの先行配布やSNSなどでガンガン宣伝して、ややうざったい感もあるUGREENのNAS, NASync
一番最初の40% OFFになるクラウドファンディングはサーバーにつながらず予約数いっぱいになり、30%引きの2回目以降の募集でやっと4ベイモデルのDXP4800 Plusを予約できました。そして待つこと2か月、ようやく届きました。日本では代理店がフォーカルポイントという会社のようで、そこから届きました。

現在も20%引きなので、QNAPやSygnologyなどのライバルよりは少し安めに購入可能ですが、正規価格になった時にどれだけ競争力があるかはさておき、今ならその性能に対してお買い得であることには違いない感じですね。
懸案と言えば、高品質なUSBケーブルなどアクセサリ類から知名度を増していったUGREENが初めて参戦するNAS市場だけに、まだ実績が未知数であること、中国メーカーであることもデータを扱うものとしてはちょっと怖い感じもありますが。

YamaroはNASはこれまで数台を導入し、今はNETGEARのReadyNASの4ベイモデルを2台使っていますが、NETGEARは業務用、民生用いずれもNASから撤退してしまいました。
家の外からNASのアクセスできるReadyCloudサービスも終了し、使い勝手の面では後退しているのと、一番新しいReadyNAS 214も導入からまもなく5年、もう1台はReadyNAS 104とさらに古いため、そろそろリプレースを検討する時期でした。
なので渡りに船ということで、新ブランドのNASを導入した次第ですが、基本的には画像や動画のバックアップ主体、気が向いたら仮想OSとかDockerの構築とかやってみようかなといったところです。

箱の中にまた箱! 最近簡易梱包が多い中、ぜいたくな梱包なのはUGREENらしいですが、今の時代ここまでコストかけなくても…とは思います。勢いのあるメーカーらしいですね。
では開梱しましょう。

中の箱も…黒で随分金かかっている印象。ただ説明書の紙に何度も出し入れしたのかなってくらいにシワが入ってるんですよね。
結構筐体は大きい印象です。ReadyNASより一回り大きいですね。

予算の都合上、HDDはReadyNASで使ってきたNAS用のWD101EFAX(10TB)を使いまわしします。これも導入から4年以上経過しているものなので、いずれはリプレースするとして、今回はこのHDDで環境構築します。
今例えば16TBのNAS用HDDを買うと1台4万円強、4台買うと17,8万円、アワワワとなってしまう値段ですね。UGREENのNasyncのCMでCloud代がかからないなんて言っていますが、初期投資のHDD代はかかりますし、バックアップやリプレースなどすべて自己責任です。PCやバックアップに関する知識がそれなりにないと、単純にCloudの代用としてはお勧めできないかな、と個人的には思いますね、どちらも使っている立場からすると。

NETGEARのReadyNASの4ベイモデルより一回り大きいですね。
外観はReadyNASのほうが高級感はありますし、HDDマウントベイもReadyNASは金属&プラ製ですが、NASyncはオールプラ製で若干安っぽい印象ですが、工具なしで取り付けられるのはReadyNASと同様で、使い勝手は悪くないです。

筐体と言えば、やや幅広のNASyncは、ドライブベイ同士の間に隙間があり、ここが通風孔の役割になっているようです。ReadyNASはこのドライブ間の隙間が狭い(その代わりドライブベイのホルダは穴開き構造)ので、筐体もコンパクトな反面、放熱の面ではマイナスだったので、ここはサイズよりも放熱を重視している感じですね。
あとNASyncは筐体の際簿に通風孔がないので、ここから埃を吸い込むことがないのもよいです。というのもReadyNASは筐体横にも通風孔があるため、ここから埃を吸い込んで埃がたまりやすく、掃除しにくかったので、エアフローがシンプルなのはNASyncの美点でしょう。
NASyncはエアフローが後方から前方への吹き出しで、後ろ側にある給気口にはマグネット式の網があり、取り外しが簡単なのでホコリが溜まっても掃除が楽です。これはなかなか考えられています。NASは24時間稼働するので、ホコリが溜まりやすいんですよね。
ReadyNASは前方からの吸い込みで、ドライブベイにホコリが溜まりやすいので、定期的にドライブを外して(もちろんシャットダウンの上)の清掃が必要でした。

HDDを使いまわしで取り付けたほか、512GBのSSDが余っていたので、それも1つ取り付けました。SSDはストレージとしてもキャッシュとしても使えます。

今回はSSD1枚なので、読み出しキャッシュとして使います。2枚SSDを入れれば、RAIDでも使え、RAID1で高速読み出しキャッシュとして使う、あるいは読み書き用のキャッシュとして使うということもできます。この辺りはライバルモデルより進んでいますね。SSDはPCIe Gen4まで対応します。
いずれはSSDを追加したいですね。
頻繁にアクセスするファイル、あるいは動画編集用の一時ストレージすとしても使えそうです。10GbEであればSSDの性能もフルに発揮できそうです。
また、内蔵メモリは標準でDDR5 8GBとこのクラスのNASとしては十分大きいうえに、増設で最大64GBに増やすこともでき、複数のDockerやVM Wareを動かすといった使い方もできそうです。

LANポートは2.5GbEと10GbEを備えています。
10GbEはいずれPCとHubの環境を整えたいですが、我が家はLAN環境はルータと無線LAN AP間を10GbEで、それ以外はすべて2.5GbEに対応させています。
今回は2.5GbEを使用します。このNASの性能をいかんなく発揮するには、少なくとも2.5GbEは欲しいところです。

ではセットアップを開始します。
HPによれば、LANに接続したNASyncの電源を入れて、https://find.ugnas.com/ にアクセスするとあります。 スマホの専用アプリでも初期セットアップや設定にアクセスできるのは今どきですね。ただ今回はPCから設定します。

ネットワーク上にNASが見つかりました。フォントが垢ぬけないですね。一昔前のNASみたいで、ちょっと不安を覚えます。


あとは指示に従ってアカウントを作成します。ところがこの後アップデート画面のまま進まない…
ブラウザをリロードしたら何もつながらなくなった…。

システムの更新プログラム

結局強制終了させて電源入れなおしたら、普通につながりました。なんというか、この辺りあまり洗練されていないですね。

ここでファームウェアのアップデートも促されますが、先にHDDをRAID5で初期化します。
4つのHDDを選択し、RAID5を選びます。RAID5をおすすめされますが、この設定ではHDD1台クラッシュしてもデータを復元できます。
RAID6にすると2台のクラッシュまで復元可能になりますが、その分使用可能容量も減るので、私は4ベイモデルではいつもRAID5にしています。データはメインPCにも保存しているので。もしこのNASだけでデータ管理したいなら、安全を見てRAID6にするとよいでしょう。
あとは初期化です。ファイルシステムはBtrfsを選択しました。10TBx4の構成で12時間強かかるようです。


その間にSSDは読み出しキャッシュドライブとして設定しました。
HDDの初期化が完了したので、各種設定を行いますが、その話はまた別途ということで。

感触としては、後発のNASとして洗練されている部分とそうでない部分が見受けられました。ハード自体は洗練されていますが、ソフトはこれからといったところでしょうね。

GW前の締め?いつもの串焼きやさん

先日、GW前の締めってわけでもないですが、いつもの日本酒の美味しい串焼き屋さんへ。
調子に乗って飲みすぎました。マスターチラ写り(笑

ちえびじんのLAPINもなかなかだったけど、帰山の低温熟成もなかなか味わい深かった。彗(シャア)の飲み比べもそれぞれ個性があったなぁ。最後に翠露のうすにごりで締めました。

おいつもお世話になっていたバイトのオバちゃんおねぇさんが5月いっぱいで辞められるそうで、長年のお勤めご苦労さまでした。マスター一人で大丈夫かしら?

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