2024年の初飛行機撮りは成田でした FLYING HONUも見られたよ!

2024年1月5日。実は百里基地に行ったのですが…動きなし。
個人的統計によると、1月5日に訓練開始で飛ぶ確率は1/4くらいかな? 2023年は飛行始めが1月4日だったらしいです。5日も飛んでいました。

午後になっても動きなしなので、昼食してそららでお買い物の後、成田に向かいました。いつもの流れですね。無難にさくらの山公園です。
まだ正月休みの人も多いとあって、飛行機を眺める人達で賑わっていました。

しかしまぁ…無線垂れ流しおじさんとか、次は何が来るとかずーっと大声で叫んでいるおじさんとか、なかなかのカオスですね😅

そんな中見られてよかったのが、クロネコヤマトの機体と4発機ですね。

そしてFLYING HONUのオレンジ(通称La”ラー”)が降りるとのこと。おお、さすが大きい!

総2階建ての機体だけに、結構ずんぐりした印象ですね。世界的に4発機はコストの面から減少傾向にあり、A380も10年程度で生産終了してしまったため、今後20年で4初来を見る機会はどんどん減ってしまいそうです。B747もどんどん姿を消していて、見るなら今のうちですね。

日原鍾乳洞に行ってきた

せっかく奥多摩の日原という微妙に遠い場所まで出向いたので、日原鍾乳洞も見てきました。

ものすごい断崖絶壁の渓谷にある鍾乳洞、この雰囲気は昔住んでいた山梨県の昇仙峡を彷彿とさせますが、よく考えたら隣はもう山梨県でした。
そりゃあ東京都とはいえ、ほぼ山梨県なので、地形も似ているんですね。

内部は湿度が高いですね。なので足元は結構滑りやすいかも。底の厚い滑りにくい靴を推奨します。そして結構な距離を歩きます。

常にポタポタ水が滴っているのは鍾乳洞なので当たり前ですが、苔もあちこちに生えているんですね。
そして奥に進むにつれ、アップダウンが激しくなります。階段もだんだん急になってきます。場所によっては子供や老人には厳しいです。ただし回避ルートもあるのでご安心を。
まだ生死をさまよったことはないですが、三途の川も生きているうちに見ることが出来ました。

いやぁかなりの勾配、狭い道、濡れて滑りやすいし、上の写真のルートは子供や老人は推奨しないルートです。
思ったよりも広くて楽しめました。

急勾配を登ったり降りたりで足はクタクタ(笑

外に出て、道路の向かいにあった一石山神社で初詣をして、この日の撮影は終了しました。


今回の撮影は、デジタルはNikon Z 8NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sで撮りましたが、マクロレンズも持ってくればよかったなと。Z 14-30mm唯一の欠点、最短撮影距離付近の描写はやや収差があって解像力が下がるんですよね。ただ、それ以外は、比較的軽量で周辺まで解像力も高く、良いレンズです。



奥多摩日原の遺構や建築物を見に行ってきた

連休恒例の撮影、去年は山梨でしたが、今年は同じ都内にすることに。ただし奥多摩ですが。
車を走らせること2時間、都内だけどちょっぴり遠い。奥多摩方面の国道411号線から更に山奥に入っていきます。道路は細く、すれ違いできない箇所が多い。
仮に雪が降ったり大雨が降ったら通行止めになるようです。

駐車場に車を停めて、500円を払って撮影開始です。

名目としては、この先にある日原鍾乳洞の臨時駐車場とのことですが、実際にはここから鍾乳洞は歩いていくには遠いです。なお、鍾乳洞の近くの駐車場は無料です。

日原小学校跡

廃校となった小学校校舎。こちらは廃校後も利用されているようで、しっかりと管理されていました。

山間の地域だけに、高低差が大きく、体育館は1階部分が道路となっている面白い構造。
この道路を歩いて先に進みます。

奥多摩工業日原寮独身寮

この日原で石灰石の採掘を行っている現役の会社、奥多摩工業のかつての寮です。

航空写真では、70年代には存在しているようですが、いつ頃建造されたかは不明です。
道路と後ろの傾斜地からの撮影のため、引いて撮影することが困難、広角レンズでの撮影となりました。
老朽化により壁などが剥がれて道路に散乱しないよう、ネットが張られていました。

背後にある傾斜地から撮影、窓から内部の様子が伺えましたが、かなり老朽化しているようです。感覚としては、廃墟歴40年近くでしょうか。
ただこの最後から2枚目の写真をクロップしてみると…

中森明菜の部屋!?

中森明菜なんて貼ってありますね。もちろんあの中森明菜さんのお部屋ではありません(当たり前
ただ、これが貼られているということは、住人はファンだったのでしょう。そうなると、1990年前後までは住んでいた可能性は高そうです。
天井からは鍾乳管から形成された白いつらら石が形成されていて、使われているコンクリートは石灰質を含んだものが使われていたのでしょうか。

いずれにしろ、廃墟歴は30年以上と思われます。

独身寮の道路を挟んだ反対側には、いかついコンクリ壁の建物が。ここはかつて映画館だったようです。
それにしても、渓谷の斜面に建てられているため、屋上部分と1階部分との高低差を大きく感じさせますね。建物の作りも複雑です。建物の壁と道路の高低差で出来た壁の細い道も、かつては人が通れるようになっていたようで、後ろから3枚目の写真の奥にはドアがありました。

奥多摩工業日原寮世帯寮と映画館・ダンスホール

従業員の福利厚生のための施設も充実していた奥多摩工業の寮、今の時代は大手企業の一部には独身寮が残っていますが、家族持ちの世帯寮というのは殆ど聞かなくなりましたね。
ただ、現代であってもこうした山間の職場だと、民間アパートを借りるのも一苦労でしょうから、寮があるのは有り難いことですね。

この世帯寮は比較的最近まで使われていたという話です。ほんの数年前まで1世帯は住居していたようですが、マンションに1世帯だけというのもなんだか寂しいですね。
BSアンテナもあり、衛星放送が始まった80年代後半以降のものであると思われ、独身寮よりは比較的最近まで使われていたことが伺われます。
とはいえ、徐々に入居者が減ってから建物に痛みが出て来ている感じでした。

3枚目の右側の建物がダンスホールだったようですが、とても大きく立派ですね。左側が映画館とのこと。

世帯寮ですが、割と傷んでいて、本当にここ最近まで人が住んでいたのか?と疑いたくなりますが…

真新しい電気メーターが設置されていた

電気メーターを見てビックリです。2022年製とあります。2032年4月まで有効となっています。ということは、電気は契約されているということか?
ただ、メーターの表示は0.5kWhとなっていて、設置してからほぼ電力は使用していないようです。やはり現在は人は住んでいないようです。

が、奥にナンバープレートの付いた、さほど古くない原付が停まっていました。管理者のものかな? 人の気配はなかったのですが。

その他周辺の建物

町人とは3人ほど会いましたが、正月時期もあって、あまり人気がない感じでしたね。

古びた住宅は、きれいに管理されているように見えましたが、人気はない感じでした。
近くにあった旅館も正月時期だからか休業中の様子。

フジカラーや懐かしいオロナミンCの看板が素敵な酒屋さんも休業中。古いけどきれいなので、閉店しているようには見えず、休業中なのかな?

風情のある日原

ということで2時間ほどの散策でしたが、このくらいがちょうどよいですね。若い頃と違って体力も落ちたので、1日廃墟散策は疲れます。こうして外観を眺めるだけで満足ですね。

【せんきん】仙禽 雪だるま 2023BY

今年も雪だるまの季節がやってきました。

【せんきん】仙禽 雪だるま 2023BY

この澱が溜まった状態がまさに雪をイメージさせます。ラベルもおなじみの雪だるまです。こちらも妻の実家で開けました。で空けました(妻と一緒に飲み干しましたw

【せんきん】仙禽 雪だるま 2023BY

仙禽のこだわり、ドメーヌ。ワイン用語ですが、最近は日本酒でもよく見られる様になりました。米の作付けや仕込み水を同じ水脈としています。
もろみをあら越しした生酒。活性しているので、開栓注意です。
酒米はドメーヌさくらの山田錦、精米歩合は麹米が50%、掛米が60%としています。

活性にごりで栓にガス抜き穴はありますが、少しキャップを回しただけで吹き上がってきました。なので、わずかに開栓して、泡が吹き上がってきたらキャップを締め、また開栓しては締め…の繰り返しです。3分ほどで落ち着いたので注ぎました。

上立ち香は爽やかな青りんご。口に含むと…あ、カルピスサワーですか(笑)、いやもちろん苦味もありますし、日本酒らしい後味もありますが、基本は爽やかな青リンゴジュース、カルピス系です。澱を絡めても、決して苦味が強くなる傾向はなく、総じて爽やかです。そして甘いけど割とさっぱりと切れますね。
こんな感じなので、大晦日に開栓したのもあって、その日のうちに飲んでしまいました。また見かけたら買いたいですね。

Amazonの正月セール・タイムセールで小物を調達

正月なので、福袋やらセールがリアル店舗やネットで開催されていますね。こういうときに買い物をしておくと良いかなってものを買ってみました。

まずはレシーバーIC-R15用に骨伝導のBluetoothイヤホンを。

こちらはAmazonのタイムセールで購入。2千円を切る価格なら諦めもつくでしょう(笑)

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IC-R15に繋いでみましたが、音質はそれなりです。元々骨伝導イヤホンは、音質云々言うものではないのですが、今までレシーバーのVR-160+Bluetooth送信機で使っていたものより音量が大きいのが良いです。
最も、周りがうるさいと聞こえづらくなるのが骨伝導タイプの欠点なので(そのために耳栓も付属しています)、そこは割り切る必要はあります。
ジェットエンジンがうるさいと、無線が聞こえづらくなるのですが、私は耳に入れるタイプが苦手なので、これをしばらく使ってみます。
昔ながらの片耳有線イヤホンが一番いいのは分かっているんですけどね。ケーブルも煩わしすぎるので。

もう一つノーズエチケットカッター(いわゆる鼻毛/眉毛カッター)。今まで日立の回転歯式を使っていたのですが、どうにも剃れない事があったのと、多分十数年は使っていて刃も傷んできたので、往復刃式のPHILIPSに替えてみました。

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こちらもAmazonのタイムセールで¥1,682とお安くなっていたので買ってみました。
早速使ってみましたが、いや良いは快適快適。回転刃式はうまくカッターの刃に毛が入ってくれず剃れないことが多々あったので、往復刃式のこのタイプ、楽に剃れて良いです。
そして回転刃式は剃った毛が歯の内部に入ってしまうので、分解洗浄しなければならないのですが、こちらはバリカンみたいな感じなので、洗い流すだけです。とても楽です。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 新酒 純米大吟醸 2023BY

毎年楽しみにしている作の新酒、ZAKU NOUVEAU。お気に入りの銘柄ですから、その新酒の楽しみたるや、昨シーズンに引き続き購入しました。
購入した酒屋で最後の1本でした。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 新酒 純米大吟醸 2023BY

作は入手しづらいImpressionシリーズももちろん美味しいですが、定常販売しているお酒もレベルが高いです。火入れ酒しか作らない作(ZAKU)ですが、生鮭のようなフレッシュさが売りです。
あ、写真は自宅ではなく、帰省した妻の実家で撮影しています。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 新酒 純米大吟醸 2023BY

スペックは例によって少なめの情報。精米歩合50%の純米大吟醸であること、アルコール度数は15度。以上です。

透明にに近い

火入れ酒なので、一升瓶を買っても常温で保存できるのが嬉しい。一般家庭ではなかなか一升瓶の冷蔵保存は難しいですから。
上立ち香は爽やかなマスカット系。口に含むと、やっぱりマスカットだった! とてもきれいな瑞々しいマスカットです。苦味は控えめ、酸味は程よくあり、重たさは全くありません。さすがに新酒だけあり、元々フレッシュさが売りの作での中でもさらにフレッシュ。口当たりが抜群なので、スイスイ飲めてしまいます。マスカットジュースですね。

そして開栓2日目、3日目とフレッシュさの中にも落ち着いた味わいが出てきました。
少し時間が立つと、味わいにも落ち着きが出てきて、マスカットジュースから白ワインの味わいも出てきました。一升瓶なので、この変化を長く味わえるのも良いですね。と言いつつもう半分開けてしまっています(笑)

冬休みはこれを飲んで過ごします。

2023年総括 良いお年を~

2023年の大晦日。今年はなんだか忙しかった、というのが個人的感想。コロナ禍が明けたは良いけど、感染対策が疎かになった結果、なんだかいろんな病気が流行っていますね。
特に秋から冬にかけて、我が家も色々病気が流行りました。有休もたくさん使いました(笑
なので来年はちょっと色々抑えざるを得ないな、といったところです。

1月

なんだかんだで1月は色々撮影に出かけました。特にインド空軍のSu-30MKIは、一生で見る機会はそうないだけに、これが拝めてよかったです。

2月

2月はお出かけ抑え気味。チームラボプラネッツに行ったり、コロナ禍以来久しぶりのCP+に行ったり。ただ、正直2023年のCP+はそれほど見どころがなくて、2024年は行くかどうかは内容を見てかなと。
横浜ベイブリッジは何気に行ってよかった場所でした。

3月

たまにはベローズ撮影をしてみる。旧車の自転車に通勤用の電動アシスト自転車、いずれも使い込んだのでメンテナンス開始。旧車の自転車はライトのLED化から。
初めての自転車チェーン交換もしました。そうした記録の撮影用に、LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.を買ってみました。

4月

東京に転勤して以来貸している栃木の自宅の壁紙が大変なことに。どうやらサンゲツのリコール対象だったのに、ハウスメーカーからの連絡がなく、結局100万円の貼替えの30万円を自己負担することに。前の住人がいた際に発生した漏水事故の修繕など、とにかく保険で対応できるところとできないところ、諸々で一気にお金が吹き飛びました(泣)
息子がついに小学生に。幼児が我が家からいなくなりました。
コロナ禍で通勤に使うようになった自転車は、色々ガタが来たところなので、あちこち部品交換を。
気晴らしに百里基地ローカル撮影を。撮影ポイント探しも楽しかったな。

5月

GW休みで厚木基地に行ったり、息子と埼玉のお山や横田基地の日米友好祭にお出かけしたり。段々と娘のほうが大きくなって親について来なくなってちょっと寂しい…。
こちらも久しぶりの開催だった北宇都宮祭。まだコロナ禍明けで色々慣れていない感じはあったけど、だんだんと日常が戻っている感じはこのあたりから感じられるようにはなりましたね。

6月

待ちに待ったNikon Z 8導入! これで念願のミラーレス2台体制となりました。超望遠レンズを使わない撮影だと、Z 9は大きすぎるので、Z 8がちょうどいいです。性能もZ 9とほぼ一緒なのも良いです。
飛行機も撮ったけれど、船をたくさん撮った月でした。横須賀で護衛艦ひゅうがを見学したり、城南島海浜公園で飛行機と船を眺めたり、運良く横須賀に来たイタリアの哨戒艦フランチェスコ・モロシーニの見学もできました。インド空軍といいイタリア海軍といい、中国の覇権主義に異を唱える各国の団結が強くなってきたのか、アメリカ以外のミリタリ系が充実してきましたね。

7月

Photoshopのベータ版にAI画像生成が搭載されて、早速遊んでみたり。まだまだ上手く行かなことが多いけど、AI画像生成がどんどん身近になってきた年でもあります。
コロナ禍が明けて夏祭りが復活。久しぶりに出向いたり。千葉の海上自衛隊館山航空基地に去年に引き続き行きました。去年はなかった出店も復活したのが嬉しかったな。
とにかく夏に向けてお祭りの復活を感じました。

8月

家族で富士山が見える静岡のコテージでBBQをしたり、エアコンの清掃をしたり。ニコンミュージアムも久しぶりに行ったなぁ。
そして夏休みを外して月末函館の実家に帰省したタイミングで祖母が100歳で亡くなりまして、そのままお葬式まで済ませてきました。

9月

ずっとNikonのZマウントレンズのロードマップに載りながら出てこなかった、待望のNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRがデビュー。当然予約購入。これにて、個人的にZマウントシステムでほとんどの撮影がこなせるようになりました。早速横田基地で撮影。これが望遠ズームとは思えないなかなかの画質でした。
家族で陸上自衛隊朝霞駐屯地りっくんランドでのUH-1Jヘリに体験搭乗したり、入居者がいないタイミングで栃木の自宅の草刈りをしたり。

10月

まだ記憶に新しい、木更津航空祭で初めての陸自V-22オスプレイの飛行展示。迫力がありました。そしてコロナ禍以来久しぶりのディズニーランド。
運動会は息子も小学生に上がって初めてでしたね。
東京モーターショーから東京モビリティショーへ名前を変えて開催されましたが、やっぱり主役は車でしたね。

11月

土浦駐屯地祭では雨でしたが、74式戦車最後の空砲発射を見たり、203mm自走榴弾砲もラストということで、見納めに行ってきました。2023年は70年代の様々な自衛隊装備品が退役していきます。
自衛隊音楽まつりも久しぶりのフル開催、抽選に当たってよかった~。12月の百里基地航空祭に向けて、久しぶりにローカル撮影。しかし、月末に息子と自分がインフルエンザに感染してしまいました…。

12月

本当は冬休みの課題にしようと思って、メーカー修理ができなくなった1 NIKKOR 10-30mmの絞り不具合修理を、部品が届いたのでついつい直してしまいました。どうせまた壊れるから(笑) 
待ちに待った百里基地航空祭は、初めて土曜日から参戦。が、雨に降られて、某駐車場にて何故かBBQが始まる(笑)。そこで駐車場の管理のお母さんが作ったお餅を焼いて食べたけど、これが人生で一番美味しいお餅でした。そして百里基地航空祭本番、優勝(違 見事に晴れて撮れ高も良かった。Nikon Z 9のブラックアウトフリーファインダは動き物が追いやすい!
そして連日話題にしているエアバンド受信用に買ったレシーバー、icom IC-R15。これのカスタマイズがこの冬休みの課題かな。


ということで、2023年はコロナ禍が明けて色々なイベントに参加できたり、趣味の機材で散財した挙げ句に、栃木の自宅のリフォームでも散財してしまったため、2024年はちょっとおとなしくしないと、子供も大きくなってきてお金がかかる歳になってきましたしね。

そんなこんなで、2023年もご覧いただきありがとうございました。こんなにジャンルがブレるブログもそうないでしょうけど、書きたいことを書きたいときにがコンセプトですので、興味のある記事があればお付き合いいただければと思います。
それでは良いお年を!

メモリ編集は簡単そう、スキャンも速いぞ! icom IC-R15

この冬休みはicom IC-R15で遊ぼうと思います。

icomは初めての購入ですが、STANDARD(YAESU) VR-160と比較すると、メニュー画面から選択していくというガラケースタイルなので、説明書がなくても概ね操作がわかるのがありがたいです。

操作性については、確実にVR-160より良い(多機能なのにボタンの組み合わせが多すぎて説明書見ないとわからない事が多い)ですが、スマホから周波数の設定など操作出来るIC-R30のほうがもっと使いやすいとの、両者を持っている方からの評価もありました。
また、テンキー付きの大型のレシーバーユーザーからも、ダイヤル操作だと慣れない、という話もあるようですが、私は直接周波数を入力するより、予めメモリーさせておくか、現場でスキャンのほうが多いので、その点はあまり心配はしていません。

レシーバー初心者にも嬉しいプリセットメモリ

プリセットメモリは、航空・船舶・鉄道・バス・特定省電力が予め入っています。もちろんダントツで多いのは航空ですね。主要空港・飛行場のプリセットが収録されています。
ただ、小さめの飛行場は、地域のその他にまとめられているか、入っていないものももちろんあります。
例えば関東だと調布飛行場ホンダエアポートのような規模の小さな飛行場は入っていないので、自分で入れる必要があります。

プログラピングソフトウェアCS-R15はあえて買わなくて良さそう

メモリの内容や本体の設定内容は、micorSDカードにバックアップ可能です。またmicroSDには画面キャプチャやカスタムのオープニング画像も入れることが可能です。
microSDカードをIC-R15でフォーマットすると、以下のようなフォルダも生成され、データが収録されます。

プリセットされたメモリーをカードに書き出してみました。CSV形式なので、Excelやその互換ソフトで表示可能です。
私はフリーのオフィススイートのLibreOfficeを使っていますが、こんな感じで表示可能です。

CSV形式のどこでセルを区切るか指定、デフォルトで問題なかったです
ここにプリセットを書き加える程度なら専用ソフトは不要かな

こんな感じで表示できました。これなら簡単に編集できそうですね。プログラピングソフトウェアCS-R15をあえて買う必要はなさそうです。MACユーザーの方はそもそも対応ソフトがないので、表計算ソフトでの編集となりますね。
必要に応じて行を増やして新しいグループや周波数などを書き加えれば良さそうです。

陸上自衛隊の駐屯地で使う周波数や、小規模飛行場の周波数も入れてみたいと思います。
必ず編集前にバックアップは取っておきましょう。

スキャンも速いぞ!

スキャンが遅かったVR-160ですが、元々スキャン速度の速さには定評のあるicom、IC-R15は自分にとって圧倒的速さにびっくりです。
メモリスキャンしてみましたが、こんな感じです。

30メモリ程度だとコンマ何秒でスキャンしてしまいます。これがVR-160だとこの3倍近く?かかる印象(あくまで印象ですが)なので、圧倒的に速いです。
そして2波同時にスキャンしても速いんです。すごいわ~。
バンドスキャンもしてみましたが、430MHz帯のアマチュア無線が簡単に拾えました。すごいな~。
これでデジタル波も受信できたら最高ですが、そうなるとIC-R30の領域ですね。R15のコンセプトは、R30からデジタル受信やGPS、スマホリンクなどを省いたものなので、あまり値段が高いと数が出なくなりますからね。R15のコンセプトとユーザーフレンドリー、価格帯はなかなか絶妙ですね。

さて、周波数のカスタマイズでもしますか。


それでもやっぱり専用ソフトが便利よね、という方は下のリンクからどうぞ。ただ、執筆時点で品切れが殆ですね。

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エアバンドユーザー待望のレシーバーicom IC-R15を買ってみた

戦闘機などの軍用機撮影に欠かせないエアバンドレシーバー。軍用機は基本、民間機のようにADS-B(放送型自動従属監視)という自機の位置と高度情報を発信しない(任務などの状況に応じて発信する場合もある)ため、撮影のためには無線による情報収集が不可欠です。
もちろん、エアバンド専用という売り出し方はしておらず、広帯域の受信可能なものをチョイスすることになります。
ちなみに、たまに無線を聞くことを違法のように言う人がいますが、受信だけなら免許は不要ですし、違法ではありません。航空無線はアナログ波で、誰でも聞くことが可能です。
ただし、聞いた内容を第三者に漏らすことは厳禁です。あくまで個人として楽しむためのものです。

エアバンド受信で人気なのは、icomのIC-R6で、定番中の定番ですね。
そもそも、無線機は一般に受信だけでなく、免許の有無問わず送信も可能なものが殆どなので、受信専用機(レシーバー)のラインナップは限られています。
その中でもハンディタイプ、となると、現在国内ブランドで新品で買えるものは、icomのIC-R6か、ややマニアックな上級者向けのALINCOのDJ-X100と限られてしまいます。
上級機のicom IC-R30は販売終了、Yamaroが使っているSTANDARD(YAESU)のVR-160も販売終了して後継機はありません。
如何に受信専用機の需要が少ないかが分かります。消防無線などもデジタルに移行し、アナログ無線は縮小傾向にあるため、仕方ないと言えば仕方ないのですが。

そんな中、IC-R30からデジタル波受信やGPSなど一部機能を省き、やや価格を安めに設定したのがIC-R15です。
今時の設計らしく、カラー液晶、IPX7防水、2波同時受信、microSDでの録音、Bluetooth内蔵、USB Type-C充電&PC接続が可能です。
最近、VR-160が受信時にノイズがが多く、そろそろ買い替え(買い増し)したいと思っていたので、ちょうどよいタイミングです。

バッテリ持ちはVR-160より悪くなりますが(スペック上はIC-R15の受信時間はVR-160の半分程度まで落ちる)、モバイルバッテリで充電できるので、むしろ実用上楽になりますね。

某無線ショップから予約開始メールが届いたので早速発注をしました。
そして、年末ギリギリに、初期ロット品がicomから出荷され、こうして入手することが出来ました。

icom IC-R15開封の儀

サイズは、これまでのVR-160が受信機の中でも最小のタイプだったので、比較するとこんなにサイズが違います。

これだけサイズが違うので、荷物を減らしたければVR-160、あれこれ受信したい場合はIC-R15となりそうです。。もちろん併用したいと思います。

最新機種らしく、プリセットされている周波数も多いですね。
もちろんカスタマイズ可能なので、不要な周波数を消したり、追加も可能。
カスタマイズの専用ソフトは早々に品切れになり、現時点では入手できていませんが(なぜダウンロード販売しないのだろう?)、CSV形式で編集可能ということで、Excelや互換ソフトで何とかなりそうな気もします。そのあたりは今後検証します。

カラー液晶はガラケー時代を思い出しますが、必要十分でしょう。なにより7セグ表示のみのR6と比べると、大きく世代違いを感じますね。
急速充電器は別売りですが、USB Type-Cがあるからまず必要ないでしょうね。
早速、COMET ANTENNAのロッドアンテナと組み合わせてみました。
とりあえず自宅や冬休み中のお出かけで色々試してみたいと思います。まずは充電しなくちゃ。ということで、色々試しつつ、この年末年始で記事にしたいと思います。

来年1月には入間航空祭もあるので、そこで真価を発揮すとるいいですね。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします