【百里基地】25/6/18の動画

戦闘機撮影はスチルメインですが、今やカメラの設定レバーひとつ切り替えるだけで動画がサクッと撮れてしまう時代です。
ちょっとお遊びでF-2戦闘機のタッチダウン動画を撮ってみました。

腕が、腕が痛いぜ! 5kg超えのAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRの手持ちで動画を撮るのは腕が死にますね(笑
三脚なし手持ち撮影なのでブレはご勘弁ください。
ミラーレスになって動画撮影もスチルと遜色ないAFが使えるようになったのはありがたいです。

同じ場所から5年前にはF-4EJ改ファントムIIのハイスピードタキシーをNikon D850で動画撮影していました。レンズは同じAF-S 600mmです。

こちらは動画撮影中の動体のコントラストAFはほぼ絶望的なカメラなので、MFで撮っています。
D850

D850もZ9も、望遠レンズかつ動体撮影だと、4K動画でのローリングシャッター歪みはそれなりに出ていますね。
そしてD850の動画も当時のカメラ(2017年発売)としてはなかなか画質は悪くないですね。

【豊島屋酒造】金婚 純米酒

以前豊島屋酒造の直売所でガチャガチャをした際に当てたお酒です。

飲みきりサイズの1合180mlの瓶、神棚なんかに上がっていたりしますね。豊島屋酒造と言えば、特約店限定の屋守(おくのかみ)が美味しいですが、ここの昔からの定番のお酒は金婚(きんこん)です。

シンプルなラベル、純米酒で精米歩合は65%と程よい削り。酒米は「こしいぶき」を使用しているそうです。
定番中の定番酒ですが、純米酒でも今ではお安い部類に入るお酒です。ありがたいですね。

火入れ酒で、ラベルに「ぬる燗でもどうぞ」とあるように、冷すより常温から温燗が良さそうですね。
まずは常温で。開栓すると、上立香はカラメル系を思わせる香ばしい甘みを感じます。口に含むと、口いっぱいに広がる酸味とややひねっぽい苦みに甘みが実によいです。これは下手に冷やすと味がボケてしまうかもしれません。常温のバランスがなかなか。フレッシュではないけど、どっしり感は少なめでやや軽やかな味わいです。
そして少し温めて、温燗で2杯め。うむ、これこれ、甘味と酸味の角が取れて、より膨らむ旨味、滑らかな味わい、これぞ定番の古き良き日本酒の味わいです。変なアルコール臭さは皆無ですね。やや濃い目の味の和食にもマッチします。例えば肉じゃがなんかとの合わせにピッタリと感じました。

こういうお酒がその辺の酒屋やスーパーマーケットで買えるのはありがたいことです。


ザ、定番酒です。これがちゃんと純米酒なのもよいですね。

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妻を病院に送り、子供たちと防災学習体験「そなエリア東京」に行ってきた

妻、再建手術のため入院です。子供たちと病院に送迎して、病院のお隣りにある「そなエリア東京」に子供たちが行きたいと言うので、行ってきました。

災害に対する対処法や、首都直下型地震が発生した際にどうすればよいか体験できる施設で、無料で入場可能です。
時代だけに、こういう場所ですら外国人観光客が多く、バスで乗り付けてきているのが時代を感じさせました。

当日予約で、タブレットを片手に首都直下型地震が発生した想定でどうすればよいか、クイズに回答しながら学べる施設です。
個人的には、東日本大震災を体験しているので、こういうのは結構心理的に来るものがありますね。

今日は娘が塾がない日だったので、久しぶりに子供ら2人とお出かけしたかな? 娘は今塾が忙しくて、こういう機会もだんだんなくなってきているので、貴重なお出かけでした。


こういう場所に来ると、備えあれば憂いなしという言葉が身にしみます。
実際東日本大震災のときは備蓄の食料で、しばらく買い物行かずに過ごせましたので。

【百里基地】25/6/18の記録

実に4ヶ月ぶりになってしまった百里基地のローカル撮影。
3月くらいから仕事が忙しくなってきて、微妙に休みを取りづらい状況でした。が、そろそろ気持ち的にも限界!ということで、グイッと休みをぶち込みまして行ってきました。

相変わらず3SQの朝は遅いですね。先に上がっていたのは入間基地所属のチェッカーさんこと飛行点検機のU-680A、サイテーションラチチュードが空港の各種設備の点検飛行を行っていました。

無線を聞いていると、「〇〇、-xxdBm」とか無線航法機器に対する評価試験を行っている様子で、色々な角度で進入しているようですね。

そしてやっと3SQが上がります。

ストレート上がりではなく捻ってくれてありがたし! 面白いことにベイパーが出る機体と出ない機体がありまして、近くでとっていたカメラマンの方曰く、飛ばし方で出る出ないがあるようです。バンク角とかフラップ、ラダーの使い方とかなんですかね? 素人なのでよくわからないですが。

そして降りてくるのを撮影、

560号機だけ、AAM-3のキャプティブ弾を装着。AAM-3もファントムが飛んでいたときはよく見ましたが、案外F-2で装着しているシーンは少ない気がします。後継のAAM-5はミサイルが長くなったので、F-2用にも専用ランチャーが必要なようですが、まだ3SQの機体で装着しているのは見たことがないですね。

午後はアラハン前から。

この時間、まだ6月なのに気温は33度くらいあったかな? 湿度も高くてきつかったです。
ギャラリーも2,3人と少なめ。ファントムラストの頃とはえらい差ですねw

スカイマークにチェッカーさんも。
チェッカーはこの日1日R/W03運用でしたが、反対側のR/W21からも進入してきました。もちろん無線航法機器点検のためですね。

チェッカーさんはランディングせずフライパスです。

そして2ndの降りは14時台。時折チェッカーさんがフライパスしていきつつ、F-2「マンモス」が降りてきます。

さてこの後どうしようか、時間的に中途半端なだなぁと思いつつ、せっかく出しということで3rdの上がりに期待します。ってことでポイントを移動。
そして15時半過ぎ、Egスタートしました。

久しぶりにAF-S 600mm f/4GとTC-14EIIIで850mm相当(1.4倍なら840mmじゃね?となりますが、この組み合わせでのExif上の焦点距離は850mmとなります)の手持ち撮影、いや正確に言うと静浜基地航空祭でも撮ったので久しぶりではないけど、ローカルの百里基地出とるのが久しぶりだと、やっぱりいつもの感覚を取り戻すのに時間がかかりますね。
もう少しマメに撮りに行きたいですね。

降りまで撮りたかったけど、時間的制約でここまでの撮影で切り上げました。
そのうちナイトも撮りたいなぁ。

UGREEN NASync SSDキャッシュドライブ破損でHDDが読めない事態、の解決編

UGREENのNASync DXP4800 Plusの読み出しキャッシュドライブのSSDが破損し、HDD自体が読めなくなってしまった件の解決編です。

UGREENのサポートにログを送付して解析結果を待つこと1週間、一向に連絡が来ません。
しびれを切らして「こちらの件の回答はまだいただけないでしょうか?」と連絡したところ、すぐに返答が来ました。

だそうです。

SSDキャッシュの削除が必要


サポートから来た連絡には、SSDのキャッシュを先に削除してくださいとのことです。

実はこの作業、もう自分で実施していました。というのも、すでにSSDは破損し認識できない状態にも関わらず、何故かSSDキャッシュとしては存在していることになっていて、なのに読み込みができないため、以上表示となっていました。

ストレージマネージャーの”ストレージ管理”から、”ストレージプールとスペース”のストレージプール1の右側の・・・をクリックすると「SSDキャッシュ管理」が表示されるので、クリックして開きます。
※以下の画像はSSD交換後のものです。

ストレージプールから「SSDキャッシュ管理」をクリック (画像は復旧後のものです)

すると、”操作”の下に「削除」が表示されるので、クリックします。

操作の下の「削除」をクリック

なお、削除には少し時間がかかります。

代替のSSDが必要です

この操作をしても、それだけでは残念ながらHDDは読み出せません。キャッシュドライブが無くなったのに、依然としてキャッシュ破損状態です。
実は、既に代替のSSDを購入していました。

サポートからのメールの一文に「SSDを復旧して、NASは復旧するか」があったように、実はこの復活の鍵はSSDの存在でした。
SSDの復旧と言っても、クラッシュしてしまったSSDを復旧させることは困難ですから、新しいSSDを取り付けてとの理解です。

そこで新しいSSDを取り付けました。
なんと、ただ取り付けただけでストレージプールが復活しました。HDDを初期化せずに済みました。

SSDをただ取り付けただけでストレージプールが復活

ちなみにその時点でSSDは本当に取り付けしただけで、キャッシュの割当すらしていません。

SSDはその後キャッシュドライブとして割当しました。

SSDキャッシュが破損しただけでHDDが読めなくなることに苦言を呈しました

UGREENのサポートには、SSDの取り付けでストレージプールが復活したこととともに、キャッシュドライブが破損しただけでHDD全体のストレージプールが読めなくなったことについて苦言を呈しました。本来キャッシュドライブは読み出し速度の改善をするものであり、本来のストレージデータに影響を及ぼすものではないからです。

これについても、すぐにUGREENのサポートから返答をいただきました。

やはりキャッシュ用のSSDが破損しただけでストレージプールが読み取れなくなるのはあってはならないこと、と認識していただけたようです。
今後改善されることに期待です。

やっぱり初物にはリスクがつきもの

UGREENのNASyncシリーズは、日本では2025年より展開していますが、中国やアメリカでは1年早く2024年辺りから展開しているようです。
NASは既に一般的に出回って20年近く経つものですが、新規参入組のUGREENにとってはまだまだ熟れていない商品であると思います。

今回は無事復旧出来ましたが、恐らく老舗メーカーのQNAPやSynologyといったメーカーであればこんな事は起きなかったであろうと想像します。
NAS自体は歴史がそれなりにあるとは言え、UGREENにとっては歴史の浅いもので、リスクが付きまとうのは仕方ないですね。

こうした点も踏まえて、NASの選定は行わなければならないなと改めて思いました。
ただ、サポートからの復旧手順連絡が遅かったこと以外、割とサポートのレスポンスは早く、このあたりは中国の最近の製品づくりの底力を感じました。
言語の違いも、今は翻訳ソフトの精度が大幅に向上したのも大きいですね。

今度もこうした何かがあったら、ブログに書きたいと思います。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Impression Type N 純米大吟醸原酒 無濾過直汲

まさかこんな貴重なお酒を昨年に引き続き、今年も買えるなんて(^^)

相変わらずかっこいい瓶だ…。そしてこれを普通に予約とか取り置き無しで買えるお店に感謝です。作(ZAKU)IMPRESSIONシリーズでも、Type Nは飲食店でもなかなか見かけないお酒なんですよね。
以前も書いたと思いますが、Type Nの由来は、作の雅乃智(みやびのとも)の中取りをベースとしていて恵乃智(めぐみのとも)のIMPRESSION版が既に「Type M」となっているため、この酒は中取りの「Type N」なんだそうです。
あと精米歩合が、他のIMPRESSIONシリーズが60%なのに対し、こちらは大吟醸で50%となっています。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Impression Type N 純米大吟醸原酒 無濾過直汲

作(ZAKU) は全て火入れ酒なので、火入れなのに生酒らしいフレッシュさを味わえるお酒、極微発泡で開栓注意となっていますが、実際にはちゃんと冷やした状態で開栓すれば吹き出すことはないです。ここは品質を安定させるために火入れにこだわっているだけあり、ロットによって発泡感が大きく変わることもありません。
酵母は自家酵母

ところで個人的な話ですが、若い頃は出張でよく鈴鹿に行っていたんですよ。で、清水清三郎商店って鈴鹿のどの辺りなんだろうと調べてみました。

あ、海に近いところなんですね。最寄り駅は近鉄名古屋線の伊勢若松かぁ。昔よく出張で行っていたのは、この先の白子駅が最寄りだったもので、もしあの時代に日本酒にハマっていたら、出張帰りに寄っていましたね。ただあの時代はまだそこまで有名ではなかったかな?

と話が脱線したところで、開栓しましょう。

よく冷やして慎重に開栓、ポンと音はしたけど、吹き出すまではないですね。注ぐと少しだけシュワシュワします。
上立香は仄かな吟醸香で、ことさら香り高いという感じではないです。口に含むと軽快な発泡感とともに、マスカットやライチの酸味甘味、そしてやっぱりどっしり感もそれなりにあります。IMPRESSIONシリーズ唯一の大吟醸ですが、決してよくある大吟醸のすっきり感ではなく、甘味と酸味に複雑味が実に絶妙に絡み合っています。フレッシュ感は他のIMPRESSIONシリーズよりは少なめ、もちろん火入れ酒としてはフレッシュ感はかなりある方ですよ。
このType Nについてはシリーズで最も大人びた味わいです。旨味がシリーズトップクラスにあるので、個人的には食後にアテもなくじっくり味わいたいお酒ですね。


四合瓶でちょっとお高いですが、特別なひとときに。

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入間基地ランウェイウォーク2025 フィルム編

GWに撮影して12枚撮りのフィルムのうち3枚ほど余っていて、せっかくならちゃんと撮影できる機会と思って1ヶ月程度撮影できないままでしたが、入間基地のランウェイウォークなら広いし撮影もじっくりできるのでは?ということでBRONICA S2を持ち込みました。

まずは残り3枚のモノクロで撮影。

このFOMAPAN profi line creative 200、カールしやすいといういかにも東欧フィルムっぽい感じですが、写りはコントラストも軟調でも硬調でもない中庸を行く感じですね。
ただ、ほんとカールまくっているのがスキャナのホルダに入れるのが大変でした。

そしてせっかくなのでFujichrome VELVIA 50(RVP50)でも撮影してみました。
が、この日SEKONICの古い露出計の調子が悪かったんですよね。針の動きが不安定なんですよね。バッテリはチェックボタンを押す限り問題なさそうでしたが。

なので最初の4枚は露出オーバーしてしまいました…。VELVIA 50はリバーサルでは比較的オーバーに強いんですけどね。

感覚的にも、いくらISO50の低感度フィルムとは言え、大丈夫かなと思いながら撮っていましたが、やっぱりそういう時の感って当たるんですね。フィルム撮影も少なくなって感が鈍ってきてはいたけど、やっぱり長年やっていると、ン?となるわけです。
露出計は、スマホアプリでもあったりしますが、スマホカメラの感度とフィルムって実際の感度が異なる場合もあるので、やっぱり専用が欲しいな。

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今使っているL-188の後継機ですね。というかこの商品は相当長くられています。もっともシンプルで扱いやすいです。
これでも2万円前後なので、なかなか手が出ないんですよね。でもいつかは買わないとです。

ここからは露出計が調子を取り戻したのか、割と良い感じの露出になっています。良かった~。
ただ接触不良っぽい挙動もあるので、そのうちメンテナンスはしなければと思います。

そしてやりたかった撮影はこういうのです。

晴れてよかったし、雲の感じもよいです。
R/W35からの風景を中判フィルムで撮る、こういう機会はこのランウェイウォークしかないと思いました。

来年もこのイベントが有るかわかりませんが、またフィルムで撮りたいなと思いました。


リバーサリフィルムももう気軽に撮れる時代ではなくなってしまいました。特に中判用の120は1本あたり5千円弱。12枚撮れるとすると、1枚あたりのコストは…現像代も1700円ですからトータルで…考えたくないですね。
期限切れフィルムが最近脚光を浴びているのもそうした値段事情からでしょうけど、期限切れだとまともには撮れません。それをあえて狙って撮るほどコストも安くないですからね。贅沢な趣味になってしまいましたね。

【栃木】2025年の旧石裂小学校とその周辺 モノクロ編

現像を頼んでいたフィルムを取りに行ったら、新人のお姉さんが可愛くて年甲斐もなくキュンと来てしまったおじさんです。
多分初めて外注で現像していたフィルムの受取だったのでしょうね、レジのやり方が分からなくて、店長を呼んでいました。

ってことで、早速フィルムをスキャンしてみました。

カメラはBRONICA S2、レンズは全てNIKKOR-O 50mm F2.8、フィルムはFOMAPAN profi line creative 200です。チェコ製のこのフィルム、東京でフィルムを扱っているカメラ点などでは割と手に入りやすいです。ISO200という一見中途半端な感度もまた良いですね。デジタルならNikon D300の標準感度だったりしました

なお、このとき同時にデジタルで撮影した写真はこちらです。

GWの写真ですが、たった12枚撮りのフィルムがなかなか終わらず、6月上旬に現像に出してきました。デジタルだと1日何千枚と撮ることもあるのに、フィルムだと余っちゃうのが不思議。そう、フィルム時代なんてのはバカスカ写真なんて撮らなかったんですよ。1日にフィルム10本なんてのはそれこそ航空祭くらいでした。それだって36枚撮りなので360コマ+アルファです。
デジタルになっても2000年代はまだメモリカード容量がそんなになかったので、1日何千枚撮ることもなく、せいぜい数百枚でしたが、それでフィルムと比べたらたくさん撮れるようになったなぁなんて思ったものです。

さて旧石裂小学校、フィルムで撮るのもまた楽しいものでしたが、仕上がってみると、もう少しカットを工夫したかったなぁと。

逆光だったので、ややコントラストの眠い絵になってしまったかな。フィルターを入れたほうが良かったな?

ここはイメージ通り。

やっぱり立体感を出して撮ったほうが面白い。

やっぱりスクエアの6X6判って良いな。
ここも次来る時に校舎が残っているかどうか。
重機が置かれているのが不穏ですが。

FOMAPAN 200、程よくコントラストは出るとの、そこそこな微粒子ですが、微粒子すぎないのも良い塩梅です。
撮影後のロールを留めるテープが雑だったり、現像後のフィルムのカールがひどいのが難点だけど、撮影結果は何度か使ったけど一番しっくり来るモノクロフィルム。
Fujifilmがモノクロフィルムの自社製造をやめてIRFORDのOEMになってしまった今、モノクロフィルムは色々遊びで試したいですね。


アフェリエイトリンクを貼っていてなんですが、通販で買うのはおすすめしません。高すぎます。でも地方だとなかなか買えないですね。

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EIZO ColorEdge CS2740修理から戻ってきました

電源不調で修理に出していたPCディスプレイ、EIZO ColorEdge CS2740が修理から戻ってきました。

PCの電源を入れると待機状態から復帰せず、電源のLEDランプが橙4回白1回の点滅をして表示されない状態になってしまっていたColorEdge。
主電源を切って入れ直すと表示できますが、明らかにこれはおかしいので修理に出すことに。
2020年12月に購入、メーカー5年保証があり、かつColorEdgeは修理中代替機を貸し出してくれるため、非常にありがたいですね。
高いだけあります。

5月末に修理を依頼し、先に代替機が届きました。修理する

ホント、5年保証はよいです。もっとも壊れなければいいのですが。
修理に出して2週間、修理完了で戻ってきました。

コントラスト問題なし。モアレはカメラとディスプレイの画素によるもの

修理解析報告書を見ると、「ご指摘の症状を確認しました」「メインユニットの故障によるものでした」とありメインユニット交換後に、画像検査、機能検査、絶縁耐力試験、接地回路抵抗試験、機構検査、打診試験、エージング常温4時間とあり、部品交換しましたハイおしまい、ではないのが流石です。
ちゃんと絶縁耐力試験、接地回路の抵抗試験をやっているのも素晴らしいです。
保証期間内なので無償修理でした。

4年半、使用時間は5379時間だそうです。EIZOのモニタは5年または稼働時間3万時間以内が保証対象とPC Watchの記事内にも書かれているように、一般的はホームユースの使い方で1日7時間使ったとして、3万時間に到達するのは12年後です。
ということで、このモニタもあと7年程度は使うことになるでしょう。液晶パネルは去年交換、そして今回メインユニットも交換したので実質新品(笑)、まだまだ長く使えそうです。

UGREEN NASyncの洗礼? SSDキャッシュドライブ破損でHDDが読めない事態に

UGREENのNASync DXP4800 Plusを導入してまだ2ヶ月経っていませんが、早速新参NASの洗礼を受けています。

キャッシュドライブのSSDがクラッシュ

NASync DXP4800 PlusはHDD4ベイに、M.2 SSDを最大2枚取り付け可能で、我が家ではとりあえず余っていたSSD1枚をキャッシュドライブとして使用していました。
が、ある日突然NAS自体のデータが全く読めなくなり、ストレージマネージャーを開いてみると…

なんと!「SSDキャッシュ1破損です!」と表示されています。早急に対処してください、だそうです。HDD自体は4台とも正常の表示です。

「ストレージ領域がマウントされていない」との表示

RAID5で構成している4つのHDDのストレージプールは正常との表示ですが、ストレージスペース1に警告と出ていて、「ストレージ領域がマウントされていない」と表示されています。
とりあえずSSDのクラッシュは明らかです。ということでキャッシュのSSDをストレージスペースから削除してみます。ストレージプール1の右側の「・・・」をクリックします。

SSDキャッシュ管理を開く

すると上のようなメニューが出てくるので、「SSDキャッシュ管理」をクリックします。

SSDキャッシュ管理でSSDのは損と表示されているので削除をクリックしてみたが…

ここで「操作」の下の「削除」をクリックしてみました。

上のような表示が出るのでOKをクリックしました。が…

「SSDキャッシュが破損しています」と表示されて振り出しに。うむむ、にっちもさっちも行かない。
HDDがクラッシュしたのなら、RAID5なのでHDDを交換すれば回復するし、4台のうち1台破損状態ではデータは守られます。なのにNASycnはSSDキャッシュが破損しただけでHDDすら見えない状態に。これではRAID5を組んでいる意味はないし、SSDのほうが破損リスクが高いのだから、もしこんなことがまた発生するなら却ってSSDキャッシュを作ることのほうがリスクになってしまいますね。読み出し専用のキャッシュドライブなのに。

メーカーサポートに確認中です

にっちもさっちも行かないので、NASのUGREENアカウントページからユーザーサポートに問い合わせしました。

テクニカルサポートに問い合わせ

対処方法について問い合わせ中。ログを送ってくれとのことなので、ログを送付し確認してもらっているところです。

システムの診断情報を作成して送付しました


サポートは文章のニュアンスから、どうも中国のUGREENで翻訳ソフトを使っているようです。これに限らないですが、NASのOS自体、中国語から直訳での翻訳したような文章がチラホラ見受けられます。
とにかくこの事象が解決できることを願いつつ、やはり新参者のNASはこういうところが洗練されていないなぁと思いました。
ログの作成もよくわからず、サポートに確認して作成しましたが、「ワンクリックで作成」をクリックすると、唐突にPCのフォルダ画面だけ出てきてファイル名も空白、そのまま「フォルダーの選択」をクリックしたらそこにログが生成されましたが、これじゃ何をやっているのかが全くわかりませんね。ここはサポートに改善を要求しました。

NAS事業をやめてしまったNETGEARのReadyNASは、こんなことなかったもんなぁ。メニューも違和感なかったですし、HDDのクラッシュなど重大警告はメール飛ばしてくれたし。
UGREENのNASyncはそういうところのインターフェイスの詰めが甘いですね。


【追記】解決編アップしました

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします